はてなキーワード: 唐突とは
http://anond.hatelabo.jp/20130306041028
というエントリを随分前に書いた。
つらい時に書き捨てたもので、トラバやらコメントやら、いい言葉ばかりではなかったがそれでも温かい言葉を貰って改めてありがたいと感じた。
その時の増田達への軽いお礼方々、後日談とその後の雑感を書く。
やくざみたいな難癖をつけて暴力を振るってきた上長は、後述する理由で改めて、腫れ物を触るような対応をしてくるようになった。
パワハラをしてくる先輩には、他人も聞いている中で面と向かって「あまりしつこいと訴える」と言ったところ、腫れ物を触るような対応をしてくるようになった。
軽んじた態度を取る後輩達は、暴力を振るってきた上司の目の前でその増長した態度をきっちりと叱った。部下の僭越を嗜めるのが仕事の上長は、一切口を挟まなかった。(その後輪をかけて、腫れ物を触るような対応をしてくるようになった)
中でも一番調子に乗っていた下っ端は、まるでしぼむように勢いをなくし、唐突に別の同業他社行きの道を選んだ。
暴力を振るわれた直後に真っ先に病院へ行き高い金を払って取ってきた診断書を、「雇用主に出さないでくれ」と懇願してきた上長は、暴言を吐くのをやめて腫れ物を触るような対応をしてくるようになった。
職場は音をなくし、静かになった。
要するに、「誰かを犠牲にする事で成立する平和」を破壊した、という事なのだろう。
もう、後輩のおしゃべりには付き合わないし、先輩にもコミュニケーションを計らないし、上長とも業務連絡しかしない。
自分の方が圧倒的に優位だと思い見下していた相手に盤面をひっくり返され、プライドが高くまた職場でしかわがままの言えない彼らは、虎視眈々と反撃の機を窺っていると思う。
書かなかったことだが、ここに登場する以外の先輩にも三年間至近距離で毎日毎日皮肉を言われ続け、最終的に、このままこの態度を続けるならパワハラで告訴すると言って黙らせた事がある。
先輩はその後ほとんど皮肉や嫌味を口にしなくなったが、その仕返しのつもりか、後輩がなめた態度を取ってくる(取らせる)ようになった。
なのに、職場のほぼ全員に対して結局は、子供相手のような警告をきっちりしない限りは、普通の職場生活と当たり前の平穏すら手に入らなかった。
その事実が、何よりもむなしい。
もちろん、これで一件落着ではない。執念深いのがこの業種と田舎者の特徴だ。これまでに二、三あったように今後も相手からの反撃はあるだろう。
今の状況的には、同業他社へと移る後輩を共通の攻撃対象と設定し、職場全体で盛り上がり、残る者の連帯を強める事も可能だろう。
だが、それをする事はない。愚かなことだからだ。
やられそうになった事を相手にそのままお返しするのはきっと自業自得というもので、ペナルティもないのだろうが。
やらないし、やりたくない。これ以上少しでも関わりたくない。
そもそもこんな下らない諍いに巻き込まれる為に仕事をしている訳じゃない。
しかし世の中、桃源郷などどこにもないし、青い鳥もどこにもいない。
仕事に対する熱意は就職当初からないし、職場の人間にもそこまで期待はしていなかったが、これだけ酷い目に遭ってもやはり辞めようとは思わない。
仕事に嫌気が差し職場を退いて実家に引きこもり、親にいたわられつつ職場に対する恨みを何年も抱えながら心療内科に通い続ける生活とか。
何か代替物を求めて新しい職業へと転職し、今まで味わった不幸せの対価を得ようとするかのように目を血走らせて幸せを求める生活とか。
そういう未来と、今の現実の生活とを交換する気にはやはりなれない。どうしてもなれない。
今貸したお金ならば、今ここで、貸した相手本人に、少しずつでもいいから返して貰うのがやはり筋だろうと思うからだ。
やられ損にはしたくない。
そう思い、職場を避けるのをやめ、むしろ積極的に職場をあれこれと個人的に利用するようにしている。私物もだいぶ増えた。
職業に期待しない。職務に期待しない。職場に期待しない。求めるものは求めるだけ、何を利用してでも自分で得る。
社会に出てから心に決めた基本姿勢ではあったが、曖昧だった部分が消え、一層鮮明になった気がする。
暴力を振るわれた直後、職場の近くの総合病院(その日は専門医が休み)へ行って診察を受けようとした際、ケガの原因を聞かれて職場で振るわれた暴力ですと答えたら、専門医ではない医師は自分では診断書が出せない(だから勝手に治療もできない)と言われ、やむなく専門医の住所だけ聞いて、隣接する市まで40kmほど車を走らせた時の、シートベルトと胸の傷のこすれる痛み。
理想論というよりはむしろ、デリケートな問題過ぎて誰も手出しができないと言った方が適切だろう。
なぜなら、営利を目的とする、民間の資本企業の業務に手を出すのはそれだけで様々な問題を引き起こすからだ。
例えばその、月に三件だけの摘発において、とあるブラック企業を摘発したとしよう。
で、その査察調査やらで業務が停滞したり、査察が入ったという事実で企業の名前に傷がつき信用が落ちたりする。
それだけで済めばブラック企業も懲りて人材を粗雑に扱う真似もやめるようになるんだろうが、
それだけで済まない場合が往々にしてある。ブラック企業であるがゆえに。
「業務が停滞した事によってギリギリで回していた仕事が詰まり資金が回転できなくなった」とか、
「信用が落ちたせいで取引先との取引を停止され業務が継続できなくなった」とか、
労基の調査指導が入っただけで結果的に会社がなくなりました、みたいな結果に結びついてしまった場合は、
単純に、うむ、悪は滅びた。という結末で綺麗に終わらせることができるわけじゃないんだよ。
ブラック企業で嫌々働かされてた連中も、唐突に職を奪われて路頭に迷ったら、今度は労基に対して怒る。余計な事しやがってと。
みんながみんな上手に転職できるわけじゃない。奴隷のような生活を強いられていたけど最低限の生活は保障されていた、生活の保障を奪われてまで自由と尊厳なんか欲しくない、と声を上げるしかない人も必ず出る。
で。俺達を路頭に迷わせておいて公務員はボーナス獲得か、労基は労働者を守るための組織なのにやってる事は労働者の迫害じゃないか!とか言われてしまうだろう。
労働者を守る為に法律を改訂し、ブラック企業の摘発にボーナスが付くようにして公務員のやる気を出させたのに、結局は意図せず労働者を迫害する結果に結びついてしまい、あべこべに労働者を傷つけていると非難されてしまう。
これほどの皮肉はないだろう。
もちろん、「そもそも労基の指導が入って悪い噂が流れたくらいであっさり潰れる会社の体制が問題だ!」とか「人を雇う上でのルールすら守らないそんな会社潰れて当然だ!」という指摘はどうしようもなく正しい。
だが、正しさが人を救うわけではないし、正しさで飯は食えない。
ブラック企業は悪だし、政府の手によって滅びるべきだが、それはお役所仕事として淡々と行われるべきだろう。
というか、「正しい事をするとこういういい事があるよ!」とエサを設置して人を誘導する方法は、やっぱり間違っているんだと思う。
正しい事は純粋にその正しさによってのみ行われるべきであって。そこに報酬のような余禄がつくと途端に不純なものとなり、道を誤るのだろう。
週末にまとめて1時間で下ごしらえをして、平日は10分でいっちょまえの食事ができる!という触れ込みの「ウィークックナビ」が話題になっているが、これを一週間試しにやってみたので感想を書いてみる。
誰かの参考になれば幸い。
これが一番気になるところだと思うが、駅徒歩何分と同じで、まず時間通りには終わらない。平日の調理と週末の準備の両方やってみたが、おおむね2.5〜3倍の時間がかかった。調理はだいたい30分、準備は2時間半〜3時間だ。あれを時間通りに終わらせられるのは、準備にかかる時間を除外した上で、やるべきことを把握した人間が最高のパフォーマンスを発揮した場合だ。
実際さっき準備を終えたところなんだが、23時から始めて2時前に終わった。自分は夜更かししてよく2時3時まで起きてる人間だからいいが、普段は12時に寝る規則正しい諸君、作業1時間の見込みで始めると終わらないぞ。3時間みたほうがいい。晩ご飯おわってからすぐに始めよう。
揚げ物があってハードルが高い、という指摘はブクマでもされていた。その通りだと思う。その通りやってたら準備・後片付けだけで10分かかる。(本当はツインバードのフライヤーがあるのだが、やはり油の扱いが面倒であまり使ってない)
なので、うちでは油やや大目で揚げ焼きみたいなやり方でごまかした。それで十分おいしかった。「忙しい人向け」を標榜しているくらいなので、この点はこれから改善されるといいな。
(1)食卓が豪華になること。
今まで会社あがってダッシュで子供迎えに行って家帰ってメシ作って7:00〜7:30に一汁一菜の夕餉、だったのが同じ時間で一汁三菜+作り置きになった。これは嬉しい。調理にだいたい〜30分かかるのだが、うちの炊飯器で早炊きモードでごはんを炊くのに26分かかるので、時間がかかるといってもちょうどいいのだ。
(2)レシピを考えずに済むこと。
家にある食材(と賞味期限)からレシピを計算する必要がなくなった。月曜から金曜まで決まったものを決まった通りやるだけ。頭を使わないので実に楽。あと、レシピが決まって材料があると、夫婦のどっちでも同じように調理ができるのもよい。どっちかが遅くなった日でも、残りの一方が準備されたものを仕上げられる。フェイルオーバーだ。すばらしい。
これはまだ試していないが、うちは生協を頼んでいて木曜にその注文をしている。そしてウィークックナビのレシピは木曜更新だ。材料を生協で頼んでしまえば買い込む際に重たい荷物を家まで運ぶ必要がなくなる。すばらしい。ただし生協は頼んだものがその次の周に来るシステムになっている。なので、掲載されているレシピとは1週間ずれてしまうことにはなる。
先週の火曜は、菜花と豆腐の和え物と豆腐油揚のみそ汁、その翌日は麻婆豆腐だった。この豆腐ラッシュはアホじゃなかろうかと嫁が言っていた。自分もそう思う。
4人分のカレーを冷凍できる容器もスペースもうちの冷蔵庫にはない。
自分のように説明をよく読まずにやるタイプの人間は、たぶんレシピに唐突に現れる「stillたれ」に困惑すると思う。これは「醤油+みりん+酒+砂糖」のことだ。レシピを考案した人のハンドルがstillで、その人オリジナルのたれなのでstillたれなのだそうだ。作ることもできるが普通に元のを入れてもいいと思う。うちはstillたれ大2=(醤油・みりん・酒)各大1+砂糖少々に変換している。
一人暮らし向けのレシピがほしいというブクマがちらほら見られたが、簡単だ。レシピが4人前なので分量を1/2にして作れば良い。晩めしで1食、次の日の朝食orお弁当で1食でちょうどいいぞ。新生活にピッタリだ。
ネタバレありありだよー。とにかくシナリオが悪いしなんつーか着地点が気持ち悪いんだよね。
もちろん脚本上の要請から来るところもあると思うんだけど、それにしたってその脚本があんまりだと思うわけ。
純粋な憎しみに燃え上がって人を凍らせて殺した→封印とかならまだ分かる話なんだが、エルサのミスは本人の言うとおり完全なる事故、射撃の命中率的な意味でコントロールに問題があるのであって解決策は明らかに日常的にぶっ放す練習をさせて精度を上げていくのが正解だったのに封じ込め一択とかマジキチ。
どこでどうなったらそんな判断になるんだ政治家向いてないぞ。
実際エルサは完全に萎縮してるし、そのビビリが却って力を増幅させているのは明らかだ。
1年2年ならともかく18になるまでその調子で育てたとか子どもの様子も見てなかったのか。お前ら本当に親か。今流行りの毒親か。
住めよ。せっかく建てたんだから。住み続けろよ。
王国が氷漬け?知った事か。「知った事か」と歌い上げて建てた城じゃねえか。なめてんのか?
本家雪の女王見習えよコノヤロウ。たまにお出かけするけど普通にあそこに住んでるぞ。城主以外は召使いすらいないんだぞ。手違いでついてきちゃったショタを軟禁してるだけだぞ。
唐突すぎるし意味がわからん。呪いだったらまだ「愛はすべてに勝つ!」的な感じで理屈がつかないでもなかったが「生まれつき」なんだろ?
何?自分の能力を愛してなかったから暴走してたとかそういうアダルトチルドレンこじらせた感じだったの?でもそんな描写なかったんじゃね?
これが一番きもちわるい。
これ何の物語だかわかってんのか?
社会とかコミュニティには受け入れられない力を持った人間が、そこから叩き出されて孤独を受け入れると同時に、自由と自分自身のアイデンティティを全力発揮する楽しみを謳歌する物語だろうが。
少なくとも目玉シーンまではそういう話だっただろ。
何が「みんなで歌おう」だアホか。その「みんな」がそいつを蹴り出したから生まれた歌を「みんな」で歌ってどうする。ヘドが出るわ。
「最終的には(コミュニティのために)異分子受け入れエンド」だというこの映画そのものと似た構造のキモさがあるぞ死ね。
ジェンダーとかフェミニズム界隈では評価されてるって話だけど、ぶっちゃけはっきり快挙と言えるのは白雪姫とかのトラディショナルな一目惚れプリンセスは完全否定してみせたという点くらいで、本質的なとこがジェンダー以前の問題なんじゃないのこれ。
あ、逆? 本質的にジェンダー以前の問題であるところを最終的に「能力を抑えることを覚えてみんなのために暮らしましためでたしめでたし」ってオチに持ってかれる、その所以がジェンダーだって話?
だったらわかるんだけど。男主人公だったらどう考えても魔王として覚醒して城に住み続けてみんな凍え死ねーっていう話になりそう。っていうかそういう作品あるっぽくね。ライブアライブとかあのへん。
馬鹿にして笑われた、しかも、他の物事を盾にして、脈絡なく唐突に。
嘲弄されたとしか思えない。間違いなくそういうことなんだろうと思う。
普段は感じもいいし付き合いも短くない。今後もつき合うことはあるんだろう。
許してもいいんじゃないかと思ってしまうこともあるかもしれない。
でもダメだ、あいつのこれは人間性が最悪だということの露呈だ。
ただ馬鹿にされただけじゃなくて人格が最低だということを露呈させたわけだからな。
クソが!
「2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い」をよみました。
内容に関しては目新しいことというか目からウロコ的な何かが起こるわけでもないというか、
Hagex氏が常日頃日記で書かれてらっしゃることのまとめみたいなものでした。
「Hagex-day info」を毎日チェックしてるぜ~みたいな人は逆に拍子抜けするかもしれないなという感じでしたが
(決して面白くないというわけではないですけども)、そのなかで釣り師の歴史的な話の流れで思い出したことがひとつだけありました。
アングラ系掲示板からあめぞう→2ch初期の頃の釣り師についてなんですけど、
書籍のほうでは全然触れられてませんでしたが自分がまず頭に思い浮かべたのは「電撃少女」さんだったりします。
かのfusianasanの原因になった人というとご存知の方もいるかもしれません。
この人の書き込みはいわゆる「Hagex」メソッドでいうところの「フック」がモリモリ仕込まれており、
電撃さんの立てたスレを目にしてしまったが最後、レスせずにはいられないという。
当時のイメージとしては『頭はいいかもしれないけど融通が利かなくて刺々しいアンチフェミニズムの女性』みたいな感じだったかと思います。
そんでもってキャップパスが漏れてしまったと同時に騙りが大発生し、
その結果リモートホストトラップが仕込まれる程度には大人気だった強烈なキャラクターでした。
ご本人がそういう思想の持ち主かというとそういうわけでもないようで、電撃少女の名前を使わなくなった後も
色々ハンドルネームと設定を変えて書き込みを続けられていました。
(とはいえこれは自分自身の主観によるものなので実際の人となりがどうであったのかは全くの不明です。
美人だというのは実際に会った方から聞いたことがありますがそれすらも真実なのかどうか断言はできない…
あの当時はよく事実とは反するけどそういうことにしておこうみたいなネタも多々あったし、
ともかく電撃少女が演出された人格だったとしたら、fusianasanというキャップパス自体、ひろゆき氏すら釣られた結果ともいえます。
電撃さんは2chロビーからあめざーねっとIIIのカロビーに移って、
その後おろちょん名義でブログ『おろちょんのお笑いマンガ道場』を始めたところまでは追っかけていたのですが、
その後はてなダイアリーでの『なんでかフラメンコ』やtwitterを経て唐突に全部消滅してしまったんですよね。
と、見せかけて今もまた名前を変えて何か活動しているのかもしれないですね。
いつかまた遭遇したい。
先日飲み会で知り合った男の人と二人っきりで飲みに行ったんですよ。
まあなんとなく悪い人でもないのかなーと思って、ちょうど友達にドタキャンされて空いてた日に決定。
それで当日、相談もなしでお店を予約されてたんですが、まぁそこでお食事をしたんですよ。
なんか趣味の話ばかりされてて聞き役にまわってたんですが、その後に「じゃあホテル行こうか」って、突然誘われたんですよ。
「へっ?」と思ってちょっと驚いて、唐突だったので「まだ1度めの食事なので・・・」って断ったんですよ。
まさかいい歳した大人の男性がこんなに下手な誘い方をするとは想像していませんでした。
ホテル行くにしても、それまでの過程というか、ムードもセットで楽しまないとダメだと思うんですよね。
断った後、ちょっと泣きそうな顔をしながら「平気だよ」と紳士ぶった発言をしていたのが印象的でした。
それを聞いて、紳士でもないのに何紳士ぶってるんだろう、って思いました。
次はもう会わないと思います。
「手がきれいだ」とか「賢そうだ」とかいう。
自分だけきれいな恰好をして申し訳ないような、浮いているような、居心地の悪さが常にあった。
とはいえ期待されていたかというと全く逆で、学究肌の父親は、「お前は医者になるな」が口癖であった。
自分も弁護士になるつもりでいたから、そういう点では父親とは全くぶつかることもなく、仲良く過ごしていた。
「東大理Ⅲしか許さない」とか言っていたとぼけた祖父も中学の時に亡くなったので、特になんのプレッシャーもなく育った。
受験前なのに勉強道具を持っていかなかったのは、どうせ病気をしているのに勉強したって効率が悪いからに決まっているからで。
自分の高校名も父親の名前もバレバレであり、「さすが頭がいい人は勉強道具を持ってこないのね」などとナースがいう。
嫌味には全く聞こえなかった。
「あなたもお医者さんになるんでしょ」と皆が言った。いつの間にか病棟の患者さん全員が知っていた。
そういうつもりはないのです、とは言わずに、「なれると良いですね」と答えていた。
手術後は貧血があるだけで元気であった。
今思い出せば、それは末期がんの患者さんが多くいる病棟であった。
当時、流動食(で、かつ高カロリー)というのは病院のメニューにはなかったようで、ラコールやらエンシュアやらいう薬もなく、
自分でミルクセーキのようなものを作ってチューブで流し込む、というような生活をする人がいた。
その人は喉頭が失われていたので意思の疎通は筆談なのだけれど、わざわざ病院の近所のスーパーに買いに行っていたから自分がお使いをしたり。
俺は高校生で全くの素人なわけで、そんな自分に健康相談をするのは全く間違っている。
全く間違っているわけだが拒絶するのもおかしな話だし、第一自分の家は病院で、物心ついた時には患者さんたちや従業員さんに囲まれて育ったわけだから、
死ぬとか、苦しいとか、そういう事について多少は自分なりの考えを持っていたんだろうとは思う。
(「死ぬのは苦しくはないんですよ」というような。それはうちの病院が30年前にすでに緩和ケアみたいなのをやっていたから本当の話)
とはいえ、自分が何か話す、というよりは人々の話を聞いたり、会話の媒介者になる、ということをただただ繰り返していたわけだ。
そんな中に顔色の悪い「その人」はいた。
30歳ぐらいの「その人」はいつも口数が少なくて、元気がなかった。
でもだんだん日にちが経つうちに、打ち解けて来たかもしれない、という印象を持った。
今はその人がどんな病気だったかがわかる。乳がんで、たぶんあんまり予後が良くない状態なんだ。
俺が退院するという日になって、「ちょっと話がある」と地下に呼び出された。
なんだろうと思ってついていくと、めっちゃいかつい男性がいた。こわい。
どう見てもその筋の人である。
どうしよう、怒らせてしまったのだろうか。
別に文句を言われるでもなく、
「夫です」などと自己紹介をされた。自分はといえば、どこからか刺青が見えるんじゃないかとかそんな事を考えながらさりげなく相手を観察しつつ
「はいはい」と話を合わせていたのだけれど、そのうち「その人」の顔つきがちょっとかわって、
「はい?」
「○○くんは絶対医者になってほしい」
「と、妻が申しております」
頭を下げてお願いされたのは、その後の人生でもあまり記憶にないのだけれど、
と言ったが嘘である。
知らない人に頭を下げて頼まれたから、という理由ではあまりにもいい加減すぎるだろう。
<あとがき>
この話は本当の話。
なんで医者に向いてるんだか全然わかんないまま「その人」に指示されるままに突っ走ってる。
転載はご自由に。
たくさん素敵な人と出会ったよ。
あの人も本当素敵だったんだよ。
http://gakufu.gakki.me/m/data/DT11043.html
どこの家庭も子供は二人か三人
当時の世の中に不満を持って歌っていたんだと思うが、今より良い状況だったんではないかと思える。
昔のアクションゲームのスタート時に唐突に表現される言葉だ。「タフすぎて損はない」
どんな人間でも、状況によっては病んでしまうだろうし、もともと心が強くない人だっている。
でも、それでも「タフすぎて損はない」のだ。
大学では授業のほかにどうしたら人は病まないだろうか、とかカルトに引っかかる真理はどんなのだろうか、とか一生懸命人と会う中で考究したり本を読んだりした。
精神的に強くありたいが、どこまでつよくなったか客観的に測れるものではないし、さっきも言った通り状況によっては人は簡単に追い詰められてしまう。
こんな「なさけ むよう」な世の中だが、とにかく「タフすぎて損はない」のだ。
なんて心強い言葉だろう。
そのゲームはしょうもない昔のゲームで歴史の流れの中で忘れ去られていくのだろうが、このよくわからない翻訳調の言葉だけは、いくら現実が「残虐行為」であふれていようと決して忘れてしまってはいけないものだと思う。
特に菅は「増税やっても予算の使い方次第で景気はよくなる」と言って経済学者たちに総攻撃されたけど、
最後まで自説を曲げなかったじゃん。
唐突なんだけど、この前、とある女性と飲んでいたときに、「俺ってイケダハヤトのこと、意外と評価しているんだよね」といったら、すごいびっくりされたのね。「シマダさんって、絶対イケダハヤトのこと嫌いだと思っていた!」と。
そういえば、数週間前にも男の後輩にも「シマダ先輩がイケダハヤトのことがアリだって結構びびりました」ともいわれたなあ。
なぜ意外だと思われるのか、と考えてみたんだが、もしかして、イケダハヤト観なるものに差があるのではないかと思った。
そもそも、イケダハヤトのことを、論理的、言語的に見ると、混乱をまねくと思うんだよ。
イケダハヤトは、内容や文章の書き方が、一見、論理を使おうとしているように見えるのは事実だ。だから「論理的におかしい」「イケダハヤトの意見は違う」「言っていることが前と逆だ」という話になってしまう。
でもイケダハヤトがやっているのは論理ではない。言語ではない、文章ですらないかもしれない。そういう表現手法をとっていないんだ。
イケダハヤト、そしてイケダハヤト的なものは、もっと精神的なものなんだと思う。若者の空気といってもいい。私たちの世代だとホイチョイがやってたようなことをイケダハヤトがやっているのではないかと思う。
つまり、若者の空気をただ放出しているだけ。ホイチョイと違うのは、研究して、それをデフォルメして、うまい具合に時代の空気を表現しているわけではなく、イケダハヤトが今の若者そのものだからである。そして、今の若者の一部の部分を切り取って、それをアウトプットしているんだ。
若者と話すときにさ、論理で話の腰を折るおっさんいるじゃん。わからなくもないんだけど、若者がしているのって別に議論じゃなくて、単に感じたことを素直に出してたりするだけだったりするのよ。「本田かっけー」とか「マジだりー」とかと同じなんだ。本田がかっこいいという点に対して論理で反論しないでしょ。それと同じ。
つまりイケダハヤトに対して反論したり、間違いだという人は、そもそものところで噛み合っていない。話しているレイヤーが違う、次元が違う、内容が違う、論点が違う。
たとえばだ、イケダハヤトが「納豆を若者に強要するおっさんは、若者をバカにしている。そもそもマクドナルドを食べたっていいはずだ。世界的チェーン店であるマクドナルドであれば有害物質を使う可能性も低いし、そもそもキャベツやトマトが入っているハンバーグのほうがよほど健康的」みたいなブログを書いたときに「別に若者に納豆を押し付けていない」「そんな押し付けるようなおっさんは本当にいるの?」「マクドナルドが有害物質を使わないとは限らない」「トマトやキャベツだけじゃ野菜として足りない」みたいな反応をするやつがいるけど、全く違う。
イケダハヤトが上記のようにいったら「納豆はねばねばしてるし、なんかくさい。あとマックはうまい。」といっているということ。それなのに「トマトやキャベツだけじゃ野菜として足りない」って言われたら「え、何の話?なにいってるんですか?」となってしまうのは当たり前だ。
イケダハヤトは恐らく、若者が意見や感想、感じたことを発信することは価値があると考えているので、多くの人がそのようにするべきだと考えている。なので、中身がない、という批判もおそらく意味がない。
こう書いているが、別にバカにしているわけじゃない。実は私も、イケダハヤトと同意見で、若者がブログやtwitteでもっと思っていること、感じていることをストレートに書くべきだと思っているからだ。そういう意味では、イケダハヤトの支持者であるし、彼のブログもおもしろく読んでいる。若者が感じていることをストレートに伝えられるってやはりいいことなのではないか?
この前、とあるJRの駅から電車に乗ろうとホームに上がったら、ものすごい剣幕で怒鳴りまくってる人がいた。
見ると、頭パンチパーマの40代くらいのおっさんが駅員につかみかかる勢いで何事か怒鳴っていた。
そのうちに警察官が数人やってきて囲まれてた。
その数週間前に会社の近所にあるセブンイレブンでこれまた凄まじい音量の怒声を店長に対してあげる、いわゆるガテン系のおっさんを見た。
理由はよくわからないが、店長はそのおっさんに何事か注意しに行ったらしい。
「オドレは誰に向かってモノを言うとんねん!!!」みたいな。
キレっぷりが前述のパンチパーマのおっさんと同様半端なかった。
さらにその一か月ほど前、どういわけだかとあるホームレスのおっさんが、駐車禁止場所に車を止めようとした人に注意してその人からこれまたそれらに匹敵するかそれ以上の勢いでぶちギレらえてるのを見た。
それらのどれもが、いったんキレたらなかなか腹の虫がおさまらないのか、わりと長々と剣幕が続くのである。
ともかく超絶ガラが悪かった。
あるいはまた、結構昔になるが、とある中華料理店で食事を楽しんでいたところ隣のテーブルから「おい!店長出てこい!」と突然の怒声。
ざわざわしていた店内がその怒声で一瞬に静まり返るほどだった。
聞けば、ある料理の量が前より少なくなっていたように思ったらしい。
聞いてて気分が悪くなる言い草だったし、食事も楽しめなくなったのでバカバカしくなってさっさと店を出たのを覚えている。
こういった、なんというかいきなり沸騰するようなキレ方をする人たちって結構世の中には多くて、いったいこういう人たちは頭の中どうなってんだろう?って思う。
なんていうか、気に入らないことがあると即座にぶちギレる感じっていうか、周りの事なんてなんも気にしないっていうか。
もうあれは5年も前の話か。
「ねえ、結婚する気ない?」
「は?誰と?」
「紹介してあげる」
「あははwwwしてくれよ」
一瞬いとこが求婚してきたのかとドキッっとした。
内心にくからず思っていたのだ。
が、どうやら行き遅れかけている俺のために人肌脱いでくれるという話らしい。
始めは軽い冗談だと思っていたのだが、いとこ(雌)は本気のようで、親戚周りに俺が結婚すると触れ回っているようだった。
はぁ、これが外堀を埋めるというやつかと思っていたが、どうも様子がおかしい。
いとこ(雌)の紹介なのだから、きっといい人だと思うし早く会わせて欲しいのだが、一向にその話が進まない。
その上で外堀ばかりが確実に埋まっていく。
両親も口には出さないが俺の結婚を相当焦っていたらしく、2度とない話だと思っている様子。
「で、いい人なのか」
と聞かれても
「お、おお…」
と生返事しかできない。
幸せそうな両親に、まさかまだ会ったことすら無いとは言えない。
そして新婦不在のまま式の日取りが決まり、親戚中に挨拶に周った。
全ていとこ(雌)が強烈なリーダーシップを発揮して実現した。
ついに式の1ヶ月前になり、さすがにおかしいと思った俺はいとこを問い詰めた。
そしたら衝撃の一言
「ニューハーフなの」
「は?」
後ろめたそうに告白してくれた。
ニューハーフって、要するに男だろ?
え、俺、男と結婚すんの?
俺は大混乱に陥った。
なにか取り返しの付かないことが進行している……
そして混乱したまま時だけが流れ1ヶ月後、式の5日前になってようやく俺の嫁(男)が我が家にやってきたのだった。
どんな奴がやってくるのか絶望的な気分のまま玄関でうろうろしていると、インターホンも鳴らさずに突然ガチャっと玄関が開いた。
断りもなく入ってきたのは茶髪のサイドテールで、目元にキラキラしたアイメイクつけたギャル。
すらっとした足をおしげもなく晒すタイトなスカートを履いていた。
声をかける間もなくずかずか人の家の中に入っていって、俺以外誰もいないと見るや、そのまま出て行ってしまった。
うちは農家で、親父たちは今農作業中。
俺もあわてて追いかけると、なにやら和やかに挨拶を済ませた様子。
どうにも親父達は彼女を気に入ったようだ。
初対面をすませて帰ってくる彼女に
「ちょ、ちょっと待って」
ガン無視される俺。なぜ?
ここらで家について、靴をぬぐ彼女。
ふと靴の中をのぞいたら、中に指が落ちていた。
ギョっとした。
「その方が落ち着くのよ」
どうやら、靴底からウレタンでできた人の指が生えていて、それをゲタの鼻緒みたいに足の指に挟んで履く靴らしい。
なんというか、エキセントリック。
「あの、ちょっと話を」
え、なんで俺が条件出されるの!?
とは思ったが、えてしてこういう場合は男の方が出すもんだ。
「分かった。スタバでいいんでしょ?」
タクシーを呼ばないといけないので電話しようと思うのだが、番号が頭に入ってこない。
電話のすぐ横にタクシー会社の電話番号のメモが貼ってあるのだけど、それを見てダイアルする前にどうしても数字が頭のなかから消える。
相当混乱している俺。
「読む?」
というわけで夫婦の初めての共同作業は密約の会合ために呼ぶタクシー会社へのダイアルとなった。
街に1つしかないスタバで初めてのまともな話し合いを持ったわけだけど、あらためて見るとこいつは本当に女にしか見えない。
男だと分かって見れば、肩幅とか腰回りが男っぽいとは分かるのだけど。
これならいけるんじゃないか?と一瞬頭をよぎったが、いやありえんから!
まず、どうして俺と結婚する気になったのか聞いてみると、
どうやら偽装結婚がしたいらしい。
相手は誰でもよかったのだけど、ちょうどいいところに女に縁のなさそうな奴がいるということになったとか。
そんなことで俺を男と結婚させようとしていたのか、いとこ(雌)よ…
が、ここで俺ははたと気づいた。
そうだ、こいつは男なのだ。
どんなに女っぽくて、どんなに親戚一同に俺の嫁と認識させようとも、戸籍上は男なのだ。
ざまあみろ、ツメが甘いぞいとこ(雌)!
そうと分かればこっちのもんである。
卑劣なロビー活動によって外堀どころか内堀も埋まって、もはや退路はない状況だが、どうやっても法律上、こいつとは結婚できないのだ。
ならばどうとでも誤魔化しようはある。
重くのしかかるような責任も義務も発生しない、俺の人生にちょっとしたおもしろエピソードが加わるだけだ。
というわけで、偽装結婚を成り立たせるための細かな条文を作った。
・結婚式等の偽装結婚にかかる費用は俺が出すが、彼女側に無利子で貸し付けている形にすること。
・偽装結婚の期限は1年で、毎年お互いの合意の元に更新すること。
偽装結婚したいのは向こうの方で、俺が関係の継続を望むことはないから、一方的に俺に有利な条文だ。
そうとも知らずに条文にサインするバカな女め。
いや男だけど。
条文は同じものを2つ作ってお互いに保存することにした。
そうして結婚式もつつがなく終わり、本格的に2人の共同生活が始まった。
俺は実家から車で40分ほどの地方都市に居を構えていたのだが、これを気に3LDKのちょっといい部屋に引っ越した。
家賃は半分彼女持ちなので負担は変わらないので得した気分だった。
彼女はニューハーフバーに勤めていて夜も遅いが、これだけ部屋があると生活パターンの違いも気にならなかった。
それと、別に結婚に合わせたわけではないだろうが、下の方の工事も済んで、本格的に女になったらしかった。
彼女はいとこ(雌)の友達だけあって、なかなかにカラッとした性格で、一緒にいて悪い気はしない。
まったくバカなやつらめ。
まあ、男と新婚生活している俺よりもバカな奴はいないだろうけれど。
2人の共同生活はそこそこうまく行っていた。
家事は分担だが、たまにかわいいエプロンをつけて食事を作ってくれる姿を見ると、なんというか、本当に新婚って感じがして気分が高揚した。
いうならば、仲の良い姉ができたみたいだった。
実の姉とは仲が悪いので、なんというか、不本意ではあるが、ちょっと幸せだった。
そんな生活が2年も続いてすっかり彼女と一緒にいるのが日常になったある日。
ただごとではない様子に、何があったのか問い詰めると、どうやら付き合っていた彼氏にひどい振られ方したらしい。
ニューハーフであることを隠して付き合っていて、体の関係になる寸前に告白したら、ゲロを吐くような真似をしながら、汚いとかバイキンとか言われたらしい。
嗚咽を漏らしながら
「私の体、汚いのかな……」
と彼女は言った。
彼女はひどく傷ついていた。
というわけで自然と2人は愛しあう形となった。
そんなこんなで俺達は本当に夫婦になった。
もう既に式は済ませてあったわけで、今更何をという話ではあるのだが。
しかしこうなってくると、初めに作った条文が悪い方に効いてくる。
毎年、結婚記念日に契約の更新を条件としてちょっと高いプレゼントをねだられている。
さて、世間的にはすっかりおしどり夫婦な俺達だが、法的には他人同士にすぎない。
海外では男同士でも結婚できる国があるらしいのだが、移住というのもハードルが高い。
これを読んでいる人に何かしてくれというわけではないが、こういう関係が法的に認められるような世の中になればなと思わないこともない。
少し不安はあるが、俺達はこのままやっていくつもりだ。
あと、孫の顔を早く見せろとお袋がうるさいのだが、どうしたものかと思っている。
こうなったのも元はと言えばいとこ(雌)のせいなのだから、こいつに責任取らせようって言ったら、嫁が乗り気になってしまっている。
うーむ。
さすがにそれは、取り返しがつかない気がするんだよなぁ……
という夢を見た。
疲れてんのかなぁ。
http://anond.hatelabo.jp/20140304083202
こんな夢を見た。
http://anond.hatelabo.jp/20140304130759
http://anond.hatelabo.jp/20140305092825
http://anond.hatelabo.jp/20140305151542
俺はエージェント
http://anond.hatelabo.jp/20140306220419
もうあれは5年も前の話か。
http://anond.hatelabo.jp/20140307043153
そういや前に勝間和代十夜ってあったね。あれ好きだったわ。
(追記)ひとつ見落としてたので足した。
(追記2)二つ足した。残り四夜。見落としてたら教えて。
どうやら2chまとめサイトが打撃を受けるみたいなんで便乗して嫌なとこ書く
内容がねじ曲げられるとかそういうことはみんな散々言ってるだろうから抜きで
タブが増えまくる
本文の上に大量に乗っかってる新着まとめ一覧みたいなのが更に2〜3段くらい重なっていて、スクロールするとそっちにフォーカスしてしまい肝心の本文にたどり着くために絶妙なカーソル移動が必要とされる
まとめられたレスの中に唐突に現れるタイプのアフィリンクで読みづらい上にイラッと来る
一見するとスレに書き込まれた内容みたいなテキストリンク張ってくる場合もあってこの場合は本当に「汚いな、さすがアフィブログ汚い」と脳内で呆れ顔