はてなキーワード: オーフェンとは
・レディーファーストをフェミニズム扱いするのは間違いでは?
・正直燃えるものがなくなれば消えると思うよあとは焼け跡が残りだけで
・ガンダムの世界はパイロットも指導者もあまり性差ないよね
ガンダムはどの作品も火を付けられそうだから目を付けられたらヤバい
「フラウ・ボウ、ガンダムの操縦は君には無理だよ…」「悔しいけど、僕は男なんだな…」とか炎上目的のフェミニストが火を付けたらそれだけでしばらく燃えそう
・オーフェンで出てきたフェミニストは「男も女も関係なくこかして踏みつける」みたいな扱いだったが優しくするのがフェミなのか区別なく殴るのがフェミなのか
社会学者やフェミニストが積極的に殴りかかっているのって反撃してこなさそうな弱い男だけで
・性差廃絶主義者のまじゅつしいいよねまじゅつしって言いづらいから迫害するね…
フェミニズム・フェミニストという言葉が今これだけ浸透して広まってるのに
その対になるマスキュリズム・マスキュリストって言葉が全く広がってない事の非対称性が恐ろしい
男性差別許さないって主張する男はアンチフェミとかミソジニー男とか弱者男性とか女性差別主義者とかマイナスイメージがある言葉ばかり付けられるからな
・女版ゴーストバスターズの何が酷いかって身体だけは最高な金髪バカ男を出してるところそれ性別逆にしたらめちゃくちゃキレますよね?
腐女子兼フェミニストを公言してる人間の意見とか見てみると凄く分かりやすいよ
つい先日も仮面ライダーの主人公を女性にしろってまた因縁付けられてたじゃない
それで売れなかったらどうすんだよって反論に
女性主役のライダーや戦隊が「売れないから」ダメだと言うなら じゃあそれを売れるようにするのが製作側の仕事では?と思うんですよね 女が主人公なんてライダーじゃない、認めない!なんて 次の世代の子供たちに言ってほしくないじゃないですか
・それフェミニストでもなんでもない相手にしちゃいけないただのカスだよ
・女性ライダーが売れる売れない以前にまず仮面ライダーは男児のものであるということを無視している男だからって理由でまだ子供の男児を敵視するのは端的に言って狂ってるよ
少年漫画は少年の物って言ったら「女性読者は黙殺されてきた」とか平気で言う人達に「仮面ライダーは男児の物」って言って聞くとは思えない
・男は男とケアしろって言うくせに男同士の連帯をホモソーシャルって呼んでめちゃくちゃ忌み嫌うじゃんね
女は女同士でケアしてレズビアンになってください男を求めてないならBLは読まないでください
今、テレビアニメ放送中の魔術士オーフェンはぐれ旅の原作小説について、雑に語ろうと思う。ネタバレ満載原作4部まで話すので、ネタバレ苦手な人は回れ右。
魔術士オーフェンというシリーズは90年代ファンタジーラノベの金字塔と言われている。私は98年くらいからオーフェンを読んでいるが、確かにあの頃にとても売れていた。いわゆる夢と冒険のファンタジー的な売り文句だったと思うが、今思うとほぼ全ての読者がこの物語の本質を誤解していたから売れていたのだと思う。
私もオーフェンを夢と冒険のファンタジーだと思っていた。が、当時巷に溢れていた物語とは何かが違うとも思っていた。その時にはただの予感でしかなかったが、あれから20年以上経った今になって、それはようやく確信となった。魔術士オーフェンという物語は夢と冒険のファンタジーではない。人間の倫理についての思考実験だったのだ。
まず、第一部である西部編。これは罪と償いについての物語である。一巻でチャイルドマンを殺したアザリーが、その罪を償うために何が出来るのかを模索したのが第一部だ。
先に言っておくと、作者の秋田禎信氏は殺人という罪を否定しているが、それを人間の絶対的な汚点とは見做していないと考えられる。なぜそう思うのかというと、第一部では主人公も含めて殺人者が登場するが、彼らに物語の神の立場で罰を与えてはいないからである。しかし、安易な赦しも与えていない。彼らが殺人者であるという事実に直面させ、その上で彼らの生き方を描いている。これについては同作者のエンジェル・ハウリングにも同様の特徴がある。
そして第一部では、アザリーのチャイルドマンへの償いを通じて、この世界の秘密が語られる。この秘密の明かし方は非常にドラマティックに演出され、私は陶酔すらした。
この演出の妙があまりにも素晴らしかったので、私も含めて多くの読者はこの物語を夢と冒険のファンタジーだと誤解したのだと思う。精緻に設定された世界を楽しむ物語なのだと。
しかし違った。作者は世界を描くということに、もっと自覚的であった。その自覚が存分に描かれるのが第二部、東部編である。
東部編は西部編で明かされた世界の秘密、滅びに晒されている世界を6種のドラゴン種族の長たちだけで守っているという事実に対して、そのために現れる世界の歪みと、その世界の在り方をどう捉えるのかということを克明に描いていく。これもまた、倫理的な話である。
最終的に、オーフェンにはその歪みを好きなように書き換える機会が与えられた。歪みを正す機会ではない。好きなように書き換える機会である。
この時の彼は神にも等しい魔王の力を持っており、ドラゴン種族の守りをより完璧にすることも、自身がドラゴン種族の代わりに世界の守護者になることも、好きに選べた。
しかし、オーフェンはごく僅かな人々が世界を守るという在り方を否定した。世界が滅ぶことによって死ぬかもしれないというリスクは全ての人で平等に背負うべきだという道を選んだ。そして、ドラゴン種族の守りを消し去ったのである。
例えば、これをかつての王制になぞらえることも出来ると思う。王制と言えば王権による暴力ばかりが注目されがちだが、政治という大きなものをひと握りの人間に押し付ける装置でもあった。これをドラゴン種族の長達による世界の守りと同等の問題だと見做すことは出来るだろう。
そうした世界の在り方を認めてよいのか?という問題に否という答えを出したのが第二部であった。
第四部では、力と人間の極限を描く。力の強大化が行き着く先はどこか。人間が強大化する力を持ったとき、いつまで人間と呼べる存在でいられるのか。そうした問題を扱う。
オーフェンが第二部のクライマックスで手に入れた魔王の力はそれから20年経ってもまだ彼の中に残っていた。しかし、オーフェンはその力を振るえば自分は人間ではいられなくなると考え、その力を自らの自制心だけで抑え続けてきた。オーフェンがドラゴン種族の守りを消し去ったことが原因で遭遇することになった神人災害でどれだけの人が死のうとも、それらを全て蘇らせることが出来るのに、だ。
この、とても人間とは思えない自制心故に人間でいられるという二律背反を背負ったオーフェンと、それを生み出した作者の秋田禎信氏に深く敬服の念を抱く。
分割版 その2前編
どんな判断なんだ?
貴重なレンタル品揃えスペースを溝に捨てる気なんですか?
その1…トクナナ
はっきり言って戦う公務員系タイトルは炎炎ノ消防隊やバビロン、PSYCHOーPASS3と強豪そろってた中で存在感薄くなってしまったのに
何で人口5万以下の市町村にまで入れる?匿名掲示板やSNSでの実況盛り上がり度どんだけ閑古鳥だったのか分かる?
一番重要となる要素となるストーリー・バトル・キャラクター・頭脳駆け引きいずれも印象に残らず、シリアス展開でも視聴者サイドは鼻ほじりムード、そして実況ネタ要素にするにも作画も平凡だしシリアスな笑いとなる様なのも見受けられなかったんだぞ…
CONCEPTIONやデリダから何も学ばなかったんですか…?
そんな印象でしか無かった。
その2…厨病激発ボーイ
19年のお角川様の映像ソフトレンタル屋向け政策がどれだけ最悪で吐き気を催すレベルだったのかを象徴する作品の一つ
女性キャラメインの日常コメディかつ30分フォーマットのタイトルろくに入れやがらなかった癖に
アフリカのサラリーマン共々男キャラばっかの日常コメディは入荷優遇するんですか?酷すぎますよ…。
しかも両方ともろくに売れなかったし
冒険してバトルして頭脳駆け引きして音楽業界に挑んでとかの方を重視するべきなんだよね。
そして、俺にとっての鬼門コンテンツはまた性懲りも無く入りやがりました。
ARPという、腐夢属作。しかも角川ビデオのレンタル入荷政策でマシだと判断した20冬クールの作品です…
あと、pet…(腐夢属作)
こんなタイトルのために映像ソフト業界様は談合して恋アスの全国入荷阻害したんだろ?だったらふざけるなと思います
FGOバビロニア、虚構推理、プランダラ、うちのタマ、魔術師オーフェン…
いいやまだ他にもあるかも。
真面目な話をするとスレイヤーズ登場時点では当然ラノベというジャンルすら立ち上がっていなくて
ファンタジー小説というのは指輪物語、カジュアルなものでもドラゴンランスというような時代だった。
ファンジア大賞準入選だったわけだけど、そのときの選評としては一人称で魔法をイージーに
ガンガンぶっ放すようのは禁じ手で、これだけが例外、みたいなものだった。
ちょっと正確には思い出せないけど「神坂のあとに神坂無し」みたいなフレーズでこんなのは
もう通さねえぞみたいなこと言われていたわけ。
(まあそのあとオーフェンが選ばれてヒットしたわけですが)
その当時の価値観で生きてる人からするとスレイヤーズリスペクトしてます!とかはなかなか言い辛いってのはあるみたい。
けど実際のところそんな老人どのくらいいるのかね。
「血界戦線」という作品がある。内藤泰弘先生の描くSF伝奇アクション漫画だ。
2008年にパイロット版が「ジャンプスクエア」に掲載され、翌2009年の短期集中連載を経た更に翌年にはジャンプスクエアの姉妹誌「ジャンプSQ.19」で連載が始まった。2015年にはアニメ化され、人気を博した事は記憶に新しい。
古から生き続ける吸血鬼「血界の種族(ブラッドブリード)」と吸血鬼を追いかけるハンターの組織「牙狩り」の戦いを「何も考えないで見て楽しめる」というコンセプトで描かれた内藤先生曰く「技名を叫んでから殴る漫画」だ。
2008年頃、僕はOVA作品もリリースされていた吸血鬼アクション漫画「ヘルシング」の影響で吸血鬼物に目が無く、この血界戦線にもいっぺんに惚れてしまった。しかも内藤先生といえばあのヘルシングも連載している雑誌「ヤングキングアワーズ」で名作と名高いガンアクション漫画「トライガン」を描かれた人でもあるじゃないか!僕は血界戦線を初めて読んだ時トライガンにまだ触れた事が無かったので、即刻読み始めた。おお…こちらも面白い!内容はとても重い!
やはり読者からの人気も高かったらしく、翌年に短期集中連載としてまたSQにやってきた!この予告イラストのキャラはどっちも読み切りには居なかったが誰だ!?浅黒い男の方は如何にも悪役っぽいな!と非常にワクワクしていた。
読み切り版は「クラウス・ラインヘルツ」という強面の紳士が主人公だったが、短期連載版では平凡そうな少年「レオナルド・ウォッチ」を主人公に、異界と現世が交わる街「ヘルサレムズ・ロット」を舞台に物語は進行する。
今回は吸血鬼も直接登場せず、どちらかというと異界と現世が交わる都市で世界の均衡を保つため暗躍する秘密結社「ライブラ」の戦いと、ライブラの戦いに巻き込まれたレオ君の成長物語がメインな感じだったかな。吸血鬼と目される人物は居たしクラウスさんも登場したので読み切り版から世界観は繋がっているんだろうけど…ところでこの日記を書くためにパイロット版を読み返したら、設定的に本編とはパラレルの関係らしい事に12年経って初めて気付いた…。
その後、翌年新たに創刊されたSQの姉妹誌で定期連載が開始され、キッチリと年2冊のペースで単行本も刊行された。僕は掲載誌を購読するほど熱心では無かったが、単行本は新刊が出ればすぐ買うくらいには好きな作品だった。
僕は血界戦線を「吸血鬼と吸血鬼ハンターの戦いが中心の作品」だと読み切りから思っていたので、連載版だと敵役の吸血鬼が2冊に1話くらいの頻度でしか出て来ないのは正直物足りないとも思っていたけど、ヘルサレムズ・ロットで繰り広げられる世界の命運を賭けた戦いや日常話は吸血鬼が絡まなくても大変面白い物だったので「これはこれで全然有り!」と楽しんでいた。定期的に出て来ては牙狩りと死闘を繰り広げるからタイトル詐欺じゃない!多分…。
そんな訳でこの作品と6年ほど付き合った頃、アニメ化決定の報が耳に入った。SQ作品は連載1~2年でアニメ化が決定する事も多かったので、やっとか~という思いが強かった。ようやくアニメ化の機会が回ってきた!と嬉しくもあった。そして2015年、とうとうアニメが放送された。事前に発表されていたキャスティングもアニメに疎い僕でも聞いた事のある豪華な声優さんばかりで、これは本気で作っていそうだぞ!と伝わってきた。何と宮本充さんがレギュラーですよ!
このアニメ化は大成功で、血界戦線は大人気作品になった。「技名を叫んでから殴る漫画」のアニメ化としては本当にこれ以上無い出来だったと思う。あの技の名前がドォン!と出てくる演出は非常にカッコいい!このOPバンプっぽいな…と思ったら本当にバンプだったり、キャラクター達が「シュガーソングとビターステップ」に合わせて賑やかに踊るあのEDは大量のパロディを生んだ。「アニメは見た事が無いけどEDは知っている」という人も沢山居るんじゃないかなと思う。
一説によるとアニメ化で原作の売上は10倍以上に跳ね上がったと耳にした事があるし、そうだとしても全く驚かないくらいあのアニメ化は良かった。アニメオリジナルのキャラクターにブラックとホワイトという双子の兄妹が居るのだけど、アニメから血界戦線を好きになった人がその二人が原作には居ない事を知るとほぼ間違いなく驚くそうな。それほど違和感なく「血界戦線」の世界観に馴染んだアニメオリジナルキャラであり、「血界戦線」への理解度の高いアニメ化だった。
アニメ血界戦線が終了してから2年後、今度は二期が放送された。こちらも一期と同じく評判が良く、原作の最終回までアニメ化された。原作は現在セカンドシーズンにあたる「血界戦線 Back 2 Back」が連載中で、ファンはこちらがアニメ化される事も待ち望んでいる。また、血界戦線はアニメの一期と二期に合わせて小説版も発売された。作者は何とあの「魔術士オーフェンはぐれ旅」の秋田禎信先生!「トライガン」の内藤泰弘先生と、「オーフェン」の秋田禎信先生のコラボレーションという一体どこに接点があったのか分からないけどとにかく名前を聞いただけで凄いと分かる作品だ!こちらの作品もキャラクターへの理解度が非常に深く、原作ファンからは高い評価を得ているそうな。読みたいな。
そういう訳でアニメ化以降「血界戦線」は人気が爆発し、作品にとってもファンにとっても嬉しい事が続いた。アニメ終了後に発売された公式ファンブックにはパイロット版も収録され、以前から読みたかった原作ファンにも有り難かった。
恵みの雨ならぬ恵みのアニメと呼ぶに相応しい喜ばしい出来事だったけど…ここからが本題で、僕はこのアニメ化以降どうも自分の中の「血界戦線」への熱が冷めたような気がしている。嫌いになった、という訳では無くて…熱が冷めた。
実を言うと僕はアニメ化前まで血界戦線について誰かと意見を交換出来た事がなく、自分以外に好きな人を見かけた事もあまり無かった。積極的に探そうとしていた訳では無かったし、間違いなく人気は高かったので偶然だとも思う。
自分一人だけの解釈を作品を楽しんでいて、他の人がどう思っているのかはさっぱり知らなかった。僕は今でも漫画やアニメの感想を他の人と交換する事はあまり無いし、意見が合わないとつらくなるのでそれでも良いかな…と思ってる。
2015年にアニメ化された時、沢山の人が血界戦線について語っていた。アニメから見始めたという人も沢山居たし、僕がこれまであまり目にする事も無かった原作が好きな人達も沢山見かけた。トライガンは好きだけど内藤先生が新作が連載していた事を知らずに驚いていた人達も居た。いつの間にか新作が連載されていて自分はそれを知らない事って本当に良くありますね…ジャンプSQ.19って影が薄めな季刊誌だったもんなあ…SQが濃いかは置いといて…。
様々な意見があった。「面白い」「原作をよく纏めた」という声があれば「改変が駄目だ」「カットしすぎだ」という声もあった。僕は「原作3話分の話をよく1話に纏めたね!必殺技の演出も最高にカッコ良かった!でもかなりカットされてたね…あのアニオリ必要だったかな?」とどっち付かずな感じだった。まだ1話だしそれで良いと思っていたけど、良いか悪いか白黒を付けたい人は結構居るみたいだった。原作を好きな人同士が解釈で喧嘩しているのを見るのはつらかった。
2話も3話も同じように賛否両論で原作ファンは喧嘩していた。僕も1話と同じように「ここは好きだな」と思う所もあれば「ここは合わないな」と思う所もあった。そう思った所が賛側とも否側とも違ったので、両方に怒られた気がする。
これは作品の良し悪しじゃなくて僕の好みの関係だけど、原作の血界戦線はレオ君が主人公の話とクラウスさんが主人公の話が交互にある印象だったけど、アニメではレオ君が主人公として再構成されていた記憶がある。これは尺の都合でどうしてもクラウスさんが主役の話を何話かカットせざるを得なくて、それならレオ君を主役として描いた方が綺麗に纏まるし話も見やすいだろうという考えがあったのかもしれない。実際アニメはレオ君主役の話として見やすかった。
アニオリキャラクターのブラック・ホワイト兄妹がレオ君と絡みがあったのも理由の一つで、特に妹のホワイトちゃんはレオ君ととても親しくなり友達以上の関係として描かれていた。レオ君は原作だと女性キャラとの絡みも比較的少なく、ライブラで働く同僚の「チェイン・皇さん」と「K・Kさん」という二人のお姉さんを除くと、他は父親と一緒に飲食店を経営する「ビビアンさん」くらいしか異性と接点が無くもし脈があるとすればこの人かなあ…と勝手に思っていた。特に恋愛描写は無いけど。そういう訳でアニメでホワイトちゃんとレオ君の仲が急速に縮まっていくのを見て「ああ~…そっちかあ~…」と何とも言えない気持ちになっていた。そっちも何も原作だとレオ君は特に誰かと恋愛する描写は無いというのに。
ちなみにこのビビアンさんというキャラクターをトライガンの登場人物で例えると、トライガン・マキシマムの1・2話に登場したリィズという女の子くらいの立ち位置じゃないかな?と僕は思っている。うん、影薄いな!でも何か似てる気がする!
血界戦線はアニメ化されて以降どのキャラクター同士がくっ付くとお似合いか?という話題もよく目にするようになった。女性のレギュラーキャラが2名で男性キャラクターが多めな作品なので、男性キャラクターが好きな人達にも受けた。
まあ今なら何故そういう話題が受けたかも分かるけどね!ライブラ男性陣の声優さんが阪口さん、小山さん、中井さん、宮本さん、緑川さんで皆良い男だもんね!当時はよく分からなかったけど人気が出たのも理解は出来るよ!
作品自体に好きな所と合わない所がある、毎回放送される度に作品についてファン同士が喧嘩している、よく分からないネタで盛り上がっている人達も居る、と幾つか要因が重なってその時僕は疲れていた。これならもう他人の意見は見なくても良いかな…とも思っていたけど、アニメ血界戦線は原作ファンは賛否で揉めながらも、前述した通り良い作品だったのでとても人気が高く盛り上がっていた。なので無理に避けようと意識しなければ目の入る状況だったと思う。
そこで「11話は原作にない完全アニメオリジナルエピソード」と「最終話の放送延期」という二つの出来事があった。とても人気が高く盛り上がっていただけに、そういう事もあったからか一時アニメ血界戦線の話題はとても荒れてしまった。
それと関係あるかは分からないけど、僕はアニメ放送開始と数日違いで発売された原作の最終巻を読んで「とても綺麗に終わったな…」と思っていた。7年付き合った作品の最終話がこれで良かった!と思える素晴らしい出来だった。
僕はアニメを11話まで見て「これは原作とは少し違うけどこれはこれで一つの作品になっている」と思っていたし、しばらく経ってから放送された最終回もアニメがオリジナルで描いてきたストーリーを締めるに相応しい纏まった内容だった。
その時から僕の中では「血界戦線は綺麗に完結した作品」という認識になったのか、あまり作品への強い熱量を感じなくなっていた。半年の間に漫画とアニメでそれぞれ別の良い最終回を見たのでまあそうなるかな…と今では思える。
2017年に放送された二期も全話見たしクラウスさんに仕える執事「ギルベルトさん」が車で大暴れする回などアニメで是非見て見たかったし、実際にアニメで大暴れした回は「スッゲー!内藤泰弘作品のアクションってここまで原作再現してアニメ化出来るんだ!スッゲーー!!」と滅茶苦茶感動してしまった!本当にあの回を見られただけで天にも昇る気持ちだったし、二期で原作の最終巻まで原作エピソードをやりきってくれたお陰でとてもスッキリした気分になれた。
こうやって自分の思った事や感じた事を纏めて文章にすると、僕は「他の人の感想に慣れなくて驚いてしまった」のが理由ではなく、「作品の完結」を二度経験した事で一旦作品に関して満足したのが熱が冷めた原因だと思えてくる。
何度も言うようにアニメは良い作品なのでアニメのお陰で原作の面白さはとても広まったし、アニメを見て「血界戦線って面白い!」と思った人はそのまま原作を読んでもきっと違和感なく楽しめる。あんなに良いアニメ化も珍しいと思う。
今後何かの切っ掛けがあれば自分の中の作品への熱が再燃しそうな気がするし、その時は続編のB2Bや秋田先生の小説版も読めそうな気がする。それにしても…12年って、過ぎてみると結構あっと言う間だという感じもしますね。
【追記】
ちなみに血界戦線ファンの間では今でも「アニメの一期はどうだったか」という話題が時々挙がる事はある
僕の中では「原作とは少し違うけどアニメはアニメ単品でも良い作品だったし、漫画原作のアニメ化作品としてもとても出来がいい作品」だったという事で一旦落ち着いている。
なので、他の人がアニメと原作のどっちの方が良いとか話をしていると「もうそういう話は一切目に入れたくないな…」と強く感じる。作品を取り巻く空気の影響で好きな作品から離れてしまうってこういう事なんだろうか、と思った。
【追記2】
僕は内藤泰弘先生とその作品に関しては新規のファンだと自覚している
けれど血界戦線に関してだけは自分は最初から応援していたとそこは堂々と言える
アニメ化以降何か熱が冷めたのは大人気作品になって爆発的にファンが増えた事で「自分はこの作品のファンなんだ」と言いづらくなった事もあるのかもしれない。自分は大勢の内の一人である事に気付いたというか
同じ事は「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」が劇場公開された後にも起こりそうな気がする…自分は作品の無数のファンの一人なんだとアニメ化するとどうしても強く意識しちゃうのかな…今の僕には理解出来るよ。
【追記3】
こんなにも書きたい事があるなんて自分でも驚いてしまった。やっぱり僕はこの作品が好きなんだろうな。
アニメ版血界戦線は原作と少し男性キャラの描かれ方が違うような気がしていた。原作だと情けない姿も見せるキャラのカッコいい所を強調して映しているような。尺の関係もあるので、それは仕方ないと思う。ただ、主人公でもあるレオナルド君が僕とアニメでは大分解釈が違った。彼はアニメのEDで最後に目を見開きながら笑うのだが、僕の中ではレオ君はそういう事をしないような印象があった。彼の目は妹の視力と引き換えに得た物なので、レオ君はその事をずっと引き摺っていた。原作でも目を開けながら笑うシーンはあまり無かった…と思う。そんな事を言っても作品を否定する側の人間だと肯定する側の人間に思われるだろうから言えなかったし、僕は賛否両論のどっちつかずで居たかった。
作品が綺麗に終わったのが間違いなく大きいけど、やっぱりファン同士の論争があまりに激しくて疲れていた…というのが僕が血界戦線という作品から離れた大きな要因だったのかもしれない…と結論なのかも。
http://ssorphen-anime.com/story/
アザリーは、チャイルドマンが何をしようとしていたかを突き止めるべく、バルトアンデルスの剣と「世界書」を携え、キムラックへ出発していた。
一方、アザリーとの決着をつけるために、一人でキムラックへ向かおうとするオーフェンだったが、クリーオウ、マジクと供にキムラックへ向かうことになり、レティシャ邸を後にする。
はたして、オーフェンたちの旅の行く末は…。
≪牙の塔≫に潜入したオーフェン達は、待ち構えていたウオール・カーレンの部下達と戦闘になる。敵を制したオーフェンは、ウオール・カーレンと対峙する。そこにフォルテとアザリーの加勢により、ウオール一派を捕らえ、罪を糾弾することに成功した。
アザリーはチャイルドマンが持っていたはずの「世界書」を手に入れ、次はキムラック教の総本山であるキムラック市に行くとオーフェンに告げる…。
「そこにフォルテとアザリーの加勢により」⇒「そこに現れたフォルテとアザリーの加勢により」とか
チャイルドマン邸に乗り込んだオーフェンは、暗殺者との戦闘を開始する。
そして暗殺者はその正体を明かす。暗殺者は天人種族の遺産である殺人人形を、アザリーが自分の理想の通りの暗殺者に変化させた物だった。アザリーはキリランシェロそっくりの人形とオーフェンを戦わせることで、オーフェンを昔のようなキリランシェロに戻そうとしていたのだった。
どんだけ暗殺者好きなんだよ
レティシャはキリランシェロ達との、≪牙の塔≫時代のことを思い起こす。レティシャはキリランシェロとアザリーがいなくなってからの五年間、ずっと帰りを待っていた。
レティシャはその思いをオーフェンに吐露する。そこに、クリーオウがさらわれたとの知らせが入る。オーフェンはクリーオウを助けるため、暗殺者の待つチャイルドマン邸に向かう。
これ書いてるやつは「彼」「彼女」って言葉を使うことを知らないのか
チャイルドマン率いるアザリー討伐隊とオーフェンは、異形の姿のアザリーを見つけ出す。
襲い来るアザリーにオーフェンの声は届かず、討伐隊は次々に殺されてゆく。対決するチャイルドマンとアザリー、その双方の魔術を防ぎながら、アザリーを救うために説得を続けるオーフェン。しかし、チャイルドマンはとうとうアザリーを倒す。死にゆく怪物を見取るオーフェンは、ある違和感を覚えて……。
キリランシェロかよ
苦手と表現していいのかわからないけど、ナウシカについて思い出した
金ローでやるたびにチャレンジしてた時期があったけどなぜか毎回地下?に落ちるところで寝落ちして、オームに乗ってるとこで目が覚める
3連続でやって諦めた
入間くんEDの類似例では、ガンダムWのEDでリリーナが1人でドヤ顔し続けるのが苦手。ガンダムW自体は好き
男児向けアニメでたまになぜかヒロインだけがフィーチャーされる系EDがあって、あれは大体苦手
それ以外の苦手要素は大体、色合いとノリに分類されると思う
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/日本のテレビアニメ作品一覧
色合いやキャラデザが苦手で鼻の奥が臭くなる系はいぬかみっ!、東京ミュウミュウ、スラムダンク、タイバニ、ガンダムSEED、鋼の錬金術師、魔術師オーフェン、ミルモでポン!、NARUTO、マクロスF
逆に色合いが好きっていうのはゆるゆり、アイカツシリーズ(特にフレンズ)、ベイブレード2002、THEビッグオー、明日のナージャ、魔法使いTai!、ストロベリーパニック
作品の好みには関係ないけどシンカリオンのリュウジの水色白コンビのカーディガンは見ていると鼻の奥が臭くなる
あとアニメではないけど、同様の現象は白・クリーム色・ボーダー柄のニットやボア、サンタ服、ノルディック柄、ニット帽を見た時にも起こる
ノリが寒く感じて恥ずかしくなった系は民放ではおそ松さん以外にあまり思い浮かばない
ここまで書いて思ったのは、民放アニメは元々好きなシリーズの新作か、結末までの細かいストーリーや裏設定、評判や考察を見てほぼ好みだろうとある程度の確信を持った作品にしか手を出していなかったかもしれない
色合いが苦手なアニメを見続けるかは物によるけど、ノリが合わなければすぐに切る
詳しく調べた上で見てみてノリが合わなかったってことはあまりないから上述のように例が少ないんだけど
実家がNHK大好きNHK垂れ流し一家なのでNHKアニメは興味なくても目に入り続けてしまい、嫌悪感が増幅するということかも
それはそれとして「鼻の奥が臭くなるデザイン」「寒気がするノリ」という単なる好みの感覚をうまく伝わる言語で分類できるようになったら面白いな
友人や家族に漏らして角を立てかけた話を吐き出したことで少しもやもやが整理された気がする
バーチャルさんはみている、色合いは割と好き
1話を少し見てノリは問題なく、これが垂れ流されていても嫌悪感は湧かないと思われる
ただ喋り方等が不自然なので、真剣に見ていると家族に勘違いされたら恥ずかしくなるかな…
単純に展開に興味を引かれず、たまたまテレビがついている時に垂れ流されていなければ敢えて見ないと思う
それでも例えば大どんでん返しの鬱展開やあからさまな他作品のオマージュ等でインターネットが盛り上がっていたら詳しく調べた上で見直す可能性はある
セカイ系は2000年代前半にブームだったけど、実のところ作品のブームじゃなくて評論のブームだったから、「あの作品はセカイ系だ!」って決めつけてキャッキャしている奴らがいただけで、ブームとしての実態はなかった(いちおうそのセカイ系論壇のなかで重要な作品というと「イリヤの空」と「戯言シリーズ」が挙がるだろう)。
その前の1990年代後半はスレイヤーズやオーフェンあたりのファンタジーがまだまだ人気あった頃だな。
そんで2000年代前半は異能バトルのブームだった。1998年のブギポが転換点と言われてるけど、本格化したのは2002年のシャナからで、電撃文庫あたりが続けざまに「普通の学生が異能者たちの秘密の戦いに巻き込まれる」みたいな作品を出していた。その一つの成果が2004年の禁書目録。とはいえ今のなろう系ブームみたいなのを想像するのは間違っていて、「なんとなく異能バトルの人気があるかな」程度の話。市場自体も小さかったしね。
2004年にライトノベル解説本が続々と出た時期があって(ライトノベル完全読本とかこのライトノベルがすごいとか)、それで「ライトノベル」という俗称が一般に広まっていったんだよね。それまでは2chで使われてたくらいで(板名がライトノベル板だったから)、出版社や書店はティーンズ文庫とかヤングアダルトとかいろいろな名前で呼んでたわけだ。
そんで2005年ごろからアニメ業界が深夜帯に完全移行していくようになって、制作本数が急激に増えていったことで、原作ソースとしてラノベが注目されるようになった。
そこで大ブレイクしたのが2006年のアニメハルヒ。これで爆発的にラノベ業界の知名度が高まって「いまラノベが熱い」みたいな空気になっていった。雑誌や各種ニュースサイト、果てはテレビでもラノベが特集されたりしてね。
そんな感じで2000年代前半に刊行されたバトル系のラノベが00年代後半に続々とアニメ化されていったんだけど、ラノベのほうではそのちょっと前の2005年ごろからMF文庫Jを中心に萌えラブコメが流行りはじめていた。流行といっても、やはり「なんとなくラブコメの勢いがあるな」くらいのもんだけどな(ひらがな四文字系はこの時期がいちばん多かったかな)。
2009年のはがないと、そのインスパイア元である2008年の生徒会の一存から、増田が言う部活ハーレムが全盛期を迎えていくんだけど、生徒会の一存はコンセプトが「萌え4コマをラノベにする」だったから、実はハルヒよりも、そのあとにやってた「らきすた」などの萌え4コマアニメブームの影響が強いんだよね。これに同じく2008年の俺妹を加えたあたりがラブコメ勢の代表格かな。
そして2009年のSAOからWeb小説時代が幕を開けるわけだけど、このブームはまあ異能バトルブームやラブコメブームとは比較にならないくらい規模が大きかった。
というわけで2010年以降はこっちを読んでくれ。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 166 | 16462 | 99.2 | 30 |
01 | 73 | 8874 | 121.6 | 41 |
02 | 29 | 9405 | 324.3 | 56 |
03 | 18 | 2834 | 157.4 | 36.5 |
04 | 15 | 3186 | 212.4 | 76 |
05 | 6 | 548 | 91.3 | 74.5 |
06 | 21 | 2769 | 131.9 | 55 |
07 | 13 | 2851 | 219.3 | 30 |
08 | 62 | 4849 | 78.2 | 49 |
09 | 104 | 7747 | 74.5 | 36 |
10 | 149 | 12888 | 86.5 | 50 |
11 | 220 | 15928 | 72.4 | 36.5 |
12 | 215 | 14618 | 68.0 | 33 |
13 | 127 | 10836 | 85.3 | 41 |
14 | 159 | 10093 | 63.5 | 33 |
15 | 143 | 11837 | 82.8 | 33 |
16 | 160 | 7715 | 48.2 | 25.5 |
17 | 200 | 18819 | 94.1 | 37 |
18 | 179 | 27410 | 153.1 | 34 |
19 | 148 | 10285 | 69.5 | 34 |
20 | 157 | 11929 | 76.0 | 29 |
21 | 201 | 10728 | 53.4 | 24 |
22 | 133 | 11729 | 88.2 | 28 |
23 | 135 | 11007 | 81.5 | 38 |
1日 | 2833 | 245347 | 86.6 | 34 |
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