はてなキーワード: プレゼントとは
昨日、5ちゃんねる界隈で知ったのだが、AVメーカー「プレステージ」がハッキングを受けて、モザイクかける前の無修正動画が流出したのではないかと話題になっている。
経緯をまとめると、
・米国のJAV(Japanese Adult Video)掲示板の無修正動画スレッドに「javleaks」を名乗る者が表れて驚くべき投稿をする。
・「ハーイ、俺はAVメーカーのプレステージにハッキングして数百GBのFHD無修正動画を盗んだよ。プレステージは支払い拒否したので、ここにレア物に興味ある人探しにきたよ」
・そう言って18人のAV女優の名前を羅列して、動画の価格を提示。
・どの女優でも動画1本につき1,000ドル。流出動画のフルパックなら10,000ドル。動画サイズは全部で600GB。
・ほしい人は個別にメールで連絡してくれと言ってYahoo.co.jpのメアドを提示
・実際に証拠として流出動画とされる無修正キャプチャー画像を披露し、「これから4週間、毎週数本のビデオをプレゼントとしてアップし続ける」と宣言
・「最初はこの女優ね」と言って、動画サイズ6GBで30分の動画を分割してアップしたサイバーロッカーへのリンクを投稿
・この投稿はまたたく間に拡散し、5ちゃんねる以外に台湾の大手掲示板でも盛り上がりを見せていた。
・一方で、投稿のあった米国の掲示板では、管理人がこの投稿内容を問題視し、「犯罪性があるから」という理由で即削除。サイバーロッカーにアップされていたデータも消える。
・今の所はメーカーの反応はないし、取材して記事にしているメディアもない。
・米国のJAV掲示板は画像もやり取りするグレーな存在であるが、問題投稿を削除するまでの反応が早く、丁寧に理由も説明していて驚いた
好きだったバンドマンが死んだ
その「大切なお知らせ」は3回目だったけど、あまりにも唐突だった。
1年で同じバンド内で連続して2人も死ぬことってある?ねぇよ。
だって、今月の頭に会ったよね、ライブ見たよね、いつも通り下手にいてベースべんべんしてたよね。彼女がいなくなってもう半年以上過ぎて、ようやくちょっと落ち着いたな、って思ったよ。もう行きなれたPangeaでさ、何様だよって感じだけどさ、お客さん増えたなあって、ソールドアウトしたんだもんなあって嬉しくて、この間だって新譜レコーディングしたって、それで、それなのに。
上手がぽっかり空いたときのこと、まだ鮮明に覚えてるけど(そりゃそうか、まだ1年も経ってない)、その時の彼が綴ったブログが好きで、彼女のことを思い出す度に読み返して、不器用な愛だなあって思ったんだ。
彼女が死ぬのは、なんとなく予感があった。いずれ、いつか、そのうち。正直、もう一度彼女の姿を見ることは無いんだろうな、って最初の唐突な「大切なお知らせ」を見た時にぼんやりと思ってた。
次の「大切なお知らせ」は読まずともある程度予想はついていた。ただ、ああ今来たか、と思った。学校で少しだけ泣いた。
だけど、その続きが、3回目があったなんて誰が想像出来ただろう?
なにが悲しいって彼女の「大切なお知らせ」と、彼の「大切なお知らせ」、大きな違いがあることだ。バンドの行く末の話だ。
彼女のときはバンドが絶対に前に向こうとしていた、その確かな決意を感じるにはあの短い文章で充分だった。だからこそ絶対に彼女がいた痕跡を消さないためにも、応援することをやめられなかった。なにを小説みたいなことを、なんて言われるかもしれないけど、私にとって彼女が生きていたという証明はあのバンドにしかなかったからだ。
悔しいことに、彼女が死んでからバンドはもっともっと大きくなった。かっこいい曲もたくさん出してくれた。
対して、今回はどうだ。今後についてなにも決められていないという。当面のライブもキャンセルだ、と。なんて馬鹿正直なんだろう、と思った。そんなこと書くぐらいならなんにも書かないでいてくれよ。
こんなこと考えるのはおかしいのかもしれないけど、彼女がいなくてもバンドは続けられて、彼がいなければバンドはどうなるのか分からないって言うんだなあ。確かに彼女は3人いるギタリストのうちの1人だったし、彼は1人しかいないベーシストだった。だからなんだ、って話だけど、彼は代わりがきかなくて、それだけじゃなく1年も経たないうちの2度目の死はバンドには負荷がかかりすぎたのだろう。
あと何回「大切なお知らせ」を見るのかな、次の「大切なお知らせ」は解散だったりするんだろうか。それだけは嫌だなあ。だけど、もう5人が4人になってまた5人に戻って、また4人になったこのバンドは、私が好きになった当時のバンドと同じものなんだろうか。
一昨日から彼女が死んだときのことや、その後のライブで4人になった彼らを見たときの胸が苦しくなったときの気持ちや、色んなことを思い返して苦しくなっている。泣きそうになって、こらえて鼻をすするこの一連の流れ、もう何回やったか分からないんだよ。彼女が死んだ時に言われた「人って案外簡単に死ぬんだよ」って言葉が頭を離れない。知ってるつもりだったのに、まだ全然死というものに慣れそうにない。慣れるものじゃないと思うけどさ。
1番死にそうになくていつも柄シャツを着ていた刺青の入った不器用な愛でいっぱいの彼がもういないなんて、実は全然信じていない。嘘でした〜アハハ!ってやりそうだし、彼。いや知らないけど。もし嘘だったら嫌いになっちゃいそうだけど。嘘であってくれよ、頼むよ。
不慮の事故なんて、そんなのって無いよ。
ねえあいちゃんと千葉。ちょっと2人とも急ぎすぎた?私まだ足りてなかったんだけどな、2人の音楽も、言葉も、表情も。死なんてセンセーショナルなプレゼントなんかいらなかったよ。ただ2人がGFOでいてくれれば、それだけで良かったのに。
幸せになってね、本当に大好きだから。GFOが解散なんかしたら、ちょっと恨んじゃうかもしれないけどさ。でも私の人生にちょっとでも顔を出してくれてありがとう。
私の彼氏はかっこいい。
私が「デートの時はヒゲ剃ってきて」とリクエストすると剃ってきてくれる。
10回くらいデートすると忘れだすけど、デートの朝に「ヒゲを剃ってきて」とラインをしたらニコニコして剃ってきてくれる。
「口を開けっぱなしで歩かないで」とリクエストすると、嫌な顔せずに口を閉じる。たまに忘れるけど都度言えば嫌な顔せずにやってくれる。
「肘をつかないでご飯を食べて」とリクエストすると嫌な顔せずにやってくれる。たまに忘れるけど都度言えば嫌な顔せずにやってくれる。
「口を開けて食べ物を噛まないで」とリクエストすると嫌な顔せずに(略)たまに忘れるけど都度(略)
歩いてる時に私がアイス屋さんとかを見ているとそれに気付いて私が見てるアイス屋さんに寄ってくれる。気づかなくても私が行きたいと言えば寄ってくれる。
時間が無くて寄れない時もある。その時は怒らずに「映画に遅れちゃうからまた今度来よう」とか言ってくれる。
誕生日にプレゼントした財布をずっと使ってくれている。「1つのカードポケットに入れるカードは1枚まで」という約束を守ってくれている。
毎週一緒にスプラトゥーンをやっている。
私が絆創膏や頭痛薬、胃薬やウエットティッシュを入れて持ち歩いているポーチを見て「僕もそういうポーチ欲しい。便利そう。ポケモンセンターに行ったらポーチ見ていい?」と言っていた。
「便利なポーチを彼女が持ってるから都度貸して貰えばいいや」じゃなくて自分で持とうと思ってくれたのが凄く嬉しかった。
彼の誕生日はまだ先だけど、一部前渡しということで彼が好きなアメコミのポーチをプレゼントした。
絆創膏とウエットティッシュ、薬は小分けにして説明書と共に小袋に入れて、ポーチに詰めてプレゼントした。
次のデートでそのポーチからマスクを取り出して使ってた。私はマスクを入れてない。早速カスタマイズしてくれた。使ってくれた。
私の彼氏は私に沢山好きと言ってくれる。
なんで私と付き合ってくれてるんだろう。
早く同棲したい。
一番最初に栗城君に会ったのは、変な噂のあとだったと思う。
初対面の女の子に次々とそこいらの石をプレゼントしている変な学生がいるって噂。
もう一つは地元の農作物を札幌の三越前で売りたいと教授たちに何度も熱心に相談に来る学生の噂。
その後学祭で、顧問をしてたDJサークルのブースでブレイクダンスサークルが踊るので段ボールを貼っていたら、
無関係のTシャツの男がたたっと来て、いきなりバックスピンを決めた。
歓声が上がった。
背中血だらけ。
タイガーマスクはそのままどこかに消えてしまったので、あの阿呆は誰だって聞いたらクリキだって言う。
ペンギンの求愛行動をやっているのも、三越前で農作物売っているのもみんなクリキだった。
あるとき、いきなり「マッキンリーに登りに行きますうふふ今入山許可願のメールを送るところなんですよ」と英文を見せられた。
ダメだこりゃ。
その後、「返事来ました~。入山許可下りましたうふふ」と嬉しそうに紙を持ってきて、
英語読めないのに何で許可だってわかるんだよって突っ込んだら、「NOTって字が文章にありません」ってえばっていた。
本当に入山許可だった。
なんか最近変だな、と感じる事が多くなったためです。フィジカルな点と精神的な点で思いつく限りあげてみます。
フィジカルな影響
・とにかくお腹の調子が悪い、緩い方。正常じゃない日の方が多いのがもう1年以上は続いてる。外でかなりヤバくなってトイレに駆け込むこともしばしば。
・朝と夜に耳鳴りがする。ゴーっていう低い風切り音みたいなのが数回
・最近は仕事で上手く喋れないことが多い。話し相手や内容にもよるけど。喉でつっかえる感じ。もしくは喋れてても意識が遠くなってくるというか、自分を第三者視点で見てるようなぼーっとした感覚になる
・たまにまぶたがピクピクする
・呼吸が浅い、深呼吸すると苦しい
・動悸がする(凄く速いわけではないが、鼓動を自分で感じる)、仕事中の多くの時間、また朝目覚めた瞬間も感じる
・寝つきは良いが、朝目覚ましが鳴るよりも大抵早く目覚める。その後の寝つきは問題ない。
気持ちの変化
・とにかく仕事にやる気が出ない、タスクが溜まってく一方で焦りだけつのる
・ぼーっとすることが多い。資料や本を見てもすっと頭に入ってこない、自分で書いたメモを見返しても訳が分からなかったりする
・土日に家で空いてる時間に、何かをしようという気が起きない。映画見たりゲームしたりは本来好きなんだけど「残ってる仕事があるのに遊ぶのはダメな気がする」という謎の観念が邪魔をして、結局寝たりダラダラしたりで何もせず休日が終わる
・だいたい眠い。昼食はあまり多く食べたいと思わなくなった。さっさと済ませて残った昼休みの時間は寝ていたい(実際に20分くらい寝てる)
・家で夜遅くにお酒を飲みたくなる(タカラの焼酎ハイボールのレモンが好き)、また夜食を食べたくなる機会が増えた気がする。
改めて見るといろいろあるなぁ、という感じです(人によっては、そんなもん普通だわ、となるのもあるでしょうか)が、もしわたしがこれを他人の事として聞いたら「お前それ絶対に精神やられてるよ」とアドバイスするだろうなぁ、というのがメンタルクリニックに行くことに踏み切った大きな理由です。
あと、これらの事象についてネットで調べると、だいたい「それはストレスが原因かもしれません!」とかいう記事がヒットするので、そうなら確かめてやろうやんけ、というのもあります。
要因としては、まあ仕事のストレスだと思ってます。何度かやらかしてまして、上長からの信用を無くしてしまったのがひしひしと伝わってきてまして、まあやりづらい。自信も無い。そのくせ何くそと頑張るという気合いも出てこないんで、できないタスクが蓄積していく一方でその事を考えると気が沈む、という悪循環に陥ってる気がします。最近はろくな成功体験ができてないですね。
ほんでネットで探したところ、近所にいくつかメンタルクリニック、心療内科がある事が分かったので、なんとなくめぼしいところへ勇気を振り絞って電話してみることに。どきどきしたー(笑)
電話に出てくれたスタッフの方は、たぶん40代なかばくらいの女性で、「初診だけど予約したい」と伝えたところ、ゆっくりとした口調でとても丁寧に対応してもらえました。これなら大丈夫そう。
予約を取れる時間を教えて貰い3日後の昼過ぎと決める。症状はどんなかと聞かれたので前述した中からいくつか伝え(ちゃんと話せる自信がなかったので、わざわざ紙にメモしといたのを事前に用意し、それを見ながら伝えた笑)、名前を伝え、あと問診票を事前にホームページからダウンロードして書いといてもらえるとスムーズ、とのこと。しますします。
そんなこんなで無事に予約が取れたので、診察を受けてきます。どうなることやら、どういう判断になるのか、あまり想像ができません。何かしらいい方向に進むといいなぁ。
あ、どうでもいい上にまったく関係ないことなのですが、明日がわたしの31歳の誕生日です。年々イベントごととしての重要さが自分の中で小さくなっていくなぁ。これが歳を食うということでしょうか。でもお祝いしてもらったり、プレゼント貰ったりはとても嬉しい気持ちになるのは変わりません、感謝感謝。
以上です。続きを診察後に書こうと思います。
同居3年目 結婚2年目
・束縛が激しい
・くだらないことで喧嘩が多い
1日の流れはこんな感じ。
妻の昼休憩もずっと連絡を取り、連絡が途絶えると「何していたの?」とすぐ言われる
妻の昼休憩と自分の昼休憩は被らないので、普通に仕事で手が離せなかっただけなのだが・・・
夕方になると「今日はいつ帰ってくるの?」と言われる、それ自体は全然構わないのだが、ここで宣言した時間より遅くなると日によっては怒られる。
日によって怒られたり怒られなかったりは妻の気分しだいだ。
遅くなりそうだからといって、始めから遅い時間を伝えると、「浮気しているんじゃない?本当に仕事なの?」と不安になるようだ。
自分が仕事終わる平均の時間は18時30分、遅くとも19時には終わる。
月に1回程度、20時前になることもある。
これを読んでくれるであろう、社会人の皆さまよりは随分早く終われている自覚はあるのだが、それでも遅いらしい。
家に帰り、携帯を触ったりしていると、「何しているの?」と聞かれ不機嫌になる。
そのため極力触らないようにしている。
妻が土日に仕事のときもあるが、ずっと連絡がくるので、返信している。
もちろん出掛けるときも必ず一緒。
一緒に出掛けるのも好きなのだが、私は同棲前の休日は家でぼーっとネットサーフィンして時間を潰すのがほとんどだった。
最近はそんなこともないので、その生活が恋しくなってしまった。
仕事柄出張がなく、家を離れることがないが、もしあったらどうなっていただろうと思う。
・束縛が激しい
付き合っているときに小中高大学時代の全友達と会社の人のLINEを削除した。
Twitterも消した。
Skypeも消した。
携帯を触ると常に浮気や他人と連絡を取っていることを疑われるので、携帯に触れない。
本当に飲み会かわからないし、仕事以外で会社の女性と話すのが気に食わないそう。
なんと情けない話だろうかと自分でも呆れたが、強行して飲み会に行くと何があるかわかったものではないので、飲み会は不参加にさせてもらっている。
飲み会は元から好きではないので、苦でもなんでもないが、お世話になった先輩が辞めるときの送別会には参加したかった。
・くだらないことで喧嘩が多い
ここまで読んでくださった方はわかると思うが、こんな関係なので喧嘩が尽きない。
別々の人間なのだから、意見や価値観が合わず、言い合いになるのは避けられるし、むしろ当たり前だと思う。
しかし、結婚したというのにあまりにもくだらないことでの喧嘩が多い・・・
「通りすがった女性をチラ見していた」
これから子供作ろうなんて話しているのに、こんなことで半日口を利かなかったら、協力して子育てなんてできないだろうと容易に想像できる。
またこの口を利かない時間が自分のストレスになっており、あまりにも頻度が高いので離婚を考えるまでになった。
また喧嘩した際にエスカレートすると物を捨てる癖があり、困っている。
手始めに自分がプレゼントしたものや手紙、その後自分がプレゼントされたものや服を捨てられる。
2,3日経って冷静になった後に、妻自身も後悔しているので、なんとかならないものかも思う。
細かい理由を挙げるときりがないが、主に上記3つの理由で離婚を考えている。
妻に伝えたところ、了承はしたができれば離婚したくない、とのことだった。
喧嘩をしていないときや普段は何も問題なく、仕事しながらの家事も積極的で良い妻だ。
ただこれから何十年も一緒に居るのに、自分の時間が取れなかったり、くだらないことでの喧嘩が多いと将来が不安だ。
主に自分が耐えられるだろうか、と子供が生まれたら育てていけるだろうか、という不安だ。
ただ、自分の時間が取れないことがこんなに苦になろうとは思わなかった。
1年ほど同棲してから結婚したので、大丈夫だと思っていたのだが、自分の気持ちに限界が来たのではないか考えている。
また喧嘩については結婚前にそういう言い合いはやめる、とお互い約束したのに、今も続いてしまっている。
妻のことは好きだが、こんな状況が続くようであれば、「好き」だけの気持ちで一緒に居られるのかと思い直し、離婚を考えている最中。
こんなことを親にも友人にも職場にも相談したことはなく、大きな決断を前に第三者の意見を頂戴したく投稿した。
新元号の公表時期でバズってるけど,これって国が暦を支配することの弊害だよな.
イデオロギー抜きに,こういう形で国が暦を支配することの問題が顕在化するとは思わなかった.
私の名はシャーロック・ホームズ。カルデアという機関で顧問探偵と呼ばれている。
さて、読者諸君はFGOで現在開催中のイベント「虚月館殺人事件」を楽しんでいただけただろうか?
この先の話にはこのイベントの重大なネタバレが含まれるので、これから参加予定の方は終わらせてから読み進めて欲しい。
では続けよう。知っての通り、このイベントでは犯人がハリエットであること、そしてその動機についても公式に明らかにされ、ストーリーは一見完結した形になった。しかし賢明なる読者諸君がお気づきのように、この事件にはまだ明かされてない謎が2つ残されている。これからそれを見ていこう。
1つ目の謎は、「なぜヴァイオレット家では、両親の呼び名が異なるのか?」だ。
整理すると、ヴァイオレット家は5人家族であり、父・アダムスカ、母・ハリエット、長女・ジュリエット、次女・エヴァ、長男・ケインという構成になっている。長女と次女は2卵生の双子で20歳前後、長男は高校1年生だ。奇妙なことにこの家庭では、3人の子供達全員が父親を「パパ」と呼ぶのに、母親のことは長女だけが「ママ」と呼び、残り二人の子供は「母さん」と呼んでいる。これはたまたまその一時だけそう呼んでいたというのではなく、母親が服毒して今にも死にそうという状況で、長女のみが「ママ」、残り二人の子は「母さん」と呼びかけていた。このような状況においては、他者を意識した呼び名ではなく、長年使っていた馴染み深い呼称が自然と出るものだ。従ってヴァイオレット家においては、何年も前から、一部の子供だけが母親を異なる呼び名で呼んでいたことになる。このような、父親と母親の呼び名が家族内で異なるという奇妙な状況が生じた原因について、作中では明確にされなかった。実は長女と次女は、長男とは異父兄弟であるのだが、それを両親はなるべく伏せておこうとしていた。それなのに、このような家庭内に違和感を覚えさせるような奇妙な状況を放置していたことにも疑問が残る。
2つ目の謎は、「なぜマスターは、母親と次女に対する勘違いを修正できなかったのか?」だ。
こちらの謎は、1つ目と比べてもはるかに奇妙で辻褄が合わない状況となっている。マスターは当初、ヴァイオレット家の母親・ハリエットと、次女・エヴァを取り違えて認識していた。理由は、特殊な視覚補正が入っていたことと、その視覚補正に対してある種の先入観があったためだ。しかしその後、マスターはその勘違いを修正せざるを得ない状況に置かれることとなる。にもかかわらず、マスターの誤った認識は修正されないまま残ってしまった。ではこの謎について、少しだけみてみよう。ヴァイオレット家とゴールディ家は、両家の婚姻の契約のため、立会人を立ててまで、3泊4日で同じ館に滞在することにした。そして一日三度の食事は、基本的に全員が一同に会して行われた。そしてその際の席次は、当然ながら序列を意識したものになるだろう。つまり席順は、ゴールディ家は上座から当主アーロン、妻ドロシー、長男で新郎のモーリス、長女ローリー。ヴァイオレット家は上座から当主アダムスカ、妻ハリエット、長女で新婦のジュリエット、次女エヴァ、長男ケイン、医師ホーソーン、新婦友人のマスター。場所の都合上下位の者が移動することはあっても、両家の上位3名の序列が変わることはないだろう。そしてこのような席次で食事が行われれば、いくらそれまで勘違いしていても、アダムスカの隣に座っている女性が彼の妻であることは誰の目にも明らかだ。
また、食事の際の話題も、当然両家に関係した家族の話題が多くなることになる。それには勿論、ハリエットの話題も含まれるはずだ。このメンバーでの食事において、エヴァは沢山発言する機会があると考えられるし、ハリエットが話題であれば、「母は~」と話すだろう。また、ハリエットに対して、「母さん」、と呼びかける機会も多くあったはずだ。またアダムスカが妻を呼んだり話題にすることも多くあったはずで、その際には「妻は~」などと呼んだことだろう。そしてハリエットが夫をゴールディ家の前で話題にする際には、「パパ」とは呼ばずに「夫は~」「アダムスカは~」などと言うことだろう。このような会話がなされる食事会は1時間以上継続しただろうし、3日間の滞在中食事の機会も何度もあった。そしてその殆どにマスターは同席しており、慣れない人々との食事の席で気を遣いながら注意深く会話を聞いていたことだろう。それにも関わらず、3日間を通してハリエットがアダムスカの妻ではなく次女であると勘違いし続けることは不可能だ。仮に全員がマスターを誤認させ続けることを目的として行動していたのなら不可能ではないが、そもそも誰もマスターが誤認していることを認識しておらず、また誤認させようとする動機もない。また、マスターに特殊な視覚補正が入っていることを知っているものも誰もいない。しかし事実として、マスターは3日間誤認し続けた。ありえないはずのことが起ったのだ。
さて、これら2つの謎について、安直に思いつく一つの仮説がある。
「シナリオライターの力不足により、おかしな設定が放置されたままリリースされた」
というものだ。だがこのような仮説に飛びつくようでは、読者諸君が推理を楽しむことにはなるまい。また、「食事のシーンは作中に出てこない。作中にないシーンを想像するのは推理のルール違反だ」というのも、「もし利き腕を偽るものが居れば食事の際に分かるはずだ」と作中で言っている以上、作中に出てこないシーンについても想像して推理する、というのがこの作品のルールだと考えられる。そして、「マスターは全ての食事の間ずっと極度の注意力散漫で前後不覚状態だった」という考えも、食後に食事が美味しかったねとジュリエットに話しかけていることから、否定される。マスターは通常の認識力を持った状態で食事を楽しめていたのだ。そして、「誰かしらが何かしらの動機でマスターを特殊な催眠状態にさせていた」といった仮説も、「その4 未知な毒薬で~」に抵触してしまうだろう。
ではここまでの話と、「その8 読者に提示されていない手がかりを使って解決してはならない」という原則を利用し、虚月館に残された2つの謎を、読者諸君の推理で解決してもらいたい。正解者には聖晶石プレゼント、という訳にはいかないが、はてブコメントに書いてくれれば、石ではなく星が貰えることだろう。そして集合知が正解を教えてくれるはずだ。
自分の父は麻雀が好きなんだけど、流石に全自動の麻雀卓なんかプレゼントしたら母親に大目玉くらうとおもったからiPadプレゼントしてその中に麻雀アプリ入れてあげたよ。
もうすぐ父が退職するかもしれない。
かもしれない、というのは、実は定年後再雇用として働いていて、あとは気分次第でいつやめるかは、結構自由なところがあるらしい。
私が幼いころは病気がちだったし、その後は引き継ぐようにして母が病気がちだったので、仕事と家庭の両立、そしてお金の工面が大変だったと思う。
60歳台もなかほどになり、きっと寿命も考えることだろう。
そして、振り返って、色々我慢してきたことに思いも馳せるだろう。
でも、もしかしたら、そんな思いも枯れてしまったのかも知れない。
そう思わせるくらい、最近は疲れて見える。
そうなら、もう一回楽しんでやろうじゃないか、と思って欲しい。
何をプレゼントしてあげたらよいだろうか。
これってそもそも、漫画家やイラストレーターの「絵入りサイン色紙」には金銭的な価値があるってことなんだよ。
タダでプレゼントする行為こそが異常なのであり、転売されてついた値段のほうが本来なら適正。
もちろん漫画家が厚意でプレゼントしたサイン色紙を転売する奴はマナーがなってない。
作品に飽きたとか生活に困ったとか事情があったとしても、漫画家には同情するし、憤慨したり悲しんだりするのもよく分かる。
その上で、プロの「絵入りサイン色紙」をタダでくれてやる行為はおかしいのだといいかげん皆が気づくべきだよ。
読者プレゼントとか購入者サービスとかの企画もそう。以前にも応募者全員プレゼントとして500枚?以上タダで描かされた漫画家の話があったよな。
本屋に飾ってある絵入り色紙ももういいだろ。あれの根本は芸能人なんかが贔屓にしてる飲食店に対しお礼の気持ちで書いたのが元なんだろうけど、
今は形骸化しまくって、取材で一度行っただけの店が大量に飾ってたりして意味不明になってる。
それと同じで、本屋に色紙飾りまくるのも作家の厚意ってより出版社が書店とうまくやってくための販促ツールになってるよな。
回り回って作家側にも利益はあるかもしれないが、まず利益を受ける出版社は作家に金を払うべきだろ。
サイン本とかはモノ本体に価値があるからまた違うとしても、色紙に一から描かせるなら、それはいわば生原稿と同じだ。
芸能人のサインと違うのはここで、漫画家やイラストレーターの場合は当たり前のように絵まで描かされる。絵で食ってる職業なのに。
クリエイター側がお礼としてタダであげたくなる気持ちは分かるし、近しい関係の人に頼まれたりすると個人で断るのは難しいだろう。
だから読者も含めて「無償で絵入りサイン色紙プレゼントはおかしい」という風潮を作っていくのがいいと思う。
https://srdk.rakuten.jp/entry/2018/05/16/110000
に触発されて。
幼少期の読書体験って、まあまあその後の人生に影響与えると思うんですよ。おかげさまでまあまあ本も読むし、公式な趣味は読書、と言っていい感じ(増田やら提督業やらとはいいにくいからね)です。SFもつまみ食い程度には読みます。
あとはファミコン&マンガ禁止ってのはでかかったと思うが、後者はなし崩しになりました。ジャンプ黄金期に追走できなかった嫌いはありますが。しかし、いまだにこの方針をぶち上げた我が母が、何だってこんなもん買い与えた謎な本がある。たぶんこれ以外もあるだろうけど、まあパッと思いつける範囲で3冊。
これで人生が変わったような、変わらなかったような。
初っ端からこれだよ。このタイトルで絵本というのが意味が解らない。読み聞かせなんてぇ物があったかは覚えていないが、これはそういう絵本じゃないだろう。買ってもらった記憶は当然ないが、いつの間にかあった。ミイラの呪いか。
更に言えば、内容はリアルガチだ。古代エジプト人の死生観・宗教観に始まって、話はミイラづくりに至る。死んだファラオの鼻の穴にカギを突っ込んで脳みそを引きずり出す、なんてぇ描写もちゃんとある。絵のおかげでそうグロくはない。むしろ「墓をちょっと良くしたら死体が腐って困るようになった」という逸話のダメになった白骨さんが怖かった。あと脳みそ引きずり出し職人も怖いっちゃ怖い。もっとも、こいつらのせいで、長らく脳みそはしわのところからほどけてうどん的なヒモ状になると信じていたのであるが、それはまた別の話だ。
エジプト旅行に行く時の入門書にぴったり。後年、本当にわが母とエジプト旅行(父は流石に第三世界に女一人で出すのは気が引けたらしく荷物持ち)に行くことになるのだが、それは10年近く後の話なのである。当時から行きたかったのかな・・・??
正確には「与え給いし」ではなく、その辺に置いてあっただけなのだが・・・。家にあった子供読み物が終わった後に、その辺に転がってるからと言って読みだしたのがこれ。高学年とはいえ消防にゃ早すぎるんではあるが、止めもしなかった。いいエッセイですよええ。このほかにもシリーズが何冊かあって、いずれも好きだったけど、なぜか巻が飛び飛びにしかなかった。これとこれもなぜか転がっていた「のらくろ少尉」「のらくろ決死隊長」のおかげで旧字体アレルギーが付かなかったのは幸運か。しかし、我が母、なぜ全巻頭から揃えようとしないのか謎。のらくろは何であったのかも謎で、カバーもないのでページをめくらない限り何の本かわからないという代物だった。どの版だったかも判然としない。今調べりゃいいんだけど。
まあとにかく、こっちの方から昭和戦後エッセイ方面(マンボウ・狐狸庵等あだ名つけるシリーズ。村上朝日堂あたりまでがその範疇とにらんでいる)の攻略に乗り出すのである。ただしこれは血のなせる業か、マンボウ読んでも狐狸庵未読、みたいなずさんな揃え方をするのである。
ある年の誕生日プレゼントの一冊。中学生入ったかも。ちょっと記憶があいまいで、「わしらは怪しい探検隊」(外で焚火をするのも好きなんです、今もって)を読んでいたので、それで適当に作者買いしたのかもしれないが、こっちが先だったのかもしれない。後者ならなんでこんなもんを、との思いが強くなるし、前者だとしてもあんまりだ。内容はというと、やや病的(当時椎名は鬱病だったはずである)な男が新宿から帰宅する間に抱える妄想を含めてダダ流ししてある、という代物である。文体は後の椎名SFを読むときの抵抗を減らしたような気もする。これとお約束の星新一、さらに小学校にあった謎の子供用SFシリーズ(零戦の亡霊が復活して子供の教育を始めたり、ソ連!の科学者一家が火星に移住する話を憶えている)によって、SFつまみ食い癖が付いたようだ。
彼女なし暦=年齢のアラフォーが初めてのお見合いから付き合い2年目、50回以上デートしたが、そもそも女性とお付き合いする経験値が低過ぎてつらい。
話しことばはお互い敬語で、まだ手を繋いだことがない。自然に手を繋いで街を歩く若いカップルがうらやましい。夕食は必ず一次会で終了して最寄駅でお別れなので彼女の自宅の住所は知らない。
デートのプランはコンサートやテーマパーク、評判のレストランなど毎回苦心して計画を立てるけど、彼女は平日は仕事、週末は女子会の予定が最優先で、デートは遅刻、早退、ドタキャンも多く、現地で悲しい思いをすることもしばしば。
クリスマスにはカシミアのマフラーをプレゼントしたが、気に入らなかったのか一度も付けて来てくれた事がない。
デートはそれなりに楽しんでくれているようで、嫌われてはいないみたいだけど、彼女にはご飯奢ってくれる都合のいいおっさんだと思われてるみたい。
まだまだ若いころ、お呼びがかかって初めての参拝をした。
ようやっとるやないかと声をかけてもらい、神様からプレゼントをもらった。
和田の足が大きすぎてアメリカでないとサイズの合う靴がないという噂を聞いた神様が、
アメリカで大きいサイズのヒールを買いプレゼントしたが、和田には小さくて入らなかった。
仕事が落ち着いてきたころに、またお呼びがかかって二度目の参拝。
今度は、足の大きさは合っていたがベルトの長さが足りず履けなかった。
神様がわざわざ毎回用意してくれるプレゼントが自分のサイズに合わないことを申し訳なく思った和田は
「靴はもういいです」と神様にお願いした。
キャリアの終わりを意識し始めたころに、またお呼びがかかって三度目の参拝。
辛かったことや励まされたことなどの昔話に花が咲く中、プレゼントのヒールが入らなかった話にも前線が及ぶ。
すると神様がプレゼントがあると言い出す。もしかしてまたヒールじゃないかと慌てる和田。
神様が取り出したのはなんと、綺麗なヒールの形をした瓶に入った、大好物のお酒でした。
それを喜んだ和田は周囲にこの話をし、和田の亡きあとはその偉大さを称えるため、
周年忌に靴で酒を飲む風習が広がりました。それ以来、
毎年5月になると、靴の形をしたコップにストロングゼロを注いで一気に飲み干す奇祭、
「てつこ祭り」が催されるようになりましたとさ。