はてなキーワード: 拙速とは
https://lady-joker.hatenadiary.jp/entry/2020/03/21/072217
はじめにいっておくが、私もワニの拙速な売らんかな主義は気に入らない。それはおそらく「お人形だと思っていた異性に性器が生えていた」ショックと似たようなもので、私の気質以上の理由はないのだと思う。
そういう意味では
そこで「金」と答えられるのは、私の価値観では嫌だ
には同意する。
だがそこ以外はすべて同意できない。
私は物語の力を信じている。フィクションが人を支え、鼓舞し、規範となり、揺さぶり、人生に決定的な何かをもたらす効力があると本気で考えている。
この言葉に嘘はないのだろう。
そして嘘がないゆえに過っている。
キャラクター(の死)を現実の人間(の死)と等価に扱うのは内心の自由であり、それはいい。
ならばなぜ、「キャラクターを現実の人間のように思いやること」をやれているのに「現実の人間そのものを思いやること」はできないのだろう。
作者はワニが死のうがなんだろうが何ら痛みを感じておらず、飯の種、名声へのステップくらいにしか思っていないでしょう、そこがもうヘドが出るくらい嫌だ。
恐れながらきくち先生がそのような趣旨の発言をどこかでなさったのでしょうか。きくち先生にしろ「広告代理店の連中」にしろ「要はフィクションを信じていない、フィクションによって支えられていない人間」だとする根拠は?
むしろ、フィクションを信じていないとああいう物語を100篇描いて毎日投稿するなどできないのでは? 人の人生は物語ではないし、それをやさしく見守る読者のような天使も実在しない。読者の反応を受けとめつつ、テーマにそった物語を書く。それも命に関係にする話を。それはまさに「フィクションを信じる」以外のなにものであるだろうか。
「広告代理店の連中」に関しての不信感は正直共感する。だが、世間に流布しているイメージそのままに彼らを悪魔化することはすなわち「現実の人間をフィクションのキャラクターのように扱っている」ことにならないだろうか。
フィクションのキャラクターは世間でのイメージと実際に接したときのイメージが一致する(というか、それらの差がない)。しかし実際の人間はそのシンプルな原理がなかなか通用しない。
特に「職業的なイメージ」で語られるときほど実際とズレることはない。
なぜ現実の人間には内心や人格がないと思いこんでいるのだろうか? フィクションと現実の区別がついていないから?
作者が、自らがクリエイションしたキャラクターに思い入れ、その死と向き合い、自然と湧き上がってくる弔意とのバランスを取りながら物語を紡いでいるのが伝わってくるのなら私はすごく共感
繰り返しになるが、作者が「自らがクリエイションしたキャラクターに思い入れ、その死と向き合い、自然と湧き上がってくる弔意とのバランスを取りながら物語を紡いで」いないとなぜ断言できるのか。
100日目の「死者への敬意のない」扱いを見ればわかる?
それはあくまで外形的に現れる事象を見てあなたが”そう”感じたにすぎない。
描かき方が下手、売出し方が下手、それらはすべて技術の問題だ。
なぜ他人のせいにするんだろう。
単に「起こっている現象が気に食わない」なら、それが気に入らない自分と向き合えばいいだけだ。なのに、いや作者が公式が人格的に最悪だからという問題に持っていってしまう。
クレーマー気質のオタクにありがちなのだが、起こっている出来事から勝手に作者(芸能人とかでもいいよ)のお気持ちを推測して、その自分が作り出した仮想のお気持ちをあたかも現実のように捉えて勝手に涙したり怒ったりする。
なんなんだ。
怖いよ。
言語化にこだわるあまり、人間として捉えるべきはずの対象を悪魔に変えてしまう。
なんでも殺せるようになるから。
蛇足。
トーチとか毎日開いているリイド社の熱心なフォロワー諸君なら、きくち先生がその才気に比していかに不遇をかこってきたかはおわかりのことと思う。
私は『スーパーどうぶつ―ズ』がミリもおもしろいと思ったことはないけれど、ああいう誰もベットしないようなポジションから有馬記念の一番人気にハネあがったのは、なんだかいいなあと思います。
それもまた物語ではないですか。
何?電通では作品の内容如何にしても売っていいってなったら神速で宣伝を始めるんですか?兵は拙速を尊ぶって奴??
いやアレ戦場だけだから!電ちゃん!頭に電が付いてるのに電撃戦がおヘタ〜!
そしてまだ戦いの火蓋切って落とされてませんよ〜!
発売日はいつですか!今ですか!明日ですか!四月の八日だぁ〜あ??一週間どころか二週間以上空いてるじゃあねえか。
しかも死ぬ一日前に小学館から本が出るってバレてんじゃねえか。馬鹿がよぉ〜!
死にましたイェーイ!ってお前達がやっちゃったらお前のプロモーションのネタにしてるワニの死をそれこそネタにしてるだろうが。ああまぁあのファンはどう死ぬのかを予想してたところはあるよ。
でも、どう死んでしまうのかを予想してたのであって、その後立派に死んだやつを弄ぶつもりではないだろうよ。多くの視聴者はな。
ワニが死んで、その後どう生きるかな、ぐらいに考えるんだよ。考えているフリをしてる奴もいただろうよ。だが馬鹿め足並みを揃えられねえからこんな事態になるし、しかも死んだ翌日にこんな宣伝すりゃいいやって思ってたな電よ。だからお前は馬鹿でセンスがなくて時代遅れのブラック企業営業で灰皿一気馬鹿なんだよ。
あの作品のラストが桜だったなら桜の風景でも出して「…?」でも付けて徐々に徐々に登場人物出して二、三週間期待でも煽っときゃいいんだよ。本当に買う層なんざそうそういねえし作品の雰囲気を大事にしてたらその作品自体を宝物みたいに思うだろ。
お前の売ってるものがそこまで普遍的で価値のないものだと思ってるから「イェーイ!今からワニグッズめちゃめちゃ販売しまーすイェーイ!」ってやっちまうんだよ。
ギリギリLINEスタンプでも笑って許せたよ。「一生懸命描いてる作者も金ないんだろうな、大変だな」ってよ。
テレビに出ても「おおー!Twitterで継続的に漫画を描いてめちゃくちゃ人気になったら連日テレビに出なきゃならなくなるのかー!大変だなー!鬼メンタルだなー!」って許せるんだよ。
小学館の四月の新刊で宣伝されたのは「連携取れてなかったなー!でも確かに人気作品だしなー!お金入ったらいいよなー!」ってなるんだよ。もういい加減!が多い時点で察しろ。
やっと百話が投稿されてちゃんと余韻に浸らなきゃいけない時にエンディングテーマとしていきものがかりがワニのために作った曲流された時も「おお〜!このタイミングでエンディングテーマを流すなんて…!エモいな!普遍的なテーマだから作りやすかったんだろうな!いきものがかりの歌はやさしいからな〜!こういう時使いやすいんだろうな〜!…いきものがかりさんもワニ君好きだったのかなぁ???」で許せてたよ
でもその後に「100日後に死ぬワニに関する情報を流していきます。運営会社○○」だ?グッズ展開だ?映画化だ?
だから余韻に浸らせろよ!「ああ、ワニ君が死んだ後の彼等はどうなるんだろうな…」って思いを馳せさせろよ!
なーにが「ワニが死ぬ日に追悼絵を描こうとした奴はいきものがかりにぶっ倒された」だよ、ふざけんなよ、大物紅白歌手出したら引っ込むならアイツらアホほど二次創作描かねえよ。でも引っ込んじゃったから結果として残ったのは画太郎コラだけだよ!
小学館の馬鹿がよ!何が後日談もあります!だ!それは宣伝で言っちゃなんねえだろうがそれは!百日なんだよ!百日だけだったんだよ!あの作品と一緒に居れたのは!
ワニが死んだ後、アホ程妄想がファンによって描かれた後に本が発売されてその中でしんみりとしたその後の日常やらワニが時々やってたみたいに顔や口元が映らないネズミが描かれる漫画描かれてやっと公式ありがとうなんだよ。なーにが後日談ありますよ!だ。
仮に書いたとしても
で良いだろうが!
ダメだわさっきから思ってたけど俺にはプロモーションの才能が無いわ!
でもなんだこの宣伝を一気に行う流れはよ!
なんだったらグッズもLINEもいいよ、勝手にやんなさいよ!ワニが死んだ後に死ぬほどサンクスと言わされたニワトリのLINEスタンプ買わせなさいよ!お茶目なキッズ達にワニ君と一緒〜とかさせなさいよ!いいよ!それはいい!普通に想像して可愛かったわ、ワニっていう動物はポップに描くと可愛いからね。それはあり。
映画化って何よ
いやショートアニメならまだ理解してやらんでも無いよ。YouTubeチャンネル作って一日に一回動画出すのよ。途中で死をネタにしてるからっつってYouTube君に収益化取り消されたりしながらも100日後にうおおおおってなるやつね。それならわかる。
映画化って何、そこまで一気に仕上げたいの?
さっきから思ってたけど何をそんなに焦ってプロモーションしてんのよ。関係者の中で誰かが死ぬの?それとも作者のお友達の命日が近いからこんなバタバタやってんの?
それとも売るのも買わせるのも一瞬にしないと契約期間的に無理なのか?誰の?電通ちゃんのか?え?そういう契約なの?まぁしらんが。
というか、フォローする連中も去年の暮れにアナ雪2で燃えた連中だし、怒ってる場所もフォーカスがズレて「嫌儲思想やめろ!俺らには金がない!」とか言ってて「いや怒ってんのはプロモーションのヘタクソさ具合にキレてんだけど何、お前はいっつもこんな作品を台無しにする物の売り方してんのか?だからお前は貧乏なんだぞ」って感想しかないよ。まぁお前らそれなりに面白いらしいからフォロワーも多いしな。それなりにうまいこと稼げるんでしょうよ。でも途中でPV数変わったなぐらい気付かなきゃダメ。
そんでワニの中に折角いい表現があんなにそれを利用できないのもダメ。もうダメ、もう無理、もうフォローとかそういう問題じゃない。
だからお前らのために俺はあの作品自体は嫌いじゃなかったって言います。だからこそ、宣伝の仕方は間違っちゃダメだった。
多分、真実は「途中で業界の人に作品が渡って宣伝の仕方もなんもかんも業界の人が考えたけどこんな感じでした」なんだろうけど
俺みたいにネガティブな奴は「最初から作者のショックな体験とすり合わせて百日作品を作ることにしたんだろ…?ててて提案ぐらいならできるだろうしな…会社のお友達連中が一回リツイートしたらアホ程見られる機会も増えるしな…そうだ、だから衝撃的なワードを付けて…でも絵は普遍的にして…」とか考えるんだよ
もっとネガティブなら「こここここの騒動で作者に同情的な奴も作者と裏で繋がってるんだ!!電通の犬がぁー!俺はもうこいつのフォローを外すっ!!俺はもうマーケティングやプロモーション、ステマになんか惑わされん・・・作品として面白かったと思いたいのに・・・まさか本当によく見る人が宣伝するから面白い作品だと思うだなんて・・・うおおおおおおお!」ってなっちゃう
あーー!でもこのあ〜あの奴もマーケティングか??プロモか????もう芸能人が触れたもの全てプロモか???ワニの作者が朝のニュース番組にドヤ顔で出まくってたのも電通の宣伝の一環か???いやまぁアレは宣伝の一環だろ、じゃなきゃ作者がホイホイテレビに出るかよ。
それでも作品は別に批判する気がない。普通に楽しんでたしな。最後も一見するとワニが消えただけに思えてしまうのも、発表が意図的か偶然か遅れてしまって、一コマ目が「おせえな」だったのも、やっぱり花見のタイミングで亡くなってしまうのも、その後本当に作中までは生きていたのも。良かったんです。ええ、死んでしまいましたがね。
あと作者が幼馴染の友達が交通事故で亡くなったことで絵描きを始めたことや、それを経てこの死を扱う作品を描いたこと、それをやり遂げたこと。そして、交通事故を扱うこと。そして何より、ワニを思わせることで間接的にその友達を思わせたことは偶然であれ、作者の熱意によって作られた幻覚に近い。事情を見て、もしかしたら作者の友達はこんなにやさしい奴だったのかもしれないなと思わせること、思わなかったとしても、ワニみたいな奴が夢半ばで斃れるようなことは世の中に沢山あること。
花見の時はどうしても浮かれて上ばかり見てしまうので桜が咲いてるなとお気楽な気持ちでいたら予想もしない事故は発生するので気を付けようねっていう
だからまぁ、まじで、宣伝の仕方を間違えられたからすごいお友達の死すらもただの金儲けに使う奴だと思っちゃうわけで
ただもうすぐ花見の季節だから焦って注意喚起も兼ねてやってんのかなって気持ちにはなりました。すごくポジティブに解釈しただけだけど。
「立憲主義」とは”政府の統治を憲法に基づき行う原理で、政府の権威や合法性が憲法の制限下に置かれていることに依拠するという考え方。”(wikipedia)とある。
では、今回の新型インフルエンザ等対策特措法は立憲主義に即しているだろうか?
答えは、否である。
『報告さえすれば、宣言も延長もし放題。宣言や期間や措置の根拠を正すための市民イベントも開催禁止できる。外出自粛要請も、保育園や老人ホームの使用禁止も指示できる。
これが、国会承認までは不要で国会報告で足りる「抑制的な私権制限」なんですか?私はそう思わない。』
(https://twitter.com/ShioriYamao/status/1236832421967888384)
『しかもこの特措法の発動要件は「新型インフルエンザ等の感染が拡大していると疑うに足りる正当な理由」という極めて解釈の余地が広いものです。
パンデミック抑止のため初動の柔軟性を重視してこの要件を維持するなら、入り口が広い分だけ民主的統制や期間制限が強く要請されるはず。』
(https://twitter.com/ShioriYamao/status/1236832502951510016)
また、山尾氏は私案の骨子として、
① 緊急事態措置を行う期間(現行法は2年)と延長の上限(同1年)を6か月する。
を出している。
(https://twitter.com/ShioriYamao/status/1235845649779707906)
つまりは、政府の行動を監視し、チェックできる機能を強化する方向性だ。
これは、立憲主義的と言える。
山尾氏は問題点をこう指摘する。
『「危機管理法制は法律で十分。憲法の緊急事態条項は不要」野党の多くはそう主張してきた。
その法律が国会統制や説明責任ゆるゆるだったら、説得力なくすでしょう。
昨日枝野代表は、安倍総理に対し国会質疑の確保などを求めたけれど、言質をとるだけじゃ足りないから「法」がある。』
(https://twitter.com/ShioriYamao/status/1235449170598617089)
『ましてや強力な私権の制限を伴う法案。事実上の歯止めでは全く不十分。
民主党政権の法律だって言われたら、だからこそ足りなかった部分が分かると返せばよい。すぐさま具体的な改善策を提示すればよい。そんなに複雑な作業じゃない。
(https://twitter.com/ShioriYamao/status/1235449306477285378)
また、3月11日には「総理が民放に放送内容変更・差し替え可能。」という政府側の答弁が出てきた(3月13日に撤回)。もはや異常である。
解釈次第でテレビ局の放送内容を指示できてしまうようなものを、出来ないよう明記して防ぐべきではないか?政府の解釈がわずか二日でまるっきり変わってしまうような状況。であればこそ、法律内で明文化することが大事であり、それが出来ていない法律は許さない、というのが立憲主義的ではないだろうか。
必要なのは、権力側が”やろうと思えばできてしまう”ものを、明確に禁止出来るようにすることなのだと思う。そのことを山尾しおりさんはずっと訴え続けてきた。枝野代表のツイッターにも間違いがあると指摘し続けてきた。
また、異常だと思うのは、異論を言うのを認めない空気だ。ある野党支持者は山尾氏の行動が「野党がバラバラな印象を与える」などと言っていた。ならば、野党議員は党執行部のゆうことを聞くロボットほうが良いのだろうか?おかしいことを自分の政党がやっているのに、何も言わないことが正しいというのだろうか。問題点の指摘、さらには改正案の私案まで出し、発言を続けてきた人に対して、口を塞ごうとするのは、同調圧力でしかない。
今回の場合、山尾氏の主張自体に反対する意見は少ない。であれば、どうしてこれほどにまで拙速に審議と成立を目指す必要があるのか?政府与党の出した法案に対して、審議を通じて、良くない点を指摘し、改善し、出来る限りの努力を行うことが野党議員の責任ではないだろうか。安倍首相も「今すぐ緊急事態を出す状況ではない」と発言している。審議を伸ばす時間はあったはずだ。
成立した改正法には、付帯決議がつけられたが、付帯決議があったとしても、それは努力義務以上の何の意味も持たない。立憲主義に鑑みれば、明文化して権力を縛るものを法案そのものに書き込むべきではないだろうか。それが出来ないのなら、反対の意思を示すべきだ。
将来、時の政権が解釈を変更し「テレビ局に指示できる」としたらどうするのか。その時「当時の野党は法案に賛成したじゃないか」と言われれば、何も反論できない。法案に反対をすることは、”おかしなことがある”という意思を示すことになる。賛成をすることは、その意思を示すことを放棄している。立憲主義に反する法案に反対せず、事実上の白紙委任に等しい賛成を行うことは、立憲主義を捨てたに等しい。
そんな野党は、”立憲野党”とは言えないし、政府与党の出す法案に白紙委任をする野党は、存在価値のない、それこそ「いても仕方がない」存在でしかない。
山尾氏を批判する、立憲支持者たちにとっては、立憲主義などどうでもいいのだろうか。立憲主義は、”立憲野党”にとって絶対に譲ってはならないものだし、”一度妥協したら死んだも同然”ではないだろうか。
まずスタンスをはっきりしておかないといちいち面倒なコメが付くので言っておくが
* * *
ということであのポスターの絵柄だが、
その前にまず、かつて「鉄道むすめ」というコンテンツで、東京メトロのキャラクター「駅乃みちか」が扇情的なエロい表情をしてるから云々ということで炎上したのを覚えている者も多いだろう。
その「駅乃みちか」を描いたイラストレーター・伊能津が、今回のコラボ元となった「ラブライブ!サンシャイン!!」の公式絵師であるのは、オタク諸氏であれば既知のことだと思う。
なるほど、伊能津という奴が戦犯か、などと言い出すのは拙速にすぎる。まあ聞け。
伊能津のイラストだが、彼は公式サイトやpixiv垢を持っていないようなのであまりウェブ上に公式絵の露出がない。ここは「鉄道娘PickUP!!」のイラストを見ることにしよう。鉄道むすめのサイトで「キャラクター紹介」から「PU2013」~「PU2015」あたりは全キャラ伊能津なので見てみるといい。なお「駅乃みちか」は「etc」のところにいる。
さて、彼のイラストを見てみると、彼の絵の特徴は「陰影表現」にあることがわかると思う。径の大きいブラシを用いた繊細なグラデーション影がどのキャラクターにも用いられている。
鉄道というコンテンツの特性上、色の濃いパンツルックのキャラクターが多いが、折り目やしわなどが見事に表現されている。
上半身を見てみると、素材までわかりそうなくらいに皺と陰影が描き込まれている。伊能津という絵師は陰影のマジシャンなのだ。
炎上した「駅乃みちか」は修正後のイラストが掲載されているが、上半身の立体感と塗りつぶされたスカートの落差の酷さがわかるだろう。
鉄道むすめの他の伊能津絵を見ていると、パンツルックのキャラで股に皺が寄っている絵もあるのがおわかりだろうか。京阪京津線の「石山ともか」や伊豆箱根鉄道の「修善寺まきの」などで顕著だが、なぜこうなるかというと、腰部に皺や陰影がないと、上半身やパンツの裾とのバランスが取れないのだ。だからしっかり陰影を描き込むが、これらの絵で「パンツが透けてる」などと見えることはない。「駅乃みちか」の修正前の絵の股間の陰影も、今回事故った西浦みかんのコラボ絵に比べたらそれほど違和感はないのではないだろうか。
なぜかというと、あくまでグラデ影だからだ。グラデ影の使い手、それが伊能津である。
ところで、伊能津は電撃G'zマガジンなどでラブライブのピンナップイラストを手がけている公式絵師である。公式に掲載された絵はないが、ぐぐってみればいくつも出てくるだろう。
それらのイラストにも熱のこもった陰影表現がなされているのがわかる。アイドル衣装も私服姿もあるが、それらすべて共通しているのは「グラデ影」だ。
アニメのキャラクターデザインを担当した室田雄平が描き下ろしている絵もあるが、違いは一目瞭然、室田の一枚絵はアニメのそれ、陰影は色トレスを用いたくっきりした影である。
室田は「アニメーター」であり、伊能津は「イラストレーター」なのだ。
* * *
さて話は西浦みかんのコラボ絵に戻るが、あの絵を描いたのは誰だろう?正解は現時点では存在しない。(してたら教えてくれ)
これから書く内容もあくまで推測であるから、間違ってることがわかったら恥ずかしくて削除するかもしれない。
例の絵をよく見てみよう。股ぐらの濃い影ではない。上半身だ。制服の上半身には、アニメの原画としては過剰なほど影が描き込まれている。電撃G'zの室田絵と比較してみるといい。彼はここまで影を精緻に描いてはいない。それが悪いという話ではない。アニメの絵は必要最小限の手数であることが重要だからだ。
とすると、この絵は伊能津の絵なのか?だから股間に影が描かれたのか?
私の想像では、半分正解、半分ハズレだ。
つまり、伊能津が描いた原画を、アニメ調にクリンナップして出来た結果が西浦みかんのコラボ絵、というのが私の想像である。アニメ調の絵になる際に、特徴的なグラデ影は色トレス風のくっきりした影に変換されたのだと見ている。
変換する際に必要なのは「しきい値」だ。どこまで影じゃなくて、どこから影か。彩色者に指示する際に「ここから影」という線を引く。それがトレス線だが、相手は繊細な階調表現のグラデ影だ。単純に色の濃さで線引きしてしまっては当然不自然になるだろう。どうすれば不自然に見えないかを考慮する必要がある。
ここで「原画で暗かった箇所に影を入れる」を脳死でやってしまった結果が、あの股ぐらを強調した影ではないかと思っている。
鉄道むすめのパンツルックの子でも、もっとも暗いところに単純に濃い色を塗ったらどうなると思う?おしっこ漏らしたみたいになるのだ。
あの部分の陰影は繊細に扱うべきであり、あんな風に塗ったら「パンツの形が浮き出てる」って思われてもしかたないだろう。
どの部分を汎用的につくり、どの部分をやっつけで作るか、そして、どの部分をパフォーマンス優先でつくり、どの部分を可読性優先でつくるかは、そのソフトウェアステムを使って今後どのようなビジネス展開をするか、ということと一体不可分だ。
コーディング競技に長けていることは、仕事のパフォーマンスと負の相関関係があります
ttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/hackernewsj/status/1338659525562392578
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「とりあえず動く」が、「これ以上正しく動かせない」よりずっとずっと大事なこと
[biz]Done is better than perfect.Facebook
5年ほどもてばいいPC用に25年保証という過剰品質のDRAMを過剰技術でつくっていたエルピーダ:没落する日本の半導体業界に衝撃告発
「カレー強要知らない」教員間暴力、1人が「処分不当」:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASMC946YSMC9PIHB006.html
「懲戒処分前に給与の支給を止めた市教育委員会の処分は拙速で不当」と訴える加害者側の主張として、
「背中をひじで押す、肩をたたく、「アホ」「ボケ」と暴言を吐くなどの行為をしたと認め」つつも、
「激辛カレーを食べさせたり、被害教員の車の屋根に土足で上がったりした行為には関わらず、知りもしなかったとし、加害側4教諭の行為の悪質性には差があると主張した」と。
加害者であっても罰則に対する意見を主張することはいいけど、加害行為の内容ではなく子供たちを教え導く学校の教員でありながら同僚の教員をいじめて信用を失墜させた行為に対する懲戒、って受け取り方はナイのかな?
方針としては間違っていないんだけど、あまりにも拙速が過ぎると思う。
もうちょっとロビー活動と言うか、国際的に理由を広めてからやるべきだった。
アメリカから調停申し込まれるってことは第三者から見たらちょっとやりすぎなんだろうし、
周囲への説明が足りてないせいで暴走しているように捉えられてしまう。
自分たちだけが認識している正しさなんか何の理由にもならないし、正しさを内に秘めるのはクリーンでかっこいいように見えるが、不必要で害にしかならない。
もはやみんな当事者じゃないが、この国は敗戦国というレッテルを剥がせないのだからそれ相応に気を使うべきだ。
もう何年「VR元年」が続いているのか
細々とした投げ売りの小銭拾いだけを目的としたタイトルが小さなパイを奪い合い
市場の延命という重すぎる責任と広告費を背負わされたビッグタイトルが年に数本出るだけ。
技術もろくに固まってないのに焦ってコンシューマ市場に突撃して自滅したツケをずっと払い続けてる
はじめに大金賭けて火を付けた消費者も今やすっかり飽きてしまい
打開策としてあろうことか体験の質を下げて低価格化を図るという延命策を台無しにするような自滅其の二をカマして今に至る。
二度の自滅のツケは重いよなぁ
誰かがツケを払い続けて技術革新を続ければまだ望みはあるけど、いつまでツケを払い続ければ済むのかは誰も分からない
底が見えない穴を延々埋め続けるかのような作業だ。
「知られたら自分へのネガティブな評価になる」+「知られていなければ存在しないのと同じ」+「自分も現状から目を逸らしたい」→その状態
ということなんだろうな。でも、修行中の指導として相手を誘導しようとしても、この手の奴は決まって拙速な答を求めるし、その答を与えてもらえなかったことを以て自分に非がないと主張したりするから、なかなか厄介なんだよな。
俺の場合は、相手にそれと気付かれないようにお膳立てしておいて、擬似的成功体験みたいなのをいくつか積ませる。その上で「これは改善へのアプローチなんだよー」って顔して指導を行う。いやー本当ヘタレ死ねとか思うこともあるけど、こうでもしないと成立しないことが多いのよね。
大きなおっぱいを見ると健康になるという出鱈目記事にツッコむためにはてなブックマークのアカウントを作ったのですが、いい機会なのでやめることにします。
というより、単に一ヶ月もせずに使わなくなって放置してたので現状を追認したというだけですが。
理由は主に3点。
私はテクノロジーカテゴリを中心に見ているのですが、コメントが役に立った試しがほぼ全くありません。
使わなくなるまでの間で役に立ったコメントなんて2、3あったかどうかです。
役に立たないだけならまだしも、明らかに間違ってるコメントに星が集まってる光景もよく見ますし。
次が、最大の理由にして、最も信じられない理由なのですが、どうも彼ら、自分たちのことを競合する類似サイトの住人より"上"だと思ってるようです。
競合というのは5ch、5chまとめサイト、Togetter、ヤフコメ、そしてスラドなどです。
私の見る限りでは、まず明らかに5chとTogetterよりは下ですね。
下記3番目の理由も相まって、はてブは5chまとめ・ヤフコメあたりと同ランクの最下層の評価です。
他のサイトであれば歯止めを掛けられるようなシステムがあるのですが、はてブにはそれがありません。
はてブはスラドのモデレーションに類似したシステム、スターを持っているのですが、これが(おそらく)評価に上限がありません。
従って拙速なコメントほど星を得やすく、時間をかけてきちんと調べたコメントが評価逆転することはほとんどありません。
またコメントが多くなると星の多いコメントしか表示されなくなり、訂正コメントは根本的に目に入らなくなります。
さらに信じられないことに、なんと評価を維持したままコメントを後から書き換えることができます。
星を集めやすいコメントで評価を稼いでから誹謗中傷に書き換えるなんてことが可能です。
スラドはコメントを書き換えるどころか削除することも不可能で、モデレーションは5ポイントが上限なので訂正コメントも上がってきやすい。
そもそもコメントの表示システムが欠陥なので一見の人はまともに見ることもできないから外部に対する影響はないでしょう。
Togetterはコメントの削除はできますが、評価を維持したままの書き換えは不可能です。
評価の高いコメントは強調されますが、評価の低いコメントが非表示になることはありません。
ということで、パスワードを適当な値に変更してしてログアウトしてパスワードを削除して、二度とログインできないようにします。
TrendMicroとかが焚き付けた説が有力だが、
警察の合同捜査やら拙速な逮捕やらは、普通でないように思えるのだが、これは暗号通過が組織犯罪に利用されているらしいことなどから、
実態がわからないままに妄想で、組織犯罪が絡んでいると踏んで、一斉検挙をはじめたのではないだろうか。
結果、中の人は一般人だったようなので、乱用や別件逮捕の勘違いによる失敗以外の何物でもなくなって、
途中でやめるわけにも行かなくなって困っているのでは?
いくら地方警察といっても、取り調べの担当者の理解はともかく、合同捜査の中心になっている人たちや令状だしている裁判所も含めてそこまでIT音痴だとは信じがたい。
正しい手順を踏むべきだ、と言う立場に立つなら
セクハラの告発はSNSで一方的に行うべきじゃない。ちゃんとしかるべき場所に訴えるべきだ。ブロッキングをするなら法整備をしてからだ。
悠長なことなど言えない! 現実で対処が必要だ、と言う立場に立つなら
セクハラの告発はSNSで注目を集めるようにやった方が効率的だし、とりあえずブロッキングをすることでカジュアルなアクセスを防ぐ所から始めるという判断もあるだろう。
なので
metooを許容するなら拙速になっているブロッキングに対して全く理解できないという判断を取るのはおかしいし
安易なブロッキングに反対するなら、安易にSNSで一方的な告発行為をすることにも慎重になるべきだ
以上。
40に差し掛かってきて、記憶力や考える力がとみに落ちてきていると感じる。何とかしよう、と思ったという話
最近、仕事でとっさに何か話題をふられても、「あのアレ」てな感じでぼんやりした言葉しか出てこなくて、若手のキビキビして的確な言葉や意見にたじろぐばかり。
でも若手の言っていることややろうとすることが何だか拙速な感じもする、でもそれがうまくその場で伝えられない。
あれ、自分は元々こんなに知識が半端で、意見が言えない人だったっけ、とふと思った。
そこで本や資料を読んでみた。
が、いくら資料や本をよんでも、水で紙を張り付けるように、時間が経つと知識は剥がれ落ちていく。意見はもちろん、まとまらない。
「ああ、若くないのかな」
と、思った。
翻って似たような年の同僚を見る。
彼は、別にものすごく賢い訳ではない。でも、同じような仕事をしていたのにふと気づくと「あれこいつこんなに詳しかったっけ」と、思わせる時がある。
何が違うのか。
彼は、いろんなものによく飛び付く。飛び付くだけでなく、すごく知ったかぶる。
人から聞いた話を、さも自分が考えついたかのように話す。つつくとすぐボロが出るので、「知ったかカッコ悪い」
と、どこかで思っていたが、自分との差はそこなんだと思う。
読んで聞いて手に入れた知識を、そのまま定着させるには、自分はもう年を取りすぎた。
大学を出てもう15年くらいになるが、あんまり自分のインプットした知識や意見を、文章や口頭で発表することがなかった。
仕事をするにしてもテンプレや先行事例に頼りすぎていた感がある。安楽さに走って意見のやり取りを避けていたこともある。
若い頃とは違い、手に入れた知識は間違っていようが積極的に使って咀嚼していくしか定着の道はないのだろう。
知ったか上等。年を取った分、面の皮も厚くなったことだし、アウトプットを頑張って、せっかくのインプットを台無しにしないようにしよう。