はてなキーワード: 金融緩和とは
日銀が金融緩和をやめるまではソフトバンクグループなりファーリテなり日経平均の寄与度が高い銘柄を買っておけば間違いあらへんやろ。
出口探り始めたらワイは全部売るが。
日本のIT化は欧米や中国に比べて遅れている、韓国にも負けているという現状認識がある。これは正しい。
これを取り戻すべく、ITリテラシーの向上だ、プログラミング教育でソフトウェア産業の生産性を上げようと考える一派がいる。これは間違いだ。
なぜなら原因の分析を間違えている。原因に対して適切な処置ができなければ問題は解決しない。当たり前の話だ。
もちろん全く効果がないとか逆効果だとは言わない。しかしせいぜい5%ぐらい問題が改善されれば御の字だろう。
日本のIT化が欧米やアジア諸国に比べて遅れた原因はデフレによる設備投資意欲の減退である。
設備投資が減る→技術者の教育機会が減る→ソフトウェア産業のレベルが下がる
こういう流れで段々と日本のITは世界に取り残されたいったのである
インターネットが普及し始めた当初、日本のソフトウェア開発技術は低いものではなかった
フリーソフトとして世界的なシェアを獲得しているソフトもたくさんあったし、倫理的な是非はともかくWinnyはP2P技術を用いたファイル交換ソフトの完成形を提示していた
ニコニコ動画の最盛期にはYouTubeに劣らない国産動画サイトを作ることもできた
しかし、デフレによる経済の停滞、投資の停滞は国内の開発レベル向上を徐々に阻んでいき、ついに今日の惨状に至っている
一時的に持ち直した日本経済も、消費税増税とコロナ騒動により完全にデフレに逆戻りしてしまった
政府がIT化を推進するとしたら、この根深いデフレを金融緩和と財政出動によりインフレに転換させ、
初見では俺も凄いと感心したし、本気で少子化対策してるんだな、と思った。
けど、よく考えたら凄く危ういんじゃないかと思うに至った。
まず思ったのがこれ。
少子化が深刻な今のうちはいいだろうが、どこかで少子化解決の目処が付いたら援助の規模を縮小するときが来る。
そうなったら出生率はまたガタ落ちするだろう。
そしてまた少子化が深刻になったら、最低でも前回と同じ規模の支援が求められるだろうし、おそらくは前回を上回る支援が必要になるだろう。
出生率を維持するために今まで以上の支出が必要になっていくことは想像に難くない。
勿論、「交通インフラと同じように出生率の維持にもコストが必要なのだ」というのはあるが、それにしては初手から大盤振る舞いし過ぎに見える。
これを見てなんかに似てると思ってふと思い当たったのは、施策開始直後には大絶賛され、今や株価を維持するためだけに続いてる「日銀の大規模金融緩和」だった。
実施前には「短期間で成果は出てすぐに終わらせるから副作用は極めて限定的(※万が一成果が出なかったら出るまで続けるよ)」と言う話だったけど、成果の方が限定的で但し書きが今に至るまでずっと効果を発揮し続けている。
今や日経平均株価は経済指標としての価値を完全に失い、日銀の量的緩和前提で経済が成り立ってしまっており、もう辞められない。
支持を集めちゃうかな。そういうとこやぞ。
@DocSeri
「自民を支持してはいないが消去法で自民しか残らない」という言い分は割と聞くのだが、「じゃあ自民以外を選ぶ条件なんなの」と聞くとだいたい「経済」という話になり、「自民も全然経済良くしてないよね」という突っ込みに明確な答がなく、「でも自民しかない」それはもう消去法でもなんでもないよね
安倍政権なら安倍政権で、その個々の経済政策について物申せよ。
「明確な答えがない」と感じるのは、お前に聞く耳がないか、お仲間の議論しか目にしてないからだろ。
安倍政権の経済政策は、概ね金融緩和と緊縮財政のセットなのだから、
野党の場合はそれに代わる政策を示せばいいだけだが、なぜかマクロ経済の軽視が目立つ。
例えば立憲民主党党首枝野氏なんかは、マクロ経済についてこんな認識で、頭を抱える。
なぜなら、頭の中がまだ昭和なんですよ。公共事業を増やせば景気がよくなる。金融緩和と言って、銀行がじゃんじゃん金を貸す、そうすれば、みんな金借りて、家を立てる、新しい工場を立てる。昭和はそうだったんです。でも、もう三十年以上たって、同じやり方が通用しない時代になったんだから、もうひとつの選択肢を、みなさん、私たちと一緒に育てませんか?
再分配重視は、それはそれでいい。でもなんで、金融緩和をやめる必要があんのよ?
まあもう海外じゃ新自由主義は共産主義同様二度と歴史上浮上しない失敗したものとしてカタが付いた過去の遺物として扱われてるしなあ。
ひたすら金融緩和して株価持ち上げたアベノミクスも日本じゃ叩かれるが、今や世界中どこもそれ以上に金融緩和を強化し財政出動の強化も避けられない流れだ。
おかげでドル安円高もだいぶ進んできちゃってるけどこれからは通貨安競争が激化していってそれに敗れた国はドン底まで落ちるチキンレースの時代だからどこももう抜けられない。
報われると思えば働く。報われないと思えば働かない。報われないのに報われると思って動けというピエロ共の声ばかりがでかいのが現代社会。
報われるというのは、考えたものが売れて自分が儲かること。景気も財サービスの需要と供給でやや需要が多い軽いインフレのときに商売がうまくいきやすい。なお、日本は1990年以降新自由主義の逆噴射も込でずっとデフレ。
労働賃金も労働の需要と供給で労働需要が多いときに上昇する。労働の需要は財サービスの需要が高いときに新しいものを作るために増える。
金融緩和で経済が回り始めてた時人手不足倒産がチラホラ起き始めてたじゃない。人手が足りなくてなすべき仕事ができなかったり、倒産するのが怖いから賃金を上げる。
消費税を上げなければ日本は再び復活してたけど、財政均衡主義者たちが潰した。消費税増税で景気がしぼみ始めたところでコロナが来てもう失業者の嵐。
この30年は消費税増税前の金融緩和の時を除いてずっと労働需要が低かったから、労働賃金が上昇せず、待遇を悪化してきた。挙げ句総理の側近に中小企業を再編して潰せという人材派遣会社のレントシーカーがうごめく。
日銀若手記者が直撃:読者の疑問に答えます アベノミクスの評価が割れるのはなぜ? 立場で異なる成果と課題 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20201211/k00/00m/020/140000c
「第一の矢の金融緩和と、第二の矢の財政出動を続けて景気を回復させ、完全雇用に近い状態を維持しました。この点は十分にやったと言えます」
で、第三の矢が不十分であったと。
嘘だろう。
第二の財政出動が最初の1年こそ行われたものの、その後は不十分であり、
少し景気が上向きになりそうになると、増税や予算削減をして意図的に成長率を抑えることで、
肝心の野党は財政健全化自体を批判するどころか、放漫財政などと批判する始末で、どうしようもないのが、日本の状況。
【追記】
そりゃそうだ、基本的には中学社会の教科書に載っているような、オーソドックスなマクロ経済のイロハに沿っているのだから。
コロナ禍の今こそ必要なのは、アベノミクスを理念通りに完遂することで、金融緩和や財政出動を控えることではない。
つい野党を腐してしまうのは期待の裏返しなのだが、つい先日も立民枝野代表は、はっきりと金融緩和と財政出動に疑義を呈していて、絶望的な気持ちになった。
なぜなら、頭の中がまだ昭和なんですよ。公共事業を増やせば景気がよくなる。金融緩和と言って、銀行がじゃんじゃん金を貸す、そうすれば、みんな金借りて、家を立てる、新しい工場を立てる。昭和はそうだったんです。でも、もう三十年以上たって、同じやり方が通用しない時代になったんだから、もうひとつの選択肢を、みなさん、私たちと一緒に育てませんか?
景気をよくしよう、正社員を増やして消費を伸ばそう、内需拡大しよう、は、いい。