日銀若手記者が直撃:読者の疑問に答えます アベノミクスの評価が割れるのはなぜ? 立場で異なる成果と課題 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20201211/k00/00m/020/140000c
「第一の矢の金融緩和と、第二の矢の財政出動を続けて景気を回復させ、完全雇用に近い状態を維持しました。この点は十分にやったと言えます」
で、第三の矢が不十分であったと。
嘘だろう。
第二の財政出動が最初の1年こそ行われたものの、その後は不十分であり、
少し景気が上向きになりそうになると、増税や予算削減をして意図的に成長率を抑えることで、
肝心の野党は財政健全化自体を批判するどころか、放漫財政などと批判する始末で、どうしようもないのが、日本の状況。
【追記】
そりゃそうだ、基本的には中学社会の教科書に載っているような、オーソドックスなマクロ経済のイロハに沿っているのだから。
コロナ禍の今こそ必要なのは、アベノミクスを理念通りに完遂することで、金融緩和や財政出動を控えることではない。
つい野党を腐してしまうのは期待の裏返しなのだが、つい先日も立民枝野代表は、はっきりと金融緩和と財政出動に疑義を呈していて、絶望的な気持ちになった。
なぜなら、頭の中がまだ昭和なんですよ。公共事業を増やせば景気がよくなる。金融緩和と言って、銀行がじゃんじゃん金を貸す、そうすれば、みんな金借りて、家を立てる、新しい工場を立てる。昭和はそうだったんです。でも、もう三十年以上たって、同じやり方が通用しない時代になったんだから、もうひとつの選択肢を、みなさん、私たちと一緒に育てませんか?
景気をよくしよう、正社員を増やして消費を伸ばそう、内需拡大しよう、は、いい。