はてなキーワード: 赤松さんとは
きっかけは赤松さんの件で森川ジョージさんが攻撃されていたのを見たとき。
なんで意見や考え方が合わないだけで攻撃するのか?でも攻撃している人を攻撃していいわけはなく、この人達にも人権てあるよね。というような事考えてたら急に死刑のことが頭をよぎった。
許されざる犯罪に手を染めた人の生きる権利を奪うべきなんだうか?
すべての人には人権があり、意見の合わない人、不正を犯した政治家、スキャンダルを起こした芸能人にも犯罪者にもある。殺人犯 にもある。
当たり前なんだけど、わかってなかった。
遺族の事を考えると死をもって償うべきとも思うけど、その考えって自死にもつながらない?
まだ結論はでてないけど、じっくり考えていきたい。
youtubeでラッパーのダースレイダーと芸人のプチ鹿島がやってる「ヒルカラナンデス」って番組とか、選挙取材でたびたび話題になるフリーライターの畠山理仁の影響だよ。
ちなみに筆者こと増田の選挙へのスタンスは前回からようやく選挙公報を見るようになった程度で、演説にわざわざ足を運ぶのは初めてだよ。
選挙区は岐阜5区(多治見市、土岐市、恵那市、中津川市)で、県南東部の東濃地方と呼ばれるところ。
南西部の西濃地方(県庁所在地の岐阜市はここ)に次ぐ人口密集地。
陶器、焼き物が伝統産業(アニメ「やくも」まったく話題にならなかったね)で、西部は愛知県、東部は長野県の文化が混ざる感じの地域。
広域名古屋圏のベッドタウンの印象が強く、若干トヨタ経済圏にも属し、近年は中津川市のリニア駅建設も話題になりがち。
候補者は以下の通り。
古屋圭司(68) 現職 自民(公明推薦) 党政調会長代行(ちな総裁選で高市早苗の選対委員長) 12年に拉致問題・防災の各担当大臣
今井瑠々(25) 新人 立民 党岐阜5区総支部長 政治経験なし
この4人についてのイベントを回って感想を書きたかったのだが、結果的にメディアが本命とみる前2人のイベントしか行けなかった。
山田候補についてはツイッターやってなくて演説会とかの情報もつかめず。増田の力不足のせいだよ、ごめんね。
ついでにいうと増田はただのヒマなし会社員なので奇跡的に連休とれたここ2日間しか行ってないよ。ごめんね。
10月29日(金)
・参加者は大半がスーツまたは作業着を着た男性、一部女性。年齢層は下40上80ぐらいで、分布はやや上より。100名ぐらい?
・みんな近い業界でそろって来ているのか、関係者や参加者同士であいさつを交わす場面多し。
・選対本部長、多治見市長、自民市議、公明市議らがあいさつ。公明は女性。演説者の名簿とか掲示がなかったので覚えてないよ。
誰だったか、今井候補をさして「25歳に何ができる」的な発言、拍手起こってゲンナリ。
でも「性別は関係ないですが」とはわざわざ言いつつ「女に何が…」とは言わなかったあたり思ったよりまともな印象。
・古屋候補本人は他選挙区へ応援演説のためリモートで参加。その場にいないからかしゃべりが早口かつ一方的でよくわからず。
党の公約を高市さんと一緒に、他総裁候補みんなの思いを盛り込んで作ったって言ってたかな。でもそれ高市さんの話と矛盾してない?
・参加者は年配の男性、次いで年配の女性多め。とはいえ30代くらいもチラホラ見える感じ。200名弱?
・選挙スタッフは明らかに若い人多めで、どっちかといえば文化祭のようなノリを感じた。
・山下八州夫・選対本部長(元参議)、赤松広隆・元衆議、連合岐阜副本部長、今井候補と同級生の選挙スタッフ、高木貴行・岐阜県議(選対)が演説。
赤松さんは若者を応援するのはいいが関係ない話長すぎ。同級生は緊張しつつもラフな話と本気の語りが混ざっていて虚実の被膜!と思った。
高木県議は今井氏立候補のきっかけを作った張本人らしく、現職有利の情勢を見て悲壮感を漂わせつつも泣きながら大熱弁をふるう名役者ではあったが、
でもこれあなたの選挙じゃないんですよ感はどうしてもあった。長いよ。
・今井候補本人は非常に演説がうまく、立民の労働政策、育児・若者政策の掲げる理想と自らの地域への思いを冷静かつ熱意をもって話していた。
先の同級生を指して「~さん」と呼んでいたのが途中「~ちゃん」に変わることでまたしても虚実の被膜が揺らいだ。
参加者の年齢層を考えると妥当だが、比較的年齢の近い増田からすると「若者」「若輩者」と自ら連呼しすぎて卑下しているような印象を受けた。
10月30日(土)
・ここは増田が時間を間違えてて30分遅れで到着した結果やってなかったよ。これでも高速乗って急いだよ。ごめんね
・小関候補は元土岐市議なので最終日は土岐市内でちゃんと集会やってほしかったなと思うよ。
・前日の集会と似た感じの人たちが挨拶を交わしている。50名くらい?
・恵那市長が応援演説。地域のことを忘れない人だと太鼓判。あと恵那市議が複数
・本人の演説は堂々たる横綱相撲といった趣き。政調会長代行として高市さんとがんばりますとか、
リニア駅で地域に雇用とか、岐阜大学と名古屋大学が合体したので東濃地方に大学院作って地域に雇用とか。
中枢にいることのアピールや政策の具体性はさすがベテラン現職という印象だが、政策が地域に寄りすぎて国政選挙から離れている気がする。
あと物事を変えたり批判したりすることには意味がない(それよりも今の生活を守る)って言ってたのはわからなくもないけど残念。変化は対立軸ではないと思うよ。
・選挙スタッフと一部近所の方々のみ。全部で20名くらい?あとカメラ複数
・山下選対本部長、候補者の父、高木県議が演説。山下氏と父は簡潔で内容もよかったが、高木県議はここでも熱意のあまり話が長い。
今井候補は疲れからか下向いたり余所見したりする場面があって、カメラも入ってるのに選対のケアやフォロー体制が気になった。
・今井候補は最後の最後でも自分の演説になると内容も発声もうまく、このあたりの周到さは現職よりもすごい。
でも「いまだかつてこの地域でここまで若者が参加した選挙はあったか」というのはちょっと買いかぶりな気がした。
今政治参加する中高年もかつては若者だったわけだし、そこはちょっと内輪で盛り上がった感があった(確かに身内ばかりの状況だったけど)。
全体の感想
・2世議員の現職がどうにも有利な構図。これは建築・土木系が発展を支えた昭和からの変わらなさを感じるが、
でも今でもその仕事をしている人たちは各地方に存在する以上一理はあるわけで、一概に切り捨てられるものでもないよなあ。
・若手が大規模政党から公認を得て出馬しようとすると、どうしても支える側は元議員とか先輩議員(地方含め)になってしまう。
例えば25歳の今井候補の選対本部長である山下氏はは79歳。これだけ年齢差があるといくら山下氏ががんばっても今井候補は顎で使うの無理じゃない?
25歳なんて一般企業ならようやく30代の先輩と対等に話せるようになるくらいじゃないか。若い人が出馬するのは「厳しいお声」以外にもこういうハードルあるよなあと思う。
その点で人を使い慣れているしそれが普通に見える年配の現職はますます有利になっていくの、本当に難しいな。
・アメリカのような選挙コンサルタントが一般的になるか、本当に若者たちだけで団結する必要がある気がするが、
やっぱりそれだと地盤看板なしの戦いだし、若者は国会議員1期務める間に(若者たちから見て)そんなに若者でもなくなってしまうしなあ。
・どの候補も結局演説に集まるのは高齢者が多い。そりゃあ「若者」は朝から夕方まで仕事や学校に行ってるからな。
これでは候補者の年齢関係なく、若者政策に舵を切るのが難しいと思う。見えてないし、見えようがないからだ。
選挙に投票しない人を重視するインセンティブの働く仕組みを作れればよいのだが、それこそ難しいし、現行の制度で議員になった人はそれを支持するはずがないのでなあ。
・がんばろう三唱は通算3回やったけど、「テレビで見たやつだ!」って興奮した。
ようこそようこそって言われてこんなに一体感を感じるの、増田は奇跡的にクラスの陽キャグループに入ったときか教会の礼拝行ったとき以来だよ。
選挙戦そのものが行くと楽しく興味深いものであると同時に、使いようによっては非常に危険なものだなと感じたよ。
以上レポっす。
いや、「もっとこうだったら漫画読まれるのになー」とか元からいろいろ思ってたけど…
漫画好きで漫画は本屋で発売日直後に買ってたし、「本屋が死ぬ!」だの「漫画家が死ぬ!」だのの主張鵜呑みにしてたけどさ、今は「漫画界じゃなくて結局自社の漫画が売れればいいんだな」としか思えなくなった。
電子書籍は紙と同じ値段なのに買えるのは「読める権利」で、金払ったのに読めなくなる可能性がある。しかもそれぞれ自社の利益の為に乱立…個人的には絶版本こそ印刷コストかからない電子書籍でバンバンやってほしいんだけど…
読みにくいところが多い。 web上で読めるならまだマシ、公式のクッソ使いにくいアプリでしか読めないところもある。
結局大型の本屋か、確実に欲しかったらネット通販で予約がベターになってる。「本屋で取り寄せてね!」とか「本屋の注文数から次回の印刷数決まります!」ってさ…ネット通販分もちゃんとチェックしてくれれば、予約数とかで人気わかると思うんだけど…あと売れなかったからといって打ちきりを読者のせいにする作者、そういうとこ見せたらそりゃ売れんよ
買う側の都合考えたら、欲しい本置いてない本屋なんて行かないよ…自分は外出の度に見かけた本屋に必ず入るんだけど、やる気のある本屋とない本屋ってあると思うよ。やる気のある本屋は陳列とかPOPとか、とにかく手に取らせる工夫がすごい!そういうとこのイチオシっぽい本いつも買っちゃう…
漫画家とか出版社とかやたら恨んでる人多いけど、長期連載のやつとか新品で買い揃えろ!っていうのは大人でもけっこうキツイと思う。ワ〇ピとか。途中まで買って、最新巻でたら本屋で買い出すって人も多い。それと普通の本屋と違って漫画が立ち読み出来るのは良いことだと思うんだけどなぁ。普通の本は中身チェックしてから買うのが当たり前なんだし、漫画だけ「中身もわからないけどフルプライスで買え!」ってよく考えたら損じゃない?立ち読みで興味持って買う人ってかなりいるし。普通の本屋でも漫画の半分まで立ち読み出来るようにしてくれてるところもあるよね!それで買った漫画けっこうある笑
脱線したけど、中古本屋と出版業界って協力できたらもっと漫画が売れると思うんだけどなぁ。絶版本もあるし。中古本屋に売れ残った本を卸して、安く売ってもらうとかいろいろ方法あると思うけどやっぱ無理なんだろうな。
うだうだしてしまったのでまとめ
出版社業界は漫〇村憎むより他にやれることたくさんあるよ。電子媒体をしっかりするなり、宣伝を漫画家と本屋任せにしない、紙を売りたいなら方法を変えてみるとか…赤松さんが漫画の読み放題サービスを提案してるらしいけど、今の自分のとこだけの利益しか見えてない出版社が協力なんて出来ないでしょ…
それと、「漫〇村で××円被害が!」って嘘だと思ってる。それを利用してた人は漫画が読みたいんじゃなくて、無料で暇つぶしをしていただけだ。ブロッキング後にどれだけ利益が回復するのか…自分は今それがとても気になっている。
ニュースピックスで話題になっていたのですが、みなさんのコメントを見ていると、これまでの経緯を知るものとしては違和感があったので、まとめます。
https://newspicks.com/news/2254315
「途中で本が無くなったら嫌だな」というコメントがありましたが、もともとアンリミは出版社側が取り下げることもあるし、今回のようにAmazonが停止することもあるサービスです。
そのあたりは、電子書籍界隈で有名な鷹野さんが毎月タイトル数の変動レポートをしてくれています。
http://www.wildhawkfield.com/2016/10/compared-with-2-month-ago-of-Kindle-Unlimited.html
そして、利用規約でももともと「指定されたタイトルリストから選び、何度でも読むことができます」とあり、つまり読み放題の本を自分が0円で好きに買えるのではなく、漫画喫茶のように無制限に読める権利を得ている、ということに過ぎません。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201556940
読み放題として読まれる書籍のロイヤリティは、さすがにAmazonでも無限にあるわけではありませんので、その原資は基金から支払われこれも変動します。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/AI3QMVN4FMTXJ
そうすることで、読み放題が成り立っていてAmazonも作者さんに安定してロイヤリティを払えることが継続できています。
佐藤氏はKindleのプライスマッチという戦略を逆手にとって1億円以上もの印税を得たことがあります。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1605/27/news116.html
プライスマッチというのは、Kindleが自主的に本を値下げして、他の電子書籍ストアで売られている同一作品の値段と価格を合わせることで、最安を維持する戦略です。いっぽうで、その差額はすべてAmazon持ちです。
つまり、佐藤氏ほどのブランド力を持つ作者が、大手のAmazonで11円という破格の値段であれば売れることは明白で、その戦術を逆手にとったハックとも言える手法で大金を稼いでいます。じつは、楽天koboなどで自分でプライスを下げてプライスマッチを狙うことが簡単にできるのです。
そももそ氏は、ブラよろ、かくえもん、というタイトルハックもわかっていて使うなど、以前から巧みな手法には明るいのです。※作品のタイトルには著作権がないことを利用し、そのハロー効果を狙ったタイトル付け。そのことで注目される。
佐藤氏はこれまでもさまざまな問題提起をすることで、注目を浴びる戦略をしばしとります。先日も驚いたのがこちらの件。
プレスリリースに配信されていた画像をニュースサイトが使ったら指摘されたというもの。詳しい経緯は当人達しかわかりませんが、それでもリリースに載っていたら使うのが一般的なメディアでしょうし(配信した元にかみつくならまだしも、利用したメディアに食いついた、ほんとかわいそう)、それをいろいろというのも炎上マーケティングを狙ったと言われてもおかしくないかと思います。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/04/11/25458
こういう経緯を知っているものからすると、ニュースピックスのコメントでもっとも本質的なところをついているのがホリエモンだと思います。漫画に明るい堀江氏だからこその切り口だと思いますし、わたしも彼にもっとも同意します。
ブラよろも著作権フリーとして広げつつも、たしかそのあと噛み付いた事例もあるくらいで、ほんとうに近寄りたくない人の1人です。近寄らないくらいしか対応策がないというか。
佐藤氏の行動はときとして正義を貫くこともありますが、ときとして純粋に残酷に鋭利な刃を振りかざすことがあります。わざわざ炎上させずとも、穏便に済ませようと思えばすませられるトラブルもあったはずです。作品は好きなのですが、そういうところが残念に思います。
今回、これを書こうと思ったのも、そもそもそのアンリミが無くなってしまったら嫌だな、ということです。
じつは私も電子書籍を出していますが、アンリミが登場して電子書籍の売上は確実に減りました、わたしだけかもしれませんが。別にそれは仕方のないこととして受け入れています。
いっぽうで、過去のほとんど読まれなくなった作品も読まれるようになりました。つまりわずかではありますが、利益を生み出してくれるようになったのです。
つまり、アンリミが作者にもたらしたことは「平準化」でした。これがないと瞬間風速だけで話題をもっていけるような消耗品としての本ばかりを書く前述をとらざるを得ません。
しかし、アンリミがあることで、今まで以上に、長く読まれるよう、作品自体をよくしようというモチベーションがわいたことも事実です。
ですから、アンリミがなくなってしまうと、多くのアンリミ作家の戦略に影響が出るだろうなと思うわけです。
なので、あと危惧することは他の出版社が追随すること。完全にAmazonが悪者扱い。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/05/19/kiji/20170519s00042000235000c.html
Webサービスをやっている自分としても、悪かったところはすぐに誤って正す、そういうことは普通だと思っていたのですが、ここまで荒立てるとは本当に近寄りたくない。
Amazonはワールドワイドでレギュレーションがあって、日本独自の、漫画がやたら読まれる、という事情を考慮してそもそもローンチはできないですよ。
もちろんそれを、「あえてAmazonのために頑張って何日も苦労してゼロから作ったのに!」ということで憤慨するのであれば同情はしますよ、その場合はAmazonひどい!です。
でも、今回は既存のものを配信するかしないか、という状況下で蓋を開けてみたら違っていたごめんなさい、という話ですよね。ちょっとそこまで言わなくてもいいんじゃないかなあというのが正直な実感。
契約にも、おそらく何かの際にはAmazon側に裁量権がある、というくだりはあると思うのですが、ただ訴訟で佐藤氏が勝っても負けても、その秘密条項が陽の目に浴びるという点では、佐藤氏は得をするのですよね。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1205/25/news007.html
マンガ図書館Zの赤松さんも「TPPの知財関連よりヤバい。騒いでる漫画家が殆どいないのもマズい」という権利で今回の訴訟でも武器にしてくるのかなと想像してしまいます。
・ ・ ・ ・ ・
今回、取り上げること自体が炎上にのっかることなので、本当は書くことを迷ったのですが、あまりにもアマゾン酷いよねという論調が多いように思ったことと(佐藤氏が言うんだからとまで書く人もいるくらい、そりゃハックのほうにも明るいくらいですけど)、アンリミや佐藤氏のこれまでの経緯があまり認知されていないなあという印象から、少し公平じゃないよなと思いまとめました。
http://anond.hatelabo.jp/20160114204909
の続きです
ずばり、赤松さんが何をやりたいか、何を最終目標としているかというと、上記ブログ、最新記事の表題にもある通り「電子書籍版YouTube」でしょう
赤松さんは将来を見据え、Googleやamazonが運営し、多量のインセンティブを取られ、アメリカ式の表現規制が導入された読み放題サービスではなく
発生利益のほぼ全てが権利者に渡り、過度な表現規制のない「マンガ図書館Z」という読み放題サービスを作りたいと考えているのです
「え?読めなくなった絶版漫画を読めるようにするサービスでしょ?」
このように思われる方もいるかも知れません、それも当然です
赤松さんは自身のブログにおいて当初から絶版漫画を対象に、と明言しています
しかし実は最近のブログ記事では少しトーンが変わってきています
(切り取った文章では、赤松さんの言いたいことが伝わらないかもしれません、できればぜひそれぞれ全文を読んでみてください)
最近、アマゾンがAmazonプライムで「ビデオ見放題」に続いて「音楽聴き放題」も始めました。
次は、どう見てもAmazonプライムでの「マンガ読み放題」を狙っているはずです。もともと本業は書籍ですしね。
(略)
・・・ここまで来ると、我々「日本人」が、しかも「クリエイター主導」でこれを率先して進めないと、
・・・目指すは、出版社(=新作を持つ)と共同での、日本の全マンガ作品のコンプリート蒐集。
ここに来れば、どんなマンガでも必ず読める(または新作を買える)。私たちの仕組みを使えば、この果てしない夢が叶うと考えております。
に着手いたします!
更に「マンガ図書館Z」には月額300円の有料プレミアム会員プランがあります
これは、アダルト漫画に対応するためと説明されていますが、今後、プレミアム(有料)会員向けに絶版以外の漫画が読めるサービスを開始することを視野にいれた展開でしょう
ここで繰り返しになりますがもう一度、論冒頭の逆説的な説明をさせて下さい
まずそもそも絶版漫画だけを読めるようにする便利サービスというのであれば
youtube的なアップロードシステムを取り入れる必要などありません、従前のアップロードシステムで十分に対応可能ですね
更に最初からその目的として謳っていた海賊版に対抗するという文句も、あまり意味のあるもではありません
違法アップロードされる漫画の量は圧倒的に絶版<その他だからです、つまり絶版以外の現在連載、発行されている漫画が殆どなのです
そして何より、絶版のみを扱うのであれば、黒船としてgoogleやamazonが漫画読み放題サービスを始めた時の対抗軸になることは絶対に出来ません
つまり本当に絶版漫画専用のサービスのみに終始するというのならここまで面倒くさいことをやってきた意味などないのです
別に赤松さんが途中で目的を変えたであるとか、そういうことではないと思います
最初からこういう展開を視野に入れた上で、扱い易い絶版漫画という分野でまず実績を積み上げて、その後絶版以外の漫画にも進出したかったのでしょう
そしておそらく、今すぐに読み放題サービスを始めるということもないでしょう
ある程度今後の成り行きを見守り、上手くいきそうなら、といった感じだと思います
しかし種々の権利問題や出版社への合意を取り付け、実際にマンガ図書館Zが絶版以外の漫画を扱い出した場合
「現在、違法サイトや海外違法サービスで漫画が読み放題だとはいえ、そんなサービスを利用する人間は限られている
しかし、マンガ図書館Zとして正式に国内でサービスを開始してしまえば、今まで紙の書籍を買っていてくれたお客がそちらに流れてしまう」
確かにいくら海賊版が溢れているとはいえ、やはりそんなものを利用するのは少数派です
一つにはそもそもその存在を知らないという人たちも多い
更に一つ、知っていても違法な事に手を染めたくない人たちが大半、というような理由です
マンガ図書館Zというサービスがもし出来てしまい、そして有名になれば、今まで海賊版の存在を知らなかった人たちの中にも利用を始める方が出てくるでしょう
そして違法だからという理由で避けていた人たちも、やはり使いはじめるでしょう、そうなると当然、書籍の売上は減ることが予測されます、これは確かに問題かもしれません
しかしそれは果たしてマンガ図書館Zがなければ解決される問題でしょうか?
この記事でも述べてきたようにそして赤松さんが予測されるように、例えマンガ図書館Zが読み放題サービスを始めなくても
Googleやamazonが類似の読み放題サービスを始めるのではないでしょうか?
もしそうなればやはり紙の書籍の売上は減るでしょう
そしてそれがスタンダードに、日本とは表現規制も何もかも違う外国のサービスが業界標準になってしまったら、それは漫画家にとって不利益とはいえないでしょうか
但し、このように、より悪い状況を想定し、それを人質のように選択を迫るという行為を嫌う方も多いと思います
確かにある意味上からの物言いでこの様にどっちが良いか、と選択を迫られるのは気持ちの良いものではありません
しかし、現実に音楽業界及びネット販売業界では、そうした選択の末、現在のamazonやAppleが支配するような状況が生まれてしまっています
もちろん
「それでも、昔ながらの紙の書籍を売るビジネスが好きだ。電子書籍ビジネスには関わりたくない」といった意見や
「本当にGoogleやamazonが読み放題サービスを始めるかなど誰にもわからない、そしてそのサービスが日本にとって悪いものであるという想定も所詮はただの推測に過ぎない」
という意見もあると思います、前者の方にはマンガ図書館Zというサービス自体が決して受け入れられるものではないでしょうし
後者の言い分もそれを100%否定できるような材料はありません
他にも
「そもそもなぜ赤松さん(GYAO)がサービスを運営するのか?自分は赤松さん(GYAO)は嫌いなので使いたくない」
「結局はお金や名声目当てでは?マンガ図書館Zが成功した後、サービス内容が改悪されない保障がどこにある?」
「マンガ図書館Zが次善の策であるように言っているが、もっと考えれば漫画業界にとってより良い方法があるのではないか」
等など、考え出せば切りがありません
漫画家や権利者、そしてマンガ業界を支える関係者やファン、消費者の方々が十分に考え、導き出した結論であれば
例えそれがマンガ図書館Zには反対!という意見であっても仕方のないことでしょう
何より重要なのは、より多くの当事者が日本のマンガ業界の現状を認識し、ただ座視するのではなくそれぞれに考え行動することではないかと思います
そしてもし、その結果がマンガ図書館Zを支持するというものであれば、ぜひ応援して頂ければと思います
以下文章全て推測になりますが、一文毎に断りを入れると冗長になるので断定口調で書いていきます
この記事を開いてマンガ図書館Zというサービスを知らない方、というのは余りいないかも知れませんが一応説明します
マンガ図書館Zとは旧称を「Jコミ」あるいは「絶版マンガ図書館」という、漫画家の赤松健さんが運営されている電子書籍サイトです
但し、より正確には赤松さんが運営されているのではなく赤松さんが取締役会長を務める「株式会社Jコミックテラス」という会社が運営をしています
代表取締役社長は株式会社GYAOの方が務めており、赤松さんには難しいサイトの構築やサーバーの保守など技術的な部分はGYAOが担当しています
どんなサービスかを具体的に知ってもらうには公式サイトを見てもらうか、赤松さんが書いている下記のブログを読んでもらうのが一番正確だとは思います
http://d.hatena.ne.jp/KenAkamatsu/
さて本題ですが、その前に話の前提として
マンガ図書館Zには現在、2種類のマンガアップロードページがあることを知ってもらわなければいけません
ます一つ目です
こちらはトップページ上部にある「アップロード」ボタンを押すことで辿りつくことができます
ファイルのアップロードに会員登録などの必要はなく、誰でも気軽にファイルをアップロードできるようになっています
ここからアップロードされた漫画は、一旦非公開という形でサーバーに保存され
当該マンガの権利者がZオフィシャル作家契約というマンガ図書館Zとの正式契約を締結した場合のみ公開される仕組みになっています
逆に権利者が公開を許諾しない場合は永遠に公開されることはありません
次に二つ目です
こちらは会員登録後、マイページからファイルをアップロードする形になっており、具体的には
会員登録 → マイページ → 作家メニュー → アップロード → アップロードページ
一つ目との最大の違いは、会員登録が必須なこと、そしてアップロード時にも規約への同意を求められることです
http://www.mangaz.com/company/rule
会員が投稿できるコンテンツは、会員ご自身の作品を含め、会員が投稿に必要な権限を有するコンテンツに限ります。
会員は、本サービスに投稿することにより、本サービスへの投稿に必要な権限を有していることを当社に対して保証したものとします。
また、会員は、投稿したコンテンツが第三者の著作権その他の権利を侵害せず、かつ名誉棄損その他の本サービスに掲載することに問題がないことを、当社に対して保証するものとします。
この規約は役務提供者、つまりマンガ図書館Zが損害賠償責任を回避するための規約です
鋭い方はこの時点でお気付きになると思いますが
二つ目のアップロード方法、こちらの方法でアップロードする場合は、この規約に同意しファイルをアップロードした時点で、即座に公開が可能になります
作者であることの確認はこれ以上は行われません、それも当然の話で規約に同意した時点でアップロード者=権利者であるという前提のもと話を進めているからです
但し収益の分配は、銀行口座の登録及び厳密な権利者確認がない限り行われません
ここからやっと本題です
ここまで読んだ方はもう分かると思いますが、これは抜け穴ではありません
それどころか少なくともマンガ図書館Z内においては問題にさえなっていません
なぜならこれは最初から想定された使用方法、起こり得ると予測された事態だからです
マンガ図書館Zというサービスは、非公認漫画サイトへの対抗、絶版漫画の有効活用という二つの目標を掲げています
これを聞いて多くの方は英語や中国語で書かれた日本の漫画画像が掲載されたインターネットサイトを思い浮かべるかもしれませんが
ここでいう非公認漫画サイトとはそういった違法サイトのことだけではありません、例えばyoutubeです
youtubeには、数は少ないですが漫画を動画形式にしたコンテンツが確かにアップロードされています
当然ながらyoutubeは合法サイトであり、運営会社はあのGoogleです
ではそのGoogleから漫画作者、権利者に収益が配当されるでしょうか?当然ながらされません
では他の合法、違法サイトからは?もちろん収益分配などありません
これは改めて考えてみると不思議な話ですよね、Googleや他のサイト運営者は確かに他人の漫画作品によって広告収益なり様々な収益を上げているのに
違法サイトならばまだわかりますが、なぜGoogleは逮捕なり告発なりされないのでしょうか
これについては赤松さん自身が上記のブログでわかりやすく説明しています
・・・動画投稿サイトは、著作権侵害のコンテンツを掲載していても、なぜ罪に問われないのでしょうか?
それは、プロバイダ責任制限法があるからです。
この法律では、権利侵害の被害が発生した場合であっても、その事実を知らなければ、プロバイダは被害者に対して賠償責任を負わなくてもよいとしています。
ずばり、マンガ図書館Zが非公認漫画サイトへ対抗する、というのはこの仕組みを取り入れるという事に他なりません
赤松さんは海賊版を撲滅する方法はより便利に正規の方法で公式漫画を読む方法を作るしか無いと繰り返し言っていますが
それがまさにこの方法、最初に前提で説明した二つ目のアップロード方法なのです
この方法では当然ながら権利者以外からのアップロードが行われることになりますが、そういったものに対しては事後削除で対応することになります
しかし海賊版のおかげで発生している機会損失やこれから起こり得るであろう業界の変遷を考えた時、この方法がベターなのではないかと考えているのです
分かりにくいかも知れません
赤松さんは当事者であり、建前も必要となります、時には多少回りくどい言い方になったりもしていますので
Googleやその他海外の黒船サービスはプロバイダ責任法という法律を盾に違法なコンテンツである事を半ば承知の上、漫画というコンテンツで儲けています
これは国内サイトも同じです、◯◯まとめといったキュレーションサイト、◯◯速報などといったブログ形式のサイト、ニコニコ動画等など
漫画というコンテンツで儲けているサイトは数えだすとキリがありません、そして何より海賊版配布サイト
これらのサイトで発生した収益が漫画作者に行き渡ることは決してありません
で、あるならばマンガ図書館Zという仕組みを用意して、収益を漫画作者達、本来お金を得てしかるべき人たちに分配することを許して欲しい
仕組み的にはYoutubeや海外違法サイトと変わらないかもしれません、ある漫画が権利者以外の人間によってアップロードされ、違法な状態で公開されるかもしれません
しかし、マンガ図書館Zにおいて公開されなかったとしても、その絶版漫画は絶対に他の違法サイトにおいて公開されるはずです
その時、収益はどこにいくのでしょうか?マンガ図書館Zならば収益はプールされ本来の権利者があらわれるまで絶対に他人に渡ることはありません
どうでしょう?多少強引でしょうか?しかしマンガ図書館Zというサービスの有無に関わらず常に海賊版漫画という問題は存在し続けます
海外の海賊版サイトや違法合法サイトにおいてまったく作者と関係のない人物がお金を儲けることに対して、もしかしたら諦めの様なものを感じているかもしれません
もしそうなら、同じ方法でマンガ図書館Zがお金を儲け、漫画作者達にお金を渡す準備をすることを容認、黙認してほしいのです
と、長々と書きましたが、これらは全て赤松さんもブログ内で主張されていることです
最後の部分については多少ニュアンス等が違うかもしれませんが概ね間違っていないと思います
ブログの記事を読んでいる方にすれば、既知の話なので、下記のねとらぼ記事に対するブックマークコメントページでも同様の反応が多くあります
http://b.hatena.ne.jp/entry/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1601/13/news147.html
え、じゃあつまり、赤松さんのブログを読めば分かる事をこんな長々と書いていたの?と言われるかも知れませんが、はいその通りです
しかしそれだけではありません、実は言いたいことはもう一つあります
ここからは、更に輪をかけて推測、憶測の話になります、ご了承下さい
上段長文でマンガ図書館ZへのYoutubu式アップロードシステム導入の必要性を述べました
しかし実際の所、本音の話、絶版漫画を集めるという目的のためにそのシステムって必要なのでしょうか?
権利者確認の簡素化、確かにあれば便利かもしれません、でもこれってなくてもいいですよね
いや、自分で言っといてそれはないだろ、とツッコまれそうですが、ツッコミを承知で論を進めます
確かに、去年年末に導入されたこの新型アップロードシステムがあれば、今まで違法サイトに掻っ攫われていた収益が
マンガ図書館Zという場所にプールされ、漫画作者に還元されやすくなるかもしれません
でもですね、実際問題、絶版漫画という括りでの話であれば正直な話、それほど海賊版サイトに対する被害ってないですよね
身も蓋もない言い方ですが、やはり絶版漫画というのは平均するとあまり需要がないので絶版になったというものが多いです
上記、皇国の守護者など例外の例外ですね、つまりネット上でも総じてそれほど活発に違法なやり取りがされてる漫画では無いということですね
ということは、こと絶版漫画に関しては、従来の方法、一つ目のアップロード方法のみでも十分にその目的を達成できるはずです
わざわざリスクなど取る必要はないのです、キチンと一人一人コンタクトを取り、その意志を確認する
これで絶版漫画を有効活用する、海賊版に対抗するという問題は解決できるはずなのです
ではなぜマンガ図書館Zは二つ目のシステムを導入し赤松さんはブログでその必要性を訴えたのでしょうか?
それは赤松さんが本当にやりたいこと、それが更にその先、次のステップにあるからです
続き
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015379371000.html
(ブコメ:http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015379371000.html)
保護期間70年は来るだろうなと思っていたがまさか非親告罪も飲むとは…交渉とはなんだったのか。政府のふがいなさは置いといてここでは二次創作の話をしたい。
TPPにより非親告罪化が現実になってきても、出版社や作者があまり具体的な行動をとってこなかったのは残念だった。
特に出版社。作家では赤松さんや冲方丁さんなど問題意識をもって活動されていた方はいたが、個人の力には限界がある。報道もされにくい。
さすがにこのニュースがきたなら焦り出すだろう。むしろ焦らなかったとしたら、もうそんな文化は潰れてしまったほうがいいのではないか。二次創作文化を保護する気なんてなかったということだ。
とはいえ自分は二次創作に関してはそこまで心配していない。むしろこの機会にライセンスが整備され、安心して二次創作活動ができるようになるはずだし、そう期待する。既に実績もある。
同人関係の事件が話題になるたび、もう牧歌的な時代ではなくなってしまった、版元も二次創作者も「黙認」にあぐらをかきすぎてるのではないか、と自分としては思う。
コミケがこれだけ巨大化し、ネットでの二次創作活動も活発になったいま、同人誌即売会という限られた場で少数頒布されることを前提に「黙認」する、いわゆる「同人」の慣例はもはや限界に近付いていると思う。この機会に黙認からライセンスをベースとした明示的な許諾に踏み出すべきだと考えている。
既にいくつかの作品は二次創作のガイドラインを出しているし、東方は同人流通であれば緩いガイドラインを示していて、それも人気に貢献している。初音ミクなどボカロはクリプトン社の先例もあって、ほとんどのキャラにガイドラインがある。
自分がボカロ絵を主に描いてるのはこの理由もあって、ほとんどのキャラにガイドラインがあり、さらにクリプトンのキャラならピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)により、完全に合法に二次創作ができるからだ。
http://piapro.jp/license/pcl/summary(2012年にはクリエイティブ・コモンズも採用してデュアルライセンスになった)
まずガイドラインを作成し、次にライセンスを整備するだけだ。ライセンスは法律も考えなければならず簡単ではないが、無理な話でもない。
初音ミクほどの規模で、クリプトンほどの小さな会社でもやっていけていることだ。ほかの巨大出版社ができないとは言わせない。
ネットでのファンアートの数・コミケのサークル数は元作品人気のバロメーターになりつつあるが、非親告罪化されればライセンスがない作品の二次創作をする人は激減するだろう(しなかったら怖い)。即売会もリスクを恐れてライセンスのない作品はNGにしていく。
二次創作人気が元作品への人気にもつながっている今、版元には死活問題だ。
大人向け以外でも、例えば娘が描いたプリキュアの絵をネットにあげて、それが通報されてしまったらさすがにかわいそうだという意見が広がるだろう。
いままでは「黙認」が一番楽だからとあぐらをかいていた権利者も、ようやく重い腰を上げざるを得なくなるはず。
「うちのキャラは非営利ならOKです!安心してイラストをアップしてね!」というのが宣伝文句になる。どこかの先進的な版元が1つやればあとは一気に流れていくのではないかと見ている。
というわけでネットのファンアートや、全年齢向け同人に関してはライセンスによる許諾が広がるのではないかと考えている。
今回の調整案も「営利目的などの場合の著作権侵害を原則、「非親告罪」とする方向」だし、もし全面的に非親告罪化されて本当にコミケやファンアートが壊滅状態に陥った場合、ここでライセンスを出せば独占できるし評判がうなぎのぼりだからやらない手はないと思うのだが…楽観的すぎ?
ライセンスを出しても許可しない部分は当然ある。物好きなとこ以外は18禁:エログロはライセンスに含めないだろうし、そもそもライセンスを出さない方針のとこもある。即売会で営利と呼べるまで稼いでいるのはだいたいエロなので、二重に問題になってくるところ。
ここが問題になるけど、二次創作は認めない、あるいはエロはNGと判断した作者を尊重せず、無理やり二次創作するのは果たしてどうなのってとこからまず考える必要はある。
(作者よりも偉そうにしていて、二次創作できて当然と思っている同人ゴロをたびたび目にするのも、現状の同人に不信感を持っている要因の一つ。権利者の意向は基本絶対です)
ただそこまで堅苦しくなってほしくもないので、パロディ・フェアユース条項が同時に整備されることを望む。
フェアユースって裁判で判断されるものだから、訴訟大国ではない日本でどうするかってのはある。エロ同人はフェアユースだとして裁判する人はいないだろう。
長文になってしまった。
もちろん非親告罪化しなければそれが一番だが、もしなってしまってもただ絶望しているわけにはいかない。
現にガイドラインやライセンスを出してる作品があるわけだから即売会が完全消滅するわけでもない。(東方、ボカロ、赤松作品とあと少数、しかないコミケを見てみたい気はするw)
各自できることをやればいい。自分はライセンス推進派なので、自分のオリジナル作品(まだないけど)にはCCライセンスをつけるつもりだし、プログラムも書いているが公開するプログラムにはきちんとライセンスをつけている。
ただ嘆いているだけじゃ始まらない。
赤松健さん的には、Jコミのポジショントーク的な話としてされている部分もあるので、それは割り引かないといけないなぁ。
そういう意味で、赤松さんが懸念として挙げているのは、やや実際には起こりにくい事例のように思える。また著作隣接権は著作権に比べて非常に弱いし、実際にそういう事例が発生したら確実に裁判で負ける。
とはいえ、著者に許諾なくドラマ化してしまったという真保裕一さんの「奇跡の人事件」というのもあったから気にしようと思えばいくらでも気にできるのも確か。ブラックな企業に対しては法律が--緊急避難的な意味で--役に立たないってのはしょうがないかな。
ただそれは、「殺人事件は法律で禁じられているけど殺人は起こる」にも似ていて、だから「包丁を売るのは禁止」とも言える。まぁ極論だが。