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はてなキーワード: エッセイストとは

2022-03-13

anond:20220313114010

嘘松じゃないとしたら、告発とか嫌なことが会ったので共有します系の白ハゲ

普通にバレそうなんだよね、漫画内で悪役にされてる存在

漫画家とかエッセイストならなおさら、どれだけマイナーでも業界人は「ああ、あの人ねあの人」ってすぐ察するし

「なんかあなたのこと漫画悪者にされてますよー」って、すぐ本人に行く

なんかあれば晒し漫画とか作る人を採りたくはないよねぇ?

2022-01-30

anond:20220130140148

バカにされて悔しかった

でも俺をバカにしたあいつらより、俺の行きつけの美容師の方が上

奴らが俺をバカにするのも負け犬の遠吠え

行きつけの美容師相談したら俺が正しいと言ってた

これ某枯れたエッセイストがよくやる手口だなあ

2021-12-12

もしプロエッセイストや人気ブロガー

増田になってみたら

その日記にどれだけブックマークがつくものなのだろう

何日から何日までって期限を決めた上で

増田を書いて、3日間放置して

ブックマークを数えて

実は書いたのは〇〇でした!的なコンテストがあると面白そうだけれど

全くつかないこともあるだろうし

まぁリスキーだわね

文章を書く本職が増田として吐き出す愉快な増田を読んでみたい

2021-12-01

最近読んだBLと観たBLと、BL小説大賞参戦記。

 まずは読んだBLから

スリピングデッド』(朝田ねむい)の単行本特典ボツ漫画

 朝田ねむい先生ツイートで読める。

あらすじ

 1ページ漫画。本編で間宮のことを好みのタイプじゃないとバッサリ言い切った佐田に、間宮が「じゃあどういうのが好みなんだ?」と聞く。佐田の答えは……。

増田感想

 好みのタイプについて考えているうちに、じわじわ恋心を自覚しちゃって「ドキドキしてきた」という佐田がとてもかわいい!! こんな30歳は反則……かわいい嗚呼かわいい……。間宮には気の毒だけど。

 この場面に限らず、佐田の、非の打ち所のないイケメンなのに応答がもっさりとしていてノロい所が好き。



次は観たBL

ドラマ『美しい彼』第2話

あらすじ

 高校最後夏休み到来。夏休み平良にとって、教室の息苦しさから解放される貴重な一時だった。だが、清居を好きになってしまった今となっては、清居と同じ空間に居られない夏休みなんかクソと思う平良だった。ところが、清居のグループの面々が夏休みをどこで何をして遊ぶか決めようとした時、清居が「平良の家に行く」と口を挟む。いつものメンバー女子まで加わり、平良家で宿題をやったり花火をしたりすることになったが……。

増田感想

 原作では花火大会にお出かけする話だったのが、ドラマではスケールが小さくなって、おうち花火に。作中世界は疫病のご時世ではなさそうなのに、ステイホーム花火とは。低予算努力カバーしたにおいぷんぷんだが、これはこれで面白かった。スクカー最上グループの皆にこき遣われている平良の表情がよく見えていい。動きはあくまでも従順。だが皆の視線が他に逸れている時に顔全面に「ふざけんなよ……」的な内心駄々漏れの表情を浮かべる平良無自覚俺様ぶりが滲み出ている。表面的にはおどおどしているけれど、芯の一本通った性格がよく表現されている。

 家に独りでいる時は素直に感情さらけ出し、集団内では沈黙を通し、しかし清居を見詰める視線には情熱の炎が宿る。萩原利久平良再現度半端ない萩原利久おそろしい子……!

 清居が平良に対して興味津々で、平良への絡み方が時々ちょっとワンコっぽいのも良い。見た目孤高のキングだけど、実は淋しがりやな性格が出ている。清居役の八木勇征もなかなかの演技派だなぁ。


最後BL小説大賞参戦記。

アルファポリスの第9回BL小説大賞にエントリーしたよ!

アルファポリスBL小説大賞とは。

 小説投稿サイトのアルファポリスで毎年11月に行われている。10月1日31日がエントリー期間で、11月1日~30日が開催期間。今年で9回目。

 出品資格オリジナル創作BL小説であること。そして受賞のあかつきにはアルファポリス出版権を握らすことに同意することである。参加前に出版契約書のテンプレをよく読んでおくべし。

 受賞作品は、読者ランキング上位からアルファポリス編集部が選ぶ模様。

 読者(大会エントリーした人も含む)には持ち票が3票与えられる。読者は投票することで好きな作品応援することができる。

参加作品総数

 今年は1900作品超えだった。すごい。

今年はルール変更があった。

 去年までは、オリジナルBL小説なら何でもよかったんだけど、今年は18歳未満の子であることが明らかな人物の性描写がある作品は選外というルールが追加されていた。

 けど、参加作品作品紹介文をざっと見て回ったところ、募集要項ちゃんと読まなかったらしき人がけっこういた。

気付いた事とか色々。

 箇条書きで。

反省点(エントリーの仕方・開催期間のプロモ活動について)

反省点(自分作品のものについて)
ところで私の読者ランキング最終順位は?

 400位台前半。思ったよりはよかった。

2021-09-04

anond:20210903232841

これの女版がカレー沢薫かなあ。

既婚だし理解ある優しい夫がいて、自宅は新築しかも建売ではなく注文住宅最近漫画は賞を取ってるし昔からそれなりの知名度や人気はあるしで。

すごく底辺のように自虐してるけど、普通に成功した漫画家・エッセイスト

2021-07-05

anond:20210705034016

しかに、これは大きい問題だね。

目立っている人は何らか尖ってるところがあって、例えばフェミニストみたいな思想家活動家であったり、あるいは趣味人だったりが多い。そういう人がフォロワーを獲得して、人気が出て、それで見つかりやすくなる。

ももっと普通の人… 普通でないと悩み、将来を憂い、不安を持つ人… のロールモデルというとしか原理的に見つけにくくなってしまう。情報の発信量もそれほど期待できないかもしれない。

ひとつ思いついたんだけど、エッセイストとかどうだろう? 文章うまいことで評価されてる人なら、自信のなさと情報発信を両立してるかもしれない…

2021-07-02

小島慶子さん、TRA化して無事女の敵となりファンから失望される

炎炎炎tubodaremoyou2炎炎炎

ああああ小島慶子さん…大好きだったのに…悲しい…「男性器の付いた人が女湯来たら嫌だ」と言ったら差別とされる社会にしたいんですか?身体違和のない女性自認男性身体者を完全に女性として扱えというトランスジェンダリズム女性迫害カルトであると、気づいてほしい…

LGBT法「差別禁止明記を」 当事者記者会見で訴え | 共同通信

https://nordot.app/762883089844207616?c=39550187727945729

 支援するエッセイスト小島慶子さんは「理解増進だけでは当事者安心できない。性的少数者差別できないようにするルール作りを第一にするべきだ」と話した。


ジョージ2世

@GEORGE221

小島慶子さんは前々からそっち系の人やライターと繋がりが深いので、残念ながら驚かないです……。

炎炎炎tubodaremoyou2炎炎炎

そうなんですよね…ああ、でもここまで女性を切り捨てるのかと…キラキラ(TRSのラジオ番組)では私をフェミニズムに導いてくれたのにと…本当に面白くて大好きで…本当に…悲しいんです…

炎炎炎tubodaremoyou2炎炎炎

お子さんに息子しかいないっていうのも、大きいのかもしれませんね。自分の娘が男性器付きの人と女湯に一緒に入ったらと考えたら…賛同できないんじゃないかな…。それとも「そんなことにはなりません!そんな事言うのは差別です!」っていうのかな…欧米では既にシェルターに入ってきてるのに…

ジョージ2世

@GEORGE221

うーん、関係あるんですかねえ。

TRAになって、辻褄の合わない主張をしてた太田啓子弁護士男の子2人でしたけど。

https://mobile.twitter.com/tubodaremoyou2/status/1390504886576455680

2021-06-26

オタクオタクになってみたけどつらい!

気づいたら女オタクの女オタクになっていた。

二次創作のために作った垢で、最初推しカプの話で盛り上がれるフォロワーが出来た。その内、この人の作品と人柄が好き・・・!と思える神に出会った。神は自ジャンル絵描きだったんだけど、漫画以外の好きな物もどんどんTLに流す人だった(マシュマロでよく「垢分けしてください」と言われていたが分けなかった。副垢もあるけど同じ内容をオタの方でも流しがち)。神の影響で、私はジャンル外のマンガ小説web記事ブログも読むようになった。エッセイなんか読んだことなかったけど、読み易くて面白かった。

最初は何も考えずに面白いと記事を書いたライターエッセイストやブロガーフォローした(彼女たちは二次創作のしないオタクしかった。そういう人たちがいることさえ知らなかった)。TLが賑やかになった。彼女らの書く文章や絵が好きだったはずなのに、気づけば彼女らの話題にするニュースについて考えたり、日常ツイートを愛おしく思うようになった。ちょうど自ジャンル公式の展開に萎えていたのもあって、二次創作より彼女らの好きな文化歴史美術映画漫画小説ファッションコスメなど)に強い関心を向けている自分がいた。

彼女らはすごい量の本や漫画に触れていて、面白い物を見つける能力がすごい。向こうはフォロワーが多いしリプライもしないので、もちろん一方的フォローだけど世界が広がっていく感じがした。女オタクたちの仲が良いやりとりを見るのも楽しかった。

でもスペースはない方が良かった。

「スペース」を念のため説明すると、Twitterでやれるラジオみたいなやつ。インスタライブをする文化のないオタクのclubhouseと思ってくれれば良い。1人でも配信できるけど、大抵相互フォローの人が来ておしゃべりする流れになる。最初は、好きなオタクが喋ってるのを聞けるの楽しい!だった。でもあの人たちって本当に恵まれた人たちなんだなって見せつけられるみたいで、最近は聞く気になれない。

なんか女オタク金持ってる。

私は自ジャンル漫画以外は漫画喫茶や図書館で読んでるんだけど、あの人たち買ってるんだと気付いてしまった。スペースで1人が「あの漫画面白かった!10巻まで出てる」って言ったそばから、「読んでない。買うわ。・・・Kindleで全巻買った」って言っててびっくりした。一巻買ってみるならともかく、友達に勧められた漫画大人買いする?でも漫画ならまだオタクからかで済ませられたけど、他の物もそう。

「この前教えてくれたアレ(小説コスメエステマッサージ?)、お店)良かったよ」

て会話が頻繁に出る。スペース中に「ポチった」とかもよくある。ブログライター副業趣味の人が多いけど、ぽろっと出る仕事私生活の話を聞いてるに、ほとんどの人がキャリアちゃんと積んできたアラサーで当然大卒だと思う。中学受験も当たり前の層で、田舎まれもいないんじゃ?全員新宿伊勢丹にすぐ行ける距離に住んでるみたい。あとやたらと何かを勉強してる。親も読書家だったんですね、本だけは無制限に買ってくれた家ですか、そうですか。専門卒で薄給田舎育ちで親はテレビしか見ない、語れるキャリアのない自分とは、全然ちがう人たちなんだな・・・

ツイートだけなら高級化粧品もたまの贅沢なのかな、なんて自分に置き換えて見ていられたけどあれが日常な人たちなんだよなー。スペースは声のおしゃべりだから、その辺のリアリティが段違い。色んな本から引用する知的だけど面白くて、ちゃんと誰に聞かれても困らないわきまえた会話ができる時点で頭の良い人たちだなと思った。

実は少し前、ちょっとでも近づきたくてブログを始めたけど、書けることが全然なかった。匿名のこういう愚痴ならいくらでも書けることに今絶望してる。彼女たちにとって私はこれからもずっと、フォローする価値のない視界に入らないアカウントなんだよなぁ。

2021-06-07

anond:20210606213503

時間的余裕ってすごい差だと思うよ。

日本人的まじめさってのがあるのかもしれないけれど。

増田たちは別荘で朝から晩までボケーっと寝ているってできるか?本当にできるか?本当の本当にできるか?

欧米人結婚したエッセイスト曰く、彼らはバカンスに出かけて、朝から晩までずーっと日向ぼっこができるらしい。

バカンスに一緒に行ったエッセイストはたまっていた本を読むとかちょっと書き物をするとかで退屈を紛らわせても暇すぎて困ったらしい。

...このまじめさがあって、そのエネルギーを消耗する先がないんだ、そりゃワクチン接種という"イベント"には喜んで参加するでしょ。

あと、人は優先度に応じて物事を処理するから仕事子育て介護などいろんなものを抱えている世代はそれに忙殺されて、かかってもそんなに死ぬ確率が高いわけではない病気ワクチン接種にはあまり積極的になれないかもしれないと思った。

...とはいえ、老人より低い確率とはいえ重症化するんだけどさ。

重症化しないにしても、嗅覚障害味覚障害がかなりえぐいみたいで、一生治らない人もいるらしいと聞く。

何食べても味がしないならまだましで、何がバグったのか食事のにおいをすべて石油製品のにおいに感じる人もいるらしい。

2021-03-15

エッセイストたまたまかもだけど呟かなくなっちゃったタイミング悪いな

増田なんて怪文書だし身に憶えがなければさっくり否定してしまえば良いのだけど

ただ否定ちゃうと、具体的な情報後出しされた時のダメージこわいし

身に憶えがあるなら呟かないのが1番良いのか

そういう計算はとても得意そうだし、これから騎士団として頑張って欲しい

2021-02-15

嫉妬してしま

大人気の女性フードエッセイスト

慶應卒で博報堂。夫も若いから活躍中の有望カメラマン。夫の父親も有名映画監督

本人の実力はもちろんあって、顔も良くて、センスも良くて、実家も太そう。もろもろの仕事や縁に恵まれるということは性格も良いんだろう。

こんなん嫉妬するしかないじゃん。

ないものねだり。ここまで全部揃わなくても良くない?ってくらい揃ってる。

この人だけは憧れとともに嫉妬ちゃう

2021-02-12

anond:20210212190921

ある元祖キャンプエッセイストが、表紙をとった文庫本キャンプにもっていって、たき火の前で読んで、読んだら火に入れてもやし荷物軽くして帰るのが粋だみたいなことを書いていたけど、今なら普通にスマホ電子書籍でいいよな、気分によって選べるし懐中電灯にもなる

2021-01-06

人に文章添削されるのが苦手

学校なら先生会社なら上司文章添削される機会があると思うけど、それがすごく苦手。

正直文章を書いた時点ではそれが一番いいと思って書いているので、「この部分が読みづらい」とか指摘されてもいまいちピンとこない。

前段で既に書いたことを「これが書いてないからわかりにくい」とか言われることもあり「ここに書いてありますけど?」ってなる。(多分書く位置が悪いとか目が滑る文章になってるんだろうけど)

先生上司文章がわかりやすいわけでもないし、なぜしたり顔で指摘されなきゃならないんだろ。いや、本当はわかっている。第三者視点大事自分では気づけない読みにくさを指摘してくれているんだから…。でも嫌だ!

直していくたびに自分文章じゃなくなってく感じもつらい。私何書いてるんだろうってなってくる。

じゃあ直さずに自分文章(笑)勝負しろよって思うが、我を通すメンタルすらない。昔、指摘された箇所が改悪しか思えなかったのでその理由説明して直さずに通そうとしたら「なんで俺の言う通りに直さないんだ!」ってブチギレられたのが軽いトラウマになっていて、言われた通りに直さないと不安になってくる。

書きたくないなー直すのめんどくせーなーという気持ちけが膨らんで筆が進まない。増田はこんなにすらすらかけるのに。添削のない文章を書くのはむしろ好きだ。

小説家とかエッセイストとか編集者添削されてイライラしないんだろうか?

それともやはり職業として文字書きをする人はそういう第三者の指摘を素直に受け入れて修正できるから良いものを書けるんだろうか?

白楽天とか母親に読ませてわかりにくいところ指摘してもらってたらしいしなあ。

私のようなクソ人間には無理。文章別に上手いわけでもないのに指摘も素直に受け取れないんだもんな。はー…。

この増田リアクションあるとしてもふざけた添削トラバとか添削ブコメなんだろうな…。まあ愚痴からリアクションなくてもいいけど…。

2020-06-11

anond:20200611075103

ネットなんかあるわけない時代他所の事なんて全ては『知らんがな』だろ。

・・・余談になるが、関西出身イラストレーターエッセイストの戦中を描いた半自伝?に、関東出身児童文学者のこれもやはり戦中派の大家が詳細な描写でこれでもか!と当時にそんなリベラル意識を持つことなんて有り得ない大嘘書くな!と糾弾するあまり一冊の本正史(苦笑)として纏めた故事も、そういうことだったような希ガス

2020-03-09

続・続・デリヘル嬢してた時にこんなお客さんいたなっていう思い出。

anond:20200309152728

結露が凄いなんてもんじゃない部屋に住む人

新宿駅西口側の、どこか栄えてる感じの商店街から、一本裏道に入ったところに、その二階建てアパートはあった。住人の方は変に記憶にこびりつくような癖のある人ではなかったが、とにかく部屋が!特殊過ぎて記憶に残った。

どんな部屋なのかというと、間取り普通ワンルーム台所ユニットバス付な何の変哲もない部屋だったのだが、部屋全体がとにかく湿気っぽかったのだ。湿気てるというより、びしょびしょ、みたいな。

そこに呼ばれたのは1月下旬頃。関東地方が一番乾燥しているシーズンだというのに、そのアパート梅雨以上のジメジメだった。まずドアノブを触ると、ビッチャァ……ってする。シャワーを使うと、部屋全体が霞みがかったようになる。ガラスと金属の表面に結露がびっしり着く。そんな室内で、そこの住人は普通洗濯物を部屋干ししていた。

新宿は海に近いから」

と、その人は言った。いやいやいやいや、そういう問題じゃなくない?と思った。湿度の高い部屋の高い所にある本棚に、六法全書とか会社法の専門書などか並んでいた。これらも猛烈に湿気を含んでいるのだろうなあ、と思って眺めていると、「弁護士ではなくて普通会社法務関係仕事をしているんだ」と教えてくれた。弁護士裁判官検察官以外でも法律勉強をしなければいけない人がいる、ということを、私は初めて知った。

スッパマンとDr.マシリトを足して二で割ったような容貌の人だった。まだ商店街には沢山人が歩いている時間に、部屋の明かりを消してプレイするというのは中々乙なものだった。明かりを消しても外が明るいのであまり暗くないし、外が賑やかなのだ

ところで、ある女性エッセイストでやっぱり西新宿に住んでいた人が、部屋の湿気が凄かったとエッセイに書いてたような気がしたが、同じアパートあるいは同じ商店街に住んでいたのだろうか。

プロオーケストラ奏者

1月下旬ですでに花粉症にかなりやられている人だった。演奏中にくしゃみをする訳にはいかないので、きつめの薬を飲んでいるが、そうすると今度は眠くて仕方ないと言っていた。

弦楽器をいくつも持っていて、それらを見せてくれた。楽器名前を当ててみてって言われたので、左からヴァイオリンヴィオラチェロコントラバスですって答えたら、感心された。どこで教わったのって聞かれたので、中学音楽教科書に載ってましたって答えたらなんかガッカリされた。

普通プレイした気がする。

変わった灰皿を持っている人。

鰻の寝床状のやたら細長ーい部屋に住んでいた。騒音をとても気にしていた。部屋の一方の端にテレビ、もう一方の端にソファー、その裏手にマットレスとお布団を敷くという、変わったレイアウトのお部屋だった。棚の横に弦の張られていないエレキギターが三本くらい飾られていたので、ギターを弾くのですか、と聞いたら、いや全然弾けないから、という答え。後に気づいたが、部屋にエレキギターを飾ってる人って大抵、エレキ言及されるのを、何故か嫌がる。

その人は喫煙者で、煙草の吸殻を円筒形の灰皿に捨てていた。その灰皿は蚊取線香の入れ物にちょっと似ていて、そして蓋の中央に黒いボタンがあって、それをポチっと推すとプロペラみたいなものビューンと回って、吸殻を缶の中に落とす。そんな仕組み。

初めて呼ばれた時に、その人はソファーに座って煙草を一本吸い、灰皿に押し付けて揉み消し、ボタンを押した。吸殻がビューンと灰皿の中に消えたあとで、その人は言った。

楽しい?」

「何が?」

と、私は答えた。

「日々」

と、彼は言った。

日々!?なんかよくわかんないけど凄くカッコいい!!私はこくりと頷いた。

そんなカッコいいその人の趣味飲尿だった。

そして、お竿があまりにも大きくて太すぎるのに苦労しているようだった。なんとか本番をしたいといって頑張っていたが、どうやっても私の中に巨大なお竿は先端数センチも入らず、最終的にはおしっこ飲ませてくれればそれでいいよ、みたいな妥協をしていた。

(どう見ても明らかに入らない巨大さなので、私はあえて本番を断らなかったのだ。どうせ無理だから

その人はドライバーさんに女の子の尿を飲みたいとオーダーしていたらしく、その人から指名が入ると、私はドライバーさんから、さあ沢山お茶飲んで!と急かされた。

でも、お茶を大量に飲んでもいざプレイになると緊張して一滴も排尿出来ず、プレイ後にマンションを出た途端にトイレに行きたくなって、ドライバーさんにトイレくらいお客さんのとこで済ましなよー!と文句を言われたのだった。

ロックな見た目だがギターは弾けないと言い張る、エレキギター所有者

一体何でそんなにギターは弾けないと強調するのか謎。別に弾いてって無茶ぶりした訳でもないのに。

「ただ聞きたいってだけで他意はないのだけど、その傷って何?」

と私に聞いてきた唯一の人である子供の頃に病気の手術をしたときの痕で、結構目立つのに、お客さん達はその人以外は誰一人としてツッコミを入れて来なかった。

私が正直に手術の痕だと答えると、

「ほー。これまたただの素朴な疑問だけど、気にしたりとか全然したことないの?」

というので、

赤ちゃんの頃についた傷なので、あるのが当たり前で気にしたことないです。お客さんとしては気になるものですか?」

と聞き返したら、

「いや全然気にしないよ!」

とのこと。

気にしないのかぁ。

職人さん。

あるものを拵える職人さん。何を作る人だったかは、身バレしそうなくらい珍しいものなので、内緒

お部屋の調度品がオリエンタルな感じだった。中国のもの韓国のものかよくわからなかったがとても良いもののように見えた。

私がお絵かきをすることが好きな癖にアートに関する知識サッパリ持っていないと知るや、ビアズリーの版画の画集を出して見せてくれた。世の中には観るべきアートが沢山あるよ、と。

オリエンタル家具を置いた部屋の隣の寝室にはロードバイクが突っ込まれているという謎。しかも本人は運動とは全く縁の無さそうなポヨポヨ体型だった。万引き常習犯と同じくらい腹筋がない。でも七十歳前後のお爺さんなので腹筋がなくても別におかしくはないのかもしれないが。

こうの史代の『夕凪の街、桜の国』を絶対に読むべきだといって、無理矢理押し付けるようにして貸してくれた。

「君には化粧なんか不要だ」

といって顔面シャワーかけるのは迷惑以外の何ものでもなかった。風俗嬢が素っぴんで出勤して、誰が喜ぶんだよぉ。

その人は過去お気に入りの嬢をドライバーのNさんに寝取られた(?)とかで、Nさんをやたら敵視していた。

小説家

私は指名されただけで、実際会ったことはない。指名をされた日、丁度私は休みだった。

当時私はその小説家の大ファン著作殆どを読んでいるほどだったが、かといって作家本人には会いたいと思わないので、指名された日に丁度休みだったのは、運が良かったかもしれない。

店長は、その小説家常連客だというのに嫌っていた。一方的ライバル認定していた。

「そんなヤツより、増田ちゃん誰か他に有名人で会いたい人っていないの?」

店長が言ったので、

「んー、強いて言えば、Gackt

と答えたら、

「何でGacktなんか!?

店長はぷりぷり怒り出した。何でそんなにGackt嫌われているのか謎。お笑い芸人なら結構会わせられるツテがあるよっていうから

「じゃあレイザーラモンHG

って答えたら、「無理。」って即答された。

2020-01-09

anond:20200109181646

あかほりさとるは昔からあほさるとか言われて馬鹿にされる対象だったが

中村うさぎはもうゴクドーくん時代は忘れ去られて大人女性向けエッセイストいか

(本人もかなり前からもうラノベは書けないと言ってるし)

2019-12-27

訃報2019

大山高男:舞台方面がメイン?の声優エヴァのゼーレ(豆腐)の一人とか

有本欽隆声優ワンピースの白ひげ、サイコパスのとっつぁん

鬼八頭かかし漫画家ヤングガンガンで連載中だった「たとえ灰になっても」が絶筆になった。

北尾光司プロレスラー。元相撲取り

内田裕也歌手俳優

白石冬美声優ガンダムミライさん、パタリロオバQドロンパなど

萩原健一歌手俳優

WOWAKAボカロPミュージシャンローリンガールとか。

モンキー・パンチ漫画家

関田修:アニメ演出家ガンダム(1979)~ムヒョロジ(2018)までコンスタント活躍

川久保潔声優サラリーマン金太郎社長など

小池一夫漫画原作者子連れ狼など

荻野真漫画家孔雀王など

藤本譲声優ミスター味っ子味皇など

ジャニー喜多川音楽プロデューサー

木上益治アニメ演出家京アニ作品絵コンテで多数参加。

武本康弘アニメ監督。らきすた氷菓小林さんちのメイドラゴンなど

池田晶子アニメーター、キャラクターデザイナーキャラデザ涼宮ハルヒの憂鬱(一期)、響け!ユーフォニアムなど

西屋太志アニメーター。作監日常氷菓、Free!など

大野木宣幸:作曲家ニューラリーXマッピーなど初期のナムコサウンドを支えた

森永あい漫画家ユンカース・カム・ヒア僕と彼女の×××など

中村和子:アニメーター。手塚治虫に認められて鉄腕アトムなどを手掛ける。三つ目がとおるの和登さんのモデル

園田小波漫画家りぼんチョコミミ連載中に逝去

三ツ矢新:eRONDO(エロゲメーカー社長ゲームデザイナー

和田誠イラストレーターエッセイスト

吾妻ひでお漫画家失踪日記など

八千草薫女優

中村正:声優。らんまのナレーションなど

大野木宣幸氏の訃報がびっくりした2019年だった

ご冥福をお祈りします

2019-11-17

青識亜論vs石川優実 感想

ということで見てきたので感想を。

議論についてどちらがどう正しく、間違っているのかはここでは割愛したい。場の空気がどうとか、当日の実際がどうだったかについてもだ。このへんはツイッターnoteやその他様々な媒体で色々な人が色々な主張をしている。そのあたりはその方々に任せたい。これは批評でも論評でもない、感想文だ。

私はこういう議論の場に足を運んだのは初めてで、ちょっと緊張しながら見ていた。ハラハラした。首のあたりがカァッとあつくなって、終わった後には違和感や消化不良感が残った。司会の人はいいまとめをしたと思う。

私は片方の論者が嫌いだった。その人は、相手の話をまともに聴き入れることがなく、傲慢で、自分の加害性に無自覚だと考えていた。できることならなんとかこちらの主張を、訴えを聞いてほしい、耳をこちらに傾けてほしいと思っていた。

しか議論の終わりに目の当たりにしたのは、「「私たちこそが被害者だ」」という、双方の主張とその後の幾分救いのない沈黙そして空疎とも言えるお互いの同意だった。いや、ここまで来てそりゃないだろう、前提でしょうと思うと同時に、急にその論者に親しみを覚えるようになった。ああ、これまでの激しい論調も側から見れば言い過ぎと映る言葉も、他人から見れば全く違うように見えている。世界は広いようで狭いなあ。

その後タグを追ってタイムラインを見るたびに思う、彼/彼女はそのフォロワーから見れば、このクソッタレ世界を救おうとするヒーローしかなかった。

インターネットを見るといつもそういう光景が広がっている。私の好きな論者やエッセイストを、色々な人たちが腐している。私があまりにひどいと思い視界に入れないようにしている論者やアルファに、一定数のファンがいつも賞賛や労いの言葉を送る。

インターネットが悪いのだというつもりはない。だけれども、この釈然としなさを、どうやって乗り越えていくのだろう。

2019-11-13

文章を書くのが苦手すぎる

小さい頃から文字を読むのが大好きだった。

絵本、本、雑誌お菓子の袋に至るまで、文字を目にしたら手にとらずにはいられなかった。

一方で、作文は死ぬほど苦手だった。

遠足感想も、将来の夢も、文章がとにかく書けなかった。常にクラスで一番遅く、放課後残って書かされていた。


自己表現が嫌いなわけではない。

他人に何かを語るのは好きだ。喋りすぎるほどだ。

しかし、原稿用紙を前にすると手が止まってしまう。

小論文のために訓練し、克服したと思っていた。

パソコン文章を作るようになり、手が止まることはかなり少なくなった。

しかし、はてブロを作って、増田に書きたいこともできて、いざ記事を書いてみても公開できない。


理由はわかっている。文章他人から評価されるのが怖くて仕方がないのだ。




私にとって、文章神聖ものだ。

物心つく前から親しんだ文字たちは、私にあらゆることを教えてくれた。一番の遊び相手だった。

小学生になったころ、私はジョウズな文章とヘタな文章があることに気付いた。

学級通信に載っているオトモダチの日記には、読みやすものと、意味のよくわからないものがある。

先生文章技術よりも、感情表現評価しているらしかった。そこまで含めてジョウズということらしい。

私は、学級通信自分のサクヒンを載せたいと思った。

これだけ本を読んでいるのだ。ジョウズな文章が書けて然るべきだろう。

しかし、なかなか思うようにいかない。

私は自分内面を曝け出すことが凄まじく苦手だった。今でもそうだが、感情が弱いのだ。

悲しんだり怒ったり、どうすればできるか分からない。

意図的に、この状況なら私はこのように感じるはず、と誇張して書くようになった。

格好つけた、不自然ものになっていたのだろう。

可愛らしい日記を選びたい先生に、私の作品が選ばれることはなかった。

私は文章を書くのがすっかり嫌になった。

毎週の宿題である日記と異なり、作文は長い。

そこに先生が何を期待するのか、何が評価されるのか、私にはわからなかった。

一度書いてしまうと早々書き直せないことも、私の筆を止めた。




パソコンなら、気軽に書き直しができる。レポートなんかはスラスラ書ける。

からブログもできるだろうと思っていた。

しかし、私は未だにジョウズな文章呪縛に囚われている。

ヘタな文章は大好きな文字と、これまで読んできた作品たちへの裏切りである気がしてしまう。

この年になって、作家エッセイストの人たちはなんて素敵な才能に恵まれているのだろうと思う。

誰に読んでもらえなくてもいい、自分のための、自己表現のための文章を私も書きたい。

四方八方に気を使って、誰も傷つかない文章を書いた原稿用紙を丸めるのではなくて。

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