はてなキーワード: スマイルとは
そりゃ松尾がジャニーズを批判して契約解除したスマイルカンパニーが一番悪いけど弁護士を通じて双方合意らしいし、原因はこれだけじゃないという話もある。あのツイートはスマイルへの報復なのか。ちなみにスマイルは特に創業者とジャニーズとの結びつきが強い会社。取引先を批判したらクビになるのは悲しいかな社会のルール。
松尾は達郎のサンソンを聴いての感想をミヤネ屋に求められてたけど、同じ事務所に所属している他のタレントの契約内容のデリケートな部分をラジオで語る姿勢は不適切だって。じゃあ契約の話を公にして達郎の名前も出して話題を呼んだのは誰なんだよ。達郎が松尾さんじゃなくて松尾氏と言ってるところも残念だって。なんか女々しくないか?
達郎も達郎で、いまこの状況でジャニー喜多川の功績を称えるのは自爆行為。そりゃ作品に罪は無いし、ハイティーン・ブギや硝子の少年でお世話になってるのも事実。でも今どう?生前のジャニーから受けた性被害の証言がどんどん出てきて大問題。松尾のツイートの時点で既に批判を受けてた時に火を油を注ぐようなこと言いなさんな。はっきり言って蛇足。スマイル共々リスクマネジメントが下手。誰か周りにそれを止める奴いなかったのかよ。
達郎をTwitterで叩いてる奴らもどうかしてるよ。誰かを吊るし上げて徹底的にバッシング。いつもと同じ光景じゃないか。松尾の契約解除の件だって様々な事情が重なって渦を巻いてるのに達郎一人を叩いただけでどうにかなるのかよ。最近になってジャニーズ問題を俎上に載せて達郎を叩いてる音楽ライターにも腹が立つ。どうせそのうちほとぼりが冷めて知らん顔のパターンなんだ。こいつらと同じく騒いで終わりなワイドショーでも見てろ。
結局この件も場外乱闘と化して冷めてしまったので、今後は松尾と達郎の間で話し合うなり落としどころをつけてほしい。2人が手掛けた曲がまともに聴ける日また来い。
あの番組をはじめて聞いたような人向けの、ちょっとした追加情報である。こんなこと補足してどうするんだのコーナーである。
「サンデーソングブック」(サンソン)は、事前収録番組である。
誰も文字起こししてないのでradikoのタイムフリーで確認してほしいけど、7/2の中野サンプラザの後、7/7の島根県民会館の前と言及している。まあこの辺りはツアー期間中の定型句である。
ただしこの番組では時々、別録りで一言コメントが入ることがある。
番組をまるまる収録し終わった後、日曜の放送の直前などに自然災害が起きた場合などにおいて、「番組内において災害のフォローができてない旨お詫び申し上げる」みたいな短いコメントが新たに収録され、番組の冒頭に流される。
ただ今回達郎は、事前に用意した長い長い原稿をただ読み上げるだけに終わってしまった。この原稿がいつ書かれたものなのかは不明だが、スマイルカンパニーの「達郎がラジオで大切な報告をする」という発表が7/5(水)、松尾潔の例のツイートが7/1(土)、で7/2(日)は中野サンプラザ公演当日ということで、まあ7/3(月)か7/4(火)あたりに書かれたものと思われる。(当たり前だがツアーに対する言及と矛盾はない。)
個人的には、自然災害対応と同じように、コメントを7/8(土)あたりに新たに収録して番組の冒頭に流すものだと思っていた。(つまり、スマイルカンバニーの発表はあくまで「内容はこれから考えるけどとにかく何か言う」という宣言だと思っていた)今回の件は、ほんの数日前の空気に合わせたコメントをしただけでも時代遅れになってしまうほど、世論が急速に・大きく揺れ動いていたように見えたからだ。まあ結局達郎はそれをしなかったし、しかもその内容は数日前の時点でも(いやそう言っちゃうか~~……)みたいな角度のコメントだったわけだけれども。
個人的健忘録なので読みにくい事この上ないです。あとネタバレをバキバキにしてますのでお気を付け下さい。
久しぶりにダイアモンドホールに入ったしダイホでシロップ見るのもかなり久しぶり。いつもご一緒してるお友達とシロップを見れたのも嬉しかった。今回結構番号良かったので2列目マキさん前で待機。
ほぼ定刻始まり。ニコニコ中畑さんとクールなキタダさん(でも手上げて挨拶してくれた)、五十嵐さんは何か溶けそうな感じでふにゃふにゃして出てきた (この日出てくる度にふにゃふにゃしてたな…笑)五十嵐さんがしてたポーズを中畑さんもとってて可愛かったです…笑 何か再結成以降名古屋は盛り上がる土地になったのか出てきた時も声援?上がってて既に熱気がすごい。
一曲目がイエロウで曲が始まったのは良いが早速五十嵐さんのギター(黒テレキャス)にトラブル?があったっぽく一旦中断して色々試行錯誤してたけど(あれぇ…?音が小さい…って言ってた)中々上手く行かなくて中畑さんが「今日は良いライブになりそうですねぇ」って和ませた笑 (ここら辺のくだりでマキさんが中畑さんに合図?してたけど中畑さんは五十嵐さんを見てニコニコし続けててそれに気付いてなかった笑)結局赤ジャズマスに交換して弾いたら「これこれぇ〜↑」ってめっちゃテンション高く言ってて笑った。何そのテンション笑 何か全般通してテンション高かった気がする。ちょっと心配してたけど声は割りと出てた(最初は)マキさんのベースがカッコ良くて釘付けになる。
不眠症、めちゃくちゃ好きな曲なんだけど多分3人で演奏するのは(主にギター面で)難しい曲なんだろうなぁと言う印象。TKとの対バンでも思ったけど…。
末期症状、そんなに好きじゃないんだけどめっちゃ良かったなぁ。マキさんのベースが本当最高でしたね…!!
ローラメット前にMCがあって五十嵐さんが「キタダさんカッコイイよね」って喋り出してフロアも拍手と歓声で答えるもキタダさんの反応が無でちょっと気まずい空気が流れた後に五十嵐さんが「イジってないですよ?」って言ったらマキさんが「?」みたいな顔してて「最近耳が遠くて聞こえないんだよ…何言ってるか分かんない」って返して五十嵐さんが「良く言われます、良かった〜(多分マキさんの気分を害してなかった事に対してのやつ)」って半笑いになってた後に中畑さんが曲に入ろうとしたら同じタイミングで五十嵐さんが「(マキさんに向けて)ロックスター」って言ってて「上手く曲に繋げれると思ったんだけど…」って話してる所にまた被せて曲がまあまあ強引に始まったんだけど笑 そのベースの入りが超絶カッコ良くて「え!?カッコイイ!!」ってまあまあのボリュームで発してしまって自分でも驚いた笑 いや本当カッコ良くて…笑 普段そんなに好きな曲でもないけどすごく良かった。中畑さんのドラムが気持ち良い曲。
I'm劣勢、私が聞きたかったバイトの面接〜の下りが聴けたので満足です…笑
(This is Not just)Song For Me、本当良い曲。こんな機会でもなければ聴けなかったと思うのでこのツアーに来れて良かったなって聴きながら思った。
本当ファン失格なんだけど月になって始まった瞬間、「月になってってHELL-SEEの曲だったっけ!?」と思ってしまった…。好きな曲なのに…。美しいメロディが脳内を駆け巡って最高…って思ってたら五十嵐さんが曲終わりに「しっとりしてしまいましたね…」って言ってた。しっとりしてて良いのです。
どのタイミングだったか忘れてしまったけど「この辺りから喉飛ぶんで…これがデフォ…これもライブ感って事で…と言う言い訳です」って言ってたけどEx.人間辺りからキツそうではあった。
正常、未だに武道館で聴いたあの感じが残ってるのであのテイクを超えるものは中々ないけど、マキさんのベースを間近で見れた&聴けたの最高だった。本当カッコ良くてニヤつきが押さえられなかった…。
もったいない、そんなに好きな曲じゃないけどめっちゃ良かった。音に陶酔する感じが最高に気持ち良い。何か一人だけ頭ブンブンしてた気が…笑 シロップのライブで演奏に没頭出来る喜び。
Everseen、思ってた入り方じゃなかったので驚いたけどベースは聴き逃しませんでした!!はぁ~↑↑ってなってしまった笑 本当最高過ぎる〜!!中畑さんのドラムとマキさんのベースの相性めちゃくちゃ良い曲。
シーツ、めちゃくちゃ良かった。ライブで聴ける喜び…。マキさんが歌詞を口ずさんでた…!!初めて見たかもしれない…。中畑さんのコーラスが美しい。五十嵐さんのギターソロの部分すごく好き。
吐く血始まる前に五十嵐さんがマイクオフのアカペラ(裏声で)彼女と知り合ってから半年が経つ〜を歌っててそれがすごく綺麗だった。けど始まったら普通に歌詞飛ばしまくってて笑った。終わった後「吐く血聴きに他の所来て!(ごめんね)」って感じで言ってちょっと悔しそうにしてたから本人も思うところはあったのかと。演奏は良かったので個人的にはこれもライブだな〜としか感じてなかったが…。と言うか歌詞飛ばしなんて珍しくないし…笑
パレード、最高に美しかった…。あーシロップの事大好きだな〜って思いながら聴きました…。本当に感動した。
アンコールはDinosaur、Alone in Lonely、うつしての3曲。ダイナソー好きな曲だから嬉しくてめっちゃノッてたら周りすごい静かで一人だけ動いてて恥ずかしかったけど今更気にしても仕方がないのでそのまま一人だけノッてた笑 中畑さんのドラムがすごい気持ち良いんだよなぁ。うつして聴けて嬉しかった〜!!何度聴いても良い曲。五十嵐さんの喉の調子がもう少し良ければ言う事なしだったけどこればっかりは仕方がないので…。
バンド自体が日帰りなのでWアンコあるんか?と思ってたけどあって良かった。中畑さんが一番最初に出てきて「新幹線の時間があるんだけど…」って言いながら叩き始めて、それを聴いた瞬間にこれは神のカルマだ!と理解笑 なので次はマキさんが出てくると思ったら五十嵐さんが出てきてびっくりした。最後にマキさんが出てきて中畑さんの方に歩いていって中畑さんを指差ししてフロアがうおー!!って盛り上がってたらそのままフロア前方(目の前に来た!)に来てめちゃくちゃ興奮する笑 フロアを煽ってうおー!!ってめっちゃ盛り上がったら「ははっ!」って感じの全開スマイルで笑ってて「え!?どういう事!?カッコイイ!!」って感じで周りの人達もめちゃくちゃ興奮してた笑 そっからの神のカルマとか盛り上がらない訳ないのでめちゃくちゃ盛り上がる。
そのままの流れでSonicへ。マキさんのベースがそれはもうカッコ良くて盛り上がらざる負えない。何かアンコール、キタダマキ祭りだったな。マキさんのベースがどの曲もカッコ良すぎる。曲前の五十嵐さんシャウトからの五十嵐さんが煽り(手を来いよって感じで煽ってた)してて珍しいなぁと思った。この曲だったか忘れたけど左足も上がってた。
最後はcoup d' Etat〜空をなくす。coup d' Etatの部分、五十嵐さんの力の限りって感じで最高にテンション上がる。これは盛り上がるしかないセットリストって感じでフロアもめちゃくちゃに盛り上がってた。空をなくすの中畑さんのドラム大好き!!気持ち良すぎる。
最後はける時に五十嵐さんが土下座(?)しててびっくりしたけど笑顔でお手振りしてた。中畑さんもめっちゃニコニコで丁寧にお辞儀してて中畑さんだな〜と思ったり。終わってからも手拍子止まなくて恒例(?)の五十嵐さんによる「本日の公演は全て終了しました〜」アナウンスが入って皆で暖かい拍手してるの何か大円団って感じで暖かい空気だったのすごく良かったな。
MCの覚え書き。記憶力が皆無なのでニュアンスとか間違ってる可能性大。
中畑さんが「我々がHELL-SEEをリリースしたのが20年前なんだけど、20年前にも(HELL-SEEツアー)来たって人?」って聞いたらチラホラ手が上がってて「本当に?ありがとうございます。20年って猶予があった訳でしょ?でもまだ来るなんて…」五十嵐さん「来てくださってるんだから!」と五十嵐さんの方が常識的な発言をしていた…笑 今回のMCで中畑さんが何回か「もうあなた達に付いてきてもらうしかない」って言ってたの何か珍しいな〜って思った。あまりそういう後ろ向き(って程でもないかもだけど)な事言うイメージなかったので。
五十嵐さん「こんな事言って良いのかな?今日お家に帰らなきゃいけないので…時間が…本当は一晩中やりたいんですけど」って言ってて、私は捻くれてるのでそんなリップサービス要らん!とこの時は思ってたけど笑 最後までみたら只のリップサービスでもなかったのかな〜と思った。何かめちゃくちゃ楽しそうだったんだよね。ソニックでお客さん煽ったり、「盛り上がってくれて嬉しい」って親指👍ってしたり、Wアンコールでギター弾きながらフロア中央まで出た来たりしててたので…。
中畑さんが「ありがとう…嬉しい…」って言ったらお客さんが「ありがとうー!」って返して「はい、はい」って制するって下りを3回ぐらいやってて中畑さんがとても楽しそうだったしそれを見て笑顔になってる五十嵐さんがいて私はこんなシロップのライブが見れる日が来たんだなぁ…とジーンとしてたら五十嵐さんが「おしまいです」ってMCを終わらそうとしてて笑った(新幹線の時間があるから時間通り終わらなきゃいけない為だと思う)それでも中畑さんが「もうちょっと喋る…?」って二人を見て聞いてたらマキさんが「どっちでも良いよ(本当にどっちでも良さそう)」って答えてて笑った(結局MCは終わった)
五十嵐さんがダブルピースしながら「ピスピス」って言ってて50のおじさんを不覚にも可愛いと思ってしまった…。
五十嵐さん「(ちょっと格好良い感じで)最高でした…大阪…あ!名古屋名古屋!!」って両手をあわあわさせてめちゃくちゃ慌ててたのこの日イチ笑った。面白すぎる。最後はける時に土下座?してたのこれの事だったのかな?
久しぶりに名古屋でみたシロップは本当にメンバーもフロアも楽しそうですごく良いライブだった。盛り上がってるって何回か書いたけど暴れてるとかじゃなくて歓声がすごい感じ?でバインとかのライブでよくある曲終わりに皆のテンション上がって拍手だけじゃなくてわー!!って歓声上がるあの感じだったんだよね。すごく良い雰囲気だったなーと思ったしメンバーも楽しそうだったから盛り上がるのって良いなって思った。
正直書けば五十嵐さんの喉は絶好調とは言い難い感じだったけど、本当に良いライブだったなと。HELL-SEEの中でもそんなに好きじゃない曲がすごく良くてライブで聴く良さを実感したり。シロップのライブを地元で観れた喜びもあったし、何より全体的に暖かい空気だったのが嬉しかったな。あとマキさんめっっちゃ最高でした!!マキさんのベース大好きです!!
E.N1
Dinosaur
Alone In Lonely
うつして
E.N2
神のカルマ
Sonic Disorder
coup d'Etat〜空をなくす
きっかけ
はじめてアプリを使った。田舎の片隅で20ちょいの年数を生きてきて、彼氏欲しいな〜って思ったこともあったけど、嫌な思いもしたのである時から興味を持つことをやめた。私の好きなものは推しと推しカプとBLで、お金も仕事も自信ないし、いずれ適当に死のうと思ってその日その日が過ぎるのを淡々と待っていたから。
それはTwitterのフォロワーがマッチングアプリで男漁り(言い方)をしてるのを上げていたから。
そのとき私は気付いた。(私もマッチングアプリが使える年齢じゃん)と。そう思ったら俄然興味が湧いてきた。話のネタになればなーって思って動いた。
とりあえず顔面登録しなくても使えて、漫画とアニメと、もうオタク感満載のプロフィールを適当に。
地方都市で人口が少ないからか色んな人とマッチングした。歳上、歳下、みんな趣味は似てたけど、タメ口だった。なんならヤリモク(性行為目的)っぽいひともちらほらいて、適当に2、3通やりあったら逃げてた。どうやらアプリを使う人は女性が少ないらしく、蹴ってもそれなりにアポが来た。
登録して2、3日が経ち、歳上歳下問わずに初回でタメ口っていうのがどうも苦手で、そろそろ退会しようかなと思ってた矢先に
「はじめまして!」
と来たのが彼だった。
恥ずかしながらタメ口の男どもに疲れていた私はすぐにやり取りをした。チョロい
同い年、同じ市内、なんなら読書の趣味までそれなりに合った。今まで話した人の中で一番嫌な気持ちにならなかった。
初会編
それは彼も同じだったようで、すぐに「会わないか」と言う話になった。場所は県内で一番大きな書店。私は行きたい想いと、知らない男に会うっていう怖さで迷った。アプリ使っておいて何を言うかって話なのだけれど。
正直私は女としてはガタイがいい方で、可愛くもない、美人じゃないし、昔付き合った男には「痩せたら可愛い」と言われたくらいだ。今でも思い出すだけで泣きそうになる程度にはトラウマだ。悪かったなデカくて。
振るいにかけるつもりで「私可愛くないので期待しないでください」って送った。
(おもしれえ奴)
殺されたりしたらやばいから友人に連絡して、次の日までLINEがなかったらという条件付きで警察に通報を頼んだ。男の車には乗るなって念を押された。
彼には車で迎えに行こうかって聞かれたが、流石に怖かったので辞退した。
その日の天気と彼の服装はよく覚えてる。春先にしては冷たい雨が降ってて、彼はしま〇らっぽいパーカーを着てた。めっちゃ田舎の男の子だった。
「A駅からです」
最初はそんなやり取りからだろうなーって思ったけどつい最寄り駅を答えるなど阿呆をやらかす私。
すると彼
「A駅ってことはB中学でした?」
「どうして?」
「いや、俺もそこなので」
「…………」
確かに田舎だからありえないことでは無いが、まさかそんな事あるとは思わなかった。
私の通っていた中学はそれなりのマンモス校で、更に私は2年生から不登校になっていたので、たとえ同じクラスだったとしても知るはずはないのだ。さらに言うと前述した元彼と同じ部活だったという。
同じ出身校という事であっという間に緊張は解けて、そのまま書店を三時間散策した。休憩無しだったので流石に疲れた。
そろそろ帰ろうかなと思って切り出そうとしたところ、彼から「お寿司、好きですか?この辺に食べログ1位の美味しいお店があって」と切り出された。
私は迷った。なぜなら私は
そして迷う私に彼が追加する
「俺の奢りで」
気が付いたら友人の忠告も忘れて車に乗ってた。寿司って怖い。食べログ1位のお寿司って行ったことないもん。行きたいじゃん。加えてこの男、
このあと持ち帰られたらどうしようと思った。もう持ち帰られても私が悪いんだけど。
全身しま〇らの男に持ち帰られたらネタになるなとか思いながら寿司食べてた。彼にもしま〇らに悪いな。
お寿司はめちゃくちゃ美味しかった。食べログ1位だった。ちょっといいお店だし、初めてだし、少しは気を使った。食べる方なので。彼は気にせずニコニコ食べてた。チワワスマイル全開だった。
そのあと、心配してたことは起こらなかった。自宅の最寄り駅で下ろしてもらって、次の予定を取り付けた。
後日聞いたら彼は、「そんなこと考えてなかった」そうで、素直な人間代表の私はそうなんだ……と助手席で思ったのだった。
帰宅後、今までは開きたいと思わなかった中学のアルバムを開いた。確かにそこには聞かされた名前と同じ名前の彼がチワワスマイルで載っていた。
少しだけ楽しみが増えたなとこの時は思った。
2回目
週を跨いで二回目。彼の車で水族館に行くことになった。(2度目にして既に彼に対する警戒感は多少薄れていた。)
致命的なまでに人の顔を覚えるのが苦手な私は、1週間で先週会った男の顔を完全に忘れていた。
覚えているのは名前と、強めの車の芳香剤の匂い。あとはやたら笑顔が可愛かったという印象だけだった。
以前降ろしてもらった駅で拾ってもらうことになっていたのだが、はて、車も覚えてないのだ。どうしようかと思っていた。
顔覚えの悪い私でも、こちらに向かって歩いてくる男が居れば流石にわかった。
当日の彼はジャケットを着ていた。
彼を見た時に私は息が止まった。
そしてこの私、三度の飯と同じくらいに男のジャケットが好きなオタクだ。推しカプがデートでジャケット着てたら丸一日元気で居られるくらいには好きだ。
目の前にはオフィスカジュアルな男がいる。例えるなら相棒の神戸尊である。しかも前回はしま〇らチワワだった訳で……。そんなギャップにテンションが上がらないわけがなかった。
一方の私、前回の彼に合わせてラフ目にしてきたため、互いに格好が入れ替わった形になった。格好を例えるなら相棒の亀山薫みたいな格好をしていた。
さて、無事顔を忘れた私だったが、話してるうちに(あー、こんな感じだったな。この人だ)と思い出し始めた。向こうは覚えてたのにこっちは覚えてないとは失礼な話だが、体質だからしょうがないのだ。
なお、このチワワの顔をふんわり思い浮かべられるようになるのは付き合って3ヶ月経つくらいになってからだ。車の顔の方が先に覚えられた。ごめんチワワ。
2度目は正直あまり覚えていない。泳いでた魚は美味しそうだとか、アジは沖と港とで種類が違うとか、港でブリも釣れるとか、話していた気がする。
「今度天気が良ければ釣りに行きますか」って言われた気がする。
それは付き合って早々に実現するのだけれど、そこで私は魚を素手で掴んだまま帰宅するのだった。
彼は何故か感動していた。
話が脱線した。あらかた水族館を見終わって、天気がいいから浜に行こうって言われた。
めちゃくちゃ天気が良かった。カップルが山のようにいた。あまりにも居すぎて見てるこっちが恥ずかしくなった。
それは向こうも同じだったようで、
「わかる」
夕食は誘われたけど、今回は辞退した。理由は忘れたけど。
つぎはご飯を食べようって話になって、知人の店に行きましょうって私が提案した。
拾ってくれた場所で下ろしてもらって、「また来週」って挨拶した。
久しぶりに楽しかったので、友人に洗いざらい報告して、その夜は珍しくよく眠れたと思う。
3回目
ここまででかかった日数は僅か二週間。
二週間で知らないチワワ男と毎日やり取りする仲になったのだ。面白い話である。
ここまでくると次のイベントはそう
「告白」
永遠に私と縁がなかったイベントである。なんなら告白された事はなく、男を見る目もない。可愛くないと家族にも男にも言われ続けて自尊心なんてほとんど残っていない二十代前半で既に出涸らしのような女である。
この頃の私の検索履歴は「付き合ってない 3回目 デート」でいっぱいだった。頭の中はなんでだらけだった。
今回は飲む予定だったので互いに最寄り駅で合流する手筈になっていた。
当たり前のようにチワワの顔は忘れていた。
出かける前にそう彼から連絡が来ていた。
田舎だから駅で降りる人達なんてほとんど学生で、だからなんとなく彼を見つけられた。
その日の彼は残念ながらしま〇らboyに戻っていた。
その時私はなんとなく気付いた。
話が逸れるが、私の実弟はものすごくオシャレが好きな男だ。私なんかよりずっと靴を持ってる。
そんな訳で、イマドキの若い男ってここぞと言う時にはめちゃくちゃかっこいい服着てくるイメージしかなくて、色んな意味でびっくりした。
おすそ分けのタケノコを持っていた私が言えることではないけれど。
初めての異性とのサシ飲みは、本当に友人達とのものと代わり映えもなく、互いに「酒は飲めるがあまり飲む必要はない」というスタンス通りに2、3杯飲んで終わった。
電車の時間まで40分くらい。最後に頼んだ梅酒ロックが効いてふわふわになりながら、「おさんぽすき!!(本当に好き)」とハイテンションで了承した。
散歩と言っても田舎の9時は真っ暗で、ぽつぽつとある街頭の下を酔っ払いのテンションで学生時代の話なんかしながら歩いていく。気がつけば電車の時間まで20分を切ってて、次の電車がいつあるのか把握していない私は心配になった。
「そろそろ戻らないと電車間に合いませんよ」
「あ、公園がある!もう少しだけいいですか」
(なんで草ボーボーの公園に入っちゃうかな〜)と当時は思ったのだけど、今思えばタイミングを探してたのかなと思ってる。
結局ブランコに座ったまま雑談に突入。もう電車は間に合わない時間帯だった。
「俺、もうこのアプリ辞めようと思ってて。」
「私もそろっと辞める予定です。変な人と沢山会ったし!勉強になりました」
これは本当。彼と会って最後は辞めるつもりだったし、身の丈に合わないと思ったから。
彼はそのまま隣でスマホを開いて退会処理を始めた。
気が早いな〜と思って見てたら
「あの、アプリ消したし、よかったら付き合って貰えませんか」
「はい」
なんか流れるように告白されて、私も脳みそが認識する前に反射で答えてた。ついでにどうしたらいいか分からなくて握手した。
電車の踏切の音が聞こえて、乗る予定だった電車が華麗に通り過ぎてった。
なんかもっとこう、告白って、少女漫画みたいなキラキラシチュエーションで、もっとゆっくり時間が過ぎるのを感じるものだと思ってた。
現実は草ボーボーの公園だし、足は寒いし、目の前にいたのは嬉しそうなしま〇らチワワだった。
帰宅後、LI〇Eで「これからよろしくお願いします」と送ったら「うん!こちらこそよろしく😁」ときて、2週間の間全く外れなかったチャットツールでの敬語が外れたので、距離感の詰め方に驚きながらもようやく彼氏が出来たことを実感した。
そんな子と半年も付き合ってる。
反省会場がなさそうだったので
(キャラクターについて語ると”癖(へき)”が出てしまうので、ここではJOCHUM関連のみ書いています)
JO1(アイドルユニット)のメンバーがサンリオと開発したキャラクターたちJOCHUMの初参加ということもあり、上記の記事が書かれておりました。
コラボキャラクターに関しては、2018年にXJAPANのYOSHIKIとのコラボキャラであるyoshikittyが3位に入賞したこともあり、キャラ大に出ることについてサンリオファンの中では物議があるところでした。
一部過激アンチはソシキティなんて揶揄してますが、キャラ大に出てる以上、立派にサンリオのキャラなので敬意を持ちましょう……。
JOCHUMは5位でした。
前評判の通り素晴らしいスタートダッシュであり他のキャラを押しのけての上位入賞、ヨシキティの件もありサンリオ界隈の一部は相当荒れておりました。
ただし初日投票はWeb投票のみの集計であり、店舗で購入した金額によって、あるいはポイントを消化して貰えるチップで投票を行う「チップde投票」を集計していないため、店舗にグッズがないJOCHUMは今後不利になると思われました。
また、Web投票も一日一回行える通常投票だけでなく「あいことばさがし」という、サンリオ関連・コラボ先のHPに隠された合言葉によって投票するシステムもあり、投票に熱心なJOCHUM勢はこちらでも初日の票数を伸ばしていた可能性が考えられます。
JOCHUMは12位でした。
初日速報から大きく順位を落としたことで他キャラファンからの風当たりは弱まりました。
JOCHUM勢の中でもチップde投票の重要性が認識され、後半は店舗投票のチップの数も増えているようでした。他キャラのグッズを買って推すその熱量には感服せざるを得ません。
結果的にJOCHUMは14位でした。
正直なところ大健闘だと思います。
今年初参加のキャラクターにはがおぱわるぅがいますがこちらは24位。ヨシキティは21位。
サンリオに詳しくない方でも20位までのキャラクターを見てもらえれば、一度は見たり聞いたりした覚えのあるキャラクターばかりと思います。
20位以内に入れたことからファンの熱量が伝わり、今後のグッズ展開も増えて行くのではないかと思います。
そうなれば来年以降にチップde投票で票を伸ばせる可能性があります。スマイルは有効期限が一年あるので来年のために貯めておきましょう。
昨日のことだ。ちょっと聞いてほしい。今、すごく気分が悪い。
旦那がしばらく遠くで仕事をしてる。最近は部屋の掃除もしてないから、窓を開けて掃除機をかけてあげようと思った。部屋の押し入れを開けて、襖の真下に溜まった埃を吸っている時、置いてあった白い段ボール箱が気になった。
掃除を終えた後で中を覗いてみたんだけど、旦那が子どもの頃に集めていたと思われるグッズが詰まっていた。
少年ジャンプに、ぬいぐるみに、ガンダムのカードに、子どもチャレンジ(1986生まれ用の中学版)に、小学校の卒業式の写真に……いろいろあったけど、その中にとある冊子があった。写真が入ったアルバムだった。高校時代と思われる。
最初のページには、グアムかハワイのような光景があった。旦那が真ん中にいて、8人くらいで記念写真を撮っていた。
次のページには、柔道着姿の旦那と、その学友が並んでいる写真があった。進学校かつスポーツの名門校の名前が柔道着の胸のところに書いてあった。私と旦那が同じ商社に勤めていた時、友達や上司から、「増田さん大学で国体に出たことあるって」という話を聞いたことがある。
柔道場の前で、学友二人と並んで笑顔だった。坊主頭だった。スマイルがまぶしい。ほんわかした気分になった。
「昔は、こんな顔してたんだ」
感傷に至りながら次々にページを捲っていった。私の知らない旦那の姿があった。坊主頭の旦那はかわいいなって思った。昔から明るくてお調子者キャラだったのかな。
でも、途中から様相が変わった。真ん中あたりからかな。気持ち悪くて吐きそうになった。
真ん中ほどのページからは、柔道の大会中に旦那が撮影したと思われる柔道女子の写真があった。相手と組み合って対峙する直前のような光景だった。
細身で、小柄な女の子だった。顔はよくみえないけど、かわいいかな……? 遠目なので何ともいえない。
そして、その写真の右上にはマジックペンによる旦那の字でこうあった。
次のページにも、そのアイカワさんの写真が続いた。寝技で相手を抑え込んでるのを撮影していた。「粘ってようやく撮れた!! 超ラッキー」という文字があった。
次は表彰式だった。アイカワさんが優勝旗を持っていて、旗竿に顔を傾けて目を閉じている(疲れてる?)写真だった。矢印と、アイカワさんのフルネームが書いてあった。
あとは、大会が終わって、アイカワさんの高校の選手が柔道場の板張りのスペースで着替えているのを二階から撮影していた。やっぱり、アイカワさんだけ拡大してある。マジックペンでの名前の表記付きで。
キモイ、キモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイ!! マジで無理。
こんなの犯罪じゃん。
え、これはなに? ひどすぎるよ……。
この子だけじゃない。ほかの女の子が柔道をやってる写真も撮っていた。大体4,5人分。しかも、写真の端っこにはその子のフルネームが書いてある。
ほかにも、高校卒業の時の柔道部の寄せ書きが出てきた。色紙の真ん中に旦那の名前があって、それを囲むように部員からのメッセージがあった。衝撃を受けたメッセージがいくつもあった。ちょっとだけ、いやもう、好きなだけ書かせてもらう。私が読んだ順だ。
後輩A
「同人誌コレクター増田さんへ あなたの変態っぷりにはほとほと呆れるばかりでした……大学生になっても、変わらず変態でいてくださいね。自分もリッツが第一志望です。京都まで遊びに行きます」
後輩B
「増田さんは、△△高校のアイカワさんがロリロリで好みなんですよね!! アイカワさんを是非モノにしてください 応援しています」
後輩C
「増田先輩の変態エクストリームハートには緊張させられっぱなしでした。スーパーハードロリータ増田!! 早く警察に捕まってください!!笑 カノジョさんともお幸せに 愛のキューピッド 藤本より」
後輩D
「ロリータ戦士 増田さんへ あなたのロリータっぷりにはびっくりでした。あなたのそのロリータ魂を受けつぐ戦士が欲しいです。ぜっひ増田さんにはロリータ魂を忘れてほしくないです。ファックfuck!!fuck!!fuck!! アダルト西村」
「増田君が入部してきた頃にはどうなることかと心配をしました。ご卒業おめでとうございます。キャプテンとしての重責、大変ご苦労様でした。柔の道は、将来どこかで役に立つ時がきます。力必達(つとむればかならずたっす,のフリガナ)。何事も最後まで諦めず努めてください」
「増田先輩ご卒業おめでとうございます これからも頑張ってください」
Bさん
「3年間お疲れさまでした 面白い先輩でした笑」
Cさん
「これからも今までみたいに頑張ってください」
※自分も一応女だからわかる。書くことがないときのテンプレートだ。
元々、夫とはそこまで合わないとは思ってた。でも、なんでも全部が一応、標準以上にできる人だったから、そのへんは割り切ってアプローチを受け入れたつもりだ。
あまりにイライラして、周りの誰にも愚痴を吐き出せない。もし吐き出したら、こっちまで変な人扱いされそうだ。とうてい話せない。話せないよ……。
別れたいけど、これは離婚できる理由になるんだろうか?でも、とにかく別れたい。気持ち悪すぎる。旦那が気持ち悪い。気持ち悪い。
??? キャプテン・マッスル、悪魔王子、日下部丈一郎、宮沢鬼一郎
S 幽玄全開放キー坊、舐めプ無し殺人技・気功・仕込み刃全開メカ尊鷹、GKドラゴン
S- イスラム兵
A 大観、春草、武山、観山、トダー、ガルシア28号、ハゲ鬼龍、夢二
Aー 鬼熊、ファントム・ジョー、おとん、鬼龍と戦ったテロリストたち、ジェット、バルカン・ボビー、ノーヘアモンキー・ボス、ゴリラ
B+ スヌーカ、ビッグ・ピッグ、ガルシア、風のミノル、ゴア博士、御子神、ハイド、ジーキル、パク、バッキー、シャノン、ゴーレム、ヤクザ空手、ビッグ・ハンド、鯱山、一撃絶命鉄宝流空手最高指導者木村大観十段、薔薇丸
B 朝昇、スマイル・ジョー、龍継ぐ鬼龍、万次、黒ちゃん、王さん、右近、有働、マーフィー、ノーマル龍星、アイアン木場、陳ジィ、由美子おばちゃん、魔物のロドマ、ダンプ松木、ギャルアッド
Bー 左門、チコ、闇猿、ヨッちゃん、鉄山、ゴードン・クランシー、ブル・マツダ、オーエン、姫次、オニ平、幻舟、新吾、金田、レムコ・ヤーコブ
C 和香ちゃん、ゴメス、ダーティ・ホワイト、アニマル、淫売の息子、エンゾウ、暴殺拳の人
D マネモブ兵士、ドラゴン・インプリンティング清丸、ヤクザ・チャカ、佐渡、加納
E 人差し指のゲン、総合不良三人組、ヤクザ・ドス、マネモブ格闘家、ヤクザ・ステゴロ、裸男
F マネモブ、道元、リキちゃん、優希ちゃん、その他非戦闘キャラ
某匿名掲示板のタフ専用板でマネモブ達が議論を超えた議論を重ねた上でのランキングなんだ
おじさんの弱体化に一番戸惑っているのは俺なんだよね
春の天皇賞が近づいてきました。
今年の競馬は難しいですね。
近年、長距離戦線は手薄でレベルの低下が著しい、と言われながらも、今年はいいメンバーが揃いました。
現役最強(かもしれない)前年度覇者タイトルホルダーを筆頭に、有馬記念2着のボルドグフーシュ、阪神大賞典で圧勝したジャスティンパレス、サウジアラビアで3000mのG3を圧勝したシルヴァーソニック、そして今や若馬に対するジムリーダーのポジションとなったディープボンドがライバルで揃います。
みなさんが気になる点は大きく2つ
・京都にかわるのはどうなのか?
だと思います。
まだ起きてないことを論じるには過去のデータに当たるしかないわけなのですけど、血統的な話をまずしておきます。
3000mを超える長距離戦線のデータとして、京都で行われる天皇賞春、菊花賞、阪神で行われる阪神大賞典をチェックします。
阪神大賞典は京都の有無に関わらず阪神競馬場で行われているので、阪神のデータの筆頭です。
2013年-2023年の11年間のうち、馬券内となったのべ33頭のうち、27頭がサンデーサイレンス系です。
それ以外の6頭は、キンカメのようなミスタープロスペクター系が3頭、ノーザンダンサー系が2頭、それ以外が1頭です。
この中でサンデー系以外で連対したのはミスプロ系のユーキャンスマイルのみ。
サンデー系は強いけど、それ以外のパワー系がしっかり絡んでくるという傾向です。
2012-2020年までの9年間のうち、馬券内となったのべ27頭のうち、サンデーサイレンス系は19頭、エピファネイアやスクリーンヒーローのロベルト系が4頭、キンカメのミスプロ系が3頭、ノーザンダンサー系が1頭です。
阪神大賞典とそれほど大きな差は見えないものの、阪神でいなかったロベルト系が出てきています。
ちなみにここ2年の阪神での菊花賞だと、サンデー系が2頭、ロベルト系が3頭、キンカメ系が1頭になります。
これを見ると、阪神大賞典、阪神で行われた菊花賞、京都で行われた菊花賞は、どれもそれほど傾向が違わないように見えます。
馬が若い分、パワーがあったり成長が速かったりするのが重要な要素ともなっているのでしょう。
そして春の天皇賞
2013-2020年までの8年間、計24頭の馬券内のうち、実に23頭がサンデーサイレンス系で、残り1頭はそれ以外の外国産馬となります。
正直、サンデー系じゃないと話にならないと言っていいレベルです。
菊花賞や阪神大賞典でぽつぽつサンデー以外が入っていたことを思うと、偶然とはなかなか言い難い傾向があると思われます。
阪神は小回りで急坂も2回あり、タフさと器用さを兼ね備えたパワー型の馬が求められるのが大きな傾向としてあるので、パワー型のキンカメやロベルト系が出てくるのも納得です。
それに対して京都は、3コーナーの急坂から、下りながらのロングスパートになりやすく、下り坂で楽ができる分スタミナをある程度ごまかせるという話もあります。
そして直線は阪神より長く、ゴール前の坂がないため、ゴール前の切れ味勝負になりやすい、とも言われています。
イメージとしては、阪神や中山より、東京競馬場に近いとされています。
で、阪神開催となったここ2年で、すぐさまキンカメのミスプロ系が2頭入ってくるところを見ても、京都でミスプロが来れないのは訳ありなのかな?という気がしてしまいますね。
データ的にはミスプロ系はここ8年で22頭が京都の春天に挑んで全員馬券外となっているそうです。
そして今回の有力馬を見てみると、
サンデー系がアスクビクターモア、ジャスティンパレス、シルヴァーソニック、ディープボンドになり、キンカメ系がタイトルホルダー、ロベルト系がボルドグフーシュとなります。
ただ、ボルドグフーシュは父母父、母父父がサンデーサイレンスなので、サンデーサイレンスの3x3を持っているため、血の1/4がサンデーサイレンスなロベルト系という、ちょっと変わったポジションです。
それを言ったらドゥラメンテの母父もサンデーサイレンスなので、タイトルホルダーにもサンデーの血は流れています。
サンデー系を重く見るなら、アスクビクターモア、ジャスティンパレス、シルヴァーソニック、ディープボンドから選ぶことになるでしょうが、さすがに自力が血統を上回っていると思うので、タイトルホルダーは割って入りそうな気がします。
サンデーは重視しつつも、という程度でしょうか。
少しメンタル的にもピリピリしていたそうですが、レースが終わって落ち着いているという話です。
朗報なのは、出遅れた後、先を見越して田辺騎手が無理に追わなかったこと。
回ってきただけという感じで、重馬場を走ったダメージはゼロと考えてよく、このあたりは田辺騎手の好騎乗だったと言えます。
そして1週前追い切りは抜群によく、これでダメと言われたらどうしていいかわからんよ、と田村先生も機嫌よかったみたいです。
高木助手も、日経賞と全然違うと話していますし、状態に関しては申し分ないと言えます。
もうひとつ気になるポイントは横山武史騎手への乗り変わりですね。
正直、田辺騎手とビクタ君のコンビは好きだったし、良くも悪くも執着しない田辺さんらしい騎乗がビクタ君に合っていた気はしています。
しかし、横山武史騎手はやっぱり抜群にうまいし、勝つ気で乗ってくれる闘志ある騎手です。
そして1週前追い切りでも乗ってくれていて、タイトルホルダーなんかとはまた違うタイプですごく柔らかいと評価してくれていました。
心配は何もいらないでしょう。
長距離は騎手を買えという言葉があるくらい、うまくリラックスさせて折り合わせるのが最重要ポイントです。
今はやはりルメールよりうまい騎手はいないし、サンデーサイレンス系、そして阪神大賞典で緩めに作っての圧勝、と思うと、ジャスティンパレスが1番のライバルであることは間違いないです。
力で言えばタイトルホルダーも強いのは間違いないですが、重馬場巧者がライバル不在のドロドロの中山でドスローで勝っただけ、と思うと、日経賞の着差はそれほど注目すべきでないと思っています。
ボルドグフーシュも間違いなく強いのですけど、長距離だとなぜか川田騎手は勝てなくなるのが不安要素です。
あれだけの騎手なんだけど、馬に騎乗を合わせず、馬を従わせるタイプの騎手なので、ボルドグフーシュに少し合ってない感じはします。
ジャスティンパレスと斤量差があって、しかも仕上げもボルドグフーシュのほうが切れてたと思うと、あの阪神大章典の差って、斤量差考えると騎手の差が3馬身分くらいある、ということだと言えます。
と言っても阪神大賞典でも2着は立派ですけどねー。
シルヴァーソニックはひょっとしたら馬券内食い込むかもしれない。
これを思うとはっきり、良馬場で、高速馬場のスピード勝負、しかもハイペースからの消耗戦が得意なのがわかります。
重たいタフな馬場での消耗戦には向きません。
その点、解禁すぐの京都で、先週も前が止まっていなかったことを思うと条件は合っています。
しかし雨予報。
稍重程度なら、と思うけど、不利になることは間違いないでしょう。
ただ、ハナにいきそうなアフリカンゴールドはハイペースにはしなさそうだし、タイトルホルダーも中で緩めて緩急をつけて足を残すタイプ。
タイトルホルダーはハイペースもスローペースもどちらもいけるけど、高速で引くメリットがないからしなさそうだと思う。
阪神大賞典もスローペースからの決め脚勝負だったし、日経賞も重馬場でペースは上がらなかった。
ということは、今回がハイペースになれば、前哨戦2走と様相がわりと変わってくるのはあり得る話だと思います。
ただ、普通にしていれば今回の春天もハイペースになるとは思いにくい。
ということは、結構な確率でビクタくんがハナに行くと思っている。
3番手で前が作るペースに任せてじっとしていたら決め脚の差がある分勝てないのではないかな
なら自分でハイペースを作るしかないので、少なくともペースが緩む1コーナー過ぎたあたりでハナに変わるのでは?
今回のメンバーで、ハイペースの東京のG1で馬券内に残せる馬はビクタくんしかいないし、京都で好走できる条件はかなり持っていると思う。
ペースを握ろう、できるよ、武史騎手、頼んだよ。