はてなキーワード: 飲食店とは
Day,6
6日目
『おいしい』街へようこそ
初日の到着の時は機内でほとんど眠れなかったうえに、そのまま素通りに近い形でマラッカに行ったので、今日がクアラルンプールで迎える初めての朝だ。
しかし、この街の散策はほとんどせずに、今日は美食の街イポーに向かう。
当初、高速鉄道で向かうつもりだったが、本数が少ないために売り切れており、バスで向かうことになった。
よくバスに乗る旅だ。
「すごい渋滞だね」「今日は酷い、バスセンターからはどこに行くんだ?」「イポー」「ビジネス?」「観光」「何日前にクアラルンプールに来たんだ」「4日前(これは間違って伝えた)。KL、マラッカ、シンガポール、で、今日はイポー」「とんでもないな!」英語というのも使っていると慣れるのもので、簡単なタスクにまつわるコミニュケーションなら7割くらいの確度で成立するようになってきた。
これだけ会話が成立すると、多少の予想外は対応ができるので達成感と安心感がある。
「Thanks a million, have a good day.」タクシー運ちゃんに礼を言ってバスセンターの受付をすませる。
3時間ほどの乗車になるので、食事を済ませておきたく、フードコートにいった。
ローストした鳥のもも肉と揚げ豆腐、スパイシーでバジルと共にカリカリに炒め合わせた瓜っぽい何かとご飯。
何系料理だろう。
よくよく聞いてみると中国語。
「広東話?」「你識廣東話嗎?」しまった、広東語といえば香港旅行のとき軽く勉強して手に負えなかったやつだ、首を振る。
外国でなんとかコミニュケーションが成立して喜んでいたが、意識の外から来るボールは取れなかった。
プラットフォームで待っていると、やがてイポー行きのバスがやってきた。
途中、スコールを窓の外に見ながら、バスはマレー半島を北上し、3時間余りの乗車をへてイポーのアマンジャヤバスターミナルに到着した。
この近辺に多くの飲食店がある。
駅に降り立つ頃には雨も風もいよいよ激しい。
この旅程で初めて本格的な雨に当たった。
雨を避けながら、この街での大きな目的の一つ、イポー・オールドタウンホワイトコーヒーショップに入る。
マレーシアはコーヒーもよく飲まれており、特に名産とされるのがここイポーのホワイトコーヒーだ。
席に座って注文すると、やがてレンゲを添えられて泡立ったコーヒーが供された。
じんわりと甘い。
クラシカルな店内でコーヒーをすすりがなら、ひとときゆっくりする。
そうしているうちにさすが南国、雨もほとんど上がってきた。
美食の街、イポーを堪能するために、店を出て飲食街へと向かった。
目的の店は老黄芽菜鸡沙河粉。
ここイポーはマレーシアでも中華系が特に多い街で、名物の美食はほとんど中華か、中華風マレー料理らしい。
席に座っているとオーダーと関係ないおばちゃんが声をかけれきた。
「日本から?イポーは『おいしい(日本語)』よ」「イポーにはおいしい食べ物がたくさんあると聞いています」今日はいろんな人がめっちゃ話しかけてくる。
モヤシ炒めを食べてみる。
しっかり太くてシャキシャキしており、味付けもあっさりめだが食べ応えがある。
驚いたのはチキンだ。
近縁のシンガポールチキンライスを日本でも食べた事があるが、ちょっと比較できない程の旨さだ。
さすが美食の街。
感動を噛み締めながら店を後にし、立ち寄ったデザート店の豆腐花で締めた。
完璧だ。
帰りのバスの時間の関係で非常に短時間の滞在となるが、大満足だ。
小さな一歩は役に立つ
イポーのアマンジャヤバスターミナルは出発ゲートが1つで、どのプラットフォームのバスが正解なのか分かりづらいので一瞬焦ったが、受付のお兄さんに聞くと教えてくれてなんとか正しいバスに搭乗することができた。
バスが出発すると降り出す雨。
マレーシアは今は雨季に入った頃なので、雨が多いのは当たり前なのだが、尽く乗車中に当たるのは運がいいのかもしれない。
3時間半の乗車ののち、バスはクアラルンプール中央バスセンター、BTSに到着した。
しまった、昨日の夜チェックインして翌朝直ぐにイポーに向かってしまった為、部屋番号がうろ覚えだ。
「Your room No?」「1937・・・・Probably.」流石に怪訝な顔をされたが、個人的には面白いやりとりだった。
その後、カードキーが作動しなくて、フロントに静電気を取るか磁気を復活してもらうかするなど、一悶着あって、しっかり1937番の部屋に帰ってきた。
朝の高速鉄道の予約失敗から、小さなエラーの多い1日だったが、コミニュケーションをとる事で概ね対処できた。
1ヶ月半ほど、Youtubeの英語レッスンの5分ほどの動画をできるだけ毎日見る程度のことしかやっていなかったが、旅行で使うくらいの初歩基本文法は身についていたし、なによりヒアリングにもスピーキングにも慣れていたのが大きかった。
本当に小さな努力でも、毎日に近いペースでやれば役に立つものだ。
【7】2019 秋、マレーシア・シンガポール 7日目 |This journey is my treasure. へ >>
今回は即位礼正殿の儀の直前にマレーシアとシンガポールに行ってきました。
長い旅行記はいつも通り後でアップするんですが、いつも通り長過ぎて読まれないので、一応、ヘッドライン的に気づいたポイントを先にアップします。
ご飯も美味しいし、ホテルも安いし、航空券もLCCなら往復で5万そこそこかな?
多分マレーシアのみなら航空券、滞在費込みで一人13〜14万あれば1週間、ラグジュアリーホテルの旅行を楽しめると思う。(ちょっとトイレは面食らうけど)
マレーシアとシンガポールに行くと「世の中ってこうだよね」の「世の中」の定義が広がる感じがする。
これからの日本がどうなるか、ふりきったガチ多民族国家ってどんなだろう、って肌で感じられるから、行ったほうがいいと思うよ。
飯の話の99%はラーメン発見伝で説明できるので本来は呟く必要も長文を書く必要もないわけ
性格の悪いイタリア料理屋の店員が雰囲気上めちゃめちゃ母子家庭っぽい貧乏人をDisってしまったので印象がすこぶる悪いアレ、
イタリア料理屋の店員の性格がねちねちと腐ったようなので反射で店が悪いと思ってしまうが待って欲しい
日本には性格がゴミみてえだったりやってるうちに愚かな勘違いをしてしまっていても飲食店で働く権利があるし
タクシーじゃないんだから、やってきた客にお引取り願うのも自由な筈だ 性格がクッソ悪いけど。
メニューに乗せてるんだから、ドレスコードも設定していないんだから、客には平等に料理を出せっていうのも『正しい』意見ではある
クソ勘違い料理人が正しい意見に目覚めて、貧乏そうな母子にパスタを一皿ずつ出してやったらみんながハッピーになるのか?
そういう話だけ、ちょっと書きたくなった。
完全な決めつけだけど、前提として母子はあんまり自由になるお金が多くない。
でも外食、それもちょっと良さそうなお店でご飯を食べてみたかった、何かに合格したとか、母か子の誕生日だったとか、そういう想定をしたい。
ディナーにはコースで飯を出す店とのことなので、パスタは多分一番安いやつでも一皿1500円かそれを超えるくらい。
昼時だったら1000円でランチセットになって出てきたようなのが、夜だとサイドメニューをつけると倍になる。コースだとデザートやメインもあってもっといく。
たぶんそういう価格帯の店で、母子はランチセットのときのイメージで来店したんだろうな
普段よりちょっと多めの予算で、ハレの日の飯を食いたかった。でもそこまで多くは出せない。どこまでも味方したくなる想定顧客で、
誰も彼もが一杯のかけそばを思い出す。あれって実話じゃないんじゃなかった?
この母子が幸運にも性格のいい店員にあたり、無事に1500円を超えるパスタが2皿と、水が出てくるとする。
思ってたより高かったからお母さん驚いちゃったけど、頼めるメニューがあってよかったね。ゆうくん、おいしい?
答えは、さほど美味しくない。
何故か。
まず母の方から見て、第一に値段が高い。人間、払おうと思って払ったときには『高いだけあって美味しい』になるが、
想定外の出費だとものの味がよくわからなくなる。焦りや後悔は、飯を美味く食う邪魔になる。
それでも母親なので、子供が美味しい美味しいと食べていたら嬉しくなって、このお店に入ってよかったなあと思うだろう。
次に子供。ゆうくんかゆうこちゃんかわからないが、中学生くらい。お金は自分が払うわけじゃないので、敏い子供でなければ、
予算で気を揉むこともないかもしれない。じゃあゆうくんはパスタを美味しく食べれるか?
これもそうでもない。『さほどでもない』か、『美味しいけど少ない』になる。
店が想定している顧客は①コース料理を食う ②メインかつまみになるものを幾つか頼み、酒を楽しむ
③一人一品パスタなどを頼みつつ、若しくはピザをシェアしつつ、サイドメニューやデザートを複数頼む もあるかも知れない。
どれにしても、この時客に運ばれてくるパスタには重要な役割がある。『満足させないこと』だ。
コース途中で出てくるパスタやピザは、メインを控えているので当然少ないし、味で勝つわけにもいかない
単品のパスタはそれよりは量が多いだろうが、酒やつまみの邪魔になってはいけないので
一品でも満足させるようなパスタを出すべきだとかは基本的には夢物語で、
ピッチャーは弾を投げる、バッターはヒットを打つ、そういう役割分担が普通はされていて、
スーパープレイヤーを何人も抱えているレストランは少ないし、ねちねち嫌味っぽい従業員を雇わないだろうな。
程なく食べざかりの中学生は、量がちょっと物足りない、けっこう普通のパスタを食べ終わり、水を飲む。
他のテーブルは順番に皿が運ばれてくる。
もしかしたら店員が食後のドリンクや、デザートの注文はないかまた聞きに来るかも知れない。
もう予算はない。これで長居するのは、だいぶ肝が太くないと無理だろう。
これで母子は大して満足もせず、席料抜きでも3000円前後払ってさっさと店を出ることになる。
3000円相当の幸福は手にできただろうか?
正直時間単価や原価だけで考えれば、酒を飲まないコース客より店は儲かるかも知れないと思う。
しかしその代わり、『値段の割にそれほどでもない店』という印象を持たれることになる。
店としては、イキリ従業員がネットで炎上する次くらいに痛いだろうな
本当は自信のあるメインがあった、ワインも拘って選んでいた、誕生日なら是非食べて欲しいデザートのケーキがあった
でも母子はお金がないから頼めないし、頼まなかったものの良さなんてわからない。
多分店で食ったパスタより、お母さんが普段作るスパゲティの方が美味しかっただろう。
漫画ではないので、出来る従業員がすぐに母子の予算状況を見抜いて
「実はこの後予約のお客様がいらっしゃるので席が埋まるんですよ」とか、そういう方便で帰らせるのは無理だろう。
その代わり、「ディナーだと席料がかかってしまうので、是非ランチでいらしてください」くらいは言えたらいい。
『提供する商品で顧客が幸せにならない』という時、売らないのもプロの仕事の一つだと思う。
欲しがった、だから売った、ではそれこそコンビニでいいじゃんになってしまう。
お洒落なイタリアンをコンビニ同然にしたのは、パスタ2皿を頼んだ母子でなく、それを売った店の方だ。
母子が3000円で買うべきだったのは、家でいつもの夕飯の後に食べるケーキとか、ステーキ用のでかい牛肉だ。
リストランテなのにパスタしか頼まれなくて、激おこしてる一連のツイートを見た。
以前、レストラン側にネット上に自分の悪口をかかれたことをふと思い出したので書き記す。
近所にあるオステリアに数度通い、奥さんには顔を覚えられる程度にはなっていた。
予約して入ったり、予約なしでふらりと入ったりその時々だ。
土曜日の出かけ帰りにちょうどいい時間だったので、ふらりと入った。
扉を開くと、カランと音がするため入店した私たちに気づくはずで、明らかに気付いてるのに1分ほど放置され、その時に「あれ?」と思った。
先客は6人くらいのグループで、席についた時に「料理の提供まで時間がかかるけどいいか?」と聞かれた。
「急いでないから大丈夫」だと伝えたが、明らかになんか不機嫌顔の奥さん。
そのあとも、料理提供時に嫌味ったらしく「お待たせして申し訳ありません」をくりかえす。
「こっちはワイン飲んでゆっくりしてるからいいですよ」と繰り返す。
もちろんパスタのみ注文、とかではなく前菜からメインまで頼み、お酒もそれなりに飲んだ。
忙しい日に来ちゃったなと思ったが、店のドアに「本日満席です」の札がかかっていたわけでもないからそこまで気にしなかった。
余談だが、奥さんとの6人グループとの会話で感じていたが、そのグループは奥さんの昔からの友人が家族と来ていて、特段もてなしたかったみたいだった。
が、後日店のFacebookを見ると、その日の投稿に、私たちに対する愚痴(忙しい日に飛び込み客が来て最悪だった、等)がつらつらと書かれてた。
もしかしたらそれ以前に数回来店した時に何か癪にさわることがあり、今回爆発しただけなのかもしれない。
でも、嫌なら来店時に「満席なのですみません」とか断ればいいのに、それすらせずFacebookに愚痴を書くその店に対して、怒りに震えた。
その後1ヶ月くらい、そのことを時折思い出してはいいようなない怒りを覚えた。
店なら、いい客もいれば嫌な客もいるだろう。
でもそれをネット上に書いて何の得になるのか、考えたことはあるのだろうか?
もちろん愚痴をかかれた客はもうその店に行かないし、(別にひと組客が減ったくらいじゃあ売上なんて変わらないんだろう)、それを見た他の客も嫌な気持ちをするとは考えたこともないんだろうな。
ただの思い出しの愚痴でした。
メシ通と言えば、はてなブックマークに毎日エントリが上がってくるメシテロサイトだが、
その魅力はなんといっても、”その界隈のプロ”らしき謎のマニアたちの存在である。
メシ通にはうどん、カレー、そば、ラーメンと様々なジャンルのマニアが出てくるが、
いずれの記事にも共通するのが「消費量」によってマニア度を訴求してくる点である。
彼らは「年間300杯」のうどんを食べたり、これまでに1000軒の飲食店を訪問していたりする。
ウェブで目を引くタイトルを作るときは、数字で具体例を示すのがセオリーだ。メシ通もそのセオリーにのっとっているのであろう。
しかしまあそんなマニアによる記事をたびたびはてブで見ていると、なんだかその数字のアピールも含めてなんだかおもしろくなってきた。
いったいメシ通にはどれだけのマニアがいるんだろう。
調べられる範囲でまとめた。スクレイピングとかよくわからないから「年間」「杯」「軒」とかで検索してまとめた。
基本的にはマニアが紹介する記事をメインでまとめているので、ライター自身がマニアを自称していたり、
「マニアにはたまらない」「マニアの間で有名な」といった紹介記事は無視している。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/cocolo/19-00036
年間だと500杯くらいですかね。1日2〜3食とか、1食程度のときもあって日によっていろいろですが、毎日食べています。地方に行ったら1日で10軒回ることもありますよ。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/_futsukayoinotakahashi/19-00265
週に3日そばを食べる人ならわりとその辺にいる気がしないでもないが、これまでに回った店を2000軒データベース化しているという。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/sobattodan/18-00238
学生時代からそばを食べ歩いているというマニアが、""格式張らず、手軽に食べられる、家庭料理の延長のようなそば"である「大衆そば」を紹介する記事。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/another/19-00004
ケバブ、美味しいですよね。
うどん、そばのマニアと比較すると若干訪問件数が少なく感じる気もするが、
日本におけるケバブの立ち位置を考えるとこんなものなのかもしれない。
この方がケバブ歴40年に達したころの日本のケバブ事情がどうなっているのか、気長に待ちたい。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/soryusizm/19-00099
「お肉博士」と「お米ソムリエ」の資格を持ち、グルメエンターテイナーとして年間でおよそ1,000店舗ものお店を自腹で食べ歩き
特定のジャンルを偏食しているわけではないが、1日3食、すべて外食らしい。
胃もたれしないのだろうか。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/kentaro-takaoka/19-00014
おそらく今年の8月に餃子継続1000日目を達成しているだろう。
ぜひともこのまま40年間続けてみてほしい。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/oishiisekai/18-00172
測量の仕事で全国を飛び回って外食しているうちに、ハンバーグ縛りプレイをすることになったマニア。
この手のグルメマニアは外回りの仕事からそのままマニアになっていく展開が多い気がする。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/masayoshi-hayashi/19-00234
そこからずっと年間200個ペースで食べ歩きしながら、いつか店やりたいなー、って
食べ歩きは多分16、7年ぐらい続けてたんですよね。そう考えると3,000食ぐらいっすかね。
バーガー店の集まりでインタビューしている記事。ライターも年間300食以上ハンバーガーを食べる、とマウンティングを返している。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/editorial/19-00235
泊まったホテルはのべ120軒以上。バイキングのメニューから、味、 サービス、その他気づいたことなどをつぶさに記録している
記録し始めたのが今から3年ほど前です。
ビジホの朝食なら営業マンのオッサンでも詳しそうな気がしないでもないが、
こうやって記録して残せる人がマニアとして有名になっていくのだろう。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/oishiisekai/18-00314
人に借りた軽バンで日本全国200軒ほどのドライブインを巡り、知り合いの編集者と書籍化も模索したが、そのときは出版社に企画が通らなかった。
ドライブインの自費出版誌の著者に対して食事をテーマにインタビューした記事。
テーマがテーマだけに、ほかのマニアの記事とは少し毛色が違うが、硬派で味がある。
ttps://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/maiko-kudou/19-00103
こちらもマニアとはちょっと毛色が違う記事だが、「伝統工芸かつ営業力に困っている産業」のために、
専門店を立ち上げる経緯が書かれている
以上。
「年間数千杯」系のタイトルが目を引くので多いと思ったが、そういうわけでもなかった。
カレーやラーメンといったメジャージャンルのマニアが未登場なのも以外だった。
甘いミルクティーにもちもちの粒、というナイスな組み合わせにハマって各社コンビニや飲食店で毎回タピオカミルクティーを購入してるのだけど、自分はインスタ映えとは程遠い人間なのでタピオカ専門店に興味はある物の行列に並ぶ勇気もなく怖気づいていた。
が、この間とうとう鹿のマークのタピオカミルクティー屋デビューを果たした。
メニューがいくつかあってどれがいいかサッパリだったので、受付のお姉さんに一番人気の物を訊ねてそれのLサイズを頼んだ。
アメリカンサイズのドリンクかな?ってぐらいでかい飲み物が出てきて、こりゃ飲みきれずに残す人の気持ちもわからんでもないな…と思った。まあ余裕で全部飲んだけど。
流石専門店!なのかタピオカの粒は活きがよくモチモチで美味しかった。
ミルクティーはアッサリ目、台湾のお茶だなーーーって感じ、でもごくごく飲める。
自分は甘ったるいお茶が好きなのでここはコンビニに軍配が上がるかな。
他のお店も試してみたい!けど
データ解析を駆使して食べログ3.8問題が証明できなかった話 - konkon3249’s diary
https://b.hatena.ne.jp/entry/4675593069446477314/comment/terencow
「対象が食べログ店舗会員かどうかは、店舗ページのトップに写真があるか」とあるけれど、無料会員でも画像は貼れるように見える( https://owner.tabelog.com/owner_info/top )「非会員/無料会員/有料会員」で見るべきなのでは
思いがけず多数のスターをもらってしまい、ブコメして投げっぱなしもあれなので見てわかる範囲で調べた。
くだんのスクレイピングツールについてソースを見たところ、会員かどうかの判定をしている箇所は以下。
isPremium = soup.find('h3', class_='pr-comment-title js-pr-title')
h3要素のpr-comment-title js-pr-titleクラスというのが、上述の「バー下にあるPR文」なので、このロジックであれば、「非会員・無料会員」と「有料会員」で二分されることになる。
そもそも今回の食べログ炎上で争点となっていたのは「代理店から有料会員を勧められた」という点なので、確かにこの判定基準で十分そうだ。konkon3249さんにお詫び申し上げる(ただ、無料会員を「会員」と「非会員」のどちらに含めているかを明示してもらえると、より混乱がなかったかも)。
「有料会員だが、PR文や写真の設定はしていない」というパターンが有りうるかもしれないが、さすがにレアケースだと思うので考慮しないこととしたい。
参考:
飲食店なら管理しておきたい食べログ無料店舗会員ができる事まとめ | KTGブログ
無料会員の範囲内で写真とPR文の設定を行っている例。店舗へのリンクもあるが、見てみると写真は正方形のサムネイルだけ、PR文もトップ下ではなく末尾となっている。
こういう時どうやったら会社を休みに(せめて配送業務を休みに)できるのだろう?
トラックが事故起こしたら、救助や事故処理にだって危険を伴うのに
夫が「休みまーす」って言えば良いだけなんだけど
土曜日から水曜日に延期になった子供の運動会のために、平日休まないといけないから
休みたいって言いづらいみたい。台風で不運と踊っちまったら運動会どころじゃないよ
今日私の職場に配達に来た大手配送業者も明日の集配は休みと話す
ですよねー、危ないですし。そんな日に集荷とか頼むほうがオカシイすって言ったら
「『自分はこの日じゃないとダメなんだよ!』って言うお客さんもいるんですよね…苦笑」だって
そんなお客、いなくなってもイイわよ
うち実家が飲食店なんですけど、食べログに掲載されている(恐らく誰かが勝手に登録した)住所が間違っていて、結構な頻度で「食べログを見てきたけど店がどこか分からない」という問い合わせが来るので食べログに修正依頼したところ、「お金を払ってくだされば修正します」と言われて以来信用していない— 日弦 (@_mappa_) October 9, 2019
https://note.mu/g_g_g/n/nd1ffa894b0cf
タイトルだけ見たら障害者差別的なものに見えるが、実情は少し異なる。まだの人はとりあえず読んでみて欲しい。
これを読んで自分は「まさに過去の自分そのものだ」と思った。この筆者の気持ちが手に取るように分かった。
自分が学生時代バイトしていた小売店。そこにこのnoteで語られる所の「アスペルガーくん」に非常に近い人物がいた。
彼がアスペルガーだったのか、それともADHDなど他のものだったのか、それともただの「無能な健常者」だったのか、専門家でない自分には判断出来ない。だが彼の挙動が明らかに他の人と異なっていた事だけはあまりにも確かだった。
彼が仕事が出来ない分、バイトリーダーだった自分にツケが回った。彼は寝るとすべてを忘れてしまうので、彼と一緒の時だけ気が付いたら2倍3倍の仕事をしていた。毎回見事に失敗してくれるのでこいつがいなければずっと早く終わるのになと思っていた。
しかもそれだけ面倒を見て泥をかぶっているにも拘らず彼と全く同じ時給なのだ。なんでだよ。
ある日休憩室でパートのマダムたちと話していると、「あの子ってホントに仕事出来ないわよね」「早く辞めないかしら」「なんであいつ首にしないの?」という彼の話題になってしまった。
そのマダムたちは大変陰湿だったので、次第に彼にだけ挨拶をしないとか、そういう事をやり始めた。自分は加担しなかったがそんな感じの軽いいじめみたいな環境になってしまった。
自分には発達障害の友人もいる。だからそういう差別をしたくはなかった。差別をしてはいけないと思っていた。
マダムたちに一言言ってやりたかった正義感もあった。でもどこかにあった「早く辞めてしまえばいいのに」「そうすれば自分も楽になれる」という気持ちに勝てなかった。最低だったと思う。
ああこれが差別なのか。絶対に差別はしちゃだめって思ってたのに。
マダムたちとの板挟み。
でも時給は同じ。
あまりのストレスに彼のシフトの時だけ胃薬を飲んで出かけるようになった。頭も痛かった。店の前に来るといつも吐き気がするようになった。
絶対にやってはいけない事だと分かっていながら「それ聞くの何回目?」という刺々しいセリフが口からでた。
彼は「僕ここの仕事向いてると思うんですよね!ここの正社員になりたい!」と言い始める。休憩室のマダムが「何も仕事出来ないのに無理に決まってんだろ」という愚痴る。
絶対暴言なのに、悪口なのに、どちらかに同意するとしたら後者になってしまう自分がいた。
彼が憎い。
言った事すらやらない彼が憎い。
自分の足を引っ張るだけの数時間で同じ時給を得ている彼が憎い。
また胃薬をもらいに行かなければ、治療費がかさむので彼が憎い。
お前のせいで。
……
で、
ここからが本題。
自分にとって幸いだったのは、ある時この彼への深い憎しみの感情の矛先を別のところへ変えることが出来たことだった。
明らかに彼の挙動がおかしいのにすべてのフォローをパートアルバイトに丸投げする態勢。
そもそもたかがバイトに荷が重すぎる仕事を押し付けるんじゃない。
憎しみの総量は変わらない。でもそう思った途端彼へに向く憎しみ自体は分散され、軽減されるのが分かった。
彼はいつもと同じようにとても遅く・ロボット的に・間違えながら仕事をして、その遅れを自分に押し付けたが、「こいつを自分に任せきりにするこの会社がクソ」という思考に切り替わったので、以前ほど憎らしくはなかった。
よし辞めよう。
辞めた。
私の日常から彼が消えた。同じ町には住んでいたはずだがそれから彼と二度と会うことはなかった。
彼と職場によってすり減った精神状態はみるみるうちに回復し、春に新卒で就職した。人事と社員が密接で、評価システムがキッチリしている所を選んだ。
旧職場については主戦力の一人だった事もあり、私が辞めた後上司に当たるチームリーダー(聖人)の負担が増えた事だけが心配だった。
辞めて半年後、久々にあの店に行くと店員は知らない顔だらけだった。こんな入れ替わりの激しい店じゃなかったはずだった。件の彼は(シフトじゃなかったのか辞めたのかは定かではないが)その時はいなかった。
「今までは全然新人探してくれなかったのに、あなたが辞めた後店長が沢山人を雇ってくれたの。楽になったけどあなたが仕切ってくれないとなんだか締まらないわね。」
チームリーダーは言った。
……
【最後に】
自分が辞めたら職場が回らなくなる・良い人たちにまで自分の分の負担が等の心配もあると思いますが、
そうしたら新人を雇うし、1人で補えないなら数を雇うようなので問題ないと思います。
そんな事より逃げた方がいいと思います。
傷つけたと思います。ごめんなさい。
でも現実実際にこうなってみて本当にしんどくて、「人として優しくするべき」という正義感だけではどうにもなりませんでした。
noteの筆者さんの事も差別主義者とどうか言ってやらないでください。
自分の場合の小売店、noteの場合の飲食店など、客商売は臨機応変さが求められるのでこういう事になりやすいんじゃないかと思います。こうなると本人も苛められるし周りも病むし、誰も幸せになりません。
なので「適材適所」にはちょっとだけ、協力してもらいたいです。
自分の所にいた彼も単純作業はやたら得意だったので、工場とかにいたらきっとスーパースターになったと思います。
勿論行政や企業がこの「適材適所」への支援をするべきだし、そもそも採用担当者が適材を見る目があればこんなことにはならないので、当事者の方に責任を押し付けるものではないのですが。
でもちょっとだけでいいので、協力してもらいたいです。