はてなキーワード: コンポーネントとは
ロードバイクに乗り始めて5年になる俺が断言する。
自転車買うならば、迷うことなく、その時に買える最高のものを買え。
30万~40万の値段のミドルグレードで、電動化対応のフレームのものと、装備品を揃える位がお前の経済感覚だと丁度いい。
自転車にハマってしまうと、より速く、より遠くへ、より高い山を走りたくなる。
特にロードバイクと共に旅をする輪行にはまると、1日に200㎞位は走るようになる。
想像してみてくれ、夏に北海道の信号一つない大平原に伸びた一本道を、風を全身に浴びながらまっすぐ走るのを。
日本アルプスの峠道の頂上を目指して登って、頂上から見下ろす絶景を。
しまなみ街道の海沿いの道を潮風浴びながら走るのを。
休憩がてらジェラートを食べたり、夜は美味しいものを食って、温泉に入って、疲れた体をマッサージしてもらったりしてな。
仲間内でわいわい言いながらの旅は本当に楽しくて、沖縄、佐渡島、果ては台湾、フランス、イタリアと色んな所へロードバイクを持って旅したくなる。
色んな所へ行って、自分自身をエンジンにして走るのは、めっちゃ気持ちいいけど、自分の体力には限界ってもんがあるから機材を良くしたくなってくる。
そうすると1㎏でも軽いロードバイクが欲しくなるし、0.1㎏でも軽いホイール、電動コンポーネントが欲しくなる。
そうなってから自分が買ったのが、拡張性のない入門用の安価で重たいロードバイクだと、2台目を買う羽目になるんだよ。
ハマれば、誰もがそうなる。120%そうなる。
初めに無理してでもいいのを買っておけば、パーツのアップデートだけで済むし、その分だけ旅行が楽しめるんだよ。
夏冬に快適に走れるウェアとか、もっと体力付けたいと室内トレーニング器具が欲しいとか
無限に湧いてくる物欲で、あっという間に100万位溶かすことになるから、最初の20万とかどうということないぞ。
始める気になって、一緒に走れる仲間がいるなら、いいのを買え。気づいたら年に数千キロ走ってるって事になるんだから、全然損した気にならんってw
もはやどこまでが methodでどこからがcomputedなのかも判断できなかった。
VuexのModuleも5000Stepを超えていた。管理しているstateの数は100近かった。
もちろんTypeScriptなどという高尚なものを使っているわけもなく。コメントからなんとなくObjectの型を推測してデバッグするしかなかった。
テストなんてあるわけない
chromeのデバッグツールだけが頼りだ。Vueのデバック用の拡張機能は重すぎて動かなかった。
非同期処理のハンドリングも雑だった。
async関数の中で平気でコールバック関数を呼んでたりするし、
awaitがついていないことも多々あった。
アプリの挙動が安定しないのは明らかに雑な非同期処理のせいだったが、コードが巨大すぎて原因を突き止めるには至らなかった。
処理の途中でObjectの型が変わることもしょっちゅうだった。
さすがJavaScriptだ。必要になったら必要になった分だけいくらでもプロパティを追加できる。
でもごめんなさい。追加してくれたのはありがたいけど、僕には今目の前にあるObjectに何が入っているのかもはやわからないんだ。
君が好意で追加してくれたプロパティを、僕は活かすことができない。
このコードとにらめっこを始めてから3日間、全く進捗はなかった。
でもどうやって書けばよいのだろう。正解がわからないんじゃテストの書きようがないじゃないか
週末には、上司に何かしらの報告を入れなければいけない。
「あまりにも難解すぎて私には無理です」
と。
でもたった3日で諦めてしまってよいのだろうか?
もしかしたら、これはものすごい成長のチャンスなのかもしれない
僕が世間知らずなだけで、世の中にはこんなコードがいっぱいあって、みんなこの試練をくぐり抜けて一人前になっているのかもしれない。
たかだか4Kステップごときでガタガタ言うなと言われてしまうかもしれない。
この程度でさじを投げていたら、なんの仕事もできないのかも・・・
もしかしたら親切な増田たちが、あっと驚く素敵な解決方法を見つけてくれるかもしれない。
2019/5/22 記
都市部だけではなく地方都市でも、ボードゲームカフェないしはスペースが増えており、業界の盛り上がりを感じるが、他方、廃業を余儀なくされた店舗もある。この業態が難しい理由について、とりわけ地方においての理由も列挙する。
・回転率が悪い。
テーブルの回転率(1日の客数÷席数)は重要な経営指標であり、カフェな4、5回転は欲しいが、短くて数時間、長くて営業時間いっぱいは在席されるので、席あたりの回転率は良くて1、2程度。であれば、客単価は普通のカフェの少なくとも三倍程度は必要か。
食べながらゲームするのは、難しいしコンポーネントが汚れる。同テーブルで提供できるのは、せいぜい軽食とドリンクのみ。
重ゲーは回転率を悪化させ、また、インストで時間を取られるため、繁盛店になれば、軽ゲー主体となるのは余儀なくされるが、ライト層主体となり、固定客が付きづらい。
【地方部に顕著】
・車社会
基本、地方民は車で移動するため、郊外立地なら広い駐車場が必要なり、それなりの賃料が地方でも必要となる。
・オープン会、自宅会との競合
十分なスペースと駐車場を備えた公民館などが格安で容易に借りらことができ、オープン会が盛んである。また、自宅でも比較的スペースがあり、個人宅でのクローズ会も盛んである。
まあ終了自体は仕方ない。このゲームはゲームと言うには余りに大きな設計ミスを抱えすぎており、また、システム的にもかなり古くなっている。
だいぶ前からオンラインゲーム終了時にどうするか、という話はあるけど、あまり進展はない(ソシャゲ、ネトゲ等のサービス終了後のゲームの保存について考える、とか、米国でサービス終了オンラインゲームを著作権法例外とする動き―ESAは反対とか)。一つ根本的な問題として、本当にオンラインが重要なゲームはオフラインモードに余り意味がないのも大きい。
逆に、ゲームとしてのサービスが終わろうが俺には見たいエロシーンがあるんだよ!
anond:20190209083051 とかでも書かれていたけど、エロの質はいいし、ここにしかないものも多い。しかもそれは(ゲーム上で)自分が苦労して手に入れたものだ。勝手に閉じてほしくない。
……けど、運営コストを考えたらそうも言ってられないのはよく分かる。
自分入手した分のデータをダウンロードして、後は各人がローカルPCで再生すればいい。
必要な機能は大きく分けて、サーバからデータをダウンロードしてくる部分、それからデータ(カードやエロシーン)を閲覧するパートだ。
ちなみにこのゲームは初期に作られただけあって(?)、エロシーンに機能が少なく、BGV はおろか BGM も無い。オーバレイも1枚のみで、基本的に背景(シーン画像含む)と、テキストに 1:1 対応するボイスしかない。
これなら割とできそうな気がしたので保存・再生するソフトウェアを書いてみることにした。
https://aakeeper.appspot.com 驚くほどあっさりできてしまった。
でも、今はできた物自体の話はいい。それより作る過程で色々感動したのでその話をしたい。
今回使ったのはざっくり以下のもの
Quasar Framework も Node.js も Electron も使うのははじめて、他はちょっと触ったことあるけどそんな詳しくない。 ES もあまり好きでなかったので基本的には避けてきた。
Quasar Framework は、とにかく物凄くよく出来ていてびっくりした。今回 Electron モードしか使っていないけど、本来はこれで SPA/PWA/モバイル(Cordova) アプリケーションが作れるという凄まじい対応幅のプラットフォームになっている。着手時に 1.0beta の予告だけあるというタイミングの悪さ(数日後に出た)だったので、 0.17 系を使った。しかし、それでも十分すぎるほどよく出来ている。
ES は今でも嫌いな点は多いんだけど、今回 async/await を使って感動した。これは素晴らしい。他の言語にも欲しい。
CoffeeScript は趣味だけど、とにかく短く書ける点が素晴らしい。あれは終わったという人もいるが、記述量の少なさは js 系では他の追従を一切許していない。今回みたいな急いでいるケースでは、括弧の世話を焼いたり eslint おばさんと語り合う時間はない。CoffeeScript ならコンパイラが全部上手くやってくれる。
HTML5 ベースの GUI は今や chronium の各種アクセラレーションのおかげで、並のポータブル GUI ツールキットよりずっと高速に動作する。
また、Vue.js + pug は非常に記述量が小さくて目的の画面がすぐ作れ、カプセル化がしやすくコンポーネントの再利用も容易だ。
Babel/Webpack は正にバッドノウハウを煮詰めて固めた感じだが、こいつがバッドな部分を吸収してくれるおかげで開発者は正気を保てる。ただし追求しだすとSAN値が減る。
ユーザ側から見ると、Electron 製のアプリはメモリをやたら喰う、少しもっさりしている、配布バイナリが巨大になるという問題は確かにある。
しかし、そうだとしても何より、とてつもなく高速に作れて、各種プラットフォームで割とちゃんと動く。
自分は色々初めてだったので結局2週間分くらい掛かったけど、前提知識が揃っている人なら本当に数日でできたりするんじゃなかろうか。
つい数年前まで、クロスプラットフォームなアプリケーションの作成というのは本当に本当に大仕事だった。こんなに早く手軽に書ける事は無かったし、ユーザ側でもラインタイムのインストールが必要とか環境側のハードルも非常に高かった。
自分は今まで知らなかったけど、最早そういう時代は終わっていた。
もちろん過去に数多くのクロスプラットフォームフレームワークが登場しては消えていったのと同じく、Electron もいつかその仲間入りをするだろう。
でも確実に、びっくりするくらい状況は良くなっている。
興味があるけどまだ触ってないという人は、ぜひ試して感動を味わってもらいたい。
旧態依然とした企業を批判するときに、よく大企業の正社員はドキュメント作ってばっかで実装しない等々の批判が書かれて、そんな時間あるなら手を動かしてモノを作れとよく言われるけど、そんなにドキュメントって悪かな?
きちんとしたドキュメントを作って、後工程の品質を担保するってフローは大事じゃない?こないだバズったJAXAの教授もそんなこと言ってなかったっけ?ドキュメンテーションによって全体の意思を統一しないと、個別最適化された謎のコンポーネントで溢れかえっちゃわない?
みんなが褒め称える、日本が誇る製造業の大半はこういう仕事の進め方をしてると思うんだけどな。なぜかIT業界だけはこういう仕事の進め方を叩かれる気がしてならない。
イケイケ新卒のサーバーサイドエンジニアのお客さんが作ってくれるAPIの仕様がクソすぎて辛い。
お前さ、UIとかちょっとは考えたことある?ていうか画面デザイン資料みてくれたよね?っていうレスポンスなんだ。
例えば画像が並んでいるようなコンポーネントがあったとする。で、画像の種類がAとBの2タイプあるとき
[{ type: A, image: { source: https://~~ }, }, { type:B, source:{ original: { Horizontal: https://~~ }, }]
っていうのを平気でだしてくる。いやそうじゃなくてどうせpタグとimgタグに入れんだから同じ形式でほしいんだが。ていうかHorizontalってなに。
しかしなぜだか伝わらない。なぜだ。
しかも「自分はデザインについては本をたくさん読んでいるし学校でも習って知ってますから」といってUIの話を全く聞いてくれない。
SPAのときのAPI設計もクソで、注文の内容を送って受理されたら進行のステータスが変わるのだが
「内容送って成功したら、次のステータスをフロントで計算してパラメータで入れて別のAPI叩いてください。内容受け取るやつとステータス変えるのと2つ作っとくんで」
みたいなのが出てくる。電話口でいやそうじゃなくて、、、といっても聞いてもらえない
「あ〜、たしかに〜それは全く考えてないですw」と言われた時。なんとかしてくれ。
今日「ま〜〇〇社の〇夫さんは通信のこと全然わかってないみたいなんでwwwフロントエンドエンジニアとはとても呼べたもんじゃないですね〜ww」と上司にいっているのを聞いてしまった。
組込み界では今時のプログラミング界隈の常識の多くが通用しない。最初にあなたが相手にするのはRAM 1kB, ROM 4kB、クロック 20MHzなどというMCUである。
使用する言語はC99かアセンブラである。幸か不幸かC++を使わされることもある。既にC++で書かれたプロダクトに係わってはならない。
当然フロントエンド界隈などのようなイミュータブルインスタンスを大量に使い捨てる富豪的な言語やアプローチの採用は難しいだろう。
トラブルが起きたときにプログラムだけでなく回路図を読んでハード側に問題があるこを示せないと極めて立場が悪くなる。
むしろプログラムし易いコンポーネントの選択や回路構成に積極的に口を出していかないと動かない責任だけがソフト担当者に投げられて割を食う。
開発環境はWindows上のEclipseベースの統合環境が使えれば上等であり、運が悪ければMCUメーカーお仕着せのクソIDEを使わせられる。Macで優雅に開発することはまずあり得ないだろう。
底辺企業でバージョンコントロールシステムの導入のための意識改革は簡単ではない。もし強行に導入しようとすればあなたは孤立する。
誰かがIoTだ、機械学習だの言い始めても社全体として主力製品を作るのでなければ本気で取り組んではいけない。あなたがそのテクノロジーを理解していても誰もサポートもメンテもしてくれないのだから。
そういう時は日本語ドキュメントを読む。作者とやりとりしたりして、不明点が解決している可能性があるからだ。
OSSのドキュメントは基本的に有志がボランティアでやっていることは承知している。
でも、英語が苦手なんだったら、翻訳作業に関わってはいけない。
試しに、適当なページを見てみる
https://jp.vuejs.org/v2/guide/single-file-components.html
「多くの Vue プロジェクトでは、グローバルコンポーネントは、new Vue({ el: '#container '}) の後に各ページの body においてコンテナ要素をターゲットにすることに続いて、Vue.component を使用して定義されています。」
↑
どういうことだろう?
原文はこうだ。
「In many Vue projects, global components will be defined using Vue.component, followed by new Vue({ el: '#container' }) to target a container element in the body of every page.」
つまり、グローバルコンポーネントは「new Vue({ el: '#container '}) 」の後で「Vue.component」を使って定義されることが多いと言っている。「to target a container element in the body of every page.」は意味不明だが、ここはこういう定義の仕方をする目的をさしていると思う。
「これは view を拡張するだけに利用された小さな中規模プロジェクトにおいてはとても有効です。 あなたのフロントエンドで JavaScript 全体を操作するようなもっと複雑なプロジェクトでは、これらの点において不利益になることは明白です。」
「小さな中規模プロジェクト」「あなたのフロントエンド」とはなんだろう、書いた段階でおかしいと思わないのだろうか。機械翻訳をするなら、日本語ドキュメントを用意しておく意味はない。
原文はこうだ
「This can work very well for small to medium-sized projects, where JavaScript is only used to enhance certain views. In more complex projects however, or when your frontend is entirely driven by JavaScript, these disadvantages become apparent:」
↓
「JavaScriptが特定の表示の拡張だけに使用されるような小規模〜中規模のプロジェクトにおいて、この方法はとても有効です。しかし、もっと複雑なプロジェクトや、フロントエンド全体をJavaScriptで制御する場合、この方法では次のような問題があります。」
ForkしてPull Requestするのもだるい。
こういうのが大量にあるから。
え、半日で変更差分が 3 行と 5 行と 20行程度しかないんだけど・・・ じゃないんだよ!
あれこれ調べて試して最終的にそれだけの変更ですんだんだよ!!
引き継ぎもなく会社辞めた人が作ってたシステムのコードを渡されてこの修正依頼対応してね、とか言われても作りが意味不明
有名ドコのフレームワークやライブラリならともかく、見るからにその人自作らしいもので作られてる
愚直にイベントに対して、あれやってこれやってそれする、って書いてたり、変な上書きはせず UI コンポーネントのプロパティ変えればそのまま反映されるようなら簡単に直せそうだったのに、
複雑に継承を重ねたコントロールクラスでちょっと見た目変えるだけでも一苦労
値を変えても反映されずに親クラスで変な制御ついてたりするし、現状のものにフィットさせすぎてちょっと操作性変えるだけでも大規模に変更が必要そうに見えるし、どこから手を付ければいいのかって状態だし
どこで値が変えられてるとかが追うのだけで時間が過ぎていく
どこがどういう仕組になってるとか、こういう変更ではここを変えればいいとかいう手引きがあればまだましだが、そういうのは全くない
余計なことせず単純にコントロール並べて、単純にデータ取得や保存する作りで作られていたなら1日もあればで終わったであろう簡単な修正依頼が1日で1割程度しか終わらない
作った本人はこの方が楽だったんだろうが、他の人が使えないもの作るのはやめてほしい
というか、ファイル名が連番でどのファイルがどの画面に対応してるからすら開いてみないとわからないレベルだったのだが作った本人はこれで苦労しなかったのだろうか・・・
仕様書に対応表があったのかもしれないが今あるのはこのコードだけだ
最後まで面倒見れないなら、世間一般の作りに合わせるとか有名どころのライブラリ等情報があるものを利用してほしい
ホッテントリメーカーで作るような煽りタイトルって、みなさんもう見飽きてると思うんですよね。
今調べたらホッテントリメーカー2008年だそうで。どうりでねー。古臭いなーと思いましたよー。
「一から学ぶJava」ってのをね、1.0にするだけでこんなに素敵なタイトルになるんだから面白いですねー。
タイトルを思いついただけだったんですけど、思いついたらやっぱりちゃんと中身も書かないと行けないじゃないですか。やだー
面倒くさいんですけどね。ちょっと1.0から学んでみましょうか。
Javaの1.0がリリースされたのは1996年1月23日ですね。発表されたのが1995年5月23日でJavaの誕生日といった場合にどちらを取るかで揉めることがあります。
かれこれ20年前なわけで、当時のパソコンというとハードウェアはCPU が Pentium 133MHz メモリ16M とかそんな感じだったかなあ。今どきの携帯電話の例としてiPhone 6sを挙げるとCPUが1.85GHz メモリ 2G ってんだから凄いですね。OSは1995年11月23日にリリースされたWindows95とかそんな時代背景です。インターネットがようやく一般に普及し始めたところでしょうか。
今から思うと相当弱いハードウェアですけども、そろそろVM方式を採用しても良さそうな、そんな時代でした。インタープリタだと流石に遅い、でもC言語のようなコンパイル言語だと"Write once, run anywhere"とはいかない、という判断もあったのだろうと思います。Javaが純粋なオブジェクト指向言語ではなくintなどのプリミティブ型を持つというのは、当時のマシンスペックを考えた場合、ある程度妥当な判断だったと言えるでしょう。これが後々苦しくなってくるわけなのですが。
Javaを作った会社はSun Microsystems(サン・マイクロシステムズ)というアメリカの会社で、2010年1月27日にオラクルにより吸収合併され今はありません。SolarisというOSとSPARCプロセッサでUNIXサーバーの販売で90年代後半までは一人勝ちのような状況だったと聞きます。当時にすでに「ネットワークこそがコンピュータ」(The Network is the Computer)というモットーを掲げてたんだからおかしい。1996年リリースのJavaが標準でネットワーク機能を備えていたのもこのあたりの思想から来ているのかもしれませんね。
当時のプログラミング言語としてC++が挙げられますが、C++でのプログラマへの負担といいますか、ヒューマンエラーの起きやすさといいますか、その辺を改善する目的で開発されたのがJavaだったわけです。
1996年の時点にこんな言語が登場したのですから革新的でした。
いろんな企業がJavaに賛同します。その中にはMicrosoftもありました。この時期、Microsoftは次期のWindows開発用のプラットフォームにJavaを据えようと考えていました。その後、袂を分かつことになるのですが……。
プログラム言語として構文などを見ると、C++を強く意識した構文なのは間違いなく、しかしポインタ演算を廃してポインタを機能を限定した「参照」に置き換えるなど簡素化が多く見られます。C++からはいろんな機能が削られています。関数ポインタ、構造体、演算子オーバーロード、テンプレート((テンプレートについては実装が間に合わなかったという話を聞きます))などなど。そのためC++の劣化であるように揶揄する人もいますが、こうしたものを捨てて言語仕様を比較的小さくシンプルに抑えた点は評価に値すると思います。しかし、今でもこうした削減された機能を愛する人からはJavaを腐す要素として挙げられてしまうのでした。
Wikipediaからピックアップすると1.1での大きな機能追加は
といったところです。当初よりJavaの内部文字コードはUnicodeで文字を表すchar型は16bitで設計されていました。Unicodeは当時それほど普及しておらず、Unicode対応のテキストエディタさえ少なかったと記憶しています。時代を先取りしていると言えますが、大きな誤算はUnicodeが当初16bitのコードポイントに世界のあらゆる文字を格納しようとしていたことで、漢字圏の我々からすると16bit=65,536程度の空間に文字が全部入るわけないだろ!というものだったが故に早々に破綻し、Unicodeは21bitのコードポイントに拡張されることになるのです。これはまた後の話。
なんにせよ、日本語が対応されたのは1.1からで、日本でのJavaの採用が始まったのはこの頃からと言えましょう。
当時のJavaのGUIはAWTというものでしたが、これを用いたGUIの開発は当時は結構行われていたイメージですね。Visual BASIC でGUIを作るプロダクトも結構あったと思います。GUIのためのオブジェクト指向言語としてJavaが使われていたイメージがありますね。JavaBeansもそのための仕様でした。件のsetter/getterの話題に繋がっていくのですが。
JDBCはJavaとデータベースをつなぐインターフェースです。RMIではあるJava VMから別のJava VMにオブジェクトを送って実行する、といったことができます。こうした機能が用意されたことで、ソフトウェアのフロントとしてのGUI、裏方の実装のためのネットワーク機能、データベース機能、さらにはソフトウェアを配布するためのJava Appletという布陣でJavaでのソフトウェア開発が加速していた時代といえます。
Microsoft Visual J++ もこの時代ですよ。
Java 1.1以降のバージョンのものは互換性確認のためにOracle Java Archiveからダウンロードすることができ、今でも入手することができます。もちろん、Java7ですら2015年4月にEOL(End of Life,サポート終了)となっているので、通常利用するのはJava8としてください(本稿執筆時点)。
当時のドキュメントを見るのも一興です。現在と比べると標準APIがかなり小さい。なお、当時のjavadocは今とはデザインが大きく異なります。
この時代であれば、全パッケージを舐めて標準APIを学ぶこともそう難しくはありませんでした。この時代から触っている人間は新バージョンが出るたびに増えるAPIを順に学んでいけたのです。しかし、現代にJavaを学ぶ場合、どのバージョンでは何があって……というのをいちいち学ぶ必要はほぼありません。Java5以前は一緒くたでいいと思いますし、一部のAPIで歴史的経緯があってねーというのを知っていればおそらく十分ではないでしょうか。
strictfpキーワードは浮動小数点演算をやる人は覚えておきましょう。JavaはパフォーマンスのためにCPUの浮動小数点演算を扱うことが許されており、そのため実行するCPUによって精度が異なることがあるんですね。まあ今時のCPUだと大丈夫だとは思うんですが。
リフレクション機能ではJavaのクラスを抽象的に扱うことができます。設定ファイルに書かれたクラス名のclassをロードして実行する……みたいなことができるんですね。フレームワーク的なものを作る場合には多用することになります。
1.2からは新しいGUIのSwingが採用されました。AWTがOSごとのGUIパーツを用いていたためデザインに違いがあったのに対し、Swingでは統一的なルック・アンド・フィールが用いられるようになりました。まぁ今ならJavaFXを使うのが良いと思います。
初期のJavaはやはりVM方式の実行速度の遅さが指摘されていました。実行時の構文解析を伴わないだけインタープリタよりは早いものの、実行バイナリを作るC/C++よりは遅い、そうした評価です。ここではサン・マイクロシステムズのVMにJIT(ジャストインタイムコンパイラ)が乗ったことが挙げられていますが、JIT自体は別の会社が先駆けて開発していたことは記しておきたいと思います。
JITコンパイラは実行時にJavaのバイトコードを環境のネイティブコードにコンパイルして動かす技術です。この後、JITコンパイラ、動的再コンパイル技術、世代別ガベージコレクションを備えたHotspotといった様にJavaVMは進化していきます。現代では実行時の最適化が進み、大きなスケールで見た場合、Javaの実行速度はC/C++での実装と比べてそれほど遅れるものではありません。遅くても倍の時間は掛からない程度といったところでしょうか。
あとは特記すべきはコレクションフレームワークです。皆が多用しているであろうjava.util.Listやjava.util.Mapといったライブラリが整備されたのがこの時なのです。それ以前はjava.util.Vectorやjava.util.Hachtableというクラスが可変長配列の機能を一手に担っていました。今ではVectorやHashtableは使うべきではありません。
Java の開発はSun Microsystems が主導していたけども、すべてがSunのものだったというわけでもなく。Javaには多くの会社が出資していてその中のひとつがMicrosoftだったわけですね。
Microsoft の Visual J++ では delegate とか独自機能拡張もありましたけど、裁判で問題になったのは J++ でコンパイルしたclassファイルはMicrosoftのVMでしか動かないという部分ですね(他社製のVMで動くclassファイルを作ることもできる)。classファイルがどこのVMでも動くの大事だろ、"Write once, run anywhere"だろ、お前何してくれてんの!と喧嘩になったわけです。当時のMicrosoftはブラウザまわりでも独自拡張がやりたい放題、標準規格?なにそれ美味しいの?みたいなスタンスをあちこちで見せていたものです。
結局、この事件でMicrosoftのJavaはバージョン1.1相当でストップ。好き勝手にやれないなら独自に言語作るわーとばかりに.NET フレームワークと C# といった方向に舵を取ります。
JavaがPC上でのUI開発の主力になろうとした勢いはここで潰えます。
Java SE とは別にこの時代に Java EEがリリースされていることは特記しておきたいですね。これ以後、それまでのCGIに取って代わって、JavaはWebサービスの開発のプラットフォームとして多用されるようになります。
2000年あたりからはJavaはGUI開発というよりは、Webサービスの開発が主流という流れになっていきます。インターネットのサービスが非常に発達していった時代、背後ではとてつもない量のJavaのプログラムが支えていたわけです。ただまあ、こうした産業利用は一般的なユーザーの目にはあまり入らないわけです。一般人からすればJavaといえばJava Appletみたいなイメージはずっと残っていたでしょうが、実体としてはJavaといえばServletという時代になっていたわけです。
企業で用いられる社内システムにもServletは多く採用されました。
理由はいろいろ挙げれると思うのですが
というのが大きな理由だろうと思います。JSPというテンプレートエンジンを用いてHTMLを整形してWebページを作り出す、というアーキテクチャはある意味では便利で簡単でした。
もっともHTMLの表現力に足を引きずられるため、GUIの機能性という点では後退したわけなのですが。それでもメリットが大きいと判断されたのでしょう。というか、まともにGUIを組めるプログラマがほとんどいないから、GUIのシステム開発がなかなか成功しないってのもあったんでしょうけどね。
2000年あたりというと携帯電話の普及も取り上げなければなりません。現代のスマホ、ガラケーに比べれば非常に機能は貧弱で、まさに携帯「電話」でした。要するに電話とメールぐらいしかできなかったんですね。
そこにdocomoのiアプリ、Jフォン(ボーダフォンを経て現ソフトバンク)のJavaアプリ、auのEZアプリという携帯電話上でちょっとしたアプリが動くよ!というのが乗るようになってきたんです。これがJavaを組込み用途にコンパクトにしたJava MEというものが土台となっていて(正確にはiアプリはちょっと違う)Servletと並ぶJava言語の大きなもうひとつの領域となっていました。
iアプリは当初は容量が10k byteまでといった制約があり、容量制限が非常に厳しかったのですが、新機種が出るたびに容量は緩和されていきました。
docomoはiアプリ含めiモードによって一世を風靡します。こうした土台を作ると、その上で商売をしたい人がたくさんやってきて、勝手にコンテンツを作ってくれる。docomoはそれらから手数料を取るので労せずして大金を稼げるというわけです。賭場の胴元というわけです。
この賭場が、将来にAppleのiPhone, GoogleのAndroidに荒らされることになります。docomoがなかなかiPhoneを出さなかったのもiモードという自前の賭場を失うことを良しとしなかったためです。金づるを失ったdocomoはSamsungと組んで独自の携帯向けOSであるTizenの開発に乗り出します。そんなTizenですが鳴かず飛ばず。噂ではインドあたりではリリースされたとか、なんとか。
話を2001年に戻しましょう。
Microsoft離反でGUIのプラットフォームとしてのJavaというものは存在感を弱めていました。この分野の復権に寄与したのはJava 1.4 (2002年2月6日)で導入されたJava Web Startです。
Java Appletがブラウザ埋め込みで動作したのに対し、Java Web Startではブラウザから起動しつつも独立したアプリとして起動するのです。
Webシステムが企業の社内システムに採用された話は先に述べたとおりですが、やはりWebシステムのGUIというのはHTMLに引きずられて貧弱だったんですね。
端的に言えば入力値が数字かどうか?みたいなチェックがなかなか難しい。HTML上でJavaScriptでやるわけなんですが、なかなか気持よく入力できるような感じにはならなかったんですね。
また、Ajaxによるブラウザのページ遷移を伴わない通信というのが出てきたのも2005年ぐらいなので、入力値に対してサーバ問い合わせするようなことはできなかった。当時だと一旦画面遷移させないとできなかったわけです。
こうした事情から、クライアントサイド、要するにPC側でもっとリッチなUIが使いたい!という要望があったわけです。Webシステム使いにくい!という不満の噴出と言ってもいい。そこで出てきたのがRIA (Rich Internet Applications)というわけです。
Javaは1.0時代のAppletからそうですが、ネットワークを介して別のPCにプログラムを送り込み、そこで動作させるという能力を持っていました。それこそまさにRIAに求められる機能性だったわけですね。
RIAの代表とされるのは
あたりです。三つ巴の戦い、どこに軍配が上がるのか!?と注目されましたが、勝利したのはHTML / JavaScriptでした。
Google MAP で注目を浴びたAjax技術、それまでブラウザでは不可能と思われていた高級なGUIをHTML / JavaScriptで実現させました。もうやめて欲しいですよね。せっかく脱ブラウザの流れが来たと思ったのにまたWebシステムに逆戻りですよ。
RIAが失速した理由として考慮して置かなければいけないのはスマートフォンの台頭です。RIAでは端末を選ばずどこでも同じアプリが動かせる点がポイントのひとつでしたが、スマートフォンではそうは行かない。"Write once, run anywhere"を破壊したのはスマートフォンだったというわけです。
しかし、先日インストールなしでアプリを実行するAndroid Instant Appsが発表されたりしまして、結局RIAの思想といいますか、要求というのは今でも息づいているのだなと思った次第です。
1.3 / 1.4 では機能追加はあっても言語構文が大きく変わることはありませんでした。大きく変わったのはJava 5です。この時からバージョニングが変わって1.5ではなく5と表記されるようになりました。
Java5の特徴はなんといってもジェネリクス。それまでjava.util.Listにデータを出し入れするのにはキャストが必須だったわけですが、ようやくキャストから開放され型の安全度がぐっと高まりました。その他に以下のような変更があります。
言語としては随分変わっったわけですが、もうかれこれ10年以上前のことですからこれらの機能が「Java5から導入された」という知識は今となってはあまり必要とされません。これらの機能が使えないJava 1.4で開発をする事案が殆ど無いからです。0ではないのが悲しいところではありますが。
Java 6 (2006年12月11日)がリリースされた後、Java 7 (2011年7月28日) が出るまでJavaは停滞してしまいます。その間にSun Microsystemsという会社がなくなってしまったためです。
Sun Microsystems の経営状況が悪化しており、ついに身売りをすることになりました。身売り先はIBMともGoogleとも噂されましたが結局2010年1月27日にオラクルに吸収合併されました。
Javaの停滞中にはJava VM上で動く非Java言語も台頭してきました。Scalaなどですね。
やや戻って2007年にAndroidが発表されます。Androidの開発言語にはJavaが採用されていますが、実行環境はJava VMではなく、ライセンス的な事情でJava(TM)は名乗らない微妙な位置関係にあります。
Java 5 以降で大きく言語仕様に手が入るのは Java 8 (2014年3月18日)です。並列処理を行うためのStream APIと、そのために簡易に関数を定義するためのラムダ式が導入された点が大きいですね。日付APIも刷新されました。
このように、Javaは1.1の黄金時代から今に至るまで利用ジャンルを転戦しながら産業の土台となって支えてきた歴史があります。ジャンルの趨勢により浮き沈みもあります。今後についても決して楽観視はできないでしょう。Javaを学ぶことはプログラミングを学ぶステップとしては意義はあると思いますが、Javaを学べばゴールというわけではありません。プログラム言語も次世代へと移りつつあります。業界動向には注視していきましょう。
個人的な考えは以下の通り。
そもそもコンポーネント指向のライブラリだから、チュートリアルからして構造化を基本において書かれてるのが入門用にこそ適していると思う。
だって、初心者の頃jQueryで場当たり的にコード追加していって九龍城みたいになったこと、あるでしょ?
もちろん自分で間違いを犯してその痛みを知るってのも方法論としてはありかもしれんけど、
DOM操作を抽象化したライブラリから入って、徐々に具体的なところに落とし込んでいくのが効率的じゃない?
ライブラリ自体が構造化を念頭に置いてるから、自然とパーツごとに作るようになって、
その次の段階として自分の作ったパーツの再利用を考えられると思う。
jQueryってホントに何でも出来るからキチンと扱える技術を既に持ってる人には良いだろうけど
しかもその振れ幅が広くて、どの方法論もそれなりに意味がある場合が多い。
正解が沢山ある問題をいきなり解かせるんじゃなくて、
まずは答えがある程度決まってる問題から入って、徐々に馴らしていくべき。
ある程度経験を積んだプログラマーこそが手を出すべきと言うか。
どんなに抽象化が高度になっても、裏でやってるのはDOMの直接操作なんだから。
でも、大事な基礎技術だからといって、それだけで済ませて技術の革新を放棄するべきではないでしょ
むしろ、抽象化の高いところから入門して、基礎技術に触れる必要が出来てから触った方が理解が早いと思う。
と、私は考えます。
React.js界隈の人に聞きたい
http://anond.hatelabo.jp/20160521163144
最近某所で、React使うとjQueryは不要だ的なタイトルの記事を書いちゃた気がするので一応反応しときます。長文ごめんね。
えーととりあえず、あのタイトルは実際のところ省略しすぎであり、もちろん本来は「場合によってはjQueryは不要」「jQueryは要らないこともある」と長く書いた方が正確です(本文ではちゃんとReactが万能ではない説明をしてる)。でも多少釣りっぽいタイトルの方が読まれるようなので反省はしていない。
そもそも世の中にそんなにSPAがあるのか
世の中の絶対数は知りませんが、自分の脳内ではもう「ページ遷移しない方がずっと楽に開発できてユーザ体験も向上するのに、敢えてそうしない理由がない」という至極単純な話なので、そこは悩むところではないです。ページを複数作り、<input type="hidden">とかセッション変数とか駆使する面倒ごとは、書かないでいいなら二度と書きたくない。
というか、ちゃんと書かれたSPAは使っていてSPAであることにそもそも気づかないので、「SPAだから使いづらい」という主張はよく分かりません。GitHubやTwitterサイトがSPA的なことをしている故に使いづらいでしょうか。偶然タブを開いてたので調べたらそうだったから紹介しますが、例えばWebpackのドキュメントサイトは(Reactではないけど)SPAで、ブラウザでMarkdownをレンダリングしています( http://webpack.github.io/docs/ )。サーバサイドで動くスクリプトもタスクもゼロ。個人的にはこういう使い方で十分嬉しいです。
何にせよReactのメリットが真に活きるのはある程度の規模以上だと思うので、小規模で導入してjQueryより短くならないことは普通にあります。自分中の閾値としてはJSコードが数百行超えるならもうReact使う。
JSXを使うことに抵抗ないんですか?
んー、要するに「別物であるDartやCoffeeScriptは許すけど、ES6で書く以上はES6外の独自構文を混ぜるのは許さん」という主張だと解釈したのですが、そういうことですか? 正直その主張を聞いたのは初めてです。歴史的にJSXとES6は完全に独立して発明されました。最近になってBabelが両方同時に扱えるようになりましたし、Babelはまさにそういう拡張性を重視しているツールです。それは「ああ便利になったね」というだけの話であり、なぜ「ES6とJSXは混ぜるな危険」となるのかよく分かりません。現にこれが最も標準的で人気の組み合わせです。
「JSXを使うことへの抵抗」ということなら、とにかく見た目にコレがキモいと感じる人が非常に多いのは事実です。現に、JSXより見た目がキモくないことを売りにしている仮想DOM実装が一定の人気を博していたりします。でもそういうライブラリは「キモさ」軽減のために結局新たな構文やら独自コンパイラやらを編み出して柔軟性を犠牲にしています。JSXは「関数呼び出しのシンタックスシュガーをJavaScriptに1個導入するだけで問題を概ね解決する」というシンプルかつ一番表現力の高い解決方法だと思います。仮想DOMの思想に逆らわない最も素直なやり方であり、将来長持ちする気がしています。
とはいえ所詮JSXはシンタックスシュガーなので、使いたくないなら使わず、本来の関数スタイルで仮想DOMを書いてReactを使ってもいいです。タイプ量が増えて若干見づらくなるだけなんで。
それと、JSXじゃなくてテンプレートでいいじゃん的に思っているようですが、テンプレートは仮想DOMでもなければJavaScriptでもないので、速度や機能の面でReactがやっていることに遠く及ばないと思います。
Reactはもう登場して3年経過して未だに勢いが増していますし、日常で困らないレベルのコンポーネント集も揃っています。React-Bootstrapはいいぞ、心が豊かになる。そろそろ採用してもアーリーアダプターとも言えんでしょう。むしろ真に先端を見るのが好きな人に言わせりゃ、2015年なんて「Reactが淡々と成熟していくのを見ているだけの、つまらない年だった」みたいな感じらしいですし。
Reactは現時点で既に3年に1回レベルのビッグウェーブであることは疑いようがなく、「これが10年に1回、つまりjQuery以来のビッグウェーブなのかどうか」については、そう信じている人と懐疑的な人がいる、という状況です。私はAngularもCoffeeScriptも「3年に1回」レベルに感じたのでスルーしましたが、Reactには「10年に1回」の方になりうる素質を感じています(個人の感想です)。将来もっと凄いものが出るとしたって、それは「ベターjQuery」ではなくて「ベターReact」でしょう。通常は「3年に1回」レベルでも試したり仕事に使ったりして構わないと思いますが、10年に1回の技術でなければ使わない主義の方は、あと2~3年待てばよいと思います。
保守性に関して言うと、Reactは典型的な「ひとつの事だけをとても上手くやる」系のライブラリです。考え方のコツさえ掴めば、記憶すべき要素はjQueryやAngularと比べても圧倒的に少なく、むしろそこらのテンプレートエンジンを覚える方が面倒なくらいです。10年後に見ても何をやっていたのか30分で思い出したいというのであれば、むしろAngularとかよりReactを採用すべきだと思います。
http://anond.hatelabo.jp/20160521163144
内容から誰が書いてるかわかるかもしれんけど、まぁスルーよろしく。
jQueryもそんなにガッツリ使ってるわけでもないし、Reactはまだリリース前の調査兼下地作りの段階だけど
正直言ってjQueryに戻るつもりは毛頭ないぐらいReact便利だと思ってる。
でもjQueryを捨て去れるかというとそれも無理だと思ってる。
その辺のことを適当に書いてみる。
社内サポート的なことやってて、サポートのテンプレート対応を省力化するために
Webでツール作って人が対応するコストを減らすために使ってる。
jQueryで一つツール作ってリリースしてそこそこ人的コスト削れたのはよかったと思ってる。
最大にして一番の理由がこれ。
そんなに大規模なアプリケーション作ってるわけでもないし、関係者も俺一人だけど正直DOMツリーを脳内でくみ上げるのに疲れた。
500行もいかないようなショボいコードでも脳内DOMツリーと格闘するのしんどい。
DOMツリー触るほうが楽ってみんなどの程度のコードでそんなこと言ってんの?
そんなスーパーハカー揃いなの?信じられないんだけど。
オリジナルのbootstrapはどうしても頭に入ってこなかったし、手を付ける気にもならなかったけど
React-Bootstrapはマジで楽だし、スッと理解できる。マジ最高。
Bootstrapってこっちを本筋にすべきじゃね?と割とマジで思ってる。
まだ触って3日も経ってないけど。
これはちゃんとしたWeb界隈の人は利点と思わないのかもしれないけど
一人でいろいろ賄わざるを得ない俺みたいな人間にとってはマジで楽。
ベースのHTMLにはベースのdiv一個載せとくだけで後は全部js。
レイアウトを大元のコンポーネントでReact-Bootstrapで組んで、あとは各コンポーネントを
個別に作っていけばいい。
HTML見て、CSS見て、JS見て、っていちいち記述方式の違うコードを見る必要がないのは
少なくとも俺にとっては一番楽。
やっぱまだReactはコンポーネントがそんなに揃ってないんだよね。
だからjQueryも使わざるを得ないけど、それも一つのコンポーネントに閉じ込められるから
管理が楽。
極力なくす方向で行くつもりだけど、今はまだ両方使ってる。
あの気持ち悪いコード考えた人はマジでいい意味でも悪い意味でも頭イカレてると思う。
気持ち悪くて仕方ない。いまだに大嫌い。
どんなに気持ち悪くても、結果が伴う以上使う。
5年後も自分がこの仕事やってるかどうかもわからんからそんなこと気にしたことない。
今ある仕事をなるべく早く簡潔に実行するために最適だと思ってるツールを使ってるだけ。
それがかつてはjQueryだったし、今も一部jQueryだし、大半がReactになろうとしてるだけ。
将来まだこの仕事やってて、もっと有用なツールがあればそっち使う。
俺みたいな一人前にすら届いてない奴の意見なんぞ必要ないだろうけど、
自分の今の考えを書いておくと後で見返せるかなと思って適当に書いてみた。