はてなキーワード: カップラーメンとは
一時の感情で高校は辞めないほうがいいと思う。何か目的があって辞めるのならいいのだが、中卒の90%以上は将来に対して何も考えていないだろう。今が楽しければいい、面倒なことから逃げ出したい。中卒とは刹那主義者、快楽主義者の集まりだ。そういった人間に世間は怠惰な人という烙印を押す。就職しようにも、条件に高卒以上というところが余りにも多すぎる。アルバイトですら高卒以上のところが多い。仕方ないから今は日雇いの肉体労働をしている。頭を使わず、誰にでもできる仕事をしながら時間をお金に換えていく。子供の頃、自分には何か特別な才能だったり、能力があるのだと信じていた。大人になってみると自分はただの凡人、いや凡人にすらなれていない。落伍者になっていた。現場の休憩時間にタバコを吸いながら、40代50代の人と喋るが、ぼくもあと20年後くらいにはさえないおじさんになっているのだろうか。そうはなりたくなかった。
そこのおじさんたちが若いっていいなあと言う。若さは金じゃ買えないから大切にしろと。
ぼくは急に思い立って、10万円の電子ピアノを買った。楽譜も読めないし、ピアノに触れたことすらなかった。今では毎晩ピアノを弾くことが楽しい。いつか綺麗にピアノを弾くことができたらと思う。
何かをはじめることはすごく力がいることだ。続けていくことも大変だ。でも何もせずに終わっていく人生なのだから、何かをはじめたほうがいいのではないか。自分が思いついたことを行動に移していくことでも人生は大きく変わっていく。とにかく行動をすることが大切なんだ。
ぼくが好きなカップラーメンにはこう書いてある。
「辛さの中に旨みあり」
野党議員が漢字クイズカップラーメンクイズみたいなことやり始めたのだってメディアのせい。
ああいうテレビネタになることやった時だけ手柄として全国放送で流してもらえるから。
youtuberが突然大ヒットした時のネタを意識せざるを得なくなるのと一緒。
最近よく「野党はアベ叩き自民叩きばかりでなく代案を出したら?」って呆れられてるけど
代案なんてよっぽど奇抜でないと何のアピールにもならない(と少なくとも野党議員は感じている)。
与党と大きな差のある独創的な政策なんてない(民主は特にそう)。
議会や地元でコツコツ建設的な仕事や修繕的な仕事を積み重ねて頑張っても
次の選挙で議席を取れるかどうかは自分が日頃の仕事を誠実にクオリティ高くこなしたかどうかより
そしてその「流れ」をてっとり早く作り出せるのは
なんらかの敵失やそれへの騒ぎ立て・攻撃ということになる。
こういう学習を長年強制されたら誰でも批判第一攻撃第一の振る舞いになってしまう。
ポジティブな仕事をこつこつやって、それをちゃんと評価・査定してもらえるようなまともなサイクルが回ってない。
天候にアプローチすることを重視しようと思うでしょ。
コツコツ田圃の手入れをするより神への祈りや生贄の儀式が増えちゃう。
人を批判ばっかりしてる人と言うのは
こつこつ頑張ってることを見ててもらえて評価してもらえるならそっちを頑張る。
こつこつ進歩前進してる人は「他人をなんとか引き摺り下ろしてそれで一気に大儲けしよう」って発想にはならない。
政治シーンが批判や攻撃ばっかになってるとすればそれはやっぱり有権者が悪くて、
現代では有権者の行動をそういう風に誘導するメディアが諸悪の根源。
元増田がどんなに志を持って「有能な政治家を評価する流れにしたい」と思っても
大メディアが叩き主導の流れを作ってる限りそれに抗するのは無理。
元増田のような人は着実に増えている。
だから野党がどれだけ精力的に与党を叩いて、それをメディアが連日取り上げてくれてても、
長期間そうやって頑張ったのにびっくりするほど支持者が増えない。
メディアに認められてるのに支持はついてこない。
そして狭くなった支持者やメディアはそんなことお構いなしで
ついこのあいだ立民の枝野さんが地元の駅に来るって言うんで見に行ったんだけど
まず地元国会議員や市議会議員がそれぞれの日頃の活動や志を述べたり
互いにこんなこと協力して頑張ってますとか語ってたら
「何の話をしてるんだ!」「緊張感がないんだ緊張感が!」「戦う話をしなくてどうする!」と喚きだして
怒鳴られた女性議員は一瞬動揺したもののすぐスピーチの話題を与党叩きのテンプレ話に移行してすべらかな早口で首相や自民を攻撃しだした。
観衆のいいポジションは殆ど高齢者に占められていて彼らは怒鳴り声に好意的な笑い声を出していた。
尖った支持者や高齢者と視聴率第一のメディアに囲まれて叩きの手法しか許されず
日頃の仕事をコツコツやって報告すると有権者に怒鳴りつけられる。
これじゃどんなに頭のいい人が高い志をもって議員になっても
そしてそのやり方が世間のマスからはむしろうっすらと嫌われていて
志を売ってニーズに媚びたことのご褒美すらもらえなくなってきてる。
繰り返しになるけどこの環境を有権者一人一人が変えるのは無理。
「地元の議員さんのいいところを見て褒めよう」なんて草の根的にやってもメディアの叩き情報に押し流されてしまう。
ポジティブ情報ベースで議員を品評する世の中にしようとしたら有権者にかなりの知識やリテラシーが必要になるけど
メディアは有権者をそんな風に育て上げる気はないしメディア自身もそんな品評する能力があるかどうか。
要するにこういうのは変わらない。
苦手な家事の克服法を書いていく。そもそも私がズボラで家事が超絶苦手だったので、その体験談だ。(追記あり)
■洗濯
洗うのは好きなのだが畳むのが億劫で仕方なかった。クローゼットを広くとり、畳まないでハンガーのまま収納することで解決した。乾いたものをそのままクローゼットにかけるだけ。下着、靴下、タオル類はボックスの中に畳まずに放り込む。
■掃除
ロボット掃除機最強説。別室でYouTubeでも見ている間に勝手にやってくれる。買い物に出掛けている間にやってもらうのも良い。何が良いって、ロボット掃除機が掃除しやすいように考えて部屋づくりをするようになるので、そもそもが片付いた部屋になること。
■自炊
節約をしようと決めてから勝手に自炊するようになった。経緯はよく覚えていない。食費は1日◯◯円以内とか決めると動機づけになると思う。
■食器洗い
家事の中でたぶん一番面倒な実感がある。これは「2分ルール」で解決。「2分でできることは今すぐやろう」と頭の片隅に置いておくと動機づけになる。何にでも応用できるのでおすすめ。
紐でまとめるのが超面倒だから萎える。これはストレッチフィルムで解決。ホームセンターのレジの人がたまに使っているやつ。ぐるぐる巻きにするだけで物がまとまる。ダンボール以外にも使えるので絶対にあったほうがいい。引っ越しの際も食器をストレッチフィルムでぐるぐる巻きにした。
■布団干し&カバー洗い
これは本当に面倒。食器洗いよりもこれがナンバーワンだな。生活にゆとりがないとなかなかやる気にならない。解決策があったら誰か教えてください。
■整理整頓
友人がきれい好きでその部屋を見て衝撃を受けて、それ以来整理整頓するようになった。差し当たっては、物を捨てるところから始めた。
週に1度以上使うもの→机の上
みたいな感じのルールを作って片付けてる。
いろんな人の面倒な家事のやり方を知りたい。
―追記―
学生時代はテーブルの上が常に出しっぱなしのもので溢れていて、食事をする場所さえ確保するのに一苦労だった。社会人になってからもカップラーメンの食べ残しを床の上に放置して数日後、何かの弾みで倒してしまったことは一度や二度ではなかった。布団は万年床でカビが生えていた。それに比べれば今はだいぶ綺麗な部屋になったと思う。
数年前まで全く自炊なんてしなかった。「小さじ1って何?」「塩少々ってどれくらいだよ」というレベルだった。きっかけはネット上で見かけた「タモリカレー」を作ってみようと思ったことで、それが最高に美味くて、それ以来カレーだけはいろいろと工夫しながら定期的に作るようになった。しばらくして節約の必要に迫られて自炊が習慣になったという流れ。ネットレシピ中心に作ってた。
手の混んだ料理は作れない。けど、冷蔵庫の余り物でパパッと何かを作ることは億劫じゃなくなった。麻婆豆腐は簡単だし、すぐにできるし、安いしでおすすめ。あと、カレーな。作り過ぎたらパック詰めして冷凍庫へ。
ある時の引っ越しをきっかけに「今回こそは散らからない部屋にするぞ」と誓って、まず初めにやったことは「床に物を置かない」ことだった。ロボット掃除機を導入するずっと前の話。地べたに物を置くから何かの拍子に踏んだり倒したりするし、ホコリが停滞するし、際限なく物を置いてしまうのだろうと仮説を立てた。物は全て棚やテーブル、何かの台の上に置くこと。決めたのはそれだけ。果たして、それは奏功して以前までの散らかった部屋とは見違えるように綺麗な部屋が維持された。
部屋は比較的整っていたけれど、定期的に掃除機をかけるとか水拭きをするとか無理だった。クイックルワイパーをさっとかけるというのも無理。で、ロボット掃除機を導入した。そもそも床に物が殆どなかったところにロボット掃除機が参上して、さらに床に物がなくなった。アマゾンで売ってるiLIFEの一番安いやつ。これで充分賢く掃除してくれる。
ちなみに、ロボット掃除機を朝にタイマーで設定しておくと勝手に掃除してくれる上に目覚まし代わりになる。うるさくてたまにイラつくけど、起きれるから良しとしている。
あー、これはむずいね。いまだにできてない。燃えるゴミの度にちゃんと掃除したいんだけど、忘れてしまう。重曹をまいて満足してる。詰まってきたら勢いで掃除する感じ。うーん、むずい。燃えるゴミの日を明確にトリガーに設定して今日から週一くらいでやろうと思う。参考にならずすまない。共に頑張ろう。
■布団乾燥機
かつて部屋を人とシェアしていた時にはあったんだけど、電気代がかかりそうで敬遠していた。冬にはあのふかふか感と温かさがマジ最高だった。改めて買ってみようかな。ありがとう。
■ゴミ捨て
よく忘れるのでgoogleカレンダーでリマインダー設定した。ゴミの日の前日夜9時に通知が来るようになっている。通知が来たら最優先で捨てに行く。
■「克服って言うけどルール決めただけじゃね?」
そもそもきれい好きだったりマメな人は本能的に定期的に掃除したい衝動に駆られてやっている気がする。定期的に家具を全て移動して床を水拭きしている友人に聞いてみたところ「やらないと気が済まない」と言っていた。私はきれい好きでもないし、面倒くさがりで怠惰だと自認しており「掃除をやらないと気が済まない」という感覚は全くないのだった。
なので、ルールを作った。根性や努力では無理なので習慣化した。今まで作った全てのルールを守れているわけではないけれど、今までの雑然とした部屋よりは確実に良くなっていると思っている。
○朝食:なし
○夕食:納豆、卵、辛いカップラーメン(死ぬかと思った)、おにぎり
○間食:餅太郎
○調子
はややー。
お仕事は忙しいような忙しくないような、まあそこそこには忙しい感じ。
仕事で難しいところがあって、深追いするとかなり厄介なことになりそうなんだけど、個人的な判断ではこだわるポイントじゃないから、なあなあで済ませようとした。
ところが、そうやってなあなあで済ませようとしたら、心の中で、メタ思考を司っていただいている、はてなブックマーカーさんが三人おられて、その中のお一人が「お前の価値観で仕事を計るな、聞け」と、アドバイスをくれたので、事なきを得た。
アドバイス通りに行動したら、割とうまいこといったのでよかったよかった。
ありがとうはてな、ありがとうはてな匿名ダイアリー、ありがとうはてなブックマーク、ありがとうはてなブックマーカー。
●iOS
キートレボをあけて、スペシャルミッションをクリアする程度にはプレイ。
いろいろ話したけどうまく話が通じなかった。
定められた仕事を定められた命題に沿って遂行するためにどうするべきかを問うているのだ。
できますか?ではなく、やってくださいなのだよ…もうレールは敷かれてしまっているのだよ…。
そこを走り抜ける為の、その為の手段を話し合いたいのだ…。
なぜできるできないの話になるのだ…。もう走るんだよ…。
走れないならランナーを変えないといけなくなっちゃうんだよ…。君に走って欲しいんだよ。
カレーにするかコロッケにするか肉じゃがにするか、誰が切るか揚げるか煮るかの話をしたいのに、僕お腹空いてません、僕料理できません、カップラーメンなら作れます!ではないのだ…。
いままでの人生、私は辛い食べ物が好きだと思ったことは一度もなかったのだが、どういうわけだか最近辛い物が食べたくて仕方がない。
今年は40度に迫る日もある猛暑なのに、そこまで暑いと感じないというか、むしろ体が冷えているような感じがして長袖が手放せない。
それで辛いものでも食べて温まろうと思って辛いカップラーメンを食べてから、はまってしまったようで、辛そうなものが目に入ると、お酒や梅干を見たときのように沢山ヨダレが出てしまう。
とにかく辛い物を食べると幸せなのだけれど、困ったことに大抵、激辛カレーが作られるので、会社のトイレで悶絶してしまい、結果的に幸せ半減という欠点がある。
肛門の感覚がなくなるので、ちゃんと拭けたのかどうか感覚的にわからないので、出先だと特に不安になってしまう。
ところが不思議なのは、同じ辛い物を食べても甘口カレーのまま終了することもあるということなのだ...。
某大学(※1)の医学部入試の問題について、どうしてもぼやきたくなった。
あくまでも個人の意見ではあるが、随分と乱暴な意見だとも自覚しているので、その所予めご了承ください。
あと、これは個人の雑感なので、読み易さは期待しないで下さい(※2)。
最後に、二重括弧で脚注付くって言うからせっせとつけたけど何故か脚注付かないので、手打ち脚注を付けました。もしもミスを見付けても、この間抜けについてはどうか(鼻で)笑って許して下さい。
※1:伏せる意味は欠片も無いが、様式美だと思ったので付けた。他意はない
※2:(意訳)クソ長ェ意味の無い文章が続くけど素人の感想文だから許して下さい
基本的には親戚含め概ね一般家庭であるが、父親とイトコと義大叔父とがそれぞれ医者という、何故か不思議な縁がある。(※4)
タイトルの通り、本人の性別は女で、そして医者では無い。既に女子と名乗る年齢は過ぎたので、(元)女子<コメントへ一言
※3:七大都市圏外に生息。県庁所在地ではあるが、当県には新幹線が通っておらず、未だに女子は親元にいて当然、みたいな思考がまかり通る程度の田舎
「まぁ当然じゃない?何で叩かれてるの?」
※5:伏せる意味は欠片も無いが、様式美だと思ったので付けた。他意はない(二回目)
『入試を受ける許可が降りなかった』ので『医学部受験が出来ず』に『医者になれなかった』『元女子』である。
因みに偏差値は何とか足りてた。まぁ何とか、レベルだったのでもしかしたら国試に受からずに医者になれなかった未来もあるかもしれないが、そこは今は割愛する。
ただの自慢だが、高校二年の頃までは、随分と増田の成績は良かった(※6)。
高校一年までは、まだどうなるか分からず模試の結果にも志望校にも何も口を出さなかった親が、二年最初の模試の結果を渡した時、初めて話し合いの場、というものを設けられた。
結論から言うと、増田はその話し合いを経て『医学部を受けない』事を確定した、という話である。(※7)
事の次第はこうだ。
その模試の結果が返って来たその週末、『模試の事で話したい事があります』と親子三者面談が行われることとなった。
滅多に家に居ない父親がわざわざ昼から家に帰って来ての三者面談であったので、非常に緊張もしたし、内心『エライコッチャ』と思った。
先の通り、まだその頃(※8)は別段叱られる様な成績を取っていたと思っていないので、何故呼び出しを受けたのか分からない、という混乱もあった。
その時まで、得点や偏差値といった所について怒られるものとばかり思っていたから、返答が「へぁっ?」という間抜け極まった返事になった。この面談が何の為に行われているのか、全く理解が追いつかなかったのもある。
娘の間抜けな返答にに、両親は特に叱るでもなく、母は言葉を重ねた。
母の指先が示していたのは、志望校の欄に書かれた、地元の医学部の欄であった。
「いや、そういう訳では…」
それまでのほほんと『まぁ今の偏差値ならこの辺りの学部書いとけばいいだろ』と志望校を書いていた増田は、母親の言葉で『自分が本当に医者になりたいのか』という事を初めて、真面目に、考える事になった(※9)。
我が家は勤務医であったので『実家の病院を継ぐ為に、何が何でも医者にならなければならない』という家庭の事情も無ければ、『パパみたいにおいしゃさんになるのー!』みたいな可愛らしい夢も無く、『医者になりたいのか』という問いに悶々と悩んだが、すぐに答えが降って湧いて出る訳も無い。
いつまで経っても(※10)返答をしない増田に、母は再度口を開いた。
「じゃあ先に、私達の意見を、聞きなさい」
うろうろとテーブルの片隅に置かれていたコップの辺りで彷徨っていた視線をふっと上げると、母の強い視線に当てられた。残念ながらスローモーションにならなかったが、それでも随分と怖い顔をしていると思った。
それまでずっと黙っていた父親は、やっぱり黙っていたけど、母の言葉に追従する様にうんうん、と首を縦に振っていた。
※6:大見得を切った。自慢して歩ける程良くは無かったが、教師や親から叱られる程悪くも無かった
※7:(意訳)クソ長ェ意味の無い文章が続くけど素人の感想文だから許して下さい(二回目)
※8:何の反動か知らないが、この話し合いの後一切勉強をしなくなったので、その後当然成績は真っ逆さまに落ちた。高校二年の頃まで、と書いたのはそのせいである
※10:とはいえ、今考えても三分も経っていない。カップラーメンは待てても娘の返答は待てないらしい
両親の主張は、主に二点であった。
医学部、それも国立の医学部に入る、という事は、日本国民から借金をする(≒投資を受ける)と同義である
これは防大についても同じ事が言えるが、極論、医学部の学生というのは『将来的には国益になる』と信じられているから、通常よりも多く『投資を受けている身分』である。
原資は何か?当然、国民の血税である。その投資を受けた以上は、医者になったならば、労働を通して国民へ返さねばならない。
医学部に入って6年、専門を決め、安定した独り立ちをするまで更に数年。
10年近く投資を受けるのだから、同一年数は働かないと、その投資に見合った返済が出来たとは言えない。
最低でも46歳、そこまで働く気がないなら、税金泥棒になるのだと自覚しろ、と締め括られた(※11)。
『どこでも眠れる』『すぐに眠れる』『すぐに起きれる』『寝溜めが出来る』の何にもかすっていない増田には向いていない。増田はどれも欠落しているから資質が無い。とばっさり切られた
何を想定しているか?無論、当直時、あるいは緊急時に即戦力として対応出来るか否か、という事である。
尚、緊急時には『有事』も含むからな、国立大卒なんだから当然、とも言われて、己の命の使い方も本気で考える羽目になった。
※11:据わった目で『国益』という単語が出た時に、九州系女性の腹の括り具合怖ェ、って思いました(感想文)。尚、両親は特定の党も支持していなければ、右の話も左の話もした事が無かったので、余計ビビりった
→最低限の国資を通った以上、四十歳半ばで辞める優秀な医者よりも、定年まで働く普通の医者の方が国益に勝る
→総数比を考えろ。数が少ないという事は、医師一人に対しての負担は看護師の比率分だけ上がると自覚しろ
・別に定時で帰れる様な小さな病院に勤めれば良くない?例えばアルバイト医師(※13)とかさぁ
→甘 え ん な 阿 呆 (※14)
※12:自分がドベの成績で国試に受かるかもしれない、という思考を持たない愚かな小娘の僅かばかりの抵抗
※13:その当時、我が家の父は副業で日勤のアルバイト医師もしていたのでそういう発想に至ったのだが、若い頃はアルバイト医師として当直ばっかりしていた為、余計家に帰って来れなかったそうである。そりゃ人が居ない時間を埋める為のアルバイトであるんだから当然である
※14:地雷を踏んだ
さて、以上の話は全て母親が話をした。
父親はずーっと『そうだぞ』とか『お母さんの言う通りだ』とか、合いの手しか入れなかった。
口下手、というのもあるが、彼は『父親ではない』というのが大きな理由である。
一行で起こったこの矛盾であるが、彼は『生物学上における父親』であるが『家族構築関係上における父親』でない、という人なのである。
私が幼い頃、まだ医局という所は随分と力があり、若手医師の勤務先は医局の鶴の一存で決まる様なレベルであった。ペーペー医師である父は一週間の大半は家にいなかったし、弟は帰ってきた父親が父親だと理解出来ず、抱かれた瞬間火の点いた様に泣いた、という古典的なエピソードまである程、家に帰ってこなかった。
ペーペーを脱しても主流医師でない(※15)父は、時には単身赴任も交えながら、随分と家から遠いあちらこちらの病院を転々としていた。
結局、父親が我が家を根城に出来る様になる頃(※16)には子供達は反抗期を迎え、ちっとも父親として接していなかった父親は、子供とどんな話をして良いのか分からない、という状態に陥っていた、そんな時期がこの事件の頃合いである。
所謂、『仕事人間で家族と関わって来なかったお父さんが定年を迎え、家族との接し方が分からない』という状態になっていた為、結果娘に何と言えば良いのか分からなかった、というやつである。
彼がそうなった原因の一つに『田舎の医者が少ない』という点がある。
圧倒的に『全体数が足りて無い』が故に、『一人当たりの当直数が多く』なり、またそういう人数が少ない病院ばかり転々としていた(※17)のも相まって、父親はいつだって『住まいは病院です』みたいな生活を送っていた(※18)。
たまに家に帰って来て『今日はお父さんが帰ってきたから、家族四人で外食に行こう!』となっても、たった二時間もしない食事の最後に彼のポケベル(※19)がけたたましく鳴り、家族団らんが解散になった事は数えきれない程あった(※20)。
当然、盆暮れ正月も関係無く、少なくとも我が家は帰省や冠婚葬祭も含め父親を交えて一泊二日以上の旅行に行った事が無い(※21)。
そういう訳で、我が家は常に『母子家庭』と同等であった。何せ基本的な家族行事に、父親はいつだって居ないのである。入学式も卒業式も発表会も、父親がいた記憶が無い。
幸いにして母親は専業主婦ではあったが、代わりに田舎ならではの『旦那(=増田の父親)実家の面倒』を見るという仕事はあり、最近流行り(?)のワンオペを当時より当然の如く強いられてきた。
別段その事については特に思う事は無かったそう(※22)だが、そういう母を間近に見ていながら『私の仕事の穴を他の人が埋めてくれれば良くない~?』みたいなニュアンスの発言を娘が行った(※23)のは、流石に看過出来なかったらしい。
という事で、此処からは若干説経と、あと当初の想定通り偏差値について幾ばくかの説経が入ったので、ここで一端幕を降ろす。
※15:と父親本人が言っていた。本当の所は知らない
※16:医局の力が弱くなってきた事と、勤務先について本人の希望を汲んで貰える程度には中流層に入った頃合い
※17:「していた」のか「させられていた」のかは、今はもう分からない
※18:一度だけ父がインフルエンザに罹った時に、『入院していい?』と聞いたら、師長さんに『(いつも病院で生活してるんだから、)病気の先生の面倒まで見たくありません』と断られ、そのまま家にいた母親に迎えの要請の電話が来た(実話)
※19:少なくとも、私が小学校を上がる頃まではポケベルが主流であった
※20:とある店に行くと、なぜか謀った様に毎回毎回鳴るので、仕舞いには弟と『今日はポケベルが鳴るか鳴らないか』という賭け事(掛け金:翌日のオヤツ)をやっていた(※現金の絡む賭博行為は違法です)
※21:いわんや海外旅行をや
※22:父と結婚するにあたり、ワンオペ育児を行う事になると重々言い含められ、了承の上の結婚だった、と後に語る
※23:自分の穴埋めをしてくれる人(=他の医師)を全力でバックアップする人間(=その医師の家族)に対して軽視し過ぎであり、礼を失した態度である、というお怒り
その後、別日ではあったが、もう一度話をされた。
その時に言われたのは、
・増田が本当に医者になりたくて且つ子供も欲しいなら、孫(=増田の子供(※24))が一人で留守番が出来る年齢になるまでは私がフォローする。私の体力が追いつかなくなったらシッター代も出す。だからそれも踏まえた上で、自分が『医者』になりたいのか、『母親』になりたいのか考えろ
・ただし、その場合は増田の就職は(地元)県一択になるだろうから、そこを前提に考えろ
・田舎から出ていきたいと思うなら、専業主夫になってくれる男性と結婚か、或いは子供を持たない夫婦二人暮らしを選択する事になるが、家事労働を金で買うかのどれかだが、そういう考えに賛同してくれる相手は数が少ないと心得よ
・医者になる幸せと、(増田)の人生の幸せ(※25)と、よく考えてから志望校は決めなさい
そういう話をされ、『そこまでして医者になりたいか?』と考えた結果、以降増田は志望校欄から医学部の名前を書かなくなった。
※24:結果として、母親の想定年齢を超えても増田は一人身だし当然の様に孫も産んで無い為、このくだりを書きながら無駄な気苦労をさせてすまない…、という気持ちで一杯である
※25:生活力の無さを見抜かれた上での発言であり、別に子供を産むことを推奨はしていない。30歳を超えたある日、電話口で母に『孫いなくてごめん』と謝ったら『子供なんて、居たら居た形の幸せがあるし、居なきゃ居ない形の幸せがあるんだから、比較も出来ないし、(母)に謝る事ではない』と叱られた。本当にすみません…
此処まで書いてこんな事を言っても信じて貰えないだろうが、別段増田は『女性が医者になるな』と主張したい訳ではない。
ただ、医者になりたいのであれば『自分が誰に投資をされたのか』という事を忘れないで欲しいし、その投資に対して最低限ペイをする気が最初から無いならば、その道は他に譲ってくれないだろうか。(或いは、現場医師ではなく、研究職といったルートを選択するとか、兎角ペイを出来る道筋を立てて欲しい)
そして、医者の総数が少ない以上、途中で辞めてしまう優秀な医師よりも定年まで働いてくれる平々凡々な医師の方が有難い、と思う程に、医師の少ない地域があるのだ、という事実に少しで良いから目を向けて欲しい。
産休・育休をしても尚女性医師が長く働ける職場を、と言うならば、お互い様精神で、男性医師だって同じ様に休ませて欲しい。女性医師の休みは認めろと声高に叫ぶならば、同じ様に男性医師にも同じ期間だけ育休を取得する権利を声高に叫んでくれ。
『女性は妊娠・出産するから優遇されて当然でしょ!』ではなく、女性であろうが男性であろうが同じ様に当直を行い同じ様に休みを取り同じ様に昇給して同じ様に家族との時間を持てる様にと主張して欲しいだけである。
が、現状、当然比較論ではあるが妊娠・出産を機に投資に見合ったペイもせぬまま医者を辞める女性は多く、その穴埋めを男性医師が当然の如く行っている以上、男性に下駄を履かせたり、女性を少なく取ったりしたって『当然だよなぁ』と思うのである。
少なくとも、医者になりたいし母親にもなりたいの!と思うならば、実家のフォロー/パートナーのフォロー(※26)/民間(例:シッター)のフォローなど、両立出来るだけの道筋を立てられるかどうかを、一度考えてみて欲しい。
※26:我が家の場合は『奥さんに丸投げ=パートナーのフォロー』なので、真面目に女医を成立させるならで自分の代わりに家庭を全て回してくれる人を探す案をおすすめしたいし、現状それで男性医師の家庭は回っているのだから、女性医師が真似ても上手く回る例なのでは?と本気で思っている
まずは一人一人が己の健康を顧みて、医師の負担を減らす事で、医師の仕事量の総数が減り、結果男女共に産休・育休を取りやすくする事を目指しませんか?
具体的には
・日々歩く、と言った最低限の健康管理を行う(成人病のリスクを下げる)
・(今のシーズンだと)熱中症予防をきちんと行う(急患の数も減らし、重篤な熱中症患者を出さない)
・予防接種を受ける(風疹騒ぎ、よもやお忘れではあるまいな…?)(※27)
・健康診断を受ける(数年に一度脳ドッグオプションを付けたり、市町村区でフォローしてくれるガン検診を受けたり、早期発見早期治療を目指す)
みたいな。
少なくとも、そういうフォローの仕方もあると思うので、ご一考頂ければ幸いです(※28)。
※27:予防接種については、医学的に受ける事も出来ない人(例:妊婦の風疹ワクチン)もいるのだから、少なくとも飛沫感染・蚊を媒体にした血液感染系の予防接種は医学的に問題が無いなら受けて欲しい。接触型感染である子宮頸がん、みたいな類のワクチンは医師家族相談の上自己判断で良いと思うけど、少なくとも不可抗力で他人にうつしてしまう可能性があるならば、皆で予防する、というのは基本的な事ではないかと
※28:これ、医者に限らず例えばサービス業に対しても同じだと思うのですが。と申し添えておく。お金も払わずにサービスだけを求めるのを止めて、サービスに見合った対価を払うか、或いは対価を払いたくないのであればサービスを求めないとか。まずは等価交換が基本でしょう?
この間、実家に帰ったら父親にぼそりと『(増田)を医学部にやれば良かった』とか言われた。
オメェ、あの時散々反対したじゃねーかよ。と殴ろうかと思ったけどやめた。
『属性:医者』をようやく辞める事が出来た彼は、ようやく『属性:父親』の練習を始めたばかりであり、目下家族との対話の練習中なのであり、まだまだ足りない日本語(※29)をフォローし、行間を読む日々は続きそうである。