はてなキーワード: 進学校とは
『奨学金600万円返済中なのに収入が激減して生活苦な女性 月5万円の食費に批判殺到』
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/2004660.html
今日「3塁に生まれた人」ってネタがホッテントリに入ってたけどさ、俺からすれば上の薄給と奨学金の返済に苦しんで貧困生活に陥っているような人だって2塁で生まれた人に思えて、そういう人がアホな選択して人生どん底に陥っているのって自分でもどうかと思うけど、やっぱり否定し難いカタルシスがあるんだよね。
お前らがさらに上に不満垂らしてるうちに、下からも抜かれてるんだぞ間抜けってさ。
ブコメでは21万の収入に対して5万の食費や7.5万の家賃が高いことを非難されるのはおかしいって論調強いけどさ、それは日本の労働環境を変えるために未来に向けて言っていけばいいけど、生活苦の女性の今を変えるのに何の役にも立たない、甘やかしや傷の舐め合いでしかないんだよ。
未来に向けてと同時に今を乗り換えるための思考や行動をしなきゃいけなくて、それは両輪であるのになぜか混同されて、今を変えるための手段の提示は非難される。
で、心の中ではそういった今を乗り越えるための現実的な話ができないやつのことは、生きる力が無い人だって見下してるし、そういう人が未来に向けての話に傾倒すると哀れにしか感じない。
ちょっと自分語りすると、うちは親が一般的にクズと言われる部類で生活力もなくて、小学校のときから高校には行かせないって言われてた。
でもやっぱり高校は行きたかったし、親に頼らず行ける方法調べて奨学金(借金じゃないやつね)もらうしか無いと思って、残念ながら運動は得意じゃなかったから必死に勉強頑張った。
結果的に私立の進学校に学費免除の特待生枠として受かって、入学時にかかる制服とか教材費とかはバイトしてすぐ返すからって必死にお願いしてなんとか入学した。
でも、俺もやっぱり子供で高校でどんなお金がかかるかって調べきれてなくて、免除の入学金、授業料以外にかかるお金も多くて結局1年で退学した。
その後は仕事して家にお金入れながら通信制の高校卒業して、卒業と同時に家出て専門学校入って講師のコネでバイトしてバイト先に就職して今では独立してしっかり稼げてる。
だから、義務教育以上を自分以外のお金で修了できてましてや大学まで行ってる人が生活すら苦しいのとかよっぽどアホなんじゃないかと思うんだよね。
そもそもみんな大学行き過ぎ。将来や学問のために大学行くのは全然わかるんだけど、大して意味のない行くだけの大学行って4年間でしたことは借金作っただけですとか本当にアホかと。21万の派遣なんて高卒専門卒でも全然できるじゃん。
結局、時間だけ浪費して、将来を考えず、自分への投資をせず(してもすべてドブに捨てて)、ただ流されただけのやつが今そのツケを払ってるだけ。
3塁にいるやつに勝てないことを環境のせいにするなら、自分たちよりさらに悪い環境にいるやつに負けることは何のせいにするのさ?
運?親?時代?こういうこと言うと生存バイアスってすぐ言い出すやついるけど、世の中なんて大なり小なり生存バイアスを持った人間しかルール作りしてないぞ。
まあせいぜい自分以外のなにかのせいにして、上向いて口開けてエサ放り込まれるの待つだけのクソみたいに人生送ってればいいよ。
それが望みんだんだろ?
あ、来世も結婚って書き忘れてた…
駄目じゃん、俺無理じゃん結婚
中学生の頃、私は学校内で、いや、おそらく市内・県内でもトップクラスに頭が良かった。
中2からクラスに馴染めずにいたけど、受験前から、休み時間に勉強を教えてくれとせがまれることが増えた。
高校受験に大成功し、国内トップの国立高校に合格したものの、金銭面と体力面を理由に、県内トップの公立進学校(自称ではない)に進学した。
高校に上がる頃、私は、頭が良く、勉強ができることが全てだと思っていた。
そんなときに出会ったのが、ライトノベル「バカとテストと召喚獣」だった。
詳細は割愛するが、あのライトノベルを読んで以来、私は、「本当に頭が良い人」とはどういう人なのか、
「教育」とは、「子供を、人を教え育てること」とは、いったいどういうことなのか、ずっと悩み続けている。
大学入学後には塾講師、現在は教材メーカーで仕事をしているが、
自分が本当の意味で「教育」に貢献できている、という実感はない。
どういう人間を理想としているのか。何を伝えたいと思っているのか。
(小説は手元になく、買おうと思ったがどうにも手に入れにくい状況になっているようだった)
自分のために、誰かのために、本気で考えて行動できるだけの頭があれば、それでいい。
生きる上で必要最低限の知識があれば、他は興味のあることや、それを学ぶのに必要なことを学べばいい。
私はそうやって生きていきたいし、子どもにはそうやって生きてほしい。
これが、私の見つけた答えだ。
けど、教育は変わってきている。
何かを届ける方法は、日々増えてきている。
テストの点数を上げて、勉強ができるお利口さんを量産することが教育じゃない。
勉強の楽しさを知ってほしい。
もうかなーり前の話なんですけど、未だに夢にみたり思い出したりしてイライラモヤモヤするのでここに吐き出してみようかなと思いました。こういうものは初めて投稿するので、長いですし、書き方が変だったりしたらすみません。
あと、すごくくだらない内容かとも思いますが、当時の私にとってはすごく辛かった出来事なので、それを踏まえてお読みください。
あの頃、私は不登校でフリースクールに通っていました。学校に居場所がなかった時期、たまたま見つけただけだったフリースクールに、身も心も救われていました。
フリースクールというだけあっていろんな問題児が集まっていたのですが、そのフリースクールの長を務めてたMさんやスタッフの方々はいろんな子に目を配れる人が集まっていて、最初は雰囲気に馴染めていなかった私も次第に他の人と話せるようになり、イベントでも役割を任されるなどして、ここが第二の家だと思えるような場所になってました。両親が共働きというか、不仲だったので、みんなの仲が良いということも楽しめていた要因でした。
同じくらいの時期、とあるオンラインゲームで同じグループに所属していたHさんという人と知り合いました。和気藹々としたとても良いグループでHさんも穏やかそうな人だったので私自身とても仲良くさせてもらいました。フリースクールとはまた別に、そのゲームのグループも私の心の支えになっていました。
しかしグループに入って1.2年くらい経った頃、副グループ長的な存在だったSさんが突然、ゲーム内の個人チャットでさまざまなグルメンに「あなたのグループでの発言は、グループの風紀を乱している」的な連絡を取り始めてから、少しずつ状況が変わり始めました。
タイトルの「『そういう』人」というのはSさんではないのですが、私自身もそのような連絡を受けてからグループでの発言がし辛くなりました。○○さんへの返信だけ遅いという、もちろん心当たりのない(そもそも私はグループの中心的メンバーではなく、話を振られることも多くありませんでした)ことで何時間も個人チャットに拘束されたのがトラウマになっていました。
そこで唯一それが相談できたのが、先程のHさんです。HさんもSさんから謂れのない(または些細な)ことで長時間責められ続けていたようで、私がグループから抜けたことに心配し、親身になって愚痴を聞いてくれました。
それから数ヶ月後、そのゲームそのもののインフレが激しくなったことや、グループの人たちとフィールドですれ違う時の気まずさから、私はそのゲームを引退することにしました。そこで、特別に中のよかったHさんとLINEを交換することになりました。当時私はインターネットの向こうにいる人とLINEを交換したことがなかったのですが、この人は安心できる(不審者ではない、みたいな意味です)と思ったので、友達感覚で交換してしまいました。
長くなりましたが、ここからが本題です。
ゲームを引退してから数年、私とHさんは毎日LINEを送り合う仲になっていました。当時Twitterを知らなかった私にアカウントの作り方を教えてくれたりしました。他にも、共通の趣味もありましたし、時間をかけて信頼関係を作りながら、年齢が一つしか違わないこと(私より年上でした)、電車一本で会いに行けるくらいの距離に住んでいることが分かって、会ったことはありませんでしたが、こんなに色々話せる友達はいない!と思っていました。まさに、親友と呼べる存在でした。
そんな仲になってくると、次第に自分の悩みや愚痴を相談することはあり得ると思います。事実私はHさんに、学校に行けていないのだということを打ち明けていました。Hさんはそれに否定的な意見は持たず、むしろ自分も不登校になりたいと言ってきました。
どういうことかと思って聞いてみると、Hさんは有名な進学校に通っているらしいのですが、学校での居場所がどこにもなく、勉強にもついていけない、1日でいいから休ませてほしいが、親が厳しくて休ませてもらえないとの悩みを抱えていました。私は自分が不登校だったということもありますが、学校に無理に行くことが美徳だとは思いません。なので、引きずってでもHさんを学校に行かせるHさんの親のことが、すごく嫌な存在に思えました。
LINEの口調だけで、しかもただの学生だった私でも精神的な消耗が見て取れるHさんに、なんとか休みをとって欲しいと思いました。しかし夏休みにも毎日補講があるような学校で、それは容易ではありませんでした。
1年くらいLINEのやりとりをしながらも、なかなか解決の糸口は掴めず、Hさんが「もう死にたい」「たすけて」と言い出したり、私も私自身の学校へのストレスも相まって、もはや私の手に負えないことをようやく悟りました。
そこで私が頼ったのは、頼ってしまったのは、当時私が通っていたフリースクールの長・Mさんでした。Mさんはフリースクール経営とは別に、個人的にカウンセラーの仕事もしていました。フリースクールに通わないまでも、Mさんの元へカウンセリングに訪れる遠方の子供たちがいることは知っていたので、Hさんのことも救えるのではないかと思いました。
今考えればこれは最悪の一手だったのですが、その時はこれが最善の一手だと信じて疑いませんでした。
最初に、私のスマホを通してHさんとMさんが通話をしました。MさんもすぐにHさんの消耗に気付き、二人の間で一度会って話そうということがすぐに決まりました。私はMさんのカウンセリングの腕を知っていましたから、これでHさんは救われると思っていました。フリースクールが開いていない時に二人がカウンセリングをしたらしいので詳しくは分かりませんが、HさんはHさんの親にも(渋々)了承を取り、二週間だけフリースクールに通うことになりました。
私はこの時点では、まぁそうなるよな、と思いました。Hさんの消耗はしっていましたし、死にたいと本気で言っているHさんをMさんが放っておくわけがないとも分かっていたからです。だからMさんにそういうことになりそうだけど大丈夫?と言われた時も、二週間くらいなら、と思って、わかりました、と答えました。
しかしHさんは、二週間を過ぎてもフリースクールに通い続けていました。Mさんに聞いたところ、1ヶ月に伸びたそうです。Hさんの状況が改善しないから当然と言えば当然なのですが、私にとって、あれ?と思うようなことが出てきました。
私はフリースクールでは、みんながカードゲームなどをしているところを離れたところで眺めている、ぐらいの立ち位置でした。みんなでテレビゲームをする時には私もプレイできるのですが、当時のブームはカードゲームでした。私は家族のゲームに対する理解があまりなく、スマホの無料ゲームならまだしも、お金を払ってカードゲームを買うということは許されていませんでした。
しかしHさんはすぐに同じゲームのスターターパックのようなものを買って、みんなの輪に入っていきました。私は、厳しい家庭で育ち学校を休めず、死にたいとまで言っていたLINE上でのHさんと、フリースクールに通うことに抵抗のある両親からカードゲームを買い与えられ、みんなの輪の中で笑うHさんの姿がどうしても重なりませんでした。
もちろん、フリースクールで元気を取り戻し、親も辛い時には学校を休むことへの抵抗がなくなったということなら、なんら問題はありません。むしろそう願って私はMさんを紹介し、Mさんがフリースクールを紹介したのですから、私が口出しできることではありません。だから、二週間が1ヶ月に伸びたって、その1ヶ月が終われば、きっとこのフリースクールから卒業して、元の「ゲーム友達」に戻れると思っていました。
しかしHさんは、1ヶ月を年末までに伸ばし、さらにそれを学年末、来年末まで、とどんどん期間を伸ばしていきました。私はHさんとのLINEの中で、今通っているフリースクールが私にとってとても大切な場所だということに何度も触れていました。それをHさんも真摯に聞いてくれていたように思っていました。しかし、何年もフリースクールに在籍することになってもなお、Hさんから私に何か言葉があることはありませんでした。
むしろHさんがフリースクールに通い始めてから、まるで私は用済みとばかりに、今まで築いてきたものが嘘のように、話すことがめっきり減ったのです。
Hさんを助けられたという達成感もありましたが、その反面、寂しさや悲しさもありました。
利用されたように感じました。Hさんにとって、私はただ都合よく居心地の良い場所を教えてくれるだけの人だったのでは?と思いました。私にとってフリースクールは大切な場所でした。そんな大切な場所を教えた私が全面的に悪いのでしょうか?と今でも思います。Hさんは真摯で丁寧な人だと思っていましたが、そうではなかったのだと後悔しました。
フリースクールでHさんが救われていなかったなら、早くどこかに出て行って欲しかった。居心地が良いなら良いで、せめて「ここを紹介してくれてありがとう」とかなんとか、言ってくれたら私だって身を切ってまでHさんを助けた甲斐があったと思えるのに。
それからもやはりHさんは私に何かを言うでもなく、フリースクールの中にどんどん馴染んでいって、最終的には私と仲が良かった年下の子も、フリースクールのイベントにはHさんのほうを先に誘ったりしていました。
私はフリースクールで楽しく過ごしたかったので、もちろんMさんに相談もしましたが、「(私)さんはこのフリースクールの中心メンバーだから自信持って〜」などと言われるばかりで、Mさんの興味が私ではなくHさんにシフトしたことを悟りました。「Hさんは痩せてるから」「Hさんは親が厳しいから」そんな言葉でHさんを庇うばかりで、具体的に私がどうすれば良いのか教えてくれることは終ぞありませんでした。
私は完全にHさんに負けたと思いました。社交能力がHさんのほうが高かったと言うだけの話ですが、だとしてもせめて、私とあなたが膨大な時間を使って話しをしたことを忘れないで欲しかった。だけど、Hさんは私とは感性の違う人間だったから、早々に切り捨てられて、私の願いは叶わぬまま、私はフリースクールから足が遠のきました。
あれから何年経ったのかよく分かりませんが、そんなことがありました。Mさんにもっと立ち向かえばよかったのか、そもそもHさんを助けなければ良かったのか、未だに、Hさんとどうすれば良かったのかが分かりません。多分、ふとした瞬間に思い出すのは分からないままだからです。
既にHさんともフリースクールとも袂を分かっているので、解決をしようにもできません。ですが、感性の違う人間に振り回された時、泣き寝入りするしかないということに苛立って仕方がありませんでした。
こうしてことの顛末を全て書いたものが誰かの目に触れることで、スッキリできるといいなあ。
おわり
人口20万程度の衰退気味の地方都市で生まれ育ち、地域で3番手くらいの進学校を経由して地方の国立大学(あまりレベルは高くない)を出て、地元の市役所に技師として採用され20年あまりが過ぎた。おかげで、ありがたいことに無難な人生を過ごしている。
昔の同級生で非正規労働者がいる。努力が報われなかったのであればやむを得ないこともあるだろう。だがこいつは名前を書けば入学できるような五流の私立高校を卒業したあとバイトで生活し、結果40過ぎても非正規労働者で、酒の席の話題と言えば「洋楽を聞いている俺すごいでしょwwww」という中学生みたいな自慢話くらいのもの。それだけならまだしも、その場にいた友人のアイドル趣味を「理解できねえ」とこき下ろしたり、自分よりも学歴の高い相手をバカ扱いしてマウントを取ろうと必死な姿がムカつくを通り越して痛々しくすらある。他人を見下さないと自尊心が維持できないのだろう。こういう奴「闇金ウシジマくん」で見たような気がする。
自分もこいつにターゲットにされたことがあるが、出席者の中には駅弁大学はもちろん、旧帝大卒もうちの地元からじゃなかなか合格者が出ないような有名私大卒もいるのである。国立とはいえ地方のケチな単科大学卒業者だけを目標にするあたり実に志が低い。おまけに「俺らの税金で食ってるんだから奢れ。還元しろ」ときた。最近の乞食は態度がでかいなあ。累進課税って知ってるか?どうせ知らないだろ。断言するけど、お前より俺のほうが多く税金払ってるよ。俺をバカにするくらい優秀なら、バカでも受かる大学を出てバカでも入れる役所に入りゃよかっただろうに、何故そうしなかった?お前はバカ以下か。
他の友人の証言によると、帰省したときにばったり出くわしてお決まりの挨拶を交わしたあと「で、いま年収いくら?」久々に会った同級生に対する言葉がそれかよ。
あのなあ、こっちは(というか俺達は)今のポジションを獲得するためにそれなりの対価を払ったんだよ。お前が漫画読んだりゲームやったり大好きな洋楽聞いたり女と乳繰り合ってる間に、こっちは自分なりに努力して今の位置にいるんだ。
人は学歴じゃないって言うけど、お前のことじゃないよ。お前と同じくらいの成績で同じ高校を卒業したあいつ、地元企業で部長だってさ。お前と同じ町内で育ったあいつも、中卒で就職してから頑張って、専業主婦の奥さんと子供2人養いながら家のローン払うのきついって苦笑いしてたぞ。みんな俺よりずっと偉いよ。で、お前は何やってたんだ?
もし努力が報われなかったのなら同情してやらんこともないが、技術も才能もない奴がそれを補う努力もせずに総取りできるほど人生は甘くない。「トレインスポッティング」みたいな一発逆転なんて現実にはないんだよ。
地域で一番の進学校(といっても、全国的には”自称進学校”レベルで旧帝大早慶合わせて10人くらい)。
旧帝大早慶レベルに行った人で、その後、エリート的な仕事に就いた人は、ほぼ全員高校時代陰キャ。
逆にスクールカースト上位だった人は、ほぼ全員エリート職には就かなかった。みんな地元に帰って公務員や教師、地元企業のサラリーマンをしている。
田舎の学校で、スクールカースト上位になるような人たちにはヤンキーぽさがある。
しかし、そのヤンキーぽさはエリート社会では受け入れられない。
一流大学は育ちの良い人あるいはアスペばっかりなので、ヤンキーぽい人は浮いてしまう。
就活でも一流企業を受けると、面接官に育ち悪いなと思われて落とされてしまう。
だから、地元に帰るしかない。地元だとそういうヤンキーぽさは肯定的に評価されるからだ。
高校時代陰キャで、大学デビューしたような元ガリ勉がエリート企業に入ったり、大学准教授になったりしている。
エリート社会になじめる素質のあるような人間は、田舎では迫害されるのだ。
高校時代、スポーツも勉強も出来て、クラスの中心にいる、そんな将来有望な人たちの将来は実は暗かった。
俺は真面目に生きてきたさ、
それでも大学で真面目に勉強して、安定と社会的地位がある企業の会社員になったよ!
大人の言うことは真面目に聞いてきた。
遊んでばっかりいないで勉強しなさい、今が大事な時期なんだから。
女の子と遊ぶときは”健全”に、修学旅行で忍び込んだりしちゃダメだぞ。
大学は真面目に勉強して単位をとろう。留年なんかしたら親が泣く。
将来のことを考えて就職しよう。
正社員という立場は大事、将来を考えて保険料を払って貯金をしよう。
俺は元来小心者だし、真面目にやることで大人たちにはウケていた。
ふと周りを見渡すと、ヤンチャしてたやつが早く結婚して子供を作って丸くなった。
高校大学でドロップアウトした奴らが自分の好きなことをして楽しそうに暮らしている。
なのに俺は何だ。好きな人もいないし好きなことも見失った。ただストレスを抱えて金を貯めるだけだ。
どこで道を誤ったのか。
俗に言うエリートコースとまではいわないが、今どき給与の高い企業の正社員になったんだから悪くはないはずだろう?
こんな大人になりたくなかった。いや、子供のころからずっとこんな思いをして生き続けたねぇ。
でも怖かったんだ。いつか飯が食えなくなって飢えるかもしれない。
地獄の将来を恐れてメンタルぶっ壊して、地獄の今を作っているなんて本当にバカだよな。
そういう”ちゃんとした大人”の”ちゃんとした幸福”がテメェらが言う理想だろ?
それで”まともな社会”を持続させたいんだろ?
バーカ!残念だったな。
テメェらが投資をしてきたマジメちゃんは社会に何も残さず犬死するのさ!
幸福も何もいらなぇ。もう怖くない。
うるせぇうるせぇ!テメェらの脅しはもう聞かないんだよ。
死ぬときはどこで死ぬか分からないし、自分のガキがまともと信じて疑わないなんて頭お花畑か!
いいか、俺は金だけたんまり貯めてそこそこ贅沢して死んでやる。
そうだ。この調子で貯金すれば40代半ばでドロップアウトできるぞ!
俺はyoutubeを見て昼間から酒を飲んでゴロゴロできるんだ。
羨ましいだろ?これが俺が真面目に勉強をしてサラリーマンとして稼いだ報いだ。
もう社会とか正しさとかの思い通りにはさせねぇ。
けど先に言っておく。
不思議でならない。
たとえば、存命最強の数学者の一人に確実に名前が挙がるだろうピエール・ドリーニュは、ベルギーとかいう公用語すら統一されとらんド後進国出身だが、18歳で既に大学数学をマスターし、26歳でフランスIHESの教授に就いた大天才だ。
こういう少なくとも日本よりは教育水準の低いだろう国で、数学みたいな学問を自主的に勉強したがって、しかも才能を開花させる人材が現れるのだから、日本にはもっといてもよさそうなものだ。
アメリカの大学に飛び級で入学するような奴は勿論、物心ついた頃には自分の専門分野が大好きになってて、自主的に大学レベルのことまで勉強している。
一方、日本に目を向けると、そういう人はほとんどいない。たとえば、東大の河東泰之先生によれば、麻布みたいな超有名進学校でも、中学生で大学専門レベルの数学書を読んでると変人扱いされるらしい。
この違いはどこから来るのか?
東京の片田舎に生まれて、将来の夢はお花屋さんとか公務員とか、特段の野心もなく育った
たまたま中学受験をして中堅の進学校に合格し、まあマーチくらいに入れれば超上出来だなと入学当初は思っていた
高校に入りたまたま模試の成績がよく、塾の授業料が全額無料や半額になったりした
そこで何かの歯車が狂ったのだと思う
自分の実力を過大評価した 国公立に受かって当たり前、落ちて最低早慶の価値観に巻き込まれた
国公立には受からなかった 第二志望の大学に進学したがあまりに第一志望の亡霊に囚われすぎて勉強もせず、留年した
国家資格の資格勉強を始めて、自分の地頭が大したことないと自覚した 偏差値は塾への課金で底上げされていただけだった
仕事が自己実現だという幻想に囚われて仕事を頑張ろうと思った 働いている間は楽しかった
やがて資本家層と結婚して自分の時間を労働に搾取されていることが虚しく感じられた
ただ周りの価値観に流されて、自分を追い込んでいた そして自分にも周りにもそれを求めた
一流大学じゃなきゃ、一流企業じゃなきゃ、子供の英語教育、自己実現、自己実現
満たされない心はどんどん冷えていく
実力不相応の世界を進んできた私からすれば、田舎でマイルドヤンキーで、早々と結婚して子供を育てて、強く高い目標に固執しない生き方の方が
(A)非常に優秀な能力の学生が、地方で高レベルの教育機会(東大京大以上)に恵まれないのは社会的損失だ
(B)平凡な能力の学生が東京で教育環境の助け(中高一貫進学校やAO入試等)によって、苦労せず高学歴(早慶マーチ程度)を獲得し、華やかな学生生活を楽しんだのち、ホワイト高収入の会社に入社できるのはズルい
おれはある地方政令指定都市で生まれた。コンビニも電車も走ってるし本屋も図書館も徒歩圏にある恵まれた土地だ。おれの両親は両方とも同じ国立大出身だし父親の方は首席だった。それにも関わらずおれはとんでもない阿呆として生まれた。
おれがどれくらい阿呆であるかというと、知性以前に人として当たり前のことができない。例えばコミュニケーションだ。コミュニケーションというものは大まかな枠組みとして通信の確立、通信本文、通信終了の三つに分けることができ、それぞれで発信者が発信した後に受信者が返信を行なうことでその部分が終わることになる。このプロトコルは不足ないように簡潔にまとめたものであるため、三つすべてを含まないコミュニケーションというものもある。(例:広告。広告は"広告を打つ"という段階で通信が確立していることは前提と扱われるし通信終了は広告枠の制限で示されるのでそこについても返信は必要ない。)こうしたことは人間として生まれたならだれでもできることだ。人の話は人の目を見て聞く(通信の確立)、話を聞いているなら相槌を打つ(通信本文を受信していることの確認)。けれどもおれはそれができないままずっと育ってきたしこれからもできないであろう。
あるいは他に、おれはマルチタスクができない。よく「女性はマルチタスクができるが男性はシングルタスク向きだ」などという与太を吐くやつがいるがあれは嘘っぱちだ。水を飲むときのことを考えてほしい。口に含んだ水を飲むためにはまず鼻への侵入を防ぐために口蓋帆を上げて鼻への通り道をふさぐ必要があり、それと同時に喉頭蓋を裏返らせて気道を塞ぎかつ呼吸自体も水が通り抜けるまで止めなければならない。都合3種類ものタスクをこなさなければ水を飲むという行動はできず、おれはしょっちゅう一つ抜かしてえらい目に合っている。しかしよほどのバカか力の衰えた老人でもない限り水を飲むということはむずかしいことではないだろう。
そんなわけでおれはどうしようもない愚か者でありおそらく軽度の知的障害を患っているのだが、しかし両親はそんなことを疑わなかった。これはおれが一人っ子であったが故の不幸である。そしておれは適切なケアを受けることなく地元の公立小学校に通い、当然のように勉強についていけず落ちこぼれていた。テストで満点を取ったことなど小学校でさえ一度もなかった。どうやらクラスメートにもいじめられていたらしく、このままでは地元の公立中学校に通わせると深刻なダメージを負うと判断した両親は何を勘違いしたかおれを地元の学習塾に入塾させた。もっとも小学校の授業にさえついていけなかったおれであるから当然箸にも棒にもかからなかったのだが、入学試験ができなかったにもかかわらず県下二番目の中高一貫校に入学することとなった。確認はしてないがおそらく裏口入学という奴だろう。
中学校に入ったおれはますます授業についていけなくなり、ノートをとる習慣さえ失った。受けるテストはすべて赤点スレスレであったが中学校は義務教育であるからたとえどんな阿呆でもエスカレーター式に高校に進学した。今までの人生が万事こんな調子であるからそのころのおれはたいそう人生をナメており、高校一発目の進路指導で「両親の母校の医学部へ行きたい」などと大言壮語し担任に切々と諭されたのであった。当然である。2ケタのかけ算さえ間違え英単語の綴りさえ危ういような奴が高校(しかも進学校)へ進学しているのが間違いであろう。もっともおれ自身は阿呆であるから本一冊まともに通読できないままのほほんと高校へ通い、教師陣のお情けによって卒業した。両親の母校の医学部は最高でもC判定のまま受験をし、お話にならない点数で不合格と相成った。(センター試験は9割を下回っていた。)
どうにもならなかったので予備校へ入学した。予備校は商機を見つけるのがうまいので「医系への進学を目指すボンクラどもを自習室に縛り付け無理やりにでも勉強させるコース」というおれにうってつけのコースが存在し、わけがわからぬまま通学を続けた。2ケタのかけ算もままならぬままなぜか成績は上がっていたが、今から思えばあんなものはあてになるまい。というのも予備校としては「ボンクラが惜しいところまで伸びてもう1年通う」というシナリオが一番稼げるであろうから、ボンクラであるおれの成績が粉飾されていることは間違いなかろう。予備校の誤算としてはおれの志望校は両親の出身大学であることだった。ボンクラがボンクラなまま入試の日を迎え、愚にもつかぬ答案を根拠なき自信に満ち溢れたまま提出し、なぜか合格してしまった。すくなくとも自己採点では0点だった。(センター試験は結局歴史も数学も理科も満点を取れずじまいであった。)おそらく裏口入学というものだろう。
猫のほうがなんぼか賢かろうという馬鹿が大学に入ったが当然授業にはついて行けなかった。勉強する習慣さえないのだから当たり前である。教養課程は何らかの圧力ですり抜けたが専門科目は全くどうにもならず、2年生と3年生を2回繰り返している。そもそもこの学部に来たのだって父方の親戚がみな医師か医学者で母方の親戚はごたごたして面識がないのだから医師しか職業を知らぬせいであった。モチベーションなどあるはずもなく、解剖は2度やってかろうじて覚えたがそれ以外はどうにもならず教授に土下座してお情けで可をもらった始末である。現在は大学のカリキュラムの都合で研究室に遊びに行って研究ごっこをして遊んでいるが、自分が何をしているか微塵も把握していない。ただ聞こえてくる単語が授業で聞いた覚えのあるものだからわかったようにうなずいているのだが、先方もおれの阿呆具合など百も承知だから深くは追及されない。おれの阿呆を何とかしようと息巻いているのは父親だけで、母など最初からあきらめて「せめて清潔感を身に着けてヒモにでもなっていなさい」と言う次第だ。大学も3年生まで進級したもののここから先どうにかできるとは思えない、ましてどこかの病院で勤務するなど不可能としか言いようがない。かといって阿呆が研究者になれるほど世の中甘くない。おれの前に道はない。おれは何一つできないままここまで来てしまった。どうすればいいんだろう。
東大生も地方の公立出身の人がそれなりにいっぱいいてだな、似たような気持ちを抱えながら必死に頑張っておるよ。むしろ都内超有名進学校出身のボケーっとしたボンボンどもよりハングリー精神が大きくて彼らより成功することも多いくらい。でも都内超有名進学校出身かつやる気に溢れた奴らとの文化資本の違いに喉が締め付けられる気持ちになることはある。つまり東大に入ったからと増田が持っているような気持ちがなくなるというわけではない。
親がまともであることは,ほかの何よりも幸運なことだと自覚されたほうがよい。
おそらく,自分が親に恵まれていることはわかってはいるだろうが,それでも総合的に判断して自分は恵まれていないと感じているとすれば,それは高望みというものだ。
自分は南のグリーンランド県の出身だが,バスなどを乗り継がない範囲に1つでも高校がある時点で,おそらく増田の方がやや都会の生まれといっていいだろう。
自分も,勉強ができる子は馬鹿にされがちな地域で生まれ,公立高校に進み,予備校などには通わず大学受験をどうにかした。
ただ,自分が恵まれていた点として,うちの両親は大卒で,おそらく元増田の親よりもさらに少し学問に理解があった。
おそらく,努力も元増田以上にしてきたとは思うが,それはあまり本題には関係がないだろう。努力ができるかどうかも,環境に負うところがかなり大きい。
元増田は東京の人間と自分を比較するときに,なぜか当たり前のように東大や慶応などの(学歴的に)上澄みの人間と比較しているが,もちろん彼らは東京では当たり前の境遇というわけではない。
自分が田舎で比較的ましな親にあたったから,仮に東京に生まれても東京の中でましな方の親にあたるのでは,というのは,都合の良すぎる仮定というものだ。
単に都合の良い妄想がしたいのであれば,東京でかつ教育に理解のある親の元に生まれたい,などと中途半端なことは言わず,ビルゲイツの子に生まれたいとでも考えたほうがすっきりするだろう。
東大で多数派を占めているのは関東の進学校の子で,そこに地域差があるのは確かだが,田舎の出身の人間は少数派とはいえまれとは言えないほどには多い。
それ以上に大きな環境の偏りというのは,やはり親だ。自分が多少なり相手の背景を知れる程度に会話をした東大生で,親が学問か学歴に価値を見出していないという者は,一人しかいなかった。
結局のところ,都会に生まれたところで,親がまともでなければ人生は相当厳しくなる。
地域格差は確かに存在する。自分もその点では大いに苦労してきたし,都会の人間をうらやむ気持ちは大いにある。
ただ,都会の人間もそのほとんどは総合的には自分より恵まれていない環境にあるのだとも思っている。うちの親ほどまともな親はあまりいないので。
元増田も,その点はもっと重く考えたほうが良い。あくまで文の印象のみから判断だが,あなたの親は客観的に見て相当に「当たり」で,ほかの不遇を補って余りあるものだ。
最後に,元増田は「都会は田舎を見捨てている」と考えているようだが,それは端的に言って完全な誤りだ。
東京は,おぞましいほどに出生率が低い。東京のみでは人口の再生産はまったく成立していない。
元増田のように優秀な人材を田舎から引きずり出すことを前提として存在しているのが,東京という都市だ。
都会は田舎を見捨ててはいない。まだまだ田舎から搾取する気満々だ。
あんな田舎搾取されちまえという気持ちと望郷の念が,自分には半々ある。