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はてなキーワード: 出版とは

2024-03-27

フィネガンズウェイクや重力の虹みたいな本がそもそも世に出た不思議

こんな難しい本編集の時点で「売れなそう」と判断されて終わりにならないものでしょうか?出版社営利企業には変わりませんから手に取ってくれなそうなほど難しい本など売ろうとは思わないと思います

ヘリングも大作家ですから同人誌として作品を出して、ネームバリューでとってくれた人が難しいけど面白い評価したのが草の根から広がって今の文学的地位につながるという流れだったらわかるのですが、「商業出版された」というのが不思議理解しがたいのです。

なぜ当時の出版社出版のゴーサインを出す勇気を持てたのでしょうか?

また現代出版社に、こんな純粋文学的(言語いかなる表現可能かという意味で学究的)で、面白さな度外視してるような本を出版する余裕はありますか?

2024-03-24

↓いや、読んでないならそもそも回答するなよ…

リンク先読んでないし読む気もないですが、私は客観的視点から大卒を雇う理由」を説明したのであって、別に大卒以上の高卒や専門卒がいることは否定してません。

>具体的な彼らの知識の内容(それが高卒とかでは知らないと推測できる根拠も含めて)を一切示していません。

高卒では知らないとは一言も書いてません。同等以上の漫画知識を持っていて、学力は圧倒的に高い人間がいるので、新卒ではそっちを採用すると書いていますそもそも人気出版社大卒で何万人と応募が来るのに、それ以下に目をやる余裕はないからです。

中途採用で実績があるのなら学歴なんて関係なく採用されたりヘッドハントされたりしますよ。私の知り合いにも定時制高校から大手出版漫画編集してるのいますし。ヘッドハントで。

旧態依然とした惨状

これは具体的に何を指してるんです?

電子書籍データベース云々のミスのこと?

まぁなんにせよ、あなたが今の出版業界に疑問を呈していて、大卒無能だと思うなら一度会社を立ち上げてみたらどうでしょうか。

あなた正論ふっかけてもあん意味なさそうだし、丁寧に時間使ってたのもアホらしくなる態度なのでこれ以上は適当に返しますね。

anond:20240324091826

産経から出版が決まったのし流石に今更過ぎる内容じゃないか

読んでないなりにろくな本ではないと俺も思ってるけど、内容に触れずに出版に抗議するやつが多くて宗教じみてたと思うわ

時間が経ったのでとある本の出版中止について

Q.そもそも『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇』の何がアカンかったの?

A.タイトルも内容も可燃性が高すぎた。特に内容は原書米国問題しされており、差別偏見を齎すのでは?と指摘されており、所謂エセ科学本と同じ扱いを受けていた。

パッと燃えタイトルの話

 『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇』、この本のタイトルを読んだ際に何を我々を思うのだろうか。

 現在先進国に済む我々はこのようなサイトを見ている時点でSNS漬けである

 そして、SNS漬けであるがゆえに、こう思った人は少なくはないだろう。

「は?性転換ブームなんて来てないんじゃが」

 コレがまずX(旧Twitter)で本書が盛大に燃えた一つの要因であろうと私は考えている。

 なにせ、薄っぺらタイトルテンプレ小説みたいな事を言っていて現実とのたまっているにもかかわらず、そのような事を我々が認識できる現実範囲内ではほぼ観測できないのである

 それに、トランスジェンダーについてはツイフェミ諸氏であるとか、昨今の教育だとかで非常にデリケートかつナイーブセンセーショナル単語となっており、ツイ廃と呼ばれるような人間は非常にその単語について敏感であった。

 タイトルにどこで、どう話されたか書いていないため「身近で起きたのか?そんな事ないよな?」が「デマだ!嘘八百書きやがって」に変わり、内容を知らないままに刊行中止運動に参加した方はそれなりにいただろう。

 せめてタイトル米国だとかアメリカだとか、この本が執筆される国の名前程度は入れるべきであった。

 少なくとも、それで「遠い場所でおきた出来事から」でタイトルだけを見た人間刊行中止運動に参加することはなかっただろう。

アカンことだらけの本の内容

 おそらく、米国情報網を貼っていた正しい辞書通りの意味フェミニストや、セラピストトランスジェンダーの方々は、この本について最大限に警戒していたと思われる。

 それくらいにこの本の内容は駄目なのである

 内容を簡単に言えばカウンセラートランスジェンダーの会話の盗み聞きであったり、トランスジェンダーの子に絶縁された親へのインタビューである

 大問題である盗み聞きはもうこの時点でアウトとして、トランスジェンダーの子に絶縁された親へのインタビューについてははっきり言ってエモーショナル・コア、共産主義無神論者日本アニメゲーム、ファーリー(要するにケモ)などへの偏見ヘイト責任転嫁が見受けられるトンデモインタビューがたくさん載っている上、トランスジェンダーの子供本人へのインタビュー記事は一件がほんのちょっぴりしかないのである

 簡単に言えば平等、生きやすさの表現一種であるトランスジェンダーを掲げるこの本は偏見憎悪に満ち溢れた不平等な内容にほかならない。

 さらには本書には海外掲示板ログURLが注役として記載されていたり、どの章も結局トランスジェンダーへの拒否と拒絶に執着していたり、トランスジェンダー感染するとかい小学生いじめ並の主張も書かれており、本当にコレ出版社刊行を許したの?となる。

 その上で、内容の順番自体保守派伝統的な家族観への誘導に溢れており、読んだ人間を反トランスジェンダーへと誘導する悪意に満ち溢れている。

 正直に言って、文芸ノンフィクションとして刊行すれば、きっとあのとき以上の大炎上が起こることは想像にかたくない。

この本の刊行中止は焚書なのか

 この本の刊行中止は所謂エセ科学本の一冊が水際で刊行中止になったのと同じ事であり、欺瞞憎悪偏見に満ちた書籍が一冊KADOKAWAからこの世に産み落とされることがなくなっただけである

 これが私がこの件について出した答えだ。

 出版社はどの本を出版するか選び、あるいは拒絶することが出来る。

 拒絶された本は他の出版社へ持っていってもいいし、個人印刷なりデータなりで販売することが出来るし、KADOKAWA版権関係ちゃんとするなら普通に自由にしていいよ、ただしウチからは出さない」程度の扱いだろう。

 つまりこの本の刊行のチャンスは失われておらず、決して消されたわけではない。

 なので焚書となったわけではないと私は考えている。

 なのでそのうち「某社で出版拒否問題作!」みたいな帯を装着して書店に並ぶ未来存在するのかもしれない。

 この本がなぜ出版中止になったのか、その疑問を持っている方はその未来を待つか、一足先に英語版を読んでみるのもいいだろう。

反応がちょいちょい来たので追記

・今更なんでこんなの書いたの?

 「今更」になったタイミングなので言いたいこと言ってスッキリたかたか

産経から出るよ

 しらんかった・・・そんなこと・・・

ニューヨーク・タイムズが支持してるで

 あそこジェンダー関係でなんかやらかしてなかったっけ・・・そもそも最近の主張がものっそい偏ってるのでそこの支持の時点でお察し

2024-03-22

才能の民主化完全に理解した

 「生成AIによる民主化」を叫ぶパブコメが公開されて話題を呼び、「それは民主化ではなく共産化」という理解が急速に形成されている。この「民主化」という概念は何も9段の人物が考え出したものではなく、海外の生成AI議論特にイラスト関連の議論では頻出の概念であり何らかの生成AI推進過激派共通認識だが、一方で「共産化」は少なくとも増田寡聞にして知らぬ。では、この「才能」の「民主化」とは何なのか? 恐らく国内理解されている形では「極一部の『絵師』と呼ばれる特権階級が、生まれながらに持っている、『絵』を生成する技術」を「広く一般が使えるようにする」こと、だろう。

 Financialization(金融化)という概念がある1980年代から汎ゆるもの金銭価値に換算する動きが加速し、万物通貨によって交換できるようになる一方で、金融分野に加速度的に富が集中するようになってしまったとか、そんなような話だ。まあ安っぽいネオリベラリズム批判一種と思って構わないが、このあらゆるもの金銭価値と拡大の速度、加速度で考えるというプロ倫の延長線上にある思想米国では広く一般に浸透している。

 だから二次元業界も当然この金融化の対象として、森羅万象を四半期指標の伸びとして変換すべしという思想の中で解釈される。このものは素晴らしい、だから儲けを加速しなければならない、という自然な発想がある。二次元イラスト業界金銭的な側面で発展させようという試みは、2010年代を通じて諸外国で繰り返されてきた。無断転載で客を集めた後、批判を浴びて版権元と交渉しようとした漫画村事件もその一部だし、同人誌代理購入や転売が行われたり、無断翻訳グループや各種の転載サイトの有料サブスク販売されたりとか、仮想通貨イラスト作家を巻き込む動きも見られたし、画像ファイルを集めて転売するとか、無料3Dデータを改造して勝手に売るとか、あるいは無料転載して名を上げるとか、色々な試みがあった。個々の作家に対してあなた作品もっとビッグな儲けに繋がる、価格を上げるべきだ、販売数を増やすべきだ、出版が難しければ顔だって繋ぐ、といったオファーが野放図に撃たれることもあった。

 そのいずれにも日本漫画業界イラスト作家コミュニティは乗らなかった。日本は強固な「非営利業界」を維持してきた。

 日本人は日本二次元業界が作り出すソフトパワーをまったく過小評価している。増田はある時、海外イラストレーターが何だかソフト互換問題で揉めている所を見たことがある。PSDはPhotoshopから出力されるとは限らない、俺はKritaを使っているし現場によってはCSPを使っているとか、どうだかだった。お前らはCSPが何のことか分かるか? Clip Studio Paintだ。増田にとってこれはちょっとした衝撃だった。まったくのサプライズド・ピカチュウだ。分かるか? 国産商用ソフトウェアがイラスト制作ソフト世界御三家一角を固めていて、Adobe三位なんだぞ。「日本にはジョブズが生まれない」?「日本製のソフト通用しない」? いや、増田自身普段はこれを言う方なのだが、それでもだ。かつてはbukkakeが世界一有名な日本語だとか、不名誉で恥ずかしいとか言われたものだが、今では所によってはblack company、mesugaki、menhera moveですら通じる(最後はどこかの初号機の貢献だ)。

 そして、この継続的世界投射される存在感、その非営利思想(と、その裏でちゃんと行われているアニメガチャゲー課金としての回収)は、思想的に原理主義的な低位のレイヤーにおいて、世界的に反発と軋轢を生み続けているのだ。

 もう一つ説明すべきことがある。共産化とは何なのか? 帝政ロシア末期のそれにしろ中国のそれにしろ共産主義革命とは、力を持たない民衆が団結し、腐りきった既存体制を打破し、特権階級が貪る既得権益破壊し、人民還元する、という建前で行われる営為だ。実際にはこの「特権階級」は中流層以下を指し、既得権益とは単に日常生活を指す、ということはまともな人間なら皆知っているだろう。高級な壺を割り水道破壊公共施設を打ち壊し電線を鋳潰し、全てを焼き払ってゴミにするのが共産化共産主義革命である社会破壊して所有の概念を、いや「社会」と「モノ」という概念の終了を目指すのが共産主義である

 この「才能の民主化」と「それは共産化である」という批判はこれらを踏まえて解釈されなければならない。

 「民主化」による恩恵を得るのはお前らではない。「お前ら」というのはブクマカ増田のような言葉を持つ人間だけに限ったものではない。日本人ではない。ここまで書いてきたように、いま、諸外国には、日本(または中韓台を含む極東アジア)人は二次元イラスト業界特権的地位を得、極端なダンピングと異常な反成長主義を敷いている、という怒りがある。その怒りの文脈において、日本人は全て二次元の絵を生成し享受できる特権階級であり、才能の共産主義革命において虐殺される対象である。⑨段のパブコメを書いた「生まれつき手が震えて線が引けない」者など同情に値するわけがない。絵の金融化、イラスト市場資本主義的成長を阻害してきた旧来体制を賛美する、唾棄すべき特権階級であるポル・ポト政権の新国家建設の呼びかけに喜び勇んでカンボジアへ舞い戻り人民裁判に掛けられ次々と虐殺された出稼ぎ労働者たちそのものの姿だ。

 そしてその方法として、生成AI推進派たちは、Danbooruに(善意で)集積されたイラスト圧縮汎化させ任意に混ぜ合わせ薄めて取り出せるようにする。そのデータを配布し有象無象が使えるようにする。LoRAにより「絵柄」の神秘性を破壊再現できるようにする。それらすべてはコンピュータの利用を強制して非属人的に実行されることで金銭価値還元される。

 だからあれは共産化なのだ。だから「生成AI規制するならば二次創作規制しろなのだ。つまるところ「生成AIによる才能の民主化」の指すものは、金銭価値への還元を断固として受け入れない二次元イラスト市場破壊のものなのだ文化庁の連中が考えているような「『民主化』による、日本国内の広く一般の者への価値還元」は発生しない。民主化AI生産性を飛躍的に向上させたクリエイター活躍などない。ソ連にまともな戦闘機がなかったようなものだ。仮にこれが「還元」だとするならば、起こるのはちょうど紙を高濃度過酸化水素水で炎とガスに分解するような「還元」だ。「パブコメの知能が低すぎて困る」とかボヤいている場合ではない。それほどの、あえていえば低知能のもの、が反対一色に染まってパブリックコメントを送ってきているとはどういうことか? 実害を被っているのに他ならないではないか

 この話のオチは、恐らく「生成AIによる才能の民主化」が実際にこのまま進んだとて、著作権法AIウォッシング無罪規定したとて、それは絵の価値が下がるという一過性日本の純損失であって、別に日本的なイラスト創作文化への参入が海外享受者たちに認められるわけではないだろうことだ。Twitter上でも指摘されていたが、AIに点滅するカレットを与えられないから絵が造れないなどという者はいないのだ。完璧な絵をプロンプトで定義できると言うならばしてみるがいい。いや、Twitter上でもなんでもいい、人は文字が読めるのだから完璧な絵の定義を書けばそれは作品なのだ。件の人物が長々とコメントを書き、そしてバズりを作り出したように。

飽きた。ここで投げる事にする。ナガノのくまを讃えよ。

2024-03-20

anond:20240320212636

労基法知的財産権、あと出版業界は無いだろうけど労働安全に関する知識は、ベテランほど乏しいのは洋の東西も、業界の差もないみたいだな。

で、わかってない人ほど受ける必要が無いと思ってる所があって頭痛い。

2024-03-19

車輪の再発明」という言い回し発明されたのはいつなのか

気になる、調べましょうね

調べました

車輪発明されたのは紀元前だが、「車輪の再発明」という言い回し発明されたのは20世紀になってからのようだ

「車輪の再発明は良くない」というのは誰が言い始めた言葉ですか? 日本で広まったのはいつごろでなぜですか? | Quora

Reinvent the Wheel – Idiom, Meaning & Origin | GRAMMARIST

The term reinvent the wheel dates back to the 1950s, often used as a business and advertising metaphor.

One of the earliest published occurrences of the phrase dates to 1956 and is found in Documentation in Action from an article concerning how research workers, executives and others use information:

車輪の再発明」という用語は1950 年代にまで遡り、ビジネス広告比喩としてよく使用されていました。

このフレーズが最も早く出版されたものの 1 つは 1956 年に遡り、研究員幹部などが情報をどのように利用するかに関する記事が「Documentation in Action」に掲載されています

なるほどねえ

これ以前に全然別の文脈で「車輪の再発明」という言い回しがあった場合、「車輪の再発明」が車輪の再発明されていたということになりネタとして面白いんだが……流石に無いかもな

これは日記です

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しか

“The intensive literature search at the beginning of a research project is intended to define the precise boundaries between the known and the unknown and to forestall unnecessary duplication or, as one scientist has expressed it, to avoid re-inventing the wheel.”

研究プロジェクトの開始時に集中的に文献を調査することは、既知と未知の境界を正確に定義し、不必要な重複を防ぐこと、あるいはある科学者表現したように、車輪の再発明を避けることを目的としています。」

"one scientist"……「ある科学者」とはだれなのだろうか

その人こそ車輪の再発明というmemeの発明者……か?

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イタリア語には「お湯を発見する」のような言い回しがあるらしい

微妙ニュアンスが違うっぽいが「車輪の再発明」と近いニュアンス意味のようだ

2024-03-15

プロ素人の違いが分からない

俺は熱心な読書家ではないけど、人並みには本を読んできたと思う。

その上で疑問なのは小説家プロ素人の違いがよく分からない。

小説はけっこう頻繁になろうで読むんだけど、なろうといっても当然異世界もの以外もある。

なかに書店に並んでいる小説よりも面白いなと思える作品もあったりするんだ。

そういう作品に多く振れていると「プロ素人の違いって何だ?」と分からなくなってきた。

そもそも今は出版社を通さずともkindleで手軽に出版できる時代だし、そうなるとプロ素人の違いってよりあやふやな気がするんだ。

2024-03-14

anond:20240312212203

そもそもなぜ雑誌で連載してそれを単行本にするというスタイルを守り続けるのかわからんのだよな。

pixvやツイッターで描き貯めた漫画+描きおろし商業単行本出すパターンも増えてるし、

そもそも小説って文芸誌もあれど、基本的に全編連載通さない書きおろしも大半でしょ。

なんでマンガはそうしないのかなと。

関係ないが一番謎なのは普通に有料で出版してるくせにskimaとかチェックすると全編無料で読めちゃったりしてるのとかあれなんなのって思う。

bookliveとかで売ってるのはあくまお布施したい人は買ってねってことなのか…

にしても最初有料だと思ってて買ってあとで無料で作者公認(海賊版サイトじゃないってことね)で公開してるとこ見つけたらなんか詐欺られた気分になるよな

2024-03-12

水着グラビアが載っているのは「マンガ雑誌」ではなくて「少年漫画雑誌」や「青年漫画雑誌」である

主張するならちゃんと調べて正確に書いてほしい。

元増田は女か、それとも日本雑誌文化を知らない外人かもしれないけど

「女の私が買いやすいように」または「ムッツリな僕が買う時に恥ずかしくないように」って主張は理解できる

出版不況雑誌絶滅危機にある現在雑誌ターゲット層を少年青年に絞る理由はない

大量のファンが購買を誘ってたかつてのAKBアイドル時代ならともかく、今の雑誌グラビアの主流であるレイヤーで引き込む客よりも逃す客のほうが多そう

マガジンヤンジャンはとくに女ファンが多いアニメ原作漫画が大量に連載してたのに「単行本は買うけど雑誌連載は追わない」って読者が多すぎる

anond:20240312113144

グラビア禁止したら、

貧乳のあまり水着トップの着用の仕方を間違えて着用していても、

本人もスタイリストカメラマン出版元も気づかず、

そのまま世に流通してしまった伝説お笑い清純派声優」が生まれなくなるだろ!いい加減にしろ

Kindle自分ブログの日記を出版してもいいの?

こういうのって内容検閲あんの?

2024-03-08

anond:20240308072224

イスラム批判する本を書いたり出版に関わった人間全員が中東抹殺対象として懸賞金が出て

日本でもその本を翻訳した人がイスラム系の暗殺者に殺された事件があるんですよ

宗教タブーだけは舐めちゃいけない、戦争だって起きてんだし

fnm なんやこの乗っ取り系全画面広告…。電ファミって、腐っても出版系だよな。おわってるわ。

2024-03-07

anond:20240307032818

昔の学校図書室にあった蔵書はほとんどが活版印刷で、かすかに活字押し付けときのふくらみが残っているのがわかるのがなんとも味わいがあったと今になっておもう

オンデマンド印刷で活版にして店内のカフェで待ってたら出来上がりを買って帰れる本屋とかどうだろうか?

大量出版というのは電子書籍インターネットブラウジングにもうとって代わられたのかもしれない、だから手書き装丁の実質一品ものだった時代に近い価値観にしたら…

anond:20240307032818

街の本屋じゃなくて街の古本屋になればいいと考えてる

竹村響は何度かブックオフの方が棚がいいって指摘している

https://twitter.com/pinkkacho/status/1745256753833677041

https://twitter.com/pinkkacho/status/1745254231349891237

これは配本と再販制度が要因だけど、批判されがちな再販制度により多様な本(売れそうにもない本)を出版することができている

再販制度止めたら、今度は新刊書の種類がぐっと減ると考えられる

再販制度がなくなれば新刊書店の棚がよくなる、ってことは恐らくない(むしろ悪くなると思ってる)

というわけで街の本屋は諦めて、街の古書店で手を打つ方がいいと考えてる

では、どんな古本屋がいいかっていえばブックオフですよ

https://twitter.com/riyomountains/status/1745977570032767247

これにあるように、個人レコード店と同じようにこだわりの古本屋は棚が似てくる可能性が高いが、ブックオフならこだわりなく仕入れて本を並べるから店によって棚が違う

新刊書は大型書店なり通販で買えれば十分

2024-03-06

暇空茜が「単著マウントを取ってやろうと思ってwikiたらこいつも単著出してる」と菅野完について発言

こいつやってることは政治活動家なのに『日本会議研究』を知らなかったんだな

小中学生に遊ばれてアニメイト限定販売中止になったネトゲ戦記と違って、出版差し止め裁判もあった表現の自由問題でもあるのに

まあ温泉むすめで騒いでた自由戦士は女体が絡まない表現は無関心かむしろ弾圧に回る側か

日本会議研究』は20万部売れてるので同じぐらい売れるといいね

菅野完はもう落ちぶれたじいさんだし、暇空に対して「うんこうんこうんこ」などと言ってたので暇空原告の方の裁判はまず負けるが、

配信での発言の多くは20万部売れたノンフィクションライターから見たcolabo騒動として芯を食ってる

菅野上場企業に勤務していた経験NPOに携わった経験から、Colaboに瑕疵はないと主張した。

>その中で「(水原の文は)最初の2行を読んだ段階で、社会人が読むに値しない文章だってことはわかる」(動画6分30秒頃)、「アホがコメント欄東京都天下りとか闇なんじゃないのとか言うてるけど、その闇暴きたかったらあんなやり方で出るはずがない。名刺作って取材して、顔晒して体晒し取材行って、で『俺のコキネタ批判するな』でもいいんですよ、己の言いたい言葉で己の言いたいように表現するってことをやらない限り誰にも響かない」(動画34分頃)、「Colabo問題ここまで盛り上がってるのになんでメディアが取り上げないのは何故かって、当たり前ですよ。メディアもアホやないんやから。なんの問題もないの2秒でわかるんやから取り上げようがないってのが1つ。それと、言いたいことと言ってることの間に乖離があるよねと」(動画35分頃)、「まともに相手したらあかんねんって。本人何言うてるかわからんキチガイやねんから。そんなもんセンズリやりすぎて頭ポン回ってるのと変わらねんから」(動画47分頃)などと発言した

2024-03-05

anond:20240305161701

ではなぜそうなってないのか?

なぜ損する電子出版コンテンツを流すのか?

なぜ出版社に損させる自覚無しに電子出版を買ってしまうのか?

なぜ他人の褌での電子出版システムを儲けさせてしまうのか?

海外雑誌論文出したけど疲れた

クールジャパン戦略、もしも政府ちゃんアニメ制作とか出版とか地域振興に深い理解があったとしても失敗してたかもしれないなこれ

政府ときがどうにもできないレベルで「お絵描きしてナヨナヨしてる奴らが商いできてるのが嫌」って言うのが後藤田知事発言でわかる

オタク下げして体育会系ヨイショした方がマジョリティの牌取れるって思われてる段階で、マジョリティが概ねそうってことでしょ……?

2024-03-04

「もし無人島ひとつだけ持ってくなら」の元ネタ探求をしましょうね

いくつかバリエーションがある

無人島に[ジャンル制限]をn個だけ持っていくなら?」

無人島に[本]をn個だけ持っていくなら?」

無人島に[レコード]をn個だけ持っていくなら?」

……のような

[本]の場合に「聖書」という回答が西洋メジャーなことから元ネタ日本以外なのだろうとあたりをつける

調査の初手はとりあえずこれ

Desert Island Discs - Wikipedia

Desert Island Discs is a radio programme broadcast on BBC Radio 4. It was first broadcast on the BBC Forces Programme on 29 January 1942.[1]

Each week a guest, called a "castaway" during the programme, is asked to choose eight audio recordings (usually, but not always, music), a book and a luxury item that they would take if they were to be cast away on a desert island, whilst discussing their life and the reasons for their choices.

Desert Island Discs は、BBC Radio 4放送されているラジオ番組です。1942 年 1 月 29 日に BBC Force Program で初めて放送されました。

番組中「漂流者」と呼ばれるゲストは毎週、8 つの音声録音 (通常は音楽ですが、常にそうとは限りません)、本、そして船で漂流された場合に持っていく贅沢品を 1 つ選ぶよう求められます無人島での生活とその選択理由について話し合います

このラジオ番組存在から1942年時点で「あるあるネタであることは確認できる

アメリカ一コマ漫画で「無人島もの」というジャンル存在する……が、それが特に流行ったのはだいたい19世紀初頭頃の出来事なので"Desert Island Discs"とそう時代は変わらない

普通に考えれば『ロビンソン・クルーソー』以降なのよ

ロビンソン・クルーソー』は1719年4月25日出版された

これが売れて多くの人に読まれたからこそ"Robinsonade"というジャンルまで生まれ

Robinsonade - Wikipedia

Robinsonade (/ˌrɒbɪnsəˈneɪd/) is a literary genre of fiction wherein the protagonist is suddenly separated from civilization, usually by being shipwrecked or marooned on a secluded and uninhabited island, and must improvise the means of their survival from the limited resources at hand. The genre takes its name from the 1719 novel Robinson Crusoe by Daniel Defoe. The success of this novel spawned so many imitations that its name was used to define a genre, which is sometimes described simply as a "desert island story"[1] or a "castaway narrative".[2]

ロビンソナード (/ˌrɒbɪnsəˈneɪd/) は、主人公が突然文明から切り離され、通常は難破するか人里離れた無人島に置き去りにされ、手元にある限られた資源から生き残るための手段即興で考えなければならないフィクション文学ジャンルです。 このジャンル名前は、ダニエル・デフォーによる 1719 年の小説ロビンソン クルーソー』に由来しています。 この小説成功により、非常に多くの模倣作品が生み出されたため、その名前ジャンル定義するために使用され、単に「無人島物語」[1] または「漂流者の物語」[2] と表現されることもあります

ということは、探すなら18世紀か……

一応シェイクスピアの『テンペスト』も孤島が舞台になる物語だけど…

1611年頃

一応英wikipediaの"Uninhabited island"の"In literature and popular culture"の項にはもっと古い作品について言及がある

Uninhabited island - Wikipedia

The first known novels to be set on a desert island were Hayy ibn Yaqdhan written by Ibn Tufail (1105–1185), followed by Theologus Autodidactus written by Ibn al-Nafis (1213–1288). The protagonists in both (Hayy in Hayy ibn Yaqdhan and Kamil in Theologus Autodidactus) are feral children living in seclusion on a deserted island, until they eventually come in contact with castaways from the outside world who are stranded on the island. The story of Theologus Autodidactus, however, extends beyond the deserted island setting when the castaways take Kamil back to civilization with them.[8]

無人島舞台にした最初小説は、イブン・トゥファイル (1105-1185) が書いた『ハイイ・ブン・ヤクダン』で、次にイブン・アル・ナフィス (1213-1288) が書いた『テオログス・アウトディダクトゥス』が続いた。 両方の主人公(『ハイイ・ブン・ヤクダン』のヘイイと『テオログス・アウトディダクトゥス』のカミル)は、無人島で人里離れて暮らす野生の子供たちだが、最終的には島に取り残された外の世界から漂流者たちと接触することになる。 しかし、テオログス・アウトディダクトゥスの物語は、漂流者たちがカミル文明に連れ戻す無人島の設定を超えて広がります。 [8]



こういうmeme的というか、とりとめのない雑談あるあるネタがいつから存在するかって探すの超大変だ

残念ながら"Desert Island Discs"の1942年以前ではっきりと「もし無人島ひとつだけ持ってくなら」のようなmemeの記述発見できなかった

何故調べる事になったかって、なんもかんもこのツイートのせい

https://x.com/Circle_Halberd/status/1762628685679464845?s=20

有名な「無人島ひとつだけ持って行けるなら何?」という問答の元ネタ坂本龍馬

坂本龍馬は「国ぜよ」と答えて勝海舟を驚かせたという。

……という嘘豆知識

正直フフッと笑ったが、それはそれとして本当の元ネタが気になるのじゃわしは

wikipediaの"Uninhabited island"の以下の記述

The term "desert island" is also commonly used figuratively to refer to objects or behavior in conditions of social isolation and limited material means. Behavior on a desert island is a common thought experiment, for example, "desert island morality".[3]

無人島」という用語は、社会的孤立し、物質手段が限られている状況での物体や行動を比喩的に指すのにもよく使われます無人島での行動は、たとえば「無人島道徳」などの一般的思考実験です。

これの出典がOEDになっている

ひょっとしたらOEDに私の欲しい情報があるかもしれないが、OEDをすぐさま読める環境にないな……

人々が「無人島にもし漂着したなら?」というIFを雑談ネタとして共有できるということは大航海時代以降……"Robinsonade"というジャンル一般認知されている環境……であるはず

しか調査頓挫、有力情報がひっかかるまで塩漬けにする

へたすりゃギリシャ神話時代までさかのぼることが出来るネタかもしれん

オデュッセイア』とか……アルゴー船の冒険の話とか……船旅のエピソードがあるので、無人島に関するなんらかのミームの源流がそこにあっても驚かない

そうなったら手に負えん

日記

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改めてこれを参考に探し直すか……元気な時に

元祖や系譜、起源、お約束、新語などに関する「まとめのまとめ」&関連リンク 『初出・系譜ポータル』 - Togetter

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ちょっと方針を変えてみるか

19世紀後半〜20世紀前半ごろがこの問答が定番になった時期である、という可能性を探りましょうね

近代的なレジャーとしてのキャンプとか、ボーイスカウトとか……サバイバルスキル知識一般に広まったのがおそらくこの時期

その知識がないと無人島何持ってく問答は発展定着しにくいかもしれない

いやーでも聖書って回答が多いって話があるならサバイバルスキル知識関係なさそうに見える……

聖書って回答が多いってのはどこ情報ソース無いですやん

→初期の定番問答は本を問う形式だった可能性もある、なんともいえん

サバイバルガイド的な本が19世紀刊行されてないかを調べてみるか

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"Desert Island Discs"の1942年以前で「もし無人島ひとつだけ持ってくなら」のようなmemeの記述発見

無人島に本を一冊だけ持ってゆくとすれば: ケペル先生のブログ

このことを最初に明言した人はだれだろう。明治期にドイツ系ロシア人哲学者東大で教鞭をとり、学生の人気を集めたラファエル・フォン・ケーベル(画像1848-1923)らしい。彼は「ケーベル博士随筆集」のなかで「無人島に1年間流されるとしたら、自分が選んでもってゆく一冊は、まず聖書である」と述べている。かれは次に、「ファウスト」「ホメロス」「ドン・キホーテ」、ニーチェのものベートーベン楽譜などをもって行きたいと書いている。しかし有名なデフォーの「ロビンソン・クルーソー」(1719)のなかで絶海の孤島に流れついた主人公が「聖書」を読んで信仰の支えにしたことを書いている。

発言時期が不明だが、この方は1923没なので"Desert Island Discs"よりおそらく古い

ケーベル博士随筆集』という本に記載があるらしいが……図書館に行かないと読めない類の本だな

しかしやはり『ロビンソン・クルーソー』が念頭にある発言か……

見立ては大外れしていなかったか

さて、さらにこれ以前に遡れるだろうか?

もうちょっと古い時代にも言及がありそうな雰囲気はある

ケーベル博士ロシア出身日本にやってきた人で、"Desert Island Discs"はイギリスラジオ番組

20世紀初頭には世界中で認知されている定番ネタということじゃないか

しかインターネットだけでの調査はそろそろ限界

本があるならいくらでも読むが、どの本を読めばいいかのあたりをつけるのが難しい

ここらで再び調査打ち切り、有力情報がひっかかるまで塩漬け

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ん……なんか別のバリエーションを見つけてしまったな

ゲーテが『私が獄につながれ、ただ一冊の本を持ち込むことを許されるとしたら、私は聖書を選ぶ。』という言葉を残しているらしい

この発言の出典元文書ちょっとすぐには見つけられていないのだが

偉人名言は「実は言っていない」ってことが往々にしてあるから疑ってかかるスタイル

ゲーテの生没年は1749~1832

無人島に持ち込むものは何問答と直接の関係はないかもしれないが、一種クローズド環境に何を持ち込む?という発想はこの時代からあったということ

Robinsonadeの流行で便利なクローズド環境として無人島一般認知された?

元々「閉鎖環境に一冊本を持ち込むなら」という発想が存在した(その一冊とはたいてい聖書、なんというか最初から聖書という答えありきの仮定に見える気がする)
↓
Robinsonadeの流行で閉鎖環境として無人島が定着した
↓
メディアの発展で本以外(レコードなど)も問われるようになった
↓
さら時代下り、持ち込めるものジャンル制限になった

みたいな流れという仮説を立てれそうだが……

まあまあ、結論を急ぐことはない

頭の片隅エリアにこの疑問を保管してこの疑問は一旦クローズ

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