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はてなキーワード: カウンセラーとは

2022-05-20

anond:20220520203033

精神科病院提携してるところがまだ多少マシかな…と思うくらいハズレしかいない気がする

カウンセリングを掲げて複数カウンセラーがいることを謳ってる結構長く運営してる会社(?)もカウンセラー3人変わって3人ハズレだった

相性のあう人を探すのに何箇所も回るくらいなら、

いっそ占い師にでも聞いた方がまだマシなんじゃないか最近思う

自殺したいけど死にたくないメンヘラ向けの情報

はじめに

5年以上うつ病だったがようやく寛解しそう

せっかくなので、表題のような状況の人に向けたメモを残しておこうと思う

私の経験だけで話しているので、うつ病の全員に当てはまる訳では無いことを了承願いたい

自殺したいけど死にたくない」とは

私の場合本能的な欲求として自殺したい気持ちが湧くことがよくあった

例えるなら空腹や眠気と同じ感じで死を求めるようになる

しかし理性で生存欲求を残しているので、矛盾に苛まれることとなる

でも行き過ぎると本当に死のうとする

よく「死にたいって言う人は実際死なないから〜」とか言う人がいるけど理性でどうにか止めてるだけで正直限界の状況

耐えきれず未遂したこともあります

あと死にたい気持ちに浸るのが本当にしんどい

お役立ち情報

役に立ったもの
通院

これが無かったら多分死んでいた

薬をもらうならここしかないしカウンセリングも受けられる

何より自分の悩みに病名という形で名前がつく

得体の知れないものと戦い続けるのは恐怖が募るので地味に大事

入院

これが無かったら確実に死んでいた

閉鎖病棟に入れられると外出不可、自殺に使えそうなものは全部取り上げられるのでとても安心

あと死にたくなったら頓服薬がもらえるので苦しむこともなくなった

更に診察間隔が通院と比べて極めて短くなり、他の療法も短いスパンで受けられる

悪いところは他の患者さんが症状に苦しむ姿を見て自分もやられることくらい

それでも死ぬのに比べたら何倍も良いので我慢

カウンセリング

メンタルやられると学校職場から遠ざかり、結果話を聞いてくれる人がいなくなりがち

その分を補ったり、悩みを整理する手伝いをしてくれる

受けるとかなり楽になるけど、合うカウンセラーを見つけられるかが運ゲーできつい

もし新しく病院を探すなら、「カウンセラーさん合わなかったら変えてもいいですか?」って聞いた方が良いと思う

大学保健室

カウンセラーの紹介や健康状態の把握をして頂いた

教員の方々にいちいち現状を説明する必要がなくなって感謝している

社会人だと産業医面談かに当たるのかな?

役に立たなかったもの
各種自殺相談ダイヤルチャット

1度もつながったことがない

夜は通話待ち状態にすらさせてもらえないことがほとんどなので無理ゲー

運に自信があるならどうぞ

予算少ないのはわかるけど、もう少しなんとかならないかなと思うところ

家族

専門知識がない人は当てになりません

監視役として使うならアリかもしれない

交際相手

専門知識がない人は当てになりません(2回目)

相互依存が始まるきっかけにもなりかねないのでお勧めしない

終わりに

要するに専門家に頼れ、なんか調子悪いなと思ったら受診しろ以上のことは言ってません

頼ろう!専門家

おまけ

私が精神やばい時の症状メモ

疑うきっかけにどうぞ

下に行くほどやばい

朝起きられなくなる

ダルいしんどいで起きられない

毎日12時間くらい寝てしま

不眠

2日に一回しか寝られない、寝ても3時間くらいで起きる、そのまま寝つけない等等

風呂に入るのがしんどい

めちゃくちゃ重労働に感じられて入ることができない

このレベルになると死にたくなってくる

自殺を考え始める

本当にやばい

うっかり死にかねないのでこの状態になったら即座に病院の予約を取って場合によっては入院していた

anond:20220520015935

そうなんか?会社採用していた心理カウンセラー

一応有資格採用(臨床心理士精神保健福祉士産業カウンセラー)だったみたいやが

資格者でもハズレはハズレらしいぞ

 

しか会社で使ったカウンセラーの人はあたりだった

会社と戦うつもりだったのでなんかいい感じの言葉取れないかな?とカウンセラーの人が不利になるような言質を取ろうとしたけど

それは人事に・・・それは人事に・・・でかわされた

自分はだいぶ失礼な態度だったと思うけど、カウンセラーの人はキレなかったか不快感全然表に出さなかったよ

めっちゃプロフェッショナル

 

あの態度がすべての場面で貫けるなら出世営業も余裕やろ

心理カウンセラー」は占い師みたいなもんなんだけど

なぜか臨床心理士より世間的に信頼されている

しか無資格心理カウンセラーがなぜか臨床心理士ディスることもかなりあり

もうわけがからない

2022-05-19

Twitterカウンセリング受けたよ

今ってSNSでも相談受けてくれるところがあるんだね。

昨日初めてTwitterで受けてきた。

かに話したい!って思ったから。

昼、夕方、夜で1日3回やってて、思い立ったのがちょうど昼過ぎ

ダメ元でDMしたんだけどやっぱり全然繋がらなかった。

そこで諦めようかとも思ったんだけど、やっぱり聞いてほしいって思った。

から夕方時間になった直後に再度DMした。

予約制でないなら早い者勝ちだということで、某夢の国ホテル予約のつもりでかなり正確に秒数まで合わせた。

でも返事がなくて、ダメだったかって思ったら数分して返事がきた。

華麗に開幕ダッシュを決めたせいで相談員さんを置き去りにしてしまったらしい。

相談員さんはまず名前を聞いてきた。

当然のように本名じゃなくてOKだったけど、なんとなく常用してるキャラ名やユーザー名にすることが躊躇われた。

相談員さんにはサブキャラあだ名を伝えることにした。

とにかくそれで話を始めた。

相談員さんは、主語が怪しい部分を補ったり要約するような相槌をする。

それを確認しながらあれこれ話をした。

ここでひとつ問題が発生した。

少し喋ったところで、スマホだと指がついていかないことに気付いた。

普段こんなにスマホで会話することないしね。

私は深刻なネットゲーマーだったんだからどう考えてもPCに向かってキーボードで打つほうが早い。

慌ててPCの前に移動してキーボードに切り替えた。

おそらく相談員さんは急にこちらの速度が上がってビビったと思う。

相談員さんは内容を簡潔にまとめたり、共感しながら相槌をうってくる。

大学カウンセリングの基本を軽く受講したことを思い出した。

あと「女の話には解決策より相槌」みたいな教科書をよく守る男を相手にしてるみたいだとも思った。

世の男性らはカウンセラーの卵なのかもしれない。

んで、50分の時間いっぱい聞いてもらった。

話してる途中から泣けてきた。

いつぶりに泣いたかからなかった。

私涙もろいほうなのに。

私の悩みは、私自身の問題じゃなくて私の家族が抱える悩みについてだったから、当然このカウンセリング解決にはならなかった。

でも気分的にはすっきりした。

私は泣く宛を探してたんだろうか。

そんな感じで言いたいことだけ言って時間が終わったけど、随分楽になった。

このあと、これとは別にちゃんとした感想公式フォームに送っておくつもり。

私は働いた経験が少ししかないけど、それでも顧客から感謝されると嬉しかたから。

一応相談の終わり際にも感謝を伝えたけど、きちんとした文章で改めてお礼を言いたい。

それにしても気軽に話を聞いてもらえる先ができたものだ。

対面だったら勇気が出なくて絶対無理だった。

2022-05-18

出会い系で楽しくチャットしましょうって人

出会うつもりないよな

チャットで楽しませて欲しいだけだろ

連絡マメな人がいいですって男はお前のカウンセラーじゃないんだよ

通話で話してみて合いそうなら、会って話して見る

これでいいだろ

自分は求めるくせに、相手に同じことを提供出来る女はいたことないし

自分が出来ないことを相手に求めるなよ

2022-05-17

理解がなくても彼くんは突然生えてくる

以前からフェミニズム的に話題になっていた『82年生まれキム・ジヨン』って本だけど

先日初めて通して読んでみて、まあ読む前から何となく想像はついていたけれどこれっぽっちも共感出来なかった

まず小学生時代男子からいじめについて教師からいじめるのはその子あなたを好きだからだと言われる場面があったけれど

世間ではよくある事だと言われる割には実際にはよくある事だとは思えず、全く共感出来ず(そんな事本当に言われるのか?仮に言われるのだとしてもごく一部の可愛い子だけでは?)

その後の就活仕事でのセクハラに限っては少しは共感出来たけれど、全体的に男性との比較目線しかなくて同じ女性同士の扱いの違いという視点がないのでリアリティを感じないなーと。

そして何よりも驚いたのが、結婚相手との出会い交際については一切具体的に触れられず、突然相手家族自分家族とで両家の顔合わせでの食事の場面に入る事。

キム・ジヨンの夫であるチョン・デヒョンはけして理解のある彼くんなどとは言えないキャラクターだが、そうだとしても女の半生を書くにあたって配偶者というものは突然生えてくるものである事に変わりはないらしい。いや、マジでどういう経緯で交際結婚を決めたんだよこいつら。そこが一番気になるところなのに描写ゼロって。

夫の貯蓄が多い事、給与が高い事を知ったキム・ジヨンが喜ぶのではなくがっくりしたという辺りにも、とてつもない違和感が…。普通に考えたら喜ぶ所でしょうそこは。男女二項対立視点に拘り過ぎるあまりリアリティ皆無の描写になっていないか

子供を産む事を決意する場面でも、夫に押し切られて自分自身には何もメリットがないのに仕方なく、みたいに書いているけれど

女は子供を産まないよりも産んだ方が確実に社会の中で優遇され上の存在として扱われるというメリットについて一切触れていない辺りが卑怯だと思った

作中でキム・ジヨン子育てのために仕事を辞めるし、同じように仕事を辞める女性もいて作者はそれを女性差別問題として書いているようだけど

それって夫の稼ぎがそれだけあって経済的に恵まれているという事だとしか思えないのでちっとも共感も同情も出来ない

韓国独身率が上がって少子化が進んでいる筈なんだけど

なんでこう女は皆が皆当たり前のように結婚出産する前提で話が進むのか……

結婚出来ず子供も持てない独身女性は一切存在しない前提なのか。それとも韓国では男児を望むあまり男女の出生数に差が出ているらしいから、日本と違って独身女性は少ないのか?

それにしても独身女性存在感がなさすぎる。

作中ではキム・ジヨンのような専業主婦の事を『ママ虫』と呼んで侮蔑する男性が出てくるんだけど、それって男性に限った話なのかよく分からない

日本においてそうであるように、韓国だって男の庇護下に入って安穏と生きている既婚女性に苛立つ中には独身女性だって絶対にいる筈なのに

この物語の中では独身女性存在不思議なくらいに透明化されて出てこない

この本の最後キム・ジヨン担当医師(男性)の周りの様子についての独白がメインになってて

その病院カウンセラー女性妊娠を機に辞める事になったので今度は未婚のカウンセラーを雇おうという所で終わる

で、作者の意図としてはこの男性医師は働く女性理解のないさも酷い上司なんだと言いたいんだろうけれど

こっちとしては寧ろ未婚女性に職を与えてくれる良い人じゃん?って印象になってしまった

仕事を辞めても夫の稼ぎで生活できる既婚子持ち女性は『ママ虫』なるスラング通りに特権階級しか見えないし

何かもう全くこれっぽっちも共感出来ない……

作者の後書きを見るとこの作者自身も娘がいる子持ち女性らしいけれど、娘さんが生涯独身になる可能性とか一切考えないんだろうか?

とにかくこの本そのものが全体的に母親目線しかなく、娘の立場女性の事を全然考えていなくて酷いと思った

2022-05-13

いのちの電話」にかかってくるのは自殺相談とは限らないらしいよ

いのちの電話」が話題になっていたので少し。

以前、知人が「いのちの電話」の相談員をやっていて、内部事情を多少聞く機会があった。「いのちの電話」の相談員無償どころか持ち出しのボランティアで、それが可能主婦とか年金生活者とかが多数を占めるというのはその通り。それゆえに相談員側に世間知らず的な傾向があり、来談者との感覚のずれが生じやすいというのもそうだろうと思う。その知人も私から見てそういうところはあり、真面目で善意の人ではあるのだが、そのずれによって無自覚相手を刺激していた可能性はある。

しかし補足しておくと、「いのちの電話」の研修臨床心理学プロ基本的カウンセリング技術をかなりみっちり教えていていて、真面目にそれを守っている限りさほど無茶な対応をする相談員にはならないように思えた。「一方的説教」というようなのは当然やってはいけないこととして教えられている。知人は慣れないうちはとにかく相槌だけ打って聴き続けろと教えられたそうだ。「○○なんです」と言われれば、「○○なんですね」と返すようなのが基本。自分意見を押しつけるような応答は禁じられている。とはいえ相談員も慣れてくると自我が出てきたり、後に書くような来談者側の問題もあって、相手圧力を感じさせるような応答をする場合もあるだろう。

医師カウンセラーでもそうだが、こういう人間がやることにはどうしても当たり外れや相性の問題がある。「いのちの電話」のボランティア無償であるべきかにはいろいろ意見があるだろうが、有償にすることで相談員の質及び来談者の満足度が飛躍的に上がるかは個人的には疑問である有償で高度な資格を持つはずの医師臨床心理士にも「ひどい対応をされた」という不満の声はよく聞くからだ。

で、ここからが本題なのだが、「いのちの電話」と聞いて相談員自殺相談の深刻な電話ばかり受けていると思うのはどうも違うらしいよ、ということ。「いのちの電話」の回線がいつもつながらないというのも、自殺相談で埋まっているわけでは全くないらしい。

では何が多いかというと、知人が言っていたのは、女性の声と聞くと「テレフォンセックス」を始めたがる常連最初は一応「死にたいんです」などと言ったりするらしいが、間もなく「ところでどんな下着を着ていらっしゃいますか」「パンツは何色でしょうか」などと言いだす。この手の電話は非常に多いそうで、相談員側にもマニュアル的なものがあってなるべく早く切り上げるよう誘導するのだが、相談員の側からガチャ切りするわけにもいかないのでしばらくは付き合わざるを得ないようだ。

女性とみると性的な話を始める常連来談者というのは「いのちの電話」に限らずよくいるらしい。別の電話相談を受けていた別の知人も「あー、いるいる」と言っていた。企業コールセンターで働いていたりしても経験するのだろう。ちなみにそういう常連男性の声と判断すると一瞬で切ることが多いが、そもそも電話相談員コールセンター係に女性が多いので、何度かかけ直せばすぐ女性が出てしまう。

知人が頻繁に相談員をしていた頃はダイヤルQ2というもの流行っていたのだが、その頃の常連の一人はダイヤルQ2でいつも生活費を使い果たしてしまうので、家族からいのちの電話ならタダだからそっちにかけろ」(!)と言い含められていたそうだ。「いのちの電話」は確かに無料で、通常の電話料金すらいらない。

こういう事例は生活困窮者を「いのちの電話」が間接的に救っていると言えなくもないのだが、外部の人がイメージする「自殺防止のボランティア」とは少し違うのではないだろうか。相談員には守秘義務があるので具体的な相談内容はほとんど聞いたことがないが、典型的いかにも自殺相談というようなものは頻度としてはかなり低いとのことだった。しかし、一見ただの愚痴であったり、さらにはセクハラであったりするような内容の電話でも、「いのちの電話」に吐き出すことでバランスを保っている人が一定数いるのであれば、それは「いのちの電話」の目的に適っているようにも思う。

いのちの電話」の相談員はさぞメンタルをやられるだろうと言う時、今にも死にそうな人から自殺相談想像している人が多いだろう。しかし実際の現場はそのイメージとはかなり違って、メンタルをやられるとすれば常連のしつこいセクハラやひたすら堂々巡りする愚痴に付き合い続ける消耗が大きいかもしれない、というのが知人から断片的に事情を聞いての感想だった。

anond:20220513002159

死にたいと思ってるときは、病気可能性があるから精神科行くといいよ。もう言ってたらごめん。

周りと比較してるか恋愛か何かに劣等感があるかとにかくどうにもならない事があるか、カウンセラーとか秘密漏れない相手に一回話してみてもいいと思う

自殺を企ててたけど失敗して、死んでもいいなーどうせ死にたいしなーと思いながら逆に大胆に行動してたら紆余曲折あって今はそれなりに金持ちになった。死にたいのは金がないかだってはっきりわかったよ、金持ちだったら誰からも何も言われないからね

日本の人は他人人生に口出しすぎなんだよね。他人プライベートにアレコレ言って詮索してジャッジしすぎ。他人人生はその人だけのものジャッジ対象じゃないのに。周りと比べたり劣等感があるなら海外に行くのもオススメ日本にいたら経済状況が今後どんどん悪くなるしね。

2022-05-12

anond:20220512215904

結構分かってそうだね、賢くて回り見れる子かも

子供目線だと、「自分は小さい赤ちゃん自分の身を守れない、つらい、いじめられているのに、あの人たちみんな助けてくれないんだな…自分が苦しんでてもどうでもいいんだね」ってあなた含めた家族全体に対する信頼も失うかもしれない

あなた対応にもよるんだけど、少なくとも自分はそんなふうに思ってたよ

一旦引き離して、奥様は1人にして休ませて、カウンセラー相談を予約して、本当にどうにかした方がいいと思う

子供の脳は未熟で育ってる最中なのに、脳がストレスで萎縮してたら発育本当に悪くなるよ

anond:20220512215024

感情マネジメントって今どき子供に教えるような技術なんだけどな

子供以下の幼稚な大人ばかりだね

カウンセラー行くといいよ

ちなみに自分は一歳の時に親に理不尽にどうでもいいことで怒鳴られたことを覚えているし、その時から親への信頼を失ってるから

たまたま忘れる子供だったらいいね

小さい子供からって舐めてると痛い目見るかもよ

anond:20220512172908

気にすんな

日本社会は本人に何も言わなさすぎだから正直に指摘していいと思うよ

そういう奴は治療必要病院とかカウンセラーに行くべきだったし、素人は何も気に止む必要はない

anond:20220512164025

Tinder中毒とか恋愛工学徒は認知歪んでてヤバいマジで思うわ、入院必要レベル

カウンセラー一般的じゃないもんねこの国

モテ非モテで騒いでる界隈もキショいけど

モテとか非モテ以前にごく普通人間に対する思いやりとかケアとか自己感情マネジメントとか学べば…

人間と関われる程度の最低限の教育受けたらって感じのクズばっか

2022-05-11

学童先生手取り20万の不思議

そんなにもらってんの?!って正直思った。

ぶっちゃけバイトのやる仕事だよね。なんの専門性もない。

重要仕事なのはわかるよ。わかる。なくてはならない。わかる。でも誰でもできるんだよなあ現状。

何なら高校生のほうがうまくやれるかもしれない。

頑張ってるのはわかるよ。なんか色々やってるね。うん、頑張ってる。でも求めてないんだよなあ。全体的にピントが外れてる感じがすごい。

マニュアルなくて対立して困るんだよね笑、はバイトマインドなんだよ。事例とか踏まえつつマニュアル整備しましょうね、が「正規」の仕事じゃない?

バザーとか授業参観とかさあ。求められていないことをわざわざやって、こんなにやってるのに給料が低いのはおかしいっていうのは違くない?

補助金ぶんどったのは大変偉いし事業所も助かったのだろうけど、指導員の仕事として評価される部分ではないよね。

最初に言ったとおり学童自体重要必要だと思うんだよね。よりよくするための予算ならどんどんつけてほしい。

例えば学童を補習塾的に使うために、教員免許をもった講師巡回させますとかさ。

学童に通う子は両親が忙しく家庭環境不安がある場合も多いかカウンセラーを配置します。

とかそういう施策なら応援したい。

でも現状の指導員の仕事はまあ給料なりじゃないの?

ぜったいに必要だけど誰でもできる仕事っていくつもあって、そういう仕事はどうしたって賃金上がりようがない。

ここで突然持論なんだけど、そういう仕事低賃金なのは割り切って、ワークシェアリングで一人あたりの負担を減らす方向に舵を切るべきだと思う。

重要仕事なのに少人数に負担がかかるの怖すぎでしょ。誰でもできるんだからできるだけ多人数で取り組んで、万が一のバッファを増やしたほうが良い。

記事の人が余計な仕事増やして手取り20ももらってるから人が増やせないんじゃないの?12万のパート二人にしたほうが良いよ。

2022-05-09

感想もらうの疲れた

二次創作(小説)書いてるオタク感想もらうの疲れたからもう欲しくない。

自分で言うのも何だけど何かこう人の心に遠慮なく刺さる文章を書くタイプらしくて熱心な読者の方からすごい長文の感想をよくもらうんだけどそれを読むのがしんどい。つーかもう新着メッセージの通知が来るだけで「はあ・・・・」ってなる

大体の人は褒めてくれるが自分経験をまじえて話したり自分考察を懇切丁寧に説明してくれたりするのがしんどい。ごく稀にだけど何言ってもいいと思ってサンドバッグ代わりにしてくる奴もいてタチが悪いしそんなものを受け取るとその後しばらく気分が落ち込んでしまう。ポジティブだろうとネガティブだろうとそれを読んで心に浮かんだものからそれを書いたやつに全部ぶつけてOKと思ってる人が多すぎる。いや分からない、そういうのを引き寄せるタイプ文章なのかもしれない、それにしてもカウンセラーでもないのに人の感情の受け皿になるのはしんどすぎる

これだから感想いりません(エアリプとかで自分のTLで呟くならOK、直接ぶつけてこないで)」という表明をしたいくらいだが「書き手感想に飢えてるんです涙涙涙」という風潮の二次創作界隈でそれをやるとものすごく嫌味だろうし感想を受け止めきれないのは大方こっちのキャパ問題からそれを送ってくる人のせいにしているようで何とも具合が悪い。

現在打っている対策としては「お気軽に感想ください」の類の発信をしない、本の奥付にメルアドは書くが「落丁本があった際はこちら」などと書き添え(感想送るところじゃねえんだよ)感を醸し出す、マシュマロを使わない、DM解放しない、などを実行しているがそれでも感想を防ぎきれない。もーーいいよーー。自分作品を褒めてくれる人のツイートを偶然目にするとか、イベントで本が売れるとかで充分なんだよーーーー。人の感情重いよーーーー。

2022-05-08

東京しごとセンター

キャリアカウンセラーもっと他の業種にも目を向けてはいかがですか」

キャリアカウンセラーひとつ業界に絞ったほうがいいと思いますよ」

どっちやねーん

2022-04-28

anond:20220428230606

カウンセリング受けるくらいだから認知の歪みはあるかもしれないが、目の前で見てたわけでもないのに想像勝手な持論を展開するな。

キャバクラを例に挙げるとか的外れなんだよ。

想像したこともないかもしれないが、

カウンセラーが腐ってる現実だっていくらでもあるんだよ。

カウンセラーは正しくて相談者が歪んでるって思い込みだって一種認知の歪みだろうが。

心理カウンセリングを受けてる途中で支払いを拒否して帰った

タイトルの内容の通り

60分15000円のカウンセリングだったが、45分くらい経過した所でカウンセラー理解のなさ・返答の的外れ具合・適当な遇われ方、ぞんざいな話しぶりが我慢ならなくなって怒りが爆発、それらの全てを指摘した上で「これのどこに15000円の価値があるんですか?絶対に代金は払わない」と突っぱねた。

こちらの剣幕に面倒くさくなったのか、「代金は要らないので今すぐお帰りください、2度とこちらではカウンセリングは受けられません」だと。再度受けにくると本気で思ってるのか。

非常識と言われるかもしれないが、カウンセリングの対価は医療行為でもなければ薬の処方でもない。あくま対話の中にある。

全く対価を払うに価しないと感じたら、理由をはっきり伝えて払わないと言う。

その後どう言ってくるかはカウンセラーによるだろうが、私のようなケースもある、ということで書き残しておく。

2022-04-25

保健室登校のあの子

高校の時、隣のクラス保健室登校してる子がいたわけ。結局、一度も喋ったことはないんだけどね

保健室では保健医に向かってすっげーうるせー鳥みたいにピーチクパーチク喋ってんのに、教室戻ると自分の席で下向いて机凝視したまんま少しも動かねえしもちろん喋らねえの。

え?二重人格?てかまあ、内弁慶みたいな気質だったんだろうな、とは思うけど。

んでさあその子名前も知らないその子が、俺の部活めっちゃくちゃこきおろしてんの。卓球部だったんだけど俺は。

オタクのあつまりだし、卓球とかだれでもできるし~みたいな卓球部が生涯で言われることベストテンフルスロットルでずっと言ってんのね。その保健室のベッドで卓球部部員の俺が寝てることも知らずに。

自分で言うのもなんだけど、うちの高校卓球部って結構強いわけよ。まあもれなく全員ダサメンではあっただろうけど。でも毎日必死練習してるわけ。

それをさあ、同じように部活頑張ってる陽キャとか、めちゃ勉強に打ち込んでるガリ勉とかでもなく、毎日教室に通う勇気も根気もろくになくて保健室女王様面してるその子に言われたのがクソムカついたわけ。

いやてか保健医なんか言えよって感じだったんだけど、俺らには厳しいそのオバハンは不登校予備軍の生徒には肯定しかしないわけ。腫れ物を扱うように「そうだね」しか言わないわけ。まあカウンセラーじゃないし仕方ないんだけど。

その日俺は水泳の授業上がりに冷えた牛乳飲みすぎて腹壊して保健室で寝てたんだけど、その子の話が不快すぎて顔色悪いまま教室戻ったわ。そのまま残った方が精神衛生上よくねーもん。

俺がカーテン開けた時、その子は初めて気付いたみたいであっヤベッって顔して一瞬で黙ったんだよ。さっきも言ったけどそこそこ強い部活だったから、名前も知られてたんかもしれない。でも俺はその子の顔しか知らない。

ここで俺がもっと性格が悪いかもっと度胸があるか、もっと機嫌が悪かったら「喋る元気あるなら教室行けば?」って言ってたのかもしれないけど、そんなに優しい人間じゃなかったので普通に無視して保健室を出た。

の子保健室登校になった理由とか、俺は知らない。

すげーいじめられたのかもしれないし、勉強についていけなくなったのかもしれないし、ただ単にクラスにムカつくやつがいたのかもしれない。何も知らない。

何も知らないけど、守られてるのは今だけだよってくらい、教えてあげればよかったのかなあ。

2022-04-21

心の傷は浅いうちに、病院に行った方がよいのかもしれない。

長期間、重く積み重なって煮込まれていくほど、どんどん人に簡単に話すことは難しくなっていく。

なんとかふんばっていてもとうとう限界がきて、なんとか、どうにか、すがりつくような思いで、病院に行ったとき病院現実をみる。

医者もその人を本当に助けようと親身になってくれるわけじゃない。初診は少し時間をとって話をきいてくれるけど、本当にその人の話をきいて解決につなげようと親身にきいてくれるわけじゃない。長年に渡った辛いこと、もうどう話せばよいか、どこから話せばよいかもわからなくても特にそこには深入りしない。基本は状況はどうか、食べれてるか、眠れてるか、状態をきいて薬をだすだけ。医者の身になってみれば当然のことだ。仕事時間も限られるし、患者はどんどんくるし、一人に割けるリソースわずかだ。

そんな状況で患者の状況や痛みも理解できないし、対話の中でむしろ傷つけることを言ってくる(人による)。客観的にみれば当然だししかたがない。初めて会って少し話しただけの人のことをそこまで理解できないし、また、いろんな種類の苦労、痛み、また人の性格もある中でしゅんざに全て理解してその人に的確な打ち返しができるわけがないのだ。これは医者患者の相性もあるだろう。

 そのあと、カウンセリングに行ってみた。なるほど、話を聞くプロなのだと思った。自分ではどう話してよいかからないところ、的確に質問して引き出してくれる。カウンセリング技術があるのだと思った。ただ、今思えば非常に相性が悪かったのかもしれない。人間性格的な相性というより、バックグラウンド的な。自分の話に対して「普通は〇〇で辛いのに、あなたは△△で辛いなんて変だ、変わってるね」と笑われた。そもそもこういう状況が長く続く状況で△△は辛いのだということが理解できないのだ。

でも、カウンセラーに話して客観的にそれに対するコメントをもらう、それは、自分の中にある傷を開いて次に進むことにつながると思った。だから、少し気が進まないような気はしたが2週間後に同じカウンセラーの元を訪れた。カウンセラーメモをみた。前回のときの話のメモが書かれているのだろう。「増田さんは、××で〜〜だったんでしたね」全然違う。断片はあってる、メモされてた単語は合ってるんだろう。でも、前回いったことの正反対じゃないですか。そうですよね、覚えてないですよね。私にとってはあなたとのカウセリングは2週間での一番のビッグイベントだったし、今回もこれでよくなるようにしていきたいってとても重要に考えていたんです。でも、カウンセラーの方からしたら、日々たくさんこなすカウンセリングの一つで2週間前のカウンセリングの一つの内容なんて覚えてないですよ。仕事だし。それでがっくりして、その後は行かなくなってしまった。

もう6,7年前の話だけど、少し思い出したので。

医者カウンセラー人間だし、あんまり期待してもだめだね。ただ、病院は投薬だけじゃなくて、もう少しカウンセリング的な治療にも力入れた方がよいんじゃないか、大変だけど投薬は根本治療にならない。

あと、相性がよい/理解してくれる医者/カウンセラーを探すのも大事かも。

2022-04-20

anond:20220420135140

夫婦ふたり心療内科に行ってみたら。

増田ちょっと思うところがあるので心療内科行きたいから付き添いついて来てって言って

徐々に増田嫁にスライドするとか。

それがだめなら、もうちょっと年齢が上のキャリアカウンセラーを探し当ててびしっとバシッと言ってもらっちゃう治療とか。

2022-04-18

anond:20220418142228

そうなんですね

私もどちらかといえばフェミ寄りなだけでフェミニズムに傾倒してるわけではないんです。

そして挑戦したつもりもなければ論戦するつもりもない

ただ共感し合いたいだけ

なんで私と同じ側に立って味方してくれないの?ってなってしまうんですよね。

夫がうどんがいいといえばうどん作りますし逆も然り

なのに私がうどんと言えば俺はそばとなる理由がわからない

私は夫が辛いなら自分の主張を引っ込めてまず自分カウンセラーのつもりになって考えるのになぁ

辛いと言わず元気に反論してくるからからなかったのは私の落ち度けど、

夫も辛いことがわかったのでこれから相手気持ちに寄り添います

2022-04-15

フェミニズムが傷を抱えた人間セラピーになることについて

前書き

現代日本フェミニズムは、傷ついた人間が慰め合うセラピー看板のような機能を持っていると言える。

弱者が慰め合える駆け込み寺、いわばフェミニス堂があること自体は良いことだ。

エンパワメントシスターフッドという自己肯定を重視した精神的な言葉最近人気なのもその一環かもしれないし、そこまで前向きな気持ちになれないからとにかく苦しみや怒りを吐き出させてくれという層だって駆け込み寺には居場所がある。

だが、「セラピーとしてのフェミニズム」と「学問言論としてのフェミニズム」が分離されていないために、言論としてのフェミニズム信頼度が著しく弱まっている。

セラピー面も学問言論面もひと固まりからフェミニストはメンヘラだとか、他人幸せを許せないだとか、ミサンドリストセックスヘイタージェンダークレーマーだとかの批判に繋がってしまっているのだろう。

私自身も精神疾患持ちなので、精神が弱っていることを批判する気はないのだが、セラピー的な語り合いと、学問的討論がごっちゃになっている状況は大いに問題視している。

追記:↑ここで私の精神疾患に言及したのは、私も議論の場で当事者性を武器として使おうという態度でよくなかった。反省する。)


本稿で主張するのは、「冷静な研究者としての立場」と「傷つき怒れる当事者としての立場」は、兼任すると問題が生まれるのでどちらか片方だけの立場に立つべきだ、ということだ。

たとえ学位免許を持っていても、冷静になれない話題については傷が治っていない当事者から理論議論を使いこなせる研究者ではなくあくまで苦しむ当事者個人として発言した方が良い。

本論前に、何がOKで何がNGかおおざっぱに切り分けておこう。

冷静なフェミニズム研究者が、「困った女性のための駆け込み寺やセラピーの場や、肯定しあえる関係必要だよね」という学問理論を組み立てる。
冷静なフェミニズム研究者もしくは心理医療専門家が、セラピーの場の最低限の安全が保たれるように監督をする。
セラピーに集まる傷ついた人たちが、フェミニズム用語理論武装したり、怨恨を吐き出したり、過激むちゃくちゃな主張をする。(なぜなら、セラピー的な場では、ひどい発言原則許されるべきだから。ただし、それをそのまま社会への要求として広めるべきではない)

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まだ傷が深く残っていて冷静な振る舞いができない人間研究者としての発言力を得て、本来患者としてすべき主張を研究者立場でする。
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傷の残っている研究者セラピー監督役をやり、セラピー患者同調してしま患者内面吐露検討・洗練せずそのまま社会にぶつける。
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研究者同士でも肯定しあえないと傷が痛んで耐えられないので、アカデミックであるべき関係を仲良しグループにする。




本論

フェミニズムという看板のもとに、傷ついた人々が集い、辛さや怒りを語り合い共感あい心を癒そうとする様子は、当事者会に近い。

当事者自体は、様々な依存症障害事故被害者などについて行われており、有用セラピーと言っていい。

だが「セラピーとしてのフェミニズム」の問題は、当事者会で癒される患者と、当事者会を監督したり理論を語る研究者がかなり重なってしまってるということだ。

要するに、当事者として治療を受けるべき傷を抱えたままの人間が、セラピスト役と教師役もやってしまっているという問題が、「セラピーとしてのフェミニズム」にはある。

全てのフェミニストが病んでいると言っているわけではない。

だが、SNSのそこら中で行われている「セラピーとしてのフェミニズム当事者会の多さに比べて、監督できる冷静な研究者は全く足りていない。


普通当事者会やセラピーは、福祉医療心理専門家によって研究理論化がされ、社会に対して有用性が主張され、会の時にはその場にいて見守ったりもするはずだ。

傷ついた当事者たちの語りは、しばしば自己中心的だったり理屈が通ってなかったり乱暴だったりするが、それは回復必要な心の解放だ。

それがそのまま社会への要求として世の中に出されたりはしないので、当事者会で語ったことが間違ってるなんて責任を問われることもない。

客観的専門家当事者たちの感情吐露分析して理論化した上で、必要な部分は社会に訴えるようになっている。

から普通健全当事者セラピーは、傷ついている当事者が冷静さを求められたりはしないし、当事者ヤバいことを主張していても研究者評価が下がることもない。研究者監督しているか当事者同士の会話が先鋭化するエコーチェンバーも防げる。当事者要求研究者が整理したうえで一般社会に伝えるので、外部の一般人当事者過激すぎる主張を直に聞かされて悪感情を持つこともない。

全てが完全に徹底されているわけではないが、それでも、当事者セラピーで語り合う患者とそれを監督する研究者の間に線が引かれていることで、ある程度は弊害抑制ができている。

しかし、「セラピーとしてのフェミニズム」では、患者監督者、研究者区切り曖昧になりやすいので、普通当事者セラピーでは減らせる弊害がモロに発生しているのだろう。

たとえばフェミニストが「トーンポリシングはやめろ」と主張したことに対し、「議論や説得において言い方ってのは大事だろ」と反論されているのをよく見るが、あれも、内輪の癒しセラピー的な感覚と対外交議論感覚がごちゃまぜになっているせいだ。

「私はいま苦しすぎて言葉を選んでいられないのでセラピー患者として気持ちをぶちまけてるんだからトーンポリシング(言い方警察)するな」、という話なら真っ当である

「私は冷静を保ち、言い方や内容にしっかり気を使うから議論として発言を真面目に聞いてくれ」、というのも真っ当である

だがそれを同時にやろうとする、「自分セラピー的に感情をぶちまけるが聴衆は真面目に聞いてくれ」というのは無法な要求だ。

せめて、セラピー監督する冷静な研究者に向かってぶちまけて、その研究者理屈の通らないところを補助し冷静な言い方に直して議論の場に持っていくという形にしなければいけない。

なのにフェミニズム議論では、何もかも一緒くたになりがちである


当事者研究者の分離は、簡単なことではないとは思う。

特に精神思想分野ではそうだ。

臨床心理士カウンセラー看護師助産師になりたがる人間はしばしば自分が精神不安定を抱えているというのは、統計はともかく実体験としてはよく聞く話である

博物学系でも、たとえば動物学者はだいたい動物好きで、心情的には動物保護したがるだろう。

だが、そこは資格団体ががんばってたり教育だったりで、臨床心理士精神保健福祉士はある程度の信用をしてもいいだろうとなっているし、動物学者も後先考えない動物愛護活動をする人は目立ってないわけだ。

しろ愛護派の過激な主張の角を取って一般社会的に可能動物保護のやり方を訴えたりしていて、それはまさに、感情的になりがちな当事者の語りを、研究者自分のところで一度止めて丸め社会に伝える、当事者会に対する医療福祉関係者の立場と近い。

から臨床心理士動物学者などの学問的信用はまあ保たれている。


ところがフェミニズムや一部社会学は、理論家や研究者が、傷ついた当事者と同一人物だったり肩入れしすぎたりするせいで、冷静な監督者のいないまま野良セラピー的な語りあいを続け、当事者の悲痛な心情吐露ではあるがそのまま社会要求するには妥当性に欠ける内容が研究者学問立場から主張されてしまっている。

フェミニストはメンヘラだとか他人幸せを許せないだとかミサンドリストセックスヘイターだとか言われてしまうのはこのせいだ。

それにもかかわらずフェミニズム大義名分世界中で力を持ち、フェミニストの要求の内容を精査して妥当性が十分な時だけ応じますという態度は悪だと指弾されるのが、本当に良くない。

ここで断言しておくが、メンヘラも、他人幸せを許せない人も、ミサンドリストミソジニストも、セックスヘイターも、楽しく生きてよいし好きに発言してよい。当事者会で同病相憐れむのだって、傷ついた人間には大切だと思う。

過激思想トラウマは緩んだ方がいいとは思うが、それもあまりに大きな加害に繋がらないのであれば自由だ。

ただし、その好き勝手発言暴言あくまで傷つき冷静さを欠いた人の胡乱な言動として生暖かく聞き流されている方が、周囲にとっても当人にとってもよいはずだ。

弱者の声は社会から無視されるべきではないが、そのままで妥当性が低いので、客観的研究者が集積して適度に理論化と穏健化した上で世の中に訴えるべきだろう。

フェミニズムが、弱者に肩入れしようとするあまり病んだ当事者発言をそのまま重用したり、著名な研究者が「冷静さを保つために私の当事者としての感情一時的に抑えよう」という努力をおろそかにしているのは、誰にとっても不幸である

辛すぎて悲鳴を上げざるをえない当事者と、冷静で他者対話可能研究者弁別は、完璧でなくとも努力する価値がある。できたぶんだけ弊害が減るはずだ。




おまけの具体例 朝日新聞運営の『かがみよかがみ』について

一つ、わかりやすい事例を挙げる。

フェミニズムジェンダー学周辺で、セラピー機能学問言論機能が混在することの弊害を私がはっきり感じたのは、朝日新聞運営の『かがみよかがみ』である

『かがみよかがみ』は読者投稿エッセイメインコンテンツとするWebサイトだ。

「私のコンプレックスを私のアドバンテージにする」とか「私は変わらない、社会を変える」とかをコンセプトにして、女性自己肯定感の爆上げを目指すメディアであることを謳い続けている。

18~29歳の女性からエッセイ募集して、編集部がチェックして載せている。著名人契約コラムニストの連載もある。

そして投稿者を「かがみすと」と呼び運営ボランティアを「ミラリスト」と呼んで連帯感を出し、若い女性同士で肯定しあえるコミュニティを作ることも意図しているようである。(かがみすとは今もしっかり使われているが、ミラリストTwitter検索してもほぼ出てこないので今も使われてるかは外部からは謎)

二年くらい前に数回燃えたが、扱っている内容の割にはてはで話題になる回数は少ない気がする。はてなとは読者層が違うのだろう。

上野千鶴子さんに質問「ベッドの上では男が求める女を演じてしまう」 | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/12881008

フェミニストでも、守られたい。フェミニストだから、守りたい | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/13432941

これの上の記事に関わっていたコラムニスト(かがみすと)が、謝罪をしつつかがみよかがみを批判したnoteを全三回書いていたのだが、その第三回と、そこから辿れる記事類を読み、フェミニズムセラピー言論を区切らずやっている弊害はあるな、と強く感じた。

上野千鶴子座談会セックスワーカー差別炎上とかがみよかがみコミュニティ雰囲気について(下)|滝薫

https://note.com/hannnahkuku0819/n/n6514127ed85a

私はこれを読んだ時、伊藤編集長があらゆる批判に応じないのもわかる、といっそ清々しささえ覚える形で納得してしまった。「セーファープレイス」を構築しようとして、内部を守っているのではないかと思った。

(略)

『かがみよかがみ』を必要としている利用者はいる。それはわかっている。私も、エッセイ投稿した後の”共感”と”褒め合い”によって自信がついた一人であることは変えようがない事実である。その価値を認めていても、『かがみよかがみ』の未来に不穏さを感じてしまう。

『かがみよかがみ』が目指すのは、あくま女性自己肯定感の爆上げである。正しさではなく、自己肯定である

それも、明言はしていないが18~29歳の女性だけを狙っているだろう。

若い女性たちがエッセイで悩みを語り合い、書き手同士のSlackか何かでも褒め合い、お互いが何を言っても原則として批判しないし自虐もしない。まさに当事者会でありセラピーのやり方である

フェミニズムジェンダーなどの内容が多く扱われているが、それはあくま自己肯定感爆上げの道具なので、理論的な正しさを保とうとして心が苦しくなってしまうようなら、正しさを追求しなくてよい。

エッセイ投稿年齢制限も無い方が「正しい」のはわかってるだろうが、年上の説教エッセイ愚痴エッセイが載ってるサイトは鬱陶しくて気持ちよくなれないという若者本音を慮って、微妙理屈をつけて年齢制限をかけていると思われる。

投稿者をかがみすとと呼んで内輪感を作るのも、その繋がりで孤独が癒える人がいるかである。そういう内輪感にウエッとなる人もいるだろうが、そのタイプの人は他のどこかで癒されればよいというスタンスだろう。

伊藤あかり編集長モットーらしい「全ての人を満足させようと思ったら、一人も熱狂させられない」とも合致する態度だ。

傷ついた若い女性のために、正しさではなく自己肯定感爆上げを目的とした当事者セラピーの場があること自体は、良いと思う。

だがそれが、朝日新聞運営メディアとして広くネット広告され、上野千鶴子石川優実企画に呼び、ヒコロヒーなどの連載があり、エッセイ投稿者ジェンダー学やフェミニズムで多少の理論武装をして識者っぽい人もたまに言及するとなれば、そこはもう言論の場となってしまう。苦しい内面安心して吐き出せる、責任を負わなくていいし怒られもしないセラピーの場としては相応しくない。

なのに、そこが曖昧に混ざった立場で『かがみよかがみ』の文章は発表され続けている。

から『かがみよかがみ』の記事批判されたのである

そして、これは、インターネットにおける様々なフェミニズム活動についても近いことが言える。



まとめ

最後にもう一度まとめる。

傷ついた当事者同士が慰め合うセラピー看板としてのフェミニズムと、冷静さと客観性を保つ学問研究としてのフェミニズムは、分割しておく必要がある。

現在日本では、セラピーの場としてのフェミニズムと、学問としてのフェミニズムが、ごちゃごちゃ混ざっている。

心が乱れてフェミニズムセラピーを求める患者と、冷静であるべきフェミニズム研究者が、ある程度重なってしまっている。

この状況を解消しないと、世の中の幸せにはつながらないだろう。



追記。本稿は3か月ほど前に増田に投げたが無反応だったものの再投稿である。)

anond:20220415104158

いっぱいいっぱいのやつは周りをなかなか受け入れられない状態、かつすぐ全てが解決するような答えを求める。

そういう存在だとわかってある程度距離をおいて考えるのが良い。行政に頼るのが一番だと思うよ。最も行政に頼むにしても法律権力(市会議員とか)みたいなのの援護が必要かもしれん。市会議員とかはよく知らないけど。

人を支えるほどの金の話となると行政以外は出せない。

あとカウンセラーもねぇ。相手の話を聞いて整理する手助けをするだけか、あるいは耳障りの良いことを言ったり、依存させたりして金を巻き上げるかだ。

気長に放置しながら、話を聞いてやり、行政法律でなんとかできると思ったら誘導するの繰り返しぐらいでいいんじゃない?金の無心は一切断って。

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