2024-10-24

anond:20241024182708

この意見はいくつかの妥当な点が含まれていますが、問題点矛盾点も指摘できます

 

妥当な点

1. 選挙への真剣アプローチ: 「選挙にはある程度の勉強考察必要である」という考えは、選挙重要性を強調するものです。選挙における投票国家未来を左右する大切な行為であり、そのためには政策候補者についてよく理解し、考え抜いた上での投票理想です。

2. 投票の影響力に対する懸念: 「よく考えずに投票すると、かえって国に悪影響を与える可能性がある」という指摘も理解できます無知状態投票をすることが、短期的・感情的な決定を助長し、長期的には不利益をもたらす可能性があります

 

問題点矛盾

1. 「閾値」の明確さが欠けている: この意見では、「これくらいちゃんと考えるべきだ」という一種基準閾値)があるとしていますが、その閾値が具体的に何かは示されていません。どれほど勉強すればその基準に達するのか、具体的な指針がないため、個人ごとの主観に左右されやす問題となっています

2. 選挙権の本質に反する可能性: 選挙権は誰にでも与えられている権利であり、その行使には「勉強量」や「考えの深さ」を基準制限を設けるべきだという考えは、民主主義根本に反する可能性があります選挙はあらゆる国民に対して平等に与えられた権利であり、必ずしも専門的知識必要とされるものではありません。選挙においては、多様な価値観経験を反映することが重要です。

3. 「投票しない人の方が語る権利がない」という考えとの矛盾: 一方で、「投票しない人が政治を語る権利がない」という意見に対して疑問を投げかけていますが、その論点も一部の矛盾を含んでいます選挙に行かない理由があまりにも消極的であれば、その人が選挙制度や政治に対する批判をすることは正当性を欠くと感じる人もいるでしょう。この視点排除するのは、議論を狭めてしまリスクがあります

 

結論

この意見は、投票行動に対する慎重さを促し、浅い考えでの投票政治に悪影響を及ぼす可能性を示していますが、あくま個人的な感覚に基づいているため、具体的な基準を欠き、民主主義原則に反する懸念があります。また、選挙権をどう行使するかについては一人ひとりの価値観生活背景が異なるため、必ずしも勉強量や理解度で優劣を決めるべきではないとも言えます

記事への反応 -
  • 俺も毎回選挙には行ってる。行ってるのだが、なんかこう、上手く言えんのだが、「これくらいちゃんと考えたり勉強したりした上で行かないと、その一票は日本を悪くすることになる...

    • この意見にはいくつかの妥当な点が含まれていますが、問題点や矛盾点も指摘できます。   妥当な点 1. 選挙への真剣なアプローチ: 「選挙にはある程度の勉強や考察が必要である」と...

    • 自分はよくわからんけど、その政党の人が沢山過ぎるとダメなんかなと思って分散するように入れてる

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