はてなキーワード: チンピラとは
従来の自分であれば、「自民党はひどいが、他の選択肢はよりひどい」という消極的理由で自民党に投票していただろうが、
今回のパンデミック、オリンピック、そしてアフガニスタンの邦人退避作戦で明確に見限ることを決めた。
端的に言えば、今までは自民党は100点満点中30点、他が10点~0点くらいだったが、自民党が10点に陥落し、他の政党は変わらずという形だ。
そして、その中で何故自民党を見限ることになったかといえば、この全体的に低い平均点を底上げしたいというのが理由だ。
まず、自民党という政党の評価だが、良い点は「ノウハウがある。コネが強い。他の政党よりはバランス感覚に優れている。」というところである。
悪い点は「ぬるま湯に浸かりすぎてやる気がない」この一点だ。
他がザコすぎて国民が勝手に自民党に入れてくれる環境が長く続きすぎたせいで本当に何もしなくなった。
個人的には「何もしていないが、有事にはきちんとするだろう」という楽観視をしていたのは間違いない。
しかし、実際には「何もしないし、何かはできるが常に後手でマイナスの結果が出る」が正しかった。
それが表面化したのがパンデミックであり、オリンピックであり、アフガニスタンの問題だ。
楽観的で消極的、何かが起こってから何かをするという甘えた動きが固定化し、それではダメな問題が連続で発生しても直せなかったのである。
完全に「まあなんとかなるでしょ」という甘えが出ている。
悪い点があまりにも悪くなりすぎて、良い点が無意味になった。これが減点の内容である。
一方の野党、主に旧民主系のみを語るが、良い所は「現状の経済状況に適切な経済的立ち位置を持っている」というところである。
今の経済的状況で自民党の掲げる小さい政府は逆効果で、市場介入を強めていかなければならない。それを持っているのは旧民主である。
悪い点はもう全てだ。
野党経験が長すぎるせいで政権運営のノウハウは無いし、目先の利益にすぐに飛びつくし、すぐに政治ゲームをしたがるし、悪を叩く快楽でバカになっている。
多少マシな国民民主は議席が少なすぎて土俵に上がれる力がないので論外だ。
このマンネリの状況では、政党が各々国民に対して魅力的なプレゼンをしてこない。
与党は何もしないし、野党は自民党の揚げ足を取っていればちょっと議席が増えるだけになってくるので、経世済民ではなく権謀術数ゲームに夢中になってくる。
メディアもそっちのほうがわかりやすいのでより取り上げるし、我々大衆もわかりやすいから反応するし、
そうなるとより一層野党は揚げ足を取って与党は何もしなくていいし…という地獄のループに陥り、今に至ると見ている。
もちろん各政党に問題にきちんと取り組もうとする人がいるのはわかるが、ここでは組織としての態度の話をしている。
組織を上げて問題への取り組みを第一としている政党は、あるっちゃあるんですけどこの流れて言うとその政党の宣伝にしか見えないので言わない。
個人的に投票していきたいのは立憲民主党だが、はっきり言っておきたい。
ここはダメだし、評価できる点は人数以外にないし、政治的態度もカスで、本当に投票したくない。
本当にチンピラだと思っている。
何度も言うが、たとえ私の提案どおりに立憲が与党になったところで、私は立憲を祝福しない。
「日本の政治全体に緊張感を与えるためにたまたま議席の多いやつを選んだだけ。立憲じゃなくても良かったし、少しでも下手こいたらすぐに下ろす。」
という緊張感をもたせたいのだ。
それでも投票する理由は、「自民党を一旦下ろして反省してもらう」のと「政治家全体に圧をかけたい」というのにほかならない。
そしてこれらは、「日本の政治を権力ゲームメインではなく、表面的にでもきちんと社会問題をプレゼンするものに変える」ことを目的としているのであって、
「チンピラのほうがマシ」なのではないということは明言しておく。
おそらく「日本がめちゃくちゃになる」という反論が来るだろうが、
このまま腐ってズルズルと終わるかめちゃくちゃになって再建するかのどちらかだと考えている。
今回のアフガニスタンの問題で、「自民党にマシになってもらうのを待つ」というのは存在しない選択肢だと判断するに至ったためである。
自民党は完全に毎日餌がもらえるから狩りをサボって動けなくなった家畜だ。痩せてもらうしか無い。
議席数は多いが国防上ありえなさ過ぎる共産党など選択肢がなさすぎる。
Whataboutismには賛成しないけど、まあフジロックは叩かれやすいから叩かれたんだろうなってーのがよくわかるよなブコメ見てると。
叩いてる大部分は、ロックフェスってなんか酒飲んでチンピラめいた連中が踊って騒ぐイベントでしょ?みたいな解像度だし、アニサマはオタクのイベントだからなんか静かそう。くらいしか考えてねーんだよ。みんなアニサマには関心がなくて、フジロックはなんか嫌な感じだしみんなが我慢してる中で乱痴気騒ぎでけしからん、ってだけ。
下劣な言葉で開催について罵倒する増田にもまあまあブクマついてたしな。ブクマカが個々に違う主張を持っているのはもちろんそうだけど、はてブっていう言論空間はまあ構造的にもマジで自浄作用とか内省が本当にないよ。なのでこういうアニサマには関心ありませーん、みたいなダブスタもまかり通る。
リーマンの喫煙者が便所より多く喫煙所に行くノリで屋外でタバコふかす。そして隣接した自分の部屋の窓から煙入ってくる。煙い、煙いんだよ、咳がでちゃうだろうが。
夏だから常時窓開けてるわけじゃないけど、掃除とか料理中とか換気するだろうが。というか軽量鉄骨は換気窓が必ずついてて換気推奨だろうが平素から。そうでなくとも、このご時世だから換気するだろうが。ご時世の話するならタバコの煙と判別できる距離に他人が居るの不快の極みなんだが?住人じゃなくて工務店の野郎なのが本当に腹立ちますね。
一歩でも横にズレてくれれば公道なので嫌らしく証拠写真を撮って大家を罵倒してストレス発散してやるのに。
小賢しくも公道に出ない。
あと個人の工務店なのか車に店舗名とか何も書いてない。お掃除本舗とかはフランチャイズ?だけど必ずそれと分かる車に乗ってるので、それだけで好感度が上がって自分も何かあったら頼もうと思える。実情がどうであれ広報が上手いのは評価高くつけがちになる庶民感覚。
この喫煙工務店は下請けで、元請けはソレナリの規模の業者という所まではアパートの大家に聞いた。
闇深い建設業界を見習って元請けの名前入のヘルメットつける下請けのノリで車に元請けのステッカー張るのが常識ですくらいに世の中が変わればいいのに。そもそもオマエの会社名を車に入れろという。
どうせ会社名わからないと思うから人様に迷惑をかける事を平気でやるんだ。タバコの煙なんてご近所トラブルの代名詞だろうが。あと騒音。
モーター音が出る工具を使うなら工事だと思うので大家は隣の棟の住人にも工期予定を知らせてください、会社とスカイプ的なアレしてる最中にギャイーンってなって驚かれたし仕事できる環境なのかと心配されたじゃないか。工数通りに成果物もレポートも上げてるしバッファも侵食してないので仕事は出来てます、環境については指摘しないでくださいむしろ貸与のパソコンのスペックとモニタ解像度を心配してくださいと言いたいけど社会人はそんな事言わない。通勤地獄から開放されて幸せに引きこもっている人間を引きずり出す手伝いをしないで。
こっちが窓閉めてても工事元が窓全開どころか隣接する庭部分でフローリングみたいなのカットしてるのが目に入るんだが。せめて部屋の中でやって、できれば部屋の窓を閉めて、平日の昼間なのよ?熱中症?クーラーついてるでしょその部屋って笑いながら言い放ちたい。大家は電気代負担して上げてくださいって半笑いでお願いしたい。ところでそのモーターがついてるっぽい工具の電源はどこですの?アパートのコンセントですの?コード見えてるわりに発電機は見えませんけど。クーラー使わせてあげてって笑いながら土下座したい。
工務店どころか大家もダメだ。タバコは住人トラブルの元になるんですよ。事実、今回は自分のような神経質な人間にわざとらしく噎せながら話しかけられるという苦行を強いられてしまったじゃないか。別に咳はわざとじゃないしマスクもしてましたけけど。好き好んで汗ばんだデブのオッサンに近寄る趣味もないので距離開けてましたけど。むしろデブのオッサンが近寄ってきてキモかったですが。是非オッサンもこちらをキモがって距離をとって欲しい。
しかも工事部屋の隣の住人まで合流してきちゃったじゃないか。密ですねって笑いながら罵倒したい。
工事部屋隣家の住人は庭でタバコ吸われたので洗濯物干せないし窓も開けられないって、溜まったウップンを恨みがましく吐き出しちゃったよ。認知したかぎり一週間も工事入ってたもんな、もっと早くキレてくれれば自分がデブのオッサンと会話する必要もなかったんだけど二人掛かりで大家対応できたのは良かった。
ところで共用部分は屋外でも施設内じゃなかった?条例の解釈的にどうなるのか知らんし該当したとしてもお縄にはならないわけだが。
時節柄、行政の受付が早じまいだったし勤務時間中なので問い合わせも出来なかった。というか行政に問い合わせようというまでに思い詰める繊細な人間も居るので共用部分でタバコ吸うのはヤメてくれないか。
というか灰皿無いので吸い殻どうするつもりですか。灰が散るのは放火にならないんですか。すれ違うと火がぶつかりかねないし化繊の服なら割とアッサリ燃えるか溶けるかしますが傷害か器物損壊みたいなものにならないですか。
工事部屋の隣も気の毒だけどウチにも煙くるので洗濯物が臭いんですけど、ベランダに出ると高確率でタバコふかしてるって、どんだけ休憩時間が長いんですか恨めしいって半笑いになるので止めて欲しい。
しかも今日は土曜日で自分、休日なので仕事中よりもむしろ音とか煙が気になります。仕事中は無心というかオフィスだったらもっと煩いから意識の切り替えが出来て我慢できる。タバコ臭いオッサンとかお嬢さんも居るので内心で罵倒するだけで済ませられる時もある。
でも休日はダメだ。だって休日だから。体休めてるから。タバコの煙は体が休まらない。
あと工務店はマジで元請けを明かせ、元請けにお願いのお電話してやるから、コールセンターのお嬢さんリスペクトの声色で丁寧に現状を説明して配慮をお願いしてやるから。
でもBANだけで済むわけじゃなくてこのあとおまわりさんの訪問があるかもね。
オレオレ詐欺なんかも末端のチンピラだけが捕まってるけど、はよう大元を捕まえられる仕組みにしてくれよ。
kindle(漫画ではない)については紙の本に比べて身になってない感覚がある。
好きなフレーズのページをぱっとめくれないとか、視覚イメージで記憶できないとか。
同じ値段なら紙のが欲しい。
オーナーに15分早く来いと言われたので、早く出勤したら、昼勤のシフトリーダーがいて、「夏休み中は何時まででも残業出来るから、気にしないで定時に出勤してきていいよ」と言った。いやシフトリーダーは鬼のようにオーナーに反撃してもクビにならないけど、私は逆らったらシフト減らされちゃうだろ。夕勤なんかただ「晩飯時なのに出勤してくる」ということにしか価値がないので、これまで少しでもワガママとかやる気ない奴はサクッとクビに追い込まれていたぞ!
シフトリーダーがいつまでも残業出来る理由がしょっぱかった。最近、よく店に来るヤカラみたいな客と付き合い始めたら、家族に邪険にされるようになってしまい、家に居場所がない、という。そりゃあ、何があったか知らないけど旦那さんとど派手に離婚して実家へ戻ったというのに、より一層おかしな男と付き合い始めて、いい顔する親も娘もなかなかいないと思うよ……。
「娘なんかね、『付き合うっちゃ何よ。気持ち悪い』なんて言ったきり全然話ししてくれないの。まだ10歳の癖に生意気いうでしょー?」
ならせめてコンビニ店員の女をチャラチャラナンパするド金髪のチンピラみたいな奴なんかじゃなく、もっと真面目そうな男と付き合ったらどうか。元旦那さん、娘さんを時々預かったり面倒見てくれてるらしいし、娘さんも離れて暮らしててもちゃんとお父さんしてくれてるお父さんがいれば他にチンピラのパパなんかいらないと思うよ、知らんけど。
壁の、天井に近いところにハチのような虫がいた。モンシロチョウの青虫を網目のスカスカな虫籠に飼っているといつの間にか籠の中に侵入してきて、青虫に卵を産み付けるヤツに似ている気がした。たぶん、人間にとってはただそこにいるだけの無害な虫だ。青虫を飼育する趣味がない限りは。
その、ハチっぽい虫がただ壁に貼り付いているのを、フリーター女子アルバイトさんが「気になってしょうがないんです」と言い、踏み台を出して来てその上に乗り、ハエたたきで叩き落とそうとするので、「いや、ただ生きてるだけの虫なんだし、わざわざ殺すことないじゃないか」と言ったら、
「虫にまで情けをかけるなんて、すごいですね!!」
と、フリーター女子アルバイトさんは言った。この人の倫理観は鬼滅の刃過ぎる。悪鬼滅殺! 悪鬼滅殺! でも炭治郎だったらただそこにいるだけの無害な虫を殺したりはしないとおもうの! 知らんけど……。
ドリンクの補充とウォークイン冷蔵庫の中の片付けをやった。清々し気分になるので好きな作業だけど、一時間もかけたのはちょっとやり過ぎだったかもしれない。
緊急事態宣言が出ても、客足はむしろ増えるばかり。だけどオーナーは「どうせ売れない」といって夕方の納品を少なくしたので、スカスカの棚を見てさっさと帰るお客様が多かった。
ごみんね! じゃあ書くよ。
ただし、私の商業BL漫画の読書範囲はそうとう偏っているので、万人ウケはしない(特に商業BLを現に読んでいる人には……)と思う。
クソみたいな人生を送ってきたヤカラ系コンビニ店員の幸紀は、仕事中にチンピラと喧嘩して刺されてしまう。彼は意識を喪う寸前、空から美しい少年天使が舞い降りて来るのを目撃するが……。
カップルというよりはコンビ。性描写0。キスすらしない。エロ度は限りなく無に近い。主人公のチン毛がチラリズムする程度の下ネタはあり。登場人物の言葉遣いの問題とかで、エロなしだけど小学生以下に見せられるものではない。
エロがまるでないという点では非BL読者には取っつき易いと思うのだけど、そういう作品に限って商業BLの中では極上に面白いやつなので、それで味をしめて他の作品に手を出すとガッカリすると思う。
コマ割りで魅せる。コマ割で涙を搾り取る。会話のテンポが良い。
ロース神父が買い出しに行った先の店に強盗が入った。ロースは強盗犯を追跡し発見したが、強盗犯の正体は年端のいかない少年リブだった。怪しい新興宗教を盲信しているリブを、ロースは救出しようとするが……。(他一編)
性描写はガッツリあるものの、俗にいう「シコい」表現ではないと思う、たぶん。レイプ表現あり。
表題作の舞台はアメリカの田舎町っぽい雰囲気。キリスト教と同性愛という、宗教的にギリギリアウトくらいをせめてる感じ。日本国外では発禁になりそう。
拉致監禁からのレイプ(からの絆され系?)という性表現としてはヤバめのやつだけど、性的な誇張表現はないので、物語上必要なのかなーくらいに読めると思う。それだけに、BLにエロを求めてる人には満足いただけないかもしれない。
宗教的博愛と個人的な感情・欲望の間で揺れるロース神父の心情の表現がいい。
リアル寄りの作風&画風だけど、id:hisa_ino 氏にはブーイングされそうだなぁー(おっさん度の低さ、顔面トカゲレベル※の高さで)
※女の好きなイケメンの顔はトカゲみたいに見える、という、いつかのid:hisa_ino 氏の発言から。
父親が遺した借金の返済を長年続けてきたイーサン。何の意味もない人生に嫌気が差し、生きる気力が尽きそうになっていた夜、彼の部屋に重症を負ったチンピラのマイクが転がり込んでくる。
おっさん×お兄さんのカップリング。エロ度はとても高いものの、BL漫画広告によくあるような逸脱系ド派手危険系エロではない。
舞台はアメリカのデトロイトっぽい渋い世界観だけど、ストーリーは案外少女漫画に近い。
腐向けには珍しく、攻め受け両者ともガチムチ筋肉質で髭あり、攻めはラッコ鍋ムワァである。
絵が上手いが、私の中の法則「絵が上手い人は話を作るのも上手い」にはちょっと当てはまらない……。ごく普通の少女漫画かな。
BL入門書としては『ワンルームエンジェル』よりもむしろこっちな気がする。ガチムチ男祭りという点で、読者を選びまくるものの。
作者が日本語話者ではないようで、台詞回しがほんものの翻訳調である。
絵面はゴリゴリの男同士のエロ表現だが、やろうと思ったらゴムなしで即ハメれるというファンタスティックなエロでもある。
商業BLは案外萌えが少ない気がするのだけど、本作はわりと萌え表現が多いと思う。キャラがピチピチ美少年でないだけに萌える。
id:hisa_ino 氏のお眼鏡にギリギリ叶いそうな叶わなそうなかんじ。
とある事情でまとまったお金が必要になったアポロは、男性向けの高級娼館「シャングリラ」のスタッフとして働くことにした。
アポロに与えられた仕事は「試情夫」といって、娼夫が客の相手をする前の下準備をお手伝いする仕事。新人でノンケのアポロのために、ベテランの娼夫フィーが専属で試情夫の仕事のいろはを教え込むことになる。
アポロ×フィー
私にはエロ度非常に高く見えるのだが、某BLレビューサイトでは「エロ度少なめ」として紹介されている。腐の人たちエロセンサー麻痺ってない?
しかし確かに、メインの二人はキスすらしてないけど……キスはしないのに穴は掘るぞ。
エロ表現はエッチなものの危険なプレイはあまりなく、物語の設定上やさしいプレイが主。
うわーっ、ポルノだ春画だ春宮図だーーー! 目がぁ、目がーーーーっ!! って感じの、ゴージャスでラグジュアリーな絵の眩さに目が潰れそうになるが、腐の人に言わせれば「エロ少なめ」だそうだ。マジかよ。そう言われてみればメインカプの二人はセックスも恋もできないことになっているけど、いや、エロいのはエロいだろ。
エロい絵柄だけど、なかなかじれったい感じのラブストーリーである。現在2巻まで出てるけど、攻めと受けがまだくっつかない。単話で3巻収録予定ぶんも読んだけど、まだくっついてない。
南の島の楽園感、娼館の中の素敵な調度と美しくて陽気な小鳥(娼夫)たちが目の保養。
個人的に細かいキャラ造形が興味深くて好き。フィーの、オンモードの時の優雅な立ち居振る舞いや、アポロにちょっかいをかける時の妖艶さと、オフモードの時の若い男の子らしい仕草の描き分けがすごい。街をぶらぶらしてる時、がに股で頭を左右に振ってそうでいからせた肩で風きって歩いてる様子は、東南アジア系の男の子にこんな歩き方してる子いるよねー☆ってリアルさがある。
そんなフィーも魅力的でありつつ、攻めのアポロがなかなか興味深いキャラをしている。本人はトゥルー&フォーエバーラブ希望だが、行動にはドン・ファンの素質が見え隠れする。
BLといえば、まるでプラスチックみたいなツルッツルツヤッツヤの完全無欠スパダリ攻めと女にちんこ生えただけみたいなブリブリ不憫美少年受けが、ベタな展開によりセックスに溺れているだけの大したことない漫画でしょ? くらいのイメージとは、だいぶかけ離れた作風なのが、朝田ねむい先生だ。なんというか、『世にも奇妙な物語』のホラーじゃない回みたいな作風。ストーリー構成力が高い。メインキャラはあまり救えない感じの社会的弱者男性である場合が多い。ガチのセックスシーンをあまり描かないのに、時々なにげに火力の強めのエロスをぶっこんでくる。筆ペンでザクッと描いたような味のある画風。画力が高い。そんな異色のBL漫画家。
短編集。デビュー作らしいけど、初っ端からぶっとんだ独自路線を爆走していらっしゃる。
主人公のツヅキはチンピラで、友達とつるみ、美人局をやって荒稼ぎをしていた。ある夜、ツヅキは十年間消息不明だった兄に再会する。何やら羽振りの良い兄に、ツヅキはタカろうとするが……。
初めて読んだとき思ったのは、絵が目茶苦茶上手いということ。子供独特のプロポーションや手足の華奢だけどお肉がむちむちしてそうな描写とか、赤ちゃんのお腹の丸みとか、そういう細かい部分の絵のリアルさに目を奪われた。もちろん、メインカプのハジメ(兄。攻め?)とツヅキ(弟。受け?)も、男の色気があって良い。
朝田先生の描く男の横顔の特に鼻のラインと刈り上げた後頭部は大変よい……と学習した。
風俗嬢に貢ぎ多額の借金をし首が回らなくなったケイは、自殺を図った。ところが目覚めると、彼は椅子に縛りつけられていた。そして強面の男から、借金を返済する方法三つのうちから一つを選べと迫られる。
いわゆる男娼ものなのだけど、お仕事のシーンよりは舞台裏での男娼たちの日常がメイン。登場人物がなかなかに濃ゆい。メインカプ(表紙の美人な方がシロさん、普通っぽい方が主人公のケイ。どっちが攻めだか受けだかよくわからない)のエロがほとんどない。ハートウォーミングな物語。
ロース神父はカルト教団にハマった青年リブを助けようと教団のアジトに乗り込むが、逆に囚われて監禁されてしまう。(他1編)
本作もあまりエロはないけど若干エロス。登場人物の名前が何故かことごとくお肉系。ロース神父は真面目系キャラだけど、言動の端々からこの人昔は札付きのワルだったんだろうなと察せられる。キャラの背景事情を説明文ではなくて絵で表現してしまうのすごい。
麻薬を使う描写があるが、幻覚症状が誇張っぽくなくリアリティーある。麻薬を嗜んだことないから知らんけど。
バイトを辞めたばかりで金欠のハルヒコは、ゲイ風俗の店員のふりをして、うだつの上がらないサラリーマン風の男アキヤマを騙し、金を巻き上げる。ハルヒコは味をしめてアキヤマとパパ活もどきの関係を続けるが……。
ハルヒコの性格が弁明不可能なほどのドクズなのだが、なんか憎めない。ハルヒコのドヤッたおすまし顔に手塚治虫みを感じる。
『兄の忠告』みたいなオチになりそうだなと予想して読んだら、まさかの斜め上展開だった。それでもハートウォーミングなラスト。エロ少だけどちゃんとはっきりBがLしてる。
BLアンソロジーCannaでまだ連載中。ゾンビものっぽい。さっきタイトルを打ってて気づいたけど、登場人物がリビングにいることが多いような。でも月末に発売される単行本は改題されて『スリーピング・デッド』になってる。佐田、ほぼほぼパジャマ姿だし?
私はこれを雑誌で3話か4話から読んだので、肝心の佐田が何故ゾンビ化してるのか知らない。ゆえに単行本の発売が楽しみ。私が読んだ範囲ではエロ少だけど、ばっちりBがLしてる。佐田が攻めでマッドサイエンティストの間宮が受けらしい。意外にも……。
そこにチンピラが特殊詐欺やら震災復興やら五輪中抜きを元手に、アベノミクスとか世界的な株高でパンパンに膨らませて儲けたあぶく銭で一旗あげようみたいになってて、
しかしまあ半グレ風情がカネを握らされても学がなくて基本的に馬鹿だから流行りものにすぐ飛びつくわけ。というわけで配信者崩れの道化とかワナビー3DCG技術者の裏方役に鎖つけて引っ張ってきてYouTube上で見世物小屋をやってみるかって流れでやってんのよ。
でも結果あれでけっこう儲けてるみたいだし市場に最適化された行動して結果出してるんだからあいつらが正しいんだけどな。馬鹿しかいなくて馬鹿向けしか売れないから馬鹿に最適化して当然だろ。半端に通ぶって賢ぶったおまえに媚びたってスパチャも小銭しか投げやしねえだろ。
まああとコンピューターも結局どこまでいっても装置産業だしカネの羽振りいいやつが偉いよ。モラルのないやつがカネ握って馬鹿やガキを相手に商売するんだからそら最強で、しかも馬鹿にジャンクフード食わせ続けてれば馬鹿はもっと馬鹿になるから客はさらに増える増えるよ。そして海外にも似たような馬鹿も多少いるからそいつらも釣る。夢がある。こいつらが新時代の勝者だ。
Big 草。
子供と大人の歳の差恋愛を肯定的に描く行為は歳の差の性交を是とする価値観を下敷きにしていなければ成立しない。
だから歳の差の性交が社会から忌避されているのであれば、当然歳の差の恋愛描写にも相応の社会的反発があるはずだ。
だが現実にはそうなっていない。
世の中には軍人、元特殊部隊員、警察、ヤクザ、チンピラがドンパチドンパチ人を殺しまくることを肯定的に描くフィクションが多数存在しているよな。暴力によってヒロインを救出するようなフィクションが多数存在しているよな。
じゃあ、それらに『相応の社会的反発がある』かというと、別にそんなことはない。もちろん、教育によくない!という意見があるが、元増田は知らんかもしれんが、少女漫画にそういう『大人との恋愛』漫画が載ることに関しても同じような反発はある。
フィクション上においては『大人と子供の恋愛』も『大儀?の人殺し』も『暴力でのヒロインの救出』も同列に扱われている。じゃあ『大儀?の殺人』も『暴力でのヒロインの救出』も『社会の実態としてよくあるもの』とみなされているのか?
んなこたぁねーわな。
それらがフィクションとして、娯楽として成り立つのは「そうはならないけど、そうなってほしい」という読者、視聴者の願望を満たしてくれるからだ。
誰もが暴力衝動を頭の中で抑え込みながら生活している。ムカつく上司、同僚、クラスメイト、教師、先輩、隣人、政治家、悪徳企業、上級国民、凶悪な犯罪者、毒親。今すぐにでもぶっ殺してやりたい奴はたくさんいるが、それはできない。
チンピラに絡まれて、悪の組織に捕らわれて困っている美しいヒロインを救出したいよな。でもそんなことは現実に起こりえない。
だからこそ、俺たちはフィクションを読む。決して、フィクションに書かれている事柄は『現実に即しているから面白い』わけではない。
そういったフィクションがたくさんあるんだから社会的に認められているに違いない。だからそれを下敷きにして議論すべきだ、というのは釣りにしたってあまりに程度が低い。