はてなキーワード: アラサーとは
http://anond.hatelabo.jp/20170602214735
の増田を読んだ。
新婚の女だけど、結婚してからなんとなく感じていたことが言語化されていてうっすら感動すら覚えた。
その理由はもはや何とはわからないほどにとにかく結婚したいと思っていた。
今の旦那とは同棲したのちに、何かと結婚の二文字をちらつかせ、紆余曲折ありながら旦那が根負けしたかたちで結婚に落ち着いた。
結果として、今、特に後悔しているということはない。むしろ好きな人と結婚したのでよかったと思っている。
だけど、あれだけ気に病んで、時にはケンカをしてまで焦って結婚に向かうべきだったかどうかというと、違ったな、と思う。
正直、もともと同棲していたこともあり、結婚したら一緒にいられるという変化もなく、
共働きなので家計も変わらず、子どもももう少し先かなと思っている。
当時何故だか猛烈に焦り、憧れ、結婚に突き動かされた結果は、大した変化はもたらさなかった。
なんとなくわかってはいたけれど、軽く拍子抜けした。
結婚の意味がないというよりも、結婚への期待値が高すぎたのだ。
なんでこんなに無用に急かされるのか。
私なりに冷静に考えてみた理由が以下だ。
1.結婚自体が幸せなもの、ある種のゴールとして刷り込まれている
幼い頃から目にしていた童話や、漫画や映画などの恋愛ものでは、主人公が好きな人と結ばれてプロポーズされたり、挙式のシーンがあるものがよくある。
今でこそ、「結婚しなくても幸せになれる」とゼクシィが言ったりするようになったけど、
結婚のことをゴールインと表現することがある程度には、結婚=愛されている女がたどり着く終着点というイメージがあると思う。
これは世代もあるかもしれない。
もはや頭ではわかっていても、拭えない刷り込みだ。
2.SNSの影響
アラサー女性のfacebookには、毎週末、必ず誰かの結婚式の投稿がタイムラインに入ってくる。
特に同年代の結婚を知る機会が増えると、周りはどんどんと結婚していく‥と取り残されている感覚を感じる人も多いと思う。
しかも綺麗なドレスに身を包み、大勢のゲストに祝福される写真はもれなく幸せそうで、尊い以外のなにものでもない。
アラサー腐女子。現在彼氏がいる。彼氏もオタクだし特にに隠すこともなく平和にやってる。
彼氏がいることを知ってるのは既婚の腐女子友達のほかは親族とか一握りだ。
先日、会社の飲み会で突然「増田さんって彼氏いるの?」と聞かれた。
正直一瞬で色んな解答例が脳内を駆け巡ったし、
理由が2つある。
1つ目、一般的な私たちアラサーの間でのこういう話題って何かと難しいイメージがあったから。
いやよく知らんけど、職場によってはなんか面倒なことになったって話聞くし
(いる→根掘り葉掘り聞かれる、いない→無理に紹介されるとか)
まあでも普通に考えたらウザいほどのろけなきゃ世間話程度なんだし「いますよ〜」でいいんだろう。多分。
私が懸念したのは2つ目。
この話題、この職場では禁句だったんじゃないの・・・?ってこと。
というのも私の職場は職業柄腐女子、オタクが多い。企画段階で腐女子目線での意見くれ!ってこともあるから
(あるんや、エンタメ系の職場だと思ってくれ)、職場全体で隠す雰囲気もない。私が腐女子ということは大体皆知っている。
つまり「皆仲間!」感があった。実際仲がいい方だと思う。会話の中にホモネタ入っててもああwって草生やす程度で通じるし、
チャットなんかでもああ〜〜それかわいい尊い;;;;;みたいなノリもよくあった。
(勿論それができるメンツの中でだけ、上司がいる場では分けるよ)
で、そういう空気感の中で、「3次元の」「リアルな」恋愛話というものだけが一切なかった。
いや普通の会社でもそんなプライベートに今時触れないでしょ、って意見もあるかもしれないけど違うんだ、
ミュートワードかな?ってほどに「その部分」だけをすっ飛ばして会話するんだ。
うちの会社は全体で見ると若い層が多くて割とフラットなのもあり、会話の中に「彼と行った」って普通に出せる職場だと思う。
実際他部署の女性社員たちの会話で耳にしたことはある。彼氏の存在を話題に出した方も出された方も、
「その話題少しくらい触れてもOKですよ」という双方向の了解となって会話が成り立つ感じ。(社交辞令的にね)
でも、私の普段一緒に仕事してる腐女子の間では「映画を観に行った」とだけ言うことにしてる。
向こうも誰ととか言わないんだよね。
「誰と?」と聞かれた場合は「友達」とか咄嗟に嘘つかないといけない。なんか避けなきゃ、うっかり言おうもんなら
「あ〜・・・、、^^」というなんとも言えない間を挟まれることになる。
多分これ、(彼氏いたんだ?)っていう部分を飲み込んでる間なんだと思う。飲み込んで、面白かった?とか
次の話題に進めるもんだから、その「間」があるかないかだけでなんかやっちゃったか!?と冷や汗かくことになっちゃうんで
とにかく心臓に悪い。というわけで別段隠してるつもりもないが、変な空気になりたくないので会話に出すことはなかった。
と ここまでが懸念。
結局、正直に「いる」と答えました。変に誤魔化してもボロが出るな、と思って。
あと聞かれた相手がめちゃくちゃ頭回転の早くて鋭い人で、嘘ついたらすぐバレると思って。
でもやっぱりその瞬間、相手の表情に驚きの表情と共になんか違和感があった。
実際「え〜〜!そうなんだ〜〜いたんだ〜へえ〜どんな人?」とかって会話の後、妙にちょっとだけよそよそしいというか
一線引かれてしまった感じがある。寂しい。どうすりゃよかったんだよ。
聞く以上はもうちょい備えといてくれよ!リアクションを!
言っとくけどノロけてもいないし、本当サラッと年と職業とか答えたくらいで変なことは言ってないと思う。
あと私が完全に喪女っぽくて彼氏いそうに見えなかったとかでもないと思う。
(いやらしく聞こえるかもしれんが、美容系の学校行ってたのもあるのか腐女子には見えないと言って貰える。
そう思ってるのはお前だけだよとかいうツッコミはさておき、少なくともどうせいないだろコイツってノリで聞くってことは
ただこの腐女子が多い職場の話は一例で、今まで出会ってきた腐女子の友人知人も大体例に漏れず恋愛の話題がないんですよ。
好きな人でもいいし、元カレでもいいし、まあ何でもいいんだけど、恋愛ってカテゴリがミュートにぶち込まれてる。
別に恋愛ってものが必須とかパートナーがいて当然とかいう考えは全くないです。念のため。
友人知人の腐女子たちもオタク繋がりで知り合ったんだし、そんな話題なくても全然おかしくない。
でもイベントだけで会うってわけじゃなく、半ばリア友みたいになってて親兄弟の揉め事の相談までされる仲でも、
恋愛の話だけは禁句みたいな雰囲気ってない?選挙誰に投票したか暗黙の了解で人に聞かないみたいな感じ。
→創作活動が楽しくてって人割と多いのでこれかなと思う。私もそう経験多い訳ではない。
ただ自分から話すことなくても、相手の話を自然に聞くっていうのも慣れない、避けたいもんなのかな。
(繰り返すけどのろけを聞けというのではなく、会話の一部にちらっと存在が出た程度のものを変な空気にならんよう聞き流してほしい)
→そうなんですね〜^^(ハナホジ)でいいと思うんだけどな
③人の恋愛話興味ない、聞きたくない
ただ①の疑問が残る
④嫉妬
→これはあんま無さそう。自分が彼氏いない時もオタク楽しくて羨ましくもなかった
よく腐女子もオンナだから〜みたいに聞くけど人にそんな興味ないと思う
⑤そもそも腐女子関係なく他人にパートナーの存在を悟られてはならない
親しい女友達とだけ話すのが一番なんだろうことは解るしくどいけど他人に積極的に恋愛話したいわけじゃないんやで
でもやっぱ腐女子間ではリアル彼氏の話はなんつうか「無粋」ってやつなのかもしれない・・・?
逆に既婚で主婦の方とかはツイッターに旦那さんの話めっちゃ出すイメージだけどそれはOKっぽい雰囲気あるよね
既婚でないとってことか・・・?
後半よくわかんなくなってきたし長いわこれ
念を押すけど恋愛の話をしろ!!聞け!!っていうんじゃなくて、パートナーの存在を
生活の一部として「出す」ことが暗黙の了解でダメになってる雰囲気、、みたいなやつに怯えている人の話でした。
余談だけど、最近読んだ「ドージン活動、はじめました!?」っていう漫画でちょうど腐女子の恋愛についての話してて興味深く読んでる。
この漫画に出てくる腐女子、基本的にみんな可愛いんだよね。「最近の腐女子は可愛い」という意見、定期的にそんなことはないwって
言われてるけどおるで。一部。「(その一部に)こんな腐女子いるいる!」感がすごいリアル。さすがにリリアンダさんのような縦ロールは
見かけないけどw、普段の姿はいるなあ〜という感じ。同人女たちの微妙な空気感もうま〜く描いている漫画です。めんどくさいからリンクは貼らない。
ここのところ人のご祝儀袋ばかり買いに来ている。今日も残業上がりに会社の目の前のイオンに滑り込んで、明日使うご祝儀袋を買った。こっちはご祝儀をいただく予定どころか相手もいない、アラサーにもなってこんなことでいいのだろうかと自分の人生について考えてしまう。
明日は学生時代の友人の結婚式がある。正直そんなに楽しみじゃない。お祝いする気持ちがないわけではない。そんなにお金に困っているわけでもないし、おいしい食事にありつけるので、行くだけならまだいい。憂鬱なのは知人たちとの再会、それから余興やサプライズやらの結婚式イベントだ。
いつのまにか女子のカワイイ合戦についていくのがしんどくなった。あたりさわりのないドレスを褒められたって大して嬉しくないし、こちらから相手を褒め返すほうが面倒だし。○○ちゃんカワイイ〜の流れに適当な笑顔を添える自分、その想像だけで疲労感が増してくる。なんなら先月同じことをした。静かに食事だけ食べていたかった。
お祝いする気持ちがあるならいくらでも協力してくれるよね、みたいな空気。なんなんだろうねあれ。こっちは自分ひとりの面倒見るのでいっぱいいっぱいだし、案件は炎上中で深夜残業チャンスありまくりだし、晴れの一日とはいえ正直そんなに楽しみじゃないと書いてしまう程度の相手なので余興に付き合ったりサプライズやら見せられるのを考えるだけで元気がなくなってくる。なぜ人は結婚式をするのか。いやでも、お祝いする気持ちがないわけじゃないんだ。祝儀は出す。ただ大切な土曜の睡眠時間を守りたい、休日に早起きするモチベーションなんてプリキュアの力をもってしても実際起きるかは五分五分ってとこだ。やっぱり無理かもしれない。
明日結婚する友人もそうで、お祝いする気持ちはある、でも数々の余興の準備やらなんやらそういうのがひたすらに面倒で仕方ないからちょっと憂鬱になっているだけで、まあ行けば楽しいんだ。引きこもりによくあるやつだ。彼女とも学生時代はまあまあ仲良くしていたはずだ。なんかケンカしたとき部屋に乗り込まれたりその後シカトされたりしたような気もするけど。そういうのもたぶん、ありがちな輝きし青春の一ページなのだろう。そう思ってないとやってられない。というかこないだまでそう思ってた。
でもねー。
先日、別の友人から「あの子はあなたのことを下に見ている、あの子のそういうところが嫌い」って言われて、ああわたしはあの子のことが好きじゃなくっても良かったんだな、って今更だけど思えた。同じ学科でゼミも一緒で、ずっと一緒にいなければいけない子で、気が強くて、外面が良くて、あの子に嫌われたら大学で生きていけなかったから。好きでいなきゃいけないと思っていた。でももしかしたら本当はそんなところに縛られていなくても、わたしには、こんなふうにわたしのかわりに怒ってくれる友達だっていたんだなって、ほんとに今更だけれど。
肩の荷が下りたような気がした。
未だに怖い。あの子のことを好きでいなければいけないと、卒業した今でも思ってしまう。
廊下ですれ違うたびに「今日ももっさりしてるな……」と思う数人がいて、
その数人の一人が彼女だった。
おそらくきちんと乾かさずに寝ているだろう髪の毛はなんとなくしっとりし、
全体的に加齢と睡眠不足を感じさせる顔だ。
そのうえ、控えめに言っても「ぽっちゃり」に分類されるだろう体形のくせに
やたらとフリルやレースのついた安っぽい布の服装を好んでいて、
フレアスカートから大根のようにずんぐりした足をむきだしにし、
すれ違うだけでも
「もっさりしていてやだな……」
「その魔法少女みたいなハートとリボンまみれのスマホケース何なんだよ……」
「せっかく美容院に行ったなら毎日のヘアケアもきちんとしろ!」
「30代になってサマンサベガのカバンを使うな! アニメキャラのマスコットもつけるな!」
といった感想がうかんでしまう相手と同じチームに配属されたのが、去年の9月。
歓迎会で「あ、増田さんって26歳なんだね。私より2つ下とは思えないくらいしっかりしてるね」と言われて、彼女がまだ20代であることを知り、非常に驚いた。ついつい「先輩こそいつもかわいいお洋服を着て若々しいので、もしかして私より若いのかも……?とか思ってました(笑)」と思ってもみない返答をしてしまったくらいだ。
だからこそ、周囲にオタクや腐女子であることがバレないよう、そしてバカにされないよう、身だしなみに人一倍気を使ってきた。
努力が功を奏して、オフの人間関係では、休日は一人BLを読みふけりPixivを回遊してはオンリーイベントに出陣しているオタク女だとバレることもなく、「そこそこリア充」ぽく見せることができている。「美人」と言われることはほとんどないが、自分の素材を生かしつつTPOと清潔感に配慮したファッションを心がけているので、自分よりも土台のいい女の子から「かわいい」「おしゃれ」「その服どこで買ったか教えて~」と言われることは少なくない。好きなキャラのグッズを買うことはあるけれど、身に着けていくのはオンリーやファンイベント、オフ会のときだけ。
今の会社はIT系だし、ソーシャルゲームの部署もあるからオタクも多い。比較的自由な服装がOKな気風で、男性エンジニアなどはアニメキャラのTシャツで出勤したりもしている。それでもうちの部署は比較的外回りが発生するし、つねに「会社の一員としてどうみられるか」「年相応の落ち着きを伴っているか」も意識しながら、ヘアスタイルや髪色、日々の服装・バッグ・ネイルの色などを選択している。痛ネイルをしたくなっても、イベントの前の日の施術してもらって、終わったらすぐオフする。彼氏がいるときは、休日の服装には彼の好みを取り入れる(ちなみに現在はフリー。相手の地方赴任で遠距離恋愛になってしまった彼氏と自然消滅して以来、今のところ彼氏はいない)。毎月の美容院、毎週のジム通いに、毎日のスキンケアと、日々のさまざまなメンテナンスも欠かさない。おしゃれは努力なのだ。
もちろん、それはあくまで私の自己満足であって、他人に押し付けるつもりはない。それでも、隣にもっさりした人がいたら不快感が生じてしまうのまでは止められない。同じチームではあるが直属の上司部下というわけではないから、できるだけかかわらずに過ごそうと決めた。
決めたのだが……その決意はすぐに覆された。なんと、先輩に「増田さん、もしかして〇〇ってアニメ好きじゃない? この間のオンリーイベント出てなかった?」と私がオタクで腐女子であること、ジャンル、そしてオンリーに出展していることまで当てられてしまったのだ。そのアニメのグッズを持っているところを見ていたので警戒はしていたが、まさか同じCPだったとは……。
「気づいたにしても本人に黙ってろよ!これだからデリカシーのねえオタクは……」という気持ちはあったが、現場をおさえられている以上否定するわけにもいかない。次のオンリーも出る予定だったし。やむをえず認めたものの、「ぜったいに内緒にしててくださいね。ランチおごりますから」と念を押し、二人きりで初めてランチを食べることになった。
「えー、〇〇好きな人、うちの部署にも結構いるよ。一緒に話したかったな」
「会社で、趣味の話をするつもりはないんです……。すみません」
自分のスタンスを明確に伝えると、先輩はそれ以上無理には押してこなかったが、「でも増田さんっていつもおしゃれで爪先にまで気を使ってるし、全然オタクだと思ってなかったから、オンリーで見たときはびっくりしたよ。会場ではたしかにいつもよりもラフな格好だったけど、やっぱり周りに比べて垢ぬけてたもん」と私を褒めまくった。
しかも「実は増田さんのところのサークルの本、いつも買ってるんだよね。私が行くときは売り子さんがいることが多かったから気づかなかったんだな。表紙とか装丁もやっぱおしゃれだし、二人の気持ちの流れが丁寧に書いてあって、本当に好きなんだよね……書いている本人といっしょに働いてるなんて、すごいうれしいな」と言う。
「なんだもっさりしてるくせに意外と見る目あるじゃん……」とうっかり調子に乗った私はついペラペラと自分の話をしてしまった。
「見栄っ張りなので、『やっぱオタクだからダサいんだ』みたいに見られたくないし、オタクだからこそ人一倍身だしなみにも同人誌のデザインにも気を使ってますね。彼氏にも、『え、オタクだったの!?』と驚かれることが多いです」
「徹底してるなあ……。私、ここだけの話、ずっと女子校育ちで、彼氏できたことないんだよね。それもあってあまり人の目を気にしてこなかったな。ファッション誌もきちんと読んだことなくって、今まで少女漫画で読んできたかわいい女の子のイメージとか、そういうのをごちゃごちゃに取り入れてこの年齢まで来ちゃった。自分に全然合ってないのかも……とは思いつつ、オンリーとかライブに行ったら似たような服着てる同年代の人もたくさんいるし、まあいいかな~ってスルーしてたんだ。でも、増田さんの話聞いたら、ちょっと自分もがんばろうかなと思ってきた」
「見ていてかわいい服と、自分に合った服って違いますもんね。もちろん、『自分がテンションの上がる格好』も大事だと思うんですけど、『人は見た目が9割』という本もありますし、少しだけ自分の好みを譲歩して人にどう思われるかを考えながら暮らしてみると、思いもよらない反響があったりして、楽しくなりますよ。自己表現は、同人活動ですればいいんですよ」
「いやいや、見栄っ張りなだけなので……」
「ねえ……もしよかったらなんだけど、私の服装についてちょっとアドバイスに乗ってもらったりはできないかな? 実は、最近思い切って婚活アプリに登録したんだけど、全然マッチングしなくて……。素材がアレだからしょうがないかもしれないけど、増田さんの話聞いて、もう少し頑張る余地がある気がしてきた」
まさかの展開である。なんでそんな面倒な頼みを引き受けないといけないんだ……。断ろうかとも思ったが、一瞬考えたすえ「私でよければ……」と応じた。面倒ではあるが、さすがに同じチームの先輩である。オンリーに出ていることも、活動ジャンルもCPまでバレている。見栄っ張りの私としては、先輩がそれを言いふらす危険性をできるだけ排除しておきたい。
それに……もっさりしている怠惰な人間は嫌いだが、努力して改善しようとする人間は嫌いじゃない。私も、中高時代はもっさりしていて、スクールカーストでは底辺オタクグループに入れられていたから。
「その代わり、ちょっと厳しい意見も言うと思いますし、運動とかもしてもらいますよ? お金もかかると思う」
「え、運動?」
「ファッションには体形も大切です。今の体形にあった服装を選ぶのでもいいですが、彼氏を作るのが目的なんですから、体形とか髪型とか、ふだんの過ごし方から見直したほうが絶対にいいです!」
「そこまで親身になってくれるなんて……。精いっぱいがんばるよ!」
結論として、先輩はきちんとミッションを遂行した。私がいい教師だったということなのだが、この9カ月、ずいぶんと頑張ってくれたと思う。
体重は7kg減ったまま週2のジム通いで維持しているし、髪の毛はすすめた美容院できっちり整え、清潔感のあるボブスタイルにしてもらった。たまのイベントの際に施術していたというジェルネイルも、ゴテゴテしたデザインをやめてもらい、綺麗な塗り方を覚えさせ、自分でピンク系のワンカラーをほどこしてもらっている。メイクも、適当に買ったプチプラの集合体を一つずつやめさせて、年齢に合ったデパコスに置き換えつつ、BAさんから顔に合ったメイクのアドバイスを聞くように指導した。
服も、既存の安っぽい服のほとんどはメルカリで売ってもらった。フリルやレースのついた服、アシンメトリーのスカート、個性的な柄のワンピースなどが上級者のたしなみであること、サマンサベガのバッグはどう考えても年齢に合わないこと、などを丁寧に伝え、休日に恵比寿のアトレにいっしょに赴いて、シンプルで使い勝手と質のいい服をコツコツと買ってもらった。
きちんとしたプロがトータルでアドバイスしたらまた違う結果になるかもしれないが、少なくともこの8年ほど見栄をはりつづけてきた私の基準でも、納得のいく「小奇麗なアラサー」ができあがったはずだ。実際先輩も、前より鏡を見るのが楽しくなったと言うし、つづけている婚活アプリでも、マッチングして食事デートくらいまではするようになっているそうだ。
「ただ、相変わらずコミュニケーションスキルが低いから、結局アニメやマンガか、仕事の話しかできなくて、あんまり話が弾むところまではいっていないんだよねえ……練習あるのみかなあ……」
それでも私は知っている。社内の男性社員たちが、先輩を見る目がなんとなく変わっていることを。そして街を一緒に歩いているときの、周囲の男性のまなざしも変わってきたことを。肉体とファッション改造をしてもらううちに気づいたのだが、先輩、思ったよりも素材が良かったのだ。私なんかより全然美人である。笑うと、元AKBの大島優子に似ている。
自分が指導した成果が世間にも評価されていることがうれしい反面、最近、先輩が婚活アプリで出会った男性について話すときに、胸がチクチクする自分にも気づいてきた。つい話をさえぎって、自分からアニメやマンガの話を不自然にねじこんだりもしてしまう。先輩が彼氏をつくれるようにサポートしたはずなのに、先輩が男の話を自分からするのを聞くのが、イヤなのだ。
この気持ち、一体なんなんだろう。
20代後半。いわゆるアラサー。特に特別な仕事をしているわけでもない。
たぶん誰にでもできるんだろうなって仕事をこなして、なんとなく毎日過ごしてる。繁忙期を除けばほとんど定時で上がれるから、社畜とか、ブラック勤めとか、そういうものとも縁遠い。
年明け、友達が結婚した。私と同じように、仕事に人生かけてるわけでもなければ恋愛第一で生きている子でもない、普通の子だった。年上の旦那さんは優しそうで、幸せそうだ。こういうのが、私のたどり着くべき道なのかなって思った。
昔から夢に向かって邁進してて、大学四年のときにはもうその仕事を始めて、今も一人で、バリバリ頑張ってる子。
会うたび忙しそうで、でも充実してるんだなっていうのがはっきりわかるくらいなんだかキラキラしてて、社会人になってからはすごいなぁ、とどこか遠い存在みたいに見てた。
彼氏いらない、いま恋愛興味ない、なんて言ってたけど、タイミングってあるみたいで、トントン拍子で結婚が決まった。幸せそうで、本当によかったなと思う。
でも、仕事の成功も、結婚っていう成功も両方手に入れた彼女が、正直、ちょっと羨ましい。
アラサーで独身で彼氏もいなくて婚活もしてなくて、ってなると、何か理由があるの?って思われるらしい。
ドラマやテレビのネタになるような独身アラサー女子も大体バリキャリとか、なんとなく仕事>恋愛、みたいな設定が多くて、私みたいに仕事も大したことないけど恋愛にも縁がない、みたいな人ってあまり出てこない。たまにあるとしたら、オタクとかそういう趣味に生きてて恋愛に興味がなかったような人たちくらいかな。
仕事も、趣味も、別にない。数年後もこのままなのかなって考えて、でも私みたいな人間はどこにいけばいいんだろうって思う。
今からバリキャリになれるわけはないし、かといって本腰入れて婚活するほど結婚したいわけでもない。
何かしたら、変わるんだろうか。恋とか愛とかもしくは夢とか、そういうものの中で私も生きられるようになるんだろうか。
全く想像できなくて、とりあえず今日もなんとなく不安になって眠れない夜、なんてものをやり過ごしてる。
ドラマや漫画の話のネタにはならないのかもしれないけど、仕事に生きてなくっても、恋愛を持てない女もいますっていう吐き出しでした。
30を越えた男が世間から見られる目が29とはがらりと変わったことを嘆くのを、周囲がそろそろ地に足をつけ=彼女を作り結婚をしないとダメだと煽る。
何故か付近の私にも火の粉が降りかかり、異性と交際する気はないのかと聞かれた。
彼氏いない歴=年齢の生粋の喪女のため、交際も結婚も全く視野になかったが、漠然と子供が欲しい気持ちはあった。
「子供は産みたい」と伝えると「女の子は30前には産まないと」「子供欲しいならそろそろ相手を見つけないとダメだよ」
そんな流れから、件の30歳についてどう思うかと水を向けられ、私がまんざらでもないようなことを言うと、周囲の主導からLINEの交換をすることになった。
多分、相手は乗り気ではなかった。
仕事を辞めることはまったく考えていない。
でも、子供を産むなら早い方がいいことも、そろそろ相手を見つけなければいけないこともよくわかっている。
どうしてそのタイムリミットにそぐわない時代、業界、職種に生きているのか。
最初の挨拶からまったく進展がないトークルームのことを思いながら、鬱になるだけの週末だった。
今、漠然としにたい。
性格良くて外見も○で、実は未経験ですって男なんなの?彼女もできたことないとかなんなの?なんかやばいとこがあんの?
彼女いない暦=年齢って。何して生きてたんだよ。顔とか服装とか全然普通なのに。アラサー未経験ってちょっと引く。風俗とかで経験済みかもしれないけど。それはそれで素人初めての相手になるプレッシャーすごい。私全然うまくないし。アラサー処女くらいアラサー童貞もきつい。処女のほうが全然マシだとも思う。
今23なんだけど、25までに結婚したいから、そういう人にも挑戦していく方がいいんだろうなと思うけど。
でもやっぱり、なんか難ありなんだろうなと思ってしまう。
だって私だって全然可愛くないのに、性格も悪いのに、彼氏できたことあるのに。よくないことだけど、ワンチャンもあった。ワンチャンも起きないとかなんなんだ。おかしいだろ。
でも可愛くないし性格悪いし金もないし自分の売りは若さくらいしかないから(とはいえ23)、妥協も必要なんだろうけど。
経験者で、スペック(年齢や外見、収入)がいい人は空き物件ないんだよ。でも未経験者とか事故物件、、て思ってしまう。いや事故も起こしてないか、、
一回やれば経験者になるわけだし、、そこはそんな重要ではないとも思うけど、、やっぱ経験者優遇だよね。
婚活頑張ろ。
最近「結婚をするかもしれない」と言っていたので素直におめでとうと言っておいた。
んで、ここまでが前提だけどオタク女同士はあまり年齢で付き合いを選ばない。得にリアルで会って遊んだりしない場合は。
彼女とはネットを通して好きなアニメの話をするだけだったし全然年齢なんて気にしたことなかった。
「結婚」というからには20代後半ぐらいかなぁと思っていたけどある日のLINEのやりとりで彼女が十代だと知った。
ここまではいい。別にそんなこと好きなものを介して盛り上がるのには関係ないと思っていた。
けれども流れで結婚する予定の男性は勤め先のアラサーの男性と知った。
彼女はとても幸せそうな文体で彼がいかに優しくて素晴らしい男性か語っていく。
けれども私は十代のうちに結婚した同年代の知人がことごとく離婚をし、現在経済的にも精神的にも所謂しんどい状況に陥ってるのを知ってるから素直に祝福できなくなった。
そもそも十代の女の子に手を出す上司はまともではないということも知っている。
一か月以上生理が来ない。どうしよう。
彼はもうすぐ30代だし子供を産んでやりたいともいう。
けれども私はそういう状況で幸せになれた子は一人も知らない。もしかしたらいるかもしれないけど。
思わずその時ぽろりと言ってしまった「世間一般では多分後悔する結果になると思う」と。
その返答が彼女のお気に召さなかったらしく怒られた。世間一般とはなんなんだと。
多分あなたは捨てられるよと。
優しい婚約者は数年後別の若い女の子に手を出してるよ。きっとそのうち禄に働きもしなくなるよと。
それを聞いて私は心の底から納得した。
そんな話を先日ふと思い出した。
虫の知らせというやつだろうか二年ぶりに彼女からLINEがきた。
やっぱり別れたって。今子供をかかえてシングルマザーでてんてこまいだって。
「予想がついてたよ」
そういいたかったけど止めた。
例えば、ある有名な寺社を拝観して、そこに狩野派の障壁画があったとして、
自分が「ああ、狩野派かあ。道理で背景キンキラキンやねえ」とつぶやくと「狩野派って?」って聞かれる。
例えば、ある有名な城郭を拝観して、そこで石垣を見て自分が「これって野面積みかな?」とつぶやくと、「野面積みって?」って聞かれる。
それに対していちいち説明するのが、面倒くさいし、いろいろとなんか辛い。
めっちゃ分かる。自分が詳しいフィールドだからと言って、いちいち他人に逐一説明せなあかんのは面倒。
もちろん自分の知識を披露することが楽しいとか自分が優越感に浸れるとかで、メリットを感じられる人なら苦に思わないんだろうけど。
前に友人たちが「自分の趣味に興味が無いのに甲斐甲斐しくついてきてくれるとかすごく嬉しい」とか言ってるのを見てとんでもなくゾッとした。そんな相手と一緒にいたら自分の「楽しい趣味の時間」が一瞬で崩壊しそう…
http://toyokeizai.net/articles/-/173229
とりあえず今独身の非モテ男は結婚焦ってそうなアラサーの女(例えブスであってもグっと我慢して)捕まえて、離婚してバツイチになった方がモテるぞ
大学への数学の学力コンテストで何回か上位5人に入っていたと思います。
そんなオッサンがちょっと受験数学にハマって、3月からコツコツと勉強していました。
『1対1の演習』6冊と、『新数学スタンダード演習』2冊をやりました。
1対1は簡単で1冊1日とかで1周して復習も3周くらいサクサクと6冊仕上げました。
スタンダード演習の方は1周目は解けないことを察して、とりあえず答えを覚えていき、5周くらい繰り返してすべて解けるように(暗記数学って奴ですねw)しました。
そうして、じゃあ、次は。と目をつけたのが、『やさしい理系数学』という本。
これは、スタンダード演習並みだぞ。という触れ込みです。
実はおじさんは、『新数学演習』という受験数学で一番難しいレベルの本を全部解いた思い出があります。
なので、どんな問題集でも面食らうことはないと思ってました。
焦って、アマゾンのレビューを見てみると、
「偏差値65くらいの人が、70になるために解く」とのこと。
オッサンの知的能力は落ちまくってるのは事実ですが。これが簡単とは……
ちょっと、信じられない。
これは東大数学の標準レベルを超えていると思うんですよ、感覚的には。
アナザーエデンはじめました。
クロノが懐かしいとかカエルと剣心の闇鍋が出てくるとかアラサーの心にがっぷり噛み付いてくるし、世界樹みたいな素材集めて武具強化や通常の進行だとあとから戻って倒さないといけないフィールドボスなんかも大変好みなのですが、それより何より初めての経験としてRPGのセーブデータを人と共有している体験がとても楽しい。
アナザーエデンもう関係ないんですけど私の端末大分ロートルなものですから起動しないんですね。夫の端末でしかプレイできなくて、でも横で見てたらえらい面白そうだからレベリングとガチャ石回収するために100匹同じモンス倒すとかは私がやって、メインストーリーとかお使いみたいなサブクエスト進めるときは夫に進めて貰って横で見てる。ガチャは一緒に引く。
子供の頃に兄のセーブデータで合体のスキル構成いいの出るまでやり直したりレベリングしたりとかの下請けはやったことあるけど、そいういう時もストーリーは私にお構いなく進められていて、あくまで下請けって感じだった。RPGってのはどこまでも一人遊びのものだと思っていた。
それが二人でも遊べるものだったとは。なにか途中計算を間違えているんではないかと今もってちょっと疑っている。RPGのセーブデータまで共有できるなんて結婚ってほんとすごいなあ。
年齢28歳女です。付き合って半年の彼氏に、お前と家庭を築くのが想像できないと言われてフラれた。
結婚願望はある。愛するパートナーとどこかへ出掛けたり、笑いあったり、結婚しても手を繋げるような夫婦でいたい。憧れる。
ただ、私は仕事をするのが好きで、自分のキャリアにもそこそこプライドを持っている。
周りが結婚し子供を産む中で今の日本において仕事と育児の両立の難しさもなんとなく感じている。
だから彼氏に子供の話をされてもあまり前向きな返答をしてこなかった。
ただ、この人とだったら子供が欲しいと思えるような関係でいられれば、パートナーとの子供が欲しいと目を輝かせて言える日がくるんだろう、なんていい歳して思っていた。
彼氏は34歳。彼は子供を持つことへの願望が強かった。気付いていたけど、向き合わずにいたのも事実だ。
どうやらその後ろ向きさが裏目に出たらしく、私とは家庭を築けない・結婚を考えられないから別れようと言われた。
もちろんそれ以外にも私側に理由はあったと思う。正直性格がいいとは言えない。見栄っ張りだし、わがままだし。
でも、些細な言い争いこそあれど、目立って喧嘩をしたことはほぼなかった。
彼に別れを告げられてから考えた。若いときに付き合うならよかったけど、と何度も言われた。
結局は価値観の違いというのが全てなのだけど、彼は最初から最後まで私自身ではなくて
家庭を持つというゴールに対しての必要フローとしてしか私を見ていなかったのかと少し悲しくなった。
私を好きだと言ってくれていたのは、私という本質ではなかったのかもしれないと。
ただ、いい歳して、こんな私でも好きでいてくれるだろうなんて思っていたのも事実だ。
微妙な仲の男性から連絡が来る度いちゃいちゃしたいセックスしたいという内容を仄めかされるが一度も会いたいと言われた事がない。
拗らせているので投資が惜しいから最低限の元を取りたいのか!?と考えてしまい、また会いたいという気持ちがスッと冷めてしまうのは私がいけないのだろうか。
でもさ!?
手を繋いだり腕組んだりした事もないんだよ!!?
無理に結婚しようとしている人が苦手。
別に結婚したい相手がいるならすればいいけど、金や安定目当てで結婚したいとか言う人って価値観違いすぎてしんどいなぁと思っている。
価値観が違う人には近づかないのが1番なんだけど、ネットしててもそういう情報多すぎてしんどい。
昔からこんな風潮だっけ?
今アラサーだけど、ここ数年でものすごくそういう話を聞くようになってきた。しんどい。
早く結婚しないとやばい!焦れ!急げ!と煽るようなことに加担した。
心がしんどい。
婚活市場ではそうなのかもしれないけど、婚活してない人間にまでその価値観は押し付けられている。
時代は変わってきてる。
それにもかかわらず
前時代的な価値観が未だに超多数派だと思いこんでいて、それは絶対的正義であり、それに反する者は異端児だとする人がまだまだいるの、しんどい。
アラサーになった。
当時は、登場人物と同じくらいの年齢だったんだけど、今では、登場人物はの多くは普段の生活で全く関わりないような年代の子になってきた。シュタゲの主人公も19歳だし。
けど、最近Tiger & Bunnyを見て、主人公がおっさんで、子持ちであることの良さを知った。いろんなものに対して慣れてるところとか。落ち着いてるところとか。おっさん特有のかっこよさがあるところとか。にも関わらず、変なところは子供っぽいところとか。
一言で言うと、まあ、どハマりしたわけだ。
そんなわけで、主人公がおっさんなアニメ、なんかあれば教えてくれ。
追記 19日21時
こんなに伸びるとは思ってなかったから、びっくりした。