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はてなキーワード: 敷地とは

2018-09-22

隣の家のおっさん

去年か一昨年くらいから、玄関日の丸とか日章旗を飾りだした。

迷彩服着て、外出してるのも見た。

お隣の庭の木の葉っぱが、うちの敷地に入ってきて積もってるからそれを掃除してたら、葉っぱに交じって小さいプラスチックの球が落ちてる。

お隣の庭を見たら、そっちにも大量に球が散乱してる。

これってたぶんモデルガンの球だと思うわ。

おっさんは、たぶん50前後

俺が今の家に越してきた6年前は、日の丸も、迷彩服も、モデルガンの球もなかったから、いい年してそういう趣味に目覚めたのかな。

2018-09-21

腐り果てた保守の皆様に我が母校の校歌を贈る

自分はどちらかといえば左寄りの思想共感するものだが、高校は共学で手頃な偏差値私立高校自分学力で受かりそうな頃合いという意味)だと云うだけの理由國學院高等学校に進んだ。

神道文化学部とかを抱える大学の附属であってガチ保守校風だ。たしか校庭に皇族の誰やらが植樹した銀杏かなんかあった気がする。大学敷地神社があって何か行事があるたびに生徒会のやつやらが参拝させられていた。入学式の翌日に新入生全員が明治神宮に参拝する行事がある。中途半端に近いから徒歩で明治神宮に向かう。海外の人ががめっちゃ写真撮ってた。そりゃあ制服着た数百人のガキが外苑前から明治神宮に向かってぶわーっと行進してたら写真も撮るわ。あんなこと今でもやってるんだろうか。しらんけど。まあ、30年ばかり前の話ではあるけども、当時はそんな感じの学校だった。

が、昭和天皇がもう崩御だ、もうあぶねー、っていう時期に全国的文化祭やら体育祭やらが自粛される中で、「祭」はちょっと具合悪いから「文化発表会」に名前をかえて開催したような、わりと「頑張ってた」校風でもあった。真っ先に自粛しろよっていうね。

なお、共学に行ったはいいが、在学中に彼女はできなかった。

國學院高校校歌大学と同じで、ちょいちょい甲子園にも出たりしていた国学院久我山國學院栃木も同じ(はず)なので聞き覚えがあるな、という人も多いかも。大学サイトから聴くこともできる。

https://www.kokugakuin.ac.jp/assets/uploads/2017/03/000007625.mp3

特別愛校心があるわけではないし、高校の頃なんてそれほどいい思い出もない。今でいうところの「ブラック校則」的な理不尽校則に悩まされたりもした。

ただ、校歌はわりといい曲だよなーって思う。「古へ今の書明らめて国の基を究むるところ」とか、「外つ国々の長きを採りて我が短きを補ふ世にもいかで忘れむもとつ教は」とか、保守ってこういうことだよねー、って思ったりする。1番2番を踏まえての「祖先の道は見よこゝにあり子孫の道は見よこゝにあり」も良いと思う。

  見はるかもの みな清らなる

  渋谷の岡に大学たてり

  古へ今の 書明らめて

  国の基を 究むるところ

  外つ国々の 長きを採りて

  我が短きを 補ふ世にも

  いかで忘れむ もとつ教は

  いよゝみがかむ もとつ心は

  学のちまた そのやちまたに

  国学院の 宣言高く

  祖先の道は 見よこゝにあり

  子孫の道は 見よこゝにあり

作詞芳賀矢一

2018-09-09

大地震の混乱に乗じて研究所から逃げてきた

 二年前、私は下校途中に誘拐されました。高校一年生だった私はその日も部活が終わるといつも通り友人と学校を出ました。乗り換えの駅で友人と別れるとき、「また明日ね」と小刻みに手を振ったことを今でも覚えています。私の家は駅から遠く、しばらく歩いていくと左右にとうもろこし畑が広がります。見通しの良い閑散とした田舎道です。季節はまだ梅雨入り前、夕暮れの風に吹かれるとすこし寒いくらいです。地味なセーラー服高校ですが、夏服は生徒たちの間でも案外評判がよく、駅の人混みに入ると自分たちが注目されているような気がして高揚感に舞い上がりました。

 私はそれに全然気づかなかったです。両側の畑に目もくれず、私は淡々と道を進んでいました。私はブラスバンド部所属していたのですが、その日の練習のことを振り返り、ああでもないこうでもないと考えを巡らせていたのだと思います。だから気配を感じた瞬間にはもう私はガムテープで口封じされていて、お姫様抱っこのように抱えられると、抵抗という抵抗をする暇もなくあっという間に白いワゴン車に放り込まれていたのです。男たちは三人。私をワゴン車に放り込んだ男はグレーのTシャツに明るい色合いのデニムという格好の腹の出た小太りの中年でした。あとの二人は髪も短く整えられ、高そうなスーツと革靴で、とても誘拐犯には見えませんでした。

 私は小太りの男に座席に押さえつけられていました。そのときにはもう自分に何が起こったのかを理解していたので、口をガムテープで封じられながらも叫び続け、手足もじたばたさせて必死にもがいていました。しかし周囲に人はいません。私はそのまま連れ去られました。小太りの男はずっと私を押さえつけていましたが、ときどき顔を近づけて私の顔を味見するようにすこし舐めました。そういった行為を続けているうちに劣情を催したのか、男はもぞもぞしはじめ、私のスカートの中に手を入れて、それから下着の上から性器を撫でてきました。初めての体験に私は大混乱していよいよ全力で抵抗します。そんな攻防戦を繰り広げていると助手席スーツが小太りの男を叱責しました。

大事な売り物だ。それくらいにしておけ」

 私の性器の上に置かれていた小太りの男の手の動きが止まりました。しかしじりじりと震えていたように思います。彼の中でのせめぎ合いがあったのでしょう。しかし数秒の硬直時間の後、彼の手は私の下着から離れて行きました。「大事な売り物」とはどういうことなのかと不安になりましたが、次に起こったことが衝撃的すぎてそんなことを考えている余裕はありませんでした。小太りの男は私に手を出すことを諦めざるを得なかったのですが、一度盛り上がってしまった劣情を完全に沈静化させることは難しかったらしく、彼はデニムパンツを一気に膝の下まで引き下ろすと、赤や黄色の混じった派手な柄のトランクスから男性器を取り出して右手でこすり始めたのです。私は目の前の光景に怯えていました。初めて見る男性器です。取り出したときにはすでに勃起していて先端の海綿体は張りに張って光沢があるほど。小太りの男は息遣い荒く、慣れた手つきで右手を高速で動かしています助手席スーツは大笑いしていました。私は恐ろしくて声が出ません。小太りの男が低い声でうなり始めました。すると今度は私の顔をまじまじと見つめるのです。顔は真っ赤で、血走った目で私を凝視しながら、勃起した男性器を音が出るほど強くいじっています。私は彼からすこしでも逃げようと後退し、ドアに体を寄せます。そして彼は果てました。びゅっと音を立てて飛び散った白濁液スカートを汚し、プリーツにとろりと入り込みました。激しい勢いで飛んだ白濁液の一部は私の頬にもかかり、重力を受けて顎まで垂れていくと大粒の雫となり、ぼとっとスカートの上に落ちました。頬にはかたつむりの通ったようなぬめぬめした跡が残り、私はそれを手の甲で拭くこともできず、ただじっとしているしかありませんでした。助手席スーツが身を乗り出して、小太りの男の頭を叩いて叱っていましたが、同時に彼は腹を抱えて笑っていました。

 短時間のうちに大きなショックを受けた私は心がからっぽになり、もはや抵抗気持ちはなく、この状況を受け入れて順応しようとしていました。うとうとしながら車が山道に入っていくのを見ていました。そしていつの間にか眠ってしまいました。

 助手席スーツに起こされました。すでに日も落ちかかっていて、あたりの状況から山奥だとなんとなく察せられました。目の前には無機質なコンクリートの大きな建物があります。といってもワゴン車の中からでは張り巡らされた有刺鉄線付きの頑丈で高い壁と狭い入り口の奥にそれらしき建物が見えるだけでしたが。周囲は鬱蒼とした木々ですが、研究所の周りだけは舗装されていて異様な雰囲気があります。狭い入り口は三台のカメラ監視されていて、後からされた説明によると、壁には隠し機能として機関銃が配置してあり、不審者発見された場合システムが起動してオートで射殺されるようです。私たちが脱走しないようにという牽制意図もあるようでした。

 白濁液で汚れていたはずの私は起きたときにはきれいになっていました。ワゴン車の認証が済むと、狭い入り口の鉄柵が開き、するすると中に入って行きました。中はかなり広く、外から見えた以外にも区画ごとに大小いくつもの建物が立ち並んでいて、さながらそれはひとつの町といったものでもありました。居住区画やら実験区画やら開発区画やら、他にも私が最後まで立ち入ることが許されなかったエリアなどいろいろあります

 ワゴン車は敷地を通り抜け、一番奥にあった二階建て比較的こじんまりとした建物の前で止まりました。車を降りるように命じられて、私はがくがくした足を何とか動かし、ドアを開けます。一歩外に出るとそこが山奥だということは空気でわかりました。それに高い壁に覆われてはいても、高く育った木々の青々とした葉が残照の中で揺れていました。小太りの男が私の腕をつかみます

「来い。こっちだ」

 そういって小太りの男は私の腕を力強くつかみます。私は声を振り絞り、一人で歩けるといい放ちました。助手席スーツ運転していたスーツの二人は先に建物の中へ入って行きましたが、私のことを振り返ることはありませんでした。私はすでにその状況に順応しかけていました。まるでこれが生まれからずっと毎日欠かさず繰り返してきた当たり前のルーティーンであるかのように。

 案内された部屋に入ると、そこには高そうな木製のデスク書類を睨みつけている男がいました。片桐さんと呼ばれる四十代の男は、洗いざらし白いシャツベージュハーフパンツ、足元はサンダルといった格好で、胸元には金のペンダントが重く光り、両腕には大きな腕時計が巻かれていました。

片桐さん、連れてきましたよ」助手席に座っていたスーツ半笑いでいいました。

 片桐は私をまじまじと見つめ、何度かうなずき、それから一言合格」といいました。そしてすぐ元の仕事に戻り、その部屋にはもう自分一人しかいないといった様子でした。三人の男たちからは安堵のため息が出て、何が何やらわからない私もなぜかほっとしていました。なぜだかわかりませんが、これで終わったと思ったのです。もちろんこれは始まりにすぎません。私はこの研究所に二年間監禁され、実験されることになるのですから。男たちが部屋から出ようと踵を返したことに気づかずぼうっとしていると、すぐ後ろに控えていた小太りの男に腕をぐいと引かれました。私を連れてきた三人とはそれっきりになりました。運転席と助手席にいたスーツはその建物を出たっきり(彼らはタバコを吸いに行ったようでした)、小太りの男の方は私を居住区画の担当者に引き渡すと、私の顔を見下ろしながら舌打ちをしましたが、それが最後でした。

 私の部屋には二段ベッドと五段程度の安作りの棚が窓際に置いてあるのみでした。二人部屋ということですが、私は当初一人で生活していました。居住区画のスタッフ警備員は十分な数いましたが、私の担当田中と名乗る三十代の痩せぎすの男でした。もちろんそれが本名なのかどうかは私にはわかりません。こんな言い方もなんですが、田中さんはいい人でした。脱走した今となっては、管理責任を問われて田中さんがひどい目に遭っていないか心配です。私は田中さんになぜこんなところで働いているのかと聞いたことがあります。そのとき田中さんはとても辛そうな顔をして、しかし自嘲めいた笑いを浮かべながら、仕方ない、仕方ないと繰り返していました。

 実験体(私たちはそう呼ばれていました)は特殊衣服を与えられました。簡単説明すると簡素な白いワンピースなのですが、二つの乳房位置がくり抜かれ、股の間に深いスリットが入っているものです。私たち下着類を身につけることを許されていなかったので、手で押さえでもしなければ歩くだけで陰毛がちらちらと見えるような構造になっています。初めての朝は部屋まで田中さんが来てくれました。初日だということで施設を一通り案内されました。田中さんは私のことを日本救世主だといいました。もちろん私は冗談だと思って聞いていたのですが、後にこの言葉が本当だということがわかります。いえ、正確に言えば、彼らが本当にそうだと信じているということが私にも了解できたという意味ですが(もちろん私は彼らの計画馬鹿げたものだと思っています)。荒唐無稽計画は思ったよりも大規模なもので、私も何人かの国会議員と会ったことがあります研究所はその計画の要であり、極めて重要役割を担っているようでした。

 私たちの使命は実験体として協力することです。実験区画には体育館のような開放的建物がいくつかあり、午前と午後で場所を変えて異なった実験を受けることになります。二日目には私も実験に参加させられました。ひとつ建物に十人程度の女の子たちが収容され、Xの柱に手足を縛られ、乳首女性器にローションが塗られます女の子たちはほとんど抵抗もせず何本ものコードが繋がったヘッドギアをさせられていきます実験スタッフ装置管理する技師の他に発動者と呼ばれる私たちの体を刺激する男がいました。ひとりの女の子に対して技師と発動者のふたりという割り当てになっています大人の男ふたりだけでも私たち女子高生を思い通りにするには十分だったのでしょう。

「新顔だな?」私の担当になった発動者がいいました。

はい

「そうか。なら、慣例として説明しておこう。きみは昨日誘拐された……」

「一昨日です」

「そう、きみは一昨日誘拐された。なぜだかわかるか」

「いえ」

「きみが美少女からだよ」

「そんなことありません」

「きみはとてもかわいいよ。そして我々にはきみのような美少女必要なんだ。もっと具体的にいうと、きみたち美少女絶頂エネルギーがね」

 男はヘッドギアを振ってコードをうねうね動かして見せました。

「きみはまだ知らないだろう。この日本が今まさに未曾有の危機に直面しているということを……。もっとも、《未曾有》すら読めない国会議員もいたがね」

「はあ」

韓国北朝鮮は水面下で手を取り合っている。両国はいずれ和解ムードになり、日本一般大衆も知るところとなるだろう。だが、もうひとつ重要事実がある。韓国北朝鮮連携して極秘に開発しているという新時代超兵器だ。その兵器の詳しいスペックはわかっていないが、様々なデータから概算すると、日本列島の半分が数時間のうちに消滅してしまいかねないほどの火力なのだ。我々はこのような危険まりない隣人を持ちながらただ黙って見ているだけでいいのだろうか。無論それはありえない。とある国会議員が中心となり秘密結社が作られた。そして結社の肝心要が、東大の優秀な科学者たちを引き抜いて立ち上げたこ研究所であり、誘拐されたきみたち美少女なのだ東大頭脳が精妙な理論隣国を上回る兵器を作り上げ、きみたち美少女には兵器を動かす力になってもらう。簡単にいうとそういうことなのだ。わかってくれたかな」

あなたたちは狂ってる」私はもがきましたが、Xの柱に両手両足を縛られていました。

「きみは国のために命をかけたいと思わないのか?」

 私は男と数秒睨み合いました。男は視線を外してあたりをうろうろしながら話を続けます

「まあいいだろう。きみくらいの年齢の少女にわかるはずもない。あまりにも現実離れした話だからな。しか事実事実。我々は朝鮮半島超兵器に対抗する兵器を完成させ、朝鮮半島を消し飛ばさなければならない。そうしなければこの国の未来はないのだ。きみにも愛する家族恋人がいるだろう? きみが力を貸してくれなければ、いずれきみの愛する人たちも朝鮮半島超兵器に殺されることになるということだ。ふふふ、きみに拒否権はないよ。体は素直だからね。これが何かはわかるはずだ」

 発動者は技師から手渡された器具を私に見せました。それは長い取っ手があり、先端は丸く、スイッチを入れると振動するという機械でした。

「なんだ、わからないのか。うぶな娘だ」

 男は私の前まで来てしゃがみ、陰毛を撫でてきました。ワンピースの股間は元から裂けていて、Xの柱に縛られた時点で私の性器を守るものはもう何もありません。男の手は陰毛クリトリスへ、そして膣と順々に撫でていきます。野卑な性的関心というよりも整備士技術的関心といったようなもので、人差し指にローションをつけて調べるようになぞっていきます

「んっ、んっ」

「どうした、感じるのか?」

「感じてなんか……」

 ゔぃいいいいいんという音を立てて機械振動しはじめました。発動者が機械の先端の丸い部分を私のクリトリスに軽く当ててきます技師ヘッドギアから送られてくるエネルギーコンピューターリアルタイム観察しています

 少しすると周りの実験体たちから喘ぎ声が上がり始めました。顔を真っ赤にして声を出さないように頑張っている子もいれば、逆に思いきり叫んで全てを解放している女の子もいます

「いや、やめて」

 私は懇願するようにいいました。しかし発動者は答えませんでした。機械を様々な角度から異なったリズムで当てるなどの試行錯誤研究者然としていて、なるべく効率的に私を絶頂に導こうと真剣に思案しているのが見て取れました。私が我慢強かったのか、しばらくすると発動者はおかしいなといった様子で機械スイッチを止めました。今度は私の後ろに立ち、抱きかかえるように両手を回して乳首をつまんできました。私は巨乳ではありませんが、それなりに胸はある方です。揉んでいくうちに発動者も気を良くしたのか耳を舐めてきました。

「ひゃ」思わず声が出てしまいました。

「なるほど」

 発動者は私の耳を集中的に舐め始めました。

「いや、耳は、耳はだめ」

 体は熱を帯びてがくがく震え、だんだん意識ぼんやりしてきました。頭が熱い。死んじゃう。性器がじゅくじゅくに濡れているのがわかります。攻め時だと見たのか、発動者はふたたび機械スイッチを入れ、クリトリスに当ててきます。ゔぃいいいいいんゔぃいいいいいんという音に私の思考は飲み込まれ自分自分でなくなるような、真っ白な世界に飛んで行ってしまいそうな……。

 技師OKサインを出しています。私の絶頂エネルギー閾値を超えて観測され始めたようで、ヘッドギアコードにつながった消化器のようなエネルギー一時保存電池が青いランプで点滅しています

「ああ、ああ、だめ」

気持ちいいんだろ? おいこら、どうなんだ」

「ああ、ああ、ああん

 不意に私は高まりを感じました。そして一瞬のうちに絶頂に達し、体はいうことを聞かずに暴れ、弛緩の波が来るとXの柱にだらりと垂れ下がった形になりました。

「イったのか、おい、イったのか」

 発動者はモニターを観察していた技師確認すると満足そうにして去りました。私はXの柱から拘束を解かれましたが、しばらくその場に倒れてがくがく震えていました。

 そのような実験がひたすら続くことになります私たち誘拐された美少女毎日性的絶頂に導かれて、その絶頂エネルギーを吸い取られます。そのエネルギー結社が開発している兵器に使われるというのです。

 二ヶ月が過ぎた頃、私の部屋に新人が入ってきました。とてもかわいい子で本土からヘリコプターで連れてこられたようです。だいぶ怯えていましたが、自分と同じ年頃の私を見るとほっとしたのか彼女は泣き崩れました。

 麻衣ちゃんはいろいろなことを話しました。好きなアーティストの話や、学校友達の話などはもちろん、実験のことも話しましたし、将来のことなども。麻衣ちゃんは私とは違って、この環境にはなかなか順応しませんでした。抵抗運動なども密かにしていて、脱走しようとしたときなどは懲罰で鞭打たれていました。実験ではあえなくイってしまうのですが、それでも麻衣ちゃんの心が結社に屈することはありませんでした。しかし、そういう勝気な性格が災いしたのか、さらに数ヶ月が経ち、自分たちの現状がどうにも変えようにないものだということが確信に変わってくると、目に見えて麻衣ちゃんは心を病み始めました。そして事件は起きました。

 ある日、結社構成員である国会議員先生方が研究所を訪れるというのでおもてなしをすることになりました。私たち実験体には新品のワンピース支給されました。もちろんあの特殊な加工が施してあるワンピースです。先生方が到着すると私たちは長い直線のメインストリートに整列させられ、性器を見せて挨拶させられました。先生方は一人ずつ確かめるように乳を吸い、指を膣に入れ、堪能されていきました。私もじっとこらえました。もうその頃には陵辱されることにも慣れていましたから。しか麻衣ちゃんはそうではありません。いまだに自尊心を保ち続け、羞恥心も怒りも研究所に来たときのままなのです。実験体のほとんどはそういった感情はとっくに失っていました。人間らしい感情を失わず抵抗を続けた子は病んで使い物にならなくなり、《処分》されるか自殺するか、私たちの生きていた世界とはそういうところなのです。

 麻衣ちゃん国会議員先生に平手打ちしました。一度だけでなく二度も。先生やれやれ困った子だねと笑っていましたが、プライドだけはこの上なく高い国会議員が平手打ちを食らったままただ笑っているなんてありえません。研究所スタッフたちは青ざめました。罰として全員《処分》されることも考えられましたから。しかし最悪の事態はなんとか免れることができました。結社幹部からこそ先生研究所重要性を誰よりも理解していて、秘密厳守のこの組織人員を削って新たに補充することのデメリットまですぐに計算したのでしょう。この娘を連れて行けとだけ言ってその場は終わりました。それから二日間私たちには仕事がありませんでした。大人たちが麻衣ちゃん処遇について議論しているのだと噂されていました。

2018-09-06

トリチウム海洋放出問題」の背景

牧田寛氏が”「トリチウム海洋放出問題」は何がまずいのか?」その論点を整理する”で色々述べていますが、かなり主観が入っていて誤解を招くので補足します。

国と東京電力タンク内にトリチウム以外の放射性核種があるのを隠そうとしているわけではないし(隠したいならデータ公開しない)、基準値超えしているタンク水を海洋放出しようとしている訳でもないです。

牧田氏は17,18年度に多核種除去設備ALPS)処理水が基準超えしていることを問題としていますが、15、16年度にALPS使用した際には、ほぼ基準超えすることはありませんでした。ALPSを正しく運用すれば牧田氏が問題としているヨウ素129、ルテニウム106、テクネチウム99、ストロンチウム90は除去できます。ではなぜ、17、18年度に何回も基準値超えしているのかというと、ALPSフィルターの性能低下のためです。ALPS空気清浄機と一緒でフィルター掃除しないと性能が落ちていきます。じゃあフィルター交換しろよと思うかもしれませんが、海洋放出するわけではなく、タンクに貯める場合は、トリチウム以外の放射性物質があるかどうかより、増え続ける汚染水によって敷地境界空間放射線量目標値(年間1ミリシーベルト未満)以下にする方が重要になりますALPSフィルターを交換するためには時間がかかるため、多少性能が落ちてもALPSの運用継続による汚染水処理を優先しているわけです。将来的にALPSの台数を増やして多重性を確保し、フィルターの交換も徹底して行えばトリチウム以外の放射性核種基準値以下にできるとわかっているので、それを”やった”上でトリチウム水はどうするかといった議論をしようとしているのです。

2018-08-29

家賃7万5千円以下(管理費共有費込)で専有面積30㎡以上で

都市ガス風呂トイレ別で室内洗濯機置き場有りで台所料理できる程度には広くて敷地ゴミ置き場有りで駅徒歩15分以内で鉄筋コンクリート造の賃貸探してるけどねえなあ。

2018-08-26

特に何をするわけでもないけど武道館に行ってくる

(1335頃)14時頃に出発します。出発地東京都中野区。移動手段徒歩。特に下調べとかしてないので現地で何するかは適当募金はするかしないかは決めてない。

(1340頃追記)昼飯食べてなくて腹が減ったので、もう出発。飯は適当に食おう。新青梅街道を東へ。

(1350頃追記)暑い。とにかく暑い携帯の画面には36度とある暑いわけだ。画像ホワイトハウスです。中野の。

https://i.imgur.com/IQWVKID.jpg

(1400頃追記)この看板を設置しようと思ったバックグラウンドまで込みで怖い。

https://i.imgur.com/oLPN8VT.jpg

(1425頃追記)暑い。ほんと暑い。なんでチノパンで来たんだろ。とりあえずセブンイレブンクールダウン

(1440頃追記)まだ昼飯食べてないワタクシ。遠目からサイゼリヤかと思って頑張って歩いてきたのにこの仕打ち

https://i.imgur.com/9gftTxr.jpg

(1450追記)エステー本社かわいい

https://i.imgur.com/UlUQDaj.jpg

(1515頃追記)なんなんだこの暑さは。信号待ちが地獄のようだぞ。

(1540頃追記)暑いし腹減ったし神楽坂でなんか食べよう。

https://i.imgur.com/8esxci7.jpg

(1550頃追記)とか思ってたら神楽坂終わってしまった。一人で入りにくかったり、暑い日の昼に食べるには重いやつ(とんかつ多し)とか、で結局。飯田橋来ちゃったよ。

(1610頃追記)飯田橋サクラテラス丸亀製麺にて昼飯。結局チェーン。でもうまい

(1630頃追記)近づいてきた。頭の中に「負けないで」流れる

(1640頃追加)え、なにこれめっちゃ人がすごいんですが。武道館周りを人が取り囲んでる。

https://i.imgur.com/KgN22j5.jpg

(1650頃追加)田安門はこんなかんじなので、千鳥ヶ淵交差点からはいってみる。

(1705頃追記)ついた

https://i.imgur.com/qHSbMw6.jpg

(1710頃追記)人の流れに身を任せてたらもう出口。女の人多すぎて俺浮きまくっててつらい。かえるぞ。。

(1720頃追記)とりあえず来てみた私の感想

 ・フラっと来ても別になにもない。人がたくさんいるだけ。

 ・観覧はできない。事前応募制のようた。

 ・募金するだけでも長蛇の列。たぶん、芸能人に手渡しできることを期待しての行列

 ・芸能人に手渡しせずに募金できるコーナーもあるのだが、めちゃくちゃ閑散としてる。

 ・とにかく女の子だらけ。女子大に潜入している感覚はある。おそらく、ほとんどジャニーズ好きな人たちなんだろう。ジャニーズすげえとしか言いようがない。

 ・武道館から出てきた女の子たちのテンションは低めであった。時間帯によるのかもしれないが、お目当ての人に出会える可能性はかなり低そう。

 ・出口から抜けた女の子は駅などには向かわずまた入口に向かっていった。それも、相当数。分割して募金をしてるってことなんだろうか。

 ・案内スタッフの数が半端ではない。そこらじゅうにいる。武道館敷地内はもちろんのこと、駅の中にまで配置されてる。どんだけ金がかかってるんだろう。

 ・行列している人たちに対して案内スタッフが水分補給してとか気分悪くなったら声かけてとかしきりに声をかけていたのはグッド。今日は命に関わる暑さだった。むしろスタッフお前らもずっと炎天下にいて大丈夫なのかという感じもした。

 ・とにかく早く家に帰って冷水シャワーを楽しみたい。

以上、更新終わります

2018-08-22

anond:20180822005628

普通おみくじって引いたその場か神社敷地内のどっかで内容確認するもんだろ?

これ?

そんなん増田勝手思い込みじゃん。

家の門の前に神社おみくじ大吉)が捨ててあった

去年の正月

完全に紙が開いた状態大吉おみくじ実家の門の前に捨ててあった。

なにがなんだかわからビビってたのを今ふと思い出した。  

まず、おみくじポイ捨てするにしても大吉捨てるか?

しかも、繁華街や駅から遠い静かな住宅街で?

神社はまあ300メートル圏内に1つあるけど……。

おみくじの内容確認しながら歩いてて「ふーん、大吉かぁ。まあいいや、興味ねえ(ポイっ)」とかかと思ったけど、普通おみくじって引いたその場か神社敷地内のどっかで内容確認するもんだろ?

わざわざ一旦畳んだもの何分も歩いてる最中確認するか?

マジで未だにこれといった理由や経緯を類推できずにいる。

はてなの皆様、社会性と社交性が犠牲になるほどのその卓抜した持ち前の頭脳でこの謎を解いてくれ。

2018-08-13

6時に閉館する美術館敷地内にあるカフェが6時に閉まる

アホかよ

感想を語り合いたいんだから8時ぐらいまではカフェ開けとけよ

2018-08-11

地方都市にある高層ビル

いや、仙台とか福岡、もちろん大阪名古屋とかそういう所はいいんだけど、そうでない所にある高層ビルって何なの?

リゾートマンションとかならまだ分からなくもないけど、基本あの手の高層ビルって地価が高い所だからこそで、そうじゃなければ普通に敷地面積増やせばいいよね?

実際見たことあるのだと、山形市岐阜市、あと高松市あたりはすごく謎だった。

山形駅なんて、駅の近くに良くわからない広場?や駐車場があったりして、正直わざわざ高層化しなくても土地あるよね?ってすごく不思議だった

2018-08-10

anond:20180810093405

異議あり! 警備員であれ公道を塞いだり他人土地侵入したりすることは許されないので、結局警備員基地敷地内を警備しているに過ぎない! 警備員基地内だ!

2018-08-07

anond:20180807032148

マンション敷地内ですね。

今度警察通報してみようかな。

現行犯じゃなくても大丈夫なんだろうか。

2018-08-05

神明天祖神社行列やばい

8/5は限定御朱印がいただけるとのこと。

ミーハー気持ちで行くと死ぬ!といういい例を見たので記録します。

公式からアナウンスツイッターが頼り。前日から混雑が予想される旨の対応記載あり。誘導かがりは8時から稼働、何時にならべばいいのか?のリプライに対して常識範囲内でとの返答あり。その後、11時45分の新規列並び受付停止までツイッターでのアナウンスなし

・8時半ごろ最寄駅着。すでに行列がひと区画を半周。500人くらい?1000人くらい?

最後尾に並ぶが最後尾の係が何か聞かれても「わからない」。もちろん、並んでいる人数は把握せず。

・9時配布開始。30分経って5メートル動く程度。困惑しているとラミネートされた案内が一枚回ってくる。後日御朱印をいただける参拝証明書をもらうためには別の列があると知る。

・諦め、お詣りだけでもするかと神社方面へ。聞き耳をたてると四時から並んでいる人もいるとかなんとか。

神社の前まで行くとお詣りの列(参拝証明書をもらえる)はさほど並んでいないように思える。並んでみると一時間でやっと鳥居を潜れる。最後尾の札を持ったおじさんは常時「ここは参拝の列です。そのほかのことはわかりません」と言った対応

・すると真横を参拝証明書だけの方はこちらへ、と氏子?のおじさんが大量の人を誘導。その人たちはどこから連れてきたのか。すると並んでいた人たちもあれ?という反応で参拝せずに参拝証明書をもらう列へ移動。

敷地内で列整理をする若者に、参拝証明書の受け取りついて質問すると「このまま並んで参拝した後、参拝証明書をもらう列に並んでください」とのこと。基本ルール通りのお答えです。境内アナウンスでもお時間のない方は参拝証明書をお受け取りくださいのみ。受け取るためにはどうすればいいのかの説明はせず。

・参拝証明書の列には500名ほど並んでおり、1人対応時間2〜3分10分で1メートル進むか進まないかくらい。もちろん、参拝していない人たちをばんばん受け入れています

これは参拝証明書をもらって、後日御朱印帳にいただいても見るたびに嫌な思い出になっちゃうな、と思い参拝だけして帰ってきました。

御朱印帳には優しい記憶を遺したい…。もっと早く諦めればよかったなー。

そして11時45分ごろ「近隣の迷惑になるので」これから並ぶ方はお断りです、と境内内でアナウンス。その後五分ほどで公式ツイッターでもアナウンス

年に何回かある限定御朱印配布の度に、参拝者を三、四時間待たせるのが当たり前の神社さんみたいなので、想定内なのかもですね。

救急車もきてたし、参拝お断りの後どうなったんだろうなぁ。

2018-08-01

anond:20180801050846

社会に出たら通用する(有給労働者権利なので)。

通用しないのは、先生なんていう職業を選んだ人だけです。

 

あと、高校先生必死になるのは、出席日数が足りなくなるとそれだけで(いかなる瀕死病気理由でも、いかなる自習した天才でも)卒業をあたえられないという

文科省のつくった法律(のようなもの)があるからです。

一応、救急車に乗ったまま一歩も降りない状態でも学校敷地内に来ていれば出席カウントになったりするようですが(それも親が必死に頭下げた場合だけ。本人の学力とは関係ないところで決まる)。

先生に休暇がないことも、卒業学力ほとんど関係ないことも、こういうバカ制度にしたのは文科省です。

はい今日明日に変えられるもんじゃないので、悲壮言い訳演技力を身に着け学校卒業して大人になってから文科省をしめつけられる職業について変えてください。

いまの文科省は本当にのさばっています

 

SMAPがむりやり解散になったのも文科省著作権の乱用を放任してるからです。

どこで仕事してるのか目に見えないというか、せっせと今日もくだらない書類改ざんしたり賄賂をもらったりしてるんだろうなあ

全国読書感想文コンクール英検くらいしか目に見えないし 英検はTOEIC(経産省)に完全にのっとられかけてるし

大学事務標準化されてなくてボロボロ日本一天才学者雑用ですり減らすことしかしてないし

ほんと仕事しろ コンピュータビッグデータつかえ AIに本気で恐怖してんじゃねえ

どこの高卒のあつまりだ 社会人として失格な連中ばっかか 

理系採用しろバカ そして新人を「文科省なりの教育」してスポイルすんなよバカ 

大臣必要人材交渉しろよ 

最近文科省バカなことしかしないか来年バカに低い予算しかつかねえよ

2018-07-23

anond:20180723230957

院内感染イメージで語るな

病院敷地内に保育所があるくらいじゃなにもかわらん

子供もつ菌が風に乗って患者に運ばれると思うの?

何で病院保育園作らないんだろう

女医子供を生んだら激務できなかったり、看護婦が不足してるらしいけど、病院保育園作るだけで大分人手不足回復するんでね?と思うけど

敷地が足りなくても病院は稼いでるんだから病院の近場に作るとかも出来そうなのに何でやらないんだろう

2018-07-10

anond:20180710091504

田舎だと皆顔見知りなので表札ない家が大半

表札が必要事態って郵便宅配便が来た時ぐらい



あと塀がない場合も多いので表札を付ける場所がない

からといって玄関横に表札付けると、敷地入り口から玄関までかなり距離があるので滑稽になる

2018-07-08

anond:20180708192407

犬の飼い主はバカが多くて困るよ。

平気でそこら辺に糞尿させるしよ。

水で流せば良いってもんじゃねーよ。

まずはさ、自分ちの敷地内でさせてから来いよ。

って感じ。

2018-06-26

何か攻撃されるまで待つしかないのか

知的障がい者の人に襲われたことがある。

当時小学生だったんだけど、体を触られたり肩を叩かれたりした。

怖すぎてガチガチに体が固まり、動けなかった。

走って逃げ去っていった後、警察を呼び相手の親が召還されたが

「仕方ないでしょう?」で済まされてしまった。

今、もし同様の事があれば逃げるようにする。

でも、例えば家の敷地に入ってきて向かってきたら?

妊娠したときに何か騒ぎながら近づいてきたら?

外にいるときに走ってこちらまできたら?

何もしていないのに攻撃することは出来ない。もちろんそう。

でも、攻撃されるまで待たないといけないの?と疑問に思う。

もし攻撃されたとしても逃げられて終わってしまう。

女が痴漢されるまで何もできないってのと一緒。まぁそれは当たり前っちゃ当たり前なんだけど

被害者はいつも被害者のまま。

いつも弱者被害にあって、犯罪者(?)は美味しい思いを1度は経験する。

そして、痛い目をみることなく逃げられることすらある。

結局はやったもん勝ちなのか。

最悪な世の中だな。

2018-06-23

中学1年生のころ雲雀恭弥を燃やした話

REBORNおよび雲雀恭弥が好きな方の閲覧はおすすめしません。

現在大学4年生・就活生の私が、黒歴史文字通り燃やす話を思い出して書きとめます

登場人物

・私:静岡県出身オタクで夢女子

雲雀さん クールで素敵な一匹狼☆

ハルナちゃん 山本推し友達



小学4年生に進級するちょっと前だったか、私は友達ハルナちゃん家庭教師ヒットマンREBORN!を布教された。

ゲーム好きでも決してオタクではなかった(昼休みは活発にドッヂボールで遊ぶ外向的な児童であった)私が、現在まで重く引き摺るキモオタクになるきっかけであった。


ハルナちゃんランドセルの底にこっそりと漫画を忍ばせていて、放課後に1~3巻を貸してくれたのを覚えている。

家に帰って漫画を読むと、暴力的で偉そうな赤ん坊主人公の頭に向けて銃をぶっ放しているではないか

衝撃的展開に3巻一気読みした。読み進めていくごとに、REBORN面白さに・そして何より雲雀さんというキャラクターに一瞬で惹き込まれ、登下校中も授業中も雲雀さんのことしか考えられないクソキッズになっていた。

群れるのは嫌いと言いつつ並盛中の風紀委員トップに立つ姿。トンファーという武器をまるで体の一部のように操り華麗に戦う姿。

彼のかっこいいところを表現したいと思い、授業中に絵を描くことも増えた。オタク推しの絵を描きたくなる。ならない?

(この頃から算数の成績が落ち込み、現在まで数学に苦戦することになる。完全に雲雀恭弥のせいです。)


そんなこんなでREBORNにどハマりした私は、数か月後ハルナちゃんに連れられてアニメイトデビューを果たした。

アニメイトのことについて一切知らなかったが、ちょっと意地っ張りな私は知ったかぶりをした。

アニメイト?もちろん知ってるよ!行ったことはないけど!」

素直で優しいハルナちゃんは、「そうなんだ」と微笑みながら、静岡駅から10分ほどのところにあるアニメイト静岡に案内してくれた。

当時覇権ジャンルだったREBORNのコーナーは、入り口すぐの目立つところにあった。

クリアファイルが、ミニポスターが、雲雀さんと同じ風紀委員の腕章が、所狭しと並んでいた。

私は目を輝かすと同時に激しく後悔した。

こんなに雲雀さんのグッズがあるとは思っていなかったので、お財布にあまりお金を入れてこなかった。

なけなしのお金制服姿の雲雀さんクリアファイルを買った。アニメイトポイントカードを作ってもらった。

それからというもの、私はオタク活動に熱中した。

アニメイト静岡に通ってはグッズを買い込んだ。

子ども重要収入源たるお年玉ほとんど雲雀さんに貢いだ。

また、友達間で流行していたアメーバブログを始めた。

REBORN好きな人同士で繋がって、毎日雲雀さんへの愛を綴っていた。

2000年代インターネット文化バトン」をご存じだろうか。知らない人はググってください。

アメブロ上の友人からバトン」が回ってきたら、 雲雀さんと会話しながら回答します☆ という地獄のようにキツい回答方法をとっていた。

Q.あなた趣味は?

A.私「REBORNを読むことかな~♪雲雀さんもそうでしょ?」

 雲雀「うるさい…どうだっていいでしょ」

Q.好きなキャラ一言

A.私「雲雀さん~~!好き~~~!!」

 雲雀「...///」



等々、今見るとキツすぎて全身震えるくらいの痛さだ。

私は小学4年~6年の約3年間、黒歴史マッハ1で製造していたのであった。




何事にも終わりがくるというが、私の「終わり」は唐突であった。

中学1年生の冬。

何故か突然雲雀恭弥への愛が消えた。

萎えたのだ。全てに。

ジャンプ漫画特有の、あのダラダラとした引き延ばしが原因なのだと思う。

REBORNにも雲雀恭弥にも(勝手に)愛想が尽きてしまった。


私はその日のうちに、部屋にある大量のREBORNグッズをゴミ袋に入れた。

部屋に貼っていた雲雀恭弥ポスターも、ビニールフィルムがついたままのクリアファイルも、勿体なくて使わないままだった雲雀恭弥イメージ入浴剤も、

更にはコピー用紙に描いた雲雀恭弥の絵も全部全部ゴミ袋に突っ込んだ。

最終的に45リットルゴミ袋3袋がパンパンになった。

ゴミ袋に投げ入れた雲雀恭弥サウンドロップが、経年劣化で変質したへんてこな声で「咬み殺すよ」と鳴いた。




私のお父さんは小さな会社経営していて、その敷地内には焼却炉がある。

ゴミが出たから燃やしたい」

私はお父さんに頼んで、夜も更けたころに会社に連れていってもらった。

焼却炉の中に雲雀恭弥を押し込んで、いくつかボタン操作をしたら焼却炉がゴオゴオと音を立て始めた。

上を見れば、冬の澄んだ空に白い煙が立ち上っていく。

雲雀恭弥燃え尽きて焼却炉の稼働が終わるまで、私はその煙を眺めていた。

2018-06-20

庭の木が倒れた

昨日から雨風強いなと思ってたら、呼び鈴何度も鳴らす人がいて、なんだろうと思って外にでたら庭の木が倒れてた

通りすがりの人がわざわざ知らせてくれたらしい

お礼を言った後でとりあえず道路にはみ出た部分を家の敷地内に動かすのに難儀した

その後のこぎりで落とせる枝を落として、邪魔にならないように片付けるのにも結構時間食った

思ってたより疲れた

しかし意外と倒れる時の音では気づかないもんなんだなぁ

2018-06-18

ジョン・ジョージ・ヘイグ(John George Haigh, 1909年7月24日 - 1949年8月10日)は、イギリスシリアルキラー連続殺人者)。

「『CORPUS DELICTI』が無ければ罪に問われない」という法律の条文を誤解し、「殺人を犯しても死体発見されない限り罪に問われない」と考えていた。そのため、被害者9人の遺体を自宅敷地内の工場にあったドラム缶に入れ、硫酸で溶かして処分した。

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