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はてなキーワード: ベンチャーとは

2023-10-19

anond:20231019144336

これとかすごい病的だよね

ベンチャーバブルの頃に20代くらいのITエンジニアだったような層」って文脈と読めばわかるのに

そこだけ見て勝手に怒り狂って「はてなベンチャーバブル!!」とかキレてる

バグったソースコードみたい

anond:20231019143612

はてなベンチャーバブル???

悪い意味で少しもそんな風には思えないけど

まあ嫌儲高齢化して自家中毒に凝り固まった妄想老人みたいなのしかいないんだろうな

どこも大変だわ

anond:20231018181940

嫌儲から見た暇アノン巣窟はてな増田の生態が的確すぎる

0044 安倍晋三🏺 (ワッチョイ 1306-AzOG) 2023/10/19(木) 14:25:20.25

>>36、>>37

あそこら辺にいる連中は

丁度十数年前の2000年代後半〜2010年代初頭のリーマンショックwebベンチャープチバブルの頃に20代真ん中〜後半だった層で

当時は意識高い系気取って、資本ゴミカスweb業界でイキってたような層が、当然人生詰んで40にタッチする程の中年になって、現実との乖離に狂っていった結果激烈なミソジニーネトウヨを拗らせたってタイプが多い

なまじ昔の話とは言え一時期でも「時代最先端」にいた経験プライドの高さが、自尊心毒虫の様に肥大化させてる

結局のところ、ネットIT世界が変わる、個人でも世界と戦えるなんていう、噴飯物理屈を信じて、現実を正確に認識せずにやるべきことやってこなかったか人生詰んだ人らのなれの果てでしかない

当然もう古くなったIT技術「しか」持ってない彼らに、求めてる美少女をゲットする方法も、社会世界と戦えて「勝ち組」になれる方法可能性も伸びしろも、もうない

2023-10-16

入社半年だが、もう辞めたい

氷河期世代で、20代の頃は非正規営業事務派遣転々としてた。30代でやっとこ正社員になれて10年勤めたんだけど、最後一年メンタルを壊して退職半年くらいゆっくりして、もう一回正社員になれたんだけどコロナ会社グッチャグチャになって、上司も壊れて、たまに出社すると会議室上司と2人きりで1時間詰められたりして、逃げるように退職した。その後1年くらいまた派遣やって、知り合いのエージェントから正社員に戻れるよって言われて今の会社入社した。

とても合わない。

会社ベンチャー4年目で、仕事大好き躁病みたいなタイプが多くて一日中騒ぎ倒していて、静かな環境で落ち着いて働きたい自分には悪環境業務範囲も広くて、何もかも広範囲対応しなければならず、コツコツ理解を深めていくタイプ自分とは全く合わない。

苦手なものしか会社になくて、仕事も虫喰い状態で、目の前のヤバい案件を片付けている間にリードタイムがなくなって常に納期に追われてる。

人も会社もペースが早くて、みんな狂乱するニワトリみたい。

説明も断片的でその場限りのことが多くて、半年居ても全然何もできない。いっつも手も足も出ないながらも何とかやりくりして、その内法律破ったりするんだろうなって恐怖がずっとある

でも年齢を考えると軽々しくもう一回転職なんて出来ないと思うし、とはいえこの環境は私の苦手なことしかないので人並みに仕事も回せなくて

人生詰んだなあって思ってる。

40過ぎたらもう諦めて、嫌なことと出来ないことで人生を埋め尽くすしかないのかな?

YAMAP vs ヤマレコ

古い記事だけどこれ読んだら気になったので調べてみた。

https://note.com/keizi666/n/n248deccd50f4

<ヤマレコ>

社長 大阪情報修士ITエンジニア大学ワンゲル部卒のガチの山屋

経営 コスト抑えて黒字運営継続

社員 5名

<YAMAP>

社長 同志社法学部卒 写真家目指し写真雑誌からキャリアスタート

経営 投資家資本入れて派手に儲けないとそろそろ後がない

社員 106人

YAMAPの公開されてる経営状況(資本状況)見ると、同業者ディスっても派手にニュースぶち上げてユーザ数増やしたい心理理解できる。

一方で、最近登山ブームと言われているが、今の市場登山人口)はそれほど大きくない。

また、戦後の爆発的ブーム後は、過去数十年間、山ガールとかのブームを繰返しても登山者数は基本横ばい。この登山者数を増やすのは高齢化時代に並大抵のことじゃ難しいだろう。(インバウンドは後述)

とはいえ最近Twitterなんかでヤマレコ・YAMAPの登山ログを見て登山始めようかと思う人が増えているのは傾向として感じ取れる。

ただ、こういう層の何割かが今年の山岳救助件数過去最大になった原因の1つになっている。

(準備不足で気軽に救助要請する、山に登ってはいけない人が山に登っている問題

その前提でYAMAPのサービス設計を見ると、ルート外れ通知が有償ユーザのみとか、今回ようやく改善されたがコースタイムルートによっては酷いことになっていた件とか、地図の等高線が大味で道に迷ったときに使えないところとか。

「山を楽しむ」を重視しすぎて「山から安全に帰る」を軽視しているんじゃないかと思えてしまう。

商売結構ベンチャー結構

でも、自分は5chに誰かが書いてた「登山メーカーサービス、ヘタすればアルピコバスにまで親近感持つけどYAMAPには持てない」(うろ覚え)に同意

登山愛好家として、YAMAPの経営方針には全然共感できない。


北アルプス大好きなインバウンドの話は、面倒になったので気が向いたら今度書く。

2023-10-13

Forkwell

2年前に使った時は良い感じのベンチャーが多かった。

久しぶりに使ってみたらSIerだらけになってる...

2023-10-11

まり明確に書きたくないからぼかして書くけど

テックベンチャー

・まだプロダクトがなくて

・極めて実現の難しいロードマップ提示していて

資金調達が(今のところ)上手な会社

一時期めっちゃホッテントリに上がってたよね

どうも、高学歴学生を大量にインターンさせており、彼らに大量の技術ブログを書かせてインプレッションを稼ぐ戦略を取っていたようだ

ブログの内容は間違いではない。むしろ高学歴らしい理路整然とした良い記事だ(だからブクマがつく)

(追記: ↑ これ、改めて確認すると社員(インターン?)使ってブクマ増やしてますね...規約違反では?)

ただ、〇〇ライブラリ使ってみた! みたいな記事ばかりで、その会社の特色は出ていない

果たしてこの企業は何をしているのだろうか?

...などと思っているうちに、そのようなインターンブログは見なくなってしまった

どうしたのだろう? いよいよ開発の方向性が定まって、ブログ書く暇もないほど全力投球しているのだろうか?

それとも、いよいよ学生に逃げられてしまったのだろうか?

志が高いこと自体は良いので、これからもぜひとも頑張って欲しいところである(無難な締め)

2023-10-06

海外クラウドソーシングレモン市場になってるよね?

アメリカITエンジニアってクソ稼げるイメージあるじゃん

3000万くらいざらみたいな

Googleとかのイメージ

からフリーランス市場も高いだろうって思って海外クラウドソーシングや、もしくはフリーランス募集サイト見るんだけど

全然安いんだよね

逆に、フリーランスエンジニアを探せるタイプサービス行くと、単価クソ高いんだけどね(時給2000ドルとか見たことある

から多分高単価の仕事自体存在してるけど、その仕事リーチできない状況が存在している気がする

 

これは国内でも同じなんだけどね

ランサーズとかクラウドワークスとか、単価クソ安いじゃん?

客側のリテラシーが低すぎて相場がだだ下がりして、成立しないみたいな感じ

 

これが英語圏でも当然起きている

日本人は安くなったとかよく言うけど、当然ながらもっと安い国は大量にあるわけで、その英語ネイティブのそこそこできるエンジニアと戦ったらそりゃ負けるわなっていう

結果、レモン市場は加速し市場は失敗するんだろうなっていう

 

まともなエンジニアが、信用できるつてを持ってれば高単価で働けるかもしれないけど

(まあそういうのもあってOSSいじるんだろうな)

 

っていうかそもそもアメリカ国内ですら高いのは一部有名所やベンチャーだけなんだよね、全体を平均すると「そこそこ高い」に落ち着く

だって例えばGoogleで3000万とか、為替考えて5000万、株も込みだと1億とかでしょ?

じゃあお前はGoogleレベル人材なのかと、比較対象が違うくないかっていう

 

結局、理想郷は探しても多分無いんだよね

いつも徒労に終わる

2023-10-03

ビーチクリーンアップ活動って乳首をもとにしたベンチャーでも立ち上げんのか?

2023-10-01

anond:20231001232459

おっええやん人生これから楽しい

昔は読めなかった英語論文もいつの間にか読めてるし、標準規格も議題を追えるようになってくるし、なんなら自分議論に参加できるし

大手ってええよな ベンチャーアドリブ感も良いけど大手はやっぱり知識欲満たしてくれるわ

優秀な尖兵は誰もが欲しがってるから自分大切にしたってや

Googleってまじで過大評価されてる。Google組織的強さってどこにあると感じますかとかい記事を見て笑っちゃった。これまで働いた会社の中でGが組織として一番ダメだったわ。

だいたい未だに検索広告依存してるのが強い組織なのかよっていう。もちろん検索エンジンを作って広告を載せたのは発明だったよ。でも何十年前の話だよ。そこから広告の量を増やして「広告」のラベルをどんどん分かりづらくして必死検索から金を絞りとってるわけじゃん。

ディスプレイ広告はどんどん悲惨な状況になってるしYouTube広告もひどいもんだけど、それだけやってもまだ検索依存してるというのが泣ける。よくメルカリ転売屋支援とか泥棒市とか叩かれるけどGは素晴らしいプラットフォームで素晴らしい会社みたいに未だに言われてるのは笑えるね。ストリームディスプレイYouTubeのひどい広告ランダムで流せば社員の妙なプライドもなくなるのでは。

Don't be evil()

Androidは買収したものYouTubeもそう。買収の目利きはいいのかもしれんけどまあ死ぬほどキャッシュがあれば伸びそうなベンチャーも買えるわな。あとなにがあったっけ。GmailGoogleマップ、何年前の発明? Alexaが出てきて作ったGoogleアシスタント。ChatGPTが出てきて作ったBard。音楽配信サービスなのにYouTube広告がなくなるから売れてるYouTube Premium。性能はミドルレンジだけどカメラが良くて値段が安いから売れてるPixel(これはかしこい。儲からないけど)。

PM出世のためにサービスボコボコ作るけど、サービスを維持しても評価されないから、出来たそばから死んでいく。消費者パートナーもGに依存すると良くないなってもうバレてる。Stadiaとか技術的にすごいのに誰も長続きしないって思ってたし、社員でも思ってたし、実際に長続きしなかった。だからクラウドみたいなB2Bでは絶対に勝てない。MやAみたいなこの分野で絶対に勝って競合をぶっつぶすという泥臭さや必死さがない。

現場社員は優秀だったよ。そりゃあれだけの面接をやるんだし、死ぬほど時間をかけるし、そのせいで採用たかった候補者は競合に取られてばかりだし。特に日本ではほとんどの職種英語必須から自然いい大学出の帰国子女が集まってくる。でもそれで組織として強みがあるかっていうとないわな。間接部門人手不足でなにもやってくれない。OKR()のせいで他のチームのサポートとか無理。自分のチームのやってることがおかしいと気付いた時でさえ変えることができない。みんな半年ごとのパフォーマンスレビューに何を書くかだけ考えてて他のことをやる余裕がない。みんな優秀だから評価制度ちゃん最適化されていく。

新卒広告営業をやらされるわけだけど、まあGというブランドが得られるし給料はいいからそこはWin-Winかもな。あとは元Gというブランド力で実際には中小代理店広告を売ってきただけなんだけど頑張ってキャリアを積んでいくわけだ。そんなので大丈夫かと思うけどみんな実家が太いか余計なお世話か。

Gの一番の強みは組織でも製品でもなく、なんか優秀で善良そうというブランドを作ったことだろうね。心理的安全性とか。実際にはメール一本でリストラする普通外資企業なんだけど。社外の人間がGを夢の楽園みたいに捉えてくれるのはいいが、中の人間までそう思って振る舞ってるのは恥ずかしい話だわ。まあみんなリア充からYouTubeのひどい広告とか見る機会がないんだろうな。

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part3/3


思い出⑤ 転職を決意した時

 40代前半になり、管理職意識した仕事の進め方(実務中心→マネジメントへ)を検討しはじめた頃だった。ずっと同じ部署で働いていたわけではないが、新卒からほぼずっと法人課税一本だった。

 そんな折、数個年上の同僚のひとりであるN君が「今年度いっぱいで辞めて転職するから」と言ってきた(ビットコインの件で苦しんでいた人だ)。職場飲み会の帰りで、飲み直しで別の店に入った時だった。少しばかり仕事で縁のあった会計コンサル内定を得たという。

 「なんで辞めるの?」と聞くと、「昨年課長にはなったけど、どこまでいっても組織歯車で、それだったらまだいいけど……国民のために役に立っているとは思えない。だったら民間の方がいい。自分仕事力は、広く社会のために使いたい」といった答えが返ってきた。「上司と人事には退職の旨を話してある」という。

 私は、そこまで高邁なことを考えるタイプではない。どこか仕事から引いたところがあって、上から60点の成果を求められた時、80を出せる時でもあえて70の成果を出す。残り10の余力は、いざという時のためにとっておく。そういうタイプだった。

 できるなら上の方まで昇進したいとは考えていたが、審議官とか、次長とか、長官とか、そういう地位はむしろ遠慮したかったし、私の学歴だと奇跡が起きても難しい。職務自体は好きだったから、できれば長い間やりたいとは思っていたが。

 そのN君は、私などよりも公僕に向いている。いつも全力だからだ。そういう人だった。今回、自分の力を社会のために役立てたいという想いを聞いたが、嘘偽りはないと感じた。

 数か月後、私は「絶対にここを辞めてやる」と決意することになった。N君の退職が認められなかったからだ。それで結局、N君は内定先を辞退することになった。伝聞での話になるが、N君の内定先には「霞が関事情説明する」という名目での情報共有(という名の転職妨害)が入ったのだという。

 民間の方には事情がわかりにくいと思う。まずは次の規則を読んでほしい。

人事院規則八―一二職員の任免)

(辞職)

第五十一条 任命権者は、職員から書面をもって辞職の申出があったときは、特に支障のない限り、これを承認するものとする。

 公務員の任免というのは、民法上の雇用契約が基底にある。そのうえで、国家公務員法人事院規則により公法上の契約関係構成する。ざっくりいうと、行政事務職の公務員サラリーマンということだ。労基法適用されないからといって、隔絶した存在ではない。現業職公務員だと、よりサラリーマンに近い扱いになる(労働協約締結権があるなど)。

 上の人事院規則は、公務員のみならず民間業界をも拘束する。当規則国家公務員法国会議決から委任を受けているからだ。

 N君の例だと、別の内規により人事院規則第51条が課長補佐以上には厳しく適用されるのに加え、「再就職に関する規制」に該当するおそれがあったのだろう。それゆえ、転職目的としての辞職が認められなかった。

 結局、N君はどうしたのかというと……私が辞める時点では在職していたが……少し述べると、あれから転職活動をしたが失敗に終わったらしい。40代半ばで、国家公務員としての経験しかないN君は転職市場では必然不利になる。

 N君に興味のある会社があったとして、N君からすれば入りたい会社ではなかったという。とはいえ、税務や会計会社を選ぶとまた転職できない可能性がある。かくして、N君は今でも霞が関のどこかで働いている。どうか幸せでいてほしい。

 「こいつらクソだな」と思った。たかだか数年前に1回契約したっきりのコンサルに移るくらい、認めてやってもいいじゃないか。厳密にいうと再就職規制にかかってしまうのかもしれないが、それでもいいだろう。仲間なんだから

 当時は怒りでいっぱいだった。今はとうに収まっているが。所詮は、その程度の仲間意識しか持てない連中の集まりだったのだ――と今では達観している。



思い出⑥ 転職活動転職した後

 繰り返すが、四十前半であれば課長管理職)になってもおかしくはない。平均的には43,44ほどで課長に昇進するイメージがあった。早くミッション遂行しなければならない。

 転職活動を始めることにした。この時、妻はすでに亡くなっていた。子どもふたりいたが、先ほど書いたとおり、霞が関の一人親に子育て不可能であるため実家に預けている。妻が存命だったなら、転職活動自体していなかったかもしれない。

 この時は、リクナビも有名になっていた。転職エージェントネットで探せる時代になっていた。さっそく求人を探していくも、自分に合った仕事は見つかりそうにない。リクルートエージェントにも登録して、毎日少ない自由時間を使って求人を確かめていき、平行して求人応募に最低限必要ドキュメントを作っていった。

 転職活動スタートから三ヶ月ほど経った頃は、こんな状況だった。希望条件には、就業場所入社時期や休業制度や、もっとかい事項もあったが省略する。



【当時の転職活動方針】 ※やしお氏リスペクト

1 どの業界(会社)に応募するか?

 一 コンサル希望

  ア 今の仕事が「説明」「説得」であるため

  イ 専門性を高められる業界がいい

  ウ パワポ職人としての腕も活かしたい

 二 職務内容に拘らない

  ア どんな仕事でもやっていれば好きになる

  イ それよりもどんな人と働けるかが大事

  ウ 嫌な人と一緒にいるストレス想像以上(仏陀も言ってる)

 三 ベンチャーなどリスク高は除く

  ア 突然の内定取り消しや事業悪化可能

  イ カルチャーフィットしない可能性あり

  ウ これまでの企業文化と合っていない

2 職務概要職務経歴書

 一 徴税吏員としての経験を活かす

  ア 相手企業との折衝

  イ 過去判例を読みつつ方針決定

  ウ 最後正論で押し切る

 二 税制改革企画・調整

  ア 上級行政庁が決めたものをかみ砕いて整理する

  イ 全体向けに説明した後、現場レベル立脚した観点で是非を整理

  ウ 上の人間が本番の会議で話しやす資料作り

 三 新税務システム検討や導入支援

  ア コンサル組織内部と密に打ち合わせしつつ完成→検査検収

  ※この箇所は、文字ばかりで窮屈~というエージェントからの指摘あり

   後に、図表を効果的に使ったものに置き換えた

3 会社に求める条件

 一 及第点の実力があれば定時退社できて休日出勤もない

  ア 息子と娘を遊園地などに連れていきたい

  イ 一日にちょっと趣味をやりたい

  ウ この年になるとゆっくりしたいのもある

 二 風通しがいいこと

  ア 息をするように自然議論ができる職場か?

  イ 怒鳴ったり急に泣き出したり、負の感情を吐き出す社員はいいか

  ウ 自分が感じたことを素直に言い合える環境か?

 三 評価基準が明確であること

  ア 前の職場不明確だったので。データによらずに上司が決めるなど。

  イ 低い査定でも納得できるだけの客観性を求む

  ウ 低評価社員をすぐに見捨てたりクビにするのはNG

   ※本当に役に立つ人間勤務評定では判別できない

 四 給料度外視

  ア お金にこだわっても仕事は見つからない

  イ ずっと続けられる好きな仕事にしていきたい

  イ 子がいるので額面700万はほしい。今の年収△200万円までOK



 とまあ、いろいろ考えはしたが……結局、税務コンサルにした。スキルを活かせるうえに、さらに磨くこともできる。そのうえ、応募に必要資格である税理士免許もある。応募要項には「事業会社での税務実務経験5年以上」とか「同業界リーダーシップを発揮された経験3年以上」とか「M&A、組織再編、事業統合事業再生等の案件に対する税務コンサルティング経験」とか、該当していない要件があった。

 だが一方では、「上場企業外資系企業などに対する税務申告書作成業務」など、こちらの十八番ルールを作ったり審査する側)とも言える要件もあった。当てはまるかもしれない。

 こちらの日系大手の税務コンサルを受けたいと転職エージェントに告げたところ、「要件については、体感6割でいいので。ほかにも何社か受けた方がいいですね。増田さんの場合は、最低15社は受けましょう」とアドバイスをもらった。

 言いたいことはわかったが、こういうのは絞るべきだと感じた。一気に15社受けるのではなく、3社を5回に分けるなど、そういうやり方がいいと思った。※よく考えると、転職エージェント転職希望者は利益背反の関係にある。転職エージェントとしては、ほどほど短い期間で離職しそうな会社を勧めるのがメリットからだ。

 かくして、税務コンサルのうち、外資系大手・日系大手・日系準大手の3つにエントリーした。うち2社が書類選考を通過し、一緒に働くであろう仲間との数度の面接を経た後に、幹部社員とも話をさせてもらい、最終的に2社の内定を得た。

 決め手として、一番好感があった会社を選んだ。やはり、一緒に働く仲間――これがマストだった。上の3つでいうと日系準大手になる。

 こちらの会社は、昔仕事でお世話になったことがあった。直接契約を交わしたことはないのだが。とある相談案件を通じて、互いの知見を高めることができた……とこちらは認識していた。その会社は、国税庁を不当課税処分で訴えたことがあったのが気になったが、今さら大した問題ではない。

 次は、どうやって上司転職を伝えるか考える必要がある。まともにやってしまうと、N君の時のように無理筋なことをされる可能性がある。公務員退職にあたっての厳密な許可制再就職規制は、当時の私の役職課長補佐)だとばっちり適用される。※20代とかの若手だと、基準を緩めてもらえるらしい。

 「年度末で退職します」と告げた時の直属の上司の顔を覚えている。諦めと怨嗟が混じったような顔つきだった。一応遺留は受けたものの、上司もわかっていたようで、最後には「これまでお疲れ様。次のところでもうまくやれるように。ただ、辞職が認められたらいいけどな。俺は無条件に認めるけど」と言っていた。後は、人事による退職ヒアリングを残すのみだ。

 思案した結果、退職ヒアリングにおいては、内定を得ていた会社のうち辞退するところを転職先として告げることにした。入社予定の日系準大手は、一応これまでの取引先には当たらないが、関係先に該当すると見做されるおそれがあった。N君の二の舞だけは御免だった。絶対に避けたい。今ここで、今ここで就職しておきたい。絶対に!!

 証拠書類として、第二志望だった外資系大手オファーレターの写しを人事ヒアリングで提出したところ、それから約一週間ほどか、何事もなかったように辞職の許可下りた。そこから、残りの約二ヶ月半の間で引継資料を作り、3月の初め頃には仕事を引き受ける人に業務説明をして、懸念事項の対処方法の素案を示して、最後職場内で気を付けるべきことを述べて……それから数日後、私は職場を跡にした。



 転職成功した。一度下った辞職許可である、春先になって覆されることはない。覆そうにも、4月の時点ですでに民間企業との雇用契約が成立している。どうしようもない。私は管理職ではないからして、そこまで大事にならないはずだ。

 実際、春先になってすぐ、雇用保険健康保険手続き関係で、私の勤め先は元職場に知られることになったろう。それでも、私に元職場から電話がかかってくることはなかった――転職成功したのだ。

 新しくスタートした税務コンサルティングの仕事は、私にピッタリ合っていた。最初の1年間は、向こうの会社でいうところの雑巾がけ(企業の予定納税額の調べ、特定の申告方法の可否の問い合わせ、税制改正の動向調査)に当たる仕事だった。これまでの経験が活かせる、いい仕事出会うことができた。

 定時退社が実現し、給与は少しだけ上がり、休暇日数も増えて、福利厚生も十分だった。何より、一緒に働く仲間だ。自然な話し合いができる。暴言を吐く者や、怒りや悲しみの感情をぶちまける者や、不貞腐れる者もいない。言いたいことを言い合える。

 反対意見に弱い人達じゃなくて、なんというか、「精神的に健康」というか。自分と考えの違う人の反論に耳を傾けることができる。それでいて、自分意見として昇華できる。そんな人達だ。

 いい職場に移ることができた。運がよかった。太陽が昇っている時間に家に帰れるなど、私にとっては夢のひとつだった。夕焼けは近かったものの、まだ青空が残っている部分を見上げると、子どもの頃に読んだ児童作品を思い出した。少し前にも思い出そうとしていたっけ。きっかけは忘れたが。

 タイトルは、『ちいちゃんかげぶんしん』だった。時代背景は、太平洋戦争の末期だ。ネタバレは避けるけれども、ちいちゃんという女の子家族と一緒にやった『かげおくり』という遊びを通して、戦争反対を訴えるものだ。

 かげおくりというのは、地面に映った影法師をしばらく見てから青空に目をやると、網膜に焼き付いた影の残像が空に映ってみえるというものだ。未成年だった頃の私の心にドスンとき作品だった。増田民にも是非おすすめする。

 晴れ晴れとした気分だった。それからマイホームで羽をのばした。なにしろ毎日が定時帰りなのだから子ども実家から引き取るまでの間、家でゴロゴロしたり、趣味に勤しんだり、妻の遺品を整理したり、平穏な日々を過ごした。

 暇な時間を使って、『犬神さんと猫山さん』のBlu-rayディスクを購入して観た。やはり、何も考えずに見られる。1話CM込みで5分なのもいい。最終回は、花火大会だった。今まで出てきたキャラクターがみんな登場して、最後ふたり花火を見上げながら手を繋いだところでエンドだった。

 ネット掲示板を読んだところ、原作漫画(※記念に1巻を購入)の方は、残念ながら打ち切りのような結果だったらしい。作者も若い人だから、いろいろと苦労があったのかもしれない。でも、あの作品面白いと思った人がたくさんいるのだと――作者に知ってもらえたら幸いだ。

 私のようなおじさんが楽しめたのだから若い人だったらもっと楽しめる。面白い作品に違いない。できれば15分枠のアニメだったらよかった。

 たった三ヶ月の間だったが、思い出に残るアニメだった。ありがとうございました。



 ここまで書き終えて、今は自室にあるパソコン机の前で一息ついている。携帯電話の通知を見ようか、それともコーヒーを飲もうか、ボーッとするのもいいかなと、いろいろ考えている。

 税務官僚だった頃に比べると、今は幸せだ。そのうち慣れるとは思っていたが、あの辛かった日々を思い出すと、しみじみ幸せに思えてくる。不思議かな、辛かった日々であればあるほど、思い出す時に幸せな気分になる。なぜだろうか。

 そんな思いに捉われて、ふと携帯電話を拾い上げた私は、デリヘルでも呼ぼうかと思い、アドレス帳を開いた。お気に入りの子脳裏に浮かんでくる。

 ここで思い留まった。そうだ、先日誓ったばかりじゃないか。もう風俗店を利用するのは辞めようと。昔はよくソープに行ったり、デリヘルを呼んだりしていたけれども、もうしない。そういう店は利用しないと決めていた。

 長い日記になった。ゆっくり読んでもらえばいいし、わかりにくいところや、興味のないところは飛ばしてもたぶん理解できる。

 今回、昔のことを振り返ることができてよかった。書いている最中、じんわりとした幸せが込み上げてきた。この幸運感謝したい。



(追伸)

 上で挙げたN君だが、半年前に話をする機会があった。今でも彼は、どうにか転職ができないか模索しているらしかった。裏技を使おうかとも言っていた。さすがにここでは言えないが。

 N君の転職活動成功する未来を祈っている。彼は独身から、私よりは選ぶ会社自由が利くだろう。彼の多幸を願って日記の結びとする。

2023-09-18

anond:20230918211200

SIerSESは嫌だけどレベルの高いベンチャーには就職できない人がフリーランスとして働いている印象があるな。

最近転職したんだけど

なんというか、新しい職場は一回り以上若いエンジニアが多いので、意外と面白い

弁当男子が多い

まぁ、給料安い、やりがい搾取ベンチャー企業なので、仕方ないのかもしれないが、多い。

ランチときに、みんなと弁当談義しながらフリーアドレステーブルで食べるの楽しい

あんまり酒飲まない

噂に聞いていたが、これほどとは。

上記給料安いのと関係してるのだとは思うのだけど、ホント仕事終わりに飲みに行かない。

挨拶しない

隣の席の若手が朝に出勤してきたときに、挨拶に対して無言なので「ワイヤレスイヤホンしてるのかな?」と思ったけど、してない。

何日も挨拶に返事しないので、そういうものかと慣れた。

気がつくと、朝出勤してきたとき、入室時に挨拶するの、派遣おっさんとオイラぐらいw

・みんな頭良くて真面目

まぁ、ディープテックベンチャーから・・・というのもあるとは思うのだけど。

説明時に、いきなり数式書き出すので「ぉ、ぉぅ…」と納得してしまうこと多いw

まぁ何にせよ、仕事やりがい搾取されぐらい楽しいし、これからも頑張れそうなので転職してよかった。

2023-09-17

ベンチャーでも「SIerする」ことがある

ベンチャーって少人数だから組織感の争いがあるようなSIerみたいなのと違って平和だと思われるかもしれないが

特にスタートアップだと一気に色んな人が入ってくるから簡単派閥ができるし方針の違いで容易に分裂もする

10人も居ないのにSIerみたいな構造になることもある

 

問題なのは人数じゃなくて「見知っていない人らが一プロジェクトに会す」ことなんだと思う

少人数で5年くらい一緒にやってるような安定した仲だと特にこじれることはない

 

から私はスタートアップをやるときに、会社に頼むなら会社に頼む、頼まないなら全部個人で集めることを勧めるんだけど、上手く伝わらないことが多い

どうしても安定を求めて数人分のタスク組織に頼んじゃうんだけどそこから崩壊が始まる

 

個人×10人は案外安定するんだが

個人数人+組織は難しいし

個人数人+組織組織もっと難しい

組織になると途端に別の生き物になるから

 

最近だと組織自体に悪気はないけど、役員組織以外を排除しようという方向もあった

そういうパターンもあるのかと勉強になったが、私は個人なのでたまったものではない

あと、自分組織化はしないようにしようかなとちょっと思った、やるとしても2,3人まで

2023-09-16

小中同級生地元女たちのその後

小学生の頃好きだった子が最近良く夢に出てくるんだ。

顔が可愛くて声が特徴的で、でもおとなしくて。今でもあの子に勝る可愛い子は出てきていない。

最後に見かけた18の夏、何故勇気を持って話しかけなかったのだろう。あの子は今、どこで何をしているのだろう。

もう40歳が見えて来ている年で何をやってるんだと自分でも思うんだが、過去記憶を頼りにFacebookInstagramを掘り起こして何とかあの子にたどり着けないか奮闘してみた。

その過程地元の女たちの情報も得られたのでここに残しておこうと思う。実際に最近(と言っても数年前)に会った人の情報も含む。

・好きだった子

10数年前の誕生日に取ったプリクラだけアップされてたのだが、ギャルギャルしく加工されており、もはや面影はなく悲しかった。

あのときのあの子はどこへ。。その年でその見た目は大丈夫なのか。。

元々おとなしくて人付き合いも少なかったからか、地元の人から近況を聞いたことはない。

・その次に好きになった子

高校から進路は別れたけど、大学就職後もちょいちょい連絡をくれてた唯一の人物(好きになったのはそういう思わせぶりなところだ!)、だったのだが、ここ数年は連絡が途絶えていた。

海外渡り歩いて帰国したあと、結婚して首都圏に住んでいるようだ。

・1番頭が良かった子

医者になってた。子供もも小学生くらいになるみたい。確か親が医者で、中学の時から医者を目指していた記憶医者って目指しててなれるもんなのか。

・2番目に頭が良かった子

こいつも医者になった。ど田舎公立小学校同級生で2人も医者が出るとは。

カーストトップの子

ITベンチャーに勤めているらしい。大学留学していたらしい。そういえば親が金持ちだったな。

・1番モテてた子

数年前地元ののみ屋でばったり会ったが、そのときはまだ独身で、仕事も男もとっかえひっかえという状況だった。

その後どうなったかは知らんが頭は良かったから、うまいこと人生収束させたんじゃないかな。

だんだん書くのめんどくなってきた。

・地味な子 中堅国立大に行ってた。地元名前だすと普通にスゲーってなるレベル。妹も大学言ってるし、こいつも親がまともだったのかな。

いじめられてた子1 妊娠して高校中退した後、結婚して離婚して、再婚したらしい。幸せそうな写真うpしていた。

いじめられてた子2 同級生結婚してた。

スポーツ万能子1 体育大学行ってた。ある競技で県大会上位は常連だったか妥当か。その後は知らん。

スポーツ万能子?2 中高でそれほど実績ないけどこいつ体育大学行ってた。割りと普通の進路なのか?

部落の子1 ナースになってた。ボーナススゲーもらえるって自慢してた。

部落の子2 いい年してドギャル風貌だったがちゃん子育てしてるっぽい。

バカ1 数年前飲み屋で再会したが、こいつと結婚したいやつおらんやろという感じ。兄弟も全員ヤバかったし。

バカ2 バカ1とつるんでおり、ほぼ同上。兄貴は優しかったんだけどね。

感想:親がまともならそれなりに育つ。ま

2023-09-15

anond:20230915224451

いや上司コントロール出来ないぞ。出来るなら現職がなんであれ、下記をやろう

↑書かれてる内容があからさまに不穏(そのフェーズでそれがなぜそれが必要なの?)で月90万〜140万のやつ。実在するか知らんが250もある

 

たぶん、天職

 

若手が多いベンチャーメガベンチャーくらいなら・・・まぁ・・・だが、

安月給でやり甲斐搾取はされない方がいいぞ

 

あと、短時間解決できないことは考えない方がいいです

それは解決できないことです

2023-09-14

成功していないベンチャーを知ってほしい

・誰がリードするのか不明

・向いている方向が違う

スキルの差が激しい

常識ややり方が違う

・人の入れ替わりが激しい

 

しんどい結構

2023-09-13

なんか疲れちまった

そこそこ名は知れてきたシリーズAくらいのベンチャーで働いているけど、なんか疲れちった。

働かなきゃならん

家族を養わなきゃならん

売り上げ立てないと給料は上がらん

生きるってしんどい

2023-09-11

anond:20230911181613

評価の欄に無遅刻無欠席があるから民度低いのかもしれない

働いてる人達民度低いタイプじゃないけど

昔ながらの会社ではなくベンチャーだし

小中は俺がサボった時に親に連絡が行った経験から言っただけ

2023-09-10

CTOの退任って何?

最近流行りの「CTO退任して転職します!」「CTOからエンジニアに戻ります!」ってなんなの?

事業コミットできるエンジニア」だの「組織のことを考えろ」だのCTOって冠かぶって言っておきながら、その頭で考えてたのは「でも私、現場やりたい!」みたいな事なの???

部下も居る立ち位置に居ながら、最後なんで自分欲求コミットしちゃったの???

 

俺の職場にも「元ベンチャーCTOエンジニア」みたいなのが転職してきたけど、技術力は現場のチームリーダー以下、口だけ達者で最初転職エントリー以外で話題にされた事もない1発屋状態

やりきってからCTOを辞めろよ、お前が始めた物語だろ。

anond:20230909194335

ベンチャーから…というわけではないのかもしれないが、ベンチャーのようなあわただしい環境でははたらきたくはないなぁ。

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