2019-05-06

IT進歩と旅の関係

台湾旅行していて、明日日本に帰る。

台湾に来たのはたぶん10年以上ぶりだ。

10年経っていろいろ変わった。

社会も変わったし、私も変わった。

IT進歩したおかげで、旅行は格段に簡単になった。

LCCチケットウェブサイト上で取れる。

現地でも Google マップさえあれば、どこでも行ける。

経路案内が現地のバス路線まで網羅しており、進行状況まで教えてくれるのには感動した。

だが一方で生身の人との接触は減った。

ホステルのドミに泊まっても、みんな自分スマホPCと向かうばかりで、お互いに話をする姿を見るのは稀だった。

旅とはいったい何なのだろうね。

IT進歩は、人々に旅を与えたのか、奪ったのか。

インターネット世界中に常につながれるようになった。

逆に言えば旅に行っても、自分普段住む場所とのつながりが切れないということだ。

もし、旅行先に行っても、自分日常と途切れないとするなら、それはいったい何なのだろうか?

少なくとも物理的移動ではあるだろうが、日常から離れて、新しい発想を得るという意味での旅ではもうなくなっているのかもしれない。

仕方ないことなのだろうね。

テクノロジー進歩によって、人間生活のあらゆる面が変容していく。

からITを当たり前のように受容する新しい世代には、きっと新しい形の「旅」があるのかもしれない。

古い人間になりつつある私は、過去の思い出とともに、いまは感傷に浸っているけれども。

  • スマホを置いていくという選択肢も残ってるんだから、良いとこ取りは贅沢ってことだろう

    • スマホおいて家から徒歩15分くらいの 散髪屋にカンでたどり着こうとしたら 何時間かかってもみつからなかった 今までに5回くらいは行ったことある店なんだが 市街地というのもあるが

  • でもキモくて金のないおっさんが旅先で話しかけてきた場合は迷惑行為扱いするんですよねわかります

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