「パートナーシップ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: パートナーシップとは

2022-10-28

anond:20221028173923

恋愛の色んなマイノリティが声高に言われてるけどさ

恋愛は1:1でやるべきって規範が堅持されてるのっておかしくね?

マイノリティパートナーシップだろうと当事者が納得してるならハーレム形成されていいよな。

ハーレムを作りたい人間指向が抑圧されてるよなあ?

2022-10-27

anond:20221027162717

5 内縁未満の関係パートナーシップ関係事件|事案

内縁』に近い状態判断に関する判例を紹介します。

まずは事案をまとめます

パートナーシップ関係事件|事案>

あ 交際内容|概要

男性Aと女性Bの交際期間は約16年間であった

子供2人を出産した

仕事の面で相互に協力をすることもあった

一緒に旅行をすることもあった

い 同居・財産管理・共有財産

同居・共同生活をしてことはない

生計維持管理各自が行っていた

共有する財産はなかった

う 子の養育

男性A(父)サイドの関係者が子を養育していた

女性B(母)は子の養育には関わっていない

母は出産費用を父サイドからもらっていた

え 婚姻届

出産時だけ婚姻届を提出し,出生届提出後に離婚届を提出していた

嫡出子』としての身分を得ることが目的であった

両者ともに『婚姻』の状態を避ける意図があった

この状態離脱しない=関係継続合意がなかった

お 関係決裂

男性Aが一方的関係を解消した

男性Aは他の女性婚姻した

女性Bが提訴した

最高裁平成16年11月18日

前記の事案についての裁判所判断をまとめます

パートナーシップ関係事件裁判所判断

あ 裁判所判断|前提部分

婚姻内縁として認めない

パートナーシップ関係』の解消である

男性関係を解消したこと違法性はない

い 裁判所判断結論

損害賠償請求を認めなかった

最高裁平成16年11月18日

https://www.mc-law.jp/rikon/1237/



16年付き合って子供二人作っても認められなかったらしい

同居、共同生活の有無めっちゃかいやん

2022-10-25

anond:20221024231839

ここまでひどい相手ではなかったけど、最近別れたので一例として。

もちろんこち視点バイアスはある。

よかったところ

悪かったところ

共感力がない

こっちがされて嫌なこととか、こちらが怒ったり悲しんだりしててその理由を丁寧に説明しても、理解してくれないので永遠に根本的な問題解決に至らない。

その癖相手やばい言動とかもしてくるので結構しんどい

注意はするが原因が理解できてないので、暫定的解決策を提示しても本人の中で納得感がないのか、実施されない。

お願いしたことができない

何かお願いしても大抵うまくいかない。家事料理仕事もできなくていいから、せめてこれはやってほしい、みたいな条件を出しても、それもできない。

約束を守ってくれないのは普通にパートナーシップ肯定感が下がっていく。

感謝されない

こちらが好意でやっていることに対して、何か返ってくるということが本当になかった。

返報性の原理発達障害では機能しないのか、だんだんやってて虚しくなってくる。

結局自分理解のある彼くんを演じきれなかった。

理解のある彼くんできる人は「何もできないのに本人が勝手にのたうち回るのをケアし続けて、それで感謝もされない」みたいな状況を覚悟する必要がある。めちゃめちゃ好きじゃないとこれはできないよ。

理解のある彼くん/彼女ちゃんがいる各位はせめてめちゃくちゃ感謝してほしい。

2022-10-24

トイアンナさん結婚妊娠したんだって

ええよかったですね、おめでとうございます

ブコメ100文字には書ききれないからこっちに書くよ


えーよかったですねぇ

彼女幸せだと、なんだか私の人生も上向いてくれるような気がしてしまます

トイアンナさんの人生に幸多からんことを願っています










トイアンナさんには勝手自己投影していて、

や、別にトイアンナさんみたいに壮絶な人生を歩んできたわけではないし、慶應卒でも外資系マーケターでもなんでもないのだけど、

社会で「お前らバカにすんなよ!!!」と毛を逆立てて生きていた、当時大学生エリートワナビーだった私は、強く気高く生きているトイアンナさんの姿に憧れ、彼女のようになりたいと人生目標にしていた。

彼女の昔のブログに書いてあった、「自己啓発本を書くつもりで激務やミスには対処しろ」というメソッド院生時代実践していた。

有名な方だから色々とあることないこと勝手イメージなど言われているのだろうなと想像する。誠実に尽くそうという意志が感じられる文章が好きだった。


2年前くらいかな?あんまりちゃんとは覚えていないんだけど、そのくらいの時期のトイアンナさんは色々あったようですごくしんどそうで心配していた。離婚なさったり鬱になってたりしていたらしい頃。心配しつつ、そういう人をつぶさに追っていると私もしんどくなってしまうのでなんとなく距離を置いていた。

そして今日たまたまホッテントリに上がってきた結婚報告を見て、嬉しくなっている。

私はトイアンナさんよりは10歳近く年下なので、まだ人と人とのパートナーシップを疑っていて、でもトイアンナさんがまた他の人と信頼関係を結ぶことにしたと聞いて、なんとなく嬉しくなっている。

5-10歳くらい年上の人って人生師匠にちょうどいいのですよね。


まあこれ以上は話が膨らまないぐだぐだな話なのだけど、まあ人の結婚報告を聞いて悪い気になるものではないですね。

以上です

2022-10-23

男の娘活に厳しすぎるだろ!

マッチングアプリ出会った相手電話したら開口一番「声がキモいんで無理っすw」って言われて終了、ってエピソードあんのに、コメントで「努力が足りない」「もっとレベルを上げろ」みたいな内容のことばかり言われているのは異常すぎる

これが女の婚活だったら、それはヒドい!そもそも結婚なんかする必要ねーんだ、自分人生を生きよう!みたいなハナシになんじゃん

キモw無理でーす、って言われた人間が、なんで傷つきながら努力して婚活を続ける必要あんだよ 心折れて当然だろ

実際、結婚って必要ないっすよもはや

完全に趣味範疇なんだ

まあ社会全体を俯瞰すると必要なんだろうけど、少なくとも今の時点で30-40代個人にとって、未来社会なんて根本的にどうでもいいわけだしさあ

メシなんか作んなくていいし、洗濯なんか機会にポンであとは待つだけだし、結婚してないからって変な目で見るのは野蛮なハラスメントだし……

時代・ハズ・チェンジドっすよねえ!

傷つけられた人間が、やる必要がないことを、努力してまで続ける意味なんかねえよ

それよかサーフィンとか始める方がまだ有益 キャンプでも消しゴムハンコでもなんでもいいけどさ

同姓パートナーシップなんかやめとけやめとけ

そういう話になって然るべきなんだ

何がキモいって、普段リベラルっぽいツラしてる皆さんが、男の娘活話になると、突如超ネオリベって感じの形相になり、前時代人生観を前提として努力教をやりはじめることだよな

普段から菊のマークを崇めてるようなコミュニティだったらまあ全然わかるんだけど、一貫性がないかキモいんだ

anond:20221023062912

に一瞬空目した

2022-10-22

パートナーのいる同性愛者の人権よりも、独り身の異性愛者の人権を優先すべきだろ

パートナーのいる同性愛者…パートナー存在により、精神的にも経済的にも満たされている。法律婚できないとはいえ現在パートナーシップ制度も整っており、それなりに補償されている。

独り身の異性愛者…男女ともに貧困率が高い。仮に今現在収入があるとしても身体を壊せば貧困まっしぐらになる危険がある。にも関わらず国や地方自治体からは何の支援もない。

勿論同性愛者でも独り身の人はいるけどさ、

LGBTQというと何故か既にパートナーのいる人の同性婚しか話題にならない謎。

2022-08-27

りゅうちぇるの件、俺に置き換えてみた

例えばの話

俺は異性愛者だけど、たまたま好きになった人が男だった

その人と向き合うためにその人が求める同性愛者の男から見て理想的彼氏になれるよう努めてきた

そのままパートナーシップを結ぶことになり、相手たまたま有名人だったか自分もセットで有名になり

その人にふさわしい自分でいるために「いい彼氏像」であり続け、いい彼氏でいるためにするべきことなどを発信してきた

が、そう振る舞うたびに、発言するたびに「本当は異性愛者なのに」ということが頭にちらつくようになり

騙すつもりはなかったけど、ずっと信じてくれているパートナーファンに強烈な罪悪感を抱くようになり、次第に耐えられなくなる…

みたいな?

それはきついかもなー

2022-08-13

anond:20220812152434

端的にパートナーシップが築けてないだけなのにそのタイトルつけるの歪みすぎ

そんなんじゃたいていの人間増田とはまともに仲良くはなれんよ

2022-07-18

anond:20220718081655

幸せ家族づくりが、育てられたままの人生の延長線上にかなわない人の話をしてるんだよ

幸せ家族を持つには、孤独自分愛着規範の修整が必要なんだ

稀に宝くじのような偶発幸福で、壊れた人間相手パートナーシップを結べる人と出会えることもあるだろう

しかしそれは親密な関係になる以前に遭遇自体が相当に稀であるし、そうでない場合ほぼ例外なく強烈にパートナーと傷つけ合うことになる

故に自らの幸せ家族を作るためには、生家の呪縛や家庭という概念から一度きっちりと逃れる必要がある

無論、それらの結果うまく行かなかったから人を殺すは社会的に通らないが、なら家庭を持てばよかったにはならない

歩けず焼け死んだ人に「火事からなんで逃げなかったの」と問うのと同じことだ

2022-06-30

最近読んだ日常オブ日常系のBL二つ。(ネタバレあり)

 すごく何も事件が起こらない日常系BLと、やたら評判のいい日常系BLを読んだ。ストーリーをどったんばったんさせないで描く漫画家技量が高いというから期待しつつ、コケていた場合がっかり感が凄そうなので、びくびくしながら購入ボタンぽちった。


ジョークスタートルームメイト』(くらのね吉)



あらすじ

 サラリーマン野間は、家が職場から遠い事と最近恋人にフラれた事を十年来の友人・相良に愚痴った。そして冗談で相良にルームシェアを持ちかけたところ、あっさり承諾されておののく。

 ルームシェア野間が新しい彼氏を見つけるまでという期限つき。だが、面倒臭がりな野間彼氏探しは捗らず、しかも相良との暮らしは心地よく、ずるずるだらだらと共同生活は延長されてゆくのだった。

 ところが、そんな野間に相良はいっそルームシェア同棲に切り替えるかと提案してくる。つまり付き合っちゃおうということ。約十年の付き合いの中、最初から互いにゲイであることをカミングアウトはしていたものの、そういう意味での好意を持っている素振りを全く見せなかった相良が、同棲した途端に容易く恋人モードを出してきたので、野間困惑してしまうのだった。

増田感想

 まず、突飛な事件が何一つ起きない事に驚いた。何か特別なアビリティがある訳でもないごく普通大人日常恋愛物語。いやこれ恋愛っていうのかな? それくらい恋愛感情の盛り上りもない。でも、現実にはこう、お互いに相手を熱烈に好きな訳ではないが、なんか気が合うし歳も歳だし結婚ちゃう? みたいな感じで結婚する人って、たまにいるよね……。このお話舞台現代日本でありつつ渋谷区ではないのか、結婚というかパートナーシップ宣誓書を出すまでには至らないけれど、事実上結婚生活(付き合いが長すぎるせいで既に熟年ふうふの貫禄がある)のような漫画となっている。

 強いて特異な点を挙げるならば、カプの片方(受け)が極度のものぐさ太郎であるにも関わらず、家事が片方に押し付けられはしないということだろうか。そんな関係性はある意味理想だ。たいてい『おっさんずラブ』みたいに、いつの間にか攻めが家事を一手に引き受けて地味なスパダリ化してしまうのが、最近BLあるあるだと思うのだが(偏見)。

 すごく何も事件が起こらないのだが、主人公野間の心情のわかりみが深い。とても仲が良すぎて「親友」と言うのも恥ずかしいくらいの相手恋人の前でどう振る舞うのかなんて、出来る事なら知りたくないし見たくない……それな! 付き合ったからっていきなり恋人っぽい事しなくてもよくない?……それな! いわゆる「ぬいペニ」問題にかすりそうでかすらないくらいの所で野間悶々とするところが、読んでいてたのしかった。

 一方、付き合った途端に恋人モード出して野間にべたべたくっつこうとする相良というのも、野間視点では急にどうした!? と思えるんだろうけど、でもまあ「恋人」という言葉の枠に囚われてそれっぽい事をしてみたくなってしまうのは、にんげんだものそういう事もあるさって感じで解らなくもない。ストーリーの終盤辺りで相良の内心が明らかになるんだけど、やっぱり別に前々から野間に対してめちゃめちゃ恋患っていたという訳ではなかった、というのがリアルっぽくてよかった。

 濡れ場もまためちゃめちゃ地味。恋人になるかならないかの決定打が欲しいというので、付き合う前に致すという慎重さが大人恋愛物語っぽくていい。濡れ場2回目の翌朝「寝坊しない」って最中に言ってた方が寝坊して朝ごはんがやや雑になり、平日の夜は致さなルール決めをする所がほほえましい&もう若いとは言えない大人のくたびれ感があって趣き深い。ちなみに、濡れ場にアクロバットな事をしないで雑談とかするシチュエーションが私は好き。

 男女の恋愛でもあり得そうな話だけど、男女カプだと周りがけじめを着けろだのその人でいいの? だのと口を挟んできがちで、二人の間だけで方向性が決まるという事にリアリティーがないかもしれない。そこを、男同士のカプだからパッと見ただの友達同士で、他人の下世話な好奇心には引っ掛からない関係性で描くというのは上手いなと思った。まあでも、もしも漫画の下手な人が描いたら目も当てられない作品になっただろう。なので、ジャンルとか問わずシンプル面白い漫画を読みたい人にもおすすめ作品だと思う。

 友達関係から恋人同士にシフトチェンジすることに苦労するBLというと『リカー&シガレット』(座裏屋蘭丸)もある。


『となりのメタラーさん』(マミタ)




あらすじ

 大学院生の遣斗は、安さ最優先でガス栓の壊れた物件引っ越しして凍死しかけた所を、隣人の壮志に助けられ、しか朝ごはんまでご馳走になった。

 壮志の手料理にがっつりと胃袋を掴まれしまった遣斗は、それ以来ずっと壮志にご飯を作ってもらっており、気付けば丸一年暮らしていた。

 何故かほとんど喋れない寡黙な壮志は筋金入りのメタラー。遣斗はつい壮志の気を引こうとして壮志の「遠征」に着いていってしまう。メタルライブを楽しんだ二人だったが、酔い潰れてしまった壮志に対して、遣斗は恋心を自覚。だが遣斗は壮志にまだ自分ゲイだということをカミングアウトしていなかった。壮志はおそらくストレートであるが、性的指向がどうとか以前にほとんど口が利けないので、遣斗には壮志の意思の確かめ様がない。

 翌朝、壮志が目覚めると遣斗は既にホテルを出た後で、以来音信が途絶えてしまい……。

増田感想

 表紙絵に惹かれて購入。半袖で過ごせるほど暖かくしたお部屋で炬燵にあたりながら朝ごはんを食べている二人の図。背景にはメタラーの極まった感じの本棚CDDVDラック。画面右側のメタラー・壮志さんの傍らには編み物道具。青みがかった日差しが雪の積もった朝の光って感じで、室内の暖かさを引き立てる。

 メタル雪国日常の融合したイラストというのは、メタルの本場が北欧であるという事を知っている人にはなるほどなーと思われるらしいが、全然知らない私には奇跡の融合・ギャップ萌えに見えた。

 この漫画もまた、事件という事件は冒頭で遣斗が凍死しかけたのを壮志が助けた事と、後に遣斗が別に起こさなくてもいいような最低な別れ話を引き起こすくらいしか起きない。前述の『ジョークスタートルームメイト』の感想の中で、私は男同士の関係性には他人横槍が入り難いというような事を書いたけれども、この『となりのメタラーさん』は遣斗の友人もまたゲイなので、恋愛相談で遣斗が〆られる展開あり。

 メタラーさんこと壮志は明らかに吃音症か緘黙か何かを患っているが、彼の抱えた困難は生まれ持った何かというだけで病名はつけられていない。へたに病名を着けてしまうことで同じ病気を持った人への偏見を植付けてしまわないような配慮なのか、読者が病名で検索して知った風にならないようにする為なのだろうか。まあとにかく、病名のないことで壮志というキャラを見る時に変なバイアスがかからないのでいいなと私は思った。

 ところが、病名を明記していない事でそれを「病気」だと思わずに、壮志の性格を「ムカつく」といって非難したレビュアーもいたりするので、何でも物事は良し悪しなのかなあ。それくらい読み取れよとも思うけど。表現って難しいな。

 壮志の「自分の思いを言葉にするのが難しい」という性質は治るようなものではないらしく、しか家族職場人間関係には恵まれており、過去には辛い事もあり、今でも世間に出れば嫌な思いをする事が多々あるということが描かれている。

 彼の身近な人々は、言葉の出ない事にイラついたり急かしたりはしない。しかし彼のような人に対しての最適な関わり方を知っているというわけでもないようだ。(例えば壮志の職場店長言葉に詰まる壮志を、自分自身が焦りながら落ち着かせようとしている→壮志は余計に焦ってしまう)

 だが、遣斗だけが壮志の言葉を「待つ」というのをさりげなく、だが明確に態度で示した。それは遣斗が幼児教育研究する大学院生であり、実際にバイトという形で保育に携わっている人だからである

 そういう、文章によらない漫画描写が繊細な作品。人の言葉当意即妙の返しは出来ない壮志に合わせるかのように、ストーリー恋愛ゆっくり進む。舞台雪国でもっぱら季節は冬なんだけどハートウォーミングな話だった。

 そしてこれ、商業BLレビューサイトではかなり評価が高い作品。実際良いと私は思うけど、他のレビュワーの「泣いた」っていうのは言い過ぎかな。私的にはほっこりするって感じ。

2022-06-23

弱者ポリコレに冷ややかな目を向けるのは、彼が絶望してるから

自分弱者なのにポリコレに冷ややかな目を向けがちで、むしろ自己責任思想に接近しがちな人たちがいる。

そういう人は強者ではないのに弱肉強食指向するのはおかしいと言われがちだけれど、私は自己責任に寄っていく感覚もわからなくもない。

自己責任に接近してしま弱者には、絶望があるんだと思う。

太古から一般論としては、時代が変わるにつれて価値観は変化するし、概ね道徳観は向上していくものだ。

でも、ここ数十年の変化の方向(ポリコレと呼ばれることが定着したもの)が軒並み自分の生きやすさに繋がらない状況が続いてるなら、「ああ、少なくとも私が生きている時代道徳の救済対象からは私は外れてるんだな」って絶望するのはわかるよ。

自分が救ってもらえないか絶望するなんて甘いこと言ってないで自分で声を上げろ」って言いたくなる人もいるだろうけど、しかし、ちょっと声をあげた人も民間レベルでは叩かれるし、トランプみたいな大統領誕生させるという「快挙」を果たしてもそれが世界の潮流を変えなかったという失敗経験絶望を強めるに足る。



日本自民党が一強だし世界でも保守派が強くなってるのに、世界の潮流がポリコレ寄りと考えるのはおかしい」と言いたくなる人もいるだろう。

去年カズオ・イシグロがリベラルに苦言を述べた記事が話題になった時も、彼のリベラル側の人が理解しないといけないのは、ストーリーを語ることはリベラル側の専売特許ではなく、誰もが語る権利があり、私たちはお互いに耳を傾けなければいけないということです」という発言に、非リベラルの方が政治的権力が強いじゃないかとの反論があった。

それについては、ジョセフ・ヒースがインタビューで紹介している考え方を踏まえれば、カズオ・イシグロの指摘も理解しやすい。

文化政治を追求するのを選ぶ際に,左派の方が実はすぐれた戦略採用していたとバノンの方は考えていた,という点です.『我々はホワイトハウス占拠したが,かたやリベラルハリウッド占拠するのに専心している』と彼は発言しています.つまり右派国家支配しているけれど,左派文化産出の道具を支配しているというわけです」という部分だ。

ポリコレ的な思想が、ハリウッドSNSキャンセルカルチャーSDGsを主導したことで、ある種の人間には「これから私たち待遇はよくなりそう」と希望を与えたが、その希望の分配から取りこぼされた(にもかかわらず他人希望実現のための協力は要請される)人間ポリコレ絶望したくなるのだ。

取りこぼされている人でも、最初の頃は素朴な正義感によって「今は私には直接益がないけど、でもマクロでは良いことだろうからポリコレ支持しよう」と考えることはあるだろう。

でも色々な物語現代文化が自分を省みない方向に変化していく傾向が続き、私生活では自分老いていく、そんな生活の中で絶望に接近する人が増えてしまう。



から、これまでポリコレ思想が後回しにしてきたり、なんなら反省ばかりを促してきた「弱者とされない弱者」層にも、燦燦とした希望を与えなければいけない。

そのための物語ポリコレリベラルの名の下に作らなければいけない。

最近だと同性婚禁止合憲であるという地裁判決が出たが、それでも今後十年でパートナーシップ制度は広がっていくだろうし、改憲が行われれば同性婚保証される目は十分にあるという希望は力強いままだ。

それと同種の希望を、弱者男性とか喪女とかインセルとかロリコンショタコンとかトーキッズとか地方おっさんおばさんとかプアホワイトとか反社反グレとかマイルドヤンキーかにも見せなければ、彼ら彼女らの絶望弱者強食自己責任への接近を防ぐことはできないだろう。

雑踏で凶器を振り回す物語、暗黒啓蒙物語面白パフォーマンス政治立候補者投票して世間を困らせる物語戦争が起きて皆が大騒ぎの物語自殺物語、それらよりも魅力的かつ彼ら彼女らが主役になれる物語必要なのだ

2022-06-20

やっぱり同性婚支持者って無能の味方になりそう

anond:20220613094136

今回の地裁では同性婚全部退けられたわけだ

この調子で言ったら最高裁同性婚違憲まであり得る

そしたら同性婚が実現するのはいつかな

現役の結婚適齢期の人たちはもうしわしわになってそう

同性婚ではなく、必要権利法律をまとめてパートナーシップ制度として実現目指してたら今更幸せパートナーになってたろうに

誰に焚き付けられて自分たち幸せ放棄させられてるのか

やっぱりリベラル(笑)だよな

2022-06-16

anond:20220615172956

「既婚者という身分と、世帯という概念やそれに付帯する制度を使って生きていきたいからね」

それをパートナーシップ制度で実現するって話だろ

アホか?

結婚最高裁までもつれるからお前の結婚適齢期には無理だぞ

違憲とされたらお前が生きてる間には無理かもな

パートナーシップでなら明日から始められる

そういう話だぞこれ

2022-06-15

anond:20220615115818

私は戸籍制度に反発する異性愛者なので、入籍しない事実婚選択していた。住民票は同一世帯にしたし、結婚式もあげたけど、入籍しなかった。

しかしここに書かれたような事情、たとえば入院保証人とか手術の同意書とかと、加えて、子ども親権問題で、法律婚という制度を最終的に選択した。生活者としての選択です。

なので、日本ではもっとゆるやかなパートナーシップ制度があってもいいと思うし、同性婚運動の人たちも、戸籍制度撤廃連帯してくれないかなー、と思っている。

そもそも結婚価値なんかもうねえだろ

どういう統計の取り方してるのか知らんけど離婚率が3割で

フェミ学者サマも女が離婚したい分には「それは仕方のないことだから子供も祝福しなさい」みたいなことをヘーキで宣うわけじゃん

永遠の愛なんてもうどこにもないのよ

ならパートナーシップとやらが今更ナンボのもんじゃい、って正直思ってしまうわけ

ゲイだのレズだのの皆様って、もうすでに大穴の空いたような船に乗りたいんですかね?

本当に?

anond:20220615152602

世界中結婚とは別のパートナーシップ制度出来てるの知らんの?

黙っておくべきなのはお前だバー

頭わるいな

anond:20220613094136

LGBコミュニティでは、昔っからそういう形で同性婚批判する議論はありますぶっちゃけ50年以上前からあったし、今も同じ事を言ってる人たちはいます

まずゲイ男性同性婚批判について。ハッテン場とかをイメージしてもらうとわかるけど、ゲイ男性界隈というのはだいたい性的交流交渉に対してオープンで(享楽的ともいう)、短期間に多くのパートナーを持ったり、ワンナイトだけと割り切ってたりと、特定相手との排他的関係(モノガミーシップ)に拘束されたがらない人達が多かった(今でも多い)です。アクティヴィストも、基本的にはこういう行動パターン自分たちが創り上げた独自ライフスタイルゲイライフ)、異性愛主義から解き放たれたゲイ男性独自文化的資産とみなし、肯定的に捉えてました。

もちろんそれは、同性との持続的関係を公にしつつ生きることが難しい時代背景ゆえの事情でもあったし、一方で60年代ヒッピー文化でもフラワーパワーとかと並んで性の解放が訴えられてたという事情もあったんですけど、まあ時代の空気だったんですね。で、そういうライフスタイルが主流だったゲイ男性の多くにとっては、「同性婚」というのはあんまりピンと来ないテーマだったんですよ。俺たちがヘテロの真似してどうすんの、という。米国でも欧州でも日本でもこういう言説は根強くありましたし、当事者自身がそう書いている書き物も多く残っています

もう一方のレズビアン界隈での同性婚批判について。こっちはこっちで、結婚制度を「男女の性役割分業を究極的に固定化する差別的制度」という風に見る人たちが多かったんです。今よりもレズビアンフェミニスト的な立場人達の影響も強かったし。家父長制と結婚制度こそが世の女性たちを抑圧しているシステムなんだから、それを自分たち模倣するなんて…という抵抗感もありました。

そもそも当時は、「同性同士が結婚する」というアイディア自体、多くの当事者にとっても突飛な、想像を超える、およそ現実的でない絵空事だったんですよね。大半のゲイレズビアンは、そんなことが本当に実現するとは思ってもいなかったから、それを目指して社会運動したりもしなかった。そもそも「昼間の世界」でカムアウトすること自体自殺行為みたいな時代です。同性愛という性的指向を詳らかにして堂々と同性パートナーと暮らすことすら難しかったわけですからさらにそこに法律婚の仕組みを適用するだなんて発想を持つ人はほとんどいなかったんですね。もちろん「同性のこの人と結婚できたらいいなあ」と夢想する人達は当時もいましたけど、それは多くの場合ロマンティックなファンタジーとして語られていた。結婚制度を同性間に拡張することで、異性カップルに認められているさまざまな社会的権利自分たちも獲得しよう、という発想はまだ乏しかったんです。

こういう流れを一変させたのが、80年代AIDSパニックです。若い人は知らないと思いますけど、日本でも当時はプライバシー侵害なんかガン無視した、壮絶なパニック報道がありました(参考: https://www.janpplus.jp/topic/433 )。今でこそHIVAIDSは、発症抑制も症状の緩和も可能な、生活態度次第では余命を全うできる病気になりましたが、発見当初は本当に不治の病だったんです。震源地ひとつとなった米国ゲイ界隈はもう本当に凄惨な状況で、各都市コミュニティ自体が壊滅し消え去ってしまうほどのパンデミックになりました。バスハウス(ハッテン場)で活動的だった人達を中心にゲイシーン全体に感染が広がり、次々に病み、衰え、死んでいったんです。その中にはもちろん、互いに大切に思っているパートナーと長期的関係を築いていたカップルもいました。その経緯を通して、パートナーの病と死に伴う課題、つまりパートナー医療・看取り・相続などについて、同性愛者は全く権利がなく、法的にとても脆弱立場にある」ということがコミュニティに深く認識されることになりました。

結婚というのは、恋・愛から始まる親密な関係に確固とした法的枠組を与えてくれるものであると同時に、人が生きていればいずれ来る病・苦・死のリスクに対して、信頼できるパートナーと共に備え、支え合うことを可能にしてくれる枠組でもありますAIDSという歴史的な苦難は、そのことへの経験想像ゲイレズビアンコミュニティ全体に与える決定的な機会になりました。「ゲイの老後」という、それまであまり語られなかったトピック海外でも日本でも注目され始めたのこがこの頃です。多くのゲイ男性が「自由享楽的ゲイライフ」という夢の先にある、生活者としての現実シリアスに捉えるようになった…といってもいいかもしれません。これを保守化と取るか、成熟と取るかは人によって違うでしょうが自分後者だと思います

AIDSパニック以後、ゲイレズビアンアクティヴィズムが一気に同性婚推進路線に舵を切ったわけではありませんが、パートナーシップに対する法的保護ニーズを求める声はじわじわと広がっていきました。そして、米国各州で一部当事者法曹支援者同性婚訴訟を起こして、そのうちいくつかで良い結果が出続けたことで、同性婚に対して微妙葛藤を持っていたアクティヴィズム界隈でも「これは行けるかもしれない」という手応えがでてきて、徐々に同性婚をめぐる権利運動が主流化していきました。このあたりの経緯は、ぜひジョージチョーンシーの『同性婚 ゲイ権利をめぐるアメリカ現代史』をお読みください。




というわけで、実は元増田意見は割と真っ当というか、問題の芯をとらえてます。というのは、元増田が書いてることは、かつてのレズビアンゲイコミュニティでの典型的同性婚批判ロジックとしっかり符合してるからです。

自分同性愛者だったら絶対結婚とか目指さんけどな

だって結婚って異性であることを前提とした文化制度法律じゃん

そんなもん同性パートナーとのルールとして採用したくないわ


これは上でも書いた「異性愛前提の制度模倣従属すべきでない」という声。

それよりも新しく同性パートナーと生きていくのに必要なことを自分たちで決めてそれを法律に落とし込んでいく方がいい

それが多様性だろ


これは「既存結婚制度に縛られない、よりフラット意味合い法律関係シビルユニオンPACSパートナーシップ制度など)」を求める声。これについては、保護される権利が同等でない「まがいもの」で満足すべきではない、という批判もあったりして、結局それぞれにニーズのある人達がそれぞれの路線運動して、結果的に両方が実現していくという流れがあります

よく話聞いてると同性婚目指してる人たちって、結婚恋愛のゴールだと思ってる節あるんだよな

から同性愛者にも恋愛のゴールとして結婚させろと言ってるみたいでアホっぽい


恋愛のゴールとしての結婚」も、やはり異性愛主義ロマンティック・ラブ・イデオロギー模倣とみなす批判はあります。一方で、先のチョーンシーはゲイ歴史学者で「自分同性婚法律化されても利用しないと思う」という立場ですが、それでも同性婚をめぐる運動当事者を強くエンパワーしていることははっきり認めています。やっぱり法律婚って、そのパートナー関係に対する社会的承認象徴なんですよね。その関係行政公的に認め、社会も追認する。そういう承認を得ることが当事者にとってどれほど心強く、報われる、喜ばしいことなのかは、想像していただければわかるのではないかと思います

元増田のような問いを受け止めつつ、それでも諸々の紆余曲折を経て、同性婚の実現による法的権利社会的承認の獲得に向かって前進してきたのが、今のレズビアンゲイコミュニティだと思います

2022-06-11

同性でルームシェアするときパートナーシップ制度があると有利になってズルいみたいな話

行政ハックだなぁとしか思わんのだけど

女性が一人で家を借りられない社会の方が問題では

2022-06-07

同性婚って言うほど必要か?

病院家族として立ち会えない→パートナーシップ制度でいいよね

相続とか法律適用されてない→養子縁組でいいよね

差別だ→結婚とは別の同性間のパートナーシップ制度を制定を阻むものはないわけで差別ではないよね

一体みんなどこら辺を見て同性婚あるべきだって言ってるの?

2022-06-04

anond:20220604121507

ポリコレではパートナーシップ持ちが格上だよ。高齢未婚童貞みたいなのはマスキュ体育会系馬鹿にされるのは当然として、ポリコレからも一番忌み嫌われるタイプ

パートナーがいない時点で異性愛同性愛か以前に、誰から相手にされない、なんかの問題を抱えてるようにしか見られない。

2022-05-22

「女さん」みたいな揶揄をしながら女性結婚したいと公言する男性

自分が見下してる(としか思えない)存在パートナーシップ築きたいとかよくわからないんだけど、本当になんでその感じで「結婚したい」なのかよくわからない、謎……

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん