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2013-12-05

http://anond.hatelabo.jp/20131205190619

典型的な、「らいふはっくいのち」なバカの考えた天才的な俺、馬鹿な周り、というだけの話だろ。

こいつが上位10%というのが事実だとしてもその程度の職場なんだからいいじゃない。

からサボるのばかり上手だと言われて、学生の頃はアルバイト先でよくベテランのおじさんたちから「楽ばかりしやがって」と怒られていた。どうも頑張りが効かなくて、楽な方、楽な方に進みたがる。忍耐力がないのだ。

それは今でもおなじで、めんどくさい仕事をやりたくないから仕組み化して頭を使わずスピーディーに処理できるようにして、つまらない仕事をやりたくないから新しい要素を組み込んで面白くしたら、なんだかんだで成果が出てしまった。

根本的に違うのに、そこをつなげて書いちゃう辺り。

後者が完全に「らいふはっっくいのち」的な馬鹿が良く妄想することだろ。

みんなのように頑張れない

いつものようにテロテロ仕事をしていたら、課長から個室に呼び出された。

部屋には部長が待っていて、自分が人事評価でA判定だったと聞かされた。社員の上位10%がA評価で、これに選ばれるとボーナスがどかんと上がるらしい。

これからも頑張ってくれよと言われたけれど、ちょっと心に引っかかってしまうことがあって、いまいち素直にうなづけなかった。嬉しい事は嬉しいけど、本当にいいのかなと思ってしまう。

正直いうと、自分はあんまり頑張っていないからだ。

 

うちの部にはいろんな人がいる。ほとんど毎日12時近くまでサービス残業して、さらに土日も出てきて働いている人。やりたくない仕事を我慢しながら、いつも嫌な顔をしてこなしている人。内臓をやられて黄色い顔に臭い息の人や、不眠になって精神科に通いながら働いている人もいる。そうやって頑張っている人に比べると、自分全然頑張っていない。いつも適当仕事をして定時くらいであっさり帰っているため、苦しい思いをしている人が報われなくて、いつも楽して仕事をしている自分が評価されるのは不公平な気がしてしまう。

 

からサボるのばかり上手だと言われて、学生の頃はアルバイト先でよくベテランのおじさんたちから「楽ばかりしやがって」と怒られていた。どうも頑張りが効かなくて、楽な方、楽な方に進みたがる。忍耐力がないのだ。

 

それは今でもおなじで、めんどくさい仕事をやりたくないから仕組み化して頭を使わずスピーディーに処理できるようにして、つまらない仕事をやりたくないから新しい要素を組み込んで面白くしたら、なんだかんだで成果が出てしまった。

でも、これはなんというか、水は低いところに流れるというけれど、なるべくしてなっただけなので、褒められることではなさそうな気がしている。このぐらいの結果は必然的に出るものであって、出ない方がおかしレベルのものだ。ほかの人ぐらい自分が頑張れる人だったら、もっとすごい結果が出ているはずなので、やっぱり自分社会人になってもサボっているんだと思うと、少し悲しくなってしまう。

 

日々苦しみながら働いている人は本当に頑張っている。頑張れない自分には、特に彼らに報いることができることはないけれど、せめて忘年会の時はお酌をしてまわろうと思っている。

2013-11-24

セクハラから女を守ってしまった。

セクハラ現場に立ち会ってしまった、それも女から女への。

一応、芸能というか映像関係仕事をしている。

といっても、テレビ映画ではなく、ラジオ仕事だ。

ラジオ映像ってなんじゃ? と思うかもしれないが、今時はラジオでも映像機器仕事がたくさんある。

で、業界業界から社員から社員へのセクハラはもちろん、プロデューサーからタレントへのセクハラなんかもよく見かける。

もちろんいけないとは分かっているんだが、特に行動はしてなかった。

だったんだけど、この前(八月ぐらいだ)、あるイベントがあった。

所謂、公開録音じゃなくて、そのラジオを聞いてくれてる人に向けたイベントだ。

セクハラをされた側の女性は、そのラジオアシスタントをやっている子だ。

アナウンサーじゃないので、タレントさんだと思う。具体的に何をやっているかは知らない、顔はよかったかアイドルグラビア声優お笑いのどれかだろう)

セクハラをした側の女性は、そのイベントゲストで出演したアラフォー構成作家だ。(偉い人ではないが、ベテランではある)

イベントは自体はつつがなく終わり、俺も映像仕事をちゃんとこなし、もう帰ろうとしていたときだった。

その日は夏祭りか何かがあって、花火が打ち上がるということで、社屋に人がたくさん残っており、普段は定時で帰る事務の子なんかもいて、けっこうゴミゴミしていた。

なのだけれど、逆にテラスになっている所と収録ブース以外はほとんど人がいなくなっていた。

ただでさえも人通りが少ない、俺の仕事道具を置く倉庫(ちなみに三階だ)の周りは全く人気がなかった。

その近くの自動販売機の前で、構成作家タレントがもめていた。

最初イベントの内容でお説教くらってるのかなあ? と思ったけど、

構成作家の声が、仕事相手に向ける声じゃなかった。

「乳バンドみせて媚びてんじゃねえよ!」とか

スカートの中見せてみろよ」とか、もう酔っぱらいが店員さんに絡んでるような感じ。

タレントの子は「ごめんなさい」とか「すみません」とかいって謝ってるんだけど、聞く耳を持たず

だんだんと声も大きくなっていき、行動も荒々しくなっていった。

で、構成作家がそのタレントに触ろうとした時、思わず身体が動いてしまった。


まあ、気づかない振りをして「おつかれでしたー」なんて言って、自動販売機コーラを買って帰っただけなんだけどな。

一応、ちょっと見張ってたけど、その後は二人はバラバラに帰ったみたいだった。

で、俺が今更こんな話を書いてるのは、

「男から女へのセクハラときは助けなかったのにどうして、今回は助けてしまったんだろう?」ということが、自分の中で重荷になってしまったんだ。

ようするに、相手が所詮は雇われの構成作家で、女だから俺は助け舟を出せたわけだ。

間違いなく、肩書きのついてる社員からバイトタレントへのセクハラなら、無視していた。

これはもう事実として、そうだ。今まで無視してきた。

けれど、俺はたった一回だけとはいえ、セクハラから女を守ってしまった。

俺はこれから一生、セクハラ現場に立ち会ったら、女を守らないといけないのだろうか?

やらない善よりやる偽善かも知れないが、やれるときだけやる偽善というのは、自分の中で理屈が通ってなくて、モヤモヤする。

こんなことなら、助けなければよかった。

2013-11-11

日本のモノ作り神話崩壊」は盛んに喧伝されるけど

日本広告能力崩壊」は取り上げられないよな。

特にここ10年くらいの間に海外でヒットした「メイドインジャパン」の中で、国内大手広告代理店が主導した物が殆ど無い。

追記

かつて俺の勤め先から発売予定だった(現在販売中)ある製品広告のため、チームで代理店広告会社ミーティングした事があった。

会社的にも力を入れて売りたい製品だったので、広告にも結構予算を割いて担当者を呼んだのね。

そこで代理店が一緒に連れてきたデザイナーの略歴を見せて貰ったんだけど、手がけた製品ちょっとアレな物ばかり。

それでいて代理店人間ドヤ顔で、そのデザイナー百戦錬磨ベテランみたいな紹介の仕方するわけ(実際手がけた商品の数「だけ」は多い人だった)。

これに上司がキレて「この人が手がけたこの○○って商品、売り上げ不振でとっくに販売終了してますよね」と言っちゃって、デザイナーの人は顔を真っ赤にしてうつむいちゃうんだけど、代理店の奴はポカンとしてた。

何が問題なのか全然分かってなかったっぽい。

そんな人が今は部長だかマネージャーだかに昇進してたりするのが日本大手広告代理店なわけ。

2013-11-01

解雇規制撤廃しろ撤廃しろ五月蠅いけどさ

リーマンショックの時に、人件費削減の名目で、ベテランばかりを優先的に追い出して二進も三進もいなくなったケースをいくつか見てきた俺には、薄ら笑いしか出てこないんだよね。

とある開発現場なんかじゃ、数人居た10年目のベテランを全部本社に引き上げさせて、代わりに3年目の「半新人レベルを、引き上げたベテランより少ない人数しかよこさず、引き継ぎ期間は三日もあれば十分でしょ?納期そのままで大丈夫だよね?なんて話がザラにあった。勿論炎上しまくって消し炭も残らなかったけどさ。

2013-10-24

結婚披露宴場でバイトしてた

http://anond.hatelabo.jp/20131023131933

結婚披露宴を何度も見てきた。

だが、ベテランでも社員でもないし、ブライダル志望でもない人間としては、

感動するような披露宴もあるし、

感動も対してない、なんでしているんだろうなー

というのがある。

問題なのは、感動するほうが少ないて事だ。

なんとなく、現代相場は1人2万円ぐらいでもいいのかな。ておもう

それじゃあ費用が足りない、じゃなくてそれで納めるようにするほうが

参加してくれる人も気持が良いに思える。

貰って当たり前じゃない、

高い費用ばかりかけても良い披露宴はできないとおもう。

価格相応の披露宴ができる場所があれば高い人気が得られそうだけど、

ちょっとそういうのを知るのて難しいよね、僕も知らない。

通常、1度きりだしねー

たっかい費用かけているのに、サービスする人が

なーんもしらないど素人サービスマン

がいる事実。土日祝日中心だからしょうがない部分もありつつも、

でも、もうちょっと教育に金かけてもいいともおもう。

一生思い出に残るからねー

でも、サービス側としては日常の話だからなー

全部とは言わないでも、手作りの部分と、サービス側が融合するサービスがあってもいいとおもう。

まあ、既にあるっちゃあるんだが。

しかねなくするのていうのはやっぱ嫌だね。結婚式

2013-10-13

2名ほどのベテランクリエイターが「業界の為を思って発言したら批判された」ことが、とある界隈でちょっとした話題になっている。

事の発端は、「政府業界の為を思って政策を立てたら批判された」という問題に絡んでいる。

まり、動機は純粋でも、結果が災厄をもたらすものと見なされる場合があるということが、事情根底にある。

発言をしたベテランクリエイターを擁護する視点の文章を読んで、なるほど悪意のないだろうことまでは類推できる。

でも、「善意で行動すれば必ず良い結果を生む」のではない点が難しい所だ。

2013-10-10

コンプティーク11月号を探して本屋をぐるぐるする間に

少女趣味ファンタジーだったり、三月のライオン特典付きだったり

腕に抱えた本の高さがえらいことに……

ベテランっぽい書店員さんに恥ずかしさを忍んで質問

本日入刊した雑誌を探してるのですが』

はい、お名前は何でしょうか。』

コンプティーク…』

11月号ですね。はい、こちらです』

レスポンス早いよ( ̄▽ ̄)

そして、カウンターの前にひっそりと大胆にながもんさんで占領されたコーナーか。

ぎゃー、めっちゃ目の前やん。。。

というか、紀伊国屋さん、めっさ訓練されとるやん。中の人は何人提督かいな……

スーツ着たいい歳こいたおっさんは、クレカでお会計をお願いするのであった。

2013-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20131001095428

鬱で休学してたとき、体調よくなってヒマを持て余してグッドウィルに登録したことがある。

40代おっさん日雇いの中でベテラン気取ってるのとか、

書いてあるようなクズを見て、

ここでがんばって復学卒業しないと俺もこうなると思った。

おかげで、無事卒業できたしそこそこの会社にも入れたし結婚もできた。

マジでいい経験になった。

2013-09-29

Wikipediaでいう「特筆性」は「他とは違うこと」ではない

はてなブックマーク - Wikipedia:井戸端/subj/『生野区連続通り魔事件』の削除について-Wikipedia

http://b.hatena.ne.jp/entry/ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E4%BA%95%E6%88%B8%E7%AB%AF/subj/%E3%80%8E%E7%94%9F%E9%87%8E%E5%8C%BA%E9%80%A3%E7%B6%9A%E9%80%9A%E3%82%8A%E9%AD%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%80%8F%E3%81%AE%E5%89%8A%E9%99%A4%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6


微妙にバズってるのと、案の定勘違いしてる人がいるので書いておく。この記事は「特筆性がない」という理由で削除された。

普通に考えれば「韓国人日本人を狙って起こした通り魔事件なのだからそんじょそこらの事件と比べて十分特筆性があるように見える。

でも実は、一般的意味の「特筆性」とWikipediaにおける「特筆性」はまったく違う。


Wikipediaにおける特筆性はこのページ↓にまとまっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E8%A8%98%E4%BA%8B%E4%BD%9C%E6%88%90%E3%81%AE%E7%9B%AE%E5%AE%89

物凄く乱暴に言うと、信頼できる情報源書籍新聞など)で言及がなされたかどうかが大きなポイントとなる。

これが結構アバウトで、例え全国区新聞に記事が載ったとしても、継続的に報道がなされなければ「一過性の話題」とみなされ削除される。

あと、「その事件・現象が発生した後にどのような影響があったか」も重要視される。影響がなければやはり一過性の話題とみなされ削除される。


例えばアイドル公園全裸になってチームメンバー名前と叫ぶという特筆性のカタマリのような事件があったとしても、

マスコミが2,3日騒いだだけで後は総スルーしたり、本人がその後何の影響もなく活動を続けていたとしたら、当人の記事に一連の顛末を書いてはいけない。

当人にとってはマイナスことなので、書いたら速攻で削除されるし、下手すれば書いた人はブロックを食らう。これがWikipediaの原則である


一般的感覚からすると納得いかないが、こうでもしないと「ぼくのかんがえたすごいきじ」で溢れてしまうので、仕方ない部分もある。

Wikipedia管理者は別にウィキメディア財団(Wikipediaを含むウィキプロジェクト総本山)に所属している訳でもなく、

本当にただの一ユーザにadmin権限が付与されているだけの完全なボランティアなので、彼らにあまり負担がかかると本当にWikipediaが瓦解する。

で、そうやって割と危ないバランスの上に成り立っているWikipediaのアレな部分(※1)が、たまに(しょっちゅう?)特殊な事件の削除審議で浮き彫りになるのである


という訳で、どうしてもWikipediaにこの事件を載せたい人は、その筋に詳しい人何名かに依頼して本を出してもらうのが一番早いんじゃなかろうか。

この事件を主軸に書くのは難しいだろうから、『日本韓国~知られざる現代史』の6章あたりに2,3ページ書いてもらうとか。

その後の影響とか、マスコミ報道の仕方とか、韓国側の反応なんかが客観的に述べられていると完璧。え、マッチポンプ?やだな単なる理想論ですよ。


※1

Wikipediaは各種方針に沿って運営されているが、これが本当に良いように取れる穴だらけの方針で、方針に詳しいベテランユーザ荒らしおもちゃにされている。

直近で最も酷い一例を挙げると、「Wikipediaの外(Twitter2ちゃんねる)での振る舞いをWikiepdiaの中で追及してはいけない」という慣例を逆手に取って

2ちゃんねるで(それもわざわざトリップを付けて)現在進行中の議論について挑発的な暴言を吐いたベテランユーザ

当然議論相手は憤慨したものの、別のベテランユーザが「Wikipediaの外での発言を持ち出さないで下さい」と横槍を入れ、結局議論相手の方が折れてしまった。



なお、自分別に管理者でもユーザでもありません。Wikipediaに書き込んでいないかIPユーザですらない。Wikipedia観察が趣味のただの増田です。

コレはヤマト運輸内じゃなくて

夏にクロネコヤマトであったこと

http://togetter.com/li/570017

とらのあな流通センター内でやらかしたんじゃね?と思ってしま

実際とらのあな流通センター通称TLCははじめはよかった

でも、途中からまりにも酷い惨状だった

ま、理由はベテランだった社員が抜けた穴が埋められず

適当派遣バイトで回そうとして破綻

市川だけではキャパオーバーして埼玉の方にある物流系のアウトソーシングまで使ってた

実際まんだらけバイトしてたやつの話では、作業中に売り物にならなくなった本をサークルへ難癖つけて返品してたって言うし。

とらのあなも平気な顔してやってんじゃね?

2013-09-25

http://anond.hatelabo.jp/20130925060104

横だけど、ざっくりググるJR北海道年収JR東海年収の半分ぐらい。どちらかというと低い方。

コストカット圧力年収に反映されてベテランがいなくなったら、技術レベルが下がったか事故が頻発した。

と考えると、全員の言ってることが正しくなるんだけど?

そう考えると、コストカット人件費カット新卒レベルの低下=事故頻発でいんじゃね?

海運系船乗りマニュアルその2

船乗りの日常

ここからは海運系船乗りがどんな日常生活を送っているか紹介しよう。

  

その1はこちら

http://anond.hatelabo.jp/20130925025344

  

乗船と休暇

船乗りは当然毎日自宅へ帰れるわけはない。まとめて働いて、まとめて休むという形で生活を送ってる。

その比率は年間の2/3働いて、1/3休むという形になっており、3ヶ月間連続で乗船して1ヶ月間休暇をもらうスパン会社が多い。

ただここで勘違いしてはならないのは3ヶ月乗船していると言っても絶対に上陸はしないわけではなく、港に入れば地に足を付けることもある。

たいてい1ヶ月に1度くらいは運行予定が無い日があり、そのタイミングで借りバース(岸壁のこと)して交代で上陸し遊びに行くのだ。

まあそれでも例えば北米まで約10日はかかるので、その間はずっと海の上ではある。

  

乗船中

乗船中は甲板部へ所属しているか機関部へ所属しているか?で仕事の内容が当然違う。

甲板部と機関部の双方へ所属したことのある筆者の感覚では、荷役などで極端に忙しい事のある甲板部、いつも同じくらいの忙しさである機関部という違いがある。

当然、不意に予測してない業務が発生することもある(機械故障とか)から何処が一番楽ってことはない。

集中して忙しい方が良いのか、万遍なく忙しい方が良いのかという好みの差だ。

  

甲板部

甲板部は航海士系の部署だ。

船乗りとしてイメージされやすいのがこちらで、航海術を駆使し実際に船舶を操縦して目的地まで予定通りに荷物や旅客を運ぶ。

  

しかし当然ながら甲板部の仕事はコレだけではない。

この項目では一般人ではイメージしにくい部分を紹介しよう。

  

船体の保守整備

現代の船舶の多くの船体素材は鉄鋼かFRPである。FRPは漁船で採用されることが多い。

海運に使う船舶はたいてい鉄鋼であり、塩水に使っている状態なので錆びにくい対策が取られているとは言え、船体は時間が経つに連れて錆びていく。

  

そこで甲板部は「錆打ち」という作業を行う。

錆という物は化学変化によって錆びていない部分へ伝播する。

その伝播を抑えるために錆びてしまった部分を機械ヤスリ(ハンドラインダーなど)を使って削り取るのだ。

削り取った部分は錆止めを塗り、いわゆる「船体色」ペンキを塗って錆が進行しないようにする。

  

「あんな大きな船の全体をやるの?」という疑問はあるだろうが、その通りである

正確には海中へ沈んでいる部分(喫水線より下)は物理的に作業ができないので喫水線より上を錆打ちする。

  

「高いところとか足場がないところはどうするの?」という疑問にも答えよう。

「ジャコブスラダー」という空中ブランコみたいなものを使って作業をする。詳細はググってくれ。

高所恐怖症でもじきに慣れる。仕事だししょうがない。

  

書類作成

船舶は安全運航するために様々な法定書類や会社が求める書類がある。

荷役に関する書類も存在し、航海士はその書類作成を行う。

甲板部に所属する者の作業スケジュールなども考えたりもするので肉体労働っぽい船乗りにも頭脳労働があるのだ。

と言うよりも現代の船舶は頭脳労働比率が船舶の高性能化によって増えて行っている。

肉体労働の部分は決して無くならないだろうが比率は減少傾向にある。

現代はだいたい頭脳労働が70%、肉体労働が30%と思えば良い(船の操縦は肉体労働じゃなく頭脳労働である)。

  

積み荷処作業

荷物は積めば終わりというわけでもなく、積んでいるものによって航海中も様々な作業が発生する。

  

例えば普通コンテナならばしっかり固定されているか?を確認したり、冷凍コンテナなら更に温度管理をしなければならない。

  

オイルタンカーであれば積む油種の違いによって「タンク洗い」という作業が発生する。

例えばいわゆる「重油」であっても「A重油」「B重油」「C重油」と3種類ある。

重油というカテゴリーではA重油が一番キレイでC重油が一番汚い。

C重油が入っていたタンクA重油を入れるとA重油が汚れてしま価値が下がる。

そこでC重油を揚げ荷役した後にタンク掃除してA重油を積み荷役するのだ。

  

階級

甲板部の仕事はこれだけでは無いが、最後階級を記しておこう。

から並べるとこうだ。

船長は言うまでもなく、その船舶の全権を担う最上級職だ。

経験量や知識量が豊富なのは当然として人格的にもよく出来た人がかなり多い(人格に問題ある人が居ないわけじゃない)。

船では出世するほど仕事量が減る傾向にあるのだが、出世するほど責任が物凄く重くなる。

どれくらいの責任かと言えば船舶自体が億円単位の物だし、一度に荷物を多く運べるため荷物も億円単位。その責任を持っている。

  

実は警察権も持っており、合理的な理由があれば乗組員を逮捕拘束監禁しても良い事になってる。

更に船長裁判権も持っている。船内で起きた揉め事に対して合理的な理由があれば采配を下し強制させることが可能。

もっと言えば立法権もある。合理的な理由があれば必要に応じて(既存法律の範囲内で)新たなルールを追加できる。

  

何故こんな船長独裁とも言える制度になっているかといえば船舶は閉鎖的環境からだ。

最高権力者を2人にすると派閥が出来てしまい争いのもととなる。なので船長権力は絶大なのだ

  

海士はそれ以下の直属の上司という考えで間違いない。

船舶には「職員」と「部員」という職種に分かれており、部員普通社員ならば職員はいわばキャリア社員だ。

船長と航海士が職員で、甲板長と操舵手と甲板員が部員である

当然、職員の方が給料が良い(責任も重いけど)。

  

当然、会社や船舶の規模によって人員の数が変わるので例えば三等航海士という階級が無い会社もあるので注意が必要だ。

  

機関

現代の船はオートメーション化も進み、それだけシステムとしては複雑化をしている。

過去時代のように航海士だけ居れば船舶を運航できるということは現代の船舶ではあり得ない。

そこで活躍するのが船舶の機械を専門に学んだ機関部人員である

  

主機(メインエンジン)

機関士ならばこれを極めたいと誰もが思う船舶の心臓だ。

シリンダー経が100cmを超えるものも珍しくなく馬力も数万と一般的感覚で言うと超大型のものほとである。主機だけで2階建てアパートくらいのもの存在

当然、非常に熱を放出し室温は40℃を超える。騒音も大きいため機関士たちは耳栓などをして整備作業をする。耳栓がないと難聴になってしまう。

  

燃料は始動時にA重油を使い、安定したらC重油へ切り替えるタイプほとんど。

始動自動車で言うセル方式であり、セルモーターではなく圧縮空気を送り込んでピストンを回転させて始動する。

セルというと勘違いされやすいがディーゼルエンジンが大部分を占めていて毎周点火プラグで着火するわけではない(ディーゼルエンジンは圧縮によって発生する熱で燃料へ着火する。詳細はググれ)。

  

少数ながらタービンエンジン存在し、こちらはボイラから発生させた蒸気でタービンを回転させプロペラを連動させるというものだ。

主流のディーゼルエンジンと比べて構造は複雑化するが船舶の速度が出やすいという利点はある。

高速船や軍艦などで採用されている事例が多い。

  

補機(発電機)

現代の船舶にとって電力は必須だ。

電力を失った船舶を「デッドシップ」というくらいで電力を失った船舶は死んだ船扱いされる。

機器は電力によって制御されているので電力消失すると全く動かなくなってしまうのだ。

  

補機の大きさはこれまた一般的感覚の「エンジン」と見るとこれまた超大型であり、普通自動車一台分はある。

船舶の規模が大きくなれば発電機も大きくなり、トラックサイズになったり、コンテナサイズにもなったりする。

  

諸器機

これ以外にも船舶には様々な機器存在する。

まだまだこれ以外にもあり機関部はこの全てを運用整備修理する。

  

事務的業務

機関部もまた事務的業務が結構あり、法定書類や燃料の管理、整備日程、各種データ計測(故障早期発見のため)など多彩だ。

書類作成や各種データ管理パソコンを使ったりもするため船乗りは以外なほどに事務能力が高かったりする(筆者は就職してからExcelマクロを組めるようになった)。

  

甲板部であれば変わりゆく天候や他の船舶の位置、揺れる船の中で小難しい運航を考える。

機関部は高温という過酷環境の中で、科学と経験から故障原因などを探ったりする。

ガハハハ!」と脳筋的に笑ってるイメージは本当にイメージであり、実際は文武両道スキルを求められるのが船乗りという職業である

  

階級

機関部の階級最後に記しておく。

もちろんトップ機関長であり、職員は機関士、それ以下が部員だ。三等機関士が無い会社もある。

各人員は担当機器が配分され、何も問題が起きない場合は損担当機器を整備する事が多い(故障などがあれば皆で修理する)。

就職した直ぐの段階ではあまり複雑ではないオイルストレーナー辺りが配分され、徐々に管理が難しい機器を与えられる。

  

一般人にはわからない感覚だが人員によって機器の好き嫌い、得手不得手があったりもするので機関長はそれに合わせて配分する(プログラマ感覚で言うOSの違い、言語の好き嫌いみたいなものか)。

「原因がわからん。V型の空気圧縮機なら増田が詳しかったな。休暇中で悪いが電話するか」と稀に休暇中の得意な人員へ電話することもある。

最近ではメール画像が送られてきたりもするのでIT化が何気に進んでる。

  

機関部の最高権力者機関長であるが、船舶という閉鎖環境と考えるのならば船長のほうが機関長より法律では上の立場になっている。

ただし現場では殆どの場合船長機関長は同位であり、甲板部のことは船長が最終判断し、機関部のことは機関長が最終判断をする。

  

事実上、同位の二人は方針の違いによって口論することもあるので下の者は気が気でない。

船長としては、運行スケジュールに遅れが発生すると会社の信用に関わるためスピードを上げたい。

機関長としては、機器へ過剰な負担を与えると主機故障などで運航自体が止まってしまうので過剰な負担は避けたい。

双方の意見とも正しいためどっちの味方へ付くこともできず板挟みである

  

たいていは機関長のほうが「アンタは最高権力者から」と折れる場合が多いが、どうしても解決しない場合会社意見を仰ぐ。

最初から会社意見を仰げよ」と思うかもしれないが会社はよく無茶ぶりをしてきて船長機関長から怒られることも多く、簡単には会社相談しないのだ。

「俺は一回会社に南側の低気圧が不安だって言ったぞ今更突っ込めったって行けるかアホウ」「クソみてえな部品使わせやがってコストダウンって言えば良いと思ってやがる」

こういう愚痴を下の者は酒の席で延々と聞かされるわけである

  

その他

消火など緊急想定訓練など法律で定められているやらなければならない訓練がある。

船舶が事故を起こすと人命的にも経済的にも大きな被害が出ることが多い。

そこで国連は加盟国へ緊急時の訓練を定め、日本国法でも国際法に則り定期的な緊急時の訓練が定められている。

  

現場としても比較的熱心にこういう訓練は行うが、運航スケジュールの兼ね合いで簡易的に行う場合もある(それでも最低限はする死にたくないし)。

しろ海難を起こす船舶は会社側がこういった法定訓練が出来ないほどの過密スケジュールを組んでる場合が多く、会社の体制に問題があると現場は思う。

  

船内設備

現代の船がどうなっているか気になるだろうから記す。

  

居室

昔の船舶はそうじゃなかったが現代の船では乗組員の殆どへ個室があてがわれる。

  

「ボンク」と呼ばれるベットに、書類作成などで使える簡易的な机が配備されることが多い。

TVもある。当然地デジ視聴は不可能なので衛星放送を楽しむ。番組は周回遅れになるが無いよりマシである

パラボラアンテナ自動追尾方式であり、船舶がどんな方向を向いてても受信できるが荒天時など揺れが大きいと画面にノイズが走りまともに視聴できなくなる。

太っ腹な会社ではスカパー!の基本パックを契約してくれていて有料チャンネルも観れる。ちなみに何故か筆者の会社AT-Xも観れる。

  

当然、上の階級ほど部屋が広く快適な空間になっていたりする。

  

浴室

3ヶ月間もの間、さすがに風呂へはいらないのは日本人としてキツイ。船舶には風呂もある。

浴室はたいてい大浴場でありぱっと見は銭湯と変わらない。

  

船舶によって浴槽の水の種類が2種類あり、普通の真水を温めたものと、最近は少なくなったが海水を温めたものである

船舶では真水が貴重であり、昔の船舶は造水機を持っていなかったり、持っていても造水性能が低かったりして浴槽に使うのは勿体なかったのだ。

浴槽の水が海水でもシャワーの水は真水なので、身体が海水だらけになっても大丈夫である

  

船舶によっては船長機関長の居室に専用の浴室があるもの存在する。羨ましい・・・

  

トイレ

最も重要であると言っても過言じゃないトイレは当然完備。

最近では温水便座化してることも珍しくなく快適に「いたす」ことが可能だ。

  

娯楽室

娯楽室がある船舶も珍しくない。娯楽室が畳である場合も結構ある。

将棋麻雀トランプなどのゲーム、大型テレビでの映画鑑賞などを楽しめる。

たいていは上級職員の昼寝の場と化しているので下っ端は将棋麻雀のカモ、酒の相手とされる時以外は近寄らない(入ったらダメなわけではなく下っ端なので忙しくそんな暇がない)。

  

食堂

ごはんを食べるところ。現代の船舶には司厨人員(調理師)が乗っているのでおいしいごはんが食べられる。

ベテラン司厨になると転びそうになるくらいの荒天時でも何故かスープなど汁物が出てくることがある。どうやって調理しているかは不明。

職人芸は純粋にすごいと思うが、荒天時に汁物を出されると非常に飲みにくいので、出来るのならば控えて欲しいけれども乗組員はそれを口に出してはいけないという暗黙の了解がある。

  

沖売り

船内設備では無いが、一般的に知られていない文化として紹介する。

  

「沖売り」とはまさに文字通り「沖で物を売る人々」の総称だ。

まり海のコンビニエンスストアであり、食料品からお菓子新聞雑誌、衣類、事務機器医療品、オーディオ家電、AVエロ本まで何かと色々揃う船乗りにとって便利な存在

意外と結構融通が聞く存在であり「次までに○○用意しといて」と伝えておくと用意してくれてたりする。

  

電話

電話現代の船舶は備えている。方式は衛生電話だ。

通話料が非常に高く、過去の船乗りはこの衛星電話で散財していた。

どれくらい高いかといえば時間帯で変動はするが平均約1秒/1円であるテレホンカード度数面白いくらいに減っていく様を見ることが出来る。

ただ近年公衆電話を備えている船舶が激減しているため若い船乗りはこのことを知らない。

  

インターネット

まだまだ希少な設備ではあるがインターネット環境を備えている船舶もある。

海洋ブロードバンドという人工衛星を経由したサービスであり、上り64kbps/下り3Mbpsでインターネットが使える。

月額が60,000円(定額)もする上に設備設置費用も高額なので積極的な普及には至っていない。

筆者の会社では船内WLAN化しており船内に居れば何処でもネットが使えるが、これも衛星放送と同様にあまり船が揺れるとネット接続が切れたりする。

  

労働時間(ワッチ)

船舶は24時間動いているため交替制である

「0-4時(ゼロヨンワッチ)」「4-8時(ヨンパーワッチ)」「8-12時(パーゼロワッチ)」と3交替制で一度の労働時間は4時間働き、8時間休憩と繰り返す。

  

パーゼロワッチ特に人間らしい時間帯で働けるので「殿様ワッチ」とも呼ばれたりする。実際に船長機関長がここへ入ってる場合が多い。

船舶が海難を起こす時間帯は統計として日出日没時が多く、経験を多く積んだ一等職員や部員長がヨンパーワッチへ入る場合が多く、新人も難しい時間帯で経験を積ませるためここが多い。

その間であるゼロヨンワッチ中間管理職が入ることが多く、初めてその時間帯の責任者になることも多いため結構いつもドキドキしている(上司からは気楽にな何かあったら呼べば良いとは言われるけれども)。

  

先程から出る「ワッチ」という言葉は「Watch」のカタカナ英語だ。つまり見る監視するという意味で見張り番ってことだ。

  

  

その3へ続く

http://anond.hatelabo.jp/20130925033122

2013-09-12

2分でわかる貴方の「はてな村レベル

はてな村レベルの算出方法は数多く開発されてきたがここではFucking HatenaSayoku Algorithm[2007]を紹介する。

2007年kanoseらによって開発されたこのアルゴリズムは、はてな左翼(通称はてサ)を物差しにすることではてな村レベルを算出するもので、シンプルかつ高精度なアルゴリズムとして知られている。

 

---------新米レベル-----------

レベル1 はてサという単語自体を耳にするのが初めてだ

レベル2 聞いた事はあるが概念については全く知識が無い

---------一般村民-----------

レベル3 はてサ定義についてある程度は知っている

レベル4 はてサコメントを見かけるとイライラする

レベル5 はてサユーザー在日であるとか言い出す

レベル6 はてサユーザーを5人以上知っている

---------よく訓練された村民-----------

レベル7 既に村を去ったはてサを5人以上知っている

レベル8 増田など使って匿名はてサを攻撃をし始める

---------ベテラン村民-----------

レベル9 大方のはてサNGに放り込んでいる

レベル10 はてブタグに「はてサ」がある

レベル11 はてサを見かけてもイライラしなくなる

レベル12 はてサは何故はてサになってしまったのか考え出す

レベル13 はてサコメントシミュレートできるようになる

---------村の幹部クラス-----------

レベル14 buyobuyoの本名を知っている

レベル15 はてサ内にも様々なクラスタ(穏健派武闘派歴史修正派・アンチ自民派・貧乏派)がある事に気付く

レベル16 将来はてサになりそうな村民がわかる

レベル17 記事タイトルを見ただけでブコメはてサが群がってるとわかるようになる

レベル18 産經新聞ブコメ欄を見るのが楽しくなる

レベル19 橋下部落問題などでダブスタ墓穴を掘っているはてサを愛でる事ができるようになる

---------村で10年は語り継がれる命知らずの勇者クラス-----------

レベル20 はてダなどでidを出してはてサを批判することができる

レベル21 はてサ光が丘病院入院したという情報を入手したらこっそり訪問し氏名と面構えを把握する

---------kanose等ごく一部の人間にしかたどり着けないクラス-----------

レベル22 あまりにも村での立場が強過ぎるので、idを出してはてサを批判しても反撃を全く受けない

2013-09-08

専門学校に行ったらDQNばかりだったでござる

 声優のL先生が、とある専門学校で講演されるという情報を小耳に挟んだのね。

 その学校の授業としてなんだけど、外部の人間も自由に参加できる講演会っていう形だった。

 で、iPadのナビ頼りにその学校に行ったわけ。

 講演会の会場は学校の一画にある講堂。

 通りに面したファザードに入り口の扉があって、外からすぐにひょいと入れちゃう

   くぱぁ(扉を開ける音)

   DQN1「ちょwwww まじパネェwwww」

   DQN2「うwwけwwるww」

   バタン(扉を閉める音)

 これだからGPS非搭載のWi-FiiPadダメだな。

 基地局の位置で現在地把握するから、誤差大きいんだよね。

 Nexus買えば良かった。

 ええと、目視で確認っと(ウエストバックから会場案内図を取り出す)。

 ……ん?

 やっぱここだぞ……

 き、ききき、きっとさっきのDQN通りすがりDQNだよ(震え声)

 もう一度「くぱぁ」したあと、膣内、違う、那珂、違う、中に入ったの。

 そしたら「通りすがりDQN」がいっぱいオッパイいるわけ。早くドンキ行ってくれよ。

 大学階段教室みたいな場所なんだけど、DQNたちが後ろの方で騒いでる。

 前の方にはパッとしない、スクールカーストの底辺が人のカタチになったみたいな学生たちがおとなしく、互いに微温度的な距離を保ってポツンポツンと座ってる。

 僕は最前列で、生まれたての子鹿のようにプルプル震えながら待機。

「L先生がいらっしゃる→騒ぐDQNを叱る→でも静かにならない」っていう展開が、コンマ5秒くらいの演算予測できて、5分後くらいにはそうなった。

 この講演、なぜ外部に公開したし。

   L先生質問あるひとー(棒)」

 僕、先生への質問を箇条書きにしたリスト用意してたのね。

 コミケサークルチェックリスト作る時のようなルンルン気分で、前日に書いた。

 だから、背後に感じるDQNたちの視線が怖かったけど、勇気出して挙手したわけ。

 そしたら、コンマ5秒前までDQNたちの奇声で喧しかった講堂が、水を打ったように静かになった。

 普段おとなしい奴がうわずった声だして、クラスのみんなが急に黙りこくる感じ。

   僕「声優ランク制についてどう思われますか? ベテランの方になられると、予算関係仕事が減り、三石琴乃さんのように自ら事務所を開設する方がいらっしゃいます。後学のために先生のご意見を伺いたい次第です」

 僕は大きな声で滑舌よく言ったし、講堂内アホみたいにシンとしてたから、L先生には聞こえたはずなんだけど、先生Windows95みたいにフリーズした。

   L先生「……ええ、あとでキミだけに教えてあげるね」

 氏にたい。

 あと、何も教えてくれなかった。会ってもくれなかった。光速先生帰った。業界の暗部怖い。

   DQN「ほら、涙拭けよ……」

http://anond.hatelabo.jp/20130908143033

声優アワード受賞者0人!」「この学校のおかげで夢が叶った最初の人になろう!」「講師陣はベテラン万年端役声優!」「それなりの歴史伝統――」なんて正直に書いちゃう学校にも入りたくないがな

2013-08-27

半沢直樹 第二部

一部は監督自体が10%取れりゃいいやとかで

キャストも気楽にしてた感じだけど

高視聴率がわかった後に撮影してる二部は若手や売り出しのキャストが入れ込みすぎて

ちょっと空回りって感じだ。

ベテランキャストは普段通りなんだけどね。

2013-08-20

http://anond.hatelabo.jp/20130820231135

■反論1 政治家も45歳以上が多い について


 政治家投票で選ばれてる。国民の意思だから、それで悪くなるならしょうがない。民主主義リスクを受け入れるべき。

 また、”一部を除いて”と書いたように、官僚組織も各組織リーダー指導者は45歳以上のベテランに任せてよい。

 考えるのは若い者、決断するのはリーダーという形が望ましい。


■反論2 官僚サポートから、頭の硬さは問題ない について


 では、なぜ「あの総理財務省の言いなりだ」という話が出てくるのか。また、予算の引っ張り合いや無駄な消費が起きるのはなぜか。


■反論3 民間企業でも について


 最初日記で触れているように、早期退職官僚には、退職金をたんまりあげてかまわない。共済年金なども継続で加入できるようにしてよい。

 65歳までに、毎月20万円以上の給料をもらっているのと同じくらいの生活は保障すべきだ。それ以上は自分仕事を探してもらおう。

 国のために働き、国のために早期退職してもらうのだから当然だ。

 このような待遇民間では不可能だろう。無責任にクビを切るわけにも行くまい。

 民間では、クビを切るのではなく、給与体系と仕事内容の見直しが必要だ。

夏の終わりに

 少し前に、ある楽器を習いに音楽教室に通っていた。

 そこの先生プロミュージシャンとしても活動している人だった。

 先生から言われた言葉で印象深いものがある。

 「適当にやって、それでお金を稼げるようになるために、みんな努力しているんです」というもの

 言われたときはまったく理解できなかった。

 適当にやってお金を稼ぐだなんて。なんて不真面目な考え方だ、そんなのおかしいと思った。

 けど最近、その言葉意味が少しだけわかるような気がしている。

 10年以上、毎年欠かさず参加している夏フェスがある。もちろん、今年も参加した。

 そのフェスでは、ベテランミュージシャンから、新進気鋭の若手バンドまでさまざまな世代ミュージシャンが出演し、それぞれのパフォーマンスを繰り広げる。

 私が見た限りの印象だけれど、若手のバンドは、数曲演奏するだけのステージでもものすごく気合いが入っている感じがする。

 MCでは『僕たちの名前だけでも覚えて行ってください』と叫び、膨大なエネルギーをそのまま音に変換したような演奏をする。

 一方、ビッグネームベテラン勢には、若手みたいな気迫は感じられない。

 何百回と演奏してきたヒット曲を「いつもどおり」演奏する。

 もう、本当に何百回、下手したら1000回以上演奏しているのかもしれない。

 だから必要以上に気合いとか気迫とか、いちいちこめなくてもステージはしっかり成り立つし、客側からしても、十分に観る価値があると思える。

 ベテランの人たちは別に最初から気合いとか気迫といったもの放棄していたわけではないだろう。

 彼ら・彼女らが若い頃は「最近現代)の若者にうけてるバンド」と同じような熱量を、何十年も通して繰り返しライブレコーディングで発揮してきた。

 そういった作業を繰り返すことで、実力が鍛えられる。適当にやったとしても元々の技量が鍛えられまくっている。 

 そこで冒頭の先生言葉を思い出す。説得がある言葉だったのね。

2013-08-14

休み

うちの職場は自営なのもあって休みに関しては結構適当

一応、官公庁休みである日・祝日正月を基本として休みたい日は事前に休みの連絡(カレンダーに書き込む程度)入れておけば休んでOK。

って訳だから休みって官公庁が休まなくなった時から無いっちゃないんだよ?

ベテランさん、休んだっていいけど連絡無は無断欠勤からね??

って10年以上前からボスがそんな感じですましてるみたいだからいまさらか。

俺もはよ帰ってビールでも呑も。

2013-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20130811212721

ひとことで言うと、素人経営プロ社員がどんどん愛想つかしてるって状態だよね。

創業者能力意識も高いって誤解があるようだけど、はじめてのおつかいよろしく

最初の手探りの経営なわけで、組織をまとめる長としての能力意識新人なわけ。

それに対して雇われる側は何年も雇われ経験があって、何人もの凄い経営者

見てきてたりするわけで。仮に個人レベルでの能力意識創業者連中がずっと

高いとしても、経営者従業員というロールを遂行する能力では経営者素人

雇われる側がベテラン

その辺が理解できずに、つまらないプライド社員意識のせいにしてると

早晩「洗脳できる」素人社員心中することになるよ。意識が足りないのは経営側。

2013-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20130724152038

ちがうよ。交渉の中で(つまり先方に提出する見積もりの中で)出てくる「人月」っていうのは、単位なんだよ。

「うちの社で一般的で標準となるようなスキルを持つ技術者/その技術者の単価」であって、現実にいるベテラン技術者とか新人技術者ヒモづけられてないんだよ。

「(架空の)うちの社で一般的で標準となるようなスキルを持つ技術者だったら、六人/3ヶ月っすねー」という話であって、開発のやワークフロー納期などを話し合う前提となる、一番最初の土台すりあわせ「この仕事ボリューム」を話し合うための基礎的な認識だよ。

そもそもの話、相手側の普通担当者だって「六人/3ヶ月っすねー」という話にたいして「ははあ! 六人でやるんですか!」なんて考えちゃいないよ。

「三人だか四人だかでやんじゃねーのかな」って思ってるさ。でもそんなもん、たとえば炎上したりしたら十人突っ込んででも解決しろっていう保証(=こちらから見れば信用)でトレードしてるだけの話だ。

それを新人だとかベテランだとか無礼だとか言い出すからこじれるんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20130724151813

どうころがっても、無礼だろ。

ベテランエンジニア新人エンジニアが同じ単金というのは、スキルを積んだベテランエンジニア無礼だし

違う単金というのは、新人エンジニア指導してるベテランエンジニア無礼だろ。

 

作文だから、お前は糞野郎とかいて、なんで怒るのかわからないといわれる方がわからない。

 

からないなら、まず、相手の気持を考えるのが普通なのに・・・からない 故に お前が間違ってるって言いたいってこと?

2013-07-23

風立ちぬ」 見てきたんだが ネタバレあんまり無い

んだよ普通に傑作じゃねえか

まーたネットの悪評に騙されるところだったわ

お前らほんと見る目ねーな

確かに評判通り子供が見ても退屈だとは思う

近くに子連れが座ってたけどそんな雰囲気だったし

けど目を赤くしてる年配の人は結構多かった

主人公の声

ちょっと棒だけどそんな言うほど違和感ないじゃん

しろあの淡々とした声が周りのベテラン俳優に囲まれることで一種の存在感を産むと言うか

ラスト近くになるとこの声以外ないだろってなってた


映像

すっげー良かった

特に関東大震災の描写は圧巻

マジであれだけで見る価値あるわ


主人公親友とか上司とか

みんな良いキャラしてた

親友本庄イケメンすぎ、上司部長課長もかっこいい

互いに実力や才能を認め合ってる描写が節々にあってまさに技術者って感じだった

ホモホモ言われるのも、まあ理解出来る的なところもあったけど狙ってそういう描写があるわけじゃないです


:妹の加代がブラコンすぎて可愛かった

序盤の「にぃにぃ様、赤チン塗って差し上げます!」のシーンとか萌えアニメが始まったのかと思った


ヒロイン菜穂子が可愛すぎた

嫁シーンなんだよあれ、反則だろ

ここは言いたいこといっぱいあるけど、ここに限っては実際に見て欲しいので何も言わない



というような感じのことを誰かと話したかったのですが

一人で見てきた上に友達もいないのではてダで書いて発散しておきます

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