はてなキーワード: バス路線とは
https://anond.hatelabo.jp/20210408225201
整理券について。
整理券方式が使われるのは、乗った距離(というか区間)にともなって料金が上がっていく従量課金・後払いのバス路線だ。
都市部以外の路線はだいたいこれだろう。なお、IC乗車券の人は必要なく、支払いが現金の場合だけだ。
簡単だろう?
もう少し詳しく説明する。
従量料金の乗車区間を確定するには「乗ったバス停」と「降りるバス停」の2点の情報が必要となる。
その2点のうち降りるバス停は自明なので、乗ったバス停を示すものがあればいい。
「私はここから乗りました」と証を立てるもの、それが整理券だ。なので整理券は握りしめてしわくちゃにしてもかまわんが、なくしてはいけない。
ということは、乗ったバス停は●●●ですね?
▲▲▲~●●●間の料金は■■■円です。
車内前方を見ると、みんなからよく見える場所に升目と数字の並んだエクセルの表みたいな電光掲示板がある。それが料金表だ。
整理番号と料金の対応が表示され、バスの進行につれて時々刻々と料金は上がっていく。ずっと見つめている必要はない。自分が降りるバス停の名前が表示された時にだけ見ればいい。
が、初めて乗る路線だと次から次に出てくるバス停の名前がいちいち面白いのでじっと見ててもいい。
さて、降りるバス停が近づいた。
整理番号と料金表を見比べて、料金もわかった。
ところが、財布を見たらぴったりの小銭がない!
困ったな?
ぴったり持ってなくて運賃機であたふたしてる時に車内から感じる顰蹙のムード。あれは誰だっていやだ。日常の足としてバスを利用している者だってあれはいやなものである(だから日常の足とするならIC乗車券や定期券回数券を使うのが賢い)。
もっとも、顰蹙ムードの半分かそれ以上は気のせいだ。よくあることなので誰もたいして気にしちゃいない。いいや俺はイラッとするからみんなもイラッとしているはずだ、というのなら、それはお前の心が狭いのだ。ぴったりの小銭がたまたまないことなんて当然誰にでもありえることだし、そのために運賃機には両替や釣り銭の機能がついている。万券しか持ってなくたってそこは開き直ってかまわない。
そして、顰蹙ムードを最小化する方法、というかマナーがひとつだけある。これだけは覚えて帰ってほしい。
「ぴったり持ってなかったら、降りる客の列の最後尾に下がってほかの客を先に降ろせ」
そのバス停で降りない客にとっては、お前が何番目でアタフタしようと待ち時間に変化はない(全員が降りきるのにかかる時間は同じ)。しかし同じバス停で降りる客たちにとっては、アタフタしてるお前より後ろだと余分に待たされて損をする。その人たちだけは先に降ろしてやってほしい。
うちの最寄り駅のバスターミナルは発着所が4個くらいある
しかしバス路線は4個以上ある、つまり発着所を共有して使ってる
自分が目的とするバス停はどの路線を使えばいいのか、その路線はどの発着所で何時何分に出発するのか、正確に判断出来なければ目的地には辿り着けない
仮に間違った路線に乗ったら駅へ一度戻る往路でも似たような苦難が待ち受けている
本当に難しい
モバイル端末市場で高いシェアを誇るAndroidの標準マップアプリであるGoogleMapが日本のごく一部の地域のバス路線情報しか対応してないから一人一台スマホを持ってて当たり前のこのご時世に「バスの行き先が分からない」なんて悲しい事態が起こるんだ。
新大阪近辺やら名古屋駅近辺ですらバス路線情報無いってどういうことだよ?
広告でボロ儲けした金何に使ってるの?バス路線情報なんかに使う金はない?
iPhoneのマップアプリは完璧にはほど遠いが、それでもGoogleMapとは比べものにならないくらい多くの地域のバスの行き先を地図上に表示してくれるぞ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1694398
そこまでバスに乗るのがイヤなら一生タクシーにでも乗ってろ。その金がないなら歩いてろ。
一時のめんどくさい気分だけで人より損する人生をシルバーパスもらえる歳まで送れ。
以上!
で終わらせてもいいんだけど、中には大昔の路線バスのイメージのまま何十年もアップデートできてない人や、ともあれまだ路線バスに乗ったことがないという人もいると思うので、バカは放っておいてそういう人のために説明する。
んなこたーない。
先払いと後払いの2種類しかない(※)。
バスに乗るのがなんとなく怖いやつはとにかくひとまずなによりすなわちIC乗車券を手に入れろ。路線バスにまつわるすべての難題が消し飛び、鉄道の自動改札と同じ利便性になる。
先払いのバスは、都会に多い。その路線全体が均一料金で、どこから乗ってもどこまで乗るのも誰もがみな同じ運賃を支払うシンプルな料金体系だ。要は定額制だ。
前のドアから乗り込み、運賃機にピッとやって、あとは好きな停留所でピンポン押して降りるだけ。降りる時は何もしなくていい。
これが「前乗り先払い」。
簡単だろう?
後払いのバスは、乗っている距離にしたがって運賃が上がっていく路線だ。都会でないところに多い。要は従量制だ。
乗る時は真ん中のドアから乗り込み、ドアの横にある機械にピッとやる。
降りる時は運転席の横の運賃機にピッとやって前のドアから降りる。
これが「中乗り後払い」(後乗り後払いと表現することもある)。
簡単だろう?
それは来たバスを見ればわかる。バス停にも書いてある。なんなら、バスのドアが開けばわかる。
バスは乗り込むほうのドアに「入口」と書いてある。前ドアに入口と書いてあれば前乗り先払いだし、前ドアに出口と書かれていれば中乗り後払いタイプだ。
バス停のいろいろ書いてある案内板に「全線180円」とかの均一料金が書かれていれば前乗り先払いだし、そのバス停からの運賃が細かくたくさん書いてあれば距離別料金なので中乗り後払いだ。親切に「前乗り先払い」とか書いてあるバス停もあるだろう。
まあ、ほかに客がいればその人たちにくっついて乗ればいいし、自分ひとりしか乗る客がいなかったら目の前で開いたドアに乗ろうとしてみろ。間違ってたら「前乗りでーす」とか「後ろからでーす」とか言われる。
どちら方式でも、乗る時にはIC乗車券をかざす手順があることだけしっかり覚えておけばいい。
どんなバスが来るか知らなくても、バス停に並んだ時点でIC乗車券は手に持ってろ、ということだ。
乗り込んだドアが前なら、最初のピッで支払いは済んでいる。何もせずに降りればいい。
乗り込んだドアが真ん中なら、最初のピッは電車の改札を入ったのと同じ。降りるときのピッとセットで支払いになる。
それだけの違いだ。
IC乗車券を持っておらず現金で後乗り後払いタイプのバスに乗るには「整理券」の話をしなければならないが、書くのがわりとめんどくさいので省略する。
※こういうふうに書くと色んな例外を出して反論してくる人がいるが、カバー率の点で考慮する必要がないし、そもそもそんなマイナールールを採用してるバス路線で多少まごまごしたってかまわんだろうと思う。
補足(あっこれ俺が書いたんじゃないからね、参考よ)
https://anond.hatelabo.jp/20150711224740
整理券について書いたぞ
「バスの利用者が増えないのは乗り方を知らないから」という記事に「乗り方も目の前のバスがどこに行くのかもわからない」みたいな意見もあって
「馬鹿言うなよ、お前の持ってるスマホの地図アプリ見ろや」と脊髄反射しそうになって「バス路線がマップに表示される地域は意外と少ないのかもしれない」と思い直して
手元のiPhoneとAndroid10搭載端末で比べてみたら思いのほかGoogleMapがバス路線と時刻表の表示非対応な地域が多かった。
俺の調べてないところではAndroidのみ対応でiOSのマップアプリが非対応って例もあるかもしれないけど、ちょっと調べてみた内容を以下にまとめてみた。
思いついた都市の鉄道駅前のバス停でバス停の時刻表と系統別の行き先表示の有無について簡単に調べた。
各鉄道駅前の高速バスではない通常バス路線と思しき路線のバス停を選択して直近の時刻表と路線および停車駅情報がマップに表示されれば〇、
何か情報が欠落していれば△、バス停も路線も表示されない場合は×とした。
鉄道駅名 | iOSマップ | GoogleMap | 備考 |
札幌 | 〇 | 〇 | Androidはちょっとバス停が分かりにくい |
新青森 | △ | 〇 | iOSのマップは路線のみでバス停の時刻表や途中で停車するバス停の情報無し、Androidは各路線の停車バス停まで網羅 |
秋田 | 〇 | × | |
仙台 | 〇 | × | |
新潟 | 〇 | × | |
東京 | 〇 | 〇 | |
横浜 | 〇 | 〇 | |
名古屋 | 〇 | × | GoogleMapさん!?と思った場所第二位 |
新大阪 | 〇 | × | GoogleMapさん!?と思った場所第一位 |
岡山 | 〇 | 〇 | 流石、大都会岡山 |
広島 | 〇 | × | |
博多 | 〇 | × | 西鉄がGoogle嫌いなだけだと思ってたけど他を見ると違うのかもしれない |
調査をしてみて違いを改めて目の当たりにしていろいろと面白かった。
iOSのマップアプリはバス停を選ぶと複数バス会社が停車する場合はバス会社の選択が入ってそのあと現在時刻の直近の時刻表が表示されるが、
しかしAndroidがバス停および路線表示に対応している場合、バス停を選択した時点でそこから発車するすべてのバスの路線がすべて
一度にマップ上に経路表示される。バス会社はおそらく路線番号のアイコン?の色で分けているっぽいがGoogleMapが対応している複数バス乗り入れ駅が
知らない土地ばかりなので違うかもしれない。
どっちが良いかといわれると日常で使う分にはiOSの方が使い勝手がよさそうだが、
なれない土地でバスに乗る場合を考えるとGoogleMapの方がいいと思う人は多いかもしれない。
地元の福岡でGoogleMapにバス路線が表示されないのは知っていたが、他の政令指定都市も軒並みGoogleMapでバス非対応になっているのを見ると
けど、新青森みたいになぜか非常に力の入っている地域もあったりするのでよくわからない。
上記の調査で漏れている他の都市部やもっと田舎の方では両方非対応だったりする場合もありそうだが、
そういう地域は路線も行先も限られているだろうから迷うということはおそらくないだろう。
乗り方まではどちらのアプリにも表示されてないのでどうにもならんが、行先がどこなのかはそれなりに分かるようになってるので
バスを取り巻く環境に文句言う前に手持ちのスマホのアプリを調べてみてはどうだろうか?
京都で観光と関係ない生活を営む者ですが、オーバーツーリズムにずっと疲弊してました。バスや電車などの公共交通は四季問わず著しい混雑、タクシーで溢れ返る道、筍のように増える民泊、博物館や美術館は常にいっぱい、祭の風情もへったくれもない、イヤでイヤで仕方なかった。
それが地域産業で税収を生むというかもしれませんが、観光がうんだ税収は観光に再投資されてただけじゃないですか? 中学校の完全給食、図書館などの公共施設、郊外行きバス路線はいつもほったらかし。雇用だって、バイトや非正規、あるいは外国人留学生を使い倒してるだけで、さて、歓迎できる雇用はどれほどありましたかね?
その収入とその額ならいいとは思うが、マンションは生涯のすみかにはならんよ。建築から30−40年頃に大規模修繕が入る。そこで多額の負担と住民間の諍いが起きる。
きちんと積立していて、管理組合がしっかりしていればいいが、ギャンブルに近いところはあるから、ないケースを考えておいたほうがいい。
定年迎えてリタイアするときに、日常の買い物と病院へのバス路線がしっかりしている、中古の一軒家に引っ越すことは視野に入れておいたほうがいい。
もしいま一軒家を買えるならそのほうがいい。もっとも、転勤族かどうかも左右される。後、それだけ若いのなら、嫁さんと合意で買ったほうがいい。
地べたにくっついてる家で職場に近い物件があり、転勤がまずなさそうな会社に勤めているなら買ったらいい。
それ以外なら賃貸で定年まで逃げ切って、定年で安い中古の家を買うというのも一つ。
マンションは建設後30−40年で大規模修繕が必要になってくる。きちんとした管理組合のマンションならきちんと修繕費を組み立てて修繕できる。
だが、そういう管理組合か?30−40年後も安泰で、しかも騙されないしっかりした組合か?というのはもはやガチャの領域。
そう考えると、マンションは借りるにはいいが、買うものではない。あるいは、一棟買いして、大規模修繕も視野に入れた計画を立てるか。
あと、長時間労働が多いのに、職場から遠いところに家を買ってしまうと、疲労が取れない。定時で帰れる職場で、電車の中で本読んだり、ゲームだのしてたらいいと言うのなら多少遠くてもいいが。
まあ、それでも極力乗り換えがない場所がいいな。
最後に、転勤があるかないか。転勤起きてしまうと、今の家は不良債権になってしまう。
そして残念なことに、カネカの騒動みたいに日本では足元みられるような弱い立場になった奴にむしろ無理強いするのが当たり前。家を買ったらすぐ転勤を命じられるみたいなな。
なので、転勤が多そうなら持ち家は買わないほうがいい。
都心部の家は高いが、田舎であれば中古で数百万円で買える物件がゴロゴロしている。
むろん、まず第一に車が使えなくなった時のバス路線がまともか?中央病院へのアクセスは乗り換え無しで行けるか?あるいはシニアカーで中央病院に行けるかを考慮に入れる必要がある。
やや特殊な慢性病だとか、癌だのになると、世話になるのは中央病院だから。
・車社会なので駅前商店街よりも駐車場の大きいイオンなどショッピングモールに行く
・三重中京大学が2013年で廃校(推測だが、それに伴いバイトの確保ができず駅前のファミリーマートが撤退)
・三重交通のバス路線の縮小 それに伴い車を乗れない高齢者が来れなくなる
普通に「正論おじさんがいるから人がいなくなった」わけじゃないと思う。もちろん、正論おじさんがいるから来ない人はいるだろうけど、上記の事で来なくなった人に比べたら少数だろう。
まぁ、上記の事で少なくなり、トドメを指したのが正論おじさんって話ならわからなくもないが、廃れた理由を正論おじさん1人に押し付けるのは流石に暴論。
10年経っていろいろ変わった。
社会も変わったし、私も変わった。
現地でも Google マップさえあれば、どこでも行ける。
経路案内が現地のバス路線まで網羅しており、進行状況まで教えてくれるのには感動した。
だが一方で生身の人との接触は減った。
ホステルのドミに泊まっても、みんな自分のスマホやPCと向かうばかりで、お互いに話をする姿を見るのは稀だった。
逆に言えば旅に行っても、自分が普段住む場所とのつながりが切れないということだ。
もし、旅行先に行っても、自分の日常と途切れないとするなら、それはいったい何なのだろうか?
少なくとも物理的移動ではあるだろうが、日常から離れて、新しい発想を得るという意味での旅ではもうなくなっているのかもしれない。
仕方ないことなのだろうね。
テクノロジーの進歩によって、人間生活のあらゆる面が変容していく。
この美術館に行くにはこのバス路線でいいのかみたいなことを訊かれて
英語も韓国語もうまくできないし説明も面倒だし同じバスだからバス停に着いたら知らせるよ~って言って一緒に乗った
バスは市の一番の最新型で行先や停留所名が車内に設置してある大きな画面にハッキリ表示されるタイプで
○○美術館前って表示されてるからあのバス停だよ、ってその子に教えたんだけど
その子は漢字が全然だめみたいでわからなかったようだった 慌ててその場は英語で言い直して、彼女は無事美術館前で降りた
とりあえず案内できてほっとしたし相手もサンキューってニッコリ笑って降りて行ってそれはまあまあいい思い出だったんだけど
あとからそういえばもう若い世代ではハングルだけで殆ど漢字は常用しないって聞いてたな~って思って
でも名前の表記なんかは今でも漢字なんだろうし、例外的に名前の漢字だけ覚えるものなのだろうか?みたいなこと考え出して
それから何となく興味を持っていくつか韓国KBSの番組を観てみたらやっぱり今でも漢字を読んだり書けたりする人は
ほとんどお年寄り世代かその下の教育を受けた世代だってことがなんとなく察せられた 40代くらいのお笑い芸人が
香港宛に漢字で住所を書いてると周囲では漢字なんかで書いてる!カッコいい!古臭い!という両方のリアクションがあって
何て書いているか読めないと言っている30代のミュージシャンもいて
書くのはもとより読めない事も普通になっているんだなあということも察せられた
ハングルは表音文字なのだろうから英語と同じで一応それだけを覚えておけば日常生活に問題はないのだろうけど、
番組をそれからもいくつか見ていて思ったのは「韓国人は同音異義語で混乱したりしないのだろうか?」ということだった
年配の芸能人はよくダジャレを言っていて同音異義語が韓国語においてもずいぶんあることが察せられたし
発した単語を他の芸能人に別の同音の単語と受け取られてコミュニケーションに齟齬が生じたことを笑いに演出したシーンなども散見されて
このような間違いが結構韓国における日常の中であるのではないかと思った
例えば「感謝」と「監査」は字幕ではともに「カムサ」と表示されてそれをまさに勘違いしたシーンがあったり
京畿道の「京畿」と「競技」はともに「キョンギ」と表示され、やはりダジャレとして発言するシーンがあった
他にも幾つかのこのような単語があり、こちらは字幕で観ているし漢字を日常のものとして使っている文化圏の人間なので
それを区別することができるけれども韓国の人はハングルだけでどのくらいの精度でそれができているんだろうと気になった
韓国語には日本語にはない発音も多いと聞くしそのところの違いや前後の文脈で区別できることも多いだろうけど
ダジャレや笑いの演出に使われるくらいなのだから日常でこういう混乱がまあまああるのではないかと思った
それから、番組を見ていて字幕と韓国語での発音を照らし合せてみてこれはこの単語だろうと察せられるものがいくつもあり
「短距離」はタンゴリ、「木浦」はモッポ、「競技」は「キョンギ」、「消防車」はソバンチャ、「無理」なんかそのままムリだし
それで日本人の私はヘンな言い方だけど「この人たちもやっぱり漢字を読んだものを喋っている!」と思ってすごく面白いと思った
大陸から半島を通って漢字は日本にやってきたわけだしそれはそうなんだろうけどハングルのイメージが強いだけに新鮮だった
「鞄」はそのままかばんって読むし「約束」もヤクソクってそのまま使われてて
これは統治時代に日本から持ち込まれた単語なのだろうけど、それ以降にも政治用語だとかビジネス用語において
日本や英語圏から持ち込まれる新しい概念なんかはまず漢字表記の単語がそのまま韓国読みになってるものが多いらしくて
それが政治的に気にいらない、みたいな発想の人もいるみたいでなかなか複雑な社会とシステムだと思った
テレビ番組や観光客からこういうものをなんとなく察するにもしかして日本人が韓国語覚えるときって
ハングルだけじゃなくて漢字表記も併用して覚えていく方が簡単なんじゃないかと思ったけど
そうしたらそうしたでネイティブな若い人達とコミュニケーションの齟齬が生まれるみたいな状況も起こりそうだなと思った
韓国での漢字の識字率とか漢字表記に対するそれぞれの世代の認識、同音異義語の問題とか
もし詳しい人いたら聞いてみたいな~と思ったんだけど訊く人いなかったからとりあえず増田に書いてみた
【2/1追記】
たくさん反応があって驚いた!
ブコメやトラバで面白いエピソードや実例等を教えて下さった方々どうもありがとうございます とても興味深く読みました
全く違う文化の国だとぼんやり思っているだけだった国の言葉や他の様々が
自分が住んでいる国と双子のようにとてもとても近いところがあったり小さいきっかけで興味を持って
その国の番組を少し観るだけのことでなんとなくわかる部分が出てきたりするくらいにはお互いが密接な関係であり
地理や歴史の関係で文化の下地に共通したものがあるからそれができるんだ!という事実に
なんというかSFでよくある「元の世界とほんの少しだけ違うパラレルワールド」の発見のような気分でした
日本ととてもよく似ているんだけれど決定的に違う部分もあって、それがすごく面白いと思いました
ブコメに「つーかなんで韓国だけ気になるんだろう?ベトナムも元漢字使用国だけど誰も話題にしないよね。」と書かれていますが
私が何か韓国に対して特別な予断があったり差別心から書いていると思われては心外ですので書きますが
「韓国が気になった」理由は冒頭に書いてあるきっかけの通りです
案内したのが他の国の子だったらなにかしらその国の事が気になったでしょうね
あと私は「ベトナムも元漢字使用国」というのを恥ずかしながら今回のブコメ群で初めて知ったので(すごく興味が出てきた)、
知らないことは話題にできない、ということにすぎません 無知だなと言われればその通りです
ベトナムの方とも今回のような些細な接点があったらきっとベトナムのことが気になってあれこれ調べたでしょうが、
韓国はおそらくはベトナムよりも距離的にも歴史的にも日本と近いところにあって
現在では芸能方面で他国に向けてあれこれ発信していることもあって今回のようにあれこれ面白いことを知ることのできる環境
(日本語の翻訳つきで情報を得られるテレビ番組がケーブルテレビでチャンネルごと無料ですぐ視聴できる)が整っていることが
それに接する人間の興味を加速させた、というだけのことだと思います
それはそれとして同じくブコメの
「ベトナムの人名も漢字に置き換えたら面白い。めっちゃ可愛い今風の女の子でも
「菊」とか「梅」とかだから。日本人の感覚からすればおばあちゃんみたい。」
めちゃくちゃおもしろい!あとからさっそく調べてみようと思いました
最初の段階では書き忘れた面白い例として、韓国のバラエティ番組を見ていると「ツンデレ」という単語がそのまま、
その意味するままでとてもカジュアルに男女問わず使われていてこれは日本よりも広まっているのでは!と興味深く思いました
擬態語、擬音語ではこれはあるコミックミュージシャンの曲で知ったのですが、
食感における「カリカリ」という表現は韓国では「パサパサ」と言うと知ってまるで印象が逆!と思ってすごく笑いました
あと食べるシーンでよく「孤独のグルメ」のBGMがかかるのでごく一部とかではなく本当に流行っているんだなあと実感したりもしました
ものの名称はもちろん概念につけられた名前までがそのまま輸入されたり
逆に向こうの「オルチャンメイク」のような言葉がこちらに入ってきたり
過去だけではなく互いに流入のあり続けるこの文化の近接した感じがとてもエキサイティングだと思います
一局だけしか見ていないので偏りはあるでしょうが、私はこの数週間ですっかり韓国の芸能人やトレンドに詳しくなってしまって
また今回のように韓国からの観光客を道案内するような機会があれば案内するそのついでに
多すぎないか?
俺は幼い頃から親父に、
「奈良県の県庁所在地は奈良市なんだから奈良県民なら奈良市に詳しくなれ」
とよく言われて育ってきた。
俺はそのことになんの疑問も持ってこなかったし、奈良県民だし当然のことだと思ってる。
休日によく奈良市へ連れて行ってもらい、バス路線や停留所、地名、市道、施設など、奈良市の隅々まで案内して教えてもらった。
もし親父に教わってこなかったとしても、当然奈良県民として自分から奈良市の勉強はしていただろう。
今は地元で就職したが、同僚に奈良市のことを全然知らない人が多くて驚愕した。
学生時代友達とそんな話をしたことがなかったから気付かなかったが、これが現状とは。
有名な観光地くらいしか知らず、21中学校区の名前や市内循環の停留所すら言えない者もいた。
たまたま職場の人が教養のない者ばかりだったのだと信じたいが。
この記事を見て胸に刺さった人。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20171216235148
元増田の方は単に難しいとおっしゃっている様ですが、ブコメでは批判的な方が多い様です
確かに路線バスは初見殺しになっている場合が多いと個人的にも感じています
長崎市内を走っている路線バスは民営の長崎バス(長崎自動車株式会社)と長崎県交通局が運営してる長崎県営バス(県営バス)があります
県営バスは長崎市内だけでなく長崎県内各所を走っています(人口密集地がメインではあります)
地元の人間は赤を基調として塗装されているのが県営バス、青を基調としたトリコロールカラーで塗装されているのが長崎バスと分かるのですが、予備知識無しではよく分からないのも仕方がないと思います
また一応、長崎は観光地であり最近は中国からの大型客船が来ることもあって、長崎市内は他県から来たバスや観光客向けの貸し切りバスも多いです
そのせいで余計に分かりにくくなっているそうなのです
住んでいる人間にとっては気づきにくいのですが、他県から引っ越してきた方に時々指摘されます
当然ながら県営バスと長崎バスでバス停も異なるので、同じ名称のバス停でも県営バスと長崎バスで離れた場所にあるケースもあります(大抵は隣接していますが)
長崎バスを例に挙げてみましょう
またそれぞれのバスに経由番号が振られており、それらが車体の標示されています
しかし、これがまた分かりにくいのです
番号が同じでも赤字で書かれているものと、黒字で書かれているもので終点が異なる場合があります
途中までは同じ道を通るので、例えば長崎駅などに向かう場合は問題ないのですが、山間部のホテルなどに向かう場合は注意しなくてはなりません
また番号が同じで、色も同じにも関わらず数本に一本くらいの割合で特定の施設(中核病院や大型の老人介護施設など)が終点になっているケースもあります
終点まで乗っていればいいと油断してしまい、うっかり寝過ごし運転手さんに起こされ目を開けると、そこは老人ホームだった……という事もありえます
これらの点から長崎市民は概ね観光客に対しては、路面電車の利用を勧める事が多いです
長崎市中心部の平地しか走っていないのですが、それだけに分かりやすいのがメリットです
終点まで乗っても一律料金(120円、昔は100円でした)なので、その点でも分かりやすいです
主要な観光名所は路面電車での移動で事足りますし、1日乗車券もあるので(これはバスでも利用できますが)個人的にも勧めています
どうしても山間部へ行きたい場合は、バスよりも高く付きますがタクシーの利用を勧めています
バス利用の場合はバス停から歩く距離も長くなりがちで、狭い道の多い長崎では道に迷う可能性も高いからです
長崎はタクシーは多過ぎると言われるほど走っていますので、道端で手を上げれば余程辺鄙な場所でなければすぐに捕まえられます
ここまで長崎の場合を例として、路線バスの不備と言えそうな面を挙げてみました
ではバス会社は不親切なのでしょうか?
例えばブコメでは料金体系のわかりにくさ、バス停での情報提示の少なさを指摘するものがありました
お気持ちはよく分かるのですが、これらの改善はかなり難しいと思います
例えばバスの路線は鉄道などと比べて複雑であること、バス停のスペースが限られていること、乗客の乗り降りや運転手への負担を考えるとおつりを出す仕組みは難しいこと、などです
しかし最も大きな理由は路線バスは、観光客など初見の利用者を対象にしたサービスではないという事だと思います
基本的に地元に住んでいる人の足となるべく運行されているサービスなのです
仮に利用者が観光客しか居ないのであれば、路線を絞る、先払い式にする、バス停の施設を充実させる、それらを維持する為に料金を高めに設定する、といった事も可能でしょう
しかしながら路線バスは地元の人間が通勤通学や買い物に利用する場合がほとんどです
日々の足である以上、路線バスの利用者は、多少の不便や分かりにくさは我慢してでも料金が安い方を選びます
便利になる代わりに路線が減ったり料金が値上げされたりするよりも、不便でも路線が維持され料金が据え置かれる方を選ぶのです
その不便さを我慢できない人は、すでに自家用車なり自転車なりを利用している場合がほとんどで、多少便利にしたからといって、そのコストに見合うほどバス利用者は増えないのではないでしょうか
私は路線バスの不便さは、利用者である地元の人々の声に応えた結果だと思っています
私は長崎バスはその点でも比較的力を入れている方だと評価しています
ネットを利用した料金と時刻の検索機能やICカードの導入など、地方の路線バスとしてはかなり早い部類だと思います(その分、SUICAへの対応が遅れてしまったのは皮肉ですが)
近年どこかのブログに載っていたが、便利な交通機関にこだわりすぎるあまり、所持せずなおかつ免許を必要としない人が大人の100人に9人、高生の100人に50人だけになってしまった。
最近の公共交通は行き過ぎた民営化や設備の劣化による遅延や運休が多く、運賃なりのサービスが提供していないなど云々で利用者が減少している。最近混雑しているところは空いた分が外国人に代わっているため。
これは、公共交通を使うことと守ることの大切さ、そしてその大変さを教えてくれる人がどんどん社会から姿を消していき、今では意識高い人や一握りの大人以外それを理解できる人がいなくなってしまったためだと思う。
恐らくオリンピックが終わるころには、地方はおろか都会でも公共交通離れが深刻になると思う。何せ人手不足に絡んだバス路線の突然廃止が東京の都心でも起きているこの世の中だから。今のゆとり世代が40代~60代になるころには、公共交通の客が外国人ばかりになっているかもよ?
私は昨年の夏にソウル市内を訪れた。目的としては慰安や観光などがある。勧告独自の料理や文化、そして歴史資料館などを見学した。その、ソウル市内を見て驚いたのが、公共交通のシステムが高度化されている事だ。都市鉄道における踏切の廃止やホームドアの整備はもちろんのこと、都市鉄道と地下鉄とバスの乗り継ぎ料金が廃止されていて、スマートな公共交通が実現されている。日本ではつい最近まで満員電車問題が取り上げられていたが、日本の場合は同じ鉄道でも運賃がバラバラな上に、バスや地下鉄との乗り継ぎ運賃が設定されているために、混雑の緩和を難しくしている。
そこで、私は都市交通の近代化を提案したい。具体的には、道路の改良やそれに伴うバス路線網の整理、そして鉄道とバスと地下鉄との乗り継ぎ運賃の廃止である。まず、日本は長らく鉄道王国であると云われていたが、これは道路交通の整備が諸外国に比べて著しく遅れていることから、相対的に鉄道交通が極端に便利であることを揶揄する言葉である。実際に道路を見てみると、バス専用レーンの設置やバス路線のBRT化など、大幅な改良の余地が見られる。長らく、鉄道路線の補完として扱われてきた都市の路線だが、近年は通勤ラッシュの著しい東京都内を中心に混雑緩和の切り札として再評価されている。改良工事の余裕のある車線の多い道路には、営業時間中に設定されるバス専用レーンの整備を行い、バスの増発を可能にしてみてはいかがだろうか。それから、鉄道とバスと地下鉄との乗り継ぎ運賃すなわち初乗り運賃の二重徴収の廃止やバス運賃のトランジット制度を提案したい。都市圏ブロックにおいて、新幹線を除く都市鉄道の運賃を統一して、なおかつバスの乗り継ぎに応じての乗り継ぎ運賃の割引を適用できるようにすべきだ。バスの乗り継ぎ割引についてだが、30分以内の乗継であれば、バスに関しては6回までの乗継時に運賃を割り引くなり免除するなりすればよい。これにより、運賃のばらつきによる鉄道同士、あるいは鉄道と地下鉄、あるいは鉄道・地下鉄とバスの混雑の偏りなどがなくなり、先進国水準のスマートなマス・ラピッド・トランジットが実現できる。
2016年に鉄道の大幅な混雑緩和を公約に掲げて小池百合子が都知事に就任した。東京といえば2020年にオリンピック・パラリンピックが開催される都市だ。オリンピックに合わせて条例や法律の整備や都市改造が進められているが、その都市改造の中身に、公共交通の改造が含まれればと思う。日本の公共交通の不便さは全世界の訪日客がわかりきっているものなのだから。
一行は河口湖からまずは大月方面を目指していきます。その途中の富士山駅、都留市駅の2ヶ所で道志村行きのバスがある情報を得ていましたが、いずれもスルーしました。もし道志村方面に向かっていたら、どうなっていたのでしょうか。
道志村は山梨県の最東南端の村で山中湖、都留市からのバスの他、神奈川中央交通が相模原市の三ケ木から県境の月夜野までバスを走らせています。都留市駅で羽田さんが行き先を聞いていた、あの月夜野です。
調べてみると以下のルートが見つかりました。
富士山駅11:30(富士急バス)12:08山中湖旭日丘13:45(富士急バス)14:35道志小学校14:47(富士急山梨バス)15:05月夜野(徒歩2.3km)東野16:05(神奈川中央交通)16:42三ケ木
月夜野まで来るバスは平日は午前の2便しかないのですが、峠を越えた神奈川県の東野まで行けばバスがありました。月夜野まで行ってしまった一行がその場で止まることは考えにくいので、おそらく神奈川県側のバスを見つけることはできたでしょう。
三ケ木からは神奈川県の橋本からバスが出ており、橋本からは北上を続けると、最終的には一行が2日目の日中に到達する青梅線の河辺駅まで行くことができます。というわけで半日以上先行することが可能でした。
ただし、一行が新狭山駅で見つけた川越行きや、後述する埼玉から栃木の県境越えの接続がうまくいかず、最終的には大月ルートに追いつかれます。とはいえ、八王子や川越でじっくりと情報収集を行うこともできたでしょうから、道志村ルートを検討する価値はあったと思います。
一方で都留市駅まで行ってしまった場合はどうだったでしょうか。その場合、一行は都留市駅を17:37に出るバスに乗ることになり、さすがにこの時間ではもうバスはなく、神奈川へ抜けるのは翌日になってしまっていました。というわけで、都留市駅まで来た一行が大月ルートを選択したのは正解でした。
ところで、一行が東桂入口でタッチの差で逃した「路線バス」ですが、あれは事前予約制のデマンドタクシーだったので、今までのルール上では乗車できませんでした。ただ、路線バスの旅は厳格にルールが運用されているとは限らないので(今回も路線バスではない、宿の送迎バスの利用が認められました)もしかしたら便乗を申し出てOKだったら認めていたかもしれません。その場合は都留市駅に14:10に着くことになりましたが、先へ行くバスはなく、大月へは放送と同様のバスに乗ることになりました。このほか、都留市の循環バスが都留文科大学まで来ていますが、時間は合いませんでした。
一方で大月への移動は途中徒歩を挟んでいますが、実は都留市駅からのバスはリニア見学センターで大月駅行きのバスに経路が繋がっています。
都留市駅16:30(富士急山梨バス)16:44大原入口17:19(富士急山梨バス)17:30大月駅
しかし、リニア見学センター〜大月駅は月曜運休で、もしロケ日が月曜日では利用できませんでした。同じバス会社で直通便もあるにも関わらず一行どころかバス会社の人も気づかないのは考えにくいので、ロケ日は月曜日だったと考えるのが妥当です。
2日目は奥多摩で日原鍾乳洞に立ち寄るなどの停滞はありましたが、先へ進めなかったので大きな影響はありませんでした。しかし、ポイントは川越での選択でした。
川越で、上尾・桶川・鴻巣の3方向へバスがありましたが、羽田さんの「鴻巣には何もない」の一言で一行は上尾を目指すことになりました。しかし、この3方向で上尾はもっとも南にあり、先に進むには損をしています。そして、結果的にこの決断が運命を大きく左右します。
もっとも北にある鴻巣へ行っていたどうなっていたでしょうか。放送では19:13の鴻巣駅西口行が紹介されていました。
川越駅19:13(東武バス)20:00鴻巣駅20:22(朝日バス)21:00加須駅南口
このように放送では3日目の午後に到達していた加須に2日目に到着することになりました。
ちなみに3方向の真ん中にある桶川を経由する場合、その日は桶川泊りになりますが、桶川からは菖蒲車庫行きの朝日バスが頻発しており、多少は歩く距離と時間を稼げたと思います。
ただ、後述しますが放送通りに柳生駅に着いても挽回は可能でした。
3日目はどのルートを通っても、結果的には加須市へ収斂し、柳生駅を目指すことになります。そこで、柳生駅から先のルートですが、放送では一駅先の板倉東洋大前まで歩き、そこで歩き疲れた一行は館林駅行きのバスを利用します。結果的にはこの選択が致命傷となり、最後まで挽回することができませんでした。ルイルイと蛭子さんが旅をした第18回の水戸〜善光寺の回でも佐野市、足利市の脱出に苦労し乗り継ぎ失敗となりましたが、結果的には同じような失敗になりました。放送でも紹介されていましたが、足利市、佐野市の両市は、JR両毛線、東武線などの鉄道網が発達している分、市外とのバス路線の接続に乏しく、市境は徒歩で越えなければなりません。両市の経由は避けたいところです。その一方で板倉東洋大前駅からは館林市方面への広域バスはありますが、栃木方面へ行くバスはありません。
では、柳生駅から直接栃木市方面に行くルートはなかったのでしょうか。
柳生駅から少し北上したところに「きたかわべ」という道の駅があります。ここは埼玉県と群馬県の県境にありますが、なんと平日に限り栃木市のコミュニティバスが県境を越えてここまでやってきています。
3日目を加須からスタートした場合、放送でも一行が利用した柳生駅行きのバスの初便に乗り柳生駅には9:46に着いていました。ここから次のようなルートが考えられます。
柳生駅(徒歩0.75km)道の駅きたかわべ10:45(栃木市バス)12:02栃木駅南口
川越のショートカットと合わせて放送ルートよりも丸1日早く栃木市入りをしました。ちなみに、道の駅きたかわべまで来るバスはこれが初便で、1日目を道志村ルートで先行していたとしても、ここで追いつかれます。
しかし、道の駅きたかわべまで栃木市のコミュニティバスが来ているとは、地元の人々の情報がなければまず想像できないでしょう。放送では柳生駅で有力な情報が得られず、板倉東洋大前駅まで歩いていますが、このルートでも同じような展開になったと思います。
しかし、板倉東洋大前で北行きのバスがないことを知った一行が次の藤岡駅まで歩けばあるいは、と考えるかもしれません。そうなるとこんなルートになります。
柳生駅(徒歩7km ※板倉東洋大前駅経由)藤岡駅12:02(栃木市バス)13:33栃木駅南口
栃木駅から先は放送ルートと同じく東武金崎駅、楡木車庫とつないで宇都宮駅に行くのが最速です。例えば柳生駅〜藤岡駅を徒歩で繋いでいた場合にはこうなります。
栃木駅北口16:23(栃木市バス)17:20東武金崎駅(徒歩4.4km)楡木車庫19:35(関東自動車)20:17宇都宮駅西口
ちなみに、栃木駅を13:45に出るバスもあり、これに乗ると宇都宮駅の到着は18:27になります。市バスの運転手から事前に情報が得ていれば、決して不可能ではない乗り継ぎかと思われます。もちろん、道の駅きたかわべからバスに乗れていれば、これよりもずっと早く宇都宮へ到着できます。
さて、放送では14:00(正しくは13:26平成29年7月10日訂正)に柳生駅にたどり着いていますが、道の駅きたかわべまで足を延ばしていれば同じバスの終便である14:55発のバスに乗れていました。その場合、以下のようにつなぐことが可能です。
柳生駅(徒歩0.75km)道の駅きたかわべ14:55(栃木市バス)16:12栃木駅南口(以降、上のルートと同じ)
このように上尾経由でも3日目に宇都宮へ到達することは可能でした。
そして、運命の4日目。放送では佐野市をスタートし、栃木市、宇都宮市、上河内、氏家とつなぎ、ここでバスがつながらず、無念の断念となりました。那須塩原駅発の那須岳ロープ行きの最終が14:45だったことを思うと、一行が楡木車庫へ向かって歩いている間に最終が行ってしまっていたという辛い幕切れだったのですが、なんとかゴールにたどり着いてみましょう。
4日目を宇都宮からスタートした場合、最もスムーズな乗り継ぎは以下のとおりになります。
宇都宮6:38(東野交通)7:30氏家駅前7:37(東野交通)8:13小川仲町8:38(東野交通)9:16大田原市役所入口(徒歩)大田原市役所9:32(大田原市バス)10:00那須塩原駅10:45(東野交通)12:02那須岳ロープウェイ
宇都宮〜氏家のバスが朝1便しかないためこの時間に出発となりますが、その後は比較的余裕のある行程です。3人がここまで来てゆったり進もうと思うかどうかはわかりませんが、氏家〜那須塩原はどこかでバスを1本落としたとしても間に合います。
しかし、最終日に慎重を期すために営業所が開いて情報を仕入れてから出発ということも考えられます。宇都宮駅の関東自動車営業所は7:30に開くため、それまでは留まって情報を得たとしてもロスにならないと考えても不思議ではありません。その場合、氏家へ直行することはできず、次のようなルートになります。
宇都宮8:36(関東自動車)9:06白沢河原(徒歩5.8km)氏家駅前10:45(東野交通)11:16小川仲町11:58(東野交通)12:36大田原市役所入口(徒歩)大田原市役所13:17(大田原市バス)14:15那須塩原駅14:45(東野交通)16:02那須岳ロープウェイ
なお、放送では上河内経由で氏家を目指していましたが、上河内〜氏家のバスが早朝と夕方しかなく、このルートでは使用できませんでした。
この他、羽田さんが矢板市を経由するルートをイメージしているようなシーンがありましたが、矢板市は市内で完結する路線バスしか運行しておらず、14時に那須塩原駅に到達するのは不可能です。また、周辺の自治体ではバスではなくデマンドタクシーを採用しているケースも多く、他の方法で那須方面に進む道はありませんでした。
さらに、赤城からわたらせ渓谷鐵道沿いに足尾、日光を目指すルートも検討してみましたが、県境越えがうまくいかず断念しました。
つまり逆算すると、遅くとも3日目には宇都宮へ到着していなければゴールできなかったということになります。
シーズンZ初の失敗となり、改めてバス旅の洗礼を受ける結果となりました。とはいえ、普段は3泊4日ですが、今回はスタートの富士山子抱きビューポイントを10時台の遅めの出発、一行が見つけていた那須塩原〜那須岳ロープのバスの最終が14時45分だったことを踏まえると、実質3日しかなく、鬼門の北関東を抜けていくコース設定でもあり、3回目の田中・羽田コンビには酷なお題だったかと思います。
番組としては2日目の川越まではほぼ想定通りで、ここでルートをじっくり悩んで…というハイライトシーンが来る予定だったと予想しますが、あっさりと上尾経由を選んでしまい、体力を消耗してしまった結果、栃木市のバスに気づくことができず、失敗となりました。初日の道志村ルートも含め、ポイントポイントで情報をきちんと仕入れることが重要というバス旅の基本を見せつける結果となったのではないかと思います。
また、各自治体の公共交通機関への対応の差が浮き彫りになった回でもありました。すなわち、周辺の市町村とも連携して、広域的なコミュニティバス運営を行う自治体、領域内で完結するコンパクトな運営を行う自治体、デマンドタクシーによる地元住民の利便性を追究した自治体とある中で、バス旅が結果としてそれに左右されるというのは、バス旅をますます難しいものにしているように思います。
ただ、バス旅を成功するかどうかのゲームと捉えた場合、単に路線をつなぐだけではなく、地図を駆使していかに途切れたバス路線を繋ぐか、という旅の視点よりもゲームとしての視点が今後より強調されるような、そんな回だったかと思います。