2024-11-11

ブスでごめんなさい

「思ってた顔と違った」

この言葉脳裏に焼き付いて離れない

コンビニアルバイトをしていた高校生時代、考えが古風ですぐ子供産めって行ってくる、苦手なオーナーがいた

ある日出勤した直後に突然、マスクを外せと言われて

私は自分の顔が醜い自覚があるから、外すのが怖くて、すぐには外さなかった

でも、促してくるから渋々外した

私の素顔を見た瞬間、オーナーは静かに

「なんか…思ってた顔と違った」

と言った

その言葉を聞いた瞬間、ずーんと、心臓になにか負荷をかけられたような感覚に陥った

バイト中、その事しか考えられなくて

家に帰ってから顔がぐしゃぐしゃになるくらい泣いた

私がブスじゃなかったら、そんなこと言われなかったのに

どうしてブスに生まれちゃったのかな

どうして可愛く生まれなかったのかな

自分容姿のことを考えないようにしていたのに、その事しか考えられなくなって

1年経った今も忘れられない

私がいちばんしかったのは、姉からからかいだった

まれつき顔がぶくぶくしていて、それがコンプレックスであると、自覚していた

姉はよく私の顔をおにぎりとか、なすびみたいだと笑っていた

それから輪郭が気になって仕方なくて、小顔ローラーや、小顔矯正や、小顔マッサージ、一通りやったが、全く小さくならなかったし、過度な小顔マッサージで口内を傷つけお粥しか食べられなくなった時期もあったため、両親にやりすぎだと叱られやめた

20歳になったらお肉が落ちてくるよって周りの言葉を信じていたけど、未だに顔はパンパンの70キロデブのままだった

1年前にバイト代を必死に貯めて打ったボトックスも、あまり変化がなく効果が切れた

半年前、あの時は悪かった

あなた可愛いよと

姉に言われた

何も響かなかったし

今更謝られても、何も感じなくて

顔も見たくなかった

私はもうすぐ20歳で、振袖を着る権利を得れるけれど

振袖の予約は全くしていないし、この顔で、生涯残る成人式前撮りなんて撮りたくない

なんなら、20歳になる前に顔グッシャグシャにして、亡くなりたい

みんなの記憶から、私を消したい

言葉刃物で、傷がついたら一生治らない

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん