はてなキーワード: ヒーローとは
今は「仮面ライダー」という単語には「特撮のヒーロー物」ってぐらいの意味しかない
実際5人組で戦うライダー戦隊とか、宇宙刑事の仮面ライダーとか「仮面ライダーキカイダー」とか突然作られたとしても、それほど違和感ないじゃん?
安っい店に設定して奢ってやればヒーローだったやん
俳優ならアイドルのコンサートみたいな応援しなきゃ行けば良い。心の中で「尊い」言っていればOK
ヒーローなら、応援してあげれば良い。年齢とか関係ないから気にするな
既に出ているけど、最悪なのは俳優目当がこの手のイベで俳優を応援すること。今年だと結木滉星じゃなく朝加圭一郎、工藤遥じゃなく早見初美花としてイベント中は応援する。俳優応援したけりゃ誕生日イベントや写真集発売イベントとかで書泉でも行けば良い。もしくはイベント後にファミレスで喋れ
これから地元でショーとトークのイベントってことは、俳優が参加するファイナルライブツアーかな?
元増田が何に参加するのかわからないけど、個人的な意見書いとくね。ちなみにイベントに来る大人の大半は女性だよ。
1.概要
・スーパーとか遊園地とかでやる、いわゆる普通に想像されるヒーローショー。多くの場合、無料公演
2.内容
・変身後のみ。俳優は登場しない。
・オリジナル脚本なのでキャラぶれしてることもあるが、公演によっては主人公がメインではなく、好きなキャラが深掘りされることがある
・スーツアクターはイベント会社が用意するので、アクションや演技、声当てはそこまでレベルが高くない
・公演後に握手会をすることが多い
3.観客
・完全に子供向けなので、大人の肩身は正直狭いが、スルースキルを身につければ参加自体は問題ない
●●屋内有料ヒーローショー(通常公演)●●
1.概要
Gロッソやアドベンチャーホールなどで行なっている、スーツアクターによる有料のヒーローショー
2.内容
・アクターや声当てはプロが務める。ワイヤーアクションやSEもきちんと存在し、脚本もそこまでぶれない
・公演後に有料握手会を行う
・会場により撮影は可、不可が分かれる。可の場合は一眼ガチ勢もいる。不可でも握手会や撮影会は写真OK
3.観客
・通常の公演は半分以上が親子連れ。ただし大人やソロ参加も多くいる。ちなみに大人だけの参加は多くが女性。きちんとした座席もあり(Gロッソは座席指定)、チケット代を払っているため、気負うことなく参加できる
1.概要
・Gロッソで秋〜冬の特定期間にだけ行われる、テレビシリーズの俳優が出演するヒーローショー。通称素顔の戦士
2.内容
・通常のヒーローショーの脚本の一部に俳優が登場する。日に何公演もある
3.観客
・半分親子連れ、半分大人。最後の方の公演になると、大人の参加の方が多くなる。大人の大半は女性だが、今シリーズはハロオタがいるためか男性の参加も多い
・シリーズの人気度にもよるが、初日や楽日のチケットは取りづらい。人気シリーズはそれ以外も取りづらくなる。今年は非常に取りづらい
・ペンラやうちわなどは禁止。あくまでヒーローショーなので、キャラではなく俳優に対する声がけは推奨されない
1.概要
・俳優が参加するトークなどのテレ朝で行う夏のイベント。ライダーシリーズと交代で俳優がステージに立つ
2.内容
・短いヒーローショーに、俳優によるトークがある。日によってステージに立つ俳優が異なる。平日にも行うため、推しのスケジュール次第では地獄
・整理券が存在し、無料で参加もできるが、有料パスを買うといい番号がもらえる
3.観客
・親子連れ半分、大人半分。大人の比率はほとんど女性。女性の中には俳優オタも多い
・キッズゾーンがあり、大人はその周りから見るため、かえって気負うことなく見やすい
●●英雄祭●●
1.概要
2.内容
・前半がヒーローショー、後半がトーク、ライブという、色々詰まったお祭り的な内容
・最近はTTFCやその他サービスで配信もしている。後日DVDとなる
・物販が毎年クソ
3.観客
・体感的には親子連れが4割、大人が6割。女性と男性の比率は半々くらい
・後半のトークパートに子供が飽きてることが多い。ライブパートは昔の曲も多く歌うため、知らない曲には乗れないという人は事前学習が必須。うちわは確かダメ。
1.概要
・戦隊シリーズの放映後に俳優が全国を回り、トークやライブなどを行う有料のツアー
2.内容
・前半がヒーローショー、後半がトーク、ライブ。キャラソンを出しているシリーズは俳優が歌うこともある
・戦隊シリーズの集大成的なイベントのため、見届けたい人は参加を推奨。DVDにもなる
・地方で行うため、チケットは比較的取りやすい。ただ今年はハロオタもいるため、正直読めない
3.観客
・シリーズの人気具合にもよるが、静岡など最初の地方は半分強は親子連れ。最終地方は大人だけが多い。大人の男女比率は女性が高め。ソロ参加も多い。
・ライブもあるためペンラ推奨。今年の公演の詳細は出てないが、個人的にはやはり作品のショーなので、うちわは持ってこない方がいい
こんな感じです。
上にも書いたけど、あくまで個人的な意見なので参考程度にしてください。
無料イベント以外は大抵座席指定なので、子供を押しのける、といったことはないので安心してください。主催側も、昔の曲をやったりなど大きいお友達の参加を想定して企画してます。
ただ、あくまで作品のイベントなので、俳優の名前を叫んだり、うちわや布を持っていくのはどうなのかなと個人的には思ってます。子供にはその俳優はヒーローなので。
購入日ベースなので 2017 以前も入ってます。個人的ってことで。
「放課後ていぼう日誌」2,3が出た。一時乱立していた若い女性の釣りマンガは本作が制した模様。画も内容もナイス。海沿いの景色の描写が凄くそれっぽくて刺さる。海だけじゃなくて海沿いの森というか林なんかも、日の当たり方が海沿いの強い日差しを感じさせる。
「うたかたダイアログ」2巻が出た。相変わらず面白い。ちなみにおれは読み違えてたけどこれは女性にとって都合のいいイチャラブなのね。男性目線でみてた。でも男性でも面白く読めると思う。
「湯神くんには友達がいない」13,14 が出た。結構続いてきたけど、面白さが増してると思う。それなりに巻数も積みあがってきたせいか、ランキングとかでもあまり見かけず話題にもなりにくいみたいだけど、再評価/再発見されて良いと思う。特に 14 はちひろちゃんのラブレターが最高過ぎた。
「あつまれ!ふしぎ研究部」3,4,5 が出た。安定して面白い。安定して面白いのでこれ以上書くことが無い。。凄い。
飽和状態のイチャラブ業界についてはやや引いてみてたけど印象に残ったものもあった。「死神坊ちゃんと黒メイド」はイチャラブでありながら触れられないという、イチャラブなのに切ない感ありつつ。画については乳はナイスなので足もうちょっと頑張ってもらえるとありがたいです。
「イジらないで、長瀞さん」は最初の2話は神ががって面白かった。ハンカチを手渡すシーンは鳥肌が立った。
「麻衣の虫ぐらし」1巻。これ「奈々子のトマトぐらし」のほうが正確なタイトルな気がする。。おもしろいからいいけど。
「カブのイサキ」が電書になった。以前紙も買ったけど結局電書も買った。謎解き的な話がクローズアップされがちだけど、個人的には演出というか表現の部分で改めてインパクトを感じる。#14とか、ある場面の空気が濃くなっていったところでブレイクさせてるんだけど、ブレイクした瞬間に別な美しさが流れ込んでくる手法とか。「コトノバドライブ」ですーちゃんが山を登り切ったところで海が現れるシーンとかもね。
「球詠」は 3,4 が出た。相変わらず動きがかっこいい。「動き」はスポーツをマンガで読む最大の楽しみの一つだと思うけど、本作ではそれが十二分に楽しめる。人以外でも雨上がりの夜のグランドの描写とかも良かった。もちろんゲーム展開も野球マンガらしく楽しませてくれる。何回でも読める数少ない作品の一つ。
「妄想テレパシー」1巻は 2016 らしいけど、全然知らなかった。今年知って追いついた。戸田君面白過ぎる。内容的にもコマ割り的にも絵は顔だらけになりがちだけど、表情がバリエーションがあってが上手いので楽しめる。それに対比して戸田くんは表情だけは固定的なのがまた面白い。そろそろ終わりらしいけど楽しみに待ってます。
「LIMBO THE KING」1巻がタダだったので読み始めたら面白かったので追いついた。きっちり仕上げられた世界とSF要素の組み合わせはりんごの子を彷彿とさせる。さすがの内容。
「魔法が使えなくても」 BLを読まない自分にとっては、初めての紀伊カンナ作品。おもしろかった。岸君のぜったいに交われない人種感が上手い。とはいえ彼がただの痛い人じゃない救いもあって。画もさすが。千代の"引きの強いかわいい人"感がむちゃくちゃ上手い。「沢山居ましたよ」の説得力。あとキキさんさいこう。この後エトランゼ、クオリアも読んだけど、クオリアが好き。魔法~は何らかの形で続いたらうれしい。
「僕の心のヤバイやつ」最近 1 が出てすでに注目度高いが、確かに面白い。飽和したイチャラブを一掃するクオリティラブコメ。個人的には今後最も期待するラブコメ作品。
群雄割拠の百合業界。個人的に印象に残ったのは単行本じゃないけど結川カズノの「名も無き花へ」。あまりに面白かったので、過去のエクレアを読み返した。読み返したらどれも良かった。名も無き~がインパクト強かったので過去作も面白さに気付かされた。ひなこの表情がいちいち良い。あと登場人物の関係性や感情の表現が突出して高度だと思う。これで終わり的なコメントで残念。今後掲載/未掲載問わず積み上げて単行本にしてほしい。カドカワさんよろしくお願いします。
ところで、小学館に質問があるんだけど、電書でしか買わないポリシーのおれはもう「はまなる魔法教室」の3巻は読めないんですかね。
「1518! イチゴーイチハチ!」は5,6が出た。ラブコメに舵を切った感があるけど、過去の話をきっちり描いたうえでの展開で、丁寧に積み上げて来ていてさすがに品質高い。
「事情を知らない転校生がグイグイくる。」1巻が出た。人気出てるみたいだけど納得の内容。救いしかない癒しのヒーロー系ラブコメ。
以上、個人的振り返りでした。今年発売になった巻は一応チェックしたけど、間違えてたらゴメン。
そんなの気にするから聖闘士星矢に一人女子が混じったりするんだよ
なんでもかんでも「こっちの考えの方が上質だ」って上から押し付けてそうあるものをそうでないもに変えるから結果としてなんにもならない不出来なものになったりする
そうやって多様性とか言うのが権利なら、ひたすら男っぽく、ひたすら女っぽくとか言うのも権利だろ。ああいうのを称賛する奴の気がしれない
トラウマになるかどうかだけで言えば、楽しいピエロの顔でも戦隊ヒーローのリョナでも、何でもトラウマになるよ。
「トラウマになりうるから」で排除するなら広範囲の動画が巻き添えを食らうし、残虐動画だけを排除するための理屈としてはちょっと弱いね。
どこでもいいから書きたかった。何か残るところにと、考えもせず書き殴っている。保険をかけておくと、文章を書くなんて何年もしていないししかも最後に書いたのは必死こいてやった卒論だ。私的で深夜テンションで酒も入っているしちょっと無気力な気分だし句読点は正直苦手だからきっと中々入ってこないけれど、それでも書きたかったのだ。そして文章の癖として自分に酔っているような文になる。よし、ここら辺でいいだろう。
今日は久しぶりに昔の曲を引っ張り出して聴いていた。ごちゃまぜのプレイリストから昔に聞いた曲が流れ、青春のようなものを思い起こしては消えてしまいたい欲に駆られていた。ああ好きだったなと曲を聴いては曲名とアーティスト名を検索してもいた。そのなかに、約3年前に亡くなった人がいた。
情報には疎いほうなので当時死んだということを知るのに時間がかかったが何ヶ月経っても新曲の情報が流れてこなかったり急激にカバーが多くなったりとうすうすは感じていたのだと思う。ああ、死んだのか。死ぬということにあまり感情が動かない、というよりその他諸々の感情も中々動かないのだが、実際その程度だった。皆が悲しんでいるのを見て、ああ人が死んだら悲しむのが正解なのかと葬式に参加しなければならないときはいつも感じていたしその時もそう感じていたのだと思う、多分。よく覚えていないや。酒を追加する。
そして今日、ツイッターで名前を検索してみたら多くの人が悲しんでいてさようならとありがとうが溢れていた。各々故人を悼んでいるのだろう、絵や歌詞が呟かれRTやいいねが沢山ついていた。一番多い言葉は「大好きでした」だ。本人最後のツイには多くのリプが来ていたが、今年のものは少なかった。死んだことを忘れたのか、それが日常になったのか。プロフィール画面から遡っていくと、確かにそこに存在し生きていた。
インターネットを検索すると、様々な情報がわかる。その信憑性はまちまちだが話半分で聞いているぶんには面白く、そして時々胸を穿つものが現れる。目を引いたのは「大人になりたくなかったのですね、だから大人になる前にと」
大人になりたくなかった、だから死んだのか。その真偽はどうでもいい。その文が目に入ったとき考えたのは「置いていかれた」だった。
実際には置いていかれるほどこんな一個人ましてやちょっとファンであったやつのことを置いていったとも思ってはいないだろう。ただ単に、大人になりたくなかった自分が絶望しただけだ。
何が言いたいのかわからない。まってろ酒を追加する。
言えるのは、それでちょっと悲しくなって自分は何をしているんだろうとこんなのうのうと死んでいないだけで食料を無駄にして電気を無駄にして物語を終わらせたくないからとゲームを積んでエンディングを見ず作り手の意思を反故にしてまた新しいゲームを買っては通帳の数値を気にして積んで自分が死んだらこの数字は銀行に吸収されるのだろうなとか中学生の時に親に自分の好きな曲を否定されたことを思い出して好きなことを話題に出しては否定されるか変にプレッシャーをかけてきては自分が間違っている気になってしまって親に好きなことについて話すこともなくなって文章を褒めてくれた教授は40も下の男にも女にもなりたくなかったあの子を性的対象と見ていたことを卒業してから言外に伝えることに成功したただの勘違い人間だったし中学生の時友人とみていいのか分からなかった人をフィクションとして書いてどうしてそんなことするのと失望されてひとりになって成人してもなお好きなことや煙草を吸っていることすら周りの人間に秘密にして死にたいという願いを込めて書いた文章は生きたがっているようにみえると言われ学年が上がることに不安になって受験も就職も推薦やらなんやらで周りの大人がなんとかしてくれて本当に自分は資源を無駄にするだけの人間なんだと、改めて思ったということだ。
希望を持ったこともある。二十歳になる前に死ぬと天啓のように思っていて近づくにつれて身辺整理というものをしてみたしどんどん清々しい気分にもなっていたが、後に残ったのは妙に片付かれた部屋と成長しきれない心だけだった。
死にたかった。誰の記憶にも残りたくなかった。でも自殺する勇気も行動力もなくて生命保険のこととか考えてしまって結局布団の中で静かに首に手を当て某児童書の「死ぬとは長い一日の終わりに眠りにつくようなものだ」という言葉に望みを抱いて朝が来ないように祈りながら眠りにつくしかなかった。そして結局ハッピーエンドの物語のように朝は来る。
夢の中では知らない誰かが何度も殺しに来てくれて血の流れる感触を覚えているのにそのまま眠りにつくことすら許されず眩しさに目を開けるしかないのだ。
最悪だ。
いっそ死ぬような病気だったのならと何度考えたことか。きっと物語のように生きたいと願いながら死ぬことができるのだろう。それが羨ましくて仕方がない。社会不適合者であるという点を除いては全くの健康体であるのがもったいない。もったいないおばけがでるぞ。
そうだ、この際気に入っているものを全て言ってしまおう。今は酒の力で無敵である。
ありとあらゆるものが好きだ。人間の感情にぶれぶれな所が好きだ。腐が好きだ。百合も好きだ。じれったいのも好きだし万人と同じくエロも好きだ。あれは感情の振れ幅が大きくて理解しやすい。推理小説は昔から好きだし切なく終わるものも好きだ。つまりメリバというやつだな。バッドエンドだって好きだし魔法学校の物語も好きだしジャンプも好きだ。悪魔や妖怪が出てくるものもすきだ。転生しちゃったりトリップも好きだ。アイドルや魔法少女もしゃべるぬいぐるみだってゴミを固め続けるロボットだってすきだ。国も刀も艦隊も人造人間もヒーローも好きだしグロも好きだ。Rー20なんて足りないくらいだし食人だって好きだ。いいぞ、もっとやれ状態である。ギャグも日常系もそれに人外も好きだ。異形頭は一等気に入っているし一つ目も多目も分け隔てなくすきだ。それにケモナーでもあると言っていい。ベースがきいているものが好きだ。前にしていた部活の影響か裏打ちが好きだ。ジャズもクラシックもすきだ。エレクトロニカも好きだしポップもきく。ボカロは青春と言ってもいいし洋楽は夢の塊だった。歌舞伎も能も好きだ。落語の入り込む時が一等好きだしミュージカルも好きだ。舞台に立つ喜びも知っているからか演劇も好きだ。格闘ゲームはゲーセンでもやるくらい好きだし音ゲーもゲーセンでやるくらい好きだ。パズルゲームも好きだし脱出ゲームなんてやり続けてるしRPGも好きだ。その影響かTRPGも好きだしものを作るゲームも好きだ。ほかにももっともっと好きだと言えなかったものが沢山ある。
つまり、何でも好きなのだ。何でも好きと言うことは何も好きではないことと同義だと考えてしまう。そして、何も好きなことがないということと同じなのだ。
お酒を追加したい。
あのアーティストでさえ死んだことが死んでいると言うことが日常になる日がくる。日々は誰かが死んで出来ている。乗り越えるとかそういうことじゃない、ただそうであるということを受け入れて日々を浪費していくしかない。他人を完全に理解することは難しいしきっと一生無理なことは分かっているが、それでも親に「ちょっとぽっちゃりしたね」と言われて密かに筋トレを始めるような自分とはおさらばしたいし、何か誇れるものがあれば死にたいと思うことは少なくなるのではと少し希望を持ってはいる。大人になんてなりたくなかったけれど過去に戻りたいかと言われれば戻りたくない。温室のような過去に戻りたくはないが砂漠に雪を降らすことも出来ないので、きっと死神の目には見えている寿命を全うするしかない。
3年前に亡くなったアーティストの曲を聴いて勝手に悲しくなってその感情をどうすることもできずにただ書き殴るしかできない酔っ払いの今までを消化できるようお祈りし、悼辞の言葉と代えさせていただきます。おーい!誰もおまえのことなんて覚えていないし考えてもいないからお前が死んでもただ数値が1減るだけだぞー!じゃあな。
社会人になってからめっきり字を書く機会が減ってしまったから忘れていたんだけど、子供の頃私は糸偏が綺麗に書けなかった。
仕事上なにかを書くときはアルファベットなことが多くて、丁寧に字を書くことなんて滅多にないから忘れていた。さっき珍しく部署内の人への書き置きを書いていて思い出した。
小学生の頃、フランスの日本人学校に通っていた時期があった。駐在年数の長い子が多い学年で、みんな少し日本語がおかしかった。いろんな地域の方言や、英語、仏語、独語の単語が滅茶苦茶に混ざったニホンゴで会話していた。珍しく出入り(転入や帰国)の少ない学年だったこともあって、とにかく言語への頓着が薄かったんだと思う。
「書き」に関しても同じで、綺麗に文字を書こうという意識が、少なくとも私にはあまりなかった。高学年になれば「日本にいた頃習字教室に通っていました」というような子がひとりふたりいたんだろうけど、残念ながら低学年のクラスには母国でスキルを蓄積している子はいなかった。両親がこどもちゃれんじと青い鳥文庫を根気強く与えてくれなかったらどうなっていたんだろうと思うとゾッとする…高かっただろうにありがとう。まだ英語の和訳みたいな文章書いちゃうけど、なんとかなってるよ。
小2の春だったかな、そんな学年に日本から転校生がやってきた。訛りのない標準語を話す、おっとりした女の子だった。口数の少ないおとなしい子だったけど、私たちにとって彼女は台風みたいな革命児だった。
彼女は私たちに「日本」をたくさん持ち込んでくれた。まず、たまごっち。誰かの誕生日パーティーの席で耳慣れない電子音にざわつく私たちの前で、彼女は恥ずかしそうに「ごめん、私のたまごっち…」とポシェットから小さなおもちゃを取り出した。衝撃だった。彼女がそれを操作するのを、みんなで息を潜めて凝視した。平城京でスマホをいじったらあんな感じの視線を浴びると思う。彼女もまさか同い年の子供がたまごっちを知らないとは思いもしなかったみたいで、徐々に衝撃から解放された同級生たちから質問攻めにされて目を丸くしていた。その日から彼女のたまごっちは学年中(2クラス35人くらいだったかな)の関心の的で、毎朝進化したか、おやじっちは来たか、何か変わったことはなかったかと聞かれていた。私は彼女と同じ通学バスだったので、朝家まで迎えに行くついでに、玄関で見せてもらっていた。いま思うとまじでうざいな。
次に衝撃的だったのが、あたしンち。海外で生活する子供にとって、日本の漫画はとてつもなく貴重だった。小説は日本語の発達を懸念した親に買ってもらえるけど、漫画はなかなか入手できなかった。誕生日や、一時帰国中に買ってもらった子はヒーローだった。数少ない母国の娯楽なので、家にある漫画は片っ端から共有した。ガッシュ、コロッケ、NANA、GALS!、犬夜叉、コナン、ボーボボ、神風怪盗ジャンヌ、ケシカスくん、フルバ、ナルト、もうとにかくなんでも読んだ。
でも所詮小学生、不条理ギャグ漫画とマセた少女漫画とファンタジーバトル漫画しかなかった私たちのラインナップに、彼女のお母様が好きだという「あたしンち」が加わった。
ただの日常漫画だけど、それが私たちには衝撃だった。なんせ、知らないのだ、日常を。スーパーのタイムセールも、放課後の買い食いも、制服も給食も、私たちにとっては未知の世界の常識だった。おしゃれな少女漫画じゃ描写されない日常ネタは最高のエンターテイメントだった。ディスカバリーチャンネルでも見てるみたいだった。
レモン石鹸、ミックスベジタブル、二枚組のトイレットペーパーなんて概念は完全にあたしンちから学んだ。お子さんを連れて海外赴任されるご予定のある親御さんは、日常系漫画やアニメにすぐアクセスできる環境を整えておくといいと思う。本当にどんな教科書よりためになった。
最後、本筋からだいぶ逸れちゃったけどこれが一番書きたかったことで、彼女は硬筆の書写がとても上手だった。小学校入学前から教室に通っていたらしい。
先述の通り「綺麗な文字」という概念がすっぽ抜けてた子供だったので、彼女の漢字練習帳はあまりにも衝撃だった。で、「組」だったか「紙」だったか忘れたけど、びっしり並んだ完璧な糸偏を見たときに彼女への憧れがMAXになった。大人みたいな字を、同い年の子が書けるんだ!すごい!かっこいい!私も書きたい!それと同時に、もしかして日本を離れている私は母国の子供に比べて知識や技能に遅れを取っているんじゃないかと不安にもなった。その日家に帰って最初に両親にその目標を伝えて、大喜びの2人に日本スーパーで小さな漢字ドリルを買ってもらった。糸偏だけじゃなく、苦手だった「女」も「海」も「方」も「子」もたくさん練習した。
日本語を書くことに抵抗がなくなったのはあれがきっかけだったと思う。周りの同級生も彼女の綺麗な書き文字やオーソドックスな標準語に感化されて、国語学習に意欲的になった。本当に、彼女は私たちに大きな革命を起こしてくれたんだ。
他にもナルミヤの子供服とかプロフィールシートとか、転校生ちゃんが私たちに教えてくれたものはたくさんあったんだけど、どれもあの日本人学校っていう特殊なコミュニティにいた私たちには衝撃だった。これが生まれたのが全部自分の母国なんだって思うとゾクゾクした。いつか帰るのが堪らなく楽しみになった。そんな8歳の思い出である。
………なんてことを、久しぶりにペンで丁寧に文字を書きながら走馬灯のように思い出していた。細田さん、締切日変更の連絡がありました。お席にお戻り次第メールボックスをご確認ください。
たくさんの反応をいただいて驚きました。訥々と昔語りをしてしまって今更ながら恥ずかしいです。目を留めてくださってありがとうございました。
以下、だらだらと長い蛇足になります。まとめるのが下手でごめんなさい。
・日本人学校について
紛らわしい書き方をしてしまってすみません。ひと学年ふたクラス、合計して35人弱でした。正確な人数は覚えていません…というか、何ヶ月かに一度は転校生の出入りがあるので常に変動的でした。日本人学校の規模としては大きい方なのではないかと思います。
これは余談なのですが、フランスの日本人学校はかなり郊外にありまして、在籍する小学1年生から中学3年生までのほぼ全員がスクールバスで通学していました。大型バスで、人数の多い地域は複数台。あんなに大きな国なのに日本人学校は一校しかなくて、かなり遠くから通っている子もいました。渋滞で遅れて3限目にやっと到着、なんてのはしょっちゅうだったように記憶しています。
これは後に両親から聞かされた話なのですが、「自分の国の学校があるんだからうちに来なくてもいいでしょう」と日本人の編入を拒否する現地校が多かったようです。生徒数が多かった理由のひとつかもしれません。
・漫画について
漫画は片道1時間以上の通学バスの中で読みました。先述の通り乗車している児童生徒の年齢幅が広いので、有象無象のジャンルが飛び交います。…飛び交うというのは言葉通りで、読了後は座席に膝立ちをして、「愛してるぜベイベ2巻読みたい人!」と叫ぶとどこかの座席から返事とともに頭がひょっこり出てきて、その子目掛けて投げる、という方法で漫画の貸し借りをしていたんです。自分のものですらない漫画を。今思うと血の気が引きます。子供とはいえ酷い扱い方…猛省です。何十人規模での読み回しに耐えた漫画は手元に戻ってくるときにはボロボロでした。高学年の男の子たちはアドバンスでパワプロやってたなあ。
私が渡仏していたのは2001年頃から2005年頃までなので、その間もしくは以前の漫画は幅広く読みました。素敵な体験でした。
・現地での生活について
日本人学校に通っていると、現地の子供と接する機会はほぼありません。現地の習い事等に通っていれば別かもしれませんが…。地元のサッカーチームや水泳クラブに入っている子もいたような気がします。フランス語の授業もありましたが、あくまで第二外国語的扱いで、あまり熱心な内容ではありませんでした。
まさしく、私のヒーロー(ヒロイン)です。近所だったこともあってとても仲良くしてもらいました。私が先にフランスを離れてしまい、年賀状のやり取り程度はしていましたが、いつの間にか疎遠になってしまいました。当時の友人たちとはSNSで繋がって十数年ぶりに再会して飲みに行ったりすることもありますが、残念ながら彼女の話は聞いたことがありません。元気にしているといいな。
・不肖、私自身のことについて
渡仏前後に別の国で生活をしましたが、それぞれ現地校へ通う機会に恵まれたので日本人学校で過ごしたのはフランスだけでした。あの日々がなければミックスベジタブルどころか起立、気をつけ、礼すら慣れない状態で帰国していたことになります。本当にありがたいことです。親からもこどもちゃれんじからも漫画からも学ぶことのできない日本独自の学校文化、たくさんありますよ…前へならえとか体操隊形に開けとか…。逆上がりや二重跳び、跳び箱なんかは日本人学校の体育でできるようになっておいて心底よかったと思います。
それなりの年齢で帰国して普通に大学まで卒業させてもらい、今はメーカーで海外営業をしています。いろんな国に住んだし、仕事で海外へ渡る機会も多いですが、私には日本が一番合っていると感じています。
・細田さんの締め切りについて
スマブラの最新作はすごいですね。歴代最高傑作で間違いないと思います(挨拶)
ってのは置いといて、なんかはてブとかに批判が起こっててちょっとビックリしてる
今作の隠しキャラの開放ルールは独特だけどかなり理にかなったものだと思ってたから
過去作を遊んでた上級者なら面倒な条件が無いから歴代最短ってレベルで楽しんでるうちにすんなり全キャラ揃うし
まだ動かし方もわからないし自分の使ってるキャラの使い方もわかってない人には、操作習熟をしたりヘルプを探したり、大乱闘で挑戦者のステージを遊んでギミックを把握するいい機会なハズだし
確かに、あんま慣れてないキャラ遊んでるところで挑戦者が来て負ける事はあったから負ける悔しさはわかるけど、負けたとしても次にする事はゲームに不満を持つ事じゃなくて対策する事でしょ
・全103ステージの特徴
・全87アイテムの特徴
・現状全76(ポケトレ3カウント)ファイターの特徴(切り札の攻撃範囲と主な復帰ルート知るの超重要)
そんな慌てずに1キャラずつ触ってじっくり遊べばいいじゃんって思います
上級者がアカウント作り直して初心者狩りするのが困難になるんですよ
できるけどめんどくさいから長期的には初心者を殺しに来る嫌な中級者が発生しづらくなると思う
自分がもう1つ疑問を持ってるのが、全キャラ簡単に出ないって文句がスマブラに限って出るのが本当に不思議
プレイヤーキャラが増えるのってだいたい困難を乗り越えたご褒美じゃないですか
スプラトゥーンだって全ブキ使えるようになるにはかなりの時間遊ばないといけないしヒーローブキ出すの大変だし
ゼルダ無双とか200時間やってるのにロウラルマップやってないからまだユガ使えるようになってないし
ポッ拳はSwitchは最初から全キャラ使えたけどWiiU版はストーリー進めないと使えるアシスト揃わなかったしエンディング観ないとミュウツー使えなかったし
スターフォックス64とか対戦で歩兵使えるようになるの本当に大変だったし
新・光神話パルテナの鏡も武器を手に入れる為に何度も攻略方法を練り直したし
ポケモンも伝説のポケモンや通信進化ポケモン手に入れるの大変だったし
GBA版F-ZEROだってジェットバーミリオン出す為に悪戦苦闘したわけだし
マリオカート8DXもカート出す為に、全カップ1位になるまで何回もがんばったり200CCのスピードに悪戦苦闘したわけだし
ピクミンもお宝を手に入れる為に何度もピクミンを全滅させて悔しい思いを積み重ねてきたわけだし
どうぶつの森も何度も南の島行って、釣りをして、カブを買って家を改築して家具を揃えたわけだし
パンチアウトもドンキーコングと戦う為に試合相手のモーションを研究して勝ってきたわけだし
操作に慣れていないが故の壁を示されたんなら攻略方法を見出す過程を楽しむのがゲームだと思うので
今作の隠しキャラの仕様はシリーズ初参加の人が自発的に経験者に近づけるという良い導線だと思ったので
誰だって買って数日のゲームとか絶対に周囲が見えてないイノシシプレイなハズなので
イノシシプレイでクリアできないのはおかしい!クソゲー!ってのは
逆にどんなジャンルでも適当なイノシシプレイでクリアできるゲームの方がつまんないでしょって思いました…
https://anond.hatelabo.jp/20181215130121
ゼルダのブレワイが1時間以内でクリアできるゲームだったとしても2日遊んでクリアできてないから「クソゲー!エンディングは最初から観れるようにすべき!」って言い張る人がいたら絶対おかしいし
https://anond.hatelabo.jp/20181215233454
自分に不足している要素を知りながら、パルテナ様とナチュレ様の天界漫才を聞いたりしながら
勝ち上がり乱闘を楽しみながら