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2024-03-19

今更「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想

この本しんどいな。

「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想がそれだった。

土曜の夜23時、昼間参加した友人の結婚式の疲れを引きずりながら、少し暗くした部屋でベットに寝そべりダラダラと読んでいた。隣のリビングからは、夫が録画した刑事ドラマを見ている音が響いてくる。あしたは日曜で何も予定がなく、深夜までドラマを見続けるのだろう。美咲も多分、明日は午前中はダラダラと寝て過ごし、パンカップスープ適当昼ごはんを食べ、夕方なんとなく近くの駅ビルの買い物に出かけ、夕食は作るのが面倒になって外食で済ませて帰ってくるのだろう。結婚して1年近く続く何もない週末のいつもの過ごし方。

鈴木美咲1990年まれ28歳。生まれ山梨県で、大学上京するまでは地元自営業を営む両親のもとで特に大きな反抗もなく健やかに育ったと自分では思っている。勉強は小さい頃から得意で、地元進学校に進学した際には、東京に行くことが当たり前の選択肢になっていた。市内の一番偏差値が高い大学はいわゆる”駅弁”の大学で、進学校の中でも勉強のできる子は上京するのが当たり前だった。彼女の両親は東京大学を出て地元に帰ってきた人だったため自分大学上京することに特に違和感は抱かず、自然東京大学を目指した。根が真面目な彼女高校時代勉強に多くの時間を割き、国立大学不合格となったものの、無事都内私立大学合格し、18歳の春に上京した。今年で上京して10年目になる。


彼女母親時代女子が進学するといえば短大だったそうで、その時代東京の4年制大学卒業した美咲母親はそれを誇りに思っている節があり、娘にも上京を勧めた。母が20代の頃、美咲の母方は酒の卸業を営んでいた。当時はだいぶ繁盛しており経済的に余裕があったためか。美咲の母は就職活動をせず地元に帰り2-3年ほど家業を手伝い、美咲の父となる人物お見合い出会い結婚した。父は口下手で商売が上手なタイプではなかったが、家庭の中では優しい父親だった。母がよく癇癪を起こしているのに対し、父が言葉を荒げているのは美咲記憶にはない。花が癇癪を起こすのは大抵父が全く家事を手伝おうとしないからだった。母は父を一生懸命教育しようとしていたが、家事女性がやるものと思っていた父はなかなか身につかなかった。60代になりようやく自分で皿を洗うようになったと最近母が言っている。

美咲に対して、母は今後は女の人も外で働く時代なのだから一生懸命勉強しなさいと強く進めた。美咲の成績が上がると母も喜んだ。東京大学に行くことを賛成し、美咲英語が得意だとわかると英会話塾のパンフレットをたくさんもらってきては彼女能力を伸ばすことに力を注ぎ、美咲外国語大学志望だと進路希望で話すとその大学出身卒業生のエッセイなどを買ってきては彼女の夢を応援した。美咲自身は多感な年頃ならではの母親へのウザさのようなものは感じていたが、基本的には嫌いではない母親だった。


美咲地元にいた頃から一貫して共学で育ってきた。自分自身があまりまれ容姿ではなく、自分ニキビからかわれ、「ニキビ」という知性のかけらも無いそのままのあだ名をつけられてから男子が嫌いになりずっと距離を置いていたため共学ならではの彼氏ができるとか放課後一緒に男子と帰るといった甘酸っぱい青春を過ごすことはなかった。しかし、男子が身近にいることは普通だったし、2つ離れた年下の弟もいた。美咲勉強ができたが、それに対して男子比較されて何か不都合を感じたことはなかった。勉強ができる人は男女関係なく一目おかれたし、男女関係なく進路を好きなように決めたし、母のように女子短大といった時代でもなかった。ただ文系クラスの方が女子が多かった。男子があまり得意ではなかった美咲にとって、女子が半数を占める文系クラスは過ごしやす環境だった。国立に落ち第二志望で進んだ私立大学も、外国語教育に力を入れており文系がメインの大学だったため、全体的には女子の方が多い大学だった。大学の間も相変わらず彼氏はできなかったが、多摩地域のんびりしたキャンパスで4年間を過ごし、休みの間には短期海外留学経験して、語学力を向上させながらやりたかった海外分野の勉強をして過ごした。



自分女子であることに違和感のようなものを感じるようになったのは、就職してからだった。震災後に採用を抑えていた2012年就活戦線はなかなか苦戦し、50社以上のエントリーシート、20社の面接を受け、最終的に内定が出たのは2社だった。当初地元に帰ろうかなと思っていたものの、内定した会社は誰もが名前を知るIT企業メーカーで、大手企業就職が決まったことで、彼女自身家族もホッとし、東京に残ることを納得した。結局新しいことができそうなIT企業への就職を選んだ。IT業界リモートワークなどの制度を生かして女性活躍しています、と先輩社員セミナーで語っていたのも理由の一つだった。メーカーの方は男性ばかり出てきて少し古い印象を持ったことを美咲は覚えている。



美咲ソフトウェア製品営業職として2013年4月社会人生活スタートさせた。自分の同じ部門認識できる範囲には100人ほどの人がおり、女性の先輩も2割ほどいたので全くいないわけではなかったが、営業職の先輩は、みな独身か、結婚していても子供がいなかった。既婚子ありの女性の先輩は業務部門でひっそりと仕事をしている印象があり、営業職の美咲ほとんど関わりがなかった。営業部門は8割が男性で、かつ半数以上は50代だった。夜の飲み会は大抵自分以外はおじさんという状況が多く、美咲はその場ではじめて焼酎水割り・お湯割の作り方を覚えた。飲み会では大体業務部門の人たちは営業できないお荷物、という言い方をされ、美咲はただ笑って過ごすしかなかった。いずれ子供を産んだら自分もそこに行くのかな、という思いもある中、関わったことのない業務部門の人たちについて何かをかばうことも出来ないし、やり過ごすほかなかった。



その会社でのソフトウェア事業は、正直言ってメイン事業ではなく、ハードウェアのおまけのような扱いの部門であった。営業職として客先に行くには、まずは社内営業ハードウェア営業に客先の同行をお願いし、OKが取れたらやっと客先に行き、自分製品を紹介する。ある女の先輩は言っていた。「飲み会に誘ってもらえるのは女子特権なんだから若いうちの飲み会は全て断らずに参加しなさい」と。先輩のアドバイスは正しかった。美咲お酒は弱かったが、飲み会のような場は嫌いではなかったため、最初の2年ほどは結果も出せず苦労したが、もともと人と関わるのが好きな彼女は社内の飲み会にも積極的に顔を出し、仲のいい人を多く作って行くことで仕事も徐々に自分で結果が出せるようになっていった。


入社して5年目、一通りの経験をこなし、大きな案件複数経験して自信が出た美咲は、社内異動制度に応募してハードウェア部門へ異動した。ある意味傍流から本流に異動したわけで、彼女としても意気揚々の再スタートだった。前の部門でおじさんと飲むことに慣れていた美咲は、異動初日飲み会で、やはり50代の男性が多い同じチームのメンバーに対して「私はセクハラ大丈夫なんで」と笑って宣言した。意外だったのは、部門である優秀な40代マネージャーが、「そういう発言はやめたほうがいい」とはっきり言ったことだった。彼は今後役員まで上がるだろうと期待されている、社内のエースのような存在だった。えらい人からそのようにキッパリ言われたことで少し美咲ビビったが、その発言はそのほかのメンバーには笑って流された。


「82年生まれキム・ジヨン」を読んで、美咲には何かが刺さった。これまでの彼女人生の中で、キム・ジヨンのような思いをした経験が、同じ世代日本人女性なら1度や2度はあるはずだ。と、こんな風な長々した文章を書いてしまうくらい、何かを伝えなければ、声を上げなければと感じた。しかし何を言えばいいのかがわからない。何か目の前の明確な不平等を変えて欲しいわけでは無い、自分はむしろまれているほうだと思う、でもそれでも何度か自分のせいだけとは思えない壁にぶつかり、しんどい思いをした、ように思う。何が変えられるのかよくわからないが、とりあえず自分の思いを言葉にしないことには始まらない。

90年生まれで一番多い名前の、数多くの美咲に変わって、中途半端ですが、ひっそりとここに吐き出します。

今更「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想

この本しんどいな。

「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想がそれだった。

土曜の夜23時、昼間参加した友人の結婚式の疲れを引きずりながら、少し暗くした部屋でベットに寝そべりダラダラと読んでいた。隣のリビングからは、夫が録画した刑事ドラマを見ている音が響いてくる。あしたは日曜で何も予定がなく、深夜までドラマを見続けるのだろう。美咲も多分、明日は午前中はダラダラと寝て過ごし、パンカップスープ適当昼ごはんを食べ、夕方なんとなく近くの駅ビルの買い物に出かけ、夕食は作るのが面倒になって外食で済ませて帰ってくるのだろう。結婚して1年近く続く何もない週末のいつもの過ごし方。

鈴木美咲1990年まれ28歳。生まれ山梨県で、大学上京するまでは地元自営業を営む両親のもとで特に大きな反抗もなく健やかに育ったと自分では思っている。勉強は小さい頃から得意で、地元進学校に進学した際には、東京に行くことが当たり前の選択肢になっていた。市内の一番偏差値が高い大学はいわゆる”駅弁”の大学で、進学校の中でも勉強のできる子は上京するのが当たり前だった。彼女の両親は東京大学を出て地元に帰ってきた人だったため自分大学上京することに特に違和感は抱かず、自然東京大学を目指した。根が真面目な彼女高校時代勉強に多くの時間を割き、国立大学不合格となったものの、無事都内私立大学合格し、18歳の春に上京した。今年で上京して10年目になる。


彼女母親時代女子が進学するといえば短大だったそうで、その時代東京の4年制大学卒業した美咲母親はそれを誇りに思っている節があり、娘にも上京を勧めた。母が20代の頃、美咲の母方は酒の卸業を営んでいた。当時はだいぶ繁盛しており経済的に余裕があったためか。美咲の母は就職活動をせず地元に帰り2-3年ほど家業を手伝い、美咲の父となる人物お見合い出会い結婚した。父は口下手で商売が上手なタイプではなかったが、家庭の中では優しい父親だった。母がよく癇癪を起こしているのに対し、父が言葉を荒げているのは美咲記憶にはない。花が癇癪を起こすのは大抵父が全く家事を手伝おうとしないからだった。母は父を一生懸命教育しようとしていたが、家事女性がやるものと思っていた父はなかなか身につかなかった。60代になりようやく自分で皿を洗うようになったと最近母が言っている。

美咲に対して、母は今後は女の人も外で働く時代なのだから一生懸命勉強しなさいと強く進めた。美咲の成績が上がると母も喜んだ。東京大学に行くことを賛成し、美咲英語が得意だとわかると英会話塾のパンフレットをたくさんもらってきては彼女能力を伸ばすことに力を注ぎ、美咲外国語大学志望だと進路希望で話すとその大学出身卒業生のエッセイなどを買ってきては彼女の夢を応援した。美咲自身は多感な年頃ならではの母親へのウザさのようなものは感じていたが、基本的には嫌いではない母親だった。


美咲地元にいた頃から一貫して共学で育ってきた。自分自身があまりまれ容姿ではなく、自分ニキビからかわれ、「ニキビ」という知性のかけらも無いそのままのあだ名をつけられてから男子が嫌いになりずっと距離を置いていたため共学ならではの彼氏ができるとか放課後一緒に男子と帰るといった甘酸っぱい青春を過ごすことはなかった。しかし、男子が身近にいることは普通だったし、2つ離れた年下の弟もいた。美咲勉強ができたが、それに対して男子比較されて何か不都合を感じたことはなかった。勉強ができる人は男女関係なく一目おかれたし、男女関係なく進路を好きなように決めたし、母のように女子短大といった時代でもなかった。ただ文系クラスの方が女子が多かった。男子があまり得意ではなかった美咲にとって、女子が半数を占める文系クラスは過ごしやす環境だった。国立に落ち第二志望で進んだ私立大学も、外国語教育に力を入れており文系がメインの大学だったため、全体的には女子の方が多い大学だった。大学の間も相変わらず彼氏はできなかったが、多摩地域のんびりしたキャンパスで4年間を過ごし、休みの間には短期海外留学経験して、語学力を向上させながらやりたかった海外分野の勉強をして過ごした。



自分女子であることに違和感のようなものを感じるようになったのは、就職してからだった。震災後に採用を抑えていた2012年就活戦線はなかなか苦戦し、50社以上のエントリーシート、20社の面接を受け、最終的に内定が出たのは2社だった。当初地元に帰ろうかなと思っていたものの、内定した会社は誰もが名前を知るIT企業メーカーで、大手企業就職が決まったことで、彼女自身家族もホッとし、東京に残ることを納得した。結局新しいことができそうなIT企業への就職を選んだ。IT業界リモートワークなどの制度を生かして女性活躍しています、と先輩社員セミナーで語っていたのも理由の一つだった。メーカーの方は男性ばかり出てきて少し古い印象を持ったことを美咲は覚えている。



美咲ソフトウェア製品営業職として2013年4月社会人生活スタートさせた。自分の同じ部門認識できる範囲には100人ほどの人がおり、女性の先輩も2割ほどいたので全くいないわけではなかったが、営業職の先輩は、みな独身か、結婚していても子供がいなかった。既婚子ありの女性の先輩は業務部門でひっそりと仕事をしている印象があり、営業職の美咲ほとんど関わりがなかった。営業部門は8割が男性で、かつ半数以上は50代だった。夜の飲み会は大抵自分以外はおじさんという状況が多く、美咲はその場ではじめて焼酎水割り・お湯割の作り方を覚えた。飲み会では大体業務部門の人たちは営業できないお荷物、という言い方をされ、美咲はただ笑って過ごすしかなかった。いずれ子供を産んだら自分もそこに行くのかな、という思いもある中、関わったことのない業務部門の人たちについて何かをかばうことも出来ないし、やり過ごすほかなかった。



その会社でのソフトウェア事業は、正直言ってメイン事業ではなく、ハードウェアのおまけのような扱いの部門であった。営業職として客先に行くには、まずは社内営業ハードウェア営業に客先の同行をお願いし、OKが取れたらやっと客先に行き、自分製品を紹介する。ある女の先輩は言っていた。「飲み会に誘ってもらえるのは女子特権なんだから若いうちの飲み会は全て断らずに参加しなさい」と。先輩のアドバイスは正しかった。美咲お酒は弱かったが、飲み会のような場は嫌いではなかったため、最初の2年ほどは結果も出せず苦労したが、もともと人と関わるのが好きな彼女は社内の飲み会にも積極的に顔を出し、仲のいい人を多く作って行くことで仕事も徐々に自分で結果が出せるようになっていった。


入社して5年目、一通りの経験をこなし、大きな案件複数経験して自信が出た美咲は、社内異動制度に応募してハードウェア部門へ異動した。ある意味傍流から本流に異動したわけで、彼女としても意気揚々の再スタートだった。前の部門でおじさんと飲むことに慣れていた美咲は、異動初日飲み会で、やはり50代の男性が多い同じチームのメンバーに対して「私はセクハラ大丈夫なんで」と笑って宣言した。意外だったのは、部門である優秀な40代マネージャーが、「そういう発言はやめたほうがいい」とはっきり言ったことだった。彼は今後役員まで上がるだろうと期待されている、社内のエースのような存在だった。えらい人からそのようにキッパリ言われたことで少し美咲ビビったが、その発言はそのほかのメンバーには笑って流された。


「82年生まれキム・ジヨン」を読んで、美咲には何かが刺さった。これまでの彼女人生の中で、キム・ジヨンのような思いをした経験が、同じ世代日本人女性なら1度や2度はあるはずだ。と、こんな風な長々した文章を書いてしまうくらい、何かを伝えなければ、声を上げなければと感じた。しかし何を言えばいいのかがわからない。何か目の前の明確な不平等を変えて欲しいわけでは無い、自分はむしろまれているほうだと思う、でもそれでも何度か自分のせいだけとは思えない壁にぶつかり、しんどい思いをした、ように思う。何が変えられるのかよくわからないが、とりあえず自分の思いを言葉にしないことには始まらない。

90年生まれで一番多い名前の、数多くの美咲に変わって、中途半端ですが、ひっそりとここに吐き出します。

anond:20240319121859

ていうかお見合いアプリやらなんやらを使ってまで結婚したい(相手いるか結婚したい!ではなく結婚したいか相手がほしい!という結論先行志向)と考えてる相手結婚したくない

お見合いとかマッチングアプリ使ってまで結婚したいもんなの?

売れ残り同士で妥協婚するくらいなら独身でいいやってならないの?

2024-03-17

みんな、なぜ結婚したいと思ったの?

絶賛婚活中のアラフォー男の増田

 

大抵の男性子供ほしさで20,30代前半を狙うそうだが、自分は同年代希望子供大学に行く頃に自分定年してるじゃん。気軽に子供欲しいとか言える?

自分結婚に対するモチベは、誰かと一緒にいて楽しいとか、帰ったら家族がいる安心感とか、そういうのが幸せ単位だと思うから

 

でも、「一緒にいて楽しい」をよくよく考えてみると、趣味が合わなくても話していて楽しい人もいるし、でもそれだと時間が経つと話すことも減って、つまんなくなるのでは…。

お互い高め合えるというか刺激のある関係だといいのだろうけど、果たしてそれでいいのか。

何回か会って、最初箸にも棒にもかからないけど、段々喋るようになってくれて楽しく話せる人もいるし。

 

どう進めていいのかちょっと分かんなくなってきた。

色々ぐるぐる考えて結局は、

・なぜ結婚したいのか

結婚に何を求めているのか

をきちんと見定めないといけないのかな、と思ったりしてる。

 

自分場合、上に書いた理由子供絶対に望んでいるわけではないけど。

カウンセラー氏に相談もしてるけど、何だかうまく考えがまとまらない。

いや、カウンセラーはいい人なんだけどね。

 

お見合い申込みは結構来るからお見合い自体簡単に組めるのだけど、

就活と同じで自己紹介微妙アピールっぽく盛られてるから(それ自体悪いことではないけど)、

会ってみないと分かんないし、しかも何度か会わないとよく分からないし。

[]3月16日

ご飯

朝:和風パスタ。昼:柿の種チョコせんべい。夜:白菜にんじんきのこ餃子の鍋。締めのラーメン。間食:ファミチキ

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすみー。

金色ラブリッチェ

・はじめに

SAGA PLANETSから2017年に発売された18禁美少女ゲームの全年齢移植版を遊んだので感想を書く。

普通男子高校生に過ぎない市松央路が、道でトラブルに巻き込まれてた金髪美少女シルヴィアを助けたこから彼女が通っている超エリート学校私立ノーブル学園に転校することから始まる学園ラブコメ

シルヴィア北欧ソルティレージュという架空国家王族で、国が日本AIソフトウェア技術を売り込みたいという事情があるので、外交のために日本高校に通いつつ公務に勤しんでいる。

そんな多忙王族シルヴィアに何故か気に入られてしまった主人公彼女と共に過ごす中で自分なりの「黄金」を見つけるのが、主なあらすじ。

美少女ゲームらしく、攻略対象ヒロイン毎にルートが分かれており、それぞれのルートでかなり物語が異なるので一人づつ紹介したい。

共通ルート

まずはヒロイン毎のルート分岐する前の共通ルート

ここでは上流階級揃いの学園と庶民主人公ギャップ面白い

私立ノーブル学園の午前中に受験必要な教科の授業をやって、午後の授業は各々の受験では測れない得意分野を伸ばすエキスパート授業をする、かなり特異な学校描写はワクワクした。

あとエロ方面でウブな男連中を懐柔し同性の友達を増やしていくパートが好き。

序盤こそ閉鎖的な学校社会の嫌な雰囲気が多いが、徐々友達の輪が広がっていき、周囲に溶け込んでいく。

これが自分が助け王族であるシルヴィアの助力ではなく、主人公の央路の性格で話が進んでいくのが楽しい

困っている人がいると格好付けて助けてしま性格が、全面的肯定されるんじゃなくて、それが巻き起こす悪影響も同時に描いていくのがバランスが取れているなと感じた。

友達の輪が広がっていく中で徐々に、央路は央路で色々と抱えていることが判明していく。

・妃玲奈ルート

玲奈は、上流階級揃いの学園で数少ない庶民仲間になるギャル系ながら普通女の子キャラ

下ネタ大好きなバカ友達の面と、ママ味のある優しい面の両面が交互に来るのが魅力。

ただ、玲奈本人のルートながらハッキリ言って彼女は話の主題にいない。

主人公の央路が、自身過去と向き合うエピソードが中心に展開していく。

私立ノーブル学園の特異さや、ソルティレージュ国のあれこれなども抑え目。

その代わり、本ルートもう一人の主人公とも言うべきめちゃくちゃすごい野球選手の縞投良、その恋人の千恵華というもう一組のカップルの出番が多めだ。

玲奈本人が蚊帳の外なのは気になるものの、どうして主人公がああい性格なのか、その性格の悪い側面とはなんなのかが掘り下げられるのは興味深く、王族の力を遠慮なく借りてのラストシーン青春熱血もの燃えるシナリオだった。

エロイナルート

エロイナは、シルヴィアの側近、護衛を務める騎士

腕っぷしはかなり強く厳格な性格だが、このゲーム美少女ゲームなので、デレデレなときギャップもしっかりある

エロイナは護衛を務める都合上、主人公の抱える過去も色々知っていてその辺の話はサクッと誤解なく終わる。

その代わり、ソルティレージュ国の内情や王族として人の上に立つことの不平等さがしっかりと掘り下げられる。

主人公の協力がなくても自立したシーンが多く、エロイナとシルヴィア関係値の変化が主になるエピソードだった。

個人的に気に入ったのは、ストーリー的に主題めいた部分があるわけではないが、エロイナが手料理を作ってくれるパートや、逆にエロイナに日本料理を紹介するパートがかなりの回数あったところ。

海外食文化エピソードは興味深いし、日本海外ギャップエピソードも良き。

液体のドレッシングではなく香草スパイスで食べるサラダとか気になるなあ。

・茜ルート

スポーツ少女の茜ちゃんの猛烈アプローチにたじたじになるルート

全年齢版だとカットされちゃったシーンが多いからか、ボリュームがかなり少ない。

話の起伏も少なく、ご褒美CGを見てふむふむいえない全年齢版を遊んでいる身では少し辛いところだった。

シルヴィア・僧間理亜ルート

ストーリー的に密接な関係になっているので、まとめて紹介。

シルヴィアは上述の通り物語の始まるキッカケになった王族女の子

そして理亜はタバコを吸っているヤンキー立ち入り禁止屋上に一人佇んでいる子だ。

理亜は所謂お見合いお節介」系のキャラで、シルヴィアルートに限らず、主人公の恋路を毎回応援してくれる。

そんな一見するとサブキャラっぽい彼女ルートが何故メーンヒロインシルヴィアルートと対になっているのか。

央路、シルヴィア、理亜の関係性はなんなのかが、金色ラブリッチェ全体のエピソードとしてまとまっていく。

この辺はネタバレなしで感想を書くのが難しいが、序盤にあった何気ないシーンや、作品全体の構造の見通しが付いたと油断した読書の虚を衝く展開など、読み応えのある一番面白いルートだ。

とある喫煙シーンで不穏な空気が漂い出し、そこから物語が一変し始めるんだけど、コンビニタバコを購入するという何気ないワンシーンながら非常に印象に残った。

僕はタバコを吸ったことがないのだけど、一生吸わないでいようと思うぐらい印象に残った。

とはいえ徹頭徹尾、格好つけたがりな主人公性格がメインの主題であることは間違いなく、それを際立たせるためにシルヴィア、理亜の両名ともにヒロインをする構造が良きポイントだ。

格好つけるとはなんなのか。

良い面と悪い面のバランスをどうとるのか。

若者らしい瑞々しいテーマ美少女ゲームらしい王道の良さがありつつ、主人公性格の悩みを大きく取り扱っていた点はこの作品らしさもあって、いいゲームだと思った。

・ミナちゃんルートはありません

なんでだよ! と思わず声を上げてしまったが、ありません。

シルヴィアの妹で王族のミナちゃん

主人公シルヴィアの隣にいる男性として相応しい人間に育て上げるために、色々と甲斐性のあるエピソード豊富キャラ

姉のために仕方なくやっているのだからルートがないのは当然かもしれないが、可愛いキャラだった。

小さい見た目ながら中身は全キャラ最も大人キャラで、だらしない姿を見せるとキツく叱ってくれる優しい子だ。

彼女教育サポートに支えられるルートも多く、サブキャラとしてなまじルートを選ばず出番があるので、大好きになった。

玲奈ルート彼女ママ味が薄く感じてしまたことに、今作にはそれ以上の母性を感じるキャラいたことが原因だったかもしれない。

なお、ファンディスクではルートが用意されているらしいので、そちらを購入済みなので近日中に遊ぶ予定だ。

・おわりに

面白かった。

王道な学園ラブコメながら、上流階級庶民の差や、格好つけることの是非のテーマなど、この作品独自楽しいところが満載だった。

食にまつわるシーンが多いのも好きなところ。

ストーリーが転調するときの不穏さは辛いものがあったけれど、読後感はとても良く主人公市松央路の格好良さと格好悪さを見届けられてとても良かった。

続編のファンディスク世界観が繋がっている別の作品などもあるので、それらも遊んでいこうと思う。

2024-03-16

独身を貫く判断するのに婚活1年した

元々、一人が苦にならないタイプで、独身のままでもええわって思っていた。

ただ結婚について全く検討しないのもどうかと思い、

少しでも市場価値の高い若いうちに婚活市場してみるかと試しにやってみた。

そんな訳で相談所に入会して婚活始めて、あと少しで一年となるのだが、

それなりにやった結論としてはやっぱ独身でいいかなと思った。

理由は、一緒に過ごすと幸せになれそうな異性と婚活市場結婚できる可能性はかなり低そうだったから。

もちろん可能性はゼロではないとは思う(というかそう信じたい)のだが、

流石に婚活にかける時間金銭といったコストに見合うのかというと、婚活継続する選択肢はないかなって。

参考までに婚活でやってたことも書いとく。

相談所を選んだのは女性と会う効率重視のため。アプリ20代の時にちょっとやってたけど、労力かかりすぎて辛かった。

ぼくのスペック

・30代前半

年収1000万 会社員

身長175で普通体型

顔面中の下

オタクくん

次に、婚活時に相手への希望

・32歳まで  ※最初もっと上の人とも会ったが、やばめな印象だったので厳しくした

経済的に自立していて共働き意向

・極度に太っていない

・それなりの容姿

ライフスタイルが全く合わなそうな超絶アウトドアウーマンでなければよし

それなりのカタログスペックだとは思うので、顔が終わっててもそこそこお見合いは設定できた。

たーだ、当然お見合いスタートラインに立っただけな訳で、

そこから双方のジャッジが入り、互いに交際希望になれば次へ進展する。

僕の方からは、会った人に対して、半分くらいが交際希望を出していた。

ただ、とりあえず交際して考えてみるか、程度の希望度はそんな高くない場合も含む。

そんな感じでゆるく交際希望はしていたのだが、とにかく女性からはとにかく交際拒否されまくった。

拒否された話の前に、先に自分から交際拒否する際の理由を触れると、

自分語りが異常に多いor逆に会話が淡白話題が広がらないなどで、会話面で極端に交際に苦労しそう

性格価値観等の不一致 

写真詐欺や身だしなみが汚い等

といった辺り。

性格価値観といったパーソナティの相性は仕方ないと思うが、

相談所経由で出会った女性とはとにかく会話が盛り上がりにくいような感覚があった。

写真詐欺は意外(?)に少なかったが、たまに超絶上振れのお見合い写真だったりして、

お見合い時に血反吐を吐きそうな時も存在した。

一方、女性側について、交際拒否理由相談所経由で確認すると、

大体会話のフィーリングといった内容で、会話の盛り上がりに関して触れられることが多かったりする。

お見合いでの会話が受け身女性に限って、そういった理由を出されたりするので、如何ともし難い。

凄くアバウトな内容なので、1年を通して全然どう対応すべきなのかが分からなかった。

他の男性はどうしてるんだ?僕のコミュニケーション能力問題なのか?

縁があって何名かと交際に入ったとしても、やっぱり交際に入っても受け身でやりとりが続かないとかはよくある。

そうでない人も、メンヘラ気質でだったりと交際に入ってからキツい部分を見てしまって、

繋がった縁も全て終了してしまってしまった。

それでも、根気よくお見合いを続けていると

20人に1人くらいの確率で、可愛いくて性格も良くて会話も盛り上がりお仕事もしっかりしているみたいな素敵な女性と出逢えるのだが、

残念ながらやはりこういった女性とも縁がないんですよね・・・

ハイスペック女性になると、ライバルもより強力になり、よりハードモードお見合いで僕に勝ち目はあるのか。

そんなこんなで相談所で出会えそうな女性幸せになれる未来がなさそうなので、ぼくの婚活終わり

2024-03-10

お見合い雑談が最適解なのか?

いやさ

お金稼いでくれて

暴言暴行をしない

子供虐待せずに

いい感じに夫婦仲良い関係を築きたい

雑談、しなくてもよくね?

特に好きでも何でもないけど

かにいか雑談をさせられている

こう言う人もいるわけで。

お互い不幸やな

2024-03-06

anond:20240305210310

少女漫画古典手法

「親がそろそろ結婚しろってうるさくてこのままだと見知らぬ人と毎週末お見合いさせられるのでこうやってあそぶことも難しくなります、できれば付き合ってる人がいる名目あなたを親に紹介したい」宣言じゃねえの

そんで親にきかれたら「見知らぬ人はイヤ、でもこの人となら私はやっていけるとおもうの」とさりげなく告白

帰り道駅までおくっていくとき「アレ本気?」「うん、私としてはそうなんだけど(ちら)」で「やっぱ言えくる?泊まっていく?」っていわれなければ諦めろ

anond:20240306055352

まあそうだな

てかさ

40近くなって結婚なら

大卒時にお見合いの方がよくね

2024-03-05

ジャニーズテレビに沢山出てるからチビイケメンモテる幻想崩壊

そもそもテレビの娯楽が地上波一択80年代から男の170cm未満は不人気。

シークレットシューズ専門店戦前から存在

漫画アイドルなど若い男性向け雑誌広告も背が伸びるのを謳った健康食品商品シークレットシューズデフォ

結婚相談所でも低身長男性は不人気という話題定番

ベテランお見合い婆さんも「男は背が高ければなんとかなる」と公言

明らかに平均身長170cmなかった世代昭和15年まれの身内の爺(身長167cm)も170cmしかったと何度も口にしており、高倉健など高身長俳優信者

ジャニが衰退して急に高身長志向になった」というのはチビの願望にすぎない。

テレビに出てるグループタレントメイクで仕上げてるのを画面越しに見るだけの存在なのでディズニーサンリオと変わらない。

恋愛婚活市場ジャニヲタ含めて女が一貫して低身長を避け続けてるのを「ジャニタレがテレビに沢山出てるからチビイケメンモテる」と自己暗示してただけ。

性加害報道で少数のジャニヲタ以外の女はジャニーズをぶっ叩いてたし、スポンサー降板歌番組冠番組CMが激減、LDHなど他事務所韓流グループ若手俳優に入れ替わっても誰も気にしていない。

ブ男とお見合いした

第一印象はブ男だった

ブ男ってだけでもマイナスポイントではあるが、さらに話まで退屈ではないか

こいつの発する全ての発言空虚のもの

虚無の境地

性格はどうだろう。可もなく不可もなくといったところか

話している間はそんなに顔は見ていなかった。

別れ際、顔を見たがやはりブ男は角度を変えてもブ男だった

家に帰った。

交際希望するか、断るか決めねばならない

即断った。悩む理由がない。

私の婚活はまだまだ続きそうだ。

anond:20240304222252

2024-03-04

ブスとお見合いした

第一印象はブスだった

でも話していて、社会経験豊富だし話は楽しいと感じた

性格雰囲気的に良さそうだ

別れ際、やっぱり何度見てもブスだった

家に帰った。

交際希望するか、断るか決めねばならない

1日悩んだ。

すごいブスだけど、すごい性格は良さそうと思ったんだ。

めちゃくちゃ悩んだ。

苦渋の決断だった。

すごいブスだけど、交際希望した。

その後、相談から連絡があった。

お断りされた。

俺の苦渋の決断は何だったんだ。

2024-03-02

anond:20240301205930

交際でうまくいっている人もいるので、いずれ成婚しそうで、余計なお世話かもしれないけど書いてみる。

おそらく増田はそれなりにハイスペでモテているのだろうけど、そのせいで相手への期待値が高くなりすぎている気がする。

美人でかわいくて性格も良さそうなのに、とにかく受け身すぎて大変な子もいた。

美人でかわいくて性格も良い上に、積極的にグイグイ来てくれる子だったら、男にとって都合が良すぎで、そんな子は自由恋愛でも婚活市場でも秒で相手が見つかるよね。

例えば、女性が「高収入イケメンだけどエスコート全然ダメなんだよね〜」って言ったら贅沢言い過ぎでは?って思うでしょ。

積極性は、美人性格の良さと同じかそれ以上に貴重なので。

増田はこの2つの選択肢があったら、どちらを選ぶのだろう?

性格がいい人」というのが「男に従順な人」で、そういう子を求めているのなら受け身でも仕方ない気がするけど、見た目に引きづられて、性格が合わない人とも続けてしまっているようにも見える。

僕にお見合い申込みしてきた女性に期待して会うと、お茶代のお礼も言わない(原則男が負担する)

マッチングアプリいいねをする側だったらわかると思うけど、申し込み=好意がある、というわけではなく、お見合いが成立した時点で対等なので、好意を期待してはいけない。自分経験だと、申し込みを受けた時より、自分から申し込んだ時のほうが質は良かった。

お見合い後の返事を期限内に出ささない(要するに放置してくる)

相談所が介在しているので、相手には非がないこともある。自分場合相手相談所の休日と重なったせいで遅くなったケースがあった。

これは日程調整とかでも起こることなので、相手との直接のやりとり以外で態度を決めつけない方がいいと思う。

信じられないが、結婚する気が本当にあるのか疑う女性も実際いる。

実際、そういう人はいたけど、ダメだと思ったらさっさと断ってしまえばいいと思う。

交際3人とかしてるからかな?

自分場合、いい感じの人と仮交際していた時は、週1〜2回合っていたので、2人でも大変だった。無責任だけど、会って楽しくない人との仮交際は続けない方がいいのでは?と思う。

2024-03-01

anond:20240301211754

「情もなきゃ興味もないほぼ他人といて楽しいわけないやん」

 

親が決めたお見合いでもないし、自分意思お見合い申し込んで会ってるのに「興味がない」なんてこと無いよ。

しろ「興味が無い」のに会ってたら、その人はおかしい。

興味が無い相手に「お見合い申込み」のボタン押すの?

anond:20240301205930

多分相手がいい人だろうと関係なくしんどい

情もなきゃ興味もないほぼ他人といて楽しいわけないやん

好きな人だったら奢ろうが時間取られようが気にならんわ

でもお見合い結婚すんだから好きでもない人と一緒にいるのはしょうがないじゃん

中学生にもなって「大事ものからこそ人任せにしない」が出来ない、そういう教育も受けてない生徒は、わが校的にはお断り

別に身内の肩を持つわけではない。

価値観の合わない身内に対して「お前たちと同じ釜の飯を食ってるのが恥ずかしいから、意識改革をさっさとしろ」と檄を飛ばしたいわけでもない。

学校と生徒には相性があり、ウチの学校はそういう生徒を育てるのに向いてないなと感じているという話だ。

『願書を出す』という体験受験における重要イベントだ。

役所的な手続き練習にもなるし、自分で一連の行為を行うことで受験自分事になることにも一役買う。

こういった手続き必要以上に軽んじても、重んじても、社会生活において負担になる。

ESの提出をやたら怖がったり、電気代をいつまでも滞納したり、そういう人間にならないための社会経験として、「願書を出す」「ちゃんと受け付けてもらう」「その結果として受験が出来る」という流れを生徒には体験して欲しい。

その機会を奪うような学校教育機関として重要なことを見失ってると思うし、そんな学校の言いなりになっているような生徒は自主性が足りていないように感じる。

とはいえ、これは私の個人的価値観によるものだ。

私の価値観に基づいた話を続けるが、正直、生徒は被害者ではあると思う。

間違った教育方針により育てられてしまった被害者だ。

判官贔屓的に救いたくはなってしまうが、こういった生徒のワガママな行動が周囲に及ぼす悪影響を考えると、「出来ればうちの学校には来てほしくない」と感じてしまう。

ワガママな生徒を育てる余力のある学校、成績が全ての弱肉強食を貫ける学校自由校風テンプレートの丸写しではなく実際にそうなっている学校ルール盲目的に従ってしまう生徒を求める学校、そういった学校に通って欲しい。

これは私達の働いている学校が怠慢だからというのではない。

校風と生徒の相性だ。

受験で忙しいから願書はまとめて出しておくね(お前らにまかせて失敗されても面倒だからな)」という方針粛々と従ってしまう生徒に対して、「ウチの学校きじゃん」と思う学校普通にあるだろう。

ただ、私の学校はそうではない。

「こういう生徒はいりません」という学校があっても、別にそれはそれで良いんじゃないかなと思う。

学校と生徒の関係は、企業社員関係のように、お見合いのような面があると私は信じている。

なんとなく第一印象が合わないとどちらかが感じ取ったなら、その時点で次の出会いに進む方が互いに幸せ何じゃないだろうか?

願書をラブレターかなにかみたいにとらえる考え方はナイーヴだという意見は受け入れる。

でも私は、教育者メンタルが壊れない程度にナイーヴなぐらいでいいと思っている。

anond:20240301003212

ワイの場合はこうだった。今から振り返ると超スピードだな。。。

1月 お見合い〜3回目デート

2月 〜6回目デート真剣交際開始

3月 毎週会ってた

4月 成婚退会、温泉旅行、同居先の内見

5月 賃貸契約引越し準備

6月 同居開始

7月 不妊治療開始、彼氏のご両親と食事

10月 入籍

2月 妊娠発覚

ワイの婚活カレンダー

驚異的なスピードで進んだつもりなんだが世の中もっとスピードで進めるカップルもいてビビる

2月 初回お見合い

3月 2回目デート

4月 3〜4回目デート

5月 真剣交際、以後毎週会うペース

6月 成婚退会

7月 温泉旅行

8月 彼女のご両親にご挨拶

9月 週末に同棲する賃貸物件を探す

10月 物件選び終了

11月 引っ越し同棲開始

2月 入籍

2024-02-29

一人暮らししてるぐらいならとっとと結婚すればいいのに

とにかく一人暮らしコスパが悪い。

この時代普通収入普通暮らしをするには、なるべく早く結婚して共働きで金貯めて投資するしかない。

相手ことなんて結婚してみないとわからないし、結婚してうまくいく確率お見合いでも変わらない。

うちは結婚生活は上手くいってないのだが、多分離婚しない。二人とも正社員生活費折半してるから別れたら今の暮らしが維持できない。

特に男は相手正社員だったら、勢いで結婚したほうがいい。

相手性格とか合わなくても、家に自分の部屋があって財布を自分で握ってれば、性格とかあんまり関係ない。

anond:20240228190945

反応が多かったので長くなるけど追記してみる。

結婚相談所にも魅力的な人はいるけど、増田が会えてないだけ 。

結婚相談所にも魅力的な人や相性がいい人は極少数いて、会える確率が非常に低いのでガチャを回し続けよう

下手したら100人単位ガチャになるから、相当に意志が強くないと氷河期就活みたいにメンタルやられるよね

そうなので、メンタルを維持して他責にならないためにも理論戦略必要になる。

IBJが出している成婚白書に実際の数字が載っているので見てほしいけど…

という、お見合いを何十回もしている婚活難民からすると信じられないような数字が載っているので、実際にA子のようなタイプは多いのだろう。

これを「自分残飯から結婚できないんだ」と見るのではなくて「ガチャでA子のような人を引き当てれば成婚できる」と見るべき。

もう少し細かく見ると、A子の婚活は次のような流れを辿ると思われるので…

  1. 入会後1週間: お見合いを申し込んだり、申し込まれたりする
  2. 1ヶ月目: 実際にお見合い相手と会う
  3. 2ヶ月目: 何人かと仮交際に進む
  4. 3〜4ヶ月目: 1人を選んで真剣交際に進む
  5. 5ヶ月目以降: 成婚退会する

活動期間は5ヶ月あっても、男性からA子を観測可能なのは真剣交際前の2ヶ月だけで(真剣交際以降はプロフィールが見えなくなる)、申し込みが成立する可能性のあるウィンドウさらに狭い1週間しかない、ということになる。(なので、申し込みを断られても気にしないこと)

男性場合相手身長が高くてもOK、(女性場合相手身長が低くてもOK

賢明相談所なら削れと言われる。

コンプに直結しやすい内容だから、何様?みたいに思われる可能性がある。

男性で「身長高い人が好き」ならいいけど、低身長でも構わない場合はそぐわない。

自分場合過去に背の高い人と付き合ったことがあったので「相手身長は気にしていない」旨を書いて、実際に背の高い人ともお見合いをしていた。

女性場合、160cm台だったらプロフィールには書かなくて検索条件で工夫すればいいと思うけど、180cmくらいあったら「背は高いですがお相手身長は気にされていません」と仲人PRで書いてもらうのはアリじゃないかな。

男性場合自分の)姓を変えてもOK

賢明相談所なら削れと言われる。

女性が姓を変えるのが当然ってこと?って思われる可能性があるから

かといって「姓を変えたいです!」はポジティブな印象抱かれない。

女性研究者のように姓を変えることに切実なデメリットがある相手だと刺さるんじゃないかな?

これも、女性が「なるべく姓を変えたくない」とはプロフィールに書きにくいので、男性が「姓を替えることを気にしていない・事実婚もあり」と書く方がマッチやすいと思う。書き方の問題だと思うけど、仲人Tさんだったらどうするかな?

競争率が低そうな人」は完全に私見なんだけどさ。

異性のプロフィールはいくらでも見られるわけで、それを見て

カジュアル写真

・短いプロフィール

プロフィールに悪条件を記載

を続けてる人はやばくない?と思っちゃう。何十年も一緒にいることを想定して活動してるんだし。

結婚相談所場合プロフィールちゃん添削しない仲人問題であって、本人は天然でいい人だったりするので(実際にそうだった)、そういう人を逃すのはもったいないし、お見合いの日程調整でグダったりするのも結婚相談所が原因の場合もあるので、会う前にダメだと判断するのは早計。

婚活バトルフィールドに慣れすぎると、婚活バトルフィールド最適化された行動をとっていない相手を「やる気がない」とか判断しがちなので注意しよう。

プレゼント持ってこられて嬉しいか

まだそんな確かな関係でもない人から「夢に出てきました」と言われるのは魅力的なんだろうか?

お見合いして仮交際をしている相手=好きになれそうな人、なので嬉しい。

たとえ婚活テクであっても、お金や手間をかけて好意を示してくれていることが嬉しい。

相手がウケが悪い趣味を持っている(例: (女性の)海外旅行” え!?そうなのウケ悪いんだこれ…

自分は気にならないけど、一般的にはそうらしい。↓ここらへんを見て。

そのせいで、海外旅行が好きだったり、海外駐在経験のある人でも(おそらく仲人添削で)プロフィールには書いていないこともあり、逆に男性から海外旅行好きを見つけるのが難しかった。

ウケが悪い趣味を持っている(例: (男性の)バイク) /バイクってそんな特筆すべき悪い趣味筆頭なのかな…

人にもよると思うけどウケは悪いらしい。↓ここらへんを見て。

こんなとこで結婚相手探すより普通に恋愛結婚した方が早いと思うんだけど‥何でワザワザみんなエクストリームモードプレイしたがるのかな?

自然恋愛場合

必要になって時間と手間もかかるし、同じコミュニティ複数の人に声をかけるのは難しいので、短期間で恋愛対象にしてよい相手にたくさん出会える、という点で結婚相談所タイパは良かったよ。

現実を知らないと言われるだろうけど、「美人投票では上位に来ないかもしれないけど、自分の好みのタイプ」って難しそう

比べてしまうと、より綺麗な方に惹かれてしまうので難しいのは確か。

メンクイの場合対策については、ここらへんの動画が参考になるかな。

anond:20240228195521

相談所に高いお金を払ってるから傲慢になってるのかもしれんが、

お見合い相手は1円も金はもらってないからな…。

せやな

anond:20240228101927

増田の「まっとうな方法」がどんなレベルなのか定義してないから分からないが、人権侵害しないということを前提に考えると、

1. SNS廃止

2. マッチングアプリ廃止

3. お見合い文化の復活

この3つだと思う。言い方悪いけど、男女ともに「コイツはナシだな…」と思うラインを引き下げて、お見合いで「まあこの程度ならいいか」で結婚させる。

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