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2024-02-04

男はイージーモードか?

可愛い顔した巨乳ちゃん会社に居た

仕事自体はまったくと言っていい程できなかった

しかし、要領がよい為、上司に見えないところで、

振られた仕事自分に惚れていることを知っている、

要領の悪い無口な陰キャ君にほとんど押し付けていた

 

見かけ上の仕事の進捗はよく、

上司からの受けもよく、毎日定時退社していた

 

一方、仕事押し付けられた陰キャ君は毎日23時、24時まで残業し、ひたすら巨乳ちゃん仕事を処理した

自分仕事を優先しなよと言っても、陰キャ君は陰キャ君で巨乳ちゃんに惚れているので聞き入れやしない

 

当然社内からの評判は最悪となり、課の飲み会でも露骨ハブられるようになっていった

 

その状態が2~3年続いて陰キャ君がすっかりやつれ切った頃に、巨乳ちゃん寿退社が発表された

相手はお隣の課の将来有望な、スポーツ系のイケイオラオラエリートイケメン君だった

そうして巨乳ちゃんが社内で大々的に祝福され退社した後、

陰キャ君は鬱を発症し、課の足手まといの汚名を被ったまま数ヶ月で解雇されることとなった

 

男はイージーモード、女はハードモードと言うけど、

自分価値や強みを正しく把握して、売り時を逃さなければ、

女の方が楽な最短ルートで安定した人生を手に入れられるような気がする

 

高収入の男を見つけて結婚し、

専業主婦として余生を過ごすのが幸せと言うのが、

時代遅れ昭和的な価値観と言われれば否定しないけど

 

男はどうだろうね?陰キャ君がその後どうなったかは知らないが、あまりいい人生は送れてないんじゃいかな?死んでるかも知れない

地域的に保守的思想が強く、メンタルマッチョな男がもてはやされる村社会で、

鬱を患うような弱い男を理解しようと言う考え自体がまるでなかったしね

陰キャ君が身の程をわきまえなかった結果の自滅であることもまた否定しないけど、巨乳ちゃんに比べれば随分ハード人生だと思う

それを自業自得と切り捨てられてしま社会も含めてね

2024-02-03

anond:20240203153023

先進国はどこでも都市部ほどなぜか専業主婦になりたい女が集まってるよ。

都市部の男でないと専業主婦やらせてくれないか都市に女が集まってるんだよね。

[] anond:20240203051400

女が専業主婦が当然だった(あるいは標準モデルとされた)のは、上級国民を除いて昭和の一時期だけだぞ

おっかあは、めかしこみもせず、朝から晩まで炊事洗濯作業行商炭鉱と内外で働いて、

当たり前のように三従(幼少時は父兄に、結婚したら夫に、夫の死後は子に従うこと)を課せられ、

場合よっちゃ姥捨られた

 

ようやく、どこのご家庭のおっかあのこともお姫様として母上としてを扱うことが出来る時代になったが(大切なおっかあを想っても極貧故に報えず涙した先人は報われたね)

おつむ弱い子によってまぁなんか微妙ものなっちゃったよな(そもそもおつむ弱い子は歴史認識できない)

 

でもまぁどんなに国が豊かになろうが、すべての一般国民女性寿命死ぬまでお姫様として扱うのは経済的に無理があるので、

いい加減、プリンセスとして育てるのではなく、自己決定が出来る職業婦人として育てましょうねって感じ

2024-02-02

女系家族の平均出産状況

大卒かつ共働き 0人

大卒専業主婦 0人

高卒かつ共働き 1人

高卒専業主婦 2人

夜間卒専業主婦 4人

中卒専業主婦 5人

 

こうして見ると低学歴程、無計画に産んでるな…

最後の5人なんか、双子じゃないのに同学年が2人ずつ、合計4人

産褥も終わらないうちから種付すんな、サル

anond:20240202105937

荻上チキ不倫の内容とは? 不倫はどうやってバレた?

そんな荻上チキさんの不倫が明らかになったのは、『荻上チキ Session22』で自らが不倫事実告白したことによって、でした。といっても良心の呵責から告白したのではなく、翌日発売の週刊誌『習慣文春』にて、不倫騒動がすっぱぬかれていることを知り、早めに事実を認めた方が得策だと判断したことによっての告白でした。

荻上チキさんには専業主婦の妻とふたりの子供がいるのですが、2015年に、自身主催する勉強会20代女性と知り合い、不倫関係に発展していったといいます。端的にいうなれば、ファンに手を出した、ということになります

荻上チキさん自身の語る不倫の流れはこうです。荻上チキさんが勉強会20代女性と知り合い好意を持つ→ほかの女性を好きになってしまたか離婚したいと妻に打ち明ける→離婚協議を続けるなかで別居することになる→しばらく時間がたったのち、20代女性交際することになり、一緒に暮らし始める→しかし、離婚協議を続けるなかで、離婚したら子供や長年連れ添った妻を傷つけることになると葛藤する→20代女性との関係を解消する。現在は妻と関係修復中。

自分あくまでも妻に誠実に気持ち告白し、離婚しようと打ち明けてから不倫相手女性関係を持った、というのですが、この弁を信じる人がどのくらいいるでしょうか? 実際、妻との同居を続けながら不倫関係になり、その後別居にいたった、と考える方が自然でしょう。

荻上チキさんの語った不倫や別居までの流れがどこまで真実かわかりません。「妻子がありながら不倫をした」「本宅近くに別宅を借りて、そこで愛人生活していた」ということのみが、はっきりとした事実です。

https://tantei-portal.jp/geinoujin-furin/hagigami-chike/

2024-02-01

山岸凉子の「天人唐草」って言うほど絶望的なオチじゃないよな

天人唐草」はトラウマ漫画として知られている

主人公響子は、地元の名士で封建的な父と、奥ゆかしい専業主婦の母のもとで育つ

本来は好きな男の子自分からラブレターを渡すような行動的な子だったが、何かと父母に「はしたないことはやめろ」「奥ゆかしく控えめに」と言われ続けどんどん陰キャ

高校生時点では、相手が男というだけで過剰に意識して避け、「教科書忘れたから見せて」と隣の席の男子に言われてもガン無視といった態度で、頭やべー奴扱いに

・一度は就職するも、母の急逝後に家のことを代わりにすると理由づけて引きこもりニート

・父に見合いをさせられるも、ろくに話せないニートが売れる時代ではなく上手くいかない

父親急逝し、慌てて現場へ駆けつけたら仕事先ではない民家で、謎の派手な化粧の喫煙女性が。彼女は父の愛人で、母の生前から関係していた

・「彼女は、父が響子にこうなってはいけないと言い続けた女性像そのもだった」と困惑し、涙しながら帰路につく

電車内で泣いている響子はいかにも弱そうに見え、知らない男に後を追われて路上強姦され処女喪失

ラスト金髪ロリータ服姿の響子が「キエーッ!」と奇声を上げながら空港を歩きどこかへ向かって終わる

発狂エンドなので壮絶バッドエンド扱いだが、言うてラスト響子ってまだ30歳だぞ?

こんなもん数年したら狂ってるのにも飽きて「毒親人生壊された。家父長制はゴミ。性暴力サバイバー」とかプロフィールにしてTwitterでめそめそするよくある女になるだろ

昔は追い詰められて狂って表から消えた人がその後どうなったかからなかったんだろうけど、今は元響子ネットゴロゴロいる

物語は狂ったところまででカットされても、30歳でメンヘラロリータ女になってもそこで人生終わらない

一生キエーキエー言ってるわけにもいかんだろ

ガチでキエーしかできないなら行政保護されて治療されるだろうし

空港手続きとかできる時点でそこまで完全に頭がいかれたわけじゃなく「もう他人を気にして萎縮するのなんか無駄だしやめるわ」の姿勢が奇声だろ

そこまで壊滅的に頭おかしくはなってない

30歳時点で両親が既になく名士の父の遺産引き継げてるなら、下手に毒親長生きされるよりよっぽど恵まれてる

解き放たれた響子は強いよ

2024-01-31

anond:20240130173018

育休取得の割合で考えたら当然男性のが少なくなるよ

専業主婦パートの数考えてから物言え

見えてる範囲が浅過ぎなんだよ

これだから…ハァ…

2024-01-30

プラスマイナス岩橋さんの鬱っぽさは司法制度への絶望が原因だと思う

あくま勝手想像という前提で読んで欲しいのと、法知識素人で間違っている箇所はあると思うのでご了承下さい。

(内情全く知らない狂人便所の落書きです。

昨今の離婚ニュースの中で、プラスマイナス岩橋さん・ネルソンズ和田さんの気落ちが印象的だった。

岩橋さんは「二度と法の元の関係性は作らない」と述べ、和田さんは「芸人を辞めようか迷った」と述べていた。

お二人とも詳細は語っていないが、おそらく以下3つの理由により苦しんだのではないか想像した。

一方的な母方の親権獲得が認められてしまたこ

母親が面倒を見ていたか母親親権を持つ」という理論が現状の日本では認められてしまっており、為すすべもなく子供を取られてしまった可能性が高い。

世界的に見て非常に時代遅れな考え方であり、諸外国では大抵共同親権となる。

大黒柱で働いていた間に実家に戻りそのまま離婚されるといったケースでも、

「連れ去り」とならずに「現状維持すべき」という判断で連れ去った側が親権を持つと認められてしまう。

婚姻費用養育費が非常に高額になること

子供2人で元妻が収入0・年収を1000万とすると、養育費算定表から20万ほどの支払いとなる。

https://www.courts.go.jp/vc-files/courts/file5/youiku-3.pdf

この支払いは法的拘束力を持つものであり、子が成人するまで支払う必要がある(なお成人が18歳になった現在でも20歳までと判定されることが多い)

また、金額育児必要金額で決まるのではなく、夫と妻の収入差で決まることも大きい。

子供の為と頭で理解してはいても、おそらく月1回程度しか会うこともできない状況で、十数年支払いが強制される未来が確定することの絶望は計り知れないだろう。

この法律離婚時に知ることで、専業主婦としてしまたこと、法律婚としたことを後悔して苦しむことになったのではないだろうか。

③法の下、元妻が合理的で(本人視点で)人道的に厳しい要求をすること

一度は愛した元妻から、法の元①②の要求をされたら誰だって絶望するだろう。

念の為、今の日本で①②の要求をすることは全くの合法であり、法的に何も間違っていないことは言及しておく。

ただ、これが合法であることが本人にとって、また絶望になる。

思うこと

囚人のジレンマでいうところの「協調裏切りモデル」があるが、今の日本制度だと一馬力-専業主婦家庭の場合裏切りリスク親権婚姻費用養育費)が非常に高く、裏切られた場合に働き盛りの男性絶望して鬱になったり、自殺したり、無敵の人となるのは想像に難くないと思う。

専業主婦側の行動が「裏切り」で定まる以上(専門的にはナッシュ均衡状態)、ルールが変わらないとどうしようもない。

リスクを恐れて結婚出産を避ける人が増えるのも当たり前だと思う。

本内容に対して、個人で出来ることは少ない。

養育費を払っている人を肯定し励ますことや、共同親権運動・親子連れ去り反対運動支援することくらいだろうか。

ミツカン福原愛騒動など)

司法政治に関わる方は是非、諸外国と同様にな共同親権制度の発足、夫婦の差額ではなく必要金額としての養育費算定表の作成女性収入向上などにより、バツイチ男性自殺を減らせるように進めて欲しい。

家庭を持つこと自体幸せなことだし、日本人が増えることは社会全体としてパレート最適になることなので、徐々に法律文化が変わっていくと嬉しい。

#まあお二人はアルファしまパートナーはできると思う。

妻が娘を虐待していた

タイトルどおりだが、腹立たしい。可及的すみやかに家を出て行ってもらい、離婚は当然として、親権もきっちり取る。専業主婦で、3号被保険者から年金ぐらいは平等塩梅するが自活してもらう。警察に言うかどうかはあちら次第

2024-01-29

anond:20240129200644

全国転勤有りって男でも相当なディスアドってか、離婚だの不倫だのの直接の原因から遠因までこなすクソ属性やぞ

専業主婦希望っていう女と、ギリそれを養う気概がないでもない男がいるから成り立ってる属性

2024-01-27

anond:20240127194457

それは事実

青葉真司も小嶋一朗も女に生まれてたら

普通に金配りおじさんと結婚して専業主婦として平凡な人生を終えていただろう

2024-01-26

anond:20240126231011

年収300万の事務やってる子狙えばいいだろw

専業主婦になられるだろうけどw

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3) 格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題 Permalink | 記事への反応(1) | 18:32

anond:20240126085328

女性高卒腰掛け入社専業主婦扶養パート男性受験レース後に稼いで家事育児は一才しないライフコース強制参加時代はもう終わった

とんねるずミンストレル・ショーも終わった

なんでルッキズム強制参加だけ続けていくのか?

ミスコンなんかやめてブルカ進化すべきだろ

2024-01-25

anond:20240125224106

いいんじゃない?って提案する前にどうしたいか聞けと思う

迷ってる〜とか答え返ってきたなら、子供小さいうちは専業主婦でいて欲しい(あくま提案ではなく自分希望を伝える)ならイラッとしない

勝手押し付ける感じが出るからイラッとする

彼氏の方から子供が小さい内は専業主婦が良いんじゃない?」って

言われるの、めちゃくちゃモヤる~~~~~~~~~~~~

という愚痴増田に吐き出す。叩かれるだろうけど知らん。

いや私も同じ意見だしずっと専業でいるつもりも無いし、相思相愛で何の問題もないっちゃ問題ない。

専業主婦なんてあり得ないとか言われるよりは何倍も良いとは思う。

でもこれ男の側から言われたらイラっとする。今日言われて気づいたわ。

乳幼児の一番大変な時期はお前メインで子育てしろよ」って言ってるように聞こえるんだな。

こういう言い方されるとお前父親になる自覚無いんか?ってなるんよ。

この話してるとき、こっちモヤモヤしてるのに彼氏の方なんか理解のある彼君的なドヤ顔してんのも腹立つ。

でも正直なんて言って欲しかたか、この話今日今日から正直まだ考えがまとまってない。

良い彼氏なんだよなあ。頭では分かってるんだけど。

2024-01-24

ろろ@7y🦖+2y🎀 @UIoThIbGYK0Ql7M

夫の海外赴任にあたり、配偶者(私)の就労は認められないと夫の会社から最終回等が来た

夫の会社になんの権利があって

認めないの?

私の人生についてなぜ夫の会社に指図されないといけないの?

ほんとに腹が立って仕方ない

https://togetter.com/li/2300446

ばぁ~~~っかじゃねえの?(ヒストリエ

この人じゃなくて会社が。

どんな古臭い昭和のJTCなんだよ・・・

まあ専業主婦という存在戦後統治産物だしな・・・

一言でいうとくるってます

マスオさんはわかってくれる人が多少なりともいると思うのだけど

世間では夫=産んだ覚えのない長男かいわれているが

マスオからすると、専業主婦嫁こそ長女になるぞ

anond:20240116194927

自分も同じような仕事をしているけど、「日本人男子」だから受け入れたくないっていう話はあまり聞かないかも。

男性を受け入れていないというホストファミリーはよくいる。女性一人暮らしホストファミリーだと、念の為受け入れは女性だけにしたい、とか男の子は食べる量が多いので…とか。あとは子供が小さい家庭も女性希望する人も多いかな。(でも、高齢ホストファミリーだと女性一人暮らし"だからこそ"安全のため、防犯のために男性の生徒がいいっていうケースもある。)

日本人を受け入れないという人もよくいるけど、これはその人が拒否してるというより、学校エージェントが同言語を話す生徒を1人以上受け入れてはいけないという条件をホストファミリーに出しているケースがわりとあって、日本人生徒は単純に数が多いので断られるケースがある。(今は減少傾向にある気がするけど)

ちなみに、どの国でも扱いにくくて不人気なのは私立に通ってるボンボン。その子達が悪いわけじゃないんだけど、自国では母親専業主婦で何でもやってもらってるタイプが多くてexpectation が非常に高い。ホストファミリーはわりとみんな仕事をしている人が多くて、土日に家にいなかったり、朝、生徒よりも先に家を出る人も多い。そうなると、ご飯自分で温めて食べたり、ランチ自分で詰めたりしないといけなくなり、それを不満に思う生徒が多い。

2024-01-23

年収何万になれば子供を産む気になれるんだろう

初めて手取り30万を超えた。

高卒底辺としては頑張ってるほうではなかろうか。

たくさんお金を稼げるようになったら、結婚して子供を産むことに抵抗がなくなると思っていたが、そんなことはなかった。

同僚は専業主婦子供を養っている。こんな不安定非正規仕事でよくやるよ、と思うが先輩も子持ちの既婚者が多い。

手取り30万あるのに子供を養える自信がない自分の方がおかしいのだろうか。

再び手取り12万の生活に戻るかもしれないのに、子供なんて無理だと思う自分が臆病なだけなのか。

交際相手は「手取り30万あれば大丈夫だよ」という。

あとどれだけ手取りを増やせば不安を解消することができるのだろう。

結婚専業主婦になった女ってなんでみんな

「前の仕事は大好きだった。あんな好きな仕事もう見つからいからもう働きたくない」って言うの?

いや当時つらいつらい言ってたやん

なんなら休職もしてたやんと

2024-01-20

あたしんちの父親飛び抜けてヤバい

ファミリーアニメキャラって、みさえやのび太母等の母親キャラ中心に叩かれてるのをよく見る。

しかしぶっちぎりヤバキャラなあたしんち父親が叩かれてるのはあまり見ない。

トイレを流した水で手を洗う、駐車場野糞をする、キレたらケーキを箱ごとゴミ箱に捨て、お母さんを真冬ベランダに締め出したりする。

お母さんもお弁当ミニトマトだけとか一種類の具しか入れない、晩御飯缶詰しかさない等の専業主婦キャラとして叩かれそうなキャラしてるが、こちらも叩きを見ない。

明らかに異様な家庭のタイトルがあたしんちなの怖いな。

美大デザイン系の学科卒業して10年くらいたったけど、学生時代に飛びぬけてセンスがあって、完成度の高い作品を作ってた上位数パーセントの人たちはみんな職業としてデザインをやらなくなってた。

デザインとは関係ない職業についてるか専業主婦をやってる人もいる。

卒業して10年たってもデザイン仕事にしてる奴は私含めて中の上~上の下くらいの成績だった人間ばかり。

そこそこの奴がぼちぼち仕事にしてる。

学生の頃は目もくらむような才能を目撃して落ち込んでたけど、将来こうなってるとは思いもしなかった。

でも「ざまあみろ!」みたいな気持ちではなくてなんか「置いて行かれた」ような気持になっちゃうんだよな。

きっと才能がある人が見えてた世界は一生見えない、だから仕事にできる、みたいな諦念。あ~あ。仕事したくねぇ~~~~~~

anond:20240120103823

昭和の話かな?

共働き率70%超えて専業主婦は3割きって男女労働時間も並行しつつある中で、働き方改革残業も減っているのに家事育児分担率は7〜9割以上が女性負担になっている

労働時間も減って稼げない癖に、男の負担は変わらない

女性教育機会も雇用機会も男優位の中で、育児キャリアも諦めフルタイム低賃金で働かざるを得ない

少子化になっても当然だよな

おまえみたいな男が仕事言い訳家事をしないのが当たり前だと思ってるから

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