はてなキーワード: 施策とは
公式ストアの競合となるサードパーティーストアを誰が経営するんだよ?
OSをお客さんとして使うApple以外の企業が、そのOS上で動くアプリを真っ当に審査できると本気で考えてるのか?
windows上でMS以外がストア展開してるのを念頭に置いてるのかもしれんが、その結果一般消費者が使うwindowsは、企業向けサブスクリプションユーザーにパッチ配布する前のテスターみたいな扱いになってる。
OS自体で稼ぐことが難しくなってるから稼げる他の事業にとって都合の良いように振り回されるのは当たり前だ。
スマホ業界自体が硬直化しつつあるっていうことに異論はないが、まず「競争が起こった方が健全だ」ってのをAndroidで実証しなよ。
Androidの謳う「自由」を政府が支援するならGoogleは嫌とはいわないでしょ。
それでAndroid市場がiOS市場より盛り上がればAppleは勝手に変わるよ。
まぁ、その「Android市場での実証実験」にストア運営者として参加してくれる企業が見つかるかが最大の問題だな。
Androidは建前上はオープンソースだから、ストア運営企業もOS自体の扱いについてiOSよりはマシな対応が理屈の上では出来るはずだ。
まぁ、ホントにそんなことやってたら30%程度の手数料じゃ割に合わなくて自滅しかないけどな。
まずはアプリストアどうこうよりも、競争を促そうとしてただ業界が冷え込んだだけっていうMNO施策の失敗を反省するところから始めて欲しい。
「他人を人間扱いする」とはどういうことか?が話題になっていたから少し考えたい。
最近の例で言うとビッグモーター。報道なんかで伝え聞くかぎりビッグモーターでは社員が人間扱いされてないような印象を受ける。
あれはつまり、社員を「労働力」という単一の側面でしか捉えていないことが、人間扱いしていない印象をうける根底にあるのではないか。
ビッグモーターの社員ももちろん人間で、生物学的に両親がいて大人に成長できる程度には手間暇をかけて育てられてきた。
悲しむこともあれば喜びもあり、また病むこともあり大切な誰かがいるはずだ。
彼らにも多かれ少なかれ良心があったはずだが、売り上げを増やすために個人レベルの良心を押しつぶした。
彼らにも人生の目標があったはずだが、そのために会社としてするべき正当な人事評価を与えず、恐怖政治の棍棒として人事評価を使った。
彼らにも人の子として、あるい人の親として守られるべき尊厳があったはずだが、それを踏みにじった。
人の持つ多面的な側面を一切合切無視して労働力という側面だけで存在価値を測ることが「人間扱いしていない」ということになるのではないだろうか。
企業なのだから利益を追求することは当然だが、人が会社を動かしている以上人間性を無視して過剰に利益を追求するのは無理があり、その歪みが限界に達した結果現在報道されるような事態になったわけだ。
病気になることもあるわけだから業務にはバッファが必要で、それを用意する。
ミスをすることもあるから、それを前提とした仕組みを実装する。
会社レベルでの「人間扱いする」っていうのはこういう感じの施策群を用意することが人間扱いするということになるだろう。
では個人レベルでの「他人を人間扱いする」とはどういうことだろうか。
ビッグモーターの例に倣えば人間扱い「しない」とは「(本来多様な側面を持っている人間の)単一の側面、あるいはごく狭い側面しか存在を認めないこと」
例えば恋人同士であっても相手に対して性欲発散の側面しか認めていなければ、相手が勃起不全やあるいは生理になったときに、相手を労わることをしないで放り出すだろう。
他にも常にニコニコ上機嫌でいることが当たり前であるかのように求める、とか、病気なんかでお金を稼げなくなったときに相手を責めるとか。
老、病、気分が落ち込む、ハイになる、夢中になる、眠くなる、空腹になる、攻撃的になる、といういろいろな状態があるのが人間で、
人間扱いするとは一人の人間の中にも多様な状態があることを認め、多様な状態に対して相手にとって良い対応をする、ということになるだろうか。
ここまで考えたけど、実際それを完璧に遂行するのは人間には無理だ(自分もまた様々な状態に陥る人間なので、相手の変化に完璧に対応するという責務を自らに課すのは自分を人間扱いしていないことになる)
完璧じゃなく「ある程度」であっても他人を人間扱いするってすごく大変でハードルが高い。
生活においては
・同僚を50%人間扱いする
・道ゆく人を10~30%人間扱いする
みたいなグラデーションのある対応をしてる人がほとんどなんじゃないか。
だって、円安の今儲かってるのは「海外から資材調達して、海外で作って、海外向けに売ってる企業」だから。
彼らが今まで通り稼いだ金が円安で膨れ上がってるように見えてるだけ。
一部には過去の栄光に縋って生産拠点の国内回帰をもてはやす空気もあるけど、コスト削減のために海外に出て行った職が、円安で戻ってきたってまともな給料出ると思ってんのか?
あと、総人口が減っていくこの国で、その「戻ってきた仕事」って誰が捌くんだよ?
結局、「通貨施策によるコストプッシュインフレは経済好転の契機にはならない」という当たり前の現実だけが残った。
給与が増えない原因は色々ある。
労働者は自分たちの権利を放棄して賃上げ交渉を国にさせようとしてる。
そもそも円安で先にコスト増で負担増えてる業界は出せるモノがないが、共産主義的に国家が決めた賃金増に従わない企業はボロッカスに叩かれるのでなけなしの種籾を自分で食い潰すような馬鹿げた賃上げを強要されいずれ潰れる。
そうやって無理矢理作り出された求職者はどこに行くのだろうか?
マイクロソフトがこっそり始めたBingAIチャットがやばい。
これまでGPTだと法律のことを聞いてもろくに答えられなかったりはぐらかされたりしていた。
ところがBingAIお役所の施策から補助金の概要、さらに補助金の締め切りまで答えて挙句の果てにお問い合わせ先の電話番号まで答えてきた。
しかも受付時間までフォローしたうえでだ。おまけに役所の通達も踏まえて返答してもきている。
法律の質問については単なる返答だけでなく将来改正される予定までフォローしてきた。
これはあかん。士業がふっとびかねん。
GPTも驚いたけどこれはそれの比ではない。もちろん突っ込んだ答えは専門家に聞いてくれと言ってくるけど、なんかやばいもんも見た。
LGBT法で「岩盤支持層」が割れているみたいな見立てはまったく見当違いだ。
そのへんの、そこまで政治に興味ないけどさすがに共産党とかレンホー首相とかはないわー層だ。別に自民党が好きなわけではない消極的支持層が戦後の「一党独裁」に近い体制を担保してきた。
民主党に「一回やらせてみても」が成ったのも、岩盤が岩盤じゃないからだ。
いま剥がれてる情緒的保守層はそもそも消極的支持層ではない。積極的に自民党が大嫌いだったのだ。土下座外交も九条墨守も自民党の施策だからな。小渕だの福田だのの時代は明確に自民党政権を敵視していたはず。
自民岩盤と、虎ノ門ニュース視聴者とか参政党支持者みたいな真のホシュ層はもともとまったく別なのだ。それが安倍政権下で例外的に一体に見えていた。そして安倍さん亡き後、順当にバラバラになったというだけ。
昔も今も「べつに誰も好きで自民党に入れてない」のである。業界団体とか通じてダイレクトに利益得てる奴以外は。
それらを同一視した挙げ句「こいつら全員自民が大好きなんだろう」と思い込んでいたのが和式リベラルだ。つくづく何も見えてない。
ttps://www.jleague.jp/news/article/14147/
ttps://www.jleague.jp/news/article/16995/
参加クラブ:2019シーズンおよび2020シーズンのJ1 20クラブ
ttps://www.jleague.jp/news/article/19162/
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ttps://www.jleague.jp/news/article/19797/
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ttps://www.jleague.jp/news/article/20503/
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ttps://www.jleague.jp/news/article/20438/
参加クラブ:NPB・Jリーグ・B.LEAGUEあわせて105クラブ
『転生したらスライムだった件』コラボ(FUJIFILM SUPER CUP 2022)
ttps://www.jleague.jp/news/article/21725/
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ttps://www.jleague.jp/news/article/22040/
施策:アニメのEDにてJリーガーが出演する実写コーナーを放映
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ttps://www.jleague.jp/news/article/22242/
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ttps://www.jleague.jp/news/article/22912/
施策:試合会場にてゲーム内で利用できるクラブオリジナル列車を配布
『ラブライブ!シリーズ』コラボ(FUJIFILM SUPER CUP 2023)
ttps://www.jleague.jp/news/article/24470/
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ttps://www.jleague.jp/news/article/25101/
参加クラブ:川崎F、FC東京(アニメ内にクラブ・選手が登場)
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ttps://www.jleague.jp/news/article/24658/
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ttps://www.jleague.jp/news/article/25382/
施策:コラボグッズ発売、J1公式戦6試合にてコラボ試合実施(声優が来場)
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ttps://www.jleague.jp/news/article/25719/
参加クラブ:J1 18クラブ、J2 16クラブ、J3 11クラブ
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ttps://www.jleague.jp/news/article/25739/
東工大は2024年から総合型選抜に女子枠を導入し、143人の定員を設ける予定。
東大は、2027年までに300人の女性教授・准教授を採用する予定らしい。
結論から言って、これらの施策は好ましいものであり、他の大学もならうべきである。
そもそも、人類の男女比はほぼ1:1であるのに、大学教員に占める女性の割合はこれより低い。
特に、日本の高等教育機関の女性教員の割合は3割未満であり、准教授は25%、教授は18%と、いずれも先進国で最も低い水準である。
これは、全人口の半分の人材をみすみす逃しているということであり、国家的な損失である。
東大のような日本を代表する教育機関が、積極的に女性を採用するのは、他の学校の模範となることであり、歓迎すべきである。
まず、女性枠の設置が逆差別であるとか、男女雇用機会均等法に反するとかいう意見があるが、これは明らかにおかしい。
女性枠を設置したところで、男性の雇用機会は失われていないからだ。
むしろ、女性枠がすべて埋まったとしても、東大教員に占める女性比率は25%にしかならない。
そもそも法人の採用には、外国人雇用や障害者雇用などがあるし、入試にも留学生試験や指定校推薦などがある。
これらは一部の人しか応募できないが、それを差別だという人はいない。
こう言うと、「女性には言語や障害などのハンデがないのだから、一般公募で受ければいい」などという人がいるが、この人は根本的な勘違いをしている。
外国人枠や障害者枠があるのは彼らのハンデを補うためではなく、組織の多様性を確保するためである。
(そもそも、もし言葉の壁や障害がハンデとなるならば、それは組織の問題であって、採用を受ける人の問題ではない)
組織の経営者が、男女比に偏りがあるのは問題だと判断したら、女性の採用枠を設けるのは、至って合理的な判断であり、何ら非難すべき点はない。
女性枠の設置は
「企業が一般公募をしたら、特定業種からの中途採用者しか応募してこないので、新卒採用を開始する」
とか
「新卒採用をしても東京の大学の文系学部からしか応募がないので、名古屋と大阪にも支店を作り、理系の人も積極的に採用する」
というのと何ら変わりはない。
「入試に女子枠を設置することで、男子が合格しにくくなる」というのも間違いだ。
たとえば、定員300人女子枠100人の入試があったとしよう。
仮に、上位300人がすべて女性であった場合、彼女らのうち100人は女子枠で合格する。
つまり、本来合格しないはずの男子100人が合格することになるので、男子は合格しやすくなっているのである。
女性枠を設置することで、「大学の偏差値が下がる」とか「水準未満の人材を採用することになる」という意見もあるが、全く無根拠であり論ずるに値しない。
https://gigazine.net/news/20230808-biwako-fireworks-festival-screen-night/
滋賀県民じゃないんだけど、日本最大級だった花火大会が家から見えた民として少し思うことがあるので書いておこうかなと。
まず、マスコミが「花火大会運営 vs 地元民」みたいな構図にしてるけど、一番邪魔なのは遠くから来て道ばたで無料で見てテキ屋で金を落としてゴミを捨てていく奴らなんだよ。
こういう奴らはSNSなりでひたすらお得情報とかを漁ってるハイエナ状態なので、地元民しか知らない場所どころか私有地にまで入り込んでくる。(以下ハイエナ)
ゴミを捨てるのもハイエナ、道ばたを埋め尽くすのもハイエナ、不法侵入するのもハイエナ、そして家が遠くて早く帰りたいからと押し合いへし合いして雑踏事故を起こすのもハイエナ。
マジで地元民は迷惑してるから、ハイエナを減らしてくれるなら全然問題ないし、逆に言えばハイエナの後始末させられるのなら花火ぐらい見せろよ、となる。
今回の琵琶湖の花火での施策は4mのフェンスが設置されたらしい。
確かにこれは、フェンス近くの家の人は花火が見えなくなるかもしれない。
だからその家の人が怒るのは分かる。
でもそのフェンスの近くの家の人って今まで毎年苦労した人じゃない?
先の通りうちは某花火大会の地元だけど、見渡しのいい畑の前の家に住む友人は花火の日にはバリケード張るねんで?
運営どころか警察に言っても何あいつら何もしてくれへん、自衛するしかないねん。
こいつらを追い払ってくれるフェンスやったら歓迎もするわ。
高さだけ、家の2階なら見えるように考慮してくれれば、ハイエナはおらんようなるし家族はゆっくり花火見れるしお互いにええことばっかりや。
何なら個人協賛ぐらいしてもええで、町会経由で取りに来てくれやw
ブコメで「大阪駅では有料チケ持ってない人は来るなと宣伝」ってあったけど当たり前やろ。
地元にはゴミ以外落とさへんやつはこんでええねん(テキ屋は地元とちゃうからな)
あとついでにマスコミにも言いたいけど、ハイエナを呼び込んだんはマスコミやからな。
テレビとか情報誌とかが煽るからああいう迷惑しか振りまかへん奴らが来んねん。
その癖報道やったらハイエナのことは置いといて、運営 vs 地元?
ええ加減にせえよ!
地元民かってハイエナが鬱陶しいだけで、花火大会自体はあってええと思っとんねん
うちの地元みたいに無くなってしもたら寂しいもんやねんぞ・・・
企画するのは企画事業部でその企画を決定した事業部の求めているものを構築するのが我々の仕事じゃないか。
この企画に対して、「顧客のためになっていない」とか「顧客のために、、」みたいなことをIT部門の我々が感想としていうのはわかる。感想だし。
企画事業部の方にこれって「顧客うんぬん」と質問とか疑問とか指摘とかすることは、、まあまあいいと思う。
でもこの質問や助言を受けるかどうかは企画事業部の判断であって、IT部門の我々には意志決定権はないわけよ。
企画事業部は自分たちの企画をIT部門に依頼して構築した後に自分たちの企画に対する顧客の反応を見て、次の一手を考えるわけ。
すごい理にかなっているわけ。企画の内容とかシステム仕様でダメ出しする我々って顧客の何を知っているのよ? お前の感想じゃないの?
企画事業部の依頼を顔面受けしないとか、言われたことだけ実施することはよくないって文化をITの中で作りたいからといって、顧客目線が足りないから我々が補完するとか。
個人個人が顧客目線をもって作業に取り組むみたいなIT部門の目標ってすごく違和感があるわけ。
IT部門の本質って、システム構築するための設計から実装とか運用にあるわけ。これって家造りでいう大工さんよ。
「どう良く作るか」に責任があって、作った成果物の価値はIT部門よりも企画事業部に責任があると思うわけ。
IT部門の顧客って企画事業部のようないわゆるクライアントじゃないの?って話
というやり取りをずっとリーダーとやっている空中戦で疲れたのでここに投下して心を落ち着ける。
プログラムとか設計はただの手段って思ってて「どう作るか」ではなく「何を作るか」が大事だと思っているから。顧客が〜ってことなんだろうけど。
それも理解は必要だと思うけど、様々な企画とか施策を日々開発している我々は、企画を「どう良く作るか」にフォーカスしたほうが作業とマッチしているだろうがよい。
「何を言っているのだかわからない人のカオスな顧客要求を、ひとまずすべて聞いてみて、それをソフトウェアなり数理モデルに落とし込み、実現に近づけていく」という仕事がある。
ふと思ったのが、色々な場で語ってるサンデルとかガブリエルとか、そういう人達を顧客と考えて要件定義してみるとどういったモデルが炙り出されるのかと興味を持った。
倫理的と言える投資と言えない投資はどのように区別でき、倫理的と言えるアクションに強いインセンティブを与える自然なやり方があるのか。
あるいは法的要件によって特定の悪い行動を引き起こらないようにしたほう良いのか。様々な強化学習を使った奇妙なナッジ戦略で人を善へ導くのか。
こう考えると「施策そのものの倫理性」などと言われる可能性があるだろうというのがまず一つ言える。施策となり得る候補はできるだけ列挙し、アイデアを溜めておくのが良いと思った。
何も顧客を「サンデル」「ガブリエル」という有名人に限定する必要もないが、専門家の論文をごそっと集めてきてメタ分析するなどやり方は色々ありそうである。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASR8443X7R7XUCVL037.html
id:paracletus それより「連合軍も悪いことをした」について、そろそろ語られるべきかなあと思う。
id:CocoA ただしぃ~、原爆による無差別大量殺人の肯定はいいで~す
id:technocutzero 欧州全体でロマを排斥、殺害してたことも教えないとダメだワン ソ連のホロコーストも全く語られないしな WW2後の世界が枢軸を悪とすることで成立させてる世界観だからそうなってるだけで純粋な歴史の話じゃない
id:toratsugumi むきになってナチを完全否定する勢力は、国家社会主義ドイツ労働者党とショッカーの区別がついてないんじゃないのか。ソビエト連邦共産党やカンプチア共産党、朝鮮労働党だって、内政面で良いことも少しはしてるぞ?
id:mutinomuti 誰に対して?(´・_・`)欧米の優越的地位の確立は植民地と奴隷制度による搾取によって加速されたわけだけど、そういう話?
id:eotitg 未だにナチスのユダヤ虐殺ばかり言うのが健常主義で、ユダヤ以前に障害者ガス室送りにしたのがT4作戦。T4作戦を都合が悪そうに沈黙してきたユダヤの障害者差別と、白人だって差別と強調のユダヤは批判されるべきでは
はいドーン。また新しいアホがあぶりだされましたね。同書内で言及されてるwhataboutismそのまんまです。そういう無駄な相対化で本題を誤魔化そうとする阿呆な態度を取ることの弊害が散々言及されてます。文章を読めないアホに限ってこういう無駄にメタを気取ってアホをさらしてしまうわけですね。いいサンプルです。
id:nt46 ナチスは何も良いことはしなかった、とは書けないから分析に走るのでは。
id:mr_yamada 「良いこともした」論者がアホなのはわかるが、学者が研究対象に「肯定できるところはない」としてしまうとスタンスとしては、同じレベルに落ちてしまいますよ。ナチスを雑に全否定することの危うさこそ心配。
はいアホー。「何も良いことはしなかった」なんてこの本では書いてませんし全否定本でもありませーん。
id:flowing_chocolate 良い悪いではなく、何をやったかで語ってほしい。
はいアホー。何をやったかを書いてる本です。この本では歴史学における検証方法を「事実」「解釈」「意見」の3段階にわけることを検証してます。それが歴史学的にメジャーな方法かはしりません。そもそも歴史学において「なにをやったか」を語ることは極めて不十分、そもそも客観的な歴史など存在しないことを示してます。間抜け。雑にマウント取ろうとするアホの見本。
mazmot 「良い」とか「悪い」という定義不能な価値観を歴史研究に持ち込むことの危うさをもうちょっと強調したほうがええんちゃうやろか。
id:by-king まずそもそも『良いこと』って定義はなんなんだろうね。そんな簡単に一義的に決まるものなの?単なる誰かの価値観でしかなくないか。
はい出た出た「歴史研究に善悪を持ち込むな」派。お前歴史研究まともに触れたことないだろ? historyとstoryの語源は同じstoriaって高校世界史の最初の授業で教えられることじゃない? そもそも歴史において価値判断を持ち込まないなんてことはありえないんですよ。
id:lochtext 無料部分では『善悪を持ち込まないのは不可能』って言ってるだけで、積極的に持ち込むのはやっぱり不適切なのでは?
これもおもしろい視点のように見えますが、率直に質問します。「ナチスドイツはユダヤ人を500万人殺しました」という歴史的事実に対して「善し悪し」を持ち込むのは不適切だと思いますか? そもそも社会科学・人文科学において「主観を含まない客観的な判断」なんてものは存在しないんですよ。社会科学・人文科学を学ぶ上でそんなことは初歩の初歩の初歩です。いわゆる理系にありがちな誤謬ですね。
これは悪くない視点ですね。物事って「良いこと」「悪いこと」以外に「良いとも悪いとも言いがたい領域」ってたくさんあるんですよね。
この本の中で散々言われてることは「良いことと主張されることが『悪いこと』と結びついている場合、それは『良いこと』と言っていいのか?」という問題意識です。一例を挙げます。困窮した国民に政府が住居を提供しました。ヤッター!良いことのように見えますね? でも実はその住居はそこに住んでた在日コリアンを無理やり追い出して北海道に強制移住させたことで獲得されたものです。さて、それは「良いこと」ですか?
石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』において示されてること、それは「ナチスとはヒトラーの意向を実現する為の国家機関である」「ヒトラーはユダヤを本気で絶滅させようとしていた」という事実です。ナチスドイツが国民共同体を至上とした結果ユダヤ人500万人を殺害したという事実は、ナチスドイツの様々な政策と綿密に結びついてしまいます。ナチスの福祉政策はユダヤ人や性的マイノリティを排除していました。「ドイツ人」とみなされない人間は人間扱いされないんですね。「ドイツ国内に住んでる人はユダヤ人も性的マイノリティも全員まとめて面倒みたるわい!」みたいな福祉政策ではなかったんですね。さて、それは「良いこと」ですか?
id:gui1 ナチが絶対悪なのは前提ですが。政権は国民の生活の向上の施策をうつのが通常です。どんな政権でもそうです。悪のナチスでもそうです。国民をいじめ抜いた悪夢の民主党政権のような特異例は少ないです(´・ω・`)
なのでこの意見も同様に否定されるわけです、「国民の生活を向上します、そのためにユダヤは排除しますしなんなら絶滅させます」。そのような施策は「良いこと」ですか?
id:colonoe わざわざ買って読む気はないので、環境保護や禁煙政策を「良いこと」ではないと書いてるのかどうか教えてほしい
こういうアホは目次すら調べようとしない知的に怠惰な人間です。環境保護の保護範囲は限定的だったし戦争進むにつれて疎かになったって言ってます。禁煙政策も女性を除いて効果がなかったよねということを示してます。
その上でこれへの返答を最後に持ってきたのは、実はこれは「良いことかもしれない事実」に結びついてるからです。本書の中で唯一「良いこと」の可能性が示されてるのがこの「禁煙政策は女性の癌患者を減らした」というところです。そもそも「良いことが全くなかった」ということを示してる本ではないんですよ。ナチスドイツの政策を学術的に検証してきた歴史学の積み重ねの中で、ナチスドイツの政策で褒められるところがなかったっていう研究結果が出ているという話。これは田尾大輔や小野寺拓也がそう主張してるわけじゃない。他の研究者たちが積み重ねてきた、巨人の肩に乗った結果の「歴史学的に一般的な結論」が「良いこと」とされることをほぼ否定している。田野大輔・小野寺拓也だけが主張してるのではなく、先行研究が効果の有無を実証していることをただまとめただけ。そういうことを知らずに雑語りしてるお前らはマージでね、お前ら全員アホ。アホが雁首揃えてアホを晒してるので爆笑です。
なお、その「女性の癌患者が減った」という政策には家父長制的な「女性は家庭で子供を産め」という思想が根底にあったという指摘がある。女性は子供を産むことが推奨されていて、その結果としての健康政策なわけだ。そういった価値観のもとでおこなわれた政策は「良いこと」なのか? という問いを本書では投げかけてますよ。
それはそうと、この本は完全無欠な本だとは思ってない。この本を批判する素地は1つだけあると思ってる。それは「ナチス研究はナチス/ヒトラーを過小評価しようとするバイアスが全体的に存在する」という批判だ。ただ、これまでナチスドイツに真面目に向き合ってきた何百人もの学者が積み重ねてきた智の結晶をバイアスとして切り捨てるのは相当ハイレベルな研究が必要かと思うので、増田はそう主張するつもりはない。