はてなキーワード: ごみとは
今年は家庭用ADVの豊作年。
新作、続編、待ちに待った期待作、精神的続編などなど、盛りだくさん。
けど、ADVはどうしてもプレイ時間がかかるし、僕は割と真面目に「推理」するタイプのプレイヤーで、
明らかにそこまでの情報で犯人当てできるなとわかるようなシステム(ダンロンの裁判とかね)なら、そこでゲームを止めてかなり真剣にシステムの中じゃなく推理するタイプだから、人よりプレイ時間が多いんだよねえ
なのでごみみたいな仕事と、スマホゲーの楽しい楽しい日課の消化と期間限定イベントの消化で忙しい僕は毎日シコシコ同じボスを延々と周回するゲームをするしかなかったのだった
けど、まあ流石に3連休ちゃんと休めるなら、まあやるかって感じ?
トリックロジックの精神的続編と聞いたら黙っちゃいられねえ……
トクロクはちゃんと独力で正解して公式サイトに名前載るぐらいは遊んでたのでそりゃ気になります、
が、今作には超超一流ミステリ作家陣(※一部を除く)というトリックロジック最大の長所が無い点が僕を躊躇させている。
とは言えいつかは遊びたいので単に優先順位の話をしてるだけです。
あー超超一流ミステリ作家陣(※青が関係している一部を除く)の中から一人(※鬼が関係している一部を除く)が監修だけでもしてくれてたらなあ……
なげえ、AI2のことね。
最後の歌のシーンでボロボロ涙流しながら満面の笑顔になって、人間の感情って悲しさと嬉しさを同量同時に浴びせるとこうなるんだっていう初体験をさせられて、その直後に急にライターの過去作品と繋がる奇妙なワードが出てきて腰抜かしながら終わったあのAIの続編。
そりゃもう遊びたいんだけど、同じぐらい、俺はもうこのライターの序盤の、あの、もう、なんとも形容できない、アレを遊ぶことが億劫で億劫で仕方ないんだ.…
こめっちょのことだよ!!!!!
この人のこと大好きだし、俺はブログで極限脱出9時間9人9の扉の宣伝記事を書いて説明書に名前を乗せてもらったことを死ぬまで誇りに思い孫(子すらできる予定はない)に語る予定だけど、だけども、こめっちょを読む苦痛も同じぐらい語り継ぎたいと思ってるから……
忘れないから、ゲストライターだったシュタゲの短編詰め合わせでもこめっちょ的なことやったこととかを……
いや、もう、どれ遊んでないかを整理しないといけない
カオチャまでは確実にやってるんだけど、シュタゲゼロが外伝小説三冊の翻案だって知らずに買ってなんか読んだことある話がずーっと続いてイライラしてからの記憶が曖昧だ……
ロボノ2、カオチャファンディスク、シュタゲゼロ、オカナイが遊んでないかなあ?
いや、カオチャファンディスクは覚えあるぞ、確かタネダリが演じてたミンゴスの同僚のキャラが真田アサミになってて、真田じゃなく下田だったら科学ADVシリーズに765AS声優でがちの法則に沿うじゃんって思ったんだよな
(カオへはあずささん(とゼノグラの真)、シュタゲは千早、ロボノは伊織)
うーんもういっそカオへから遊び直そうかなあ。
4.EVEの近年のリメイク以降の作品群(ドラゴンデンタルクリニックで自慢の空手を披露した人じゃないやつ)
家庭用ADVのファンであって全年齢対象じゃないゲームにあまり詳しくないので、打越がライターやってたやつしか遊んでないんだよねえ。
昔に義務感で初代を遊ぼうとしたんだけど、当時ポイントアンドクリックを貶すのが一流エロゲ評論家のお決まりだったから、それだけでやる気無くしちゃったんだよねえ……
流石にそんなど偏見は抜けたので今なら遊べると思う
原作遊んでないので思い入れはないけど、5pbへの思い入れはいっちょまえだから……
そのくせ最近に展開を追えてないけど……
志倉千代丸のクッソ豪華なマンションの写真をスマホに保存して毎日見返す程度には5pb好きだから……
普通に遊びたい。
まあ、金満の港区区民がカスだったらすごく溜飲が下がるが、それはそれとして、分別が細かくて自治会の目が光ってるのは田舎なんだよな。
田舎と言うか、自治体の予算が小さいので何でも燃やせる高い焼却工場が建てられない。 そのため受け入れゴミを極力分別してゴミの焼却カロリーを稼ぐ必要がある。
もっと貧乏な自治体になると、資源ごみ系を細かく分別する様になる。 分別が細かくてしっかり分けられていると、有価物として扱われる分量が増えて、粗大系廃棄物処理の費用が下げられるから。
やらんけど。おれも犬を飼っていた。そいつはずっと前に死んだけど、いまでも夢に出てくることがある。だからやらない。
でもな、犬猫の迷惑というか、犬猫の飼主の迷惑を普段から被っている奴らが、ペットフードに針入れてやろうかと思う気持ち、わからんでもないんだ(やらんけど)。
都会に住んでいてびっくりするのは、どんだけ意地汚い犬の飼い主がいるかっていうことなんだ。
この前、住宅街を歩いて駅に向かってたら、チワワを3匹連れたおばちゃんが目の前を歩いていたんだ。おばちゃんは辺りをキョロキョロ見回して、挙動不審な感じでな。次の瞬間、チワワのウンコが入っているらしいスーパーの袋を縛ったやつを、道端のごみ収集カゴに差し込んでスタスタ歩いて行ったんだ。
おばちゃんは交差点を曲がる時おれに気づいて、こっちの顔を睨みながら立ち去って行ったよね。こっちは最後まで何も言わなかったけど。
そこの区は燃えるゴミを回収する時、カラスが寄り付かないように、地域住民はゴミの日にカゴを組み立てて、ゴミ袋を入れるんだけど、チワワのおばちゃんは、畳んで道端に立てかけてある空っぽのカゴの隙間に、わざわざクソ袋を差し入れて去って行ったんだ。
そこの地域の人がゴミの日の前日だか朝だかに、カゴを手に取ったらどうなると思うよ? ウンコが入った袋が足元に落ちてくるんだよ。夏の暑さに数日さらされて、腐り始めたウンコの袋が。その地域の人がいったい何をした? いったい何の罰ゲームなんだよ。
そこの地域住民みたいに、不条理な体験をさせられると、やってやろう気持ちになってくるの、わからなくもないんだよ。もちろん日本の法律で自力救済は禁止されてるから、動物愛護がどうのこうのいわなくても、他人の所有物を破壊した人間は罪を償わなくちゃいけないだろうさ。でもな、いくら言っても聞かない奴、他人が見てないところだと完全に規範意識が吹き飛ぶ奴の被害を繰り返し受けて、黙っているかどうかは別の話だと思うんだよ。国や自治体が犬猫にそこらじゅうにクソさせるのを禁止できないで、現に自分たちが被害を受けていて、防ぐ方法がなかったらどうするよ? 地元の議員に相談したところで、犬猫にクソさせるのを禁止できるわけもなかろうし。
そんなときにさ、怒りとか憎しみが暴走して、やってやろうという気持ちになるのは、わからんでもないってこと。やらないけどな。
犬猫を自分の家族だっていうなら、てめえの家族がひり出したクソぐらいてめえで片付けたらどうだ。それができないなら家族がどうのとほざくなってこと。
それから長い時間が経って、今は野良のプロとして漫画を描いている。特定の組織には所属していない。ごく稀にR18雑誌に寄稿したりもするが、基本はずっと一人だ。
今回、こうしてエッセイみたいなのを増田に投稿しようと思ったのは、感謝の念が芽生えたからだ。
ずっと、社会に恨みを抱いて生きてきた。子どもの頃からストレスが多い環境にいたせいだろう。最近、ようやく周りに感謝ができるようになった。以前は、作品を認めてくれるファンの人だったり、SNSで意見やコメントをくれる人だったり、本気で叱ってくれる人にしか感謝できなかった。
最近になって、子どもの頃から散々な目に遭わされた家族とか、昔々の、辛い状況でも諦めなかった自分に感謝ができるようになりつつある。ちょっと長くなるけど、自分語りをさせてほしい。
虫取り網を叩き折られたり、廊下を歩いていると後ろから蹴られたり、みんなで遊んでいる時も置いてけぼりにされたり、自分の家で遊んでいる時は貯金箱からお金を盗まれたりした。
イジメから助けてくれる先生はいたが、見て見ぬ振りをする先生も多かった。中学に上がってからは、暴力がますます激しくなって、週に1,2回くらいしか学校に行かなくなった。保健室通いというやつだ。
学校だけじゃない。家族もそうだった。自営業(工場主兼農場主)をしている父はただ黙々と働いているだけだったが、母(介護福祉士)がとにかく理不尽だった。小四くらいで整体マッサージを覚えさせられ、母が夜ドラマを観ている最中、足や背中をひたすら揉まされた。
数学のテストで20点を取ったり、ワイシャツを洗濯に出さなくて洗濯機で汚れが落ちなかったりすると、決まって布団叩きで頭をぶん殴る。その後は決まって反省文の提出と朗読がセットで付いてくる。
一番ムカついたのは妹(現在イラストレーター。女性誌の挿絵とかリクルートの雑誌の4コマ作ってる)だ。3つ下だったが、自分が中学一年生の秋に不登校になり始めてからは、ひたすらバカにしてきた。
母と一緒になって、「役立たず」「頭が悪い」「人間性に問題がある」「兄ちゃんのせいで学校で嫌な思いをする」「早く家から出て行って」など言いたい放題だった。
中学を卒業して偏差値52の公立高校に通った。イジメに遭いそうにない環境や生き方を必死で探したおかげか、陰キャラとして3年間を過ごすことで平穏無事に高卒の肩書を得た。
人間としては全然ダメだった。今でもそうだ。青春期に、部活とかボランティアとか、人と関わる活動をしてこなかったせいか社会性に問題がある。クリエイターを目指す専門学校に入っても変わらなかった。マックでアルバイトを始めたけど、根本的なところはいっしょだった。
自信がなかったのだと思う。自分自身の生き方に対する信仰、というか。それが社会性のなさに繋がって、いつまで経っても結果が出せなくて、それで自信を失っての悪循環だった。
普通の20代前半くらいの人間だったら、「お前はすごい」と言われたことがあるはずだ。自分にはそれがない。もどかしい気分になったけど、当時は鬱蒼鬱屈(教えてくれた人サンキューです笑)とした気分で街を歩くしか手段がなかった。
ちょっと前に、マクドナルドに面接に出かけて、遅刻して店長に怒られて逆切れをした人のはてなブログがバズったことがあったはずだ。まさにそんな気分だった。あれは自分だった。もう一人の自分。今思えば愛おしい。
専門学校に入学してすぐだったか。あるまとめサイトを見たのは。
絵師の上達みたいなタイトルの2ちゃんねるのスレッドだった。いろんな神絵師の上達していく過程が何枚かの絵を抜き出すことで説明されていた。ところで、自分はシナリオ学科だった。イラストとは縁がない。けど感動したのは覚えている。
ある神絵師の最初のイラストは、東方のチルノだった。最初は小学生が描いたみたいなシンプルな鉛筆書きみたいなノリだったのだが、年を経る毎にどんどんうまくなっていって、最後のイラスト、神輿と一緒に映っているチルノはまさに圧巻だった。
この時になって思い出した。小学生の頃は、授業中のノートに絵を描くのが好きだった。当然、大したことはない。まさに子どもの落書きだ。中学生になる頃には一切書かなくなっていた。
自分もイラストをやってみたいと思った。確かな感情だった。自分が好きなアニメのイラストを描いてみたい。あの時、確かにそう感じた。
まずは自由に描いてみた。
一番最初に描いたのは実家で飼っていた猫だった。灰色のやつで、自分と妹が小学生の時に拾ってきた。自分達が近付くと、「ヌアァン」と鳴いて田んぼの稲穂の中に入って行った。
出てくるまでに20分はかかったろうか。「いつまでも一緒に待つんだぞ」と妹に提案して、出てきた猫を妹が抱えて家に持って帰ったんだっけ。父には反対されたけど、母を味方に付けることに成功した。
そんなこんなで初めて描いた猫は、猫ではなかった。よくわからない物体だった。耳がへなっと折れていて、ほわほわとした毛並みを表したはずの鉛筆でのなぞり書きは、角が折れたトーストの上に浮かんだような暗黒物質を生み出していた。小倉トーストだった。
二番目に描いたのは、好きなアニメのキャラだった。アイカツ!の星宮いちごを描いてみた。二次元だったら何とかなるかと思ったが、ぜんぜんそんなことはなかった。一応人間にはなっていたが、こっちの方がまだ猫に似ていた。
三番目は、風景に挑戦した。上で田んぼと書いたが、当時は関東圏でもそれなりの田舎に住んでいた。実家の近くに小高い山があるのだが、そこに昇って、自分が住んでいる町を見下ろしてスケッチをしてみた――結果は燦々ではなく、散々とした出来だった。透き通った空気の中に浮かぶ田畑が並んだ一帯を描くはずが、自室の襖に飛び散ったとある黄ばんだ一角のような、痴態のようなものしか描くことができなかった。
独学で学んでいるからダメなんだと思い、ネットで上達方法を学んでみた。といってもツイッター検索だが。「とにかく量をこなせ」というメッセージが心を掴んだ。
次は書店で本を買い、何周も読み返して基礎的な人体の描き方を頭に叩き込んだ。新しい何かが開けた気がした。
そんなこんなで、何を描いたのか判然としないようなモノを1週間につき1枚のペースで仕上げていった。努力しただけあって「ヘタクソ」の領域に到達することができた。
これでいい。あとはpixivに投稿しさえすれば、絵描きへの第一歩を踏み出せる。ここまでに約二ヶ月かかっている。今までのpixivの使い方はといえば、好きな漫画やアニメのイラストを見たり、さあ寝るかと思った時に、より深く就寝に至るための聖なる行為(SeaCallと呼んでいた)をするためだった。
それが今、人生で初めて本気で描いたアイカツ!のキャラ絵を投稿しようとしている。色々と入力していって、最後に「投稿する」ボタンを押すと、ブラウザ画面がぐるぐると回って投稿が終わった。
最初のブクマ数は、3時間で「5」だった。閲覧数は70くらい。コメントも付いた。テンプレだったけど。
嬉しかった。自分のイラストを気に入ってくれる人がいたのが嬉しかった。この時が絵描きとして人生で一番最高の瞬間だった。この時以上に嬉しかったことはない。
ところで、検索で一番上に出てくる上位勢とは月とすっぽんだった。それくらい画力に差があった。子どもの頃に観ていた夜ドラマで喩えると、彼らがお空に浮かぶお月様だとしたら、自分は味噌汁の出汁に使われる煮干し様だった。彼ら彼女らを引き立てるための数多のヘタクソの1人。それが当時の自分だった。
今の自分は、漫画的な儲けであれば、彼ら上位勢のほとんど全員に勝っているだろう。もしかすると、pixiv出身の若手作家という括りでは自分が歴代一位かもしれない。いや、多分そうだ。
しかしbut。あいつらの画力には到底及ばない。あれは常人が至れる領域じゃない。努力できる天才だけがあそこまでいける。
当時は、気が狂ったようにイラストを描いた。専門学校の授業が終わると、真っ先に家に帰ってイラストを描いた。アルバイトは当初週4でシフトに入っていたけど、週2に減らした。
ここでいったん筆を止めて、pixivのマイアカウントを眺めてみる。過去に描いた作品を時系列に巡ってみたのだ。すると、端的なある特徴が出てきた。割とすぐに一般絵からエロ絵主体に移行しているのだ。もっと遅いと思っていた。
今の自分は、一応プロだ。エロ絵で生きている。絵の初心者だった当時は、そんな未来は全く想定していなかった。自分が描いていて楽しいものを作っていただけだ。自分はおそらく、エロに興味がある人間だったのだろう。
とにかく、たくさん投稿していた。週に2~3つ上げていたこともある。今だと月に1枚が限度だ。暇な時間がなくなってしまって、好きなキャラ絵を描く時間も体力も気力もない。専門学校を卒業する頃には、200本以上のイラストや漫画をアップしていた。子ども向け~若者向けのアニメが多い。アイカツ!とか、プリパラとか、ポケモンとか、ラノベ作品とかそんな感じだ。
すっかり絵描きになっていた。マックのアルバイトで貯めたお金でペンタブを買ったりした。今でも使っているお気に入りのやつだ。
絵を好きになれたのはよかったが、専門学校を卒業しても就職しなかった。シナリオの勉強は存分にさせてもらったけど、別に脚本家になりたいわけでもなし、ゲーム制作の実績があるわけでもなし、就職活動やコネ作りなど当然しているはずもなく。文章を書くのは好きだったが、小説書きには興味がない。そんなことより絵が描きたかった。
いや、違う。専門学校に居た時、違う学科同士でグループを作ってゲーム制作をしたことがある。途中で抜けることになったが。コテコテのRPGだった。
ツクールで制作を進めていて、魔法の名前を考えている時、自分が水属性の魔法として「シーコール」を提案したのだ。それで、3人居た仲間の1人が噴き出した。また別の子が、「海をイメージしてるんだね。きれいな名前だね」と言ってくれた。それで、「発展形はどういう名前になるの?」と聞いてきた。
「ゼンイン・シーコールというのはどう?」と自分がいうと、さっき噴き出した奴が机に突っ伏していた。「それは、どういう描写をイメージしてるん?」とさっきの女の子が聞いてきた。
「みんなで力を放出して集めたやつを、その聖なるやつをさ、敵に流し込んでやるんだ。思い浮かべてみて」と言ったところで、また別の人が「お前はふざけているのか。帰ってくれ!!」と憤った。
以後は、それなりのペースで開発は進んだ。順調だったように思う。上の女の子が、みんなをうまくリードしてくれた。自分にキレた人も、開発の途中からは冗談を言うようになっていた。
「増田君、いいシナリオが思い浮かばない? じゃあ、この主人公がトツゼン・シーコールをするのはどう?」
と冗談を言ってくれるようになった。
懐かしい記憶だ。ちなみに、シーコールをきれいな名前だと言ってくれた子は、卒業後にガンホーに入社した。当専門学校では一番の出世株だ。同窓会ではスマホゲームを開発してると言っていた。参考までに、マジメに考えた技や魔法も一応提出した。
・無窮動(ペルペトゥーム・モビーレと読む。それ以外は亡失)
・規律ある発狂状態(ディシプリナ・インサイアと読む。それ以外は亡失)
・夜明けの羽ばたき(〃。たぶんミネルヴァの梟から取ったのだろう)
こうして自分は、絵を描いていたいがあまり、フリーターとしての道を選んだ。父や母からは馬鹿にされ、軽んじられた。当然、妹からも。
当時の妹は、実家の台所で自分の存在を認める度に、ごみを眺めるような感じで素通りした。なんというか、存在を認識していないのだ。あいつも高校を出てすぐに入った会社で嫌なことがあって、1年ちょっとで辞めてしまって辛かったのかもしれないが、とにかく目線が冷たかった。
自分もフリーターの身分なので、家族内で大したことは言えなかった。母にはよく「役立たず」「プーの分際で」「一生トイレ掃除でもしてなさい」など冷たい言葉を吐かれた。
フリーターだった頃の自分は、何を思っていたのだろう。「見返してやる。世の中で絶対成功してやる」などと思っていたのだろうか……いや、そんなことは思っていない。自分がやりたいように、やりたいことをして生きていきたい。そう思っていた。それだけだった。
マックで週2~3回のアルバイトをして、家に帰ったら小学校に上がる時に買ってもらった児童机に座り、ペンタブを握って作業に没頭した。傍らの床には、スケッチ帳を破って放り投げた下書きが何十枚も落っこちている。そんな毎日だった。
できた、できた、できた!! 作品を完成させた時のあの感覚、自分がまるで神にでもなったかのような、いま過去最高を更新し続けている、今この瞬間の自分は過去のどの自分よりも優れている――という、あの頃の高揚感にはもう戻れない。あの日々、俺は俺で満たされていた。我を忘れるほど。自分が決めて進んでいた道のなかで。
成長しすぎてしまった。10ヵ月以上かけて長編作品を完成させたとしても、喜びはあまりない。それよりも、ホッとした、安心したという感情の方が強くて。ある時期を境に、自分は作者として堕ちているのか、このままで大丈夫なのかという疑問が湧いてきた。一方で、FANZAやDLsiteで多くの人達が楽しんでくれているのを観ると、やはり絵描きをしていてよかったと感じる。
DLsiteに長編作品を投稿しようと思ったのは、ある夏の日のことだ。アルバイトが終わり、家に帰って夕食を食べていた。すると、台所の四角い卓の斜めに座っていた妹が、「ん」と親指を床に向かって指した。そこには、おそらく何日か前のご飯の残りカスみたいなものが落ちていた。妹は、ウザそうな顔で「拾え」というジェスチャーを繰り返した。
しぶしぶ右手を屈めて拾ったのだけど、それから何時間か経って、自分が相当馬鹿にされていることに気が付いた。あれはそもそも、自分が落とした残りカスだったのだろうか? 違うんじゃないのか。とにかく馬鹿にされていたのは間違いない。怒りが込み上げてきた。許せないという気持ちが何日も続いた。
ある日、ようやく思い立った。自分の思いに決着をつける方法を。解決になるかはわからなかったが、とにかくやってみようと思った。
R18作品を扱っている販売サイトを見て廻った。それで、処女作はDLsiteに捧げようと思った。これまで同人作品や同人ゲームを購入したことがあるというシンプルな理由だ。「此処で作品を売ろう」と思ったら判断は早かった。すぐにpixivのマイページを開いて、これまでに投稿した約250作品をひとつひとつクリックしていった。読者の反応を観るためだ。
長編作品と向き合うにあたっては、自分の強みでとにかく突き抜けようと思った。専門学生の頃に、ヒルティという人の『眠られぬ夜のために』を読んだことがある。あまりに感動してしまって、つい何篇かの言葉をメモ帳に書きつけていた。
突き抜けよ。この短い言葉は、内的生活の多くの危機に、ほとんど魔術的な効果をもつものである。
195ページ
あなたの義務を行いなさい、できるならば楽しい気分で。できなければ、そうした気分なしでもよい。この方が一層ほむべきことであり、一層大きな実りがある。
211ページ
まことの人生の楽しみを得ようと思うならば、なによりもまず、その楽しみがいったい何にあるかをはっきりさせ、それを妨げるすべてのものを、断然さけなければならない。
237ページ
今でも好きな本のひとつだ。
とにかく、突き抜けてみようと思った。頭に閃いた何かを形にするために、これまで作品をお気に入り登録してくれた人達の意見を集め、この試練に立ち向かうのだ!
スケッチ帳への下書き(追記 専門用語でいうネーム)から始めて、セリフを付けて、大まかに色を塗って(追記 色鉛筆でザザッと塗るだけ。難しい場合は✓で表す。自分の場合は一度紙で表現しないとデジタル作業に移ることが難しい)、効果音のイメージを書いて……いや、大事なことを忘れていた。基礎設定はできていたのだが、キャラクター同士の人間関係をまるで作っていなかった。これでは駄目だ。というわけで、もう一度スケッチ帳への下書きからやり直した。「うん、これでいい。やっぱりやり直してよかった」と、当時の日記に書いてあった。
今でもそう思う。キャラクター間の繋がりが何よりも大事だ。特にR18コンテンツにおいては。「男性はカタログとシチュエーションに萌え、女性は物語と関係性に萌える」のだから。
粉骨砕身の末、三ヶ月以上かけて初めての長編作品ができた。50ページ近くはある。誰に対しても胸を張ることができる妹凌辱ものだった。
精一杯、想いを込めて突き抜けた作品だった。2022年6月現在のインターネット掲示板での自分は、近親相姦ジャンルの大家として知られている。恋人たちの予感がするほど、そんなラブラブな作品は作らない。ガチ凌辱とかではなくて、『ライト強姦』とか『ソフト凌辱』とか言われるコンテンツになる。
以下に続きます。
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私もADHD診断済の元汚部屋住人だったが、今では客観的に見てきれいな部屋に住んでいる(というか諸々の事情で強制的に片付けざるを得なかった)
片付けざるを得なかった理由は下記
・引越し後に猫を飼い始めた
必要な物を段ボールに詰めることも、必要でないものと必要な物を分けることも苦痛極まりない。
毎回徹夜で段ボールに物を詰め、引越し後も、数年単位で段ボールが残ることになる。
私の場合、引越し後にある程度生活が整った後も段ボールが残っていたので、思い切ってその段ボールごと捨ててしまった(実家に送るのでも良いかもしれない)
引越しを繰り返すたびに持ち物は減っていった。
ある程度物が減った頃、猫を飼うことになった。
猫はとても可愛く、部屋中のあらゆる物に興味を示した。
大事な猫が何かを誤飲したら大変だという一心で、右手に可燃ゴミの袋、左手にビニールごみの袋を持って、泣きながら部屋を徘徊した。
こうして私の部屋は片付いた
当方汚部屋から脱出した経験あり。すでに言及されてるが、捨てろ。とにかく捨てろ。書類であふれているとあるが、今時物理的な紙でもってないといけない書類なんてほとんどない。スキャンして捨てろ。電子化して捨てろ。「大切なもの入れ」も捨てろ。部屋に大切なもの以外置くな。
自分と同じような人間なのだと仮定するが、お前のいる/いらないの判断はバグってる。寝具とPCと机と椅子とあと数着の服以外はゴミだ。捨てろ。なんなら教科書もスキャンして捨てろ。スマホで見りゃいい。タブレットかPCでもいい。自分はそうした。
具体的な手順を書く。まずゴミ出しアプリ(ごみ収集日がわかり、リマインドしてくれるヤツ)をスマホにでもインストールして前日夜と当日朝にリマインドする設定にしろ。俺はさんあーるとかいうヤツを使ったがお前の自治体が対応してるかは知らん。スマホのアラーム機能でもいいだろう。とにかく自分の記憶や意志に一切頼るな。習慣化とは自動化だ。機械を頼れ。
次に自治体のゴミ袋を全種類買え。ガムテープとビニール紐も変え。入れたアプリかネットで捨て方を調べろ。大丈夫だ、案外分別は簡単だ。そしてお前の部屋の目に映るものを脳死でゴミ袋につっこめ。書類はスキャンして燃えるゴミ、カンとビンはわけろ。服もおそらく燃えるゴミだ。電池は今のお前には手に余る。ひとまず端子にテープを貼って(火災防止)何かの袋につっこめ。残りのゴミはだいたい燃えると思え。明らかに燃えなそうなヤツ以外はだいたい燃えるゴミだ。捨てろ。ひとまず精神力の続く限りゴミ袋に突っ込め。段ボールをしばれ。
次に捨て方だが、お前が朝早いタイプならなにも問題ない。設定したリマインダーに言われるがままに捨てろ。可能なら家を出る10分前ぐらいのタイミングでリマインダーが来るようにしておけ。リマインドは何回設定してもいい。俺は前日夜、当日起床時(目覚ましアラームと同時)、家をでる10分前ごろの(これはアラームのみ)の3回リマインドが来るようにしてる。ここまでやると3回に2回はゴミ収集所まで持っていける。
お前が起きるのが遅いタイプなら、一度自身のゴミ捨て場のゴミ出し時間のデッドラインを確かめろ(どの時間までゴミが収集所に残ってるか確かめろ)。そのぎりぎりを攻めろ。燃えるゴミ以外は前日だせ。そのための前日夜リマインダーだ。
これを一度すくなくとも自分の部屋の中身がきれいさっぱりなくなるまで続けろ。俺は一月かかった。お前もそんぐらいかかると思う。
一月も繰り返すと、お前は自然と家に帰ってくると翌日のゴミ収集にあわせてゴミ袋にゴミを突っ込んでいるはずだ。これが習慣化だ。
捨てろ。整理整頓の前にゴミ捨てだ。捨てる能力の上に整理整頓はある。捨てろ。物が多いと整理整頓なんて普通出来ない。捨てろ。
1:100均に行って次の物を買ってくる。
・折りたたみのプラスチックコンテナ(紙を入れる用。畳める事・積み重ねられる事、が重要)
・一番サイズが大きなランドリーバッグ(雑貨を入れる用。ダイソーなら40×20×53とかのサイズのものがある)
それぞれ10個ずつくらいで良いだろう。多い分には困らない。
2:スーパーに行って、最大のサイズのゴミ袋(可燃ごみ・プラスチックごみ用)と、乾燥剤(タンス用)を買ってくる。コンビニで買っても良い。
3:見つからなくなったら困るもの(財布・スマホ・鍵)をまず絶対に無くさない場所に退避する。
4:床の上にあるものを、「ゴミならゴミ袋に入れる」「紙なら折りたたみコンテナに入れる」「衣類なら洗濯機に入れる」「それ以外の雑貨ならランドリーバッグに入れる」
ここで重要なのは、整理は考えない事。紙については、1か月以内に必要な物とそれ以外とで、入れるコンテナを分けるだけで良い。雑貨なら、電化製品(コードも含む)とそれ以外とで、ランドリーバッグを分けるだけで良い。
床の上にない物は、何もする必要はない。
5:床の上から物がなくなったら、それ以降の事は明日やれば良い。
以上。
※本が本棚に入りきらないなら、本棚をAmazonで買うか、本を捨てろ。Bookoffに売っても良いが、面倒くさければ可燃ごみで良い。
■物が捨てられない場合。
・使用頻度の低い衣類なら、デカいポリ袋に乾燥剤と一緒にぶち込んで押し入れにでもしまっておけ。必要なら取りだせば良い。1年ポリ袋から出てこなかった衣類なら、どうせ使わん。そのまま袋ごとゴミ捨て場に持っていけ。
・雑貨が捨てられないなら、捨てた後にやっぱり使いたくなった場合に、どの程度困るかで判別しろ。大して困らないなら捨てていい。『もうだめだ取り返しがつかない』と泣き崩れるほど困りそうなら、捨てなくていい。
・「物がある」というのは重要な事だが、「空間がある」というのは同じくらい重要な事だぞ。
以上。
自分も1人暮らしの頃、部屋が散らかってたけどマシになったので3つのコツを。
1. 物は床に置いてはいけないルール。自分も床やベットに座ってはいけない。これ絶対。
2. 燃えるゴミ、プラごみの回収場の前日の夜に携帯のアラームをかけて必ずこまめにゴミを捨てる。溜めない。
・食べかけや、後で使うかもしれない物は捨てる。
■ポイント
汚部屋 = 必要な物+不必要な物+ゴミ+汚れ が混在する状況だ。
実は、部屋が汚い人間は全員、床かベッドに座っている。
ゴミを置いてもいいスペースが広がり、立ち上がるのも億劫になるのでゴミ箱まで辿り着けなくなる。
散らかして良いのはテーブルの上だけにするんだ。
「もしかしたら使うかもしれない物」を捨てるんだ。勇気を持て。信じてくれ。99%使わない。必要になったら都度買えばいいんだ。大した出費じゃない。
整理するのは必要な物だけだ。他は捨てるんだ。
実は君ら以外の全員がそうしてるんだ。
まず、ごみを捨てることを始めるのはどう?
俺の部屋も汚い
借家で年1で消防点検があるからその前に頑張ってなんとか片付けてる
というかきれいな部屋だと少しの乱れも気になるから都度修正していく感じ
(むしろ部屋が汚いとそこら辺にゴミポイみたいな対極な行動を取りがち←絶対にやってはダメな奴)
まだ使えそうなものでも心を鬼にして捨てる
片付け=捨てること
たぶんこんまりさんもそういう事を言ってたはずだ
物を多く所有できるのは広い家に住める者にだけ許される贅沢なんだ
買う金があればいいという話ではない
シャンプ-とかスプレーとか使い切らないとうまく捨てれないものまである
いや買うほうが悪いのか
入れる前に厳選するんだ
これは本当に部屋に入れていいものなのか?
紙が多いのは良い
本は電子で読もうね