はてなキーワード: ディスコとは
『サン・ジュニペロ』はネットフリックスにあるブラックミラーっていうSF連作ドラマの一編なんだけど、終わり方というかラストシーンがマジですごい。
以下巨大ネタバレ
主人公はシャイな女の子ヨーキーと陽気な女の子ケリーの2人組。ディスコで出会った2人は(同性)恋愛関係になるが、価値観の相違からすれ違いが…っていうようなストーリーが展開するんだけど、中盤で舞台がデジタルの世界だったことが判明する。
シャイなヨーキーは自動車事故で植物状態になった婆さんで、陽気なケリーは夫と死別して終末ケアの老人ホームで過ごす婆さん。
どうせ植物状態だし、もう死んで肉体を捨ててバーチャル世界に移住するぞ!と思ってるヨーキーVSバーチャルな「天国」に行くことなく死んだ娘と夫に殉じてオールドスタイルの死を望むケリーっていう対立軸で、2人の感情のぶつかりあいでストーリーは最高潮を迎え……ないんですよね。
なんでかっていうとラストシーンがそれまでの話のドラマ性を1万倍とかにしたものをワンカットでぶち込んでくるからだ。
エンドロールでは、結局夫や娘に(すぐに)殉じることはせずバーチャルな天国に行くことを選択したケリーがヨーキーと一緒にサン・ジュニペロの享楽的な街ではしゃぎ回る様子が映し出される。バックに流れるテーマソングは"The Heaven is a Place on Earth”、「天国は地上にある」ってのはなかなか内容とあった選曲ですね、と思ってるところで、サン・ジュニペロ、地上の天国を提供しているテック企業の様子が突然出てくる。
豆粒くらいの大きさの、表面が明滅するチップを機械が運んでいる。このチップこそがバーチャル世界への移住の要で、これをこめかみにつけた状態で死ぬことで意識がチップに移動するという寸法。運ばれているのは他ならぬケリーとヨーキーのチップだ。
ロボットアームが2人のチップを”San Junipero”と書かれたラックにはめ込む。チップの表面で明滅する光は、電子の天国ではしゃいでいる2人の表情にも重なって見える。
指先くらいの大きさの電子機器に閉じ込められて、偽物の「天国」で暮らすのか、ゾッとしないけどまあそれも幸せなのかな?というような思考が渦巻く。
そこでカメラがグッと引くんですよ!
そしたらね、もうバカみてえな数のチップがあんの。1万とか2万とか、そういう数この部屋にあって、たぶん他所にもっともっとあるんだろうと思わされる。そして全部チカチカ光っててさ、もうどれがケリーとヨーキーかなんか分かんねえわけ。
そこで"The Heaven is a Place on Earth”ですよ。サンジュニペロは天国みたい、ええとこよ〜ってくらいの温度感で受け止めてた歌が、ここで一気にまた違う意味に聞こえてくるわけだ。
人類はテクノロジーを使って天国をこの世に築いてやったぞ、ここが俺たちの天国だ、文句あっか!そういう、生命賛歌であり人類賛歌であり、不気味とかいう矮小な感想は瞬間的に吹き飛ばされる。
サーバールームの点滅なんていう無機質なものの代表みたいなものが、これまでのエピソードによって圧倒的な生命賛歌に見えちゃうわけですよ。
俺は生命賛歌なんて嫌いなんだけど、あのワンカットを見たときはちょっと涙ぐんでしまった。そういうパワーがあるんだよな。
1のドラマを60分くらいにわたって見せた後、ラストのワンカットでハイ×10000でーす!お前らがここまで観てきたものと同じものが何万とここにありまーす!っていうのをぶっ込んで終わる。そんなんアリか?
マジで凄いと思うんですよね。
ボクはIT企業に勤めているwebエンジニアなのだが、この業界(と会社)は入れ替わり立ち替わりが激しく、ボクが勤めている間にそこそこ絡みのある人らは一通り辞めてしまった。ボク自身はまだ退職してないにも関わらず退職者が集まるSlackに入れられて、暫くの間は近況報告や情報交換などをして楽しんでいたのだけれど、色々あって辞めちゃった。理由は大きく分けて3つ。
退職者だらけのクローズドな集まりだから元いた会社へのdisはそこそこあるが、とは言え何か会社に対する情報が入ればそれについて都度都度disを入れていくのが多くみられた。自分も会社に対してそんなに愛着があるわけではないけれど、現職をdisられるのはあまり気分が良くない。
Slackに誘った奴からしたら「さっさとこんな会社辞めろ」っていうメッセージなのだろうが、そんなことは知らない。
ソシャゲのディスコで経験済みだが、こういうクローズドなグループチャットでは無意識で微妙なマウントの取り合いは常だ。あからさまな悪意はないだろうが、今どこそこの会社でそこそこのポジションでこんな仕事をしているという近況報告だとか、某社のお偉いさんと仲良いアピールだとか、某社と某社が揉めてるだとか、しょうもない自慢話やインサイダー情報など、自分の中でどう処理していいか分からない情報で溢れかえっていて精神衛生上最悪だった。
ボク自身社内じゃいじられ役で、ボクもそれに特に抗議しなかったけど、会社の関係がなくなったのでボクへのイジリというか侮辱がいよいよ酷くなって来たのが退職者Slackを抜けた最大の理由だと思う。
そもそもエンジニア同士のチャットは治安が悪い。webなエンジニアで定着してるワードでHRT(謙虚、尊敬、信頼)があるが、あんなもん謙虚も尊敬も信頼もないから出来たワードだ。しかも仕事の関係だから頑張ってHRTしようぜ、ってことで。それまで会社だからってギリギリ維持されてたけど、いよいよタガが外れて事あるごとに画像スタンプ文章交えてボクのことを揶揄するようになった。侮辱されたのはボクのキャリアと性格と趣味に関わることで詳細は伏せるけど、なんかあるたびに画像で煽られスタンプで弄られ文章でdisられるんだからたまったもんじゃない。
それでも特に文句も言わず一応我慢してたんだけどある日の夜スマホの文面を見たときに堪忍袋の尾が切れた。怒りで目の前が真っ白になったのを覚えている。それでもボクは何故か文句は言わず、でも投稿もせずメンションやDMにも無反応で半年くらいROM専放置してたらSlackから抜けさせられた。
今振り返ってみると、ひどいことを言われたらその都度文句言うべきだったし対面で言われたらあのツラぶん殴るべきだったと思うんだけど、そういう抵抗らしい抵抗をしなかったもんだから相手が増長してたのは間違いなかったと思う。みんながみんなボクのことを侮辱してたわけじゃないけど別に誰も止めにも入らなかったら一緒だな。もう数年前の話なんだけど、なんかの拍子にふと思い出してはすごいムカついてる。別にどうしようとは思わない。ネットだかフェースブックだかで奴らの近況を見かけたらその都度不幸になることを願うだけで。
去年の末、相手の発言が無神経過ぎて静かにブチ切れて退室した。
グループチャットの管理者やその他一部には理由を話して納得してもらっている。(なお暴言吐いてた本人は多分何もわかっていない)
しばらく経って某MMOを始めたら「(怒りは)落ち着いた?若葉のサポートしたいからグループチャット(というかディスコード )にそろそろ戻らん?」と管理者に言われた。
MMOのチャンネルにいれば退室した原因になった相手はいないので…という感じだったがむしろその気になればお互いが観測できる環境すらきつい状態になってた。
確かにゲームについては他の仲間と語り合いたいがたった1人、生理的に無理なランクになっただけでそれが打ち消されているのだ。
でも話はしたいしなあ…と「生理的に無理な相手 我慢する方法」と検索すると大抵職場の話しか乗ってないので頭を抱えている現在。
あぁ絶対あの子今アイツと通話してるんだ。どっちから持ちかけたのかな。あの子かな、それともアイツかな
私とは一切連絡取らないのにその子には連絡してるんだ。そりゃそうだよね。私なんかと話してても楽しくないしつまんないもんね。
昨日私の通話の誘いドタキャンして、ごめんやっぱ無理だって言っといて、その子とは通話できるんだ。
昨日の今日で。
ここで私が「通話してんの!?混ぜて!?」って即レス出来たら苦労しないんだろうな。変に高いプライドとクソみたいな自意識が邪魔するけど。
お前のこと特別視してるのは私の方だけで、私はお前にとっての数多いる友人の一人でしかないんだろうな。友人でいられるだけマシだと思わない?そうかもね。
そもそも特別視されることでお前はいつも困ってるもんね。私がそんなことになったらますますお前が離れていくって分かってるのにやめられないのは私の落ち度。
夜だからこんなこと考えるのかな。そんなことないよ。いつだってお前とお前の友達のこと考えると嫉妬で狂いそうになる。私が、私だけがおかしい。みんなはおかしくないのに。
匂わせみたいにディスコードに2つ並んだメッセージを見るのが苦しい。管理者権限でどっちか消してやろうか。でもそんなことも出来ないからどうしたって私は常識の中で苦しいまんまなんだよな。
そもそも今までそれをやっていたのは私だったんだよな。同じことをやった事があるからお前の動きが手に取るように分かるんだよ。通話して「良いじゃん」「みんなにも言っとこう」「返事するからさ」って所かな。仲良いね。ハハハ。ウケる〜。
みんなも匂わせ喰らって苦しかったのかな。多分違うんだろうな。仲良しグループの中で私だけがアイツに一方通行のクソデカ感情向けて帰ってこなくて苦しくて、たまに通話するだけでバカみたいに舞い上がってるんだろうな。何度でも言うけど私だけが。
学生の頃はよかった。人間関係が閉じた空間の中で形成されてて、アイツは結局私だけのものだった。だけど年取って、他の人間が私とアイツの2人だけのコミュニティに混入してくるようになって、それが私は辛い。大学の学部を合わせなかったのが彼女に負けた敗因なんだろうか。だけどアイツの選んだ学部に興味が本当に無くて、別の学部を選んでしまった。そこで狂えないのが敗因なんだろうか。それとも最初から負けてたのかな。
アイツ早く大学卒業してくれないかな。そしたらみんなバラバラになって同じスタートラインに立てるから。
今いるグループだって、そりゃ、今のグループの何人かはは私がアイツに紹介した人間だよ。だけどアイツが私との付き合いを1対1から対グループの付き合い方に変えるなんて思ってなかったんだよな。人が増えても私はアイツの特別で、他の人がいたってきっと大丈夫だって思ってた。でもそんなことは全然なくて、結果自分で紹介した人間にアイツを取られそうになって苦しくて悔しい。結果増田に夜な夜な吐き出して、気持ちの整理を無理やりつけて寝る日々が続いてる。
他のグループのみんなも大好きなんだよ。一番仲のいい大事な友人たちだと思ってる。アイツを私から奪っていくあの子だって、アイツさえ絡まなければ私は普通に接する事ができるのに。そんな風に責任転嫁してあまつさえアイツのせいにしてる所で既に私の底が知れている。
馬鹿みたいなマッチポンプだなって自分でも思う。私と付き合ってくれるような友人2人と私を揃えたら、どっちもまともで良い子なんだからそりゃゴミカスの私抜いて2人になるに決まってるじゃん。何を勘違いしてたんだろうな。
私が選ばれないのは、勝手に拗らせて苦しんでクソデカ感情投影して、自分と同じ質量の感情を返してもらえないからって拗ねるそのワガママっぷりが原因なんだよ。分かってるよそんなことは。普通に考えて気持ち悪いだろ、自分にそんな理想押し付けてくる奴さぁ。
お前を好きなのやめたい。
でもお前とまた通話したら、私は馬鹿だから今の怨嗟なんか全部すっかり忘れて舞い上がってお前のことをもっと好きになるんだろうな。
苦しいな。これが恋愛だったら告白してさっぱり振られることが出来たのに、友達だからそうも行かない。
なんでお前のことこんなに好きなんだろう。今日の昼までは久しぶりに会えて家族に会って、彼氏とデートの約束して、いっぱい検索とかしてあんなに幸せだったのに。お前の動き一つでなんでこんなに情緒をグチャグチャにしないといけないんだろう。
いつから彼氏よりも家族よりもお前が大事になっちゃったんだろう。私が望むものは何も返してくれないって分かっててもやめられない。
馬鹿だなぁ。本当にな。
繋がりを切りたい。その後正気でいられる気もせんけど。
自分が全部間違ってるって分かってる。
便乗吐き出し。
承認欲求強くてごめんね。
元増田みたいな大義名分はなく、気に入らない相手に嫌がらせ目的でやった。
私とAさんとBさんは相互フォロワーだった。Aさんの創作に対してBさんがエアリプでパクリ疑惑をかけ、吉牛待ちメソメソムーブをした。Aさんもエアリプでどのへんがパクリなのか理路整然と説明しろと応戦。Bさんはグチグチグチグチメソメソメソメソ。
Bさんは界隈古参でフォロワーがたくさんいたが、Aさんは新参で2桁前半しか繋がりがなかった。
Bさんは以前から反応に困る連投をして優しい人にうちの子を描かせたり慰めの言葉をもらったりする嫌なやつだった。私は実はBさんが嫌いだった。
Aさんはストイックな姿勢で創作する人で、コンスタントに更新もする職人気質の人だった。Aさんの物語もオリキャラも私は好きだった。
面倒なことになったなと思って静観していたらAさんが垢消し宣言をした。ホームに飛んだときにはもうツイートが読み込めなくなっていた。仕事が早すぎる。
慌てたBさんが私悪くないムーブをはじめたとき私の中で何かが壊れた。
気づいたらBさんのマシュマロを開いていて第三者から見ていて不快だった旨を送った。これが一投目。
スマホをWi-Fiから切断して二投目。ちょっと日和った。Bさんが指摘したAさんがパクった部分についての意見を送信。
複数人が「お前の悪事を見ていたぞ」と言っている感を出したかった。
時間をおいてから今度は擁護コメも送った。Bさんは悪くないよ!という典型的な吉牛からAさん嫌いだったから消してくれてありがとう!という過激な文言まで連投した。吐き気がした。
Bさんは律儀にもすべてのマシュマロに返事をしてくれたが、少なくともTL上で界隈を騒がせることはなかった。ディスコ等でどうだったかは知らない。
Bさんが別垢でこのマロ誰からなんだろ?などと発言しているのを見つけたときはニヤッとしたが怒りが勝った。
2日ほど私の爆撃にしおらしく返事をしたBさんはマシュマロを閉じた。そして開き直りツイートをして「嫌ならブロックしろ!」と典型的な捨て台詞を吐いた後何事もなかったように振る舞い始めた。お望みどうりブロックして差し上げたが、2以上FF数が減っていることに気づいたときはほっとした。
私はこの件について言及はせず素知らぬ顔で現在も繋がっているフォロワーたちとゆるく交流をしている。
Aさんは今頃どこで何をしているのだろうか。いまも変わらず素敵な作品を創りつづけていたらいいんだけど。
クローズドだったんだけど他のPCは自PC発狂してるのに全然精神分析してくれないし、KPは後出しじゃんけんが上手だし、血を吐いたりネコが死ぬだけで1/1d3、1/1d5のSANチェック入るしクトゥグアはクトゥグワだしニャルラトホテプはニャルラホテプだし挙句の果てに他PCは自PCになんの報告もしてくれないまま勝手にどっか行くしそこでクトゥグワ(笑)みてもSAN値チェックはなぜか起こらないし挙句の果てには自PCのことを一切気にかけてくれないまま元の場所に帰って自PCロストですかねwみたいに言われたから「門の創造使って帰ります」って帰った、門の創造で消えたpowは他の卓で貰った失ったステータスを回復できるやつで元通りにしておいて全員生還(笑)で終わったけどシナリオクリア報酬は一切くれないし成長判定も無いしで即ディスコ抜けて全員ブロックしておいた
最近ハマっている(いや、もう過去形だけど。ハマっていた)ジャンルの話。
原作はそこそこ有名で、同人界隈では爆発的な人気を誇ってるわけじゃないけど、それなりに人が多いジャンル。
新進気鋭、って言い方が正しいかはわからないけど。某赤豚ではジャンルオンリーイベ、某貴様ではCPオンリーイベの開催も新しく決まって「今まさに旬ジャンルへの道を駆けあがってます」ってイメージの、とあるジャンルの話だ。
原作に携わってる方がツイッターで二次創作絵に反応することも結構あった。
たぶん一番人気だろうCPの中に、キャラ名ががっつりそのまま入ってしまってることもあって、検索に引っかかりやすいのも一因だったのかもしれない。
(例えば、ユウタ×アキラ→ユウアキ、だったらキャラ名検索には引っかからないだろうけど、ユウタ×レオ→ユウレオ、だと「レオ」部分で引っかかりやすくなる、みたいな)
「ユウレオ」って表記していたものが「ユレ」になったり、ツイッターだったら絵文字使ったり。
原作サイドに腐向けの創作が見つからない様に隠れる、腐女子だからこの傾向はわかるし大切だと思う(1番はSNSに腐向けをアップしないことだろうけど、昨今の風潮的に難しいだろうな)
わたしは基本的に見るだけで、このジャンルで創作することはほぼなかったけど、「ユウレオ」が「ユレ」になりイニシャル表記になり絵文字になり最終的に「コし」(字形が似てる全然別の字を使った呼称、っていえば通じるかな)になる過程を見ていて、創作する側はいちいち今どんな呼び名されてるのか(というより、今までの呼称が「検索に引っかかりやすいNGワード扱いされていないかどうか」)追いかけるのか、大変だな、とぼんやり思っていた。
考察好きが集まって、原作の考察をプレゼンする会をオンラインで開催した際に、途中から例の一番人気のCPの話が混在で盛り上がり、最終的に「CP部分をぼかせばこの考察を原作サイドに見てもらえるのでは」とまで言い出す異常な盛り上がり方をし、さすがに苦言を呈された、というのが炎上元だった。
わたしは考察には興味がないので(というより他人の考察を見るとその考察に影響されまくってフィルターかけて原作を見てしまうのであまり見ないようにしている)プレゼン会の存在も曖昧にしか知らなかったんだが、今回ばかりはさすがに何が起きてるのか確認して、その内容にドン引きした。
あれだけ隠れよう隠れようと周りに呼びかけてたCPの人間が、「CP部分をぼかして原作サイドに見せる」とかよく言えたもんだな、と思った。
同じことを考えた人は当然たくさんいたらしく、荒れた。別CPの人間には白い目で見られたし、同CPの人間からも「さすがにこれはひどい」という意見をよく見かけた。プレゼン参加者は、「迂闊だった・浅はかだった」と反省する人と、「そもそもプレゼン会の要綱にCPが含まれることを書いてるんだから悪くない」って言い張る人と、我関せずを貫く人と、三者三様だった。とりあえず、悪くないと言い張る人をブロックしながら動向を追った。
結局、苦言を呈した人vsプレゼン会主催+盛り上がってたプレゼン参加者で一通り荒れたあと、プレゼン会の主催が謝罪+垢削除+「界隈荒らしてすみませんでした、もう二度とこの界隈で創作しないのでわたしのことは忘れてください」宣言で、この話題は落ち着いた。
よくある学級会案件の終息方法だし、もともと関わり合いもなかったので、とりあえず落ち着いたのか、くらいに思っていた。
匿名でCP小説を提出しあって参加者が読み、感想を言い合い、作者を当てる、という企画だった。
わたしは仕事中に発案を知ったので、面白そうだなと思いながらも参加はしなかった。
企画自体はディスコードで行われていたらしいが、その後、参加者で集まって喋るフリースペースが、もくりに出来ていた。URLがツイッターに公開されていたので、見に行ってみた。
フリースペースの参加者に、この間大炎上したプレゼン会の主催がいた。ほんの半月前に、謝罪して、垢削除して、もう二度とこの界隈で創作しない、と宣言した人が、CP小説を提出する企画に参加していた。
それを見た瞬間、なんだかいきなり、このCPにかかわるすべてに疲れてしまった。
「問題を起こしたんだから一生反省していろ、二度と創作するな」とか言いたいわけじゃない。
でも、大炎上を起こして、「もう二度と創作しません、わたしのことは忘れて」という内容の謝罪をした人が、容易にその本人だと特定できるアカウントで、1ヵ月もしないうちに新しい企画に参加している。そして、企画参加者に受け入れてもらっている。その事実は、素直な言葉でいうなら「気持ち悪い」という感覚に近かった。半月では、とてもじゃないけれど、わたしはあの炎上を忘れられない。
あの謝罪は何だったんだろう。あの宣言は何だったんだろう。受け入れている人たちは何なんだろう。受け入れている人たちも、普段は過剰に「隠れろ」って言っているんだろうか。
そんなことを考えているうちに、どんどん、このジャンルにいることは無理だな、と思うようになっていった。
参加しようかどうか迷っていた赤豚のイベントは、参加しないことにした。
今まで、新しく気になるジャンルが出来たから、前のジャンルから少しずつ離れていったことはあったけれど、これだけ明確に「足を洗おう」と思って離れるのは初めてだ。
本を出すサークル参加者は多そうだし、大して創作してもいないわたしひとりが消えても、きっと誰も気づかなくて、何も変わらないのはわかっている。
昨今感想屋とか、おけパとか面白い単語が流行っているのだけど、その中でも「こっち側」の人間の意見を見つけられなかったので自分用のメモとして書いておく。
好きな推しCPが出来て、親しい仲間内で同時に作ったアカウントだった。
当初は親しい身内だけフォローして他には誰とも繋がらず、互いに推しの絵を描いたり各々の好きな話をしてキャッキャと遊んでいた。
今思うと、私はこれが好きだった。私の求める二次創作は、好きな絵を描いて、好きな妄想をして、親しい友人と分かち合って、原作を考察したり。それで充分だった。
なので同人誌とかを作る気も起きなかった。神の絵や同人誌を読むのはもちろん好きだったけど、仲良くしたいなんて微塵も思わなかったし。何しろ住む世界が違うので。
ただひたすらそうやって友人と楽しく過ごしていたら、フォロワーが増えていた。
他の友人も新しい友人を作って遊んだりしていたので、楽しそうだなあ、と思いながら絵を見た事がある人を探してフォローを返した。
相互フォローを増やして、楽しく会話した。もちろん以前からの友人とも同じように話した。
フォロー外からリプライも来るので、それなりに返事をした。漫画や絵をアップすれば感想が来るので、ありがたく返事した。
そんな中で、友人から「クソマシュが来た」という報告を受けた。
今思うとこれは「おけパ現象」だったんだけど、つまり私と親しくするな、お前が親しくしていい相手ではない みたいな内容だったらしい。
全然意味がわからなかったが、私は友人が傷つくのは嫌だし、ツイッターで会話するのをやめた。ディスコードで喋ればいいし。
程なくして、私はそのクソマシュを送った相手が最近相互フォローになって楽しく会話をしていた相手だという事に気づいた。
なんでああいうのって匂わせツイートみたいのしてしまうんでしょうね。
「あの人にはいいねするのに、私にはいいねがないのは実力不足なんだな・・・」
今まで自分の事だなんて微塵も思って居なかった謎のツイート群が、友人とツイッターで絡まなくなったら途端に消えたので察した。
ちなみにTLが高速で流れていいねができないなんて普通だし、親しい人間は脳直でリプライできるからすぐ返してしまうだけです。
私が何だかツイッターに違和感を感じ始めていた頃、別の友人が最近始まったソシャゲにハマっていた。
序盤だけでいいからやって!と言われ、推しの論を説かれ、普通に面白かったので面白かった、とツイートした。
友人が描いて!というからちょっと絵も描いた。友人はとってもとっても喜んでいたので私は嬉しくなった。
が、まあこれは予測できた事態なんだけど、「もう〇〇は描かないんですか?!」「ジャンル移動するなら垢消せ」みたいなリプやマシュマロが届いてしまう。おけパ現象も発生した。
意図がよくわからないけど、「〇〇のジャンルは落ち目だから早く覇権の〇〇に移動した方がいいですよ!」とかも来る。
私は自分のジャンルや推しを捨てる気は更々ないし、覇権だから好きになるなんて言う事は全くないので普通に気分が悪い。
ただ、私も不注意だったなあ、と思い、今後一切そのジャンルの話や絵は出さない事に決めた。友人とは鍵垢で喋ればいいし。
それでも推しCPの事は好きなので、絵を描いたりしていたものの、様々な要因から喋りづらいのは事実なので日常ツイートをした。
日常ツイートでタイムラインを流されるのを嫌う人が居るのはわかっている。なので1日2、3ツイート程度。
内容も「好きな服セールで買った」「このお菓子うまい」「髪切った」とか毒にも薬にもならないツイートだった。
ただ不可解な事に、そんなどうでもいいツイートにすら大量にいいねやリプライがついてしまうし、
あげくの果てには「私も同じ服を着たい」「あなたがこのお菓子を食べていたので私も食べた」「同時に髪を切りたい」などとのリプライが届いた。
最初はギャグだと思っていたのだけど、どうやら本気のようで、なんだか私は肝が冷えた。
ライフハックを真似る事は私もあるけれど、私のそれはただの日常行動で、インフルエンサーとして生きている訳でもないし、ただのオタクです。
きっとこれが嬉しい人もこの世には居るんだろうけど、私は単純に怖かった。
なんとなく怖くなってきた私は信頼できる相手だけいる鍵垢にこもり、最終的にインターネットも見ないで過ごした。
私は多趣味な方で、絵を描くのも一つの趣味だと思っている。お金を稼ごうとか、命をかけようとか全然思っていない。
インターネットを見なくても、絵を描かなくても、お菓子を作ったり、DIYをしたり、筋トレをしたり。コロナの中でも楽しく生活をしていた。
親しい人間とはLINEとか、別の媒体で会話をしていたし孤独も無かった。そもそも孤独を厭う方でもないし。
そういう訳で数日後久しぶりにツイッターに顔を出した所、怒涛の勢いで自分の事を心配するリプライがフォローフォロー外問わず届いた。
「死んだかと思った」「あなたが居ない間毎日毎日寂しくて辛かった」「あなたがツイートしてくれないと生きる意味がない」みたいなあまりにも重たい文章が並び、私はちょっと青ざめた。
これが家族とか恋人なら仕方ない部分もある。しかし顔も本名も知らない私にどうしてそこまでの感情を持つのか、理解できなかった。
もうツイートはやめて、鍵垢で過ごそう、絵も鍵垢にアップして最初みたいに、仲間内だけでキャッキャしよう・・・。
そう思って鍵垢で過ごしていたものの、なんと鍵垢を捜索され「どうしても心配だったので鍵垢を見つけて、生きている事がわかって救われた」などとDMを貰った。
ああ、もうだめだ・・・と思った。私がインターネット上で生きている事がもはや義務だった。そんな義務のためにツイッターを始めた訳では無かった。
きっと皆私よりツイッター自体を重たく所持している。そんな中で私がツイッターを軽んじすぎているのかもしれない。それなら尚更よくない。
私が数日間居なくなっただけで大騒ぎしている人々が、私が垢消しした時どんな反応をするか想像できたけど、結局私からしたら顔も名前も知らない人でしかない。
自己中心的と言われればそれまでだけど、私は自分のためにアカウントを消した。
きっと半年もすれば皆新しい神を得て私の事は忘れてくれると思う。
実はこれ、はじめての事ではなくてもう何度も繰り返している。
どうしてこうなるのか自分ではわからないし、人にも相談し続けて来たけれど、皆首をひねるばかりで同じ立場の人間が居なかった。
実際最近の諸々の件を見ても、こっち側の悩みを持つ人は探せなかったし、まあ、言えないよね・・・という部分もある。
ただ少数派でも居るには居るんじゃないかと思うし、あと、もうツイッターのアカウントを作るのはやめよう・・・という誓いを込めて記した。
多分大多数のひとは私の気持ちがわからないし、羨ましい!身勝手だ、享受すべき、なんて考えると思う。
でも私がアカウントを消してしまったのは事実なので、もしアカウントを消して欲しくない神が居る人は、こういうケースも考えて欲しいな、という話。
最後のDMの件だけ説明不足だったので追記するけど、DMは開放してない。
ちょっとヨーロッパにいた時期があるんだけど、わりとみんなディスコみたいなとこに行ってた(俺は一回も行かなかったが…)
欧米の映画観ててもわりとディスコのシーンが出てくる 家で音楽に合わせて踊ったりもする
日本人だってまあ運動会で踊ったりはするんだけど、日常生活のなかにダンスの文化がないよな
別になくていいんだけどな
でも洋楽聴いてて出てくる"Dance"は踊ってるんだろうなと思えるけど、邦楽の「踊ろう」はホンマに踊ってんのか?言ってるだけじゃねえか?と疑ってかかってしまう
実際は全然踊らない根暗野郎が「踊ろう」だの「ダンスしよう」だの言ってるのは見苦しいよ それともミュージシャンくらいになると日本人でも踊りまくってんのかな 俺が踊らないだけか?
最近の舞城は「ほっこりディスコミュニケーションホラー」(もちろん面白い)も書いている
斗比主さんがIDINVADED(以外イド)を見たと知り、そういえばここ最近の舞城は「ほっこり」的な設定、掲示板に書かれる家庭内トラブルみたいなのをテーマにしがちだよなあと思いそれらの小説を紹介。
イド見てる舞城好きは当然ディスコとか九十九十九、闇の中で子供とか好き好き大好き〜を推すと思うが、それらは既に10年以上前の作品。
最近の内容はシンプルで濃縮され、(さらに)読みやすいという親切?仕様。
そしてその中に「平凡な家族のディスコミュニケーションなトラブルを書くホラーっぽい小説」があり、それが本当に面白い。
人は死なないし超展開は一切起こらず、じわじわ気持ち悪い噛み合わぬ会話、他人事に出来ない平凡な悪意と恐怖と祈りがあって、つまりやっぱり舞城。
最近と言いつつ10年前に書かれていた。個人的に『鼻クソご飯』に匹敵する衝撃。
幼い子供のいる現実的な家庭で、本当に現実的な辛いことが起こる。
でもその悲劇の凡庸さが刺さりすぎる。この先の自分に起こる悲劇の一例としてリアルすぎる…。
そして散りばめられた主張しすぎない、ナチュラルなほっこり加減!完成度が高い!
●『淵の王』(2015年)
「家族」要素は低めだが、やばい人間関係トラブルに「ロミオメール」というワード(めっきり聞かなくなったスラング)まで出てきて、なんとも小町的なネタに、主人公3人は正しさで立ち向かう。
結構ストレートなホラーで残酷だが(あ、これは人が死ぬ)わりと後味は爽やか系のもちろん傑作!悟堂もいいけど果歩が素敵だ!
娘を持つ母として、もう本当に怖すぎる。ゴリゴリ削られる会話達。
主人公母娘達の言葉や感情をどう受け入れるか迷ってる間に「家族」のヤバさをさらっと見せつけられ翻弄され、でも行き着く単純さにはやっぱり人への肯定がある気がする。
はい素晴らしい!
●『畏れ入谷の彼女の柘榴』(短編『群像』2019年11月号)
夫婦間の気分悪くなるほど噛み合わない会話の緊張から、怒涛の説教モード、しかしその説教臭さを吹き飛ばす最後の祈りが響く。
あああ、あああああああ、こういう小説を、たくさん読めますように。
しかし最近の猛烈な濃さの話を読んでると、『スクールアタック・シンドローム』なんか可愛いというかちょろく感じます(めっちゃいい話だけど)
あと『ビッチマグネット』、これたぶんタイトルのイメージと内容全然違って順当な少女の成長物語、めちゃくちゃ名作。ちゃんとほっこり要素入り。
それとid:yunastrさんご紹介ありがとうございました。
ゼロ年代の亡霊兼舞城王太郎のガチオタです。(でも最近の『裏山の凄い猿』も『勇気は風になる。』も読んでいない。単行本未収録が多すぎる…)
自動販売機の補充は一日に何件も設置場所をまわるから、基本的にきっちりスケジュールを組んで時間通りにまわれるようにいつも急いでいる。全力で作業すると音も大きくなる。というか販売機を開けてスロットから缶を落として補充する音はダララララララララララっとそこら中に響いて、もとからうるさい。
港区のオフィスビルにあるコワーキングスペース?には毎朝10時について5分で作業を済ませるようにしている。ここはわりと落ち着いた雰囲気のスペースで、パソコンに向かって英語で会議?したり、仮想通貨だのIPOだの、ネットでしか読んだことのない単語を使って、なんか仕事ができるっぽい話をしている利用者がいる。
そこで朝から販売機を開けて缶を何本もダララララララララララっと入れると、非難がましい目で見てくる奴がいる。こちらを見て舌打ちする奴もいる。
おい、俺はお前たちがそうやって優雅に仕事している間に飲むためのコーヒーを毎日必死に補充しているのですよ。と思うがもちろん言わない。
唯一状況を理解していそうなのが受付の人で、利用者の静かな敵意が俺に向けられるたびに、済まなそうな顔をしながらこっちに笑いかけてくれる。この人は松原みきという歌手に似ている。口が大きくて、ものすごい美人かどうかはわからないが、笑うと、愛嬌という言葉はこの人のためにあるんだろうというような、変なオーラがある。利用者たちもそのことをよくわかっていてか、物欲しそうな態度でカウンター越しにこの人に話しかける。彼女は親しそうに話す。俺は通り過ぎざまに、毎朝、おつかれさまですという挨拶を交わすだけだ。
いや、一度だけ、挨拶以外の会話をしたことがある。前の設置場所であまり商品が減っていなかったのでいつもより10分ほど早くコワーキングスペースに着いたら、「今日は早いんですね」と声をかけられた。その時俺は何を話したか。「ああ、いえまあ、はは」。会話とは。
最近麻布十番の駅近くに、オメガラーメンていう黒いラーメンができて話題なんですけど、知ってますか。えー、気になる。あ、じゃあ、行きます? いやあの人はラーメンなんか食べないか。
六本木交差点のアマンドで待ち合わせて、近くのイタリアンで軽く食事してからディスコへ行くのか。いやそれはバブルか。
本当にわからない。このまま挨拶していればよいのだろうか。よいのだろうか。
コロナウイルスのせいでコワーキングスペースは休業している。もちろん自販機の補充には行っていない。再開するまでの間に答えが出ていればいいと思う。ほんとうに出ていればいいと思う。