はてなキーワード: 国軍とは
絵柄がイマイチだなと思って敬遠していたが、つい最近読み始めた。
さて、キングダムにはさまざまな魅力的な武将、人物が出てくる。
キングダムは史実をもとにアレンジしている。当然と言えば当然であるが、そのアレンジも歴史の流れを理解する能力がなければ魅力的な人物を描くというのは大変難しいと思う。
中国に伝わる物語をアレンジした漫画といえば封神演義を思い出すが、あちらに関してはどうやって物語を着地させるのか、そっちが気になって仕方がなかったのを覚えている。ただしキングダムに関しては仙術のたぐいはほとんど出てこないので、超技術でどうこうという話にならないのが確定的な分、安心して読んでいられるのが救いと言えば救いか。
さてそんなキングダムのキャラ、読者はそれぞれお気に入りの人物がいると思うが、私なりにいろいろ考察したことをつらつらと書いていこうと思う。ちなみに私は史書(原作)を読んだことがないので悪しからず。
・信
三国志なんかでもそうだが、古代中国の人物の名前は概ね姓名各一文字の二文字の名前が多く、稀に姓が二文字の人物が出てくる、という感じだ。
その中でも漂や信は下僕であったので、姓がない・・・のかと思ったが、騰はまだしも貴族の出である壁など、意外と一文字の人物が出てくる。
彼は最初、政を助けた後に将軍職を望むが、説得されて結局は戸籍と家をもらうことになる。あまり細かくは語られていないが、これはかなり重要なことだと思う。
物語が進んでいくとよくわかるが、各将軍には有能な副官、部下がいる。彼らの働きこそが将軍たちを支えているのであり、将軍単体でまともな仕事をする人物というのはなかなかいない。ヒョウコウはとくに優秀な副官らしい人物は出てこずヒョウ公自身がひっぱっている感じで描かれているが、その裏では岳雷をはじめ彼のことを理解し補佐する副官たちが存在したはずだということはわかる程度になっている。
仮にあの時点で信がポンと将軍職をもらっていたとすると、部下のいない将軍が出来上がる。それでは夢の大将軍にはなれないので、イチから始めなさいと言われたわけだ。
当時は下僕に限らず、よっぽどの家に生まれない限りはまともな教育など受けられないはずだが、それを差し引いて考えてもおバカなのである。
物語上、登場人物にとっては当然のこと、常識であっても読者にとってはそうでないことを説明させるのに便利なのだ。キングダム内に置いては、特に地理の説明などに重宝していると言えるだろう。また、序盤はそうでもないが、それなりに話が進んでくると登場する人はたいていそれなりの役職にいる人=優秀な人であるので、説明せずとも理解しないで話が進んでしまうこともままある。それでは読者が置いてけぼりになってしまうので、主人公、あるいはそれに近い人物が物を知らないのは大事なのだ。他の作品で言うと、ワンピースの主人公ルフィはおバカなので、要所要所でナミやそのほかの人に解説を受けている。(その多くをルフィは理解していないが)
・昌文君
彼と王の出会い、心酔するに至るエピソードは明らかになっていない。あえて言うなら紫夏の回想のくだりで初対面を果たしているはずだが、その部分はあの話にとって重要ではないのでまったく語られていない。
登場時点ですでに文官に転じているため、基本的に戦闘シーンはない。時代的にも文官だからといって剣は持たないというようなこともないので、ちょくちょく佩剣しているのを見かけるが、信のように一騎打ちするシーンは出てこない。
(元)武官らしい働きをするのはサイの防衛戦くらいか。彼が武官としてどの位置まで上がったかも今のところ語られていないが、風向き有利な西壁において抜かれている辺り、やはりそんなにでもないのかな・・・なんて思ってしまう。
文官としても、時折シシに諫められていたり、超一流ではないことを伺わせるシーンが折々に挟まれている。リシに頭を下げるシーンなど、彼が文官として(も)頂点に上り詰めるほどの才がないことを強く感じさせるが、そんな完璧超人でない部分が重要な人物であるように感じる。完璧でないからこそ彼の脇を支える壁やシシの働きが際立つのであろう。
信からも「オッサン」と呼ばれ侮られている感があるが(盟友である漂を殺される原因となった人物であり、諸手をあげて尊敬することはできないだろう)、その信も昌文君こそが政を支え、自分も手助けしてくれる存在であることを認知している。特に冒頭に述べた「一の臣」であることを信すらもが認めていることがわかるシーンがある。加冠の儀を終え、アイ国軍を鎮圧したあとの「あんたの口から言ってくれよ」というセリフだ。あのシーンは呂不韋との政争の勝利宣言であるが、勝利宣言というのは勝った側の、頂点に立つ人が行うものである。つまりあの場にいる一番は誰なのかという問題であった。殺されてはならない王族を救った信でもなく、実際に反乱軍を鎮圧するのに必要不可欠であった将を打ち取った昌平君でもなく、政に長く寄り添い、支え続けた昌文君に託され(しかも信から)、彼の口から行われることに意味があった。バカな信でもそのことを理解していた。
長年の苦難を回顧し、その一部を共にしてきた読者にとって、勝利を実感している彼の姿はやはり感動的なものがある。映画版がどこまで話を追うことができるかわからないが、このシーンはぜひとも再現して欲しいと思っている。
・壁
昌文君を大王政の一の臣と評したが、その昌文君の一の臣である。
文官となった昌文君に代わり、「武」を司る人物となるべく存在しているはずだが、実際のところそのあたりはだいたい信に取られてしまっている。王センに捨て駒にされたり、食料を焼かれたりと頼りないシーンが多く、出番の割に見せ場は少ない。合従軍戦でも当て馬にされている。
しかしいぶし銀な働きで大王を支える昌文君を支えるだけあって、地味だが必要な仕事をこなし続ける。合従軍戦においてはヒョウ公と信と共に南道に入り、ヒョウ公を討たれ激情に駆られた信を諫め王都に向かい、サイの守城戦では信の南壁に続く東壁を守り抜いた。また、アイ国戦においては本人の出番はないが、旧友に根回しして軍を率いる将を確保している。
今後の彼に見せ場はあるのだろうか。
・龐煖
ある意味において面白みのないキャラだな、という感じはする。個人的には最初から最強のキャラはかなり好きなのだが、非常に自分本位なキャラであり、どうしても強さ以外に魅力がない。
が、おもしろいなと思う部分はある。彼自身が信が説得され諦めた「ポンと手に入れた、部下もいない大将軍」なのである。幸いなことに李牧という強力な参謀の駒として動くことになるためついてくる部下がいるが、もし彼がいなければ本当に裸の大将だっただろう。
そういう対比という点においてはよいキャラだと思う。
あとは気が向いたら
ドイツを称賛する人たちはさ、天皇一派はナチスみたいなもんだから全員死刑か投獄されて当たり前って思ってんのかな、こえーよ。
ドイツ人から見たらさ、ネオナチみたいに見えるんかね。ドイツ人はアジア蔑視が酷いからもともと日本人は嫌いなんだろうけど。
戦争責任は一部に全てをなすりつけるんじゃなくて日本国全体で負ってさ、責任の所在はあいまいなままグレーな感じで、東京裁判は国際的には受け入れつつまぁでもクソだよなってこともネットで調べりゃすぐわかる程度には国内に見解を残しつつ、白黒はっきりつけずにうやむやなのも一概に悪いことばかりではないか。
国民統合の象徴って意味わかんねーし、天皇に人権ないってやばくない?自衛隊っていう名前の国軍とかパチンコの景品交換所とかソープランドとか…
うーむ。やはり害が大きいな。
国民統合の象徴って人が必要なのはいいだろう。でも、それが天皇家男系男子のみってのは何なんだろう。歌舞伎役者くらいの縛りじゃダメなんかね。天皇家に生まれて生まれた時から英才教育を受ければ圧倒的に優位で実質世襲。でも法的には一応他の人でもOKみたいな。ダメか。余計荒れるか。
日本難しすぎだろ。
2014年から今にいたるまでイエメンではずっと内戦をしています。この内戦にはサウジアラビア、UAE、イランが関与しており、現在の中東情勢を理解するためにはこの内戦の概要を掴む必要があります。なのでその話をします。
です。大まかにいって国土の北西地帯をフーシ派が、南部と東部をハディ派が支配しています。イエメンは部族社会という色が濃く、各部族はそれぞれに思惑をもって活動しており、フーシ派にもハディ派にも属さないという地域も増えてきています。
内戦の背景について理解する必要はあまりありません。部族の利害や宗派の違いといったものから発生する、正直いってしまえばよくあるアレです。ではそのよくある内戦がなぜ泥沼化しているのか、そして何故誰も知らない戦争になっているのかを簡単に説明したいと思います。
内戦のきっかけはフーシがイエメンの首都を占拠しクーデターに成功したことです。これにより当時大統領を務めていたハディは首都を追われ、サウジアラビアに亡命しました。サウジアラビアはこれに危機感を抱きました。なぜならサウジアラビアはスンニ派勢力の事実上の盟主であり、イラン以下のシーア派勢力と敵対しているからです。イエメンはサウジアラビアと国境を接しており、ここに親イラン勢力が根を張ることはサウジの安全保証を根本的に脅かすと懸念されたわけです。そして実際その懸念は現実のものになります。
サウジはUAEと連合しハディ元大統領の支援に乗り出します。サウジとUAEは優勢な空軍力を活用しフーシ派から南部の要衝アデンを奪回することに成功します。そしてここにハディ大統領を傀儡として送り込み、フーシ派討伐に乗り出します。これが 2015 年 7 月までの流れ。
しかしサウジの勢いがよかったのはここまでの話で、以後内戦は泥沼化の一途を辿ることになります。泥沼化の理由として以下の要因が挙げられます
まずハディ派やサウジ空軍が弱いという問題についてです。一般にいってアラブの軍隊は非常に弱いのです。それはなぜかというと、クーデターを恐れるあまりにまともな訓練をつめておらず、特に大隊以上の連携の訓練などはろくにおこなわれていません。
例えば、空軍力を適切に発揮するためには地上の部隊との高度な連携が必要です。地上の部隊が空爆の目標地点を捜索し、適切に爆撃機を誘導してやらなければ効果的な爆撃はできません。また、航空偵察の成果を総合的に検討して情勢を判断する高度な情報組織も求められます。そういった高度な機能はサウジ空軍には備わっていません。では、サウジアラビアはこの問題をどのように解決していたかというと、大量の物量を投入して無差別爆撃を繰り返すという方法で解決をしようとしました。これには二つの問題があります。まずは人道上の問題です。実際サウジはこの問題で 2018 年ごろから大きな非難をうけるようになり以後無差別爆撃を封印しています。そしてこちらの方がより実践的な問題なのですが、コストパフォーマンスが極度に悪いという問題があります。いくらサウジが油田をもち金満国家だからといって爆弾をあまりにも大量に無駄弾にしていれば負担になります。あまり知られていないことですが、実際サウジアラビアは中国について世界三位の軍事費支出大国になっています。これは上記のような非効率な作戦が原因で、サウジアラビアの財政は痛みつつあります(そうしたサウジの苦境を悪用しているのが孫正義というわけです)。
ハディ派の弱さについては、元々弱いとかそもそもサウジの傀儡でありそこまでやる気がないとかそういったこともありますが、また別の事情もあります。その別の事情というのは「フーシ派は強い」という問題と裏返しでもあるのです。
それはつまりどういうことか。フーシ派はあくまでも奪う側であり、ハディ派は守る側であるということです。ハディ派はもともとの正統政府ですから、イエメンの国土や財産を防衛する戦いを展開する必要があります。一方フーシ派の根本は地方の小さな民兵組織ですから「守るべき既存のリソースや権益」を持っていません。なので彼等はハディ派と戦うにあたって都市がどれだけ破壊されようが民間人にどれだけ死者がでようが一切考慮することがありません(宗派も違いますし)。こうした姿勢の違いは戦闘力の違いに直結し、地上戦闘でハディ派がフーシ派を圧倒するという局面は初期におけるアデン奪還作戦以外で殆ど見られません。
ハディ派は強いフーシ派を攻撃するにあたって、地元の部族を懐柔しフーシ派を攻撃させるといった戦法をとることがありますが、フーシ派はこうした敵対部族を容赦なく殲滅してしまいます。
また、フーシ派が山岳民族的な性質をもつという点も重要です。一般に山岳民族というのは強いものです。グルカ兵などの事例にもある通りです。また、山岳民族である彼等は平地民との価値観をあまり共有しておらず、そうした点も彼等の強く残酷な戦い方を支えているだろうと思います。
次にUAEの背信という問題についてです。サウジ国内ではこの点がかなり問題視されているようです。UAEは内戦介入開始当初からイエメン侵略を目論んでいました。ハディ派首都のアデンでもUAEの特殊部隊がうろついているだとか、イエメン南部の離島ソコトラ島をUAEが侵略し領土に事実上組み込んでいるといった話があります。UAEのこうした態度は情勢を著しく混乱させ内戦を長引かせる要因になっています。またサウジ内では「UAEが漁夫の利を得るために内戦の泥沼化を積極的に目論んでいる」といった観測もあるようです。
そしてイラン革命防衛隊の介入という問題ですが、上記の通り内戦の初期においてイランと革命防衛隊はあまりイエメン内戦に興味をもっていませんでした。しかしサウジとUAEによる介入が頓挫すると革命防衛隊による介入が本格化しはじめます。すなわち、フーシ派の占領地域を拠点にしてサウジアラビア領土への直接攻撃を企図しはじめたのです。このことの背景を理解するためには、イランの革命防衛隊という組織の成り立ちを理解する必要があります。先述の通りアラブではクーデーターを抑えるために軍を弱くするのが普通の統治法です。これには例外がいくつかあり、たとえばエジプトでは軍が国家を統治しているのでクーデーターの心配は少ないので精強な軍を維持することができています。イランも例外の一つで、イランはかなり独創的な方法でクーデーターを防止しながら軍を強化することに成功しました。それはすなわち
というものです。一つ目の対策については軍の指揮権を天皇に直属させた大日本帝国軍とほぼ同様のものと言えます。故に、日本軍と同様のデメリットが生じることにもなりました。創業の功臣と君主が存命の時代は彼等のバランス感覚によって軍を適切に維持することができたのですが、君主が交代し創業の世代もいなくなると軍を誰も統制できなくなってしまったのです。ようするにホメイニが明治天皇、ハメネイが昭和天皇と理解すればよいわけです。
二つ目の対策について、革命防衛隊をつくるにあたって「イラン防衛ではなくイスラム革命の防衛と革命の輸出」を任務と定めてしまったことが問題になりました。彼等は事実上の外征軍となり、中東各所で怪しげなテロを繰り返す組織になってしまったわけです。さらにタチが悪いのが革命防衛隊が軍の能力を流用し建設会社や物流企業を多数直接経営しているという点です。これにより、彼らは財源や物資の点でも政府への依存が殆どなくなり極めて独立性の高い組織になっています。イラン政府の財源はかなりの部分石油に負っていますから政府は本質的には戦争を回避しようとします。一方建設業により資金を得る革命防衛隊にしてみれば石油産業が停止したところで知った話ではないので積極的に「革命の輸出」を手掛けるというわけです。
こうした性質をもつ革命防衛隊がイエメンに介入を開始すると積極策を採用することになるのは自明のことでした。イエメンに派遣された革命防衛隊はほとんど中央の統制を受けていないと見られており、これは要するに日本軍における関東軍に匹敵します。
こうした情勢のなかでイエメン内戦を象徴する戦いであるホデイダ攻防戦がはじまります。ホデイダはイエメン有数の港湾都市で外部からの物資の輸入をほとんどひきうけています。この都市を占拠することはすなわち外国の物資を全てコントロールするということでフーシ派もハディ派もこの都市の攻防に全力を投入することになります。内戦当初からこの都市はフーシ派が支配しており、ハディ派はサウジアラビアの支援のもとなんとかこの都市を奪還しようと試みました。ホデイダの攻防が本格化したのは 2017 年ごろからで、以後ホデイダは激しい戦火に見舞われ物資の輸入は途絶えイエメンでは難民が大量に発生することになります。
先述のとおりハディ派は弱く、サウジアラビア軍は動くものはなんでも爆撃する式の粗雑な無差別爆撃を加えることでなんとかフーシ派に対抗するといった情勢が続きました。こうしたフーシ派有利の情勢をみたイラン革命防衛隊は2017年末ごろより弾道ミサイルをフーシ派に供与(といっても操作する人員も革命防衛隊から派遣していたことでしょう)しサウジアラビア国土への直接攻撃を開始します。
こうした事態に至って危機感を表わにしたサウジ軍は 2018 年にはいってさらに爆撃を強化しますが成果はあがりません。そして彼らはついに致命的な誤爆事件をおこします。サウジ軍はスクールバスを誤爆し何十人もの子供を死亡させてしまうという事件をおこしてしまったのです。これにはさすがに各国からの非難が止まず以後サウジ軍は爆撃の対象を前線ではなく後方のフーシ派の基地に切り替えることになりますが、これによりホデイダ攻防におけるフーシ派の勝利が事実上確定しました。
2018年末ごろより国連によるホデイダ停戦工作が開始されます。停戦の調停中にも激しい戦闘の応酬が続きますがフーシ派有利という情勢は変化せず、国連の監視団は「フーシ派の勝利」という現状を事実上認める形の停戦を成立させました。これが去年末から今年4月ごろの話。
こうした状況のなかで革命防衛隊はあらゆる手段でサウジアラビア国土への直接攻撃を続けていました。その攻撃の主力となったのが弾道ミサイルとドローンによる空爆です。弾道ミサイルによる空爆はサウジアラビアの首都リヤドにも降り注ぎ100人以上の民間人が犠牲になっていると報じられています。ドローンについては、クアッドコプターのようなものではなくジェットエンジンを積んだ比較的大型の爆撃機で500kg程度の爆弾を積載し 300km の半径を攻撃できるとされています。これによる精密爆撃はイエメン内部でも利用され、ハディ派側の軍幹部がドローン爆撃によって多数殺害されるといった事件も起きています。
そしてホデイダにおけるフーシ派の勝利が確定すると、フーシ派は国連との合意にもとづきホデイダから兵力の引き抜きを開始します。少数の警備兵力を「憲兵」と偽ってホデイダに残置するとフーシ派は主力をサウジアラビア侵攻にふりわけます。これが今年の 4 月から今にかけての話で、フーシ派とイラン革命防衛隊の猛攻をうけてサウジアラビア/イエメン国境の要衝都市ナジュラーンが陥落寸前であると報じられています。またサウジアラビア空爆にあたってあらたに巡航ミサイルによる爆撃も開始され、先日のサウジ南部空港爆撃ではインド人など外国人にも負傷者がでています。
ではこのような酷いことになっている内戦がなぜあまり知られていないかというと、田舎の内戦など誰も興味がないという問題もあるのですが、サウジの劣勢というのもその原因です。というのもサウジアラビアは北朝鮮以上の独裁国家、統制国家なので自国がイラン勢力との戦争で敗北しつつあるという事実を隠蔽しているわけです。「イランの爆撃により100人以上の犠牲者がでている」という事実も最近になってようやくサウジ政府系メディアによって報じられました。以前は「イランのミサイルを迎撃した」だとか「フーシ派に猛爆撃を加えて戦果をあげた」だとかいった威勢のいい情報が散発的に報じられているだけでした。今少しづつですが苦境の真実をサウジアラビア側が報じるようになってきています。それだけ事態の悪化を隠せなくなったということでもあり、また危機感を醸成しようという思惑もあるのでしょう。
更に加えてですがサウジアラビアには「事態をこれ以上大事にしたくない」という思惑があるようにも見えます。現在おきていることは事実上「サウジアラビアとイラン革命防衛隊の総力戦」なのですが、サウジとしてそれを認めてしまうとイラン本土とも戦わなくなければなります。「イエメンのフーシ派という軍閥との小さな戦い」というフレームを維持することでなんとか大事にせずどうにかしてフーシ派だけを倒したいという希望が、事態を矮小化させ報道を管制するインセンティンブになっているように思われます。
サウジのこの失態をみて「イエメンはサウジのベトナム」と評する人もいます。ただベトナムのように「やらなくていい戦争で消耗している」というよりは「強力なイラン革命防衛隊とフーシ派の前になんとか国土を防衛しようとしている」というのが実態としては近いのではないでしょうか。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 71 | 17993 | 253.4 | 55 |
01 | 45 | 8591 | 190.9 | 86 |
02 | 33 | 4620 | 140.0 | 49 |
03 | 36 | 7517 | 208.8 | 119 |
04 | 40 | 15651 | 391.3 | 52 |
05 | 17 | 1531 | 90.1 | 44 |
06 | 31 | 2495 | 80.5 | 50 |
07 | 38 | 3617 | 95.2 | 40 |
08 | 134 | 11452 | 85.5 | 43.5 |
09 | 200 | 12189 | 60.9 | 41 |
10 | 204 | 14448 | 70.8 | 43 |
11 | 194 | 17583 | 90.6 | 45.5 |
12 | 139 | 17777 | 127.9 | 47 |
13 | 158 | 12763 | 80.8 | 50.5 |
14 | 180 | 13764 | 76.5 | 36 |
15 | 157 | 15873 | 101.1 | 39 |
16 | 118 | 11814 | 100.1 | 51.5 |
17 | 152 | 19241 | 126.6 | 73 |
18 | 181 | 14875 | 82.2 | 42 |
19 | 131 | 10719 | 81.8 | 35 |
20 | 107 | 8902 | 83.2 | 33 |
21 | 128 | 10042 | 78.5 | 43 |
22 | 122 | 23104 | 189.4 | 65 |
23 | 139 | 14182 | 102.0 | 45 |
1日 | 2755 | 290743 | 105.5 | 45 |
人(237), 自分(203), 今(142), 話(126), 日本(116), 男(110), 女(105), 問題(98), 増田(97), エロ本(95), 人間(90), 女性(84), 気持ち(71), 普通(71), コンビニ(69), 仕事(64), 意味(64), 前(63), 関係(59), 撤去(59), 必要(58), 理由(58), 好き(57), エロ(56), 気(56), あと(56), 男性(54), 相手(53), 頭(53), ー(52), 理解(52), 感じ(52), 言葉(51), 馬鹿(50), 社会(49), 子供(48), 人生(47), 本(47), 韓国(47), 声(44), しない(43), 今日(42), 昔(42), 自衛隊(42), 場合(42), 世界(41), 存在(41), 時間(41), 時代(41), 他(40), 目(39), 逆(39), 無理(38), ネット(38), 結局(38), 意見(36), 他人(36), 最近(35), 全部(35), 確か(35), バカ(34), 別(34), 漫画(33), 今回(33), 結果(33), 生理用品(33), 絶対(32), レベル(32), 現実(32), 顔(32), 誰か(31), 内容(31), 完全(31), ただ(30), 手(30), 文章(30), 勝手(29), 会社(29), 時点(29), じゃなくて(29), 金(29), 国(28), 最初(28), 主張(28), お気持ち(28), 嫌(28), 親(27), 幸せ(27), 作品(27), アニメ(27), 批判(26), 事実(26), 扱い(26), 状態(26), 感情(26), 当たり前(25), 日本人(25), ワイ(25), 配慮(24), 最後(24), 情報(24), フェミ(24), 子(24), 心(24), しよう(24)
日本(116), 増田(97), エロ本(95), 韓国(47), 自衛隊(42), 生理用品(33), じゃなくて(29), お気持ち(28), ワイ(25), フェミ(24), レーダー照射(23), 被害者(23), 可能性(21), マッチョ(21), 東京(21), 腐女子(20), アメリカ(19), PC(19), スマホ(17), ドム(17), 男らしさ(17), 元増田(17), 個人的(17), 何度(17), いない(17), なのか(16), COBOL(15), わからん(14), マジで(14), 分からん(14), 昭和(14), イケメン(14), リアル(14), s(14), 価値観(14), プレイ(14), ロシア(13), ツイッター(13), ツイート(13), twitter(13), なんだろう(12), KKO(12), 平成(12), キモ(12), 欧米(12), SNS(12), マイノリティ(11), 中国(11), Twitter(11), ネトウヨ(11), ラノベ(10), P(10), 自民党(10), 不快感(10), 被害妄想(10), to(10), はてな民(10), 外国人(10), 2019年(10), ブコメ(9), 労働者(9), ねーさん(9), you(9), なんの(9), ホッテントリ(9), ブクマ(9), 自意識過剰(9), 一緒に(9), アレ(9), エビデンス(9), エロ漫画(8), 世界観(8), 基本的(8), 普通に(8), キチガイ(8), google(8), ガチ(8), 女に(8), 12歳(8), 知らんけど(8), ゾーニング(8), 自分自身(7), 出版社(7), 笑(7), あるある(7), ここに(7), 上の(7), コスプレ(7), あいつら(7), hatena(7), くない(7), youtube(7), はてブ(7), マジョリティ(7), 文章力(7), 表現の自由(7), ごめんね(7), キモい(7), 日本政府(7), 客観的(7), 北朝鮮(7)
ドム(20), translate(4), 生理用品(33), 助六(5), 小西(6), 1月22日(5), 国軍(4), エシュロン(4), キモチワル(3), weeb(3), カサ(3), 撤去(59), エロ本(95), 男らしさ(17), レーダー照射(23), 自衛隊(42), マッチョ(21), 男児(11), 助(8), 批評(9), レーダー(8), 野党(23), ロジック(14), 不快感(10), 悪人(9), 外人(13), 生理(20), コンビニ(69), 腐女子(20), 置く(14), 韓国(47), 売れ(31), 配慮(24)
■「男らしさ」を求められた記憶があまり無いんだが(37歳男性) /20190121113933(19), ■腐女子カーストにイライラしたので書き殴った長文1 /20190123044359(15), ■どう考えても死にたい /20190122211554(12), ■今まで本をあんまり読んでこなかった高校生だけど日本語って難しい /20190123135701(11), ■助六寿司の需要 /20190122211553(11), ■作家デビューしたけど向いてなかった /20190122141644(9), ■エロ本に反対する理由が「見たくない」しかないから生理用品が持ち出される /20190123111259(9), ■僕の場合は「男らしさ」を求められた経験がけっこうある(25歳男性) /20190123032713(9), ■芸能人の政治的意見表明に反対 /20190123114636(9), ■漫画、アニメ、ラノベの面白さを面白く語れるインフルエンサーが求められている気がする /20190122224439(9), ■じゃあ逆に魔法少年ものって何? /20190122212019(8), ■ハイクオリティゲーム、ボリュームありすぎ問題 /20190123153814(7), ■レーダー照射問題日本が嘘ついてること証明されたな /20190123030206(7), ■生まれてくる時代を間違えた /20190120190757(7), ■エスカレーター前の下着売り場 /20190123114814(6), ■20年近くの自分の人生を整理したい。 /20190123120341(6), ■洗脳ソングを流している飲食店 /20190123184234(6), ■ /20190123180543(6), ■子供がエロ本を見る事による悪影響 /20190123014615(6), ■まどマギでキュウべぇがエントロピーがどうのこうのいってたけど /20190123115826(5), ■成人男性が病人に電車で冷たい理由 /20190123190654(5), ■anond:20190123131241 /20190123131350(5), ■ブクマへのスターは3個まで /20190121181543(5), ■ヤフコメと増田の違い サムアップ(いいね)ボタンの有無 /20190123083306(5), ■ /20190121182748(5), ■I am a high school student who has not read books until recently, but Japanese is difficult. /20190123141509(5), ■腐女子カーストにイライラしたので長文書いたら文字数引っかかったの /20190123045056(5)
5956071(2674)
大体同じだけど、新自由主義はちょっとだけ金利操作などの技法を入れた。また、一部だけケインズの知見を入れてる。
だけど、国民生活に干渉してはならないという前提なので、金持ち減税、企業減税は著しい。
金利操作は0近郊ではほぼ無意味になる流動性のわなという現象があるのだが、もろそれに近い状態になっても企業の設備投資が起きないということになっている。
ケインズにより、国全体の貯蓄(資金余剰)と投資(資金不足)が一致するということが示されている。で、企業が設備投資をしないところかため込み、家計もため込んでる。
そのもとだと政府しか投資、つまり資金調達して事業する主体がいないのに、新自由主義の下政府の財政均衡を叫び、案の定そのたびに景気の墜落を発生させている。(小泉自民党、民主党)
小泉自民党は口がうまかっただけで、やってるのは民主党と同じ。
まあ、金持ちが税金とられるのが嫌だからというのはわからんことはないが、せめてため込ませないようにさせんと、金回り(貨幣の流通速度)は低下し続けるだけ。