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2017-03-19

フランスでの「君の名は。

2月下旬パリ孤独出張おっさんに、冬の雨が冷たい。美術館巡りも飽きたので映画でも見るか、ということで言語がわかる「君の名は。」。調べるとミニシアター3箇所だけでしかやっていない。他に週1や月1の公開が何か所か。マジかよ、パリ都市圏1200万人に対して3か所かよ?いや、公開後2カ月経っているからこんなものか。まだやっているのが奇跡というべきか。海外XXXスクリーンで公開、というが実態毎日やっている館数は一部なのではないか、という気もする。

 

どのミニシアターもかなりのマニアック臭がする。一番近いのは10区の北東。10区か。。。パリ治安はあまりよろしくない。正確に言うと、普通場所悪い場所があるのだが、北と東は悪い。10区は悪いほうである。行くだけ行ってみるかと、これも評判の良くないRERに乗って移動。RERはパリ近郊の中距離列車である日本人観光客は、空港から市内までの移動でB線と、市内からベルサイユ宮殿までの移動でC線にお世話になるのだが、間接照明で社内は薄暗く、社内中にトイレ匂い漂っている。刃物で刻まれガラスや壁への落書きが痛々しい。日本から来た新婚さんが、最初に夢から覚めるのがこのRERである。とはい最近は新型車両へ交換が進み、新型の社内はキレイで、快適に利用できた。

目的地の映画館移民街の駅にある。地下鉄から上がってみると、何をしているのかよく分からない人たちが、歩道にわんさかいらっしゃる。手に何か持って売っていらっしゃる人、呼び込みをしていらっしゃる人、一番多いのは何もせず通り行く人を見ていらっしゃる人。東洋人はほぼいない。白人もかなり少ない。過去パリの激安ツアーではこういうところのホテルを使って安くあげていたらしいのだが、さすがにトラブルが多いので最近は減っているらしい。映画館自体は意外に普通で、ほかにもミニシアターをみかけたので映画館の街かもしれない。だが「三葉!」「瀧君!」とかそんなスイート映画を見た後に、このハードボイルドワンダーランドを通って帰るのも、おっさん寂寥感が増幅される気がして、3つのうちほかの映画館に行くことにした。

テロはあったものの、最近パリ体感治安はマシになってきている気がしており(おっさんは年に数回定期的に出張に来る)、日本大使館HPを見ると確かに日本人被害件数は減っている(観光客が減っただけの可能性もある)。一方で、こんな警戒情報も出ている。空港から市内に向かう渋滞中のタクシーの窓を割って乗客の膝の上からバッグを奪う。そんな荒っぽい強盗流行っている。日本人も1カ月の間に6件も被害に遭ったらしい。ここはリオデジャネイロか、ヨハネスブルグか、と頭がクラクラする事例である

さて、移動して来たのが南にある6区のミニシアター。6区はリュクサンブール公園など、日本人イメージするパリである。このミニシアターは面倒くさそうな意識高い系シアターの雰囲気白人フランス人しかいない。日本映画を上映しない限り日本人が来ることもないだろう。

俺「君の名はチケットくれ(英語)」店員吹き替えフランス語だけど大丈夫だよね?」俺「吹き替えマジで?」店員冗談、ごめん、字幕だよ」とのこと。フレンチジョークをかましてきやがる。100席程度の小スクリーンはいえほぼ満席。両側に客がいる状況である。両方とも可愛い20代女子であるしまった、さっき一風堂餃子とマー油(焦がしニンニク油)入りラーメン食ったばかりだ、などと緊張する。絵にかいたようなおっさんである。客層は俺以外全員が白人フランス人若者老人からファミリーまで。片側の女子が後半ボロ泣き。隣の彼氏が慰めながら、俺の隣で濃厚なキスをかましてやがる。クソが(嫉妬文化)。逆側の女子もすすり泣きだったので刺さりは良い模様。エンドロール誰も立たず。イギリスでは残る人がほとんどいなかったので、文化差なのか、満足度差なのか、たまたまなのかよく分からない。

さらに続いて南の14区、モンパルナス近くのミニシアターへ。完全に住宅地の中にポツンとあるライブハウスミニシアターで、区民会館のような立地である。ところで、どんだけ暇なんだ俺。ここも100席程度で、レイトの割に入りは良く6割くらい。またもや俺以外全員白人フランス人レイトショーなのに小学生くらいの子供がいる。ありなのか?夜更かしするこういう悪い子が、地下鉄強盗するパリ青年ギャングになっていくのか(違う)。あっという間に上映終了。終了後の会話に熱があり(フランス語なので内容はまったくわからないけど)、こちらも観客の満足度は高そうであった。

Allocineというフランス語映画サイトがある。映画館もコレで探したのだが、観客レビューで「君の名は。」はなんと歴代4位。

http://www.allocine.fr/film/meilleurs/

レビュー数が少ないから高めに出てはいるのだろうが、上から順に、フォレストガンプハクソー・リッジグリーンマイル君の名は。ジャンゴシンドラーのリストであるフランス語サイトなので、日本人アジア人投票としているとかではあるまい。興行収入はたいして上がっていないようだが、評価はかなり高いようであるサイト上このまま記録として残っていくのか、と調べてみると、100位以内におおかみこどもの雨と雪とか、かぐや姫が出てくる。このまま残っていくようである。若干大丈夫なのか、という気がしなくもない。

英語圏IMDbでもレーティング8.7であり、IMDbは最低25000レビューないと歴代ランキングに乗らないらしいので対象外だが、8.7を歴代ランキングに照らすとこれも12位-18位相である。同じ8.7はフォレストガンプロードオブザリングマトリックスなど。現在22000レビューなので今後歴代に入ってくる可能性はある(ただし歴代に乗るときレビューの重みづけアルゴリズムが発動して、レーティングが変わるようである。)。

http://www.imdb.com/title/tt5311514/?ref_=fn_al_tt_1

アニメ好きを中心とした少数レビューゆえの点数ではあるのだろうが、それにしても高評価である日本映画は、欧米展開時の配給が弱かったり、マーケティングがあまりなかったり、スクリーンミニシアターや隔日ばかりだったりと、ポケモンドラゴンボールなど確立されたキャラクターを除いては、欧米興行収入を上げるにはまだまだ厳しい条件が多いのだろうが、このように高評価作品が続いていけば、道は徐々に広がっていくのではないかと思う。

2017-03-18

現代モダニズム建築モダニズム(風)建築である

元々、モダニズム建築ってのは、機能主義合理主義を追求して、無駄な装飾を排して、最新の素材を使うという試みだった。

コンクリート打ちっ放しの壁や、大きなガラス張りの窓がそれだ。

しかし、現代ではコンクリート打ちっ放しよりも断熱性の高い工法や、壁面に汚れがつきにくい素材が開発されている。

そうして、より機能的で、より現代における合理性に適合した建築ができるのに、未だに20世紀のようなモダニズム建築がまかり通っている。

しかし、現代モダニズム建築は、モダニズム根底に流れる思想無視した、モダニズム(風)建築である

このような似非モダニズム建築家を持ち上げるのはそろそろやめにしてもらいたい。

安藤忠雄とか。

2017-03-11

ガラスの壁

男の俺から見た一般論なんだけど、

女性人生について「ガラス天井」ってよく言われてて、要するに能力があっても出世できないということなんだけど、一方で、男性にはない多様性女性生き方にはあるとも女性自身から聞く。これはつまり、上には行けないが横方向には広がっていけるということなのではないか。「横方向」だから多様性がありつつも連帯ということが成り立つ。



これに対して男性は、女性のような「ガラス天井」はないものの「ガラスの壁」があるために横へは行けず、社会的には上昇するか堕ちていくしかなく、言い換えれば移動方向が上下しかないってことだから、結果として連帯ではなく競争序列になってしまう。だから女性と比べたら生き方多様性がなくなってしまうのではないか



とか考えてみて、自分の生きづらさをガラス隠喩表現するとこんな感じだが、まあ要するに、社内政治とかすごいやだなー、とか最近思ったもので、どんな小さな組織でも人が集まれ政治が発生してしまうのは驚くばかりだ。

というわけで、人間は嫌いじゃないけど人間の集まりは苦手だな、と自分についての発見があったので記録したかった。

あと、10とか20とか年上の女性からもてることがほぼ確定した。なぜだろう。

2017-03-10

本郷のMitteが好きだった話

好きだったというより好きなままだけれど、好きなことは少しも過去にはならないけれど、たまには思い出話をしよう。

本郷三丁目交差点の沿いにMitteというお店がある。私はそこが好きだった。頻繁に通ったとは言い難いけれど、お金をきっちり落とす優秀なパトロンだとは言い難いけれど、それでも私はそのお店が好きだった。そのお店は今日が店仕舞いの日だった。だからたまには思い出話をしよう。

もとより古い文具とかそういうものが好きなのだけれど、Mitteのことは他のどこの古い文具を扱うお店よりも好きだった。

どんなに外が寒い日でもお店の中が温められていて好きだった。色々なものが所狭しと並んでいて、ただ眺めるのでなくかきわけるように探していいものを見つけるのが好きだった。それで何かを買おうとするとお店の人が話しかけていろいろ教えてくれるのも好きだった。

私は街中の服屋や電気屋なんかで話しかけられるのは全然きじゃないけど、Mitteでお店の人の話を聞くのは好きだった。ものを一つ買うにも、そのものが経てきた色々な経路とか歴史がある。私は古いもの固有のそういう遍歴が濃ゆいところが好きなのかもしれない。ものにまつわる話を教えてもらって、共有して、そのお話ものを連れて帰るような、いつもそんな気持ちでお会計をしていた。

買うのでなく連れて帰るのだった、というのが分かってもらえるだろうか。いいものを延々と時間を掛けて選び抜いて、抱える掌の熱で生温かくなってしまったようなのをレジに持っていったとき、お店の人がいいものとの別れを名残惜しむように値付けをしてくれるのが好きだった。

値付けもふつう古文具の相場に比べてずっと良心的だった。本当にそんな額面でよいのか疑いたくなるくらいだった。なんでもかんでも安いことが素晴らしいと礼讃する気にはなれないが、良心的だったことは間違いのないことだ。

それからこれはとても個人的な話で、これから述べることがMitteを訪れた全ての人へのもてなしだったとは少しも思わないが、私はお店の人が紅茶コーヒーお菓子を出してもてなしてくれることも好きだった。その場所長居して構わないような気分になるのだった。何時間長居をして結局買うのはほんの千円だとか数千円が関の山なのだが、それでも居心地良く何時間でも吟味をさせてもらえるような場所は、世界広しに古雑貨屋多しといえど、私個人としては、ここ以外には無いと思う。

Mitteはお客さんで混み合うことが少なかった。採算がとれるか否かでいえば勿論悪いことだが、自分勝手なことを述べるのがもし許されるなら、私は自分以外のお客さんがいないMitteでひたすらものを選ぶのが好きだった。

混み合っているようなのはどうも落ち着かなくて苦手だ。繊細なものばかり並んでいる棚の前を人間が往来するのは落ち着かないものだ。その点あの場所はとてもいい場所だったのだ。それで前述のとおりもてなしまでいただくと、ああ自分の部屋もこんな風だったら素晴らしいのにな!と思わずはいられないほど素敵だった。

Mitteはいものがどうしてと思うくらいに取り残されている不思議場所だった。東独の宇宙豆本なんかあまりにも素晴らしいもの一目惚れだったが、私よりかは宇宙好きな人の元に渡った方がよかろうと思い、一度見送って、数ヶ月後まだあって、まだ見送って、それから数ヶ月後の三度目にようやく、こんなに可愛いものを誰もまだ迎えないなら、私がさらって行ってしまおうと思ったものだった。さらわれた豆本は私の狭い部屋の狭い古文具入れの中に収まっている。少し運命が違えば東独博物館ガラスケース入り豆本の仲間だったかもしれないのに、豆本も数奇な運命を辿っているものだ。

それでも私は冒頭に書いたように、自身が優秀なパトロンになれなかったことを悔いている。続いて欲しいものお金を落とすことの重要さを今までもわかっていたつもりだったが、それでもやはり手を尽くせなかったように思われる。行きたい場所や欲しいものは、それがある内に大切にしなければならない。

重ねて書いておくが、お茶お茶菓子などの応対についてはされた人もされなかった人もいると思うが、そのことで何人たりともお店に文句を言うようなことはあってはいけない。私以上のもてなしをされた素晴らしいパトロンだって居るであろうし、私はそのことを悪いと全く思わない。逆に初めてそこを訪れた人などは相対的に落としたお金が少ないのであるから、もてなしのないこともあるであろう。もてなしは無償ではないし当たり前のものでもない。それが普通だなんて少しも思わない。それらは身に余るような優しさだったと今も思っている。食べ物は消えてしまうが、もてなしを受けたことは消えないので良い。

私は、そして私を含む古文収集家や古雑貨好みの人々はみな、永遠などないことを知っている。東独もソヴィエトもも現代にはないものだ。それでも自らが通った場所現代でなく過去になることは、どうしてこんなに厳しい気持ちになるのだろう。もう終わったもの過去のもの、二度と戻れないものにこんなにも執着し心惹かれながら、自らにとって現代と思われたものが同様になるのをどうしてこんなに悲しく感じるのだろう。

Mitteには現代の品物も置いてあったことを分かった上で述べるが、古文趣味や古雑貨趣味というのは、大きく括ってしまうと、使い終わったもの、行き場をなくしたものに、また新しい行き先を見つけていく趣味なのだと思っている。あの場所から幾多のものの新しい行き先を見出した私は、私たちは、私たち自身の行き場をひとつなくして、一体次はどこへ行くのだろうか。

それでも次の行き先をまたひとつ、そのうち見つけられるのだろう。そうやって集めた行き先の中にまだ何らかの形でMitteがあることを、私は知っている。だからなんてことはない。これは別れの挨拶でもなんでもなくただの思い出話だ。またね。

2017-03-07

安心してください、東南海が来るまでですよ。

私は日本大好きですがこれはどうかと思う。(BBCあいさつ)


神戸と違って、いつまでも被災地なんだろうなぁ。70年たっても戦後とか言ってるのと同じように

the48the48のコメント 2017/03/06 15:35

http://b.hatena.ne.jp/entry/325623993/comment/the48


16.7メートル津波は、ちょうどこの高さ―― ヤフーが出した防災広告に絶賛の声 - ねとらぼ

http://b.hatena.ne.jp/entry/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1703/06/news092.html


東京銀座ソニービルヤフー防災啓発広告を出した。

この記事への衝撃のファーストブクッマでいきなり被災地ガーと言われて、ガツンと頭を殴られた思いがあります

これじゃあ150万円おごりおごられでいじめではなく電気消したのに光らないとバカにされるのも世間では本音なんだろうな、と。

もう東日本大震災から6年も経ちますもんね。

「もはや戦後ではない」(1956年)、終戦から11年。NY9.11を克服したと言われた[要出展]『クローバーフィールド』(2008年)は7年。

短いようで長かった6年、楽しかった運動会小学生卒業しますわ。


被災地増田からちょうど広告で取り上げられている大船渡市現在を報告しますと。

2011年4月小学校入学した子が卒業間際の今年度(2016年)はじめて校庭を使うことができた(校庭に仮設住宅があり使用できなかった)。

災害公営住宅が全戸完成し、市内の仮設住宅が今年度末で全て撤去になる。

仮設商店街が借地期限を迎え取り壊しになる中、土地整備が終わった地区に本設の商店街施設を鋭意建設中。

JR大船渡線鉄路での復旧は諦めてバス専用路線BRTになり数年経過。

防潮堤工事は一部で完成したもの継続中。

こういった状況です。

当初から10単位での復興計画でしたが、広域の災害のため建築土木の資材とマンパワーが足りず、時間がかかるようです。

コンクリから人への流れで建設会社廃業が進み人手が減っていたタイミングだったのもあります

瓦礫で埋まった道路最初に掘り出してくれたのはショベルカー持ってた地元土建屋さんなので、

年度末で道路掘り返してんじゃねーぞ、とイライラする事も最近は少なくなりました。


復興へのご支援には大変感謝しています

義援金支援物資ボランティアはもちろん、直接的な支援をされていなくても、公共工事被災者支援などには税金が使われており

それはすなわち国民血税でありますから国民の皆さんに足を向けては寝られません。太平洋に足を向けています

海外から支援も多く、市役所車両とか三陸鉄道車両とか、○○国の支援と表示されています

復興工事の方や、公務員応援職員も全国から継続的に来ていただいています

神戸の「希望の灯り」は分灯されて隣市、奇跡の一本松陸前高田市にともされています

直接、間接のご支援本当にありがとうございます

衰退地域である三陸沿岸への税金投入のコスパについては自分でも疑問に思う面はあるのですが、それはそれとして。

まりはこれからもどうかよろしくね。


岩手県大船渡市震災時を紹介しますと。

ここより下は家を建てるな、の碑がある吉浜地域

かもめの玉子」さいとう製菓専務ビデオカメラ回して発災時の事務所から高台に逃げて街が飲まれるまでを撮った映像

https://www.youtube.com/watch?v=jbvBsgoEAe0

チリ地震津波もあったので大丈夫です、再建しましょう。の旅館経営おじいさん。

といったもの全国的には有名でしょうか。

震災映像個人証言NHKのものがまとまっています

東日本大震災アーカイブス

http://www9.nhk.or.jp/311shogen/

あの日あの時 アーカイブス

http://www.nhk.or.jp/morioka/archives/anohiArchives.html

NHK仙台局の津田アナ自身被災して「被災地からの声」(東北地域放送)のキャスターを努めています

岩手局に一時居て今は東京あたりに行った魚住アナ浅野温子の息子。支援物資で貰ったレンズ豆は火が通りやすく美味しいけど、

レンズの形だからレンズ豆じゃなくて、レンズ豆が先にありレンズ豆型だからガラスレンズレンズという名になったんですって。(豆知識

(br)

結論としては、避難場所とそこまでの経路を確認しましょう。防災用品を確認しましょう。

9月防災の日と合わせて半年に1度、非常食点検試食補充をしましょう。

重い水Amazonで注文、アレンジ料理クックパッドで調べてね。そんじゃーね

2017-03-03

恋人の日

職場女性片思いをして3年ほどになる。

向こうはマーケティング部、こちらはIT部。IT部っていっても、主な仕事社員が使うPCのメンテナンス。「何もしてないのに動かなくなった」って言うから見に行ったら明らかにエロサイト経由で感染したトロイの木馬がいっぱい入ってたりしてたりとか、まあろくなメンテナンスでないのは確かだ。

正直非コミュ気味だし、顔にも特徴がないらしい。数年働いているのに会社警備員には不審者扱いされるし、毎日焼きそばを食べてる食堂のおばちゃんにも客扱いされてなかった。久しぶりにFacebookにきた同級生のお誘いはマルチ商法勧誘で、なんだかよくわからない化粧品を山ほど買わされたりもしている。

そんな中、IT部以外で唯一名前を覚えてもらったのが彼女だった。名札ぶら下げてるから読み上げられただけなんだけどね。それでもこんな扱いばかりの毎日にはけっこうな潤いだったんだ。

職場ガラス張りで、自分の机から彼女の机はよく見通せる。ネットラジオ聞いたり、Farmvilleでこっそり遊んだりしているのを黙認したりしているうちにすっかり好きになった。寿司が好きで、ハマチも好物だが特にウニ軍艦巻きに目がないとか、興奮しすぎるのが嫌でインスタントコーヒーは倍に薄めて飲むとか、どうでも良いけどなんか人のなりがわかりそうな話も聞いた。

そんな彼女社長不倫関係にあると知ったのが半年前。マーケティング部の別のPCメンテしている時に噂話を聞いてしまった。打ち合わせと称して週に何度も社長と2人きりで社外に出ているとか。先日あった忘年会コスプレも見る人にはそれとわかるペアルックだったらしい。部内では公然の秘密だったらしいのだけど、社内に友達がいない自分には知る由もなかった。

まあ社内不倫とかしている社長だけど、食品ビジネスに関する能力はすごい。今年度はほぼ過去最高レベルの売上達成ってことで、お祝いに社員ほぼ全員で社員旅行に行くことになった。行き先は北海道。そう言えば彼女も「雪まつりを見たい」って言ってたなと思い出して、ああこれ不倫旅行の一環かとちょっと気になったけど、自分も雪は見たかったし全部会社持ちだし、ってんで断ることなく同行した。

本当に社長はチャラい。さり気なく彼女のそばにいて「魔法を使えるんだ!」とか言って、オルゴール館の前にある汽笛を鳴らしてみせる。あの汽笛、定時に鳴るやつだから、それに合わせてカウントダウンしてるだけなんだけどね。それを疑うことなく喜んでみせる彼女もどうかと思うんだけど、でも「そのうち結婚しようね」とか言ってるのを聞いて喜んでいるのを聞いた時には、ああ僕もその話が本当になる魔法が使えたらと思ったんだ。経験なしに30越えてるから自分魔法使いになってるはずなんだけどね。

泊まったのはキロロだったかキララだったか。そこでスキーをしようと上司ゲレンデに出たら、なんかオシャレな鐘があった。上司によると「あの鐘を鳴らすと恋がかなう」とかで女性に人気らしい。「お前も鳴らしてみろよ、嫁が出来るぞ」とか言われたけど余計なお世話だ。余計なお世話だけど言われてしまえば気になる。なんとなく「彼女と1日だけでいいかデート出来ますように」とか思って鐘を鳴らしてしまった。

翌日は雪まつり。ここで事件発生。社長の奥さんと子供が突然合流したんだ。なんでも取り掛かっていた仕事が早めに終わったんだとか。社長があれだけ稼いでるのに共働きってのもスゴイけど、あれ社長不倫に薄々気がついて釘を差しに来たんじゃないかな。彼女は察して、頭痛を口実に雪まつり行くのをやめた。その日のカニ食べ放題夕食も社長婦人マーケティング部の席に座って第2子妊娠を高らかに宣言したりしてた。空気を読まないふりをして僕は彼女の席に座ったんだけど、あれ僕の代わりに端の方に座った彼女にも聞こえていたよな。

翌日、買い物と家族サービスを口実に社長は全くの別行動になった。僕らは僕らで別のところにいく予定だったのだけど、彼女が部屋から出てこない。心配だったので僕もホテルに残ったら、スキー装備の彼女が出てきた。そのままリフトで頂上まで上がっていって、追いかけたけどどうにもスキーの苦手な自分ではすぐに見失ってしまった。彼女スキーは不得意だったのにね。

夕方になっても帰ってこないので、僕はレスキューに捜索依頼をかけた。緊急事態ということでけっこう大事になって、彼女はなんとか夜中に山の奥の方で見つかった。救急搬送されたはされたけど、特に体に異常はなかった。体にってところが問題で、目が覚めたら自分がなんで北海道にいるのかわからなくなっていた。医者によると「一過性全健忘」というらしい。治療方法はないけれども、放っておけば1日かそこらで治るとも聞いた。

めでたく即日退院とはなったものの、4年前より新しい記憶のない彼女片思いの僕の記憶はない。ありがたいのは自分不倫していて自殺未遂したって記憶もないことで、そこで例の鐘が鳴るのが聞こえた。僕は「僕が君の恋人だ」「僕は社長だ」「社員旅行の延長で2人別行動してる」って嘘をついた。ひどい嘘だ。信じない彼女に僕は「君の胸の下にはアザがある」とまで言ってしまった。これは本当だ。本当だけど別に恋人同士だから見たわけじゃない。例のコスプレ忘年会の時に彼女衣装が一瞬はだけた時に見えただけだ。ここまでしらを切るのはものすごいストレスで、トイレで胃の中のものを全部吐いてしまったけど、それでも彼女は信用しなかった。そりゃそうだ。3年付き合っているというのに2ショット写真1枚ない。彼女によれば僕の顔はタイプじゃないらしい。彼女iPhoneが寒さその他のショックで起動しなかったのは幸いだったけど、僕のスマホ実家電話をかけて母親確認していた。社長名前だけは母親に言っていたらしくて、それで一応僕は彼女恋人だってことになった。

僕は彼女スキー行方不明になる前にやぶり捨てた「北海道旅行で行きたいところ」リストを持っている。気乗りのしない彼女をなんとか誘って、まずは小樽寿司屋に連れて行った。ネット掲示板でも話題の隠れ家的名店だ。ウニハマチのCセットを頼んでお腹がいっぱいになるころには彼女も少し気分が変わって、リストのところに日帰り旅行することになった。

登別地獄谷、猿の温泉、そして函館函館山ロープウェイで登って、レンガ倉庫。なんとか昼過ぎにまでこなして、札幌に戻ろうとしたところでまたトラブルが発生した。吹雪電車が止まったのだ。その日は雪まつり最終日でもあった。夜までに札幌に戻れなければ、雪まつりは見られなくなる。彼女は「来年また見に来ればいい」と言っているけど、僕には来年はないのだ。願いが通じたのかどうかは分からないが、数時間遅れでなんとか電車は復旧して、少し夜は遅くなったが札幌にはたどり着けた。

北海道旅行でやりたいことがもう1つあった。フチ子さん集めだ。彼女はフチ子さんの雪姿バージョンが好きで集めていた。あと1つ、シークレットだけを残して全て集めていて、最後の1つをこの北海道旅行にかけていた。社長は「ガチャごと買い占めればいいじゃん」とか言ってたけど、そういうものじゃないってことは僕にもわかる。あちこちにあるガチャを回して、やっと見つけたシークレットはメガネをかけた雪だるまを抱きしめるフチ子さんだった。「この雪だるま、君に似てるね」とか言われたけど彼女はフチ子さんよりキレイだと思った。思ったけどそういうのを言えないのが僕の悪いところだ。

雪まつりを堪能して、ホテルに戻った。チャペルに忍び込んで告白したり、部屋に戻ってなんというかそういう雰囲気になってキスしたところで我に返った。僕は本当の恋人じゃないのだ。「だって恋人同士だからそういうところも見てるんでしょ」という彼女真相を語った。彼女激怒した。それ以上の言い訳も聞こうとせず、窓から僕の荷物を投げ捨てられて僕は部屋から追い出された。

からぶちまけられた荷物の雪を払って片付けているところに、彼女がやってきた。復活したiPhoneにあった「社長」に電話したら、社長一家団欒のまっ最中だったというのだ。彼女だって記憶喪失だがバカじゃない。自分がどういう恋愛をしていたか悟ったんだ。そしてあの「事故」が、本当の事故ではないことまで理解してしまった。

彼女は「あの家庭は私には壊せない」と言った。僕らは立場こそ違え、叶うはずのない恋をしていた同士だったわけだ。ただ、明日になって記憶が戻ったら、逆に僕のことは忘れてしまうだろう。社長が翻意すれば、離婚して一緒になれるかもしれない。そのことを考えて話したら彼女は「あとでそれを見れば思い出せるはず」と、二人の自撮り動画撮影した。「こちらのほうが真実の恋」とか言われたのは恥ずかしかったが嬉しかった。

彼女が眠り込んだあとでその動画は消した。翌日空港に行くバスに乗ったが、案の定彼女は僕に気が付かなかった。大通公園雪像重機で壊されている最中だった。旅行から戻ってから会社には辞表をだした。上司は「お前がいないと仕事が回らない」と引き止めてくれたが、もうこの会社はいられないと思ったんだ。

2017-02-22

管理者養成学校が続いている理由と仕組みを卒業生説明する

サラリーマン幹部養成学校の一日が刑務所と変わらない→実際に行った人たちが続出 - Togetterまとめ - https://togetter.com/li/1083373

▼Q:なんでこんなものが続いているのか

ビジネスモデル確立してるからです。

ここの母体は「社員教育研究所」という会社で、ビジネスマナー等の半日研修セミナーをメインにおこなってます。昔いた会社では、正社員は全員ここの半日研修を受けることになっていました。管理者養成学校に行くのは管理職新卒社員だけでした。

半日研修は、意外にもいたって普通の内容です。笑顔の耐えない講師の人が当たり障りのないビジネスマナーを教えてくれます半日話を聞いて仕事サボれてラッキー、くらいの感覚で受けました。しか講師笑顔にだまされてはいけません。それはただの仮面です。ここの講師は全員管理者養成学校教師を兼ねてます。いつでも怒鳴り声があげられるのを、セールス向けに意図的にゆるーくゆるーく振る舞ってるのです。

この、セミナーの使い分けがポイントです。管理者養成学校卒業生は一部が完全に洗脳されます。よしんば洗脳されなくても、管理職的な視点から後述の「一定の効果」を認めるひとは少なくありません。そのため、「管理者養成学校いかせるまでもない(行かせたくない)けど、多少学んでほしいことがある」と考えた管理職は、このゆるーい半日研修採用するのです。つまり

「ここの卒業生管理職になった企業管理職になる」

→「この企業運営する半日研修セミナー社員を受けさせる」

(→「一部の社員合宿セミナーへ参加させる」)

というサイクルが発生しています。飴と鞭に近いものを感じるというか、よくできています。多分なくなりません。

▼Q:「一定の効果」ってなに?

トップダウン式の企業における「上から命令には迅速かつ忠実にしたがう」という感覚を身に付けることです。

命令に従わなかったり、勝手判断で動く社員はどの企業にも一定数発生します。それを許容する文化もあれば、「上から命令絶対に守る/言われてないことは絶対にしてはいけない」という文化もあるでしょう。そして、例えば急成長して組織構造確立していない大企業のような「企業風土はまだ根づいてないけど、上としては絞めるところをしっかり絞めたい」という意識が働きやす企業は、荒療治であっても命令絶対服従の社員を育てたいと思うではないか…というのが私の予想です。

他にも「承認体験を与える」「ブレインウォッシュしたあとにある種の価値観を植えつける」とかもありますがこれも後述します。

▼Q:実際にはなにやるの?

意味のないことをやります

本当です。たとえば、「駅前に立ち、大声で歌を歌う」「歌で審査員を感動させる」「動きを激しくアレンジしたラジオ体操を覚える」「行動力基本動作10ヶ条を暗記する」といった課題を与えられます。それらがすべて合格にならないと補講が発生し、強制的宿泊数が一日延びます。そんなことをわたしは7泊8日で怒鳴られながらおこないました。

この「意味がない」というのは実はとても効果的です。そもそも、入校初日先生から

「ここで教えることに意味はない。大声を出そうが、歌が歌えようが、仕事はできるようにならない。だけど、ここは研修練習の場だ。練習でできないことが、本番でできるわけがない。ここでの訓練を通じて、社会人としての一挙手一投足を学んでほしい」

とか言われます。そしたら「意味がないじゃん」という反論意味をなさなくなりますしかも、「意味はない」けど「歌で審査員を感動させる」ために歌う歌が

要領とごまかしで 長い坂はゆけない

仕事場は戦いの場 半端ではない

やる気になって汗を流せど 力なき悲しさ

いつかみじめな自分を見るだろう

年をとってほぞを噛むなら いまやるがいい

君よ知るか仕事ができて、人生幸せ

ひらけゆく青空の大きさはどうだ

しなやかな若竹にできないということはない

なんて歌詞なんです。

ここが恐ろしい、そして本当にすごいところで、教師意味提示しないので、自分で考えるしかないんです。

意味がない」からこそ、「自分意味内面化する」。このための仕組みが管理者養成学校はとにかく高度に作られています。たとえば、大声で歌を歌うとどうなるか。脳が酸欠になり、思考力が低下します。どれだけ歌っても鬼の形相の教師が怒鳴ってきます。何度も審査に落ち限界限界を重ねて大声で、精一杯気持ちをこめたあと、教師が満面の笑みで「合格!」って言って抱き締めてくるんですよね。このとき承認された感覚半端ないです。涙がボロボロますし、ボロボロ泣くのは気持ちいいです。承認体験は人を盲目します。

なお、こういった方法論は一般的にbrainwashingと呼ばれているはずです。そういった仕組みを利用しているのは軍隊カルトの二つが一般的ですね。

▼Q:嫌じゃなかった?

→嫌だと考える時間と余裕があらゆる点で排除されています

ポイントは「秒単位の余裕すらない規律」「徹底した団体行動」「常に見られていること」「でも絶妙息抜き」の4つです。合宿中は一日を5時起床/22時30分消灯で行動します。自由時間はこのうち合計3時間ほどありますが、単独行動禁止です。研修グループでおこなうので、一人だけ休む、一人だけ練習するなどは禁じられています。本当の意味での自由時間は、起床と就寝のための30分くらいです。それらは布団の出し入れと着替えでつぶれます

なお、行動と行動の間に1分でも空き時間があれば、なにか練習しないといけません。寝泊まりと訓練をする部屋は一面ガラス張り、かつ消灯時以外はカーテンを閉めるのを禁じられています教師は常に見回りをしており、なにもしていなかったら怒られますあなた方はパノプティコンをご存じでしょうか。

見られているのは教師だけではありません。同じグループのひとや、違うグループのひとも同じです。学校では実に細かなルールが設定されています。「部屋を出入りするときは『失礼します』とおじぎをしてから出入りする」「移動時には常に小走り」「椅子から立ち上がるときには椅子を必ず机の奥まで入れる」等々。そして、「ルールを破った人がいれば他のひとが注意する」「注意されたら『ありがとう』と返す」等々。ここでは生徒もまた監視している存在なのです。

しかし、ガッチガチでありながら、休憩時間ビールタバコを嗜むことは許されています絶妙です。縛るところは縛りつつ、一握りの自由を与えます。また、グループ内でのコミュニケーション促進にもなります

▼Q:みんなこんなルールを守るの?

→守ります意味がないルールでも、ここでは規律内面化されるからです。

一番面白かったのは、「風呂に入る前には、風呂場の上に書かれている『風呂に入るときは、1:頭からお湯を二杯かぶる 2:頭を二分洗う 3:お湯を三杯かぶる 4:水を一杯かぶる 5:体を五分洗う ...』の規則を必ず読み上げてから入る」でした。みんな読み上げるし、書かれている「体を洗う順番」を守ります。本当に。風呂息抜きの場ではありません。厳密には、「息抜きをしつつも、規律規則として必ず守る」という感覚が四六時中植えつけられます

▼Q:あなたは何を学んだの?

ラジオ体操でぶっ倒れるとか、40キロ歩いて本当に立ち上がれなくなるとか、あとは四六時中怒鳴られたときに何度も発生したミスがあるとか、そういった点での「私自身の体力的・精神限界を知れた」ということは結果的によかったかなと思います

また、『1984年』の二重思考ってこういうことなのかと体感しました。承認体験が重なるにつれて、「規律めんどくさい!」が「規律を守ることは楽しい!」に刷り変わっていく感覚は絵も知れぬものがありました。訓練の最後には「この学校は最高だ!!」って本気で思ってました。でも「学校を補講なしで卒業し、一日でも早く出たいから全力で試験合格しようとする」んです。

矛盾してるでしょう?でもそれを可能にするのが管理者養成学校なのです。

▼Q:管理者養成学校さないと

→同感ですがつぶれないと思います洗脳されてるひと結構ますし、この「洗脳されてる」が「『個人人格』とは別の『社会人としての規範人格』を学ぶ」と錯覚してるひとは多いです。私も、管理職立場になったら部下に行かせない保証はないなと思います

▼Q:おまえは既に洗脳されてる

洗脳っていうのは「こんなの絶対おかしいよ!」って理屈理解していても「わー!たーのしー!すごーい!」と思ってしまうから洗脳なのです。

2017-02-21

デレマスの一部のアイドルモブキャラと呼ぶ事とかアイドル活躍

デレマスモブキャラと聞いて誰を想像するか?

卯月や凜を想像する人はまずいない。ただそこから先の基準は人によってかなり違う。モブキャラの扱いをしてしまう人も色んな人がいて、例えばままゆ(デレマス内ではそこそこ知名度がそこそこあるはずのキャラ)を自分の知る知らないの曖昧基準モブキャラの扱いをしてしまう人もいれば、ボイスの付いていないキャラモブキャラという明確な基準モブキャラとしてしまう人もいる。

デレステから入ったプロデューサーがあまり知名度のなく、レアリティの低いアイドルモブキャラと呼んでしまい、反感を買うこともある。しかし、これはデレマスをこれから知ろうとしている人たちに対してその事を糾弾するのは厳しいと感じる。また、プレイしたことはないからあまり詳しくないけど、ある別のゲームでは主要なアイドルを強化する為にモブアイドルがいるみたいだし、その影響からモブと呼んでしまう人もいるそうだ。そんな背景があるなら、そのような立ち位置にいるアイドルモブと呼んでしまう事はある種、慣習なのかもしれない。それでも、デレマスコンテンツに触れ続ける内に、デレマスにはモブキャラはいないという事にだんだん気づいてくれたら良いなと思う。

今回のイベントポジパに新曲が付いたけど、どうしてポジパなのかみたいな発言があってちょっと気になった。期待していた人も多かったと思うのに。

まだ真珠色のドレスガラスの靴もないシンデレラ活躍の機会がない事は悲しいけど、他のシンデレラを憎んで貶める事は魔法使い役割じゃないと思うし、他のアイドル活躍の機会でも喜んであげてば良いのにな。その活躍サービスの存続に繋がって、結果的自分担当しているアイドル活躍の場を生み出す事になると思うんだけど。

2017-02-16

図書館に行ったらお持ち帰りされた話

少し前の出来事になる。



僕は自宅で勉強ができなかった。

昇進に必要試験のため、勉強しなくてはならないのだが、どうしてもテレビPCスマホに気を取られ捗らないのだ。

幸い、近くの図書館自習スペースがあるので、少し前から休日はそこに通いつめていた。

休憩中に色々な本を読むことができるのも良かった。



思い返せば、大学受験の頃もこうして図書館自習室勉強に励んでいたものだった。

から、人の目がないと集中できないタイプだった。

今の僕は、あの頃の自分が思い描いていたような人物になることができているのだろうか…。そう考えると、いっそう勉強に身が入るのだった。



しかし、僕の仕事結構忙しく、その上休日は全て試験勉強に充てていたため、しばらく体が休まるときがなかった。

少し睡眠不足になっていて、ぼうっとすることが増えていた。

そうでなければ、あの日図書館に行った帰り道であん事態に巻き込まれることはなかったのだろうと今になって思う。



***



その日の夜、閉館の音楽が流れるのを耳にすると、僕は参考書ノートを鞄にしまって立ち上がりエレベータへと向かった。

図書館はある建物の高層階に位置しているので、出入りにはエレベータを用いなければならなかった)

図書館で思い思いの時を過ごしていた僕を含む老若男女が狭い箱に押し込まれ、地上で吐き出された。

外は当然ながら真っ暗だった。街の明かりが疲れ目に染みて、僕はあくびをかみ殺した。

その時だ。後ろから声をかけられたのは。



「なんだ、来てたんですね。声をかけてくれれば良かったのに」

最初、その言葉が僕にかけられた言葉だとは気が付かなかった。何しろ、知らない女性の声だったから。

ちょっとちょっと、聞いてます?」

肩を叩かれてびっくりして、僕はその人を慌てて振り返った。

誰だ?

まったく見たことがない女だった。年は多分大学生くらい。長い黒髪が色白の肌に映えている、地味な雰囲気の女だった。

僕があっけにとられていると、彼女ちょっと笑って僕の手をちょっと握って、駅まで一緒に帰りませんかと言った。

意味がわからなかった。一体何が起こっているのだろう。

彼女は僕のことを知っている、でも僕は彼女のことを知らない。まったく知らない。

もしかして、僕らのどちらかが若年性の痴呆症だったりするのだろうか?脳が疲れていて、頭がうまく回らなかった。



風邪引いてますか?ちょっと声が変じゃないですか?」「お腹すきましたね」「ちょっと痩せました?ちゃんと食べてますか?」

など、女がときどき投げかけてくる質問に生返事を返しながら歩いている間に駅についた。

「帰りは反対方向だから、ここでお別れですね」彼女は言った。

僕は、あの図書館から徒歩10分の場所に住んでいる。電車は使っていないのだ。

けれどもなんとなくの流れで一緒に改札を通ってしまった。

そればかりか、反対のホームに向かうため、図書館を出たときからずっと握っていた手を名残惜しそうに離して小さくバイバイをした彼女

少し淋しそうではかなく見えたから、僕は踵を返してまた彼女の手を握り、同じ方向に向かう電車に乗ってしまった。

僕は何をやっているのだろう?

明日仕事休みなんですか?」嬉しさで口元が緩んでいるのを隠し切れないらしい彼女が僕に聞いてきた。

今日土曜日明日日曜日から、それは間違いなく真実で、だから黙って頷いた。

行ったことのない方面へ向かう電車、窓の外を流れる見慣れない景色、そして横には知らない女。

何もかも非現実的だった。

ガラスに映る僕達二人の姿を眺めながら、多分これは夢だろうなと僕はその時初めて思い当たった。

そう考えれば何もおかしいことはないし、どうせならこの状況をとことん楽しんでやろうと思った。女は地味だが笑うと可愛かったし。

そういうわけで、彼女アパートに到着してドアを閉めるとすぐに押し倒して、そのまま彼女が気絶するまで滅茶苦茶セックスしまくった。

その女は着やせするタイプのようで、ものすごくエロい体をしていた。

気持ちよかった。



次の日の朝、女の悲鳴で目が覚めた。

目を開けるとあの女が居たが、昨日とはちょっと違っていた。けっこう度が入った眼鏡をかけていた。

あなた誰なんですか」怯えた顔をしていた。

「それはこっちの質問だ。君こそ誰なんだよ」僕は言った。「僕の手を握って家まで連れてきたのは君じゃないか

彼女は混乱していたので(僕もだが)、落ち着くのを待ってから昨日の話をした。

とても驚いて、青ざめた顔をしていた。



事の顛末はこうだ。

彼女には昔付き合っていた年上の男がいて、別れた後もしばしば連絡を取り合っていたが、最近は途絶えがちになっていたそうだ。

その男彼女はかつて、図書館に来てお互い自分用事を済ませ、帰りにデートしたりしていたらしい。

彼女はまだ、その男のことが好きで、それでそいつ便利屋扱いされていたようだ(色々な意味で)。

写真を見せてもらったら、なるほど、その男は背格好や顔立ちがなんとなく僕に似ていた)

前の日(つまり僕がお持ち帰りされた日)、彼女は目が痛くてトイレコンタクトを外し、その際にうっかり水で流してしまったが、後は帰るだけだしと裸眼で過ごしていたらしい。

それで、僕とその男とを見間違ったのだった。



事情がわかると、彼女は半裸のまま、色んな液体がカピカピになったものを体にこびりつけたまま、土下座して僕に謝った。

「そんなに謝ることないよ、僕がちゃんと言わなかったから悪いんだ。ちょっとぼうっとしてて訳がわからないまま来ちゃったのはこっちだし、それに…」

「それに?」彼女は、擦り付けていた頭を上げ、黙ってしまった僕に尋ねた。

何でもない、と僕は言った。何を言おうとしていたんだろう。そうして、彼女をじっと見つめている自分に気が付いた。

僕は眼鏡をかけている女の子が大好きなのだった。



***



それから何となく一緒にお茶を飲んだりごはんを食べたりするようになり(もちろんセックスはなし)、

彼女社会人だった)と僕はなんと出身大学学部も同じ、好きな本が同じ、食べ物趣味が合う、などが判明した。

一緒にいると心地よくて、割と可愛くて、何よりあの夜のことが衝撃的だったので

つのまにか好きになっていた。

あんなことをしておいて可笑しいかもしれないが、二人とも奥手だったため、

初めて出会ってから正式に付き合うまでに一年間の時間を要した(もちろんその間セックスはなし)。



図書館に通っていただけで、彼女もでき、それから試験でそれなりに良いスコアもとれて無事に昇進できた。

たまにはこんなすごい幸運もあるのだなと思った。



このことを思い出して書こうと思ったのは、彼女本棚からアルバムが出てきたからだ。

彼女はその時、夕飯の買い物に出ていて、僕は好奇心からついそれを見てしまった。

前に付き合っていたというあの男の写真も混ざっていた。処分し忘れたのだろう。

久々に見ると、僕に本当によく似ていた。

それらの写真は七葉あり、彼女が前に見せてくれたものを除き、なぜか全て少し離れたところから撮られていて、ほとんどが横顔だった。

そのいくつかの写真の中で、彼は僕が持っているのと同じシャツを着ていた。



似た雰囲気の男は、持ち物の趣味も似てくるのだろうか。

なかなか興味深いとは思いませんか?

2017-02-14

1人で初ラブホテルに行った

 初めてラブホテルに行った。ただし1人で。理由興味本位。聞いた話では、ラブホ内装の豪華さや部屋の広さはビジネスホテルの比ではなく素晴らしいという。しか価格ビジネスホテルとさほど変わらず、宿泊せず日帰りなら「休憩」という扱いでさらに安くなる。豪華で安いとは、それだけで興味を惹かれるではないか。そんな素敵な施設たちが、どれも性行為のために建てられているというのもまた興味をそそる。では実際に行ってみようと思ったわけだ。(恋人を作って2人で行ったほうが楽しかろうということは承知しているが、恋するアテがないので1人だ。)

 まず地元ラブホ検索してみたが、どれも市街地から離れていて微妙に行きづらい場所にある。車があれば簡単なのだが、そのためには親の車を借りねばならない。行き先を親に尋ねられては面倒だから、やっぱりバスで行こう。早速バスに乗り、30分くらいして降りた。それからラブホまで1km以上歩く。遠い。これ、せっせと歩くのが私だけだから良いけど、もし恋人を連れていたらきっと文句を言われるんじゃないかラブホの一部屋のためだけに、何もない山道を進むデートプランなんて無理がある気がするぞ。地方住みの人間にとって車は大事だとよく聞かされるが、その理由の1つがデートか、と納得した。

 しばらく歩いて目的地に到着した。いざホテル看板を前にすると羞恥心が出る。いやしかしここは山道だし、人通りは極めて少ない。今は誰も見てないから、さあ入ってしまおう。18禁マークが描かれたドアをえいと開けた。中は薄暗く静かで、フロントにすら人影がない。営業時間外か?いや営業しているはずだ。私のスマホの画面によると、○○号室と××号室は今現在使用なのだから。(ホテルのWebページで、何号室が利用中かをリアルタイム確認できるのだ。「今この部屋で誰かが性交してます」という情報一般公開するシステムが真面目に運用されていると思うと、何だか笑ってしまう。)さてフロント付近には、ボタンの付いた大きいパネルがある。これが噂に聞いた部屋選択パネルか。よさそうな部屋を選び、ボタンを押す。するとパネル上の部屋を示すライトが消える。…それだけ?特に音は出ず、案内もなく、これで本当に入室手続きが出来たのか不安になる。私よ安心しろ、事前に調べたとおりだ、と自分に言い聞かせる。ボタンを押し、部屋に行くだけ。フロント係が姿を見せないホテルも珍しくないと聞いたではないかパネルライトが消えたのは、部屋の状態が空室から利用中に変わったということだろう。緊張しながら部屋に向かう。急な階段を登り、角を曲がると、目的の部屋のドアが見える。ドアの上のランプがちかちかと点滅しているのは「ここに入室してください」のサインらしい。しかし人の気配がないのが不気味だ。暗く狭い廊下で、誰一人見かけない、誰の話し声もしない。時々遠くからドンッと重い音が聞こえるが、何の音か判別できない。防音性能が良すぎるゆえの不気味さか。点滅するランプだけが唯一の歓迎の証だ。これを信じてドアを開ける。いざ入室。

 入室すると靴を脱ぐ場所があり、そのすぐ前にまたドアがある。二重扉、防音は安心できそうだ。2つ目のドアを開け、部屋を目にした瞬間に驚いた。広い、そしてオシャレだ。同価格帯のビジネスホテル2部屋分はあろうかという広さ、2人どころか3人は悠々と座れそうなフカフカソファガラス製のモダンテーブル、でかいテレビ、控えめに流れるイージーリスニングのBGM、マッサージチェアウォーターサーバーまで。照明の雰囲気もとても良い。部屋の数の多さ、広さのために照明は沢山あるが、どれも暖色系の色合いで統一されている。照明自体に飾りがあったり、間接照明を多用していたりと、部屋の上質さを演出するために様々な工夫がされていることがわかる。部屋のデザインは豪華だが落ち着いていて、いやらしくないどころか上品さすら感じる。さて目立たない場所自動精算機がある。これは部屋の鍵と連動していて、一度部屋に入ると精算機にお金を投入するまで出られないと聞いている。玄関のドアを確認すると、確かに開かない。不払いを防ぐ見事なシステムだ。それから風呂場も見てみようと重い、別のドアを開けるとまた驚いた。そこは風呂場ではない、脱衣所だ。顔を洗う用の蛇口と鏡、その横に大量のアメニティが並んでいる。タオル歯ブラシは当たり前として、マウスウォッシュ化粧品が5種類、整髪料が2種類、ローションなどなど。これ全種類使っていいのか…豪華だ。この部屋からトイレ風呂場に繋がっている。バストイレ別だ。風呂場も広い。ビジネスホテル風呂場3つ分くらいの広さはありそうだ。(こんなに広い空間を何に使うのか疑問だ。マットプレイをするにしても、もっと狭い場所で良さそうなものだが。)さてメインの部屋に戻って、周りを見渡してみる。一見すると上品な部屋でも、よく見ると性行為に関連するグッズがたくさん置いてあることが分かる。ベッド脇にはコンドーム、大きなジュエリーボックスのような箱の中には電気マッサージ機があり、テレビ台の中の自動販売機にはピンクローター、ローション、バイブ、まむしドリンクなどが売られている。洒落テーブルの上にあるファイルは、グッズのレンタルの案内だ。コスプレ衣装やマットプレイ用品などを借りることができる。レンタルは1つまで無料…って本当に?安すぎるのでは?しかし1人でコスプレをする気分ではない。他にはアロマディフューザーレンタル…これは私でも楽しめそうだ。せっかく無料から頼んでみよう。ベッド脇の受話器を取り、フロントコール相手はおばさんの声だ。

 「はいフロントです。」「アロマお願いします。」「お持ちします。少々お待ち下さい。」

 この声を聞いて、ようやくホテルスタッフ人間であることを理解した。今までスタッフの気配を全く感じなかったから、自立型ロボット運営していると言われても信じてしまうくらいだった。しばらくすると部屋のチャイムが鳴った。玄関のドアは開かないはずだが…向こうから入ってこないということは、こっちから開けろということか。試してみると、ドアは普通に開いた。目の前にはサービスワゴンと、そこに乗ったアロマディフューザーしかスタッフの姿が見えず、声もしない。ラブホスタッフは客との接触を最小限にしていると聞いてはいたが、まさか物品の受け渡し時ですら姿を隠すとは。恐らくスタッフは客の気を散らさないよう、柱の影に隠れているのだろう。私は廊下の暗がりに向かって「ありがとうございまーす」と声を掛けながら、ディフューザーを手にとってドアを閉めた。しばらくするとガチャンと音がした。ドアがまた施錠されたみたいだ。うーん、まるでサービスワゴンがひとりでに動いて来たみたいだ。やっぱりロボットなのでは…?

 アロマを試してみると、普通に良い香りだ。でも機械の音が大きいから、性交時には使いにくいような気がする。

 レンタルの次に気になるのは、やはり電マだろう。実物を手に取ったことはないから、どのようなものなのか興味が湧く。ベッド脇に置いてある大げさな箱を開けてそれを手に取る。意外と重い。形はよく見るタイプ(見るといっても液晶や紙の中でだが)で、細長い取っ手とテニスボール大の先端部からなる。コンセント差しダイアルを回す。これがあの振動か。先端部を握ると手が痺れるほどの強さだ。さらにダイアルを回すと電マはけたたましい音を上げ、最大の強さにするとかつてないブルブルが私の手を襲った。先端部を握った手は重いパンチを受けたかのように力が抜け、強く握っていられない。これほど強烈だとは…どうりで有名グッズになるわけだ。ところで、電マの箱には注意書きが書いてある。「使用時はおもちゃゴムを付けてください。」そのようなゴムがあるとは知らなかった。よく見ると箱のそばにはゴムらしきものがある。製品名は「トイラップ」と書かれている。「コンドームではありません」という表示のとおり、普通スキンよりも分厚くて固い感触をしているが形状はコンドームと同じだ。説明書きによると、このゴムを内側から指で広げて電マの先端部にかぶせるらしい。なるほど面白いせっかくだから使い方を覚えていくことにしよう。さっそく試してみるが難しい。コンドームを広げてテニスボールにかぶせるような動作といえば難しさが伝わるだろうか。すんなりとは輪っかが広がらず、無理に装着しようとしたら摩擦で破れてしまった。

 しまった。もう一度挑戦したいが、そのためにはフロント電話して替えのゴムを持ってきてもらわないといけない。これをお願いするのはかなり恥ずかしいが、それでも好奇心のほうが上だ。新しいアイテムの使い方を知りたい。意を決して受話器を取った。若い男性の声が電話に応答した。

 「はいフロントです。」「トイラップ?っていうやつの、替えを持ってきてもらえませんか。」「トイラッ"ク"?えーっと…」「いえ、トイラッ"プ"を…」「トイラップ…?ですか?」

 おかしい、相手に伝わっていない。電マにかぶせるやつだと言えば一発で伝わるだろうが、電マなんて恥ずかしくて言いたくないぞ。

 「試そうとしたら破れちゃったんで、新しいのを持ってきてほしいんですけど」 「破れ… ああ!あれですね。あの、で、でん…、電…」

 お前が恥ずかしがってどうする。スパッと言ってくれないと、こっちまで恥ずかしくなってしまう。とはいえ、「でん」の2文字があれば意思疎通ができたことは分かる。

 「そう、それです。」「分かりました、お持ちします。」ガチャリ。

 思わずベッドに突っ伏した。想定よりも恥ずかしい会話になってしまった。お互いが「電マ」と言えないのに、電マに関することを伝えなければいけなかった。とはいえ、これでもう一度あのアイテムに挑戦できる。しばらく待機すると、またチャイムが鳴った。玄関のドアを開けると、やはり人がいない。目の前のサービスワゴンには小さなゴムけがちょんと乗っている。奇妙な光景だが、人がいなくてよかった。もしこれを人から手渡されたら、さらなる羞恥を味わうところだった。「どうもー」と言いながらゴムを取り、ドアを閉めた。しばらくしてまた鍵を閉める音がした。

 

 さて再トライだ。トイラップをかぶせる前によく広げるのがコツなのだろう。ちょっとした試行錯誤の末、装着に成功した。これで電マの先端部はカバーされ、局部に当たる部分が衛生に使えるようになった。しかし取っ手の部分まではカバーされない。ここにも他人の愛液なり精液なりが付くと思うのだが…まあ見た目には汚れはなく、ベタベタするわけでもないので衛生問題はさほど気にならない。ただ潔癖症の人は使用を嫌がるかもしれない。とにかく、これでようやくトイラップに関する私の好奇心は満たされた。

 

 さて、まだ部屋にはアイテムがある。部屋の隅、目立たない場所にある額縁の中には「命を守るために。売上の一部は日本赤十字社寄付されます。」カップルで命を作るついでに命を守る…面白いシャレだ。ベッド脇の分厚いファイルの中にはコミュニケーションノートがある。過去にこの部屋に宿泊した客が、思いの丈を書き記したノートだ。見るとただのノートではない。情事を書き記すために作られた記入欄がある。例えば「今日の想いに○をつけよう。彼女記入欄: 今日望むプレイは? ハードに・やさしく・ちょっとだけ・さわらないで  彼氏記入欄: 今日は何回がんばる? 彼女の望むだけ・3回・1回・もう帰る」といった生々しい質問がズラリ。そこに律儀に回答している沢山の恋人たち…。1人で冷静に部屋を観察している私と、熱々なノートの温度差が心にしみる。「好きすぎてやばい」「素敵なデート」「愛してくれてありがとう」 愛の記述パレードラブホテルが人々の幸せに大きく貢献していることが分かった。どうぞお幸せに。

 次はテレビでも点けよう。このホテルにはVODがない。(ネット口コミレビューが言うに、「今時ラブホでVODがないなんてありえない」らしいが。)見れるのは地上波といくつかの有料放送。BS、CS、アダルトチャンネルが3局など。しかし興味を惹かれる番組はない。食事を頼んで映画を見ながらまったり、といった楽しみ方はまた別の機会にしよう。

 

 さて色々部屋を観察していたら、いつの間にか2時間を過ぎてしまった。料金プランの休憩2時間コースは超過し、代わりに休憩5時間コース適用されるはずだ。5時間コースで今帰宅するのは勿体無い。もう2時間くらいは部屋にいよう。しかし何をしようか。食事も頼めるみたいだが、お腹は空いてない。とりあえずベッドに潜り、ダラダラとスマホを見た。うーん、他に楽しいことがあるような気がする。周りを見渡すと、私のそばに電マが横たわっている。そういえば先程のゴムの挑戦のあと、ベッドの上に放り投げたのだった。2回も挑戦した甲斐があって、先端部はしっかりとカバーされている。私はしばしそれを眺めた。さて。ベッド、私、電マが、飾り付き照明に照らされている。私はおもむろにそれを手に取る。ここから割愛

 結局、休憩5時間コースを目一杯に利用してしまった。シャワーを浴び、服と荷物を整え、精算機に対面する。想定通りの料金になっているだろうか。何かの間違いで宿泊料金になっていたらどうしようか、と緊張する。「精算」ボタンを押して表示された金額は、よかった、想定通りだ。千円札を何枚かガーッと吸い込ませると、玄関のドアが解錠される音がした。さあ帰宅しよう。

 

 「帰路」の案内に従って進むルートは、入室時とは別になっていた。他の客とすれ違わないようにするために、別の廊下を準備するとは驚きだ。出口の扉を開けると、入った所とは違う場所に出た。もうすっかり夜だ。公道に出た私を待っていたのは、闇だった。そういえば忘れていたが、この山道には街灯がない。目を凝らさなければ道路が見えないほどの闇の中、バス停まで1km以上歩かなければならない。ああ、これが2人デートじゃなくてよかった。恋人にこんな怖い道を歩かせていたら、興ざめなことこの上ない。このリア充界では車があるのが当たり前で、徒歩での移動は想定されていないわけだ。私は世のカップル達との温度差を感じながら、闇の中をせっせと歩いた。

 

 バスに乗り安心したところで、今日の出来事を振り返った。美しい場所だった。内装の美しさ、性の美しさ、人と会わずサービス提供する奥ゆかしさ。そのような場所に初めて足を運んだのは大きな冒険だったが、次は気軽な気持ちで利用してみたいと思った。旅行時にコスパの良いホテルとして使えるし、コミケに参加した後で薄い本に没頭したい時にはうってつけの場所だ。設備があるホテルなら、映画食事カラオケでダラダラするのも良い。きっと1人でも、様々な使い方ができるはずだ。さあ、今日は新しい経験をした。このことは詳しく日記に残そう。私は帰宅して間もなくパソコンに向かい、この文章を書き始めたのだった。

2017-02-10

マルチなのか?その②:お高い美顔器

Aちゃんに連れられて、とあるビルの中にあるラウンジなるところへ連れて行かれた。

担当の方はとても落ち着いたにこやかな方で、好印象だった。

どうやらここでは化粧品販売している模様。

そこで、肌のことなどいろいろ聞かれる。

そして肌の仕組み、こちらオリジナル美顔器を紹介される。

………30万!!!

ちらりとAちゃんを見ると、「機能を考えると安いくらいだよ、一生モノから」と。

えっと…テクノロジーは日々進化して行く時代、きっと美容業界進化しているはず。

大きなくくりは家電なのに、一生モノって…

ちなみにAちゃんは10年ほど前に購入したそうだ。

つの時代テクノロジーを使って作られたかからないけど、時代遅れ美顔器なのか?

軽く混乱しつつ、一応すごーい的な感じを装う。

そして「ではお手入れしましょうか」ってことで、洗顔してから個室ブースのようなところへ案内される。

そこには家庭用プリンターのようなどっしりした機械があり、観音開きのような感じで開くと、棒状の機械などが入っている。

中央からチーマーが出てきて、それを浴びながら、スタッフさんがガラス管のようなもので私の頰を撫でる。

あとは化粧水をつけて、おしまい

この美顔器を使って日々3分のお手入れを続けると、徐々に美肌になるらしい。

そしてメイクをしてもらい、お手入れ終了。

確かに美顔器を使う前よりも肌がもっちりした気がする。

あと、私の肌は敏感肌から毛穴洗浄はまだできないそうな。

ちなみにAちゃんも体験の時には毛穴洗浄できず、肌の調子が整ってからしばらくして自分美顔器でできたそうな。

…それ、初めに言ってよね。

そして美顔器の種類など聞いて、この日は終了。

最後美顔器を買うかどうか聞かれたので、検討すると返事。

即断るのもねぇ。

時計を見たら2時間経ってました。

Aちゃんは帰る道中も熱く語ってくれ、それに一応乗っかっておいた。

疑問と言うか、感じたり思ったこと。

スタッフの方はにこやかで前向きで朗らかなのに、スタッフ間でガン無視したり、険悪な感じがあったりした。

そんなことはつゆ知らず、他のスタッフの方に挨拶したら露骨無視された。

しかしたら派閥かチームがあるのだろうか?

② Aちゃんは常に私の側にして、私を誉めちぎり、美顔器を褒めちぎり、会話にちょいちょい美顔器を購入する利点を挟んでくる。

それにスタッフさんが乗って、まことしやかに美顔器正義的なトークを繰り広げる。

こんなトークに引っかかる人がいるんだろうか。

③ なぜだかわからないけど、各種化粧品は魅力を感じた。

2017-02-08

教育困難校勤務の国語教員から(2/9追記)

以下の文章は、次年度いっぱい、つまり2018年3月で辞めようとしている方に向けて書いたものです。心身ともに変調を来して、すぐにでも辞めたいと言っている方を引き留めたものではありません。

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http://anond.hatelabo.jp/20170207224412

わかる。わかる。私も罵詈雑言を浴びせられていた。画鋲を投げられた。割れガラスも撒かれた。

でもまだ教員を続けている。

それは少しずつうまくやるコツを身につけてきたから。

年を重ねるだけで楽になることがたくさんあるから大丈夫。これから毎年楽になる。

以下にコツのようなものをあげていく。

学習に関すること

・「なぜ学ぶのか」説得力のある説明を頻繁にする

これは教員の年齢やキャラクターによって説得力が違うので、自分に合った言葉真摯に探そう。響く子がいないと適切な言葉選びとは言えないが響かなくてもそういうものかと思わせることができるから、心の底から思っている信念のようなものをしつこく言おう。

・教えるポイントをしぼる

社会人として必須事項、親になった時に必要事柄、将来の教養入試基礎事項など教える目的を細分化し、そのクラスや生徒に合わせて優先事項から教えていく。

簡単テストから始める

例 ページにある漢字10個ずつテストなど

多くの範囲から抜粋する形式テストはやめる。勉強したものは全部出るテストにしたほうが取り組む意欲が芽生え、正答率が高くなり、次の学習モチベーションが湧く。一度良い点数を取ると落としたくないと生徒は思うもの

定期試験範囲は具体的に配点まで提示する

1つ上と合わせて、「傍線部の漢字が全部出て15点!」などとと言うとなお良し。

定期試験問題はなるべく減らす

難易度を工夫して問題数を減らす。とにかく採点のしやすさを重視して作問しよう。採点しやすテストでも学力的に問題なかった。テストはたった1日のことだから、日々の授業の工夫のほうが重要だった。

□生徒との関係について

個別信頼関係の構築を図る

クラス全体として良好な関係を作ることはあきらめ、1人ひとりと良い関係を作ることに努めよう。

具体的にはまず変化に気付くこと。髪形、持ち物、顔色、傷、など目についたことを口に出そう。ほめなくても良い。「髪切った」、「いつもと違う」、「手の傷どうしたの?」で充分。

次に生徒の手に渡るもの、目につくものは大切に扱おう。回収した小テストの類いも折り目がつかないように、汚れがつかないように。その行動が、自分は大切にされているという気持ちにつながる。

最後に、生徒に対して日常的に感謝謝罪を口にすることも大事。対等な立場にいることを実感させる。

・生徒との約束事は必ず守る

上記と似ているけれど、大事ポイント

例え無くしたプリントをもう一度渡すといった約束だったとしても大事にする。「渡すの遅くなってごめんね」など。

あなたとの約束大事=あなた大事というメッセージにつながる。さら大人として約束を守る姿勢を見せることにつながる。

・年齢は言わない

女性教員は年齢を明かすメリットがない。

想定より老けていたら若作りと言われて、想定より若かったらなめられる。

保護者対応

子どもは変わるが、親は変えられないので注ぐエネルギーはそこそこ、を念頭に入れて粛々と対応する。

実際には親対応教員の責務ではないので、時間があればその辺を法律的説明している弁護士さんの話を探してみよう。

私たちは生徒と向き合っていれば良いのだ。生徒に影響を与える大きな存在であるから保護者相手をしているだけ。

最後に。

ババアとかブスとか死ねとか、ほんとうにつらいよね。

教員人間と思っていないのかと腹が立つし、毎日気持ちが削られていく様で苦しい。

ただ長く教員を続けていくと、子どもたちが、日々親や大人たちから同じように罵られ、脅かされていることに気付いた。

結局昔も今も変わらず、子どもはいたいけで、純情で、よりよくありたいと願っているものだとわかった。

から教員人生を賭けて情熱を傾けるに相応しい職業だと確信をもって言える。私は教員で良かった。泣きながら続けてきて良かったよ。すばらしいものをたくさん見たよ。

どうかあなたの疲れが癒え、子どもとの良好な関係が少しずつ生まれますように。

真摯に向き合えば、子どもが必ず助けてくれる。

あなたを見ている子が必ずいるよ。


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2/9追記

この文章を書いたのは、端的に言えば元増田先生に辞めて欲しくないからです。

教員にとって、生徒にあるべき大人像を見せることも仕事の一つだと認識しています

特に女性は、働くことにより経済的に自立して、それが精神的な自立につながっているところを見せる、という大事な責務があると思っています

教育困難校に通う生徒たちは特に質的な狭い世界で生きがちです。

その生徒たちに、結婚しても働き続ける女性である私たちを見せることは、非常に意味があること。

しかすると、学力以上に自立して働く女性像のほうが貧困再生から彼らを救ってくれるのでは、と最近思います

俺も教育困難校に3年勤務した。

臨任、いわゆる代用教員ってやつだ。

自分自身、成績は良かったもの優等生ではなかったし、

中学時代はいわゆる不良とも仲が良かったので、着任前は高をくくってた。

でも、現実想像を遥かに超えるものだった。

一限目は生徒の半分しかいない。

中学時代教員から見放されていた子が多く、遅刻をしても何も言われていないので

遅刻自体への問題意識もない。

奇声を上げながら学校から走り去る20人位の生徒を見た。

何があったのかと確認したら、授業の途中で嫌になってしまったらしい。

校内ではシンナー蔓延し、窓ガラスの外側はタバコの吸い殻だらけ。

注意をしたら唾をはきかけられた先生がいた。

なぐられた先生、車にイタズラされた先生も。

夜中中、暴走族が家の周りを走り回る、止まないイタズラ電話

教員名簿には住所と電話番号を載せる人が半分しかいなかった。

教室の後ろで野球をし、ぐちゃぐちゃな向きに固められた机で大声で雑談する生徒の中で、

ひたすら板書をする先生も居た。

「ね」と「れ」の違いが分からない、アルファベットが言えない、

江戸時代を知らない、自分の住所が言えない、色々な生徒が居た。

風俗街の外れのアパートで、風俗に勤める母と兄弟と、2間のアパート暮らしている生徒も居た。

卒業までに1つの学年で80人が退学する、そういう学校だった。

実を言うと私は学校先生が嫌いで教師を目指した。

でも彼らと接している内に、俺は何でここにいるんだと考えるようになった。

教師として教壇に立つという特権がありながら、

学校けが全てじゃないよ」「勉強より大切なものがあるよ」って伝えることに何の意味があるんだと。

そんなもの社会に出て教えてくれる人が山ほどいる。

俺の役割は彼らに勉強の楽しさを、学ぶことの重要さを知ってもらうことじゃないかと。

小学校中学校と、全く意味不明の授業が毎日続き、

「オレ、バカから」が口癖の彼らに「そうじゃない」って言えるのは教師しかできないことじゃないかと。

そこから必死になって勉強した。

彼らにどうやって教えるべきかを。

理解ってなんだ?知るってなんだ?身につくってなんだ?

ぶってなんだ?

振り返ると、着任前の俺は「生徒に人気のあるオレ」になりたかっただけだった。

でも、彼らと出会ってプロって何だってことを教わった気がする。

今は教育現場とは全く関係のない仕事をしているけど、

あの時の経験自分背中になっている。

素晴らしい先生との出会いもたくさんあって、忘れられない思い出だ。

増田教師を続けるかどうか分からないが、

仮に辞めたとしても「自分には全身全霊を何かに傾けた時があった」というのは、

きっとこれから人生の大きな財産になると思う。


http://anond.hatelabo.jp/20170207224412

2017-02-05

いまJASRACヘイトが熱い

似た例としては、日本ユニセフ協会一見や、NHK

 

これらがヘイトを集めやすいのは一考の余地あるのではないか

共通点を考えてみる

 

「集金」

 

どの組織も集金活動が大きな組織課題になっている

似たところで言うと税務署

 

使途不明

 

金を集めたあとでどうなったか、彼らが自己申告するしかない

ひょっとしたら適正に運用されているかもしれないが、疑いが晴れるわけもない

それだけ彼らが集めている金はでかいのだ

 

恩恵が薄い

 

JASRAC恩恵を得るのは音楽家

NHK公共放送だが、見てない人は多い

日本ユニセフ協会も、金を受け取った人からフィードバック募金者に届いているかと言えば疑問だ

 

なので支払う側からすれば「なんかお金取られた」でしかなくなる

ちなみにこの構図は税金行政とも通じるところがある

みかじめ料なんて言われたりもするね

 

分配の思想自由度がない

JASRAC 

「私は音楽教室のぶんは無料にしたいです」みたいなアーティスト意向を受けて例外対応したりしない

これは包括契約が悪いと思うが、そこを変えようとしない

最近ライセンスパターンみたいなのもあるが、そういうのを取り入れようとしないので不信感が増す

 

NHK

公共放送だが、どの番組に力を入れてほしいみたいな意志は届かない

民法の方がまだ視聴率というもの意志が届いてしま

 

日本ユニセフ協会

これは日ユニというより募金全般だけど、何に使われるかが割りと包括的不明

実際に抜いている

 

どこも実際に給料報酬は抜いてるわけで、どうあがいても批判は買う 

 

まとめ

 

これらに対するヘイトって何のことはなく、行政に対する不満と同一のものだよね

行政に対してはまだ選挙というものがあるが、彼らには無い

 

彼らがもっと理解されるには

・柔軟性を持つ

・信頼されている人を役員に引き入れる

ガラス張りを心がける

 

を徹底するしかないんじゃないのかな

 

いや、別に理解される気ないんだろうけどね!w

2017-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20170204130919

昔の方がずっとゆるかったよ。

幼児だけで遊んだり、子供達が道路で大声出して遊んだり、赤ちゃんだけ家に残して買い物も普通にやってたし、あとお互い様とか子供のやったことって価値観があって子供のやったことに弁償だなんだと騒ぐ人がそんな居なかった。

子供の声や赤ちゃんの泣き声を騒音と騒ぐ人も居なかった。

学童に行かずに鍵っ子をしてる年少児も普通に居た。

ドラえもんの空地で野球やって窓ガラスを割って逃げる子供達や、壁に落書きをする子供達なんて今はありえない。

親と話してたらゆるすぎてビビるもん、赤ちゃんが寝てる間に買い物行けばとか、子供賠償保険を考えてるって言ったら子供のやったことに弁償なんて言う人いないでしょって笑われりとか。

父親赤ちゃんを見ないしバリアフリーが進んでないから連れて買い物にいけないとか、赤子を背負って和式トイレとか、乳丸だしで公開授乳普通とか、昔のが厳しいところはあるけど、人は今の方がずっと厳しい。

2017-02-03

オタクの俺を守ってくれたヤンキー

ヤンキーDQNはよく漫画ドラマなどで正義存在として描かれる。

ヤンキーの時点で、どう考えたってただの悪者しかなく、それを正義存在として扱って美談とするのは、ちゃんちゃらおかしい。

という論調ネット上、特にはてなにおいては顕著だろう。

学生時代真面目に過ごしてきた奴にとって、ヤンキー存在など邪魔しかなかったろう。恨みも相当あると思う。

俺も学生時代スクールカースト底辺非モテキモオタ層にいたので、散々ヤンキーイジメられた。

なのでヤンキーに対する恨みは相当ある。ただし、一人を除いて。

俺の通った中学は、2つの小学校に挟まれているために、その中学入学するということは2つの小学校統合されたような感覚になる。

俺の通っていた小学校は真面目な生徒ばかりの、いたって普通学校だったが、何故か向こうの小学校は荒れていることで有名で、ヤンキー揃いの学校だった。

ということは、もちろん中学なんか荒れも荒れていて、地元じゃ忌み嫌われているような中学校だった。

それが嫌で、わざわざ遠い中学に変更する奴がいるくらいだ。

どれくらい荒れてるかって、中学校毎日パトカーが来る。そこに通う俺も何があったのかまでは知らないが、とにかく毎日から夕方まで学校前にパトカーが停まっている。教師パトカー理由を問い詰めても一切答えない。

授業中も、どこかしらガシャーン!と窓が割れる音が学校中に鳴り響いているのに教師はそれを無視して平然と授業を続け、生徒たちは誰も授業なんか聞いちゃいない。

机に足を乗せて無駄口くっちゃべってるのに教師はそれを一切注意せず、

ヤンキーたちが教師に向かって「つまんねーぞ!」「てめー教師資格ねーんだよ、死ねよ!」と野次飛ばしてはゲラゲラ笑い転げているのに、一切反応せず無表情で授業を続ける。「24ページの5行目は誰に読んでもらおうかな…じゃあ、安部!」みたいに、教師が生徒を指すということも一切しない。

ただ淡々教科書を読み、黒板に説明を書く。誰も見ちゃいないのに。

チャイムが鳴れば「じゃあここまで」とだけ言ってさっさと帰っていく。

もはや、この教師人間ではなく、感情の無いロボットなのではないかと思うほどだ。

どの教科の教師も皆この調子だ。

日中ずっとこんな環境なので、ああ、俺の学生生活は最悪だな…としか思えなかった。

それなのに教師たちは揃って「このクラスは素直だし、みんなちゃんと言うこと聞いてくれるから最高だな!この学校始まって以来の良いクラスだ」とか言う。バカなの?死ぬの?

まあ、授業中ガラス割れる音が頻繁に鳴り響く学校なので、他のクラスは授業中は勝手教室を抜け出し、校内の至るところで暴れているのだ。

授業中、教室から生徒が抜け出さないのはうちのクラスくらいらしい。

(俺は目撃したことは無いが、授業中に校内を歩けばいろんなとこでセックスしてる生徒を見るという。

休み時間ともなれば、廊下教室、いろんなところで人目も憚らずベロチューしてる男女がいっぱいいた。

ロチュー程度じゃ教師も見てみぬふりだ。)

もう、中学校じゃなくて動物園。チンパン動物園

下校時なんか、ヤンキーたちが学校の近くのスーパーコンビニ中古車屋に展示された車、なんなら一般住宅に停まっている車に投石して歩く。どんだけガラス割るの好きなんだ。猿かよ。

毎日学校に周辺住民やお店から激怒電話があったようだ。学校側が賠償をどうしてるのかは知らない。

もちろん、周辺のお店の万引き被害も相当なものだろう。

投石で捕まる奴はいなかったが、万引きがバレてさっきまで学校にいたのに急にいなくなる奴がけっこういた。

あ、それで毎日学校パトカー停まってたのか?

信じられない人もいるだろうが、その中学校に通っていた俺にとっては紛れもない事実だ。田舎じゃよくある話だと思う。


そんな学校だ。とにかくヤンキーであればあるほど地位が高く、

こっちの真面目な小学校の生徒で、小学校時代は俺と仲良くしていた奴等も感化されてどんどんヤンキー化していき、俺をいじめるようになった。

女子の間ではヤンキーと付き合うことがステータスである。こっちの真面目小学校出身の真面目女子たちも、ヤンキー男子を次々渡り歩くヤリマンと化した。スクールカーストから蹴落とされまいと必死だったんだろう。

小学校ときは優しかった真面目女子たちでさえ、俺を蔑むようになった。

お前ら、あれだぞ。今で言えば、広瀬すずみたいな、男の言うことをなんでも聞いてくれそうな、いかにも童貞が憧れるタイプの清楚な童顔美少女ほど残酷だぞ。清楚な見た目して中身は酷いぞ。そういう女ほどDQNしか眼中が無いぞ。まだギャルっぽい女のほうが可愛げあるぞ。

まあ、とにかく中学入学するなり今までの平和だった環境が激変。えげつないほどイジメられまくった。

この当時のイジメられ体験談他人に話せば、「よく自殺しなかったね」と言われる。それくらい壮絶を極めた。

俺と仲良くしてくれる奴なんて、一緒にイジメられてるカースト底辺のどうしようもない男たちだけだ。

そんな壮絶な環境を、カースト底辺男子たちでどうにか耐えてサバイブし、中学2年生になる。

中2になると、クラス替えがあった。このクラス替えが俺たちカースト底辺の壮絶な環境またまた激変させる。

正義ヤンキー大西の登場である

大西というヤンキー男が俺と同じクラスになった。

大西はこの学年のカースト頂点である女子の大半が大西に憧れ(大西彼女ともなればこの学校で一番偉いと言っても過言ではない)、同級生なのにも関わらずヤンキーたちは「大西くん」と呼ぶ。おそらく、呼び捨てしたらブッ殺されると思ってるんだろう。

上級からは、くん付けこそされないものの、恐れられていた。下の学年の連中を好きなようにコキ使うくせに、大西だけは一切手を出されない。

とにかくヤンキーから恐れられていて、地元ヤンキー大西名前を知らない奴はいないと聞く。

この大西、なぜか俺たちカースト底辺のどうしようもない男子生徒が呼び捨てするのを許した。

同級生ヤンキーが「大西くん」と呼ばなければならないのに、俺たちは平然と「大西」と呼び捨てした。この爽快感たるや!

俺たちカースト底辺クラスの隅っこでコソコソしてると、大西が「何話してるの?」と笑顔で入ってくる。

最初こそ俺たちもビビったが、あまりにも笑顔なので恐怖感がない。

当時は「アニメを見ている」と言うだけで迫害される時代だったが、俺たちがハマっているアニメの話をすれば「俺も見てみたい!」とか言う。DVDを貸せば、「俺もハマっちゃって続き気になるから、次も貸して!」とか言う。なにこの大西かわいい。もちろんDVDも返してくれる。

俺たちのくだらないオナニー談義にも参加して、一緒にゲラゲラ笑う。

大西、ぜんぜん怖くないじゃん。

ヤンキーたちは一体大西の何に怖がっているんだ?

そんな調子から、俺たちも大西!と気軽に会話していた。

もちろんそれをヤンキーが黙って見ている訳はない。大西のいないところで、「テメーラ大西くんナメてんだろ、チョーシ乗ってんじゃねーぞ」と突っかかってきた。

ああ、また地獄のようなイジメが始まるんだなあ、と諦めかけた瞬間、

大西がすかさず現れ「俺の友達になんか用あんのか?」と言い放つ。

それ以来、あの地獄のようなイジメピタッと治まったのだ。

これを正義ヤンキーと言わずしてどうする!

このときの救われた感は一生忘れられない。

大西のおかげで中学2年生期は平和に過ごせたのだった。

俺らカースト底辺と仲良くすれば大西とお近づきになれると思ったのか、それまで散々俺らをゴキブリどころか汚物のように蔑んでいた女たちが掌返して「こんど一緒に遊ぼうよ!」とかほざいてきたが、こちとら腸煮えくり返ってるもんでガン無視ですよ。喜んでお断りさせていただきます。(大西が裏で俺らと仲良くするよう指示した説を唱える人もいるかと思いますが、それは絶対に無いですー女が腹黒いだけですー)

教師が中3になったらまたクラス替えするとほのめかしだして、大西に守られた平和がまた覆されるとヒヤヒヤしたが、無事クラスそのままで中3へ進級。

大西のお陰で、2年3年は無事に過ごせたのだった。

ということは、中1の頃は俺と大西は別クラスだったが、もちろん大西クラスだけはカースト底辺弱者いじめることは無かったみたいで、

とにかく大西弱者に優しい(というか対等に接する)ので、俺らだけではなくカースト底辺の連中は大西を怖がる素振りは無かった。

ただ、俺らが平和に過ごせた中2中3期でも他のクラスではイジメがあったようだ。大西が本気を出せば全クラスイジメを無くすことができたと思う。それが惜しい。


大西がここまでヤンキーに恐れられているということは、何を仕出かしているのかは知らないが、おそらく本当に極悪非道、稀代のワルなんだろう。

ただ、大西は俺ら弱者には一切そういう面を見せなかった。

弱きには手を出さず。そういう信念があったと思うし、

普段ヤンキーの中にいる時は気張っていなければならないぶん、俺たちの前では気を緩められたのだろう。束の間の休息のようなものだと思う。

そのへんのヤンキーが俺らと仲良くすれば舐められるだろうし、カースト頂点にしか出来ないことだ。

そんな大西のお陰で平和に過ごせた中学卒業

中学卒業式大西沖縄成人式並みのド派手な紋付き袴で現れ、教師に参加を阻止され式の最中ずっと職員室に監禁されていた。特効服で来たヤンキー連中も一緒に監禁。)

大西も同じ高校に来ればこんな都合の良いことはなかったが、

やっぱり田舎のワルらしく、大西中学卒業後、進学もせず職にも就かず、フラフラ遊んでいるようだった。

俺はカースト底辺らしく、また高校ヤンキーイジメられるようになった。

イジメられるのが日常になったある日、街中で偶然遊び歩いている大西に会った。

「おお!久しぶり!またイジメられたりしてないか?」と聞いてきた大西に、

俺をいじめてきて一番嫌いなリーダー各の名前を伝えた。

大西が「そうなのか。わかった」と言って別れた次の日、そのリーダー各が学校を休んだ。というか、そのまま3日ほど学校に来なかった。久しぶりに学校に来たなと思いきや、顔がパンパンに腫れていて、「階段から転げ落ちた」という。

そう、みなさんの想像通り、大西は俺と別れた後、ヤツを呼び出すとボコボコにし、

ちょっとここでは書けない鬼畜所業をして差し上げたらしい。(便器で…川で…ああ恐ろしい恐ろしい

大西は何をやったかを俺には一切教えてこなかったが、

階段から転げ落ちたのは嘘で、大西にやられたと専らの噂になっていた。

奴はすっかりリーダーの座を奪われ、大人しくなってしまった。

やっぱり大西極悪非道の大キチガイですわ!

それ以来は大西とは会っていない。大人になった今、大西は何をしているのだろうか?

大西の今を知る同級生は一人もいない。

2017-02-02

嫁が疑似宗教に嵌った話(どうせ誰も読まないだろうから気兼ねなく晒せる

以下、初期稿




愚痴を書く場所を求めて増田に来たので無駄に長文。

とりあえず経緯、自分スペック関係団体、嫁のやらかしを列挙する(ダミーあり)





わたし家族

夫婦3~40代小学生の子供二人(下の子は重度の知的障害

わたし:元会社員、数年前に鬱を患って(診断では鬱病ではなく鬱状態)退社

祖父から遺産相続し、物件管理という名の不労所得暮らし(細々と小銭稼ぎはしてる)

・嫁の父は10年ほど前に他界、母が一人暮らし

わたしの母は他界祖母と父と兄弟が残ってる




関係団体

一見すると、意識高い系ミュージックスクール

ミュージカルリトミック楽器演奏など教えている

代表者ワンマン

資金繰りは悪そう←度重なる生徒の親への融資要求、支払いの遅延などがあるよう

事業拡張新規教室の開設など)してはたたみ、それでも将来的には凄いお金稼げる団体になるとか





嫁のやらかし(それ以外の情報も含む

・上の子が生まれ0歳児からリトミックに通い始める(これは別によい

団体代表は元々は市かなんかの補助を受けて別の人物活動してたのだが、方針の違いで喧嘩別れ。嫁は代表についていく(これもまあよい

教室自転車(頑張れば徒歩)で通える場所から必須場所移転。嫁ついていく(これもまあよい

・年に数回、ミュージカルの公演などを実施(この時は主催者が大赤字を背負って開催してたらしい←のちの伏線

わたしが鬱やら母(今は他界)との揉め事やらでテンパった時、代表相談(まあ自分が悪いし仕方ない、がこの辺りから話がおかしくなる

代表の言うことを盲信するようになる

代表事業拡大時にスタッフ(無給)として、手伝うことを決意(軽い手伝いぐらいに聞いていた

スタッフとしての作業家事放棄が始まる

スタッフ作業と上の子イベントミュージカルなど)で下の子わたしを置いて、ほぼ土日は出かける

(このあたりは自分自身の行いの悪さもあったので、甘んじて受け入れていた)

そして数年後……

家事ますますおざなり

毎日スタッフ作業子供のレッスン終わりに会議が入り、小学校低学年の子供との帰宅が深夜近くということが続く。(レッスンは平日週3&土日)

・平日、上の子には夕方からのレッスン前にコンビニおにぎりを与え、夕食はそれだけみたいな

団体事業拡大により、レッスン場所に遠隔地(車で1~2時間、高速使用)が混ざりはじめる(交通費家計圧迫、帰宅時間ますます遅くなる

団体事業拡大と嫁の地位向上(なんかリーダー? に就任?)により、深夜~明け方にまで事務作業PCでのパンフレット作成や客先対応)、睡眠不足

睡眠不足からこの数年で交通事故を数回起こしてる、おかま掘ったり、人を軽く轢いたり(軽く

わたしはこれはまずいと思い始めるも、鬱やらの影響であまり強くでれず、下の子を面倒を放棄しだす(逃避行為ね

・嫁は母(わたしにとっては義母)に下の子の面倒を頼むようになる(ちなみに嫁母はそんなに元気じゃない

そして大事件が。

・上の子のレッスンに下の子と嫁で付き添っていた際、下の子障害持ち)が代表を押した(らしい

代表、怪我。歩行が困難になったらしい

・謝りに行った際に代表からわたし罵詈雑言(数時間に及んだ。内容は「鬱の時にも面倒を見た」「下の子がまだマシに育ってるのは私のおかげ」「(俺)母との問題にも指示を出した」「なのにこの仕打ちはなんだ!」とか。レッスン終わりの子供と保護者も沢山居る中で公開処刑。少なくとも他の子供に聞かせる内容ではなかったと思う。「男はもう信用ならん」とか「ろくに稼いでないわたし生活に対しての批判(まあ当然だけど)」とか)

頚椎に損傷を負ったらしい

慰謝料として500万円要求される→それでチャラにしてくれるらしいので払った

・追加で800万要求される(団体活動に影響が出るので弁護士は挟みたくない、挟んだら数千万から単位賠償になるとの言い分、500万では足らなかったらしい、医者の診断結果も受けて

・嫁、わたし、父、祖母家族会議

・父も祖母も嫁が信者的な行動しているのをうすうす気づいたために反対するも、結局支払うことになり、祖母貯金から

わたし逃げ出す。祖母一人暮らししている実家へ。別居生活が始まる

・ある日、嫁と子供が住んでるマンション管理費の引き落としができてないことにきづく

・ローンやクレジット払いが結構あるので、返済やらなんやら失敗するとヤバいので現状確認

家計管理してる通帳の貯金の残高がほぼ零になり、さらには子供名義の定期預金の数百万円も解約して使用済み(一~二年ぐらいの期間で?

事情を聞くと、団体活動必要だったとのこと(ミュージカルの参加費など

・ちなみに、嫁には4~50万毎月渡し、貯金をするように頼んでいた

・とりあえず、通帳を預かり、嫁の口座を家計通帳に変更して対応

・嫁が銀行クレカ作って50万(限度額)借金

さすがにぶちぎれるも、嫁改善せず←これがちょっと前の話

・嫁は団体子供のレッスン料などを支払えていないようで金を無心されるも断わる

ミュージカルの参加費など10万弱ぐらいするらしい)

 →結局嫁母から融通してもらったらしい

・嫁と子供マンションから実家引っ越してくる(多分代表に言われた言い分は以下

・うちはそれなりの家系で跡取りなので、実家のこともおざなりにはできない

・以前祖母が持ちかけていた家を買うという話はチャラでよいので500万融通してもらえないか団体事業拡大に使うらしい

 (ちなみに、団体の将来的な目標子供の居場所とか作ることも含まれている、障害ある子供も暮らせる場所。嫁はその理想のため(とあと子育て生き方指南)に代表に仕えているともいえる)

・嫁、団体スタッフとしての活動が忙しく、祖母(90才)に下の子の子守を頼むこともしばしば

わたしが関与を拒否しているので依然嫁母への下の子の子守は頻繁に頼んでいる(まあこれについては逃避しているわたしも悪いというかわたしが悪い

団体の薦めで嫁が早朝から夕方にかけて働きに出る(2か月間の期間限定

・朝の下の子の送り出し(擁護学校バス亭まで)は毎朝私の役目に。夕方デイサービスから帰ってくるのは嫁母にお願いしている?

祖母発狂する(元々年に数回発狂する祖母です。無視してたら10日ほどで平常運転に戻るのですが

祖母発狂に加え、ぼけの症状も出始める(これが数日前の話

祖母発狂すると家を片づけるつもりでゴミ屋敷にしてしまうので、家はぐちゃぐちゃ

・それでも嫁は仕事にでかける

そんでつい最近の話(一日の出来事

・上の子が夕食を一緒に食べるという約束祖母わたしとしていた

・さすがに上の子との約束なので、祖母愚痴やら聞きながら、片づけを手伝った

・上の子は、レッスンがあるので帰宅は21時の予定

・ぼけつつある祖母と片づけしつつ、夕食の準備

・下の子は嫁母が見てくれていた

・嫁と上の子と嫁母と下の子帰宅したのは23時

・レッスンやらなんやらが長引いた模様(よくあることで、子供二人を釣れたまま深夜まで帰って来ないのも毎週のようにある

だいたいこんな感じ。

まあ、読んでくれる人はいないでしょうし、全然纏まってません。



簡単に言うと、

わたしの鬱やら家族関係の悩みやら、障害を持つ下の子の養育方針やらで、

元々はただのリトミック先生相談しだした。

リトミック先生教祖様存在に。

(他にも不登校の子を持つ親や旦那と上手く言ってない親から信仰を集めているらしい。

教祖様のレッスンの月謝はそこそこだろうけれど、ミュージカル公演などにべらぼうに金がかかる。

(うち以外にも500万とか貸した家族が居るらしい。多分返済計画なんて立ってない)

とにかく教祖様事業拡張がお好きで将来的には凄い金を稼ぎつつ、社会還元できると信じてらっしゃる

障害を持つうちの子供が教祖様に怪我を負わせた際に、なんか言いくるめられて1300万払わされた。

嫁は貯金を数百万使い果たし、借金までしだした。

嫁は子供第一といいながら、こどもそっちのけで教祖様事業の手伝い(奉仕活動)に御執心。(そのほうが将来的に楽になると信じているから)

挙句外貨を稼ぐために外部で労働までさせられるように(これは勤務先とのコネクションを作るという意味もあるらしい)

世話のかかる下の子の面倒を、まずはわたし、そして嫁母、祖母押し付け、その誰もが壊れていった。

もちろん嫁も面倒は見ている(最近そうは思えないことも増えてきた)。全員で支えることも必要だとはわかっている。

ただ、嫁は教祖様絶対なので、教祖様から与えられた仕事をこなすためには平気で子供犠牲にする(とわたしは感じる)。

実際、教団の手伝いをするようになってから、鍛冶はおろそかになり(元々は毎日洗濯食器の洗いものは溜めない、家庭料理主食副菜味噌汁掃除毎日というスタイル

洗濯ものは溜まり食器は溜まり食事はあまり作らなくなり(作ったとしてもごく簡単ものやきそばとか)、部屋中埃だらけになり、

わたしが家に居る時はまだマシでしたが、耐えかねて家を出てから監視の目がなくなったからかその適当さに拍車がかかった。



全然簡単になりませんね。まあ誰も読んでないんでしょうけれど。

そもそも、わたしが鬱になって、しっかりしてないのが原因なんでしょう。働いてもいませんし。

でも、鬱になる前、子供が小さい時は幸せでした。

の子障害があるとわかった時(わたしの鬱がちょっとマシになってきた時期)も、

辛かったですが、夫婦で力を合わせて育てようという意思は少しはありましたし、協力してました。

ただ、協力してもしても、嫁は教祖様にどっぷりとはまっていき、疎外感を感じるようになりました。

元々、鬱になった時も、嫁が元々依存系の性質なので、うまくこちらも相談できず、悪化したんだろうと思います

家族であるようで、家族理想を演じているだけの夫婦だったんだろうなと。

教祖様の教えが上手く(実際に沢山の信者を従え、奉仕活動お布施させている)、嫁にとってはわたしよりもよっぽど救いだったんだろうなと。

特に障害持ちの下の子の将来を考えた時に、教祖様理想の教団の未来像は魅力的で、それを実現するためには多少の無理をしても将来の投資だと信じられるくらいには。



そもそもわたし家族(父母兄弟祖母)にはまったく愛情を感じず(祖父だけは凄く恩義を感じている)、

それというのも、両親が不仲で父は数か月家を飛び出したり(その血を引いてるから同じことするんだろうな、当時は毛嫌いしてたのに)

母はノイローゼで寝たきりになったり、

父も母も暴力的で、虐待ちっくなことを受けてたし、

両親の不仲のそもそもの原因は(到底うまくいく夫婦ではなかったですが)、祖母の嫁(わたしの母)いびりだったとか複雑な環境が影響しているんだろうなあとか。

みなさん、親を殺そうと思ったことあります? 小学生ぐらいで?

わたしは本当に両親を殺したくて、幼い頭で、強盗犯行に見せかけようと知恵を絞って、珍しく父が帰って来ていて(だけど激しい夫婦喧嘩なんかをやらかした晩)、

二人で寝ている枕元に包丁を持ってたったことあります。結局怖くてどちらも刺せませんでしたが。自殺だって何度考えたことか(最近デハ数年前にも何度か)

思えば、虐待を受けたので、誰かから怒鳴られるとパニックを起こして何も言い返せなくなるし、

子供の頃から逃避癖がひどく、ずっと現実逃避してましたし、

結婚する前に今の嫁と出会って嫁のために頑張ろうと模範的彼氏婚約者旦那父親を演じてきましたが、結局演じてただけなんだろうなと。

幸せ夫婦家族に憧れてたし、それを作りたかったし、作ろうと思ったけれど、当時は作れたと思ったけれどガラス虚像でした。



今はもう人、特に家族と関わるのが面倒です。

の子は将来的にはどこかの施設に入所させるしかないと思いますし(嫁がこの状態で、私一人で支えていく自信はない)

の子洗脳されて、そのうち教祖信者になってしまうんだろうし。

まあ、わたしが不甲斐ないのが悪いといえばそうなんですが、

まさかリトミック音楽教室新興宗教団体はそうは名乗ってないですが)に化けて、

嫁が信者になるとは思ってもいませんでした。

宗教がらみで、家族が離散する話はたまに聞きますが、リアル宗教ではないのに同じ状況に陥るとはね!

ただ、鬱も改善して(というか悟りの境地の劣化版に達した)

面倒事は避け(嫁から、というより教祖から言わせるとそういう困難に立ち向かわないから成長しないらしいですが)、

臭いモノには蓋をして

自由気ままに暮らしたい、そのほうが楽だし・・・

という心境がちょいちょい持てるようになったので、今のところはそれほど不安定精神状態ではないですが、

またストレス耐性ないのでストレスたまるようだと大変でしょうなあ。他人事じゃないんですが。

祖母ストレスたまって壊れかけてるし。

父も頼れる時は頼れるんですが、あんまり頼りにならないし。

父も祖母も昔に比べると丸くなったけれど。



まだまだ書きたいことはありますが、それはこれにレス? を付ける形で後日やろうと思います

(というよりちゃんと読みやすくまとめないとだめですね)

今回のエントリに要約を先頭につけますので、それだけでも読んで下さったらなあと思います

2017-01-31

政策だけ考えたらサンダース支持だったんだけど、途中で負けちゃったからな

黒人の次は女性という、ガラス天井ならぬ天丼をやろうとして失敗したわけだ

結局ヒラリーオバマ後継者たり得るには、あまりにも嫌われすぎてたということだろう

いずれにせよ最後にあの2人が残った時点でエイリアンvs.プレデターしかない

2017-01-29

商品棚に鍵がついていた

某○○カメラに買い物に行ったが

USBハブのコーナーの全商品に鍵がかかっていた

商品が棒にぶら下がっているのだが、鍵を外さないと商品を手にとることが出来ない

商品を手にとるとき店員を呼ばなければならない

先日来たときは無かったので、万引きでも合ったんだろうと思う

 

以前からメモリーカードなどはガラスケースの中に入っていることが多かったので、そういうのがあるってのも分かるのだが

USBハブでそれをやられると、箱の後ろに書いてるスペックも読めないし、形状も把握しにくい

そう、私はスペックだけだとわからいか店頭に買いに来ているのだ

「これ、一個一個は取れないんですか?」「それはちょっと・・・

店員言葉を濁した

 

これ一体誰が買うんだろう

そう思って店を後にした

2017-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20170128013920

結局尾崎豊劣化コピーしかないってことだよね

この支配から卒業たかったら言い訳がましい歌を歌ってバイク盗んだり窓ガラス割ったりしてる暇があったら

とっとと親元から出てって自分でカネ稼いで自立しろって話なわけで

はてなーってマジで自立できてない半人前以下の連中ばっかなんだよな

2017-01-24

中国増長を指咥えて眺めてTPPの発効すら出来なかった無能が何ではてなじゃ有能大統領扱いされてんの?

いやマジで

何か写真とかで雰囲気イケメンっぽく見えるから有能だったっぽい印象だが、実際はこのザマだし

はっきり言ってオバマの8年間(とメルケル暴走)がトランプ出馬→快進撃→大統領就任という流れを生み出した様なもんで

ヒラリー言う所の「ガラス天井」を分厚くする手伝いすらもしてしまったという印象しかないんだが

強いて言えばリーマンショックの事後処理に任期の大半を費やしたのが不運だったって所だろうか?

2017-01-21

進路が決まら大学卒業した女な訳だが[3]

※前回http://anond.hatelabo.jp/20170121201117

〜これまでのあらすじ〜

ワイは猿。プロNNT猿や!無事(?)に資金も貯まって上京今日からこのボロアパート根城就活リベンジや!!

…え?転職エージェントさん達?もしもーし!息してますかー?紹介できる仕事がないってなんですかー?返事してー?

おーい!!だれかAED持ってこーい!!!

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「まあ何かしらの紹介はしてもらえるだろう」と思っていた私が甘かったのか。最終職歴はアルバイトで、しかも1年も働いてない。履歴書にしたらスカスカおせち並みに内容が無い事は確かだ。

流石に凹む。このまま仕事が見つからないまま、決して潤沢とは言えない資金は底をついてしまうのか。泣きながら実家へ帰るのか。

そんな嫌な予感が胸をよぎる。冷静になれよ、ミ・アミーゴ

転職エージェントにはもう頼れまいと、新卒の頃に使った「2017だの2018だの卒業年度が後ろにつくアレ」に登録をして、第二新卒歓迎の仕事を探しまくった。

新卒の頃には「第二新卒歓迎」なんて胡散くさいわぁ〜なんて思っていたのに、今ではこんなに、何故だろう、あたたかい…。

そんな時に、一通のメールがきた。

3つの転職エージェントのうち、最後ひとつからの返事だった。

「なっ、なによ…どうせあんたも私のことなんか見捨てるんでしょ…ッ?

ふんっ…まぁ一応読んでやらないこともないわよ…ッ」

と、つり目の金髪ツインテール美少女になりきりながらシングルベッドの上でメールを開封。

anonymous

一度担当者とお会いしてみませんか?ご都合の良い日程をご返信ください」

捨てる神あれば拾う神あり。うれしくて、長州小力のような踊りまでしてみせた。

取り敢えず話を聞いてくれるだけでも、一人ぼっちの私にはありがたかったのだ。

「これはまるで…!天から垂らされた蜘蛛の糸…!登らなければ…!未来はない…!登る…!今すぐに…!」

(訳:ありがとうございます!早速なのですが、今週の3月×日が空いております!よろしくお願い致します!)

そんな訳で3月の末日、慣れない都市鉄道を乗り継いでやってきた某所。

バベルの塔のように物々しいガラス張りのビルが乱立し、それぞれが自由に陽の光を弾き飛ばして私を威圧してみせる。

そのうちの1つに私は用がある。あの日、私にはそのことがとても特別なことのように思えた。

メガネをかけた女性担当者が、定刻に待ち合わせの部屋へ現れた。

anonymous様はどんなキャリアプランをお持ちですか?」

ここで、新卒の時に就職失敗で云々という経緯を語った。そしてどうせなら、もう一回チャレンジしたいということも。

担当の方は一瞬難しそうな顔をしたあと、「少々お待ちください」と言ってパソコンを叩いた。

しばらくすると、横のプリンターからメチャメチャに紙が出てきた。それはもう、ベロベロと。あれよあれよと分厚くなって。

担当者さんはそれをグワシと掴むと、「そちらはすべて、今現在anonymous様にご紹介をお勧めしたいお仕事です。すこしご覧になってみてください」と、私の前に差し出した。

なんだ!!お仕事たくさんあるじゃん!!しかも選んでくれるなんて楽チンだなァ…

幸せだなァ…僕は君といる時が一番幸せなんだ 僕は死ぬまで君を離さないぞ、いいだろう…』

と浸っていたのも束の間、印字された内容をよくよく読んでみると

「あの、これ…向こうが要求しているスキルに対して私の経験値が圧倒的に足りないんですけども…?」

「そこは…私の方からもプッシュはしますが、とにかくやる気をアピールしましょう。」

それができていれば、新卒就活で失敗してないと、私、そう思うんですよ…


次回、[4]へ続きます。長くなってしますみません

2017-01-19

ブスすぎてしんどい

鏡やらガラスやら反射するあれこれを町中で見てはそれに反射する自分を見てしま

見ると苦しくなる

まり自分がブスすぎて

自撮り絶対にしない。何が楽しくてこんな醜いもの写真に残さなくちゃいけないのかがわからない。

過去写真絶対に見ない

卒業アルバム絶対に見たくない

高校のころからこんなに苦しくなった

男の子無防備にあれがブスだあれがデブだと笑っていた

自分たちはたいしてかっこよくもないのに

ブスと美人の扱いに露骨に差をつけていた

あんな程度の低い人間の言ってたことに囚われるなんて馬鹿みたいだ

早く楽になりたい

2017-01-18

エロ DVD放置事件

知り合いのお店の入り口脇に3日続けて アダルトDVDビデオが手提げ袋一杯に入って放置されていた。

防犯ビデオに写っていないか確認したが、もともと店内用の防犯カメラなのでガラスドアの外が真っ暗な時間

では確認できない。

どうも1~2日目は明け方放置されたらしい。3日の今日は夜中だが車のヘッドライト等で、顔は確認できないが

人影だけは確認できたようだ(細身の男) 

いったい犯人目的はなんだろう?? 店主は悩んでいた。 

DVDとか何のゴミで出せばいいんだろう?」というので、リサイクルショップにでも売り飛ばせば?って答えておいたけど

後で犯人が「預けてあっただけなので、返してくれ!」とか言ってきたら面倒だし・・・警察に届けるのも面倒だし・・・

ってとりあえず保管している。 なので、もし又、放置しにくるかもしれないので、その場所

「俺は無修正しか見ない!表DVDはいらん! 置いていったもの処分する!文句があれば言って来い!」

って書いた紙を貼っとけばとアドバイスしておいた。

2017-01-14

父親うんこ漏らした

アルコールばかりでご飯もろくに食べない運動もしない仕事は定年迎えたで

なーーーーーーんにもせずただただ毎日お酒ばかり飲んでる

朝起きたらトイレマットが交換されてたからこんな早朝からトイレ掃除したのかと母に尋ねたら

父がトイレに間に合わず粗相をしたとのこと

その数日後もトイレにいこうとして何故か台所にきてバランスを崩し倒れそのまま起き上がれなくなってた

結局1時間くらい起き上がれないままだったのでトイレが間に合わず小便も漏らす

母が帰宅するまで漏らした小便で冷えたパジャマを履いて床に転がってた

そのあと着替えをするためにシャワーを浴びにお風呂へ行くけどシャワー後にやっぱり起き上がれず

風呂場で震えながら座ってたらしい



最近現実と夢の区別がついていないのかよくわからないことも言ってるらしい

父の部屋には日本人形がガラスケースに入れて飾ってあるのだけれど

そのガラスケースの中に知らない人が数人入って人形を触っていたんだそうだ

誰に断って勝手に入っているのか、と尋ねたら 家の人の許可は貰った と答えたらしい

日本人形は高さ30cmくらいのものガラスケースもそれに合わせた大きさなので当然ながら人間が入ることは不可能である



またある日は「昨日は自分葬儀だったのに火葬場に行かなかった」というようなことをいきなり言ってきたらしい

父は今のところ生きているので変な夢を見たのねと受け流したらしいが父は真面目に話していたようだ



年末年始にかけて漏らすこと大2回、小1回、妄想2回 あまりにもひどいのでお酒をやめるようにいったけれども我慢は3日が限度

またビール1本、チューハイ2本、焼酎2杯 と段々アルコール摂取が戻ってきている



長年やっていた釣りは面倒になったのか船も手放し何年もやっていないし、将棋と言っても指す相手もいない

社交的なタイプでもないので趣味サークルなどで新規人間関係を構築する気もない

現在は起き上がれないようなこともなく、普通に歩いて買い物にもでかけているようだが何か手を打たないと本当にまずい気がする

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