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はてなキーワード: 投票行動とは

2024-10-28

anond:20241028030216

10代なんて親の言いなりとか親に意見を仰ぐでしょう

選挙どこに投票したらいいか聞くと自民とか立憲って基本的に言われるでしょ?

YouTubeとか見るやつがたまに国民民主党に入れるだけで、一番政治を知らない自分立ち位置も知らない層の投票行動として考えたら納得

anond:20241028030216

十代だけの票だけで当選落選決まるわけじゃないんだから他の年齢層の投票行動に左右されるのは当然じゃね?

anond:20241028022928

投票行動を貶すやつが一番民主主義毀損してるんだよな

どういう結果になったとしても

2024-10-27

anond:20241027112429

選挙に行かれたのですね。選挙国民権利と義務であり、大切な一票を行使されたこと、素晴らしいと思います

さて、ノーパン選挙に行かれたとのことですが、公職選挙法では、投票所での服装や身だしなみについて特に規定はありません。しかし、投票所公共の場であり、他の有権者選挙管理委員会の職員の方々への配慮必要です。

ノーパンでの投票は、周囲の方々に不快感や混乱を与える可能性があります。また、投票所では、投票用紙の記入や投票箱への投入など、一定動作必要となるため、ノーパンでの行動が困難な場合もあります

次回以降、選挙に行かれる際は、周囲への配慮投票行動のしやすさを考慮し、適切な服装で臨まれることをお勧めします。

2024-10-26

anond:20241026231148

白票意味ねえなーと思ってる人間割合は左右で変わらないけど、何故か有効票が増えれば自陣が勝つという妄想を抱いていたり他人投票行動攻撃してもいいと思ってる人間割合左派に多い

障害者目線で、各党のマニフェスト比較した

詳細は省くが、1年半前に、日本国が認める障がい者となった。

手帳年金ももらっている。

それ以降、初めての衆議院選挙だ。

したがって、障害者目線マニフェスト比較してみた。

当然だが、各党ごとにWebサイトの作りは違う。

あくまで、PDFになっている資料ベース比較した。

資料になっていない場合は、Webページ上のわかる範囲で調べた。

言っておくが、綿密に調べたわけではない。

期日前投票する必要があり、限られた時間内で調べた。

既に投票は終えた。

増田が調べた範囲マニフェスト紹介

自民党

論外。見出しレベル障害者への言及なし。福祉制度の中だけで、ワンワード障害文字があっただけ。

公明党

自民党とほぼ同じ。

立憲民主党

結論から言うと、一番障害者政策に対する解像度と量が高かった。

国民民主党

立憲の次に解像度が高かった。

れい新選組

国民民主の次。障害者議員を輩出している割には、解像度が低い。

共産党

意外と解像度レベルでは自民と大差ない。弱者対策ものすごくページを割いているのに、障害者への解像度は低すぎる。

社会民主党

DL可能PDFなし。その代わり、埋め込み型のドキュメントがあり、これを参考の基準とした。

共産党と同じレベル解像度でびっくりした。このレベル左翼やってんのかとびっくりした。

ただ、このマニフェスト自体、急場凌ぎで作られたようで、障害者政策以外への言及も、全体的に荒い。

2023年マニフェストではない政策資料は手厚く作られており、こちらは障害者への言及もあった。

日本維新の会

障害者政策への言及なし。どうでもいいが、Webサイトに鬱陶しい矢印のアニメーションがあり、アクセシビリティとは何か、という気持ちにさせられた。

参政

PD見当たらず。Webサイト上も、障害者政策への言及なし

増田は結局どうしたのか

増田大阪7区有権者である

前職は維新の奥下君。橋下府時代に色々埃が出ており、麻生太郎会社とズブズブ。同和利権との絡みの噂もある。論外。

自民は渡嘉敷なおみ。元資生堂薬剤師、厚労副大臣まで勤め上げながら、前回は維新に負ける。

今回も、その厚労副大臣経験から障害者福祉政策への提言があるかと思い本人のサイト確認しに行ったが、全く触れられておらず。論外。

そういえば去年の6月ぐらいだったか衆院選の噂が立ち始めた頃に、駅前街頭挨拶をやっていた。

選挙の噂が立ったら街頭に立つのか。落選したんだったら、もっとこまめに立てよ、と思いそのことを妻に言ったら

「本人に言ってやればよかったのに」と言っていた。そりゃそうだ。次見かけたらそう言ってやろうと思ったら、ついぞその機会がないままになってしまった。

参政党? 論外。

そして、大阪7区共産しか残らなかった。

残念だが、小選挙区共産に入れざるを得なかった。

次は比例である

障害者としては、やはり、障害者議員を輩出したという実績は、れい新選組特筆に値すると思っている。

しかし、それ以外の部分は全部ダメだ。

近畿ブロックの比例は、れいわは大石あきこである

橋下が公務員業界の闇に切り込んだことは評価するが、

一方で大石のような現場の反発も当然だと、中立的には評価する。

だが、それは大枠としての俯瞰的評価であり、彼女自身品性は別だ。

それは本人のブログを読めば。知性のある文章とは言い難い。

そしてまたこいつも同和利権との絡みが噂されている。

よって、比例は立憲に入れた。

立憲だって全部については納得してない。

前回の民主党政権はなんだったのか、と言うことについて誰も総括してない

(一応、そういうタイトルの本が図書館にあったので、今読んでるのだけど)

小沢だって政治資金疑惑があったのに、どの口で自民党批判してんだよ、と思う。

でも結局、比例はこうするしかないんだよな。

小選挙区は党と候補者の本人性。比例は党のマニフェスト

それを基準にするしかない。

最後

今回のことで、国民主権とは一体何かと増田は考えさせられた。

そこから一つ分かったのは、偉大なる無党派層こそが、国民主権なのでは、ということ。

個人的には、自民党という党は嫌いだけど、中には評価できる人もいるよね、と考えている。

河野洋平なんか、防衛増税の話が出た時無茶苦茶怒ってたしさ。

から、結局は党の細かいところにチェックを入れて、

その党の方向性有権者が納得できて迎合しているなら票を入れるし、そうでないなら、不本意でも反対勢力に入れるしかないよね、と。

もし渡嘉敷なおみが、かなり手厚い障害者福祉政策を述べていたら、増田は渡嘉敷に入れていたと思う。

追記:2024/10/27 12:54

昨晩、個別レスとかしたやつあるけど、本人かどうかわからんから、結局追記した方がいいのな。

反応に対して、まずは総論的なところからお返事していくよ。

票田がどうとか、障害者マイノリティから選挙では不利とかなんとか

おまえはそう考えるのかもしれないが、オレは今回そう思って調べたわけじゃないのよ。

票田にならない? 障害者有権者は数が少ない? だから何?

別に選挙権がないわけじゃないし、オレたちも社会参画が必要なわけ。

しろ選挙よりも自分たちがどう主体的に行動していくかで

今後の自分たちを取り巻く状況が変わる。

そのためのリサーチなの(リサーチと言えるほどの情報量情報密度かと問われると、それはまた別だが)

自分がやりたいだけでやったことを雑に発表しただけ。

それ以上でもそれ以下でもないから、そこは理解しておいてほしい。

もちろん、そこ踏まえた上で、個々人があーだこーだ言うのは構わないよ。

オレとしては「ふーん。おまえ様はそう思われるんですね。それで?」って思うだけ。

解像度が高いというよくわからん基準で詳細が書かれていない

これは別のレスでも書いたのだが、本当に申し訳ない。

本当は、各党のマニフェスト情報定義をしっかり定めた上で、もう少し調査し、

各党の文書の中から障害福祉政策見出しはあるかどうか、.*障(害|碍|がい).*というワードは何ワードあるか

そう言ったことを調べて発表したかった。

しかし、そうもいかなかった。まず体調が悪い。

最近薬の飲み合わせ調整にトライしていて、体調が乱高下。

具体的には、血圧が高いときは上は170下が100、ひどい時は上が100を切り、下が50台とか。

血圧ジェットコースターに乗ってるんだが、これがもうキツい。

高い時は頭痛で何も思考することができない。低い時は起き上がれない。

から、今回の選挙も、本当は行けるかどうか難しかった。

なんとか調子のいい時にタクシーを使って市役所まで行って期日前投票ができた。

それに至るまでも、今回公示から投票日まで短かったわけで、

調べたくとも自分には本当に時間がなかった。

結果、調べることができた範囲上記、って感じなのよ。

から申し訳ない気持ちはあるものの、事情は汲んでいただきたい。

その上で、気になったら自分で調べてほしい。今ならまだオレが見た状態サイトが維持されているだろうし、

PDFならそれなりに長い期間閲覧できるはずだから

税金払ってないヤツが偉そうにするな

これは別スレでリプしたから、引用しておくな。

この件についてはあまりレスしようと思ってなかったけど、一応返事書くな。

まず、障害者認定される前までは、バリバリ所得税住民税も払ってたよ。

で、障害年金は非課税だし、年金で足りない分はバイトで糊口を凌いでるけど、

かにこれは所得税住民税免除になる額だよ。

ただな、自立支援(あ、精神っす)があるとはいえ

かかりつけの医院がちょいと遠方だから交通費バカにならないんだわ。

カウンセリング保険適用じゃないしな。

精神交通費の割引、ほとんどないんよ。

で、体力ないからな、せっかく体調良い日にはまとめて用事片付けようとかするだろ。

2箇所以用事の先(役所とか薬局とかな)回ろうとするとな、息切れするし、

電車ではヘルプマークつけてるのに誰も席譲らないしな。

しょうがなくタクシーとか乗るわけよ。軽く5000円とか飛ぶわけ。

雀の涙障害年金で5000円だぞ。健常者でもポンポンタクシー乗って払うがくじゃないだろうがよ。

その上でだけど、匿名から言える?

匿名じゃなかったら言えないんだろ?

だったら言ったらダメなことってわからいかな?

今なら許してあげるからちゃんと謝ろうな。

それができないなら、法廷で会おうぜ!!

んーと、まず、税金払う払わないの上でいうと、払っていようが払っていまいが、

日本国憲法とそれに紐づく法律生存権言論の自由保障されてんの。

これがヘイトスピーチだったら問題だが、事実に基づいたお気持ち投票行動を述べただけで、なんでここまでヘイト吐かれるんだろう?

もしおまえが納得行かないんなら、憲法改変するか、最高裁ぶっ倒してからオレの前に来て、顔見てそれを言えよ。

そん時はオレも土下座してやるわ。

その上でだ。

自慢じゃないが、元気な時はそこそこ税金払ってたよ。

今後、体調が回復すれば年金も貰うのやめて、また所得税住民税が払えるようになるかもしれない。

当たり前だが消費税は払ってるし、車乗ってるヤツは自動車税ガソリン税も払うし、あ、最近は滅多に飲まなくなったが酒税も払ってる。

あと、年金も貰ってるが、払ってもいるからな!!

からな、税金払ってないとか、そういう雑な思い込みヘイトぶつけてくんな。頭の悪さ丸出しだからさ、やめてくれ。

それでも納得行かないってんなら、やまゆり事件植松みたく、刃物でも持ってオレを刺しにこいよ。

そん時はオレも全力で抵抗するからな。返り討ちにあっても文句なしな。

ヘイトぶつけるなら、それぐらいの覚悟の上でこいよ。

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以下、個人的なお返事

https://anond.hatelabo.jp/20241026231611

障害者だと深刻な雇用問題はひとまず関係なくなるから失業が増えそうという野田立憲のデメリットに目をつむれる分、比例を立憲にしたのは良い手だと思うよ。

小選挙区共産にしたのはちょっとねえと思うけど。

今の自分雇用問題は無縁かもしれないが、社会復帰することを考えれば全く無縁でもない。ただまあ、そこまで今は考えられない、というのが正直なところ。

小選挙区共産、というのも、自分でもちょっとねえ、とは思うけど。ただまあしゃーない、という感じ。

https://anond.hatelabo.jp/20241026232317

逆やろ 共産個人能力はそこそこ高いが党本部が駄目だから独立移籍してもやってけるんちゃうか!っておもわせるのにいい手だ

うそう、辛坊治郎も昔言ってたんだけど、個人個人では良い人いるんだよね、共産党。(ここで辛坊治郎を挙げるなんてどうこうとか言わないでね!)

https://anond.hatelabo.jp/20241026233205

税金納めてない云々に関しては自分が間違ってました、申し訳ない

その上で返信読んで思ったのだけれど

ヘルプマークという存在を初めて知った

調べて出てきた画像を見たが知らん人からしたら単なるアクセサリーしか見えないんじゃなかろうか

これ着けてるだけで全ての人が配慮してくれるべきって認識ちょっとどうかと思う

譲って欲しい・配慮して欲しいなら意思表示をして「お願い」するのが筋ではないの?

それは健常者・障害者関係なく人として当たり前の事だと思う

そういうのが出来ない疾患なんだって言われたらアレだけど

配慮されて当然って態度の人が嫌いだからあんまり素直に謝れないわ

おお、謝罪してもらえて、増田は嬉しいよ。

その上で、各種ご指摘について増田も思うところがあるから、お返事するな。

「譲って欲しい・配慮して欲しいなら意思表示をして「お願い」するのが筋ではないの?」

これ、まさにそうなのね。本人の主体性大事なので、本来はそれが筋。それは合ってる。

ただ、それを認めると、「お願いする・しない」の2択になっちゃうんよ。

オレ自身は、本当に辛かったら譲ってほしいと言うと思う。それをしていない時点で、オレは愚痴っているだけと取られられても仕方がない。

ただね、人によってはこういうこともあるんよ。

「(しんどい、辛い、座りたい。でもなあ、自分年寄りじゃないしなあ、譲ってほしいって言って変な空気になったら嫌だしなあ、逆上されて怒鳴られたり、傷つけられたりしたらどうしよう… 誰も助けてくれなかったら?? じゃあ、今は自分我慢したほうが得かな…)」

みたいな発想になる人はね、これは結構多いのよ。まさにおっしゃる通り

「そういうのが出来ない疾患なんだって言われたらアレだけど」

なので、可能範囲でいいけど、ヘルプマークをつけてしんどそうな表情している人には、席を変わるかどうか声をかけてあげてほしい。

いいです、って言われたら、譲らなくていい。それぐらい。本人の主体性大事なので。

でね、本当に「譲って欲しい・配慮して欲しいなら意思表示をして「お願い」するのが筋ではないの?」って、思うんなら、

「(席を譲ってほしいって言って、自分不利益被ったらどうしよう?)」って心を痛めたり、

実際に申し出て嫌な思いをする人を助けてほしいのよ。

「そんなん都合よく出くわすわけないのに、できるわけないだろ!」って思う?

だったら、そういうことは言わないでほしいな。おまえ様の心の中で思うのは勝手だけどさ、

こういう場所で公にするのは、もうやめにしようぜ!

2024-10-25

anond:20241025143547

この意見はいくつかの妥当性と、いくつかの問題点があります。まずは妥当な点から見ていき、次に問題点を指摘します。

 

妥当な点

1. 個々の経済的社会的状況に応じた支持の違い:

意見では、収入が安定しているため、自民党に対する不満が少ないという考えが述べられています。これは、社会学的な視点から見ても理解できます経済的安定は、現状維持を望む人々の間で自民党への支持が高いことと一致します。特に自民党経済政策は、経済成長と安定を重視しており、大企業中間層の一部には支持が強いです。

2. 外交政策への懸念:

自民党支持の一因として「親中政党」に対する不安が挙げられています。これは、外交政策において日本安全保障国際的立場重要視する保守層典型的な考え方です。特に中国との経済的軍事的緊張が高まる中で、このような懸念自民党支持者の間で広く見られます

 

問題点矛盾

1. 「左寄りの思想」へのアレルギーに関する誤解:

ワーキングプア自民党支持者について「左寄りの政策アレルギーがある」という解釈は一部正しいかもしれませんが、必ずしもそれだけでは説明できません。自民党を支持する低所得者層の中には、保守的文化的価値観や、安定志向国民的なアイデンティティへの共感が強い層がいます。彼らは経済的観点だけでなく、社会的文化的価値観に基づいて投票行動を行います。この点では、必ずしも「自分金持ちになる予定だから」という説明が全てではなく、もっと複雑な要因が絡んでいる可能性があります

2. 「弱者に寄り添う政策」への理解限界:

弱者への政策については、単に「弱者に寄り添う」政策を嫌っているわけではない可能性もあります自民党を支持する一部の低所得者層は、政府の過剰な介入や福祉政策個人努力を軽視するものだと考えることもあります。また、社会保障制度自分に直接的な恩恵をもたらさない、またはそれが十分に説明されていないと感じているために、その支持を避けることがあります

3. 自己責任論への過度な簡略化:

自分貧乏なのは自分の頑張りが足りないから」という自己責任論に納得しているという部分も、やや単純化されています。確かに自己責任を強調する思想は一部で存在しますが、社会的経済的な複雑さを十分に理解していないことから、このような見方をしている可能性もあります。また、低所得者層が将来の経済成長雇用創出を期待して自民党を支持する場合もあり、それを一概に「自己責任論」にまとめることは不正確です。

 

まとめ

この意見には一定妥当性があるものの、低所得層自民党支持者に関する解釈や、政治的選好に対する理由けがやや単純化されています経済的文化的要因が複雑に絡み合っており、それを一面的説明するのは難しいです。

anond:20241025084408

白票を投じることと棄権すること、どちらが良いかという問いには、それぞれの選択肢が持つ意味や影響を理解する必要があります。それぞれの行動には異なる意義があり、どちらが「いい」と感じるかは個人価値観政治的意識依存します。以下では、両方の選択肢比較しながらその違いを説明します。


1. 白票を投じることの意味

白票を投じる行為は、選挙に参加して自分意思を示しつつ、支持できる候補者がいない、または全体に不満があるというメッセージを送る方法です。白票は「選択肢がない」という積極的意思表示と見なされることが多く、以下のような意義があります

政治への関与の意思を示す:白票を投じることで、選挙プロセスには参加したものの、どの候補者政党も支持できないというメッセージを送ることができます選挙投票率に反映され、政治家や政党白票が多いことをある種の不信任と解釈する場合があります

不満の表明:白票を大量に投じることで、国民の中に候補者に対する不満が存在することを明確に示すことができます。これが、次回以降の選挙での政策変更や新しい候補者の登場につながる可能性もあります


2. 棄権することの意味

一方、棄権選挙に全く参加しないことを意味します。棄権は、政治に対して無関心である、または現行の政治体制や選挙自体に対する拒絶を意味することがありますが、そのメッセージはあまり明確に伝わりにくいです。

メッセージ曖昧になる:棄権は、投票しない理由が多様であるため、何を意味しているのかがわかりにくいです。たとえば、単に政治に無関心なのか、外的な理由投票できなかったのか、あるいは意図的ボイコットしたのかが区別できません。白票とは異なり、棄権者が具体的に何に対して不満を抱いているのかが明確に伝わりません。

政治に対する影響力が薄れる:棄権することで、政治的意思表示を全くしないことになります。これにより、政治家や政党はその人の意見無視する傾向が強まります棄権者の声は選挙結果に反映されないため、政治に対して何の影響も与えないと見なされます


3. 白票棄権比較

項目白票を投じる場合棄権する場合
意味政治に参加し、支持できる候補者がいないという意思表示政治選挙に対する無関心または拒否
メッセージ候補者に不満があるが参加はする」という意思表示意図不明確(無関心か反対かが曖昧
影響力投票率カウントされ、不満として示される可能選挙結果に反映されず影響力が薄い
政治的関与一定政治参加意識を示す関与していないと見なされる


4. 結論

白票を投じることは、投票に参加しつつ、不満や支持できない状況を示す方法であり、一定政治的メッセージを送る手段になります投票率にはカウントされるため、棄権よりも政治に対する影響を与える可能性が高いです。

棄権は、政治に対する完全な不参加を示す行為であり、その理由選挙後に明確に伝わらない可能性があります。結果として、政治家や政党にとっては無視されやすく、影響力を持ちにくいです。

もし、支持できる候補者がいないことに強い不満を感じているのであれば、白票を投じる方が棄権よりもメッセージ性が強いと考えられます棄権投票行動としては消極的選択であり、その意図が伝わりにくいため、白票よりも影響力が薄いかもしれません。

ほんと選挙前になると、「投票率を上げたくない」という方向性の主張(投票しても無駄個人レベル投票行動は無意味、何も変わらない等)が増えるのはホント

お前ら「そういうとこだぞ」だな

anond:20241025083939

この意見に対する評価は、いくつかの視点から検討する必要があります。主に「白票投票現状維持寄与するか」「民主主義への影響」「有効な抗議手段か」という三点について論じることができます

 

1. 白票投票現状維持寄与するか

意見の中で「白票現状維持、つまり与党支持」という批判を退けていますが、実際には、白票を投じても直接的な変革をもたらすことは難しいです。白票無効票として扱われ、有効票には含まれません。その結果、最も多くの有効票を得た候補者当選するため、白票が多くても制度上の勝者が変わることはありません。つまり、現状の政治システムにおいて、白票消極的な行動とみなされる傾向があり、その結果、与党の強さや議席数が維持される可能性が高いです。このため、白票有効票を減らすことで政治家の行動に影響を与えるという前提には疑問が残ります

 

2. 民主主義への影響

意見では、多数の国民白票を投じることで「9割の国民に支持されない政治家」を生み出すことを目指していますしかし、この考え方は民主主義の基本原理に反する可能性があります民主主義は、市民積極的に自らの意見を反映させるための制度であり、投票行動そのもの意見表明の手段です。白票を投じることは不満の表明にはなるかもしれませんが、具体的な政策候補者に対する意思表示が欠けており、建設的な対話改革方向性を見いだすことは困難です。結果的に、無効票が増加することで民主主義機能が低下し、最終的には市民意思がより反映されにくい政治構造が残るリスクがあります

 

3. 有効な抗議手段

白票投票政治に対する不満の象徴として使われることがありますが、意見表明としての効果限定的です。抗議の手段としては他にも、選挙立候補する、特定政策を支持する候補支援する、市民運動や請願を通じて声を上げるなど、より積極的手段が考えられます。また、選挙制度投票システム改革を求める動きに参加することで、政治の透明性や公正さを高めることができます。単に白票を投じることは、現状への消極的抵抗に過ぎず、長期的な政治改革につながりにくいでしょう。

 

結論

この意見は、白票投票有効な抗議手段として提案されていますが、実際には政治民主主義に与える影響は限定的であり、むしろ現状維持寄与する可能性が高いです。また、白票投票だけでは具体的な変革を生み出すことが難しいため、より積極的な参加や代替案の提示必要です。

anond:20241024144444

誰が投票したのかしていないのかはわからないのだから投票していない奴の意見説得力がないという主張も支離滅裂だ。

この問題は「票数の少ない層の意見は重視されない」というだけの話だ。当たり前すぎてバカみたいだが、現実はそれだけのことだ。

自分投票すれば、少なくとも自分意見がごく僅かに通りやすくはなる。その「ごく僅か」に投票行動の意味を見出せるかは人それぞれだろう。

他者投票しろという奴の動機は二つだろうな。一つは、この「ごく僅か」を無駄だと思わず投票するのが成熟した社会人だと説教したい奴だ。

もう一つは、投票していないサイレントマジョリティーが自分と同じ意見を持っていると何故か信じていて、投票率が上がれば自分意見が通るはずだと妄想している奴だ。

2024-10-24

anond:20241024182708

この意見はいくつかの妥当な点が含まれていますが、問題点矛盾点も指摘できます

 

妥当な点

1. 選挙への真剣アプローチ: 「選挙にはある程度の勉強考察必要である」という考えは、選挙重要性を強調するものです。選挙における投票国家未来を左右する大切な行為であり、そのためには政策候補者についてよく理解し、考え抜いた上での投票理想です。

2. 投票の影響力に対する懸念: 「よく考えずに投票すると、かえって国に悪影響を与える可能性がある」という指摘も理解できます無知状態投票をすることが、短期的・感情的な決定を助長し、長期的には不利益をもたらす可能性があります

 

問題点矛盾

1. 「閾値」の明確さが欠けている: この意見では、「これくらいちゃんと考えるべきだ」という一種基準閾値)があるとしていますが、その閾値が具体的に何かは示されていません。どれほど勉強すればその基準に達するのか、具体的な指針がないため、個人ごとの主観に左右されやす問題となっています

2. 選挙権の本質に反する可能性: 選挙権は誰にでも与えられている権利であり、その行使には「勉強量」や「考えの深さ」を基準制限を設けるべきだという考えは、民主主義根本に反する可能性があります選挙はあらゆる国民に対して平等に与えられた権利であり、必ずしも専門的知識必要とされるものではありません。選挙においては、多様な価値観経験を反映することが重要です。

3. 「投票しない人の方が語る権利がない」という考えとの矛盾: 一方で、「投票しない人が政治を語る権利がない」という意見に対して疑問を投げかけていますが、その論点も一部の矛盾を含んでいます選挙に行かない理由があまりにも消極的であれば、その人が選挙制度や政治に対する批判をすることは正当性を欠くと感じる人もいるでしょう。この視点排除するのは、議論を狭めてしまリスクがあります

 

結論

この意見は、投票行動に対する慎重さを促し、浅い考えでの投票政治に悪影響を及ぼす可能性を示していますが、あくま個人的な感覚に基づいているため、具体的な基準を欠き、民主主義原則に反する懸念があります。また、選挙権をどう行使するかについては一人ひとりの価値観生活背景が異なるため、必ずしも勉強量や理解度で優劣を決めるべきではないとも言えます

anond:20241023224537

まず小選挙区で誰選んでも比例でどの党に入れても自分で決めたなら全部正解だと理解してください。

「〇〇に入れるやつはバカ」と言ってる奴が一番バカなので気にしないでください。

色々調べた結果良さそうだったでも直感で何か感じたでも何でもいいか自分で決めて投票するのが一番。

全部正解なんだけど投票後「自分が」間違ったと感じたら次回修正すればいいだけ。結果見てやっぱり国民バカって言い出す奴が絶対出てくるけどそいつバカから無視しましょう。

ちなみに私自身の投票行動は選挙公報報道機関情勢調査を見て決めてます

比例はシンプルに一番良さそうと感じたところ

小選挙区は情勢を見て一強だったら一番気に入った候補応援として入れる

混戦だったら当選ラインを争う候補の中で一番マシなのに入れる、という感じ。

anond:20241024122742

弱者男性だが、俺の投票行動的には別に都合悪くないからその意見スルーしてもいいんだけど

田舎のジジババって立憲はあまり気にしてないが、共産党は重視してる層なんだけどそういう事を言っていいのか?

田舎のジジババって都会のジジババの次に反自民が多い層なのに……

anond:20241024112947

弱者男性だが、普通投票行動範疇ではあるし全くおかしな事は言ってないな

しかし「落とすための選挙」というのはその手のリベラル活動家十八番でもあるし、その投票行動扇動されたノンポリか、支持政党のない政治オタク向けだろう

結局一番大事なのは投票先とのマッチング

自民党がどんだけ腐ってようがコンクリートから人へ経験した土建自民党から離れないだろ

まとまった集団を作り無視出来ない存在感を出すのが政治ということも教えてやれよ……

anond:20241024121136

この意見はいくつかの妥当な点が含まれていますが、同時にいくつかの問題点矛盾もあります。詳しく見ていきましょう。

 

妥当な点:

1. 一票の影響力の限界:

意見の中で指摘されているように、個々の一票が選挙の結果に直接的に大きな影響を与えることは、特に大規模な選挙では非常に稀です。多くの選挙区では有権者が数万から数十万人単位存在しており、その中での一票は相対的に小さい影響しか持たないという認識現実的です。

2. 選挙だけでは不十分な政治活動:

意見言及されているように、選挙は「政治活動最後ステップ」であり、日々の政治活動市民活動重要であるという点は妥当です。実際、政策形成社会の変革には、投票以外にも署名活動デモボランティア議員との対話など、多様な方法があります選挙に参加するだけでなく、日々の政治活動民主主義を支える重要な要素です。

 

問題点矛盾:

1. 選挙への参加の価値過小評価している:

選挙に行っても変わらない」という考えは、一面的です。選挙結果そのものに大きな変化がなくても、選挙候補者政党に対して民意を示す重要な場です。多数の人が選挙に参加することで、特定問題に対する関心や政策への圧力が高まり、間接的に政治的変化をもたらすことがあります。また、接戦となる選挙では、少数票が大きな影響を及ぼすこともあります

2. 個人の一票だけでなく、集団としての力を無視している:

一票が直接的に結果を変えることは稀かもしれませんが、多くの人が同じ考えを持って行動すれば、大きな力を発揮します。選挙の参加率が高まることで、政治家市民意見無視できなくなり、政策優先順位選挙後の対応が変わる可能性があります。つまり集団としての行動が重要です。

3. 「何も変わらなかった」ことへの因果関係不明確:

この意見では、選挙に行かないことで「何も変わらなかった」と述べていますが、これは選挙に行かなかったことと結果が変わらなかったことの因果関係不明確です。選挙結果やその後の政治状況はさまざまな要因に影響されるため、選挙に行かなかったことが直接的に「何も変わらなかった」理由であると断定するのは難しいです。

4. 選挙に行く意義を過度に批判的に見ている:

選挙に行くだけで大きな顔をするのは恥ずかしい」という意見は、選挙に行くこと自体過小評価している側面があります選挙に参加することは民主主義基本的権利であり、それを行使することは市民としての義務の一部です。もちろん、日々の政治活動重要ですが、選挙に行くこと自体社会に対する責任ある行動として評価されるべきです。

 

結論:

この意見には、選挙に行くことだけが政治参加のすべてではないという妥当な指摘がありますが、「選挙に行っても変わらない」という主張は選挙の意義を過小評価しており、問題の一側面しか捉えていません。個々の一票が直接的に大きな変化をもたらすことは稀ですが、集団としての投票行動やその結果に対する間接的な影響を無視するのは不適切です。

anond:20241023224537

世代です。

選挙前に掲げた理想を本当に実現しようと動いてくれる人たちなのか、どう信用すればいいのか」

私はそこまで考えていません。考えているのは次のようなことです。

①一つの政党が常に政権を取り続けるのは、別の意見が反映されにくかったり国会の緊張感が保てなかったりするから民主主義社会にとって健全じゃないと私は考えています。なので最大多数の党以外の党がパワーを強められるような投票行動をしています

国政政党の特徴はおおむね把握しています自分問題意識合致しそうな特徴を持つ政党所属する候補者投票しています。私は、少数派の意見国会積極的に取り入れてほしいという思いがあるので、そういう特徴を持つと思う政党所属する候補者投票しようと考えています

③ここまでである程度投票先を絞れたので、あとは候補者トンデモじゃないかを一応チェックします。Twitter発言を、Wikipedia過去不祥事あたりを見ます。たとえば陰謀論者や反科学思想の人が国会に来るのはちょっと嫌だなと思うので。

そんな感じで決めています!票を投じたやつが本当に公約を実現するかというより、「こういうイデオロギーの人ならこういう行動はしないだろう/こういうことには比較的力を入れてくれるだろう」程度のことです。もしそいつくそだったら次の選挙で落とすための投票行動をすればよいだけで、まずは主権者として気軽に参加してみてくださいね

anond:20241024100242

この意見は一部妥当な点もありますが、いくつかの問題点矛盾点が含まれています。以下、意見妥当性と問題点検討します。

 

妥当な点

1. 経済支持率の関連性:

意見の中で「インフレによる実質賃金低下が自民党支持率に影響を与えている」という指摘は妥当です。景気動向実質賃金の低下は選挙において有権者投票行動に影響を与えることが多く、特に日常的な生活の質に直結するインフレ政権与党にとって大きなリスク要因です。経済問題一般的選挙有権者が重視する要素とされており、他国の例でも不況時に政権交代が起こることは珍しくありません。

2. 麻生政権リーマンショック

麻生政権リーマンショックの影響で大きなダメージを受け、民主党政権が成立したという分析歴史的事実に基づいていますリーマンショック後の世界的な景気後退は、日本経済にも深刻な影響を与え、当時の政権支持率低下に寄与しました。

 

問題点矛盾

1. 裏金問題の影響の過小評価

意見では「裏金問題よりもインフレの方が影響が大きい」としていますが、これは断言しにくい部分です。政治的スキャンダル(例えば、裏金汚職問題)は、国民の信頼を損なう大きな要因となり、特に政治的無関心層にも影響を与えやすいです。経済問題と同様に、スキャンダル政権支持率に大きな影響を与えるため、どちらがより重要かは状況によります

2. 「政治家メディア経済問題を避けている」という指摘:

この意見はやや根拠に欠けます。実際、政治家メディアは頻繁に経済問題を取り上げています特に物価上昇や実質賃金の低下はニュースでよく報道され、選挙時には必ずと言っていいほど論点になります。また、選挙キャンペーンでも経済政策は常に大きな争点として取り上げられているため、メディア政治家が「経済直視したくない」とする主張には証拠が不足しているように思われます

3. 中国への「すり寄り」の文脈曖昧

民主党政権時の対中政策を「リーマンショック後の中国へのすり寄り」としていますが、当時の国際情勢や経済状況の背景が複雑であるため、単純に「すり寄り」と表現するのは誤解を招く可能性があります中国との経済関係は単なる危機対応策というよりも、長期的な戦略の一環として捉えるべきです。

 

結論

この意見は、経済状況が政権支持率に影響を与えるという部分では妥当分析を含んでいますが、裏金問題の影響の過小評価や、政治家メディア経済問題を避けているという主張には根拠が不足しています。また、民主党親中政策に関する分析もやや単純化されており、もう少し複雑な要因が絡んでいることを考慮すべきです。

2024-10-23

anond:20241023200625

白票投票運動って、正直言って微妙じゃない?

「とりあえず投票所に行かせる」っていう狙いはわかるけど、白票をわざわざ入れるために時間を使うのって、かなり無駄だと思うんだよね

だって白票ってただの無効票でしょ?

投票率が上がったからって、政治家が「若者白票を投じてるから若者向けの政策を考えよう」なんて思うか?

しろ「何も考えずに投票に来てる人が増えた」って思われるんじゃないの?

そもそも白票を入れるくらいなら、家でのんびりしてる方がマシって感じる人も多いはず

選挙って、自分意見を形にするチャンスなのに、それをわざわざ無効にしちゃうのって、ものすごくもったいないと思うよ

各党の政策ちょっとでも見て、自分が賛成できる候補者を選んで投票する方がよっぽど建設的でしょ

白票投票運動は「投票ハードルを下げる」なんて言ってるけど、実際には投票行動そのものぼんやりさせちゃって、逆効果じゃない?

白票投票運動目的について解説する

選挙が近づくと白票意味はない、いや意味はあるという議論が毎回のように起きるが、そもそも白票運動が何を目的としているのかを理解していない者が散見されるので

白票運動が誰を対象として、何を目的とした運動なのかを書いておく。

忙しい人のための要約

白票運動選挙に行かない人を家から引っ張り出し投票所に行かせるための運動

若者投票率向上によって、政治家若者向けの政策を打ち出すことを期待している

白票運動ターゲット

白票運動第一ターゲットは「選挙に行く気のない人」 その中でも「選挙に興味はあるが、誰に投票すればいいかからないので投票に行かない」人だ。

有権者なかには「選挙に行こうとは思うが、掲げている政策や実績を知らないのに投票して選挙結果を左右してしまうのは良くないから…」という生真面目さゆえに投票を控える人が一定存在する。

それらの人に「だれに投票して良いのかわからなくて投票しないぐらいなら、白票を投じませんか」という呼びかけだ。

第二のターゲットは「選挙に行く気がないし、調べる気もない」人だ。つまり政治に全くの無関心と言い換えてもいい。

誰にも投票しなくてもいいから、とりあえず投票所に足を運べという誘いでもある。

白票運動目的

続いて白票運動目的について解説する

投票行動へのハードルを下げる

1つ目は有権者への効果を狙ったものだ。

投票のためには①候補者の掲げる政策を調べる ②どの候補者投票するか決意する ③実際に投票所に足を運び、票を投じる の3ステップ必要になる

このうち①②のステップを飛ばすことで投票行動へのハードルを下げようというのが白票運動の1つ目の目的だ。

ただ時間を使って無効票を投じるだけでは意味がないという人もいるだろうが、「休みの日に有権者を家から引っ張り出し、投票所に足を向かわせる」ことがどれだけ大変かを知っていればこれがどれだけの偉業かわかるであろう。

加えて、投票所まで来させてしまえば「せっかく来たんだから誰かの名前書いてみようか」、「前回は白票だったけど今回はちょっと政策を調べてみようか」というように、『次』のステップへの足掛かりとなる可能性も期待できる

投票率特に若年層の投票率)の改善

2つ目の目的は、若年層の投票率の向上だ。

知っての通り、選挙投票率高齢者ほど高く、若年層ほど低い傾向にある。

このせいで政治家はより得票の見込める高齢者に向けた政策を重視し、ますます若者政治離れが加速するという負の循環が起きている。

白票無効票)は選挙結果への影響はないものの、投票率にはカウントされるので統計上の投票率は高くなる。

投票率を見て、政治家が「おや、若者投票率無視できないほど高くなっているな。なら若者向けの政策もやらないとな…」と思ってくれれば儲けものである

これは若者が投じた票が白票であることを見透かされたとしても効果があるのがポイントだ。

政治家にとって、選挙に来ない有権者は屁でもないが、選挙に来る有権者は怖いものだ。今回白票を投じた人が次回対立候補名前を書く可能性は、選挙に来ない人が次回選挙にやってくる可能性よりずっと高い。

候補者の人気が拮抗している選挙区などで「今回は僅差で勝てたが、白票を投じている人が対立候補に流れたらヤバいな…」と思わせることができたら万々歳であろう。

白票運動反対論者への再反論

せっかくなので、白票運動へのよくある批判への反論を書いておく

白票を投じても抗議の意思を示したことにならない

これまで解説したように、白票運動は「選挙に行かない人に投票へ行かせる」、「投票率の向上によって、政策決定を変えさせる」ことが目的であり、そもそも「抗議の意思を示す」などということを目的としていない。

白票を投じることで『投票したい候補者が居ない』という抗議の意思を示そう!」などと吹聴する者がいるが、あれは白票運動目的勘違いした馬鹿なので無視してほしい

白票はただの無効票から選挙結果になんの影響もないぞ

そうだが?

上で言った通り、有権者の行動変容によってじわりと政策に影響を与えようという運動なので、目先の選挙結果をどうこうする影響力はないしそのつもりもない。

白票運動与野党関係なく全政治家若者の方を向かせることが目的なので、「与野党対決!」、「自民党過半数割れ政権交代!」といった対決構造に持っていきたい人にとっては水を差されるようで気分が悪いだろうとは思うが、そういう単純な図式に乗るつもりはないので諦めて欲しい。

やろうとしていることが遠回りな上に効果が薄くない?

これはその通り

各党の政策をしっかり見て、自分利益になる政治家判断して投票するのが最も効果があるに決まっている。

しかし、そういう「理想的な行動」を求め過ぎたせいで投票へのハードルが上がり「そこまで面倒なことしてられないよ」となった結果が現状なのではないか

千里の道も一歩から

効果はあまり見込めないがそんなに手間でもないところから始めようよ、というのが白票運動の意義だと私は思っている。

白票が何に影響するか

選挙が近づく度に、誰にも入れたくないか白票を入れる、いや白票意味がないみたいな言説が飛び交っている。実際のところ、白票は何に影響して何に影響しないのだろうか? とりあえず小選挙区に絞って考える。

有効投票数→影響しない

白票無効票である。したがって有効投票数には影響しない。

当選者→影響しない

当然ながら、白票候補者得票数には影響しない。したがって白票を投じたところで誰かが当選したり落選したりすることはない。

惜敗率→影響しない

惜敗率とは、選挙区内の最多得票数100%として候補者得票数が何%かという割合である。比例重複立候補候補者惜敗率比例名簿同一順位候補との順位付けに利用されるため、惜敗率が高ければ復活当選やすい。

白票は誰の得票数にも含まれないため、影響しない。

法定得票数→影響しない

法定得票数とは、いわゆる供託金没収ラインのことである法定得票数定義有効投票から決まるので、無効票である白票は影響しない。

投票率→(おそらく)影響する

投票率選挙人名簿の登録者数に対する投票所に来た人の率としてカウントするなら、白票を投じた人の分もカウントされる。

特に開票前の速報値であれば確実に選挙人名簿から算出しているので、影響する。

開票終了後に有効投票から計算することも不可能ではないが、わざわざそんなことをする例はあまりないだろう。

世代投票率→影響する

投票用紙から世代は分からないので、世代投票率選挙人名簿から計算するしかない。誰が白票を投じたかどうかは分からないので、確実に影響がある。

投票率世代投票率を気にする政治家がいるのであれば、その行動に微妙に影響する可能性はある。

では実際の所、良い候補が誰もいなかった場合白票を投じるよりましな投票行動はあるのだろうか。

最有力候補投票する

確実に当選しそうな候補がいる場合、これによって「2位以下の惜敗率を下げる」「法定得票数を上げる」という効果がある。つまり復活当選を防いだり、供託金没収にすることが可能かもしれない。

一方で、当選者の得票率は上がるので、当選者は「民意を得た」と思ってしまうかもしれない。

最も落としたい候補の最有力対抗馬に投票する

接戦ならその一票が明暗を分けるかもしれない。当然、法定得票数にも影響する。

一方で、入れた候補惜敗率は上がるので、それによって比例復活当選してしまうかもしれない。

また、特に順位とかなく全員嫌という場合には使えない手段だ。

泡沫候補投票する

絶対当選しそうにない候補に入れることで、有力候補の得票率が下がるが、選挙結果には影響しないだろう。

投票候補以外の惜敗率にも影響しないので、比例復活にも影響しないだろう。

泡沫候補得票数供託金没収ライン上だった場合、これによってラインを超えるかもしれない。

サイコロ振って決める

同じ行動をする人が大勢いた場合泡沫候補得票数が増えるはずだ。したがって泡沫候補に有利な行動と言える。

まあ私はどこに入れるか決めてるのだが、他に何か良さそうな行動指標はあるだろうか?

anond:20241023132403


1. 「自民党ダメから野党へ」という理屈矛盾

反論ポイントは、この理屈が短絡的かつ非建設である点です。政党選択は単なる「ダメから別の選択肢へ」というプロセス還元できるものではなく、有権者は各政党の具体的な政策、実績、ビジョンに基づいて判断すべきです。この「自民党ダメ」というだけで他の政党を支持する考え方は、長期的な政治的ビジョン理念を欠いています。むしろ、その場の感情や反発心に基づく選択短期的なものであり、安定した政治にはつながりません。また、政権交代が行われた場合の具体的な代案や政策ビジョンが明確に示されていない点も問題です。

2. 自民党支持者を取り込む方が簡単

自民党支持者を取り込むことが簡単」という主張には根拠があります。長年政権を担ってきた自民党は、日本保守層や安定を求める層からの信頼を獲得しており、その基盤は非常に強固です。自民党支持層政治経験を重視し、野党の実績が乏しいと判断した場合、再び自民党に戻ることが容易です。また、無党派層選挙の鍵を握ることは事実ですが、無党派層投票行動は流動的であり、特定政党に対する支持が定着しにくい点も考慮する必要があります。そのため、自民党支持層を再度取り込む方が、無党派層の支持を獲得するよりも一貫した政治的支持を得やすいという見解妥当です。

3. 一貫性のない支持行動への批判

時代や状況に応じて政党を変えることは許されるべきですが、それが一貫性を欠く行動として批判される理由は、政策理念に基づかず、単に「自民党ダメから」という感情的な動機に基づいている場合です。有権者選択は、その時々の政策や状況に基づくべきである一方で、短期的な不満や一時的な失敗に対する感情的な反応では、安定した政治的ビジョン提供できません。過去民主党政権時代の失敗を鑑みずに単に「反自民」というだけで野党を支持する行動は、結果として再び同じ失敗を繰り返すリスクを孕んでいます

4. ミラーリング視点

アンチ自民党の人たちが自民党支持者の視点理解していない」とする主張は的確です。実際、多くのアンチ自民党支持者は、自民党支持者の求める安定や長期的な実績、信頼感を軽視しがちです。両者の間で建設的な対話が欠如しているため、野党側はただ反対するだけではなく、具体的な政策ビジョン自民党支持層を説得する努力必要です。しかし、現状の野党はこの点で十分な説得力を持っていないため、自民党支持層からは支持を得られていないのが実情です。

結論

この意見に対しての反論は、短絡的な「自民党ダメから野党へ」という理屈は長期的な政治的安定を欠いている点、自民党支持層を取り込む方が戦略的に有利な点、一貫性を欠く選挙行動が信頼を損なうリスクがある点、そして、建設的な対話と具体的なビジョンの欠如が野党側の弱点である点を指摘することができます

anond:20241023112424

この意見には妥当な点もありますが、いくつかの問題点や誤解が含まれています。以下で詳しく指摘します。

 

妥当な点

1. 自己満足としての投票: 「選挙自己満足とわきまえて行くべき」という部分にはある程度の妥当性があります民主主義の中で、個人の一票がすぐに大きな変化をもたらすわけではないため、自分の信念に基づいた選択自己満足的な側面を持つの事実です。しかし、選挙への参加を「自己満足」とだけ捉えるのは限界があります

2. 生活の一部としての選挙: 選挙を「生活の一部」として捉える視点は正しいです。選挙は日々の暮らしに影響を与える決定を行う場ですので、自分自身や社会のために参加することが重要です。

 

問題点矛盾

1. 「一票や数票で結果が変わるわけではない」という主張: これは誤解を招きやすい考え方です。確かに、一票で選挙結果が変わることはまれですが、地方選挙や接戦の場合には、少数票が結果に大きな影響を与えることがあります過去選挙でも数百票、あるいは数十票差で当選者が決まる例が存在しています。このように、一票が集まることで結果を左右するケースもあり得るため、「一票に意味がない」というのは一面的見方です。

2. 白票意味について: 意見では「白票意味が発生する」とされていますが、白票選挙結果に影響を与えないため、その意味を巡って議論があります白票は「どの候補者も支持できない」という意思表示ではありますが、具体的な政策政治的影響を及ぼす可能性は低く、白票が多くても選挙制度自体には変更が起きません。したがって、選挙結果に影響を与えたい場合白票ではなく、自分に最も近い政策を持つ候補者投票することがより効果的です。

3. 「投票結果に結びつかない」という認識: 個々の投票行動が直接的に結果に結びつくわけではないことを冷静に理解することは重要ですが、このような姿勢投票行動の放棄助長する可能性もあります集団的投票行動の積み重ねが選挙結果を形成し、最終的に政治方向性に影響を与えるため、参加そのもの重要です。投票行動に意味がないとする見方は、民主主義基本的価値を軽視してしまリスクがあります

 

まとめ

この意見は、投票行動の一部を「自己満足」として捉える点や、選挙日常生活の一部として理解する点では妥当です。しかし、「一票が結果に影響を与えない」という見方や、白票価値過大評価している部分には問題があります選挙は、集団としての意思表示を行う場であり、個々の投票が積み重なることで最終的に大きな影響をもたらす可能性があります。そのため、投票行動を放棄するのではなく、積極的自分意思を反映することが重要です。

2024-10-22

この十年、選挙投票先をランダムに・サイコロで決めている話。

私はこの約十年間、市町村議会選挙知事選挙・衆参院選挙を問わず、あらゆる選挙投票先を、ランダムに決めている。

文字通りサイコロを使って(候補者が七人以上の場合ちょっと複雑になるけど)、とにかく自分意志であるとかを介在させないようにやっている。

(一方で最高裁判事国民審査は全部バツを付けているがちょっとこれは別の話にしたい)

なぜこのようなことをしているのかの発端は、前の自民民主政権交代劇の際に、「無党派層」というもの存在というか意義?について、考える機会があったからだ。

私は大学ゼミで、戦前男子普選の時代に「無党派層」というもの勢力としてあまり認知されなかった、と学んだ。

(↑かなりはしょっているが、つまりそれらが育つ前に社会が硬直化し戦争突入してしまったのと、地域社会や院外団活動関係で○○党の支持をやめたら××党の支持者になるしかないみたいな短絡さがあったらしい。これも本題じゃない)

選挙権を行使する機会を得たばかりの私にとって、「無党派って一体、どういう立場なのだろう?」と常々考えていた。無党派って、本当に「党派」じゃないのか?みたいな。

報道職場労組、近所付き合い、フットサルジムサークル……もろもろの影響を受ける中で「無党派」というのはただ「選挙に行く気がないか投票所の門をくぐった瞬間何かの党派空気で入った人」を指す言葉しかない。

党名を隠して政策だけでアンケートを取ると、共産党が一位になったという結果がどこかであったらしいが、しかしその結果を知ると、「共産党?うーんやっぱり自民党」みたいな行動を取る人がいるわけである

あるいは単に「負ける候補者に入れたくないか都知事選では石原に入れるし、2009年選挙では民主党に入れる」みたいな人もいる。

筋金入りの、自党が優位であろうが劣勢であろうが投票し続ける支持者をのぞいて、選挙に本当に「意志」を見出せるのか?その様な選挙が何十年と続いて日本は良くなっているのか?

良く分からない。その分からなさを理解するために、試しにやり始めたのがきっかなのだ

やり方は前述の通り、本当にランダムである。私の場合選挙公報に番号振ってサイコロを使い決めるだけだ。

具体的な党名は出さないが、泡沫というか「無党派層」が入れなさそうな党に「入れることになった」(ランダムなのでこういう表現ができる)こともあれば、勝ち馬議員に入れることになったこともある。

私の選挙区は、勢力があまり拮抗しておらず、ある党や議員が優位を保っている。この勢力基準に考えると、数万票単位の優位さに、私の「ランダムな一票」が加勢するのか・抵抗するのかみたいな問題になってしまっている。

まりランダム投票行動は選挙区によっても意義がかなり変わってくる。

日本ではなくアメリカになるが、今度の大統領選挙でも、カマラトランプの双方の選挙パフォーマンスを見るたびに支持候補を変える人々や、「隠れトランプ」(おそらく「隠れハリス」も)支持者など、

選挙活動にほぼランダムと言っていい影響を与える人が・・・言ってしまえば、「選挙に行く日の朝、最後テレビネットで見た顔の候補者の方に入れる」人が何百万人といるのだ。

私の選挙行動はそれを意図的にやっているかたちである

私は個人的に、皆さんには、制度的に意味のない白票であるとか、「支持政党なし」のような党名ハックではなく(ランダム投票先であれば仕方ないが)、

自分意思を介さない、何か人為的ではない要素や乱数による「ランダム投票活動」をお勧めしたい。この活動が何万票という力を持った時に、はじめて「選挙」の意義や「無党派層」の価値というものがわかってくると思えるからだ。

そして議員が、「自分存在乱数の上の存在しかない」ことを意識すれば、よりマシな政治活動を行うようになるのではないかとも思っている。そう考えながら、私は今度の投票にも臨んでいく。

もし私と同じようにランダム投票活動であるとか、何か珍しい(?)決め方をしている人がいたら、是非教えてください。

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