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2017-09-25

月蝕歌劇団の公演を見に行った記録

なんかひょんなことから月蝕歌劇団の公演を観てきた。

怪人二十面相 黒蜥蜴復活篇-ガス人間第二号とフランケンシュタイン-』

ピーターパン 月蝕版』

自分にとっては初めての月蝕歌劇団

忘れてしまわないうちに記憶を記録に変えるため、レビューを残しておくことにする。

月蝕歌劇団を知らない人は目の前の箱でググってほしい)

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■全体として

劇団標榜しているところの“アングラ”とは何か、つかんだ。

マジックリアリズム大衆演劇の合体だ。

これ、過去の演目を見る限り、そう間違ってはいないはず。

自分のボキャブラリでいうと、ボルヘス池澤夏樹イタロ・カルヴィーノ筒井康隆、このあたり(マルケス積ん読状態なので知らん)。

怪人二十面相』やら『ピーターパン』やら、もとからマジカルな舞台設定の既存作品をさらに2つも3つもカットアップマッシュアップして、"魔法世界の中で、さらに有りえねぇ超現実が起きる"ある意味なんでもありの“ごった煮”的な世界設定を作って、舞台の制約が許すかぎり絢爛豪華なスペクタクルに仕立てる。

で、そこに昭和風俗をまぜ込んで(たとえば突然、山口百恵のワンフレーズが出てきたり、吉本新喜劇的なシークエンスが乱入してきたり)、さらに'60年代新宿のアングラシーンの楽屋オチ、「唐十郎李麗仙が~」みたいなネタをチクリ、チクリと混ぜ込めば月蝕歌劇団になる。

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あと、これはどうかな……はずれてるかもしれないけど。

60年安保、70年安保的な新左翼臭いと、その文化の“祭りの終わり”みたいな寂寥感が通底しているような気がする。

自分が当時のアングラシーンの空気と政治的な空気を混同しているだけかもしれないけど。

でも、“岸信介”とか、“ロシア革命”とか、そういうワードはちらほら出てくる。

2演目とも、終盤クライマックスマシンガンの乱射をきっかけに急速に話が収束するところも、かならず流血をみるところも、まあ、ほら、いろいろと。

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ともかく自分にとっての月蝕歌劇団はそんな感じ。

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あと、演目の間に『詩劇ライブ』というのがあって、基本は歌唱ショー。短い芝居と群舞。

キャストの紹介も兼ねている、のかな?

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良かったかって? うん、良かった。

ただね。

大正末期(1910年代)の冒険小説明智小五郎シリーズが戦後(1945年~)に伝奇ロマン化したものアングラ時代(1960年代)の空気感舞台化しようとして、当時の若手(高取英1985年)が古豪となって2017年に上演した作品世界に、どの時代の気分で接すればいいのか、混乱するところはあった。

寺山修司とかが登場する楽屋オチに、どの時代の気分で笑えばいいのやら。

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良かったところは……、

舞台は超現実的なんだけどプロット自体は、なんというか、それぞれの人物群が自分たちの課題の解決を目指して動くような、破綻も不条理も無いオーソドックスな作り。

ときどき舞台袖で狐舞が始まったりとか、解釈に困るような隠喩的な演出が入るほかには、ストーリーを楽しむのに支障はない。

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くわえて、これは自分が舞台観劇初心者だからだろうけど、衣装舞台と演技と、つまり色々と作りこんだ箱庭を見ているような感覚

これが新鮮。

そりゃ、どんな超現実もCGでリアルに作ってしまハリウッド映画はすごいけど、いっぽうで、いろいろと“作りもの感”のある世界を、19世紀見世物小屋パノラマのぞき窓みたいに見ている感覚が良い。

(どうしても想像できない人は、映画でいうと

 『バロン』(テリー・ギリアム)、

 『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』(ティム・バートン)、

 『落下の王国』(ターセム・シン

 あたりを思い浮かべてください)

同じビジュアルスペクタクルでも、モデリングレンダリングが古びてしまったら一気に観る価値がなくなってしまうVFXではなくて、どんなに古びても観ていたくなる、吊り操演とミニチュアと火薬の特撮みたいな。

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で、そこに少女歌劇団(厳密には若手女性主体の歌劇団)の、なんというか、キャッキャウフフ感がのっかってくる。

実際、終演後にはチェキ時間があったりと、アイドル公演的な。

(昨年だか一昨年だかに『アリスインデッドリースクール』を観たときにはチェキ握手会があったけど、そういうのって少女演劇のスタンダードなのか?)

というわけで、全体として

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 1)呪術的なストーリーテリング

 2)箱庭的な幻想感

 3)若い娘さんたちが頑張ってる感

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が、それぞれX軸、Y軸、Z軸に広がって立体的にホンワカした気分になってくる。

これで役満。いい気分。

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以下は、キャスト演出について。

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■岬花音

歌、ダンス、芝居、3枚そろって超人。

もともと彼女アンテナに引っかかったか舞台を観に行ったわけで。

行く前は「ひょっとしたら芝居が弱いかなー」と思ってたけど、そんなことはなかった。

純朴ショタ(少年探偵団の小林少年)からガラッパチ女子高生まで演じ分けていた。

いま確認したら、全体の振り付けもやってる。スゲェよこの人。

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白永歩美

上に書いた岬花音菜嬢がトップか一枚看板かと思ったら、すごい人がいた。

白永歩美

OG客演なのか、現役トップなのか、よくわからん。(そもそも一般的な意味でのトップと、月蝕歌劇団の“ヒロイン”とか“トップ”の意味が違うのかもわからんが)

動いて良し、喋って良し、歌って良し。加えて舞台向きの強力な眼と唇、長い手足その他ビジュアル

ピーターパンになって最後は飛ぶ(榊原郁恵ばりとは行かないけど)。

普段は何やってる人だ? 専属か?

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白川沙夜

コメディアクションストーリーテリング、怪盗紅あざみのパートほとんど彼女一人で回していた。

アンサンブル彼女が周囲をブン回している感じ。(いや、周りが抑制しているのか? そこまでの鑑賞眼は俺にはない)

イヤそりゃ紅あさみ役なんだから当然といえば当然なんだけど、そういう長時間の高負荷に耐えられるキャストなんだから、信頼性の高い人なんだろう。

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新大久保

どうしても必要なサポートには男優さんも入る。

で、この人。

発声から演技まで、一人レベルが違った。

いや、レベルというのとは違うな。

キャラクターの性格と感情と現在の意図がわかりやすい、演劇らしい演劇をしていた。

キャリアの違いか。

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■河合瑞恵

この人というか、この人を見て思ったことを書く。

河合瑞恵さん、男役として帝国軍人とラスプーチンを好演。なんだけど、それとは別に幕間のライブで『夢は夜ひらく』(藤圭子)を歌っていて、これが実に良かった。

宝塚OG的な妖艶な雰囲気が出ていて。

そこで気が付いた。

「この劇団、成熟した大人の女性の出番がない」

いや、大人の女性キャラクターは出てくるのよ。でも、『二十面相』の誘拐少女の母親にしても、『ピーターパン』のアレクサンドラ皇后にしても、設定上の年齢よりは10歳か20歳は若いキャストが演じてる。黒蜥蜴も紅アザミも、おそらく。

少女ショタと男役とサポート男優だけで構成されていて、大人の女性存在がすっぽり抜け落ちてる、この劇団

いつもそうなのか? そういうコンセプトなんだろうな。暗黒タカラヅカだし。

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■嘴音杏

タイガーリリー役はさておき。詩劇ライブ歌唱

上手い、凄い、空気も変わる。専業で本業なんだから当然か。

声量といいキャラクターといい、どれをとってもレベルが違う。

ただ、ほかのキャストが黒を基調にした演出で、おそらく劇団ストック音源をバックにJ・A・シーザーの幻想世界や女心とかを切々と歌ってるところに、パーソナルカラーの赤コルセットと赤ドレスで生バンドの高音質2MIXをバックにブルースゴリゴリ歌って月蝕歌劇団を3分間だけ痴人倶楽部にしてしまった感じがする。

良いか悪いかは別として。

芝居は。んー、良しあしが言えるようなキャラクターじゃなかった。

政治的に正しくない、だけど、ある意味では由緒正しい戯画化された“インディアン”だったので。

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■江花実里(と高畑亜美

明智小五郎+α役。オフの顔を見たら、アラかわいいお嬢さんベテラン主体の劇団だったら、小林少年をやっててもおかしくない。

客演らしい。

「美丈夫ですか? やりますよー」といってこなせる彼女みたいな人が、実は隠れた高能力者なのかもしれない。

だってあれよ? 明智小五郎と黒蜥蜴といったら、つまり天地茂と丸山明宏よ? そういうダークで苦みのあるキャラを演じて象徴的にせよベッドシーンまでこなす。役者ってすごい。

そういえば高畑亜美さん。一緒に観劇した元同僚が「あの黒ボンデージの人は役者魂を感じる」と言っていた。

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■北條華生

緊縛師をエキストラで連れてきたのかと思ったら、そのままシレっと芝居を初めて、V・フランケンシュタイン博士を演じきってしまった。しかもうまい

調べたら緊縛師ではなくて緊縛もこなす役者さんだった。みんな多芸なのね。

吊るしのとき、役者の影で見えなかったけど、1/2なり1/3なりのプルアップ・システム(滑車みたいに距離2倍、荷重1/2にするロープワーク)をやってるはずで、一瞬、芝居が停滞したように見えたけど、あれでも相当手際が良かったんだなと後から思った。

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はるのうらこ

北條さんのロープワークもさることながら、吊るしというのは吊るされる方にも技量がいるわけで、ハーネスガッチリつかんだまま気絶するという難しいことをやっていた。

男役。

悩める青年将校をきっちり演じきっていたけれど、華奢なのはいかんともしがたい。女性役であらためて見てみたいと思った。

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中村ナツ子

な!に!も!の!だ!? こ!の!ひ!と!

Web/エディトリアルデザイナーライターイラストレーター、Photoshopper。

チャラっと調べてみたけれど、原稿(というか体当たりルポ)もロゴデザインも依頼主のテイストに合わせて手堅くこなす。

役者で声優。前説もこなす。となりの知乃さんにも目配りしながら観客席と当意即妙のやり取り。

舞台にも立つ。しかも端役じゃなくてしっかりスポットのあたる役どころ。

これでJavescriptとSQLが書けたらホンマモンの超人や。

こういう人が一番まぶしい、そして怖い。

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プロップ舞台

足りぬ足りぬは工夫が足りぬ。いやそうなんだけど、せめて南部十四年式拳銃は用意してほしかった。ポスターにもあるんだし。

ネバーランドの崩落シーン。大道具の意地と苦労がしのばれる。というか、そのための柱だったのね。

周囲の柱といい、中央の小部屋といい、随所に設けられたピットといい、演目に合わせて必要十分な空間の設計がなされていることに、いまさら感心する。

意地と苦労といえば、ピーターパンの飛行シーンも、無くても成立するだけに、「これをいれねば!」とウィンチを仕込んだ意地と心意気がうかがえるよなぁ。

ところで、いま調べたら、中央の小部屋は常設みたい。

なるほど、上手と下手のほかに中手があると、バーン! と登場するシーンとかに便利だよね。

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J・A・シーザー(と音響

絶対運命黙示録』『私の中の古生代』(←だったっけ?)しか知らなかったんだけど、「ほかにどんな曲があるんだろ」と思ってたところ、つまりはこれこそがシーザー節だった。

主旋律の音域を広く取ってロングトーン多用おまけに変拍子の幻惑的なスタイル

これがそのまま歌手泣かせの難易度となって跳ね返ってくるわけで。ノリで合わせていたら絶対にロストする、ブレスで死ぬ、超絶覚えゲーみたいな世界

こりゃ役者さんが大変だろうと思った。

あと音でいえば、既成の歌謡曲のダビングものJ・A・シーザー氏の打ち込み音源、ボーカル無しで舞台で歌うものボーカルありの既成曲で舞台でも歌うものマイクあり、マイク無し、古いローファイ音源と新しいハイファイ音源、とバラバラのチグハグだったのが気になった。

歴史の長い劇団だから地層のように多種多様な音源が混ざってるんだろうと想像するけど、どこかで専門家がDAWで新録して整理しないと、大変なことになると思う。

あとマシンガン銃声のポン出し、キャストトリガーを渡せるような仕組みはないものか?

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……んー、こんなところか。

機会があったら、一度は観てみても良いと思います。そこでハマるかハマらないかは、あなた次第。

自分? チャンスがあったら、もう何回か行こうと思ってる。

2017-08-14

http://itochan.hatenablog.com/entry/2017/08/14/083000

なぜ公開する必要があるのか?

今の時代に「公開する」ことのメリットは全くと言っていいほど無い。

10年前なら「(a)ある目的を達成するために必要ツールが無い」→「(b)自分作りました」→「(c)他にも同様の理由で困ってる人がいると思うのでサービス公開しました」という話は、無くはなかった。

現在、まず(a)からして怪しい。Google検索すれば欲しい物は大体手に入る。少なくとも「気軽に作れる」程度のものであれば、気軽に検索すれば気軽に引っかかる。その程度のものだ。

しかし運が悪いことに探しても見つからなかったとしよう。次に(b)だが、これの敷居も下がった。プログラミングの土台は整っている。なにせ自分で「気軽に作れる」とか言っちゃう程度の簡単さだ。

さて、出来上がったツールを使って自分目的は達成できた。(c)に移行するか?「同様の理由で困っている人」はどれだけ居るのか?手間暇かけてサービスを公開するに見合うほどの利用者数が見込めるか?

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サービスを見る眼が肥えてきたためか、誰でも「気軽に作ったサービス」と「他には真似できないサービス」の区別ができるようになった。

端的に言えば「他に真似できるサービス」は空気で、あなた問題解決するには有用だが、公開するには値しないのだ。

作るなと言っているのではない。作れ。だが公開は不要だ。

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公開APIを組み合わせる、いわゆる「マッシュアップ」は、データの源が同一であるためデータ以外の点で差別化するしかない。

興味深いことに、公開API使用する・しないに関わらず、差別化難易度は大して変わらないことがわかる。

それであれば、制限事項のつきまとう公開APIをわざわざ採用するのは、むしろリスクであると言える。

差別化ポイントができたのなら公開して欲しい。それが無いなら検索ノイズが増えるだけなので公開しない方が世のためである

2017-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20170603103659

頭を使うのにそんな高尚なモノいる?

複数スマホゲームを並行して攻略してるだけで、

スケジュールタスク管理自己管理マッシュアップしていく過程で頭を使うし、

Googleスプレッドシートを駆使して効率やら期待値やら最適ユニット構成やらを算出する過程

いろんな関数tipsを調べてスマート記述をするのにも頭を使うし、

いい感じのプレイができたら録画してアップしようとなって、その過程

x264エンコードオプションやら低負荷・高fpsの録画を実現する環境ソフト吟味やら学ぶことが多くて頭を使うし、

働いてないけど毎日脳みそがすごい勢いで糖を消費しているわけなんだけど。

2016-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20161208212334

自分によく似ている人ならば、共通趣味感性で話が盛り上がるだろう

同じ会社で働いて、仕事趣味みたいなもんだ。

>一方で似たような話題ばかりで刺激は少ない

まあ、デート中の会話なんてだいたいネットで話題になっていることか新作ソシャゲの進捗報告だろう。

>お互いに趣味にどっぷりな人ならば前提知識の共有なしにオタクトークができる

まったくだ。

フォントの話やデイリーポータルの最新記事や昨日炎上した増田ネタトークできる異性が他にいると思えない。

>似ているけれど他人なので、こだわりが強い分野の話などでいざこざが起きるかもしれない

一緒のプロジェクトだった時は「死んでもこいつとだけは恋愛関係にならねーぜ!」って

思うくらい揉めた。

>似ているけれど他人なので、好きな分野の情報を違う経路から手に入れられたり、違った視点から物事を見れるだろう

そこは男と女からかな。

視点は全く違う。

自分と違うタイプの人ならば、自分の知らない分野の話や今までになかった視点から新鮮に物事を見れるだろう

同じような属性人間でも、新しい話題っていうのはつきないものだぞ。

特にネタ好きなやつは。

>ただしそれに対していつも面白いと思えるとは限らない

相手の会話が超絶つまらないことは日常茶飯事だ。

>お互いに深いところまでは理解できない

相手気持ちはいつもわからん

>深いところに立ち入れないから適度な距離感を保って良好な関係を続けられる

もうちょっと距離近づけたいけどな。

主に下半身的な意味で。

趣味に付き合うことで新たな楽しみを知ることができたり、逆に趣味に誘うことで1から人に楽しさを伝えられる

一緒にゲーセンで協力プレイできて楽しかったぜ。

そんなプリンセス願望むき出しの映画誰が見るかよ!!

って思うような映画連れてってくれてありがとな。

面白かったぜ。

>付き合いで始めた趣味など所詮付け焼き刃でしかない

申し訳ないけど三年がかりで編集したっていう

アニメのオープニングと笑点動画マッシュアップした面白動画作成

っていう趣味だけは理解できなかった。

以上。

君を愛している。

2016-06-10

日記

最近ツイッターばかりやっていて、どうも140文字言葉をまとめる…というより無理矢理詰め込むような表現に疑問を感じていた。

文章には情報を搭載する能力だけでなく、それ自身流れを作る力がある。

文章はただ情報を集めてまとめるだけでなく、文章の作る流れの力でそれを自然読み手脳内に流し込む機能が求められている。

140文字にまとめられた言葉にはそれがない。代わりにタイムラインという一種強制力が、ただ時間の流れとしてツイート五月雨式に送り込み、ユーザー意識を同期的に支配することになる。

問題は2つある。

一つは、ただ時間軸に乗せられて流れる言葉にはロジックが内在しないということ。

文脈、前提条件などと言っても良い。

140文字で切り取られ、一秒単位更新時間機械的に並べられるライムラインだとか、RTによる拡散だとかでポップアップしていく情報には、大抵文脈が欠けている。どんなに短い言葉にも、本来書き手がそれを発するに至った個人的社会的意義、文脈というもの存在するはずなのに、切り貼りされたタイムラインの中で、140文字でそれを表現するのは事実上不可能だ。

この弱点を克服し、140文字でなにがしかの「感銘」を与えたように感じさせる、注目されるために、ある種の野心を持ったツイートには、つねに何か擬似的な文脈のようなものが付加される。

具体的に言えば、一種の「ベタ」でコーティングする。みんなが叩いているものを叩く。誰かへの批判。「俺たち」の賞賛。「敵」を認定し、「俺たち」の立場からそれをやっつけてやる。大抵はおおむねそんなものだ。しょせん擬似的な文脈なのだから

タイムラインはより大きな文脈を忘れさせ、たかだか140文字でっち上げられる程度の擬似的な文脈を、その陳腐さを省みさせることな肥大させ続ける。タイムラインは流れるだけで永遠に蓄積しない。言葉を重ねれば重ねるほど、そこで人は深い認識を失い、空虚な幻惑のなかをさまよいつづけることになる。

二つ目は、一つ目の現象の裏返しとして、本来あったロジックも見えなくなりがちなところだ。

またある種の、野心より挟持を優先したツイートには、このようなでっち上げ文脈よりは多少複雑な、固有の文脈で送り出されるものがある。

ツイートパラグラフ段落のように見立て、またそこまでではなくとも、マッシュアップされる前の自分自身タイムラインだけで醸し出される文脈大事にする。更新時間並べ替えられたタイムラインで目立つことよりも、自分自身文脈のなかでメリハリの利いた言葉遣いであることを意識する。

このようなツイートは、その真意を読み解くために、投稿者の背景や前後ツイートRTさらにはここ最近ちょくちょく取り上げている問題が何かを把握しないと、場合によってはほぼ反対の意味にすら解されてしまうことがある。そういうことを、恐れずに(もしくはあまり注意せずに)発信されている。

…とこれは少し主体的に書き過ぎたが、そこまで覚悟を決めてなくとも、あえて「ベタ」な文脈に固執しているタイプの並々ならぬ野心に燃えている場合を除けば普通はいくらかはこのような、個人の文脈にとらわれた「誤解の恐れのある」ツイートをしているものである人間自然生理として。

タイムラインはこれら全てを切断し、タイムスタンプだけに依拠したツイートリストへと単純化する。読む人はこの流れに支配され、ただタイムラインのなかの異物として特異な文脈を持ったツイート認識する。

ある人は身勝手単純化して「俺たち」の賞賛として受容し、ある人は身勝手単純化して「俺たちの敵」の悪あがきとして攻撃する。個人的にはあるツイートがどのような文脈で生み出されたものであるのかを常に気にしているし、そうやって探るうちに見えてくるものを楽しみとも感じているのだが、そういう人はすくない。

そういう人のことを、わからないわけでもない。

結局のところ、繰り返すがこの問題ものごとの裏表であり、前者が後者を生み出しているところがある。

タイムラインで目立つということが一種生存競争として成立してしまった状況下で、文脈を捨て去った(あるいは、単純な疑似文脈に頼り切った)ツイートが力を増すなかで、より普通文脈を持った言葉が埋もれていく。同じ分別ラインで処理されていく。

紋切り型ツイートにならされた脳は、運動をしなくなった身体のように、柔軟性を失い、運動性能を落としていく。認識単純化とともに、目に見える世界もまた色を失い、記号化されたデジタル情報としてしか理解できなくなっていく。

事態改善には、これを考慮して考えると、まず自らのなかにある文脈意識的になることだ。

大きな文脈とは何かを忘れた状態で、大きな文脈を読み取ろうと努力だけしてもなかなかうまくはいかないものだ。

タイムライン支配から抜け出す。画一的に切り取られた140文字の枠を忘れる。

140文字で書かれた言葉の軽さに気づく。140文字で書かれた言葉の、裏にあるものの重さに目を向ける。

簡単方法は、やはり日記でも書くことだろう。

140文字という制限を忘れて、書けるだけ書く。

からといって長文を気負う必要もない。枠を気にせず書いた結果なら141文字でも良い。なんなら140文字以下でも良い。

字数調整から意識解放し書きたいことを書きたいように書き、書き散らかった内容を字数言い訳せずにうまく落とす。

そうして大きな文脈を見捨てず、見失わずまとめあげる。

多少無駄があっても良い。しょせんこれは日記である自分が思っていることを、どれだけ複雑な文脈ものを考えているのかを、考えるべきなのかを、あらためて認識する。

そのきっかけになれば良い。

自分自身の複雑さに気づくことが出来れば、他者の複雑さを慮る準備もできるだろう。

今日暑い

部屋のなかは蒸す。

コンビニにでも行こう。

2015-10-05

本当は恐い「ここさけ」 つづき

http://anond.hatelabo.jp/20151005175917

の続き

核家族ホラー」としての「ここさけ」

「心が叫びたがっているんだ」を語るにあたって、最も欠かせない部分。それは学園パートではなく、家庭でのシーンにあると思う。

意外に思ったはずだ。学級会議で突然歌い出した成瀬に対するクラスメイト人間的にまっとうすぎるリアクション。そしてそもそも成瀬のような生徒がいじめられていないクラスという環境最初の印象は「やさしい世界」そのものだった。

しかし一方で、私はこのクラス環境について、全くのファンタジーだとも思わない。私自身、近い環境経験したことがあるからだ。私は高専という5年間同じクラス学生生活をし、工業系ということでオタクばかりが集まった中で学生生活を送ったことがある。それがちょうどあのクラス環境に似ていた。いわゆるリア充スポーツマン、根っからオタクなどその中でもカテゴリ存在していたものの、それぞれに学園ヒエラルキー適用されるのではなく、お互いに棲み分けを行うような形で折り合いをつける。結果、異分子的な存在に対しても特に働きかけることもない一方でいじめのような状況は発生しない(しなかったと思っていると付け加える)。

おそらく「ここさけ」の舞台学校も、近いような環境学力的にステロタイプに表すなら、偏差値が高いほうではある一方で、エリート校と言うほどではない奇跡的な案配といったところなのだろうと想像した。

ともかく、「やさしい世界」的に描かれた学校のシーンは、とても淡泊なものとなった。これはいじめ描写を除外することでその他のドラマ描写を注ぐためだったのだろうと思う。(本当は少し違うと思うのだが、後述する)

そのドラマとは当然青春ラブストーリーもあるが、それよりも重要なのは家庭のシーンだったと考えている。

女の片親モデル成瀬

まずは描写も直接的でわかりやす成瀬の家庭について説明する。

彼女の家庭環境描写は直接的かつリアルだ。

まず、女手ひとつ子供を養うために母親が就いた仕事が「保険勧誘員」というところ。ある程度年齢がいった女性が中途で採用される職業で、比較的安定しており生活が成立する収入を得られるものとして、典型的ものだ。彼女らの仕事は半歩合制であることが多く、望む収入によって仕事の量が変わってくる。夫婦共働きなら昼間だけつとめれば良いが、一般的サラリーマン並みを一人で稼ぐとなると残業は当たり前で、劇中のように帰りが遅くなることが多いだろう。

そして、母が在宅していない時、成瀬一人で自宅にいるときの「明かり」の付け方。あれもものすごく写実的だ。リビングのうちシステムキッチンの明かりだけつけて最低限の明かりを確保するだけ。ひどくリアルだと感じた。これは単に成瀬の暗い性格を表す演出というだけではなく、親が出かけており子供一人で留守番をしている光景として、典型的ものだと思う。電気代を節約して家計に貢献だとか、そういうことでは恐らくない。単に子供一人にとって、一軒家が広すぎるからだ。どうしても明かりは最低限となり、家全体で見たとき、点々と明かりがぼんやりとついているような状態になるのだ。何も片親だった人だけでなく、夫婦共働きの子供だった人なら思い当たるところがあるだろう。

車の音やインターホン他人や親の気配を感じてびくりと身構えるあの感じも、そのものを写し取ったかのような正確さだと思う。

片親の親、あるいは子。共働きの親なら胸が張り裂けるような描写であっただろう。

登場人物のうち、自宅の描写があるのは成瀬と坂上だけだが、坂上が昔ながらの一軒家の形式に対して、成瀬の家が異なっていることはすぐ気づくところだと思う。

彼女の家はいわゆる分譲住宅だ。幼少期の描写ではぽつんと一軒成瀬の家だけが建っていたところから現在では周囲に家が立ち並んでいるところをみると、成瀬の父親は転勤族であり、新しくできた分譲住宅に飛びつくような形でやってきた新参者だったのだと想像できる。

そこでまもなく彼女意図しない密告により、両親の関係は決裂してしまうことになる。母親子供を養うために働きに出るしかなく、自動的にご近所づきあい破滅的に。地域性というバックボーンがない新参者のために、塞ぎがちになった成瀬に対しても「近所のガチンチョ」だとか、「面倒見の良いおばちゃん」のようなケア存在しなかった。

建物つの描写をとっても、このように彼女が今に至るまでで、そうなってしかるべきであったという状況が、写実的に示されているのだ。

この状況は、成瀬本人にとってはもちろん、母親にとっても過酷だ。母は成瀬に対して辛く当たるひどい親として描写されてはいたが、彼女立場に立ってみれば、同情を禁じえない境遇といえるだろう。

上家成瀬の母が「娘がおしゃべりで電話代がたいへん」なんて見栄を張っている描写もあったが、恐らく彼女仕事場でも同じ嘘をついている。

典型的母親のつく仕事である保険勧誘員」という職場において、子供話題というのは避けて通れないものだろうから

「心が叫びたがっているんだ」という映画。うわっつらはありきたりで平和青春ラブストーリーであるが、このように少し掘り下げるだけで緻密で残酷描写がちりばめられている。

しかしこれだけではない。行間に隠されてはいるが、物語の読解に重要なもう一方。勝るとも劣らない残酷描写がある。

それはもちろん坂上の家庭環境だ。

男の片親モデルの坂上

坂上は父方の祖父母の元で生活している。そこは父親の実家であり、本宅でもある。しかし父親は家には寄りつかず、事実上は別宅みたいな扱いになっている。坂上の両親も成瀬の家庭と同じく離婚しており、母親が居ない片親の環境子供の世話は父の両親、坂上からすれば祖父母に任せっきりだ。

以上が物語上で語られ、描写された内容ほぼすべて。祖父母が居ると言うことで、成瀬の家とは異なり暖かい明かりに包まれており、表面上とても平和描写されているし、事実平和なのだろうと思う。

しかしこれらの「行間」には、特に現役の父親にとって、致死量のカミソリが仕込まれているのだ。

それは、直接的には描写されない坂上の父親の影を追っていくことで明らかになっていく。

まず、成瀬が初めて坂上の家を訪れたとき通された父親の部屋。あれで一気に、坂上の父親の像がはっきりする。

普通の一軒家に見える家屋の二階に突如出現する、完全防音の音楽室。典型的趣味人の部屋だ。防音設備など普通サラリーマンでは考えられないような出費を伴うものだ。そもそもがあの家自体、広大な土地がある北海道において「坪庭」など、まさに道楽者そのものだと言える。※坪庭というのは家屋の中に四角く切り取った庭をこしらえたもの本来土地の限られた京都などのような所でふさわしいものだ。

そこから推測できる父親像はつまり、かなりの収入を得ている人物。さらに推し量ると恐らく音楽関係業界人。それも相当名の高い人物と考えられる。

坂上は幼少期いやいやピアノを習わされた。しかし次第に夢中になり、ピアノに専念したいから私立校に進学するのはいやだと母親の勧めを突っぱねることになる。彼を擁護する父親、反対する母親。それが坂上の両親の離婚の原因になったという。しか言葉の上では確かにそうかも知れないが、少なくとも現代日本において離婚はまだそこまで軽々しいことではない。子供の進路についてもめることはどこの家庭でもあることだし、私はそこまで致命的な問題ではないと思う。

恐らく坂上の母親は、その件がきっかけで堪忍袋の緒が切れたのだ。家庭を顧みず、父親ではなく趣味人としてしか生きない男に。

男の片親。子育てを彼の両親に一任して自分仕事に専念する。頼れる両親の健在な父親にとって、至極妥当な選択かつ、リアルものに感じる。恐らく音楽業界人ならば、仕事都心のことが多いだろうし、それは当然家庭にほとんど寄りつかなくなるだろう。それに、当人にしてみれば、苦言を言う妻という存在がなくなり、以前よりよりいっそう父親の任を感じることな趣味の延長のような仕事に没頭できるようになったのだ。坂上の祖父母はとても温厚だ。孫相手だというのもあるだろうが、坂上父のこれまで推察した人物像から考えれば、彼もまたこの二人に甘やかされて育ったのだろう。

今の彼は、もう一度独身貴族を楽しんでいるような感覚いるかも知れない。「お子さんいるんですかぁ?信じられなぁい」なんて言われたりして。

父親が習わせたピアノで、坂上は母親を失うことになった。少なくとも表面上の因果的には。

しかし恐らく、父はそれについて罪の意識は抱いていない。そもそも、ピアノを教えたことが正しかった、間違っていたの葛藤すら抱いていないと思う。

ピアノを習うことは彼にとって当然だからそうしただけのこと。彼は自分が息子に与えた影響というものを全く意識していないのだろう。そもそも、父親としての自覚希薄から

息子の坂上自身について考えてみよう。公式サイトにおいての彼のキャラクター紹介はこうだ

本音を言わないエアー少年

まるで平凡で人畜無害子供のような説明になっているが、本編を見れば明白なとおり、事実とは真逆だ。

まずクラスでの立ち位置。無口でエアー的に振る舞う様は説明の通りではあるが、実行委員選抜されたあと、坂上は学級会議の司会を堂々とつとめている。それを受けてのクラスメイトの態度、そして平時からDTM研での扱い。これはいわゆる「表立って目立つタイプではないが一目置かれてるタイプ」の生徒のそれだ。成瀬や仁藤を除いても、もう一人や二人くらい、彼を思っている女子がいてしかるべき立ち位置に彼は居る。これは上で説明した彼の家柄によるものと考えることもできるが、彼の振る舞いを観察すれば、なんとなく推測できるところがある。

まず、その人格常軌を逸している。言うなれば英雄的なところ。

完全に異常者である成瀬に対して、彼は最初から一切、一ミリも物怖じすることなく接した。普通にできることではない。彼の異常性というか、異端、あるいは抜きんでた人格を表していると思う。

「やさしい世界」のクラスメイト成瀬に対して差別的な態度はとっていなかったものの、進んで接触するようなことはそれまでしなかった。

そのハードルを素知らぬ顔で乗り越える。というより、彼自身の異常性のためその特別さに気づいていないだろうところ。彼が一般人とはかけ離れている描写だと思った。

そして音楽の才能。

彼は「作曲はできない」と謙遜してはいものの、ミュージカルの曲目において、それぞれのシーンを象徴する完璧と言える選曲を行った。そして即興クラシックマッシュアップさえしてみせたのである。それも、もう一つの結末の案を成瀬から聞いてたった数秒の逡巡の後にだ。才能があると言うほか無い。

まりそこに集約される。クラスから一目おかれ、常人離れした振る舞いをし、音楽の才能がある、彼はいわゆる「天才である

ここで先ほど挙げたシーンに立ち戻ることができる。

「あこがれのお城」での彼の涙の理由について。

彼はもちろん、彼が説明するとおりの理由で涙した。「坂上拓実」と連呼する彼女言葉に聞き入りながら。

奇しくもミュージカルの最終幕の歌詞をなぞらえるように、音の上では名前を呼んでいるだけのそれが、「愛しています」と聞こえてくるその芸術性に感じ入って涙したのだ。

言葉はその意味を越えて話し手気持ち投影するものなのだと。

あの切迫した状況においてである天才感受性と言うにふさわしい。

さて、彼の父親は誰だったか

音楽業界において有力な人物である。彼もまた、音楽天才と言えるのだろう。こんな自覚希薄な男でも、坂上にとって彼は間違いなく「父親」であった。

彼の影響下の元、彼と同じ家庭環境に育まれ、坂上は父親の人格をしっかりと継承しているのであるいくら自覚がなくても、子供は親の影響を受けて育ち、それらを継承してしまう。

父親の業からは逃れられない。これが一つ目の「ホラー」。

割れていてほしい最後の卵

ところで、ここまで一切触れることはなかったが、仁藤の人格についても考えよう。

チア部のリーダー責任感が強い。ラストミュージカルで急遽代役を務める事になったときの態度からも読み取れるように、背負い込み、気負いすぎる性質を持っている。

私には彼女がある人物に重なって見える。

それは成瀬母親だ。彼女は頼れる両親がいなかったのかもしれないが、どちらにしろよそに頼ることなく、女手一つで子供を育てる選択をした。再婚もせず、もちろん育児放棄することもなかった。

彼女もまた、責任感が強く、背負い込み、気負いすぎる性質を持っているといえるだろう。

一方坂上はといえば、父親としての役目を全うできない道楽者の生き写しである

ここまで考えると想像せずには居られなくなる。

彼らが結ばれ、子供をもうけるようなことになったとき、待ち受けている結末について。

これがもう一つのホラー

そうならないと信じたい。

交流会を通しての経験から何かを得、成瀬や田崎のように坂上もまたその業からぬけだすことができるのだと。

下衆の勘ぐり

以下は蛇足になる。

ここまで残酷で緻密な描写ができる監督脚本家というのは何者なのだろう?と考える。もしかしたら、彼、あるいは彼らもまた、過酷な家庭環境で育ったのではないだろうか。そうでもなければ、ここまで緻密な描写など不可能なのではと思えてならない。

そして劇中の「やさしい世界」としてのクラス部活でもクラスでも一目置かれる坂上の立場

彼は過酷な家庭環境もつ一方で、その救いを学校生活に見いだしていたのではないだろうか。

さらに推し量るなら、彼の担任教師高校教師しからぬ立ち振る舞い。そして文化祭の主役という立場を、スケープゴートとしてしか捉えない大人びた生徒達。彼の原体験は、大学生活にあったのではないか(あるいは高専?)と想像してしまった。

そして家庭シーンの原体験成瀬と坂上の家庭の合いの子。きっと彼は「坂上と仁藤」の間に生まれたのではないだろうか。

そして彼は「父」になることを恐れているのだ。

さいごに

ここまで書いたが、実は以上の内容、ほとんど筆者である私が気づいたことではない。

私はこの映画を、友人たちと連れだって見に行ったのだけれど、そのうちの一人の境遇がまさに、「片親という家庭環境で育ち」「現在父親」というものだった。

彼はその境遇故に、この映画行間に仕込まれ凶器すべての気配を感じ取り、とても傷ついていた。一方で私ともう一人の友人といえば青春ラブストーリーとしてみていたので平和ものだったが。

彼は「もう二度と見たくない」とは言っていたが、その理由を聞いていくうちに、「心が叫びたがっているんだ」という映画全体像を捉えることができた。私はこのことにとても感動したので、彼にぜひブログポストするように勧めたが、とてもできないということだったので、許可を得てこの文章を書いている。彼の現在の家庭は幸いにして、父親である彼と母親、両方かけることない家庭を築けている。(今のところ)

しかし彼の反応を観察するに、とても子を持つ親に勧められる作品とは言いがたいのかも知れない。

下衆の勘ぐりが正しいとすれば、この作品はつまりサマーウォーズ対抗軸、家庭という環境、父、母という存在否定し、子供学校などの社会でその人間性を開花させていくものだと説いたものなのだから

事実子供である成瀬に対して救済はあったが、彼女の母にそれはなかった。ミュージカルのシーンは母への救済と取ることもできなくはないが、今の私には罪と向き合い自分の無力さに泣き崩れる母親に見える。

ともあれ、ここまで読み解いてみてつくづくこの映画凄さ、恐ろしさを感じる。

青春ラブストーリー」としても、「核家族ホラー」としても、核心の部分をすべて行間に潜め、合致する感性を持つ人、あるいは何度も繰り返し視聴した人が、ここまで深く読み解くことができる作りになっていることがだ。

「心が叫びたがっているんだ」は傑作というほかない。

2014-12-19

地方創生について一考

地方創生って地域振興?地域振興って地域振興券あったよね。

地域通貨地産地消地元経済ガー。

潤いはしないけど、中央集中は少し減るかな?

でも、中央東京もとい関東一円日本の大切にしたい集約型都市群。

そこは活かさにゃならんよね。

じゃあ地方が生きるってなんなの。

お仕事一覧、出しておきますねー。

A 農業(01)

B 林業(02)

C 漁業(03~04)

D 鉱業(05)

E 建設業(06~08)

F 製造業(09~32)

G 電気・ガス・熱供給水道業(33~36)

H 情報通信業(37~41)

I 運輸業(42~48)

J 卸売小売業(49~60)

K 金融保険業(61~67)

L 不動産業(68~69)

M 飲食店,宿泊業(70~72)

N 医療福祉(73~75)

O 教育学習支援業(76~77)

P 複合サービス事業(78~79)

Q サービス業(80~93)

(他に分類されないもの

R 公務

(他に分類されないもの

地方で、これらを全て能動的に捌いて行ける人材がいますかね?

ちょうどいい塩梅を見つけないと。

田舎で足ひっぱられない規模は要るかと。

地方創生会議のみなさん、マッシュアップ、よろしくです。

2013-12-17

2次創作としての音楽

好きな漫画二次創作世間的に認知されてるようだけど、音楽に関してはどうだろうか。

好きなアーティストの曲を何かしら編集して、例えばマッシュアップとか、そういうのあまり認められて無い気がする。

2013-11-08

アプリ甲子園,マッシュアップアワード、U-18賞 by Life is Tech

アプリ甲子園マッシュアップアワード U-18賞 by Life is Tech

この大会出来レースだ。

アプリ甲子園というのは中高生向け開発コンテストだ。

アプリ甲子園Life is Tech主催から出来レースしてもおかしくはない。だが

マッシュアップアワードおかしい。ファイナル出場作品は作品が全く見れない状態だ。

アプリ本体が必要場合は、直接ご連絡下さい。」

必要じゃ!何言ってんだ!

他のアプリ目的がしっかりしていて実際に見れる作品ばかり。

しかも今年のアプリ甲子園優勝作品と同じ作品。

アプリ甲子園の方で優勝したのは納得がいく。アプリを実際にプレゼンしたのだから

ですが予選はすべて出来レースだ。Life is Tech参加回数が多い順に入賞している。

中には何がしたいかからない用途もクソもないダメアプリも。

何に役立つかプレゼン出来てない。

中高生向けの大会なら真っ向勝負したらいいと思う。

Life is Tech参加回数が少なくても良いアプリはあった。

なのに落とさせている。主催しているからまだ納得はいくけど、マッシュアップアワードは公の大会なのだから出来レースはしなくていいのでは。

http://mashupawards.tumblr.com/post/66241231845/ma9-6-finalstage

http://www.applikoshien.jp

http://life-is-tech.com

2013-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20130813232449

ま、そういう輪廻なんだろうさ。

ハドソン創業者がちょろっと徹夜して作ったドンキーコングで荒稼ぎできた時代は終わってFFみたいな大規模プロジェクト型の開発に取って代わられたわけだし

新聞社サイトリンク張って個人ニュースサイト自称してたまなめとかのリンクブログ連中も滅んだわけだ。

スマホブラウザで動くjavascriptベースカードゲームでぼろもうけできた時代もすぐに過ぎ去って、ネイティブアプリが主流になりつつある。

そういえばスマホW-ZERO3かいう粗末なまがいものはあっというまに陳腐化してPCのものみたいな代物に取って代わられつつあるしな。

素人マッシュアップの行き着くところは寡占化されえた擬似プロの独壇場になる。

あれだろ、森林の成長みたいなもんだ。極相林の姿はどんなもんでもだいたい一緒なんだろうよ。

2013-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20130723223521

投稿したのはいいけど、怖くて見れなかった。

ありがとう

でもまぁ、ゆるキャラな部分は依頼したデザイナーの人のおかげだし…

だが、細部がまだまだ駄目だな。 ここからマッシュアップ宣伝しだいだ。

どこらへんが気になるとかあったら教えて欲しい…

2013-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20130723221354

これは流行るぞ。

やるじゃん。

まったくのクソが出てくると思ったわ。

だが、細部がまだまだ駄目だな。 ここからマッシュアップ宣伝しだいだ。

一番いいのが、マスコットゆるキャラなところだな。

http://anond.hatelabo.jp/20130723214334

作る前に、試作の段階で人に聞いてみるべきだったな、こんな感じの試作作ってみましたって。

完成品を見せて、批判されても、作りなおせないだろ。 そうすると、無駄努力だったとなってしまう。

察していると思うが、たいていそういう感じで作られたものって、普通に駄目なものが多くて、そうすると、評価は、「駄目だな」となる。

マッシュアップするなりするときは、晒し意見をよく聞くことだな。

2012-11-01

はてブ1000Users超えアンテナ」に触発されてWebサービス作ってみた

ずっとWebサービスってのを作ってみたくて、

先日の「週6フリーターもWEBサービス作ってみました。」に触発されて、

自分も何か作れるんじゃないかと思って勢いで作ってみた

スペック

IT系サラリーマン別に仕事Webとかプログラムとかはやってない。IT系企業に務めているというだけ。

でもそれだとこの先が無さそうなので自分でも何か作れないかと思ってるところに、1000を作ってみた〜を読んで奮起。

会社エンジニアさんに「どんなの作るのが勉強になりますか」と相談したところ

「とりあえずそれ(1000Userアンテナ)と同じようなものを作ってみれば?」と投げやりに言われ、今に至る。

HTMLCSSJavascript

趣味で触ったことがあるレベル

以前に「HTMLWebサイトを作ろう!」みたいな本を読みながら、

何のプログラムも入っていないゲーム攻略サイトを作ったレベル。すぐ放置した模様。

上記の事を話したら、仕事で練習がてらに触らされる。四則演算ができる程度。

趣味

体幹トレーニング。活かす場は無い。

活かす場は無いが、情報収集は好きなのでそれをテーマにすることに。

作ったもの

カラダアンテナ

http://karada-antenna.com/


筋トレ系のはてブエントリを色々まとめて表示するサービスです。

普段RSSを使っていて一番イライラする「違うタグなのに同じ記事をいくつも拾ってきやがる」を解消したいのが目的

「なるべくAPIとかjQueryプラグインとかを使うようにしてみたら?」という神(社内エンジニアGさん)の発言により、無駄に色々使って見ることに。

使用した技術

1.Google Feed API

解説:RSSの取得と表示。Googleさまさまです。

参考サイト

Google Feed API →公式サイト

Google AJAX Feed APIの使い方メモ →ぐぐって最初に出てきたサイト。お世話になりました。

ただこれだと複数のRSSを読み込んだ時に、例によって例のごとく同じURLの記事が別のタグRSSからいくつも出てくる。

これを解消するにはRSSマージして重複するのを消せばいいらしい。

2.Yahoo pipes

解説:複数のRSSをまとめて、更に色々抜いたり加工したりしてくれるサービス

参考サイト

モジュールを繋げてマッシュアップ!「Yahoo! Pipes」の使い方

なんというかやりたいことが8割がた解決してしまった。

GoogleYahooが手を組むとこんなに凄いのかと関心。本当はもっと色々出来るらしい。


3.はてなブックマーク数を画像で取得

解説:そのままはてブUsers数を画像で取得してくれる

参考サイト

ブックマーク数を画像で取得する API の公開について



4.リンク元faviconを取得

記事のfaviconも出せないかな?と思ったらそれもはてブAPIと同じようなサービスがあるらしい。

参考サイト

リンク先のFaviconを取得・表示できるWebサービス(API)とJavaScript・プラグインまとめ

favicon (ファビコン) 画像変換サービス - Favicon Converter



5.SNSボタン

ソーシャルリンクボタンが欲しかったので、1000Users超えさんのところでも紹介されていたのをそのまま使う事に。

参考サイト

忍者ツールズ

GREEとかのボタンって使ってる人いるのでしょうか?



6.学習

最近はただでこんな動画が見れるサービスもあるんですね・・・エンジニアさんはほんとすごいです。

ドットインストール


公開までの準備

公開するにあたって色々用意したもの達。

minibird http://www.minibird.jp/

解説:サーバー

レンサバ探してたら何故かサーバーエンジニアSさんからここを進められた。

安かったし評判もぼちぼちなのでこだわりもなく決定。

名前ドットコム http://www.onamae.com/

解説:ドメイン取得サービス

Webサービスって言ったら独自ドメインだろ!ということで480円セールをやっていたので取ってみる。

名前ドットコムってGMOなんですね。

参考サイト

お名前ドットコムでminibird



広告をつける

せっかくなので広告もつけたくなったので調べてみた。

GoogleAdsenseって結構簡単に設置できるんですね。

Google Adosense

参考サイト

AdSenseアカデミー →Google先生の公式ガイド


Link Share

解説:iPhoneアプリリンクを貼れる。楽天がやってるんですね。

http://www.linkshare.ne.jp/

amazonソシエイツ

解説:書籍アフィリエイトAmazonさん。思ったより簡単でした。

https://affiliate.amazon.co.jp/

あと、スクロールしたらついてくるってのをやってみた。カッコいい。

参考サイト

jQuery – メニューをスクロールに付随させてみる



PR

せっかく作ったからにはPRしてみたい。

1.ツクログ

解説:作ったWebサービス投稿できるサイトアンテナサイト多いですな・・・

http://creaters.eightbit.jp/

2.つくったー

解説:Webサービスをつぶやいて宣伝してくれるWebサービス?ありがたいです。

http://inajob.no-ip.org:10080/tsukutter/

参考サイト

作ったwebサービスをPRできる!webサービスのリンク集サイトまとめ|ITキヲスク



最後

こんな感じのものを色々お借りしつつ作りました

正直全然面白いWebサービスではないのはわかってるのですが、

それでも非エンジニアでもそれっぽいものができるんだなあというのと、APIって凄いと思いました(小学生並みの感想

色々調べながら「あ、こういうWebサービスがあったらいいかも」というアイデアはいくつか浮かんだので、

こんどはそれを実現できるようにもっと勉強してみたいと思います

勉強なんて学生時代いらいなのでなんだかワクワクしてます

よかったらWebサービスをみてやってください!

カラダアンテナ http://karada-antenna.com/

2012-07-14

音楽作品間のつながりってどんなのがあるでしょうか

楽曲の話なのか録音の話なのか,作り手の話か聴き手の話か,

すっちゃかめっちゃかですが列挙して分類してみました.

------

続きなんです系

曲作りのきっかけやヒントをいただきました系.

お題をいただきました系.

  • ディスリスペクト (disrespect) # 批判に対する回答となる歌
  • アンサーソング (answer song) # 元曲への回答となる歌

面白く可笑しく改変させていただきました系.

もう一度やらせていただきました系.

私好みに改変させていただきました系.

今風に改変させていただきました系.

音を素材としていただきました系.

がっつり参考にさせていただきました系.

こっそりいただきました系.

世界観とかキャラかいただきました系.

おいしい所取り出して作り直しました系.

------

二次創作とかスピンアウトとか,音楽でもあるんですかね.

「この曲のソロがカッコいいので,ソロだけの曲に作り替えました!」とか

汽車を待つ君の横で時計を気にしている僕の後日談を歌にしました!」とか?

あと,なんとなく親子関係的(元曲と派生曲)なものばかりなんですが,

夫婦とか師弟とか敵対とか対抗馬とかそんな感じの関係ってないんでしょうかね.

2011-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20111023175834

はてなだけじゃなくてTumblrなんかにも言えるけどNOT条件でのフィルタリングがやりにくいんだよね

このタグついたらいらないとか、このURL含んでたら要らないとか

何年か前にマッシュアップで作ったんだけど、個人個人でフィルタリング出来るように組むとAPIに投げるクエリが莫大になるから利用規約を守れなくなるし…

個人の好みが違うから実装しようにもなかなか上手い方法が思いつかない

2011-03-07

イケてるWebサービスを作ったのでeHubインタビューズっぽく宣伝してみる

あなたウェブアプリケーション/サービスは何ですか?

【音注意】Count Down Tube http://www.leno-ig.com/ja/youtube/channel/

Count Down Tubeチャンネル別に、トップソングをカウントダウン形式で視聴出来ます

このプロジェクトを始めた理由は?

iTunes Music Storeプレビュー(30秒)では物足りなかったのが一番の理由です

プレビューの短さを補うために、YouTubeにあるPV再生しようと思いました

また、1曲づつクリックして再生するのが手間だったので、カウントダウン形式で自動再生させました

製作にかかった時間は?

計4日で内訳は

チームの規模はどれくらいですか?また、あなたの素性および経歴は?

現在使用しているインフラ技術は何ですか?

技術的な特徴があれば、紹介してください。

開発の際に気を付けたことはありますか?

iTunes Music StoreYouTubeアーティストユーザすべてにメリットがある」

プロジェクトは次の半年でどこへ向かうと思いますか?

アクセス増への対策」

広告

  • 載せません。

「機能追加」

自分Webサービスを作りたいと思っている人に向けて何かありますか?

利用者に向けて何かありますか?

  • 自分では、かなり実用的だと思っているのですが、実際の所、どうなんでしょう。使ってみて、ダメ出しでも何でも良いので、感想を聞かせてもらえると嬉しいです

[twitter:@leno_ig]

元ネタ

http://anond.hatelabo.jp/20101219185436

http://anond.hatelabo.jp/20101203150748

  • eHub Interviews

http://emilychang.com/ehub/app/category/ehub-interviews/

http://d.hatena.ne.jp/brazil/20051102/1130901002

2010-12-19

ヌケるWebサービスを作ったのでeHubインタビューズっぽく宣伝してみる

あなたウェブアプリケーション/サービスは何ですか?

エロ注意】eroino http://eroino.net/

eroinoは毎日更新される大量のアダルト動画を、AV女優キーワードで分類して表示したり、お気に入りリストクリップできるサイトです現在動画数は、約28万件。

このプロジェクトを始めた理由は?

製作にかかった時間は?また、本業がありますか?

チームの規模はどれくらいですか?また、あなたの素性および経歴は?

現在使用しているインフラ技術は何ですか?

技術的な特徴があれば、紹介してください。

お気に入りリスト

開発の際に気を付けたことはありますか?

データの取得元、動画投稿サイトに迷惑をかけない」

プロジェクトは次の半年でどこへ向かうと思いますか?

アクセス増への対策」
広告
「機能追加」
  • まったくの白紙です。まずは安定稼働。

自分Webサービスを作りたいと思っている人に向けて何かありますか?

利用者に向けて何かありますか?

  • 自分では、かなり実用的だと思っているのですが、実際の所、どうなんでしょう。使ってみて、ダメ出しでも何でも良いので、感想を聞かせてもらえると嬉しいです

元ネタ

自分WEBサービスを作りたいと思っている人へ

http://anond.hatelabo.jp/20101203150748

eHub Interviews

http://emilychang.com/ehub/app/category/ehub-interviews/

eHub インタビューズ - Last.fm翻訳

http://d.hatena.ne.jp/brazil/20051102/1130901002

2010-11-09

パチンコソーシャルゲームはなぜ人気があるのか(仮説)

(単なる俺の仮説ですし、パチンコソーシャルゲーム好きな人不愉快な思いをするかも知れませんので、読まないことをお勧めします)

下のまとめにインスパイアされました。

togetter twitter ツイッター つぶやき まとめ マッシュアップ

http://togetter.com/li/66785




もちろん、それらのゲームが「アクセスのしやすさ」や「『みんな』がやっているから」人気があるという理由はあると思います。しかし、それほど競技性の高くないそれらのゲームにハマる人が多数いるも事実です。そのメカニズムについて仮説を思いつきましたので、書いてみようと思います。

結論から書きますと、「多数の人間が勝利の味に飢えているから」それらのゲームにハマる人間が多数いるのではないかと思います。

つまり、「なぜ、ソーシャルゲームが下流食いビジネスなのか?」というと、「下流(負け組)の人が勝利の味に飢えているから」という説明です。また、「なぜパチンコ団塊世代を中心に人気があるのか?」というと、「団塊世代終身雇用システムが通用していた世代であり、競争のあまりなかった、言わば、安全地帯にいてあまり刺激がなかった人々が勝利の味に飢えていたから」のような説明の仕方です。

したがって、需要に対する供給であり、問題を抱えている面は否定しませんが、うまく資本主義経済として回っていた面もあると思います。

テレビゲームをやればいいのではないか?」という反論はあると思います。

しかし、例えば、大半の女性は、テレビゲームは「ゲームそのもののの競技性」が強すぎて敬遠してしまう場合が多いのではないでしょうか。パチンコをする人にせよ、あまり競技性がシビアな台は求めていないのではないでしょうか。競争シビア現実の味を味わうために娯楽をするというのは本末転倒です。現実社会の中で競争を勝ち抜いた人以外ではほとんど味わえない、「勝利への予感」と、出来れば、勝利の味を味わいたい、というのが本音だと思います。

おそらく、大半のゲーマーはそこで、「競技せずに、勝利の味を味わいたいというのはムシのいい話ではないか?」と考えてしまうので、ソーシャルゲームが好きになれないのだと思います。

そして、その要求に対してソーシャルゲームゲームは答えたらこそ、今の隆盛があるのだと思います。

答えのひとつとして、「女性の得意分野で競争させる」という問題解決があります。例えば、「登録した友人(知り合い)が多い方が有利になるシステム」などが代表例でしょう。

もうひとつの答えとして、悪名高き「アイテム課金」があります。

お金をつぎ込むほどゲームが有利に展開する」訳ですが、おそらく、パチンコソーシャルゲームメーカーがなぜ潤い、なぜ人はそれらのゲームにハマるのかという肝要がここにあると思います。

なぜかと申しますと、お金をつぎ込めばつぎ込むほど、人は勝利の味に対する飢えがひどくなるからです。しかも、「つぎ込んだお金」が、「競技における部分的勝利」の代わりとして、「勝利への予感」を増大させ、プレイヤーに「手応えや歯ごたえ」として返って来るわけです。そして、それが報われたときの勝利の味も格別になります。よって、多分、並みのテレビゲームでは、その代役は勤まらないと思います(もっとも、テレビゲームとはそもそもの役割が違うのかもしれませんが)。

それをギャンブル性と呼ぶのかは、換金できるか出来ないかによっても違うでしょうからよく分かりません。が、ズブズブとハマる心理もなんとなく分かる気がします。

2010-10-17

フェースブックでトトカルチョしようず。

実名だから、盛り上がること間違いなし!!。

1、大規模に晒されて炎上する奴が出てくる日。

これが、そのうち絶対起きるとおもうんだよね。その中でも、

1-1、内定取り消しになる。

なんか会社秘密とか、履歴書の虚実などがばれて、内定取り消しになる奴。実名だから一発でばれる。

1-2、浮気がばれる。

なんかありそうじゃない?

1-3、あれ、もう思いつかないや。

とりあえず、mixitwitter界隈で起きたお祭りがもう一回起きるんじゃないかと、わくわくしてます!!

だれかマッシュアップしてくださる方、よろです。  

2010-04-15

これはいいマッシュアップ

http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/

新型カイエンの紹介ページが面白い

「ご自身で体験してみる」(違和感を感じるんだが気のせいか?)を選ぶと、ちょっと旅をしてる気になれる。

出発地と目的地を選ぶと、車の映像と行く先の写真が重ね合わされる。

試しにミラノからパレルモを目指したら、あっさりと海を渡ってった。

凄いよカイエン

ドイツ科学世界一ィィィって興奮しちゃった。

パレルモと聞くと『BITTERSWEET FOOLS』を思い出す。

2010-01-03

ふぁぼった後で

ついったーでふぁぼった名言とかを、ランダムで定期的に表示してくれるようなモノってないのかな。

マッシュアップでもクライアントでもいいから。

ふぁぼったまま忘れてしまうことがあまりに多くてもったいない

はてブもそうだけど。

時々一覧で見ればいいんだけど、一覧を見るのを忘れてるんだよな。

2009-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20091018033942

オザケンの「今夜はブギーバック」の元ネタとされるのが

En Vogue-Give It Up Turn It Loose です。

http://www.youtube.com/watch?v=NgTuPoNfAAc

カバーとは違いますが、MAD作品で面白いものを紹介します。

ニコニコ動画から

IKZO 】 俺らも 今夜はブギーバック 【 feat. おざけん 】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm7857960

吉幾三の「オラ東京さ行ぐだ」とのマッシュアップです。

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