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はてなキーワード: アニメーターとは

2015-10-27

日本アニメは滅びてもいい

アニメーターのあまりにも薄給奴隷労働話題になり、このままでは人材が育たないと危機感のある叫びも見られ、そこまで切り詰めているのに大ヒットを出せないアニメスタジオは潰れ、対象はどんどんオタクに特化されて行き、日本アニメ何だか未来のない閉塞感に満ちている。

最近海外アニメを見ることが多いが、日本より遥かにクオリティが高い。

カンフーパンダカーズペンギンズトイ・ストーリーなどの3D映画をTVシリーズにしたものを見ると、日本アニメ劇場クオリティより3Dアニメ劇場クオリティの方が遥かに美しいと感じる。

対して日本3Dアニメは不自然な動きや不自然な手の形ぎこちない表情かわいくないキャラ見苦しくても3Dから仕方ないと甘えているようにすら見える、これはもう勝ち目がないのではないか。

では3Dじゃないアニメはどうかと言うと、こちらもセンスクオリティで遥かに劣っている。

トムとジェリーミッキーマウス!やフィニアストファーブや怪奇ゾーンなどを見ていると、背景とキャラがとけこみどのシーンを切り取っても絵になるし話も楽しい

そしてこれらのアニメは多くの金をつぎ込まれ海外に輸出され多くのキャラグッズが作られアニメーターにまともな給料が払える。

もう日本アニメに勝ち目が見えないしこのまま生活苦で若手が去っていってじり貧で消えていくくらいでちょうどいい気がする。

2015-10-17

http://anond.hatelabo.jp/20151017195137

違う。

アニメーターおまんま食えるためには、

「低クオリティーのまま」金を分配してもらわないとならない。

金が増えて要求されるクオリティーも上がったら何も変わらない。

また、現場の金が増えたらクオリティーが高く売れるものができるものができるかというとそんなことはない。

それに出版社普通アニメ制作しなくて、アニメ制作制作会社が請けてやるもの

角川が元請けもやってるって一体何の話だよ。

角川がデカビル作るって聞いた時、アニメーターおまんま食い上げだろうなと思った

角川アニメは昔からクオリティーだった。

それもそのはず、その金で今度デカビルが建てられるのだ。

簡単な話、その金をアニメーターに分配してやってたら多くの角川アニメは息を吹き返したみたいに

世界に席巻できる程のハイクオリティーアニメができあがる。

では、何故それをしないのか。

出版社などはアニメ会社関係ないから

これでいつも押し通しているためだ。

角川は元請けもやってるのに殆ど下請け任せにしてるきらいがある。

角川アニメはその犠牲になったのだ。

角川がデカい顔してデカい社屋を作るってのは、

多分アニメーター手塚治虫という悪い見本を見習ってるからだろう。

本当に悪い会社は悪い人を手本にするから開いた口も塞がらない。

2015-10-12

夢を追う職業給与待遇問題

アニメーターでも声優でもバンドマンでもいいけど

薄給で生きていけない、的な主張はモヤモヤする

研究職も広い意味で言えばこの括り

世の中の地味で定型化したツマラナイ仕事ではなく、当たればデカイ分野を選んだわけで

それはリスクを取って賭けに出たという話であって

賭けに負けたか社会制度にどうこういうのは違うんじゃなかろうか

2015-10-05

頭の悪さを露呈させやす分割2クールという新しい試み

自分たちは1クールないし2クール作品を作れない無能だって証明するばかりか

万が一の状況に陥っても対処できない可能性を露呈してしまってる。

アルドノア・ゼロの様にどうしようもないゴミ後半があっても売れれば文句は付けられないが

例えば、棺姫のチャイカは分割にしてしまったために1クール目の売上計上が為された時

まりの酷さだったのに2クール目を涙目で作らなければならないといったリスク存在してしまっている。

要するに分割2クールアニメ作るのはリスクもあるって事で、これやるからには誰から批判を受けず自分たちアニメーターアニメ作品

世に送り出せる絶対的な自信と証明が出来なきゃ笑い者になる可能性を考慮すべきだ。

もう二度とチャイカの様な悲劇スタッフが持ち続けなければならないという事にはならないで貰いたいし、

分割なのに脚本絵コンテ作画が間に合いませんでしたで済まされない様に心掛けて欲しいものである

2015-09-27

どんなにアニメ映像がよくても、話がつまらないとどうしょもない

アニメ好きだけど、薄給過酷労働条件の中、アニメーターさん達が一生懸命ハイクオリティーなアニメーション映像を作っても、話がつまらなかったらどうしようもない。

これは、プロデューサーや、監督脚本家など企画に関わっている人が悪いわけで、アニメーターさん達に謝ってもらいたい。

折角のアニメーターさん達の頑張りを無駄にしない、面白い脚本演出を作ってくれないと、アニメ業界傾くよ。もう傾きかけてるけど。

アニメ好きなんで、3Dアニメもいいけど、手描きのアニメ好きなんで、なんとかしてもらいたいですよ、ホントに。

2015-09-23

なぜ遊んでいる人に金を払わなければならないのか

円盤が売れないとアニメーターが飯を食えない」「CDが売れないと音楽家が…」「漫画が…」

いつも思うけど儲からないならやらなきゃいいじゃん。好きで自分人生充実させたくて続けたいんだったら赤字でもやれよ。世の中がお前を食わす理由なんてないだよ。

需要とか、売るインフラの完成度とか、全てがかみ合わないとお金なんて入らないのがビジネスだ。いいもの作ればそれで終わりってわけじゃない。

まったく勘違いして甘えるクリエイターどもが多くていかん。そうならないようしっかり教育しろ

2015-09-22

小学生からの友人が漫画家デビューしてから3年、

ついに単行本が出るというので、連休を利用して会いに行った。

そしたらびっくり、

友達、金パブ中毒者になってた。

絵がすごくうまくて書き込みもすごくて、

クオリティを保つために徹夜してるって聞いてたから、

栄養ドリンクの瓶が転がってるくらいの覚悟はしてたんだけど。それどころじゃなかった。

4時間起きに1包、きつい時は2包飲んでいるらしく、

そうすれば集中力を保ちつつ、ずっとペン入れができると言っていたので、

「そんなことしないでアシスタントでも雇えばいいじゃん」とバクマン知識で話をしたんだけど、

雇うほどのお金ももらってないとかで、金パブを常用するほうが安くつくんだとか。

そして同じような環境にいる連載作家も、それなりの割合で薬物に頼っているそうだ。

多忙を極める芸能人覚せい剤で捕まることはよくあるけど、

同じくらい忙しい漫画家アニメーターが薬で捕まる話はあまり聞かない。

合法違法かの違いがあるだけで、どこも薬物に汚染されてるんだなーと、業界の闇を見た気分。

ここまで書いてて思い出した。

せっかく単行本持って行ったのに、サインしてもらうの忘れた。

2015-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20150920014850

作画は2話の段階で崩れて3話で卯月魚眼になったかと思えば凛の顔は常にデカい上に基本的に動かない棒立ちの会話が進行してライブ最近止め絵の連発。作画がアレなのはまあ本家アニメからそうだったけどさ、割とチョコマカ動いてはいたよ・・・

なんでシンデレラガールズでそれが出来ない???????金は払ってきたのに・・・バハムートの時は金に物言わせて有能アニメーター買いまくったんでしょ??????????なんでそれしないの?????

1クール開けて再開したかと思ったら相変わらず作画よくならんしさ・・・1話で出来てたじゃん・・・

予算だとかなんとかって話は推測しかできないけど、あの1話を2クールアニメの第1話しか見てないのが既におかしいんじゃね?

1話でやった事は演出がどうしたとか、基準が全部劇場アニメレベルだろ。掛かってるコストが違いすぎるのは明らか。

何よりマズいのは、これゼノグラシアじゃないの。「アイドルマスターシンデレラガールズ念願のアニメ化」なの。今後ライブとかこれに則るの。(ゼノが普通におもしろいとかそういう話は置いといてね。)

念願のアニメ化までに関係者がどれだけ膨れ上がったか、それは本家アイマスみたいな長い時間掛けて耐えられるように増えてきたのかって視点で見れば大した仕事もしないのにカネを溶かす人間が山の様に蠢いてるのは想像できるだろ。

あの露骨アニメ感想postしだしたミリオン中の人達のtwitterとか顕著だろ。

露出してる人間であの露骨さなんだから裏側に群がるゴミがどれだけいるか想像に難くない。

神バハは真実成金コンテンツで、突然儲かったか札束で叩くだけでなんとかなったかもしれない。札束で殴ってやれって思って振りかぶるまでに大したエネルギー使わないんだから

モバマスでは札束で殴ろうと思ったその時点から、実際に殴るまでに平気で2割や3割は消える。グッズやCDじゃないぞ?何も産まないゴミが吸い取ってるんだからな。

カットの単価が1万切ってるものばっかりだったんだからおかしかったんだよ。1話や4話のロリシーンは

2015-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20150918234324

のあとの反応が想像通りすぎて涙不可避。

・読み込んでると思う。シェアオフィスやコワーキング・スペースの説明読んでもしっくり来ずに書く僕の不理解(ゆえにぼかした)部分を指摘するのは鋭い/読み物演出を認めた上で欠点を書いてくれるのは嬉しい

PR記事面白く書く方法を僕は知ってるしできるし、PRされる側がそれに理解を示せるかどうかが今後のネットをどうするかだと思うよ?まぁ、匿名で「お前のPRのここがダメから俺がスポンサーだったら即消しだ」的なことを言われた時に「PRらしいPR書かせたいならそもそも俺は呼ばれない」と

・これ、SEとか絵師の界隈では長年言われてることだけど、頼む側に「こういうふうなものを」というのがなさすぎ。いや、もっと正確に言えば「無難に繕って欲しい」という腹の中が読めるようなことを頼まれても「それはあなたの保身としてはいいかもしれないけど、面白くないし俺に頼む意味がねーよ」だ

・「仕事を頼む側の問題」という話が一番わかり易いのは編集者アニメ制作進行で「その人に頼む意味」を考えてる人しか伸びないのが仕事に盛り込まれてるわけですよ。でも、本来はたいていの仕事個性…もといその人にやらせると価値が出る得手不得手があるけど、それが理解できてない人が多いらしい

アニメーターなんかだと、メカ動物・(時代によって絵柄が違う)美少女とか、日常芝居・決めポーズアクションとか得意分野違うから仕事を誰に振るかで仕上がってくるものもそのスピードも、需要が多い仕事ならどの程度先回りして仕事を振るかも違う。大なり小なりどの仕事にも配慮されるべきでは?

アイドルマスターシンデレラガールズアニメについて

なんだよこれ・・・

お前らこんなの見たかった?

最新話見たけど、まさか卯月放ったまま2人が帰るとは思わなんだ・・・。お前らもう一度友だちになったん違うんか・・・


っていうかさー、アイマスキャラって基本的にはボケ要素強いのしか居ねえんだよ。これは萌えアニメキャラ全体そうかもしれんけどさ。

でもシンデレラはその最たるもので、キャラ付け自体出オチみたいなのが山のようにいるの。そういうのドンドン増やしてここまで来たの。

それなのに何だよコレ??????? 2クール目入ってから何でこんな雰囲気なの??!??! ねえこアニメ何回雨降った??? 梅雨なの??????!??!!?? あと何回アイドルは倒れるの?????


いや、良いと思うよ?キャラの心情が天気と~みたいなのは演出の基本だよね。監督京アニ出身らしいしさ。ちゃんとオベンキョーして来たんですもんね??やりたいよねそういうの。シンデレラをなぞるってのも優等生的な発想だよ。

っていうか女の監督だし、そもそもお約束水着回やらないから、「萌アニメなんかやりたくねーわ」ってマインドなのかも知れないよ。

でもさ。

時計は…まあ各話をシメるのに良いとして、唐突常務みたいなの出したり灰かぶりの格好させたりお姫様がどうこう言及させまくったり各話英語題名にしたり。


オサレ感目指して空回りしてない?

モバマスってそういうんじゃないだろ・・・卯月ブルマ姿目当てに金使うゲームだよ・・・


っていうかね、1話が多分良過ぎたんだよな。あれは本当に良かった・・・キラキラしてたよ。

綺麗な作画に細かい演出も効いてたしライブもあってさ。何より明るい色彩感で。


でも蓋を開けたら卯月は引っ込んでみくは喫茶店を占拠して未央はアンチの格好の対象になって凛は何か女の嫌なところを凝縮させたようなキャラになってどのアイドルも「私のせいで・・・」みたいな事言い出す展開が連発されて。

そして降り続ける雨雨雨雨。

常務が出たと思ったら常に顔を合わせるのに決着が付かないからずーーーーーーーーーーーーっとストレスがかかってるだけ。

分かったから!リフレイン演出とかもう十分堪能したから!!頼むから少しは明るい方向にそのスキル使ってくれよ!!!

あと常務の言うことって現実じゃ正しいのかもしれないんだけど、シンデレラガールズ世界観ってリアルから乖離しまくってるから現実論理持って来られてもレイヤーが違うっていうか上滑りするだけだよ・・・



作画は2話の段階で崩れて3話で卯月魚眼になったかと思えば凛の顔は常にデカい上に基本的に動かない棒立ちの会話が進行してライブ最近止め絵の連発。作画がアレなのはまあ本家アニメからそうだったけどさ、割とチョコマカ動いてはいたよ・・・

なんでシンデレラガールズでそれが出来ない???????金は払ってきたのに・・・バハムートの時は金に物言わせて有能アニメーター買いまくったんでしょ??????????なんでそれしないの?????

1クール開けて再開したかと思ったら相変わらず作画よくならんしさ・・・1話で出来てたじゃん・・・


CDジャケも既存絵の切り貼りってどういうことだよ・・・。これがアレだけ金を吸い上げていたモバマスアニメ展開なの?????これ書くと長くなるから省くけど、ここのところ駄曲ばっかりじゃん・・・特にアニメユニット曲さあ・・・声優作詞とかどうでもいいから曲ちゃんと作ってくれよ・・・


そもそものPにしたってアイドルをどうしたいのか良くわからない。方向性は凄くいいよ。声優が下手だけどそれはしょうがない。

でも何でP自体をかなり掘り下げが必要キャラっぽくしちゃったの???やっぱ女監督から??????


もちろん、監督とか脚本とかじゃなくて、企画の段階で無茶なスケジュールとか前提条件だったのかもしれないけどさ。

話を練る期間ないならせめて無駄で長いシリアスやめてくれよ・・・


何よりマズいのは、これゼノグラシアじゃないの。「アイドルマスターシンデレラガールズ念願のアニメ化」なの。今後ライブとかこれに則るの。(ゼノが普通におもしろいとかそういう話は置いといてね。)

どうすんだよ・・・。このアニメプロジェクトクローネへの愛着とか湧いてねえよ・・・。っていうかもっと言ったらCPへの愛着別に湧いてねえんだよ・・・NGもなんかビジネスユニットっぽくなっちゃったし元々人気だったTPは変な感じになったし・・・



ダダダダダダダダダダ・・・

ちひろ「話は聞かせてもらいました!!!」ガラッ

ぼく「???!!!

ちひろ「今日アニメに疲れてしまったプロデューサーさんにピッタリな物の紹介です!!」サッ

ぼく「そ、それは・・・・ッ!」

アイドルマスターシンデレラガールズリズムゲームがついに登場!!

アイドルと一緒にライブ成功させ、トップアイドルに導こう!!!

スマートフォンゲーム常識を超えた3Dモデルで、編成した5人のアイドルが踊る!もちろん低負荷な2Dモードも完備だ!!!!!!

ゲームを進めてコミュニケーションを深めれば、きっとお気に入りアイドルが見つかるはず!!!

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2015-09-06

パクリが、デザイナー仕事ではありません。,

魚拓用。1時間後に消す

http://www.amazon.co.jp/review/R33VQYXB3J6P7P/ref=cm_cr_rdp_perm?ie=UTF8&ASIN=4838725833

ネットで叩かれているようですが、事態はもっと深刻だとおもいます

何より、「グラフィックデザイン」という仕事自体への信頼を落とした罪は、とてつもなく大きいと思います

擁護していた人間が、信じられない。「仕事」あってのデザイナーです。「彼はいい人」?ふざけるな、です。

真の人柄とは、「デザイン仕事」にこそ、出るものなはず、です。

全てのデザイナーが、こんなパクリ、というか、「雑な仕事」をしているわけではありません。

精一杯、ギリギリの低予算と日夜の仕事の上にちょびっとだけ花が咲くような「地味」な仕事です。

この「パクリ」は、むしろ佐野研二郎」さん、「森本千絵」さん、「長嶋りかこ」さんら、

大手代理店の実質・専属デザイナーからこそ、必然的に起こりえました。(まだまだ他にもいますよ)

一連のパクリは、「氷山の一角」に過ぎないのです。

 彼等は、零細のフリーランスや個人のデザイナーと違って、大手広告代理店電通博報堂とのパイプがあるため、黙ってても、とんでもない「大きな仕事」が降ってきますサントリー資生堂TOYOTAHONDA…そんな大企業デンパクにしかできませんからね。

 それをチャチャっと、イメージソースを見つけ出し、Macでコピー&ペースト。下っ端のほぼアルバイトに近い低賃金アシスタントに、徹夜でとてつもない量の「アイデア」を出させ、その「手柄」を横領ます

横領」と「電通博報堂多摩美ムサビ」を中心とする「これがオシャレなんだぜ」という「自己顕示」が、彼等のいう「クリエイティブ」の正体です。

これを私は「クリエイティヴヤクザ連合」と呼んでおります

彼等に創造性は一ミクロンもありません。「芸能人」に好かれているから、成り立っていただけです。

「ま、素人だしな、センスねえ・一般人なら、わかんねーだろ。」これが、彼等のいう「デザイナー感覚」なのでしょうか?

違います。真のデザイン感覚とは、「一般の人」にこそ、パッと「見るだけでわかるもの」だと私は思います

ちょっと心あるデザイナーたちは、みなこの人たちの「センス」の源泉・ソース元が「パクリであることにとっくに気付いていました。ただ、一般の人の目と耳に届かなかっただけなのです。

圧倒的なお金大人の事情があったからです。

彼等は「デザイナー」というより、「中間搾取業者」さんという方が適切なのです。

その一部始終の技術は、この本の「余白」にも書かれています

 

 デザインに、本当はプロもアマもありません。だからこそ、デザインは過酷な仕事なんです。

 かえって、「素人」だからこそ、曇りのない目だからこそ、デザインの本当の良さがわかるし、ウソもバレるのです。

 国民の祭典であるオリンピック」に、あん葬式か、安っぽいブランドロゴのようなデザインを出してくるセンス

 それに疑いもしないセンス。これが「プロデザイナー仕事」なのですかね?

 こんな「雑な仕事」が、止まることなく、まかり通ったのも、彼等を批判することが「タブー」だったからです。テレビ新聞ラジオという「メディア」の一番の資金である広告」を「美しく」作る方(パクリですけど…)なのですから

 まるで、一連の騒動も、「頭の悪いネット民」の批判から、などと、彼等側の人間は、主張するでしょう。

 

いえ、今回ばかりは、発見したのはネットの方々かもしれませんが、日夜真面目に働く「デザイナーたち」こそ、一番の被害者です。

こんなズサンな人々と一緒にされたくない、とほとんどの方は主張するでしょう。そして、デザイナーこそ、こういう愚劣なクソデザイナーに怒りを感じるはずです。

 和田誠さん、田中一光さん、亀倉雄策さん、横尾忠則さん等、デザイナースターだった時代は、手と情熱とで、素晴らしく美しいデザインをつくっていました。いちいち鉛筆で線を引き、イラストレーターと一緒にアイデアを考えていました。

 デザイナーという仕事は「広告屋」「看板屋」などと低く見られ、軽蔑されていました。

 その逆境からの立ち上がりにこそ、創造性があったのです。

 オリジナルの発想だから日本デザインは優れていたのです。

 パクリデザイナーたちよ、恥を知れ!!恥を!

 何が「ミスターデザイン」じゃ!!その「ネーミング」の恥ずかしさに、言葉も出ません。

 普通、「自分会社」に、そんな恥ずかしい名前つけますか?

 最高に笑えないギャグですよ。口に出してみて下さい。「ミスターデザイン」?。

 オレは偉いんだぜ、ってことでしょ。自己顕示欲の塊なんですよ。ちょっと心あるデザイナーなら、誰でも気付いていたことです。

 

 これを機に、「デザイン」という仕事から、足を洗って頂ければ、幸いです。

後記:多くの方に反響を頂きまして嬉しいです。

少なくとも、サントリーパクリの件は、専門学生の1・2年レベル課題でも今時するか?という初歩的な「画像のまんまパクリ」です。フリー素材か、写真を取ればよかっただけのことです。

デザイナーとして、本当に、ありえないレベルミスです。こんな仕事の仕方は、佐野研二郎氏の事務所だけでしょう、と信じたい…。

しかし、それでもまだ擁護する「デザイン村」の人達にはつくづく情けない…。

理研の小保方氏、音楽クラシック村の佐村河内ホントーに、まったく同じ構図じゃないですか!

デザイナーたちも、仕事に響くので、黙っている方がほとんどだと思いますが、勇気を出して、声を上げて下さい。

グラフィックデザイン」を根幹から揺るがす出来事ですよ。

電通博報堂から箝口令のお達しでもあるのでしょうか?

呆れるほどボロボロとずさんな情報が出てきてしまいます。「思考クリア化」しすぎた結果だと思います

この本を読んで、「そもそものデザインのやり方」への「違和感」を感じて、すぐに某本屋へ、売りましたが、まさかあのときに感じた違和感が、これほどまでに実現化されるとは思いませんでした。

でも、いかに佐野氏が、「手抜き体質」かが、出ていると思いますよ。

なんと…驚愕事実が発覚しました(2015年8月30日)。「ペンギンブックス」という、日本人には馴染みが薄いですが、

有名なペーパーブックのシリーズの名タイポデザイナーヤン・チヒョルト」のパクリであることが発覚しました。

私も、GGGでの展示に行って、感銘を受けました。本当に許せない。チヒョルトは、ハッキリ言って、

作風は地味です。しかし、心に残るデザインをする私も心から敬愛する、「巨匠」です。

しかし、そのチヒョルトの「表面」のデザイン部分だけをペーストして、パクる姿勢

本当に許せません。

しかも、チヒョルトは「本の世界」のデザイナーですよ?

スポーツ世界」のヤツラにならば、わからないだろう、という魂胆でもあったのでしょうか?

本当にふざけてる。デザイナーとしても、最低です。許せません。

コメントに追記)>>広告代理店デザイナー仕事プレゼンが主なので細部まで検討して作りに作り込んだファイナルプロダクツ作成することはありません。ファイナルプロダクツ下請け専門家に任せます。だから”これとこれをくっつけて~”みたいに30%ぐらいの力で仕事を仕上げるのが”デザインする”ことだと思っちゃってるデザイナーになってしまうんです。しか代理店にいたというプライドだけは高いから、始末に負えない。

そうなんですよ。彼等のいう「クリエイティブ」は、日本語訳の「創造すること」や「発想すること」じゃないんですよ。

ズバリ、「自己顕示」なんですよ。

いかにして、「自慢するか」なんですよ。

で、CMの世界では相手のクライアントが、「企業」ですから、世に漏れなかった。会議室の中だけでの世界でした。

しかし、「オリンピック」という晴れの世界で、「Mr.デザイン」こと「佐野研二郎氏」は同じように、惰性でやってしまった。彼にとっては、こういう仕事の仕方が、「普通」なんです。

もちろん、考える力も発想のノウハウも、強さもないから、最終的な「アウトプット」は「何かに似せる形」になります。何かに似せる、しか雰囲気だけ…ぐらいなら、いいんです。

「何かに似せる努力」すらやめて、「そもそも画像をそのままネットからパクっていいじゃん!」

フォトグラファーを使う」「イラストレーター絵描き)を使う」「タレントを使う」のにも、何をするにも、

「何かを作る」には、お金がかかります

「パン一個」買うにも、お金がかかります

それを解消するには、タダで「アウトプット」を創り出すには、いくつかのアイデアがあります

しかし、最も単純明解に、クリアに、ボールドに、全ての制作費が浮く方法があります

一番安く、早く、タダで済ませられる唯一のデザイン

一体なんでしょう。

それは「搾取」です(「パクリ」という言葉は、何となく、「万引き」に似た甘やかしの言葉だと思います。そんなレベルではないですよ、コレは。明らかに「システム」として、「自分仕事」として、やっています。でなければ、こんなに出てくるはずはないです。)。

デザイナーたるもの、誰でも一度は、パクることはあります学生時代に、一からオリジナルを創り出せる人間など、いないし、天才でもムリでしょう。「習作の時代」はあります

しかし、今回は、まったく事態が違います

自分の周りへのヒト・カネ」がメインであって、「モノ」(仕事)は、どうでもいいのです。軽蔑された結果なのだと思います

はっきりと、誰かの作ったものを「奪って、人に提出する仕事」に甘んじてたのだと思います原宿事務所Macintoshの中では、イラストレーターが書いたパンも、誰かのブログのパンも、「一緒」です。

ならば、タダな方がいい。

とすら、考える頭もよぎりません。

まったく自然に「ミスターデザイン」は、搾取します無限仕事がつくれ、永久にカネが入ってくる仕組み…。

思考は確かに「クリア」かもしれませんが、その精神は「ドロドロ」です。

クリエイティヴディレクターアートディレクターという「肩書き」は、「搾取指示人」なのでしょうか。

「クソ・デザイナー」というカテゴライズで、はっきりと「普通デザイナー」とは一線を画す社会にしたいものです。

まさに、「デザイン仕事」によって。

全てのデザイナーこそ、今こそ怒りを上げるべきです。

2015年9月1日、ついに、ようやく、取り下げました。が、凄まじいシロモノの反省文を掲示しました。

ここまで「ひどい謝り方」をできる人間が、いたでしょうか。

帰って来た返事は、「被害者」気取り、でした。

「私は純粋で、クリエイティヴ人間アピールでした。

やはり、闇は深い、と確信するばかりです。

もうこれは確実に、しれっとして、またヒョロっと、5年後、五輪のバックで「名前の出ない形」で関わってきますよ。1000%。

絶対に、です。「今を乗りきれば、大丈夫」と思っているはずです。

もちろん、いわれのない誹謗中傷もあるでしょう。それはお察しします

しかし、博報堂の「営業」の人間は、そういうことで強くなるんですよ。何にも言われないのは、クーラーの効いた部屋で、パソコンと戯れるクソデザイナーだけなのです。

今まで、あまりに「無菌状態」だったでしょうからね。

自分の大好きなお仲間たちと、カネをバンバン出してくれるクライアントと、ドラゴンボールドラえもんを使われても、何も言えないそっちのヒトたちの複雑な気持ちアニメーター漫画家アーティストイラストレーターを、笑顔でほがらかに踏みにじってきたわけですからね。アートディレクターって、一体何なのでしょう。

博報堂では、こんなに「謝る」ということは「罪悪」なのでしょうか。

卑怯なのは、「テキスト」ではなく「画像」で謝るということも、そうなんですが、

リュウミン」を使って、この際も「キレイに、クリエイティヴに、素敵なタイポグラフィ」で謝ろうとするクソみたいなデザイン根性です。

ニッポンは、世界中から尊敬されている映画監督出身国だった。お忘れなく。」のあの「ドヤ感」の「薄汚さ」が、本当に蘇ってきました。その「キタナさ」が何一つ変わっていない、どのメッセージでも。

これが、逆にいえば、彼のデザイナーとしての唯一の「統一性」なのかもしれません。

ただ、「ドヤ感満載」のデザイナーだと、仕事になりません。本来ならば…。

こういう場合、「真摯デザイナー」は、実は、普通の、どこにでもある「そっけない」明朝体を使います

リュウミンだと、あまりに「美しい書体」すぎて、ほぼ「ウソっぽく」聞こえるからです。

そんな「文字への美的感覚」すらないんでしょうね。表面的に、「キレイ」なら、何でもいい。佐野研二郎

そもそも本当にデザインを学んできたのでしょうか?疑わしくなってきました…。

皆様が5年後忘れていても、私は「佐野研二郎」という、愚劣な「デザイナー」という肩書きをした「搾取者」の名前永遠に忘れません。

今は、「炎上」し、「祭り」状態かもしれません。

しかし、私は、もっともっと持続的に追求していかなければならない問題だと思います

この多くの批判が消え、静寂になり、命を吹き返した頃に、

また愚劣な身内自慢とともに、高らかな搾取とクソデザインオンパレードが、そっと始まる(reborn)ように思います

絶対に許してはなりません。本当に。

2015-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20150901235411

アニメ業界並みに忙しいのかどうかは正直わからないわ。アニメ業界はかなりのアニメーターがいてあの忙しさだけど、デザインは基本一人だから

アニメみたいに絵を描く仕事と、例えばポスターレイアウトでは仕事内容違うから一概には言えないけど、一枚のイラスト仕上げるのに何百枚のスケッチ書くとかは普通にある。Suicaペンギンとか死ぬほど描いてできてる。そういう意味では、アニメキャラデザ仕事に近いかな。毎日キャラデザ仕事降ってくるみたいな。

2015-09-01

五輪エンブレム騒動について業界末端の人間が思うこと

20代デザイナーです。普段は業界の末端にてWEB以外の商業デザインなどしています

今回の件、誰もちゃんと内容が分からないまま話が進んでいるのがモヤモヤするので、簡単にまとめようと思います

個人的に今回のエンブレム感想を書いておくと、震災があった中で、それでも前に進もうとする強い意志、円を基調とした設計に前回の東京五輪への深い尊敬が見える、力強くいいエンブレムだと思いました。まあ、原案は円関係ないんかい!とも思いましたが。

一応僕もデザイナーなので少し偏った見方があるかもしれませんが、どうか生暖かい目で読んでいただけたらと思います…。


◼︎そもそもアートディレクターとは

まず、アーティストアートディレクターについて誰も区別がつかないまま話が進んでいるのが怖かったので簡単に説明しておきますアートデザインの違い、となるとそれは永遠に答えが出ないと思いますが、「アートディレクター」はあくまでも「アート」部分に関する「ディレクター」であって、別に絵を描いたりする人ではありません。

さらに上の「クリエイティブディレクター」という役職の人が映画プロデューサー的な立ち位置でしょうか。どんな作品にするかの意思決定します。

そしてそれをもとに、「アートディレクター」という役職の人が、どのような形でそれを表現するか決めます。これは映画でいうと監督でしょうか。監督がセットを作ったり、メイクをしたりはしませんよね?

さらにそれをもとに、イラストレーターが登場したりカメラマンが登場したりしてデザインの素材を作ります。(素材という言い方は彼らに失礼ですが…)

さらさらにそれらをまとめて、部下のデザイナーが画面やアイテムに落とし込みますアートディレクターはそれを見て「こうじゃない」「それいいね!」など意見します。自分で手を動かすこともあります

という訳で、本来アートディレクターという立場は一人で何か作品を作るものではなく、チームを引っ張って、その案件商業的に成功させるための監督のような立ち位置です。



◼︎トートバッグについて

エンブレムは「佐野研二郎」名義のものトートバッグは「MR.DESIGN」名義のものエンブレムはおそらく、会社スタッフは関わらず一人で作り上げたのでしょう。これは一旦置いておいて、トートバッグの無断転用はどう考えてもNGです。

先ほどの例えで言うと、本来イラストレーターカメラマンにお願いして新しく作ってもらうべきですが、他人のものを無断で使用してしまった。

これは、佐野研二郎さん個人というよりは、「MR.DESIGNのアートディレクター」としての責任です。部下のデザイナーのやったことを見落としてしまったのか、内情は分かりませんが、きちんとした対応必要な部分です。

(同じ業界人間としては、好きでパクったりはしないだろうと思うので、それくらい激務だったんだろうなあ…と同情してしまう部分もありますが…。アニメーター問題に近いかもしれませんね)




◼︎エンブレムについて

エンブレムのものにここではコメントしません。

問題は、今回のエンブレムや、動物園ロゴなど、「形が似ているかパクリ」とされているものに関してです。実際佐野さんがパクッたのかどうかは分からないので置いておくとして、この流れを放置するのはまずいことです。

美術学校ではロゴデザインについてある程度同じ教育を受けていますし、同じ時代に生きていれば同じセンスを共有しています。そしてデザインを志すような人間視点基本的に近いと思うので、たとえば、「アルファベットのAを簡略化しろ」と言われたら、多くの人が「△」を思い浮かべると思います。実際、アルファベットのAを三角表現したフォントはたくさんあります

まりパクリでなかったとしても、偶然同じ形になってしまうことはたびたび起こります

チェックを入念にしたとしても、シンプルな形の組み合わせであれば、何かしら似ているものは見つかってしまうでしょう。

もちろんその中で独創性あるものを追求するのがデザイナー仕事ではありますが、

「形が似てるものパクリ」となると、僕たちはともかく、10年後、20年後デザイナーは何も作れなくなってしまうのではないでしょうか?

また、今後パクリ疑惑をかけられるのを恐れて、いろいろな要素を組み合わせた野暮ったいデザインが世の中に広まっていくのだとしたら、そのはどこかで止めなければなりません。

そうなったとき、何がパクリ/オリジナル判断基準になるのか?

出来上がったデザインをどう守ればいいのか?

これが今回出てきた一番の問題です。




◼︎コンセプト

「コンセプトが違うので盗用ではない」という言葉を何回も聞いて皆さんは死ぬほど不信感を持っていると思いますが、実際のところデザインにはコンセプトが存在します。

まあコンセプト全くなくていい!かわいい!おしゃれ!という世界もあります

しかし、五輪エンブレム企業エンブレムなど、これから何年も使われるものに関しては、流行りや気分に左右されない、柱となるコンセプトや設計必要です。

ここがややこしいところです。

多くの人にとって、美術デザインというのは「学校の副教科」でしかありません。副教科では、「カラフル自由にのびのびと描いてね!」くらいしか言われないでしょうし、美術デザインに対する認識がそこで止まったまま大人になってしまうでしょう。

(少し逸れますが、本来美術の授業は、美術が好きな子のためにあるというよりは、いつかクライアントになるかもしれない子たちが、「作品はそんなにすぐにはできないし、手間もかかる」と自らの手で実感するためにあるのかなと思います。)

「本当にコンセプトなんてあるの?適当にやってるんじゃないの?」

というような心無いコメントもたまにもらいます

「数時間適当に作ってくれればいいから!」「無印みたいな簡単なデザインでいいから!」

というような要望もたまにもらいます

これらは、デザイナーや僕が舐められているというよりは、本当にデザインについて知らないから起こってしまうすれ違いなのかなと思っています。「好き勝手作ってお金もらえて、楽な職業だな」くらいに思われているのかもしれません。

デザインにも歴史があり、多くの人が様々な技法設計を編み出してきました。

それを僕たちは何年もかけて迷い、悩みながら勉強しています。少なくとも、そういった先人たちやデザインのもの小馬鹿にするのは止めてほしいです。

ただまあ、僕もいきなり「やっぱりオゴペ料理のハンヌスはフラッペンよりピテポが合うよね〜」とか言われたら何言ってんだコイツと思うでしょう。もっと分かるように説明しろよ、と。

デザイン業界の一部には「どうせクライアントには言っても分からないから押し通そう…」とか、カタカナ語を多用しすぎて主張が意味不明な人もいますが、そんなことやってないで、精一杯説明して伝えないと何も始まりません。これからもっとわかりやすく、丁寧に伝えていく必要があるのでしょう。



◼︎なんで佐野さん選ばれたの?公募じゃだめなの?

エンブレムだけ作れる人ならたくさんいますし、「それっぽいもの」なら誰でもすぐに作れてしまうと思います。ただ、実際それに決定されたとして、会場のインフォグラフィックだったり、全体のポスターだったり、広告だったり、グッズだったりへ落とし込む際の監督をその人ができるか?という問題が出てきます。結局その監督を誰か雇うなら二度手間になってしまます。だからこそ、国内外活躍しているデザイナーに絞ってコンペを開催したのでしょう。そして、その案の中で佐野さんの案が最もイメージの湧きやす提案だったのではないでしょうか。


◼︎なんで次点を繰り上げじゃなくて修正になったのか?

たとえば「名刺を作るコンペ!」やランサーズなどの簡単なコンペなら繰り上げでいいと思いますが、仕事のコンペって「誰に任せるか」を決めるものでもあります。全ての提案を見た上で、「この提案をした人にどうしても任せたい!」と決まったのではないですかね。「エンブレムを決める」というよりは、「提案を見て、オリンピックデザイン監督を決める」コンペだったのでしょう。



◼︎写真盗用について

今回、会場での使用イメージに使った写真が無断転用だという話題が出ました。

あの写真は、おそらく審査員向けの内部資料カンプ)であって、本来表に出るものではありません。

から転用していいという事にはなりませんし、クレジット意図的に消したのもいけなかったと思いますが、クライアント向けの内部資料まで1からオリジナル撮影している代理店デザイン事務所ほとんどないでしょう。

広告雑誌売れっ子アートディレクター特集した記事などでは、カンプモザイクがかかっているのをよく見かけます予算は変わらず、でも資料に使う写真までオリジナルで作って、と言われたらほとんどの会社潰れると思います

この内部資料に使う素材に関しては、業界全体が考え直さなければいけない問題です。外には出ない資料だとしても引用元は明記するなど、なにかアウトラインが欲しいですね。



◼︎利権擁護について

まあ実際どうだかはわかりませんが、全体的に業界人手不足だと思います

僕も「人権とは??労働基準法とは??」レベルで働いてます

で、やっぱり一緒に仕事をするチームはいつも同じになってきてしまます

それは、デザインが「ロゴ作って終わり!」というものではなく、人と人とのコミュニケーションの中で作っていくものからです。全く知らない奴が急に飛び込んでくるより、お互いがよくわかっているチームで仕事をしたほうがやりやすいのは間違いないです。これにはいい面もあるし、悪い面もあります

そういう信頼関係が何十年も続いていったのが今の業界なのかもしれません。そしてそれを利権と呼ぶのかもしれませんが、賞やコンペに関しては公正は保たれているように見えます

今回の件、個人的には、「この人は、僕が作ったものが何かに似てしまっていたら、手の平返して袋叩きにしてくるんだろなあ…」という目線で交友関係を見直すことができました。

と同時に、「◯◯くんはパクリなんかしないだろうから信頼してるよw」というような声もいただきました。その言葉は、今回の擁護騒動そのものを表していませんか?他の大御所デザイナーも、きっとそれと同じ気持ちで彼にコメントしていました。




◼︎まとめ

本来デザインは素敵なものだと思います

精一杯努力して作ったものが誰かに気に入ってもらえると、何より嬉しいです。

それに憧れてこの業界を目指しました。

しかし、ずっとここに居たせいで、おかしなことを常識だと思い込んでいたり、「こんなの説明しなくても分かるでしょ…」なんて思ってしまったこともあります

片っ端からデザイナーを叩いたり足を引っ張り合うのも結構ですが、そうではなく、何がダメで何がダメじゃなくて、これからどうしていけばいいのかを真剣に話し合わないとどこへも進めません。デザイナーデザイナーで、もっと色々なものを公開して、説明していく義務があると思います

僕たちの世代は生まれた時にはもう不況で、経済おかしくなったり震災があったり、ずっと踏んだり蹴ったりでした。そんな中で、生まれて初めて舞い込んだハッピーかもしれないニュース東京オリンピック。これがこんなに荒れてしまったのでは本当に悲しいです。

「こんなの俺でもできるじゃんww」という方、どうかデザイナーになって業界を助けてください。これから先、今まで以上に大変な道が待っていると思います

嫌になることばかりですが、それでも人を信じてコツコツ頑張っていこうと思います

業界の末端の人間寝言でした。最後まで読んでくださりありがとうございました。では。

2015-08-06

anond:20150806160521

から失礼

日本アニメーター見本市の同トレスで有名な監督さんとかアニメーターさんとかが顔出ししてるけど、

学生の頃部活何やってましたか?、みたいな質問ではほとんど体育会系ばかりだったのがほんと驚いた。

引きこもって絵ばかり描いてました、みたいなのは、居ないことないんだろうけど、出世はしないのかね。

http://anond.hatelabo.jp/20150806153746

全てまるごと描いてこそリアル、というのは了見が狭い。

醜さを描いてこそリアル、というのはもっと了見が狭い。

視点の高さの問題なんだよ結局は。

ゴスロリアニメーターがいるわけないだろ。

2015-07-28

http://anond.hatelabo.jp/20150728123334

アニメ文化終わらせることでブラック体質のアニメ業界一網打尽にできる優秀な法案だよな。

アニメーター諸君介護業界深夜バイトでがんばれ。より好みしなければ職はある。

2015-07-11

http://anond.hatelabo.jp/20150711080551

いや、普通に言ってるぞ。観測範囲が狭いんじゃないの?

例えば、神谷浩史とか

自分達ばかり目立っているが、声優あくま制作陣の一部に過ぎない。

監督音響監督、絵を描いてくださるアニメーターさん、沢山のスタッフのお陰で作品はできています

ってしょっちゅう言ってるわ

http://anond.hatelabo.jp/20150711080551

業界から言うと、アニメーターって個人が浮かび上がってこないので感謝を向けづらいってのはあるんだよ。

声優脚本委員会原作者から視点だと、アニメーターさんは制作会社のしたについていてふわっとしたクラウド的なイメージしかならない(そういうお付き合いしかできない)。打ち上げなんかでも呼ばれるのは(大規模打ち上げであっても)制作会社撮影さんとかキャラデザさんとか、ごくまれ事情アニメーターさんが呼ばれるにしても最終回スタッフだけとかだ。

またこちら側の視点で「第n話の作画がよかった」って話があったとしてもそれはアニメーターさんがよかったのか原画家さんがよかったのかレイアウトががんばったのか演出という名の助監督血尿して個人的にフル修正かけたのか、結果のフィルムからはわかりにくい。二重数分の尺や枚数の中に、個人の奮闘が隠れてしまうんだよ。そして、個人を認識できていないのに、ふわっとした感謝を向けるのも筋が違うだろうし、何より不誠実だと思ってしまう(当のアニメーターさんはそんなこと思ってないかもしれないが)。

もちろん、すごい奮闘や激戦はある。アニメーターさん個人にも様々な思いがある。進行さんと飲みに行けば、そういうエピソードをうっすら聞くことはできる。n話のどこそこのカット女の子が走り回るところはAさんがやってくれた。Aさんは売れっ子であちこちで引っ張りだこなのに、この作品のあの娘が好きだからというのでものすごく難しいカットなのに素晴らしい速度でやってくれた。Bさんは最近ほかの番組では作画監督までやってるのに、あのカットだけは動画で参加だからどのコマを止めてみても表情が全く崩れてないんだ。すごすぎる。ビルが爆発するシーンの煙、Cさんがやってくれた。Cさんは大ベテランからロボットでモノ壊すの本当に得意。あれは匠の技だよね。Dくんは今回かなりのカット数をやってくれた。Aパート数人で回したんじゃないか? D君はまだ若手で正直絵が崩れるときはあるけどあれだけこなしてくれる人がいなかったら正直間に合わなかったんだ。などなど。

自分は進行ではないし制作会社人間ではないのでそれが本当にそのままの話なのかどうかははっきり判断はつかないが、あんな納期の中で深夜のV編直前まで大激戦やってるんだから、どれもそれなりの真実は含まれていると思うし、感謝する。流し見されてしまカットの一個一個が、手書きした人にとっては一生モノ記憶なのもわかる。

でも個人として立ち上がってこないし、たとえば番組Aの第n話のすべてのカットメーターさんの対応表なんてものが発表されない理由もわかる。パンドラの箱もの。だから、公の場所で個人名を挙げた感謝はなかなか難しい。ふわっとした「制作会社の方も死に物狂いで頑張ってくれました、感謝してます」なんて表現になってしまう。たぶん、メーターさんを本当の意味評価できるのって進行さんや同職くらいじゃないかな。

でもだからと言って感謝がないわけではない。のでここで小さく書きました。いつもありがとうございます。ちゃんと放映されました。どのカットも穴が開くほど見ています。本当に感謝です。

http://anond.hatelabo.jp/20150711080551

監督声優と会うけどアニメーターは会わないし、収録はアニメの絵を見ながらするもんでもないから、馴染みが薄いんだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20150711080551

うーん、何を期待してるのかピンと来ない。声優アニメーターも与えられた役割を全うするだけなので、「チームメイト」としての一般的リスペクトはお互いあるだろうし、表に見えないところでの個人的感謝もあるだろうけれど、製作代表してるわけじゃない以上、パブリックにそれを表明するのってむしろ変じゃない?

パブリシティに使われて「製作代表」しているかのように見えるから感謝すべきって感じるのかな。でも実質的製作代表でない以上、代表面してパブリック感謝するのはやりにくいと思うんだが。逆に、アニメーターインタビューとか受けた時に声優感謝しなかったらおかしいと思う?

(パブリックに表明してないからといって、声優アニメーター感謝していない、とは元増田は思っていないよね? 単に、パブリックにそれを表明することでもっとアニメーターにもスポットライトが当たって欲しい、と思っているんだと取ったんだが、合ってる? だとすれば、当のアニメーターに聞いてみるのがいいんじゃない? コメンタリーとかで感謝を表明してほしいかって。俺の知り合いのアニメーターはみんなそんなことどうでもいいって言いそうだけど、嬉しいっていうアニメーターいるかもしれん。)

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