2023-10-16

YAMAP vs ヤマレコ

古い記事だけどこれ読んだら気になったので調べてみた。

https://note.com/keizi666/n/n248deccd50f4

<ヤマレコ>

社長 大阪情報修士ITエンジニア大学ワンゲル部卒のガチの山屋

経営 コスト抑えて黒字運営継続

社員 5名

<YAMAP>

社長 同志社法学部卒 写真家目指し写真雑誌からキャリアスタート

経営 投資家資本入れて派手に儲けないとそろそろ後がない

社員 106人

YAMAPの公開されてる経営状況(資本状況)見ると、同業者ディスっても派手にニュースぶち上げてユーザ数増やしたい心理理解できる。

一方で、最近登山ブームと言われているが、今の市場登山人口)はそれほど大きくない。

また、戦後の爆発的ブーム後は、過去数十年間、山ガールとかのブームを繰返しても登山者数は基本横ばい。この登山者数を増やすのは高齢化時代に並大抵のことじゃ難しいだろう。(インバウンドは後述)

とはいえ最近Twitterなんかでヤマレコ・YAMAPの登山ログを見て登山始めようかと思う人が増えているのは傾向として感じ取れる。

ただ、こういう層の何割かが今年の山岳救助件数過去最大になった原因の1つになっている。

(準備不足で気軽に救助要請する、山に登ってはいけない人が山に登っている問題

その前提でYAMAPのサービス設計を見ると、ルート外れ通知が有償ユーザのみとか、今回ようやく改善されたがコースタイムルートによっては酷いことになっていた件とか、地図の等高線が大味で道に迷ったときに使えないところとか。

「山を楽しむ」を重視しすぎて「山から安全に帰る」を軽視しているんじゃないかと思えてしまう。

商売結構ベンチャー結構

でも、自分は5chに誰かが書いてた「登山メーカーサービス、ヘタすればアルピコバスにまで親近感持つけどYAMAPには持てない」(うろ覚え)に同意

登山愛好家として、YAMAPの経営方針には全然共感できない。


北アルプス大好きなインバウンドの話は、面倒になったので気が向いたら今度書く。

  • 今年の山岳遭難が増えたのは、カジュアル登山勢が力量不足の山に行って気軽に救助要請したからって分析記事を見た。 「カジュアル登山勢が増えたのはYAMAPのせいだから遭難数が増え...

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