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2023-12-06

anond:20231206195608

「神経生物学証拠から判明している」はちょっと言い過ぎやな。

視床下部特定部位のサイズ性的指向には何らかの関係があることが統計的には示唆されるが、原理不明

おそらくジェンダー・アイディンティティとも関連していると思われるが、ジェンダー・アイディンティティさらに複雑なので、よくわかっていない。

いずれにしても、性的指向ジェンダー・アイディンティティ思い込みなどではなく、何らかの身体的な現象だろうというのは大半の学者同意するだろうけど、その仕組みまではわからないし、将来誰がLGBTQになるかを予測するという段階には到底至っていない。

anond:20231206174416

これを心理学教授が断言できるほど研究されていることに驚いた。医学進歩は凄いな。

そのうちMRIか何かで生まれた時点で「お子さんはトランスジェンダーなので育て方にこういう注意が必要です」と診断される時代になるのかな。

ジェンダーアイデンティティ視床下部存在し、そのようなものとして、ほとんど不変であることが神経生物学証拠から判明している。

『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇』のレビュー

https://www.psychologytoday.com/intl/blog/checkpoints/202101/review-irreversible-damage-abigail-shrier

翻訳執筆者はステットソン大学心理学教授クリストファー・J・ファーガソン

↓↓↓

2020年に起きた比較マイナーな(トランプ大統領や新型コロナ比較して)炎上ニュースの中に、ジャーナリストアビゲイルシュライアーの『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇(Irreversible Damage)』をめぐる論争があった。

本書は、みずからトランス男性として認識するティーンエイジャーの「女子」の急増は、性別違和トランスジェンダリズムが原因ではなく、社会から疎外されたアイデンティティ社会的な影響によって、本来他の精神疾患を持っている少女たちが誤って自分トランスとして認識しているためだと主張している。

この本に自分家族や娘を重ね合わせ、娘たちが直面している現実問題を語っていると考える親もいる。(原注:シュライアー見解を反映し、生物学性別のみを反映することを意図しているため、ここでは「娘(daughters)」という用語使用する。) しかし、多くのトランス活動家たちは、この本をトランスフォビックであり、敵対的であり、より広くトランスの人々にとって有害であるとして非難している。そのため本書への販売反対運動も広まっている。*1

私は最近この本を読んだので、ここに感想を述べておきたい。はじめに言っておくと、これは複雑で微妙問題だと思う。しかし、現代言論は、感情的議論のどちらの側にも、ニュアンスや複雑さを認めることはめったにない。

基本的に以下のふたつの状況は傍から見てほとんど区別がつかないことは、残念ながら確かだ。a)トランスであると自認する青少年を含むほとんどの個人は本当にトランスであり、医学的な移行から恩恵を受けるであろうということ、b)青少年としてトランスであると自認しているが、境界性パーソナリティ障害やその他のパーソナリティ障害自閉症スペクトラム障害など、アイデンティティの混乱を引き起こすような他の精神健康状態にあり、これらの個人医学的な移行からまり恩恵を受けないかもしれない、ということ。

しかし一方で他に2つのことを指摘しておきたい。

第一に、「ジェンダー社会的構築物である」というスローガンシュライアーがその大部分を支持している)に反して、ジェンダーアイデンティティ視床下部存在し、そのようなものとして、ほとんど不変であることが神経生物学証拠から判明している。端的に言えば、トランスジェンダーは、ある性別身体を持ちながら、別の性別の脳を持っているということだ。そのような個人は、尊敬と思いやりに値し、嫌がらせいじめから解放されるべきであり、自分の好む代名詞名前尊重されるべきであり、恋愛結婚子供を持つこと、養子をとることも自由であるべきなのだ

同時に、境界性パーソナリティ障害は、多重人格障害解離性同一性障害)や双極性障害など、他の有名な精神疾患と併発したり、誤診されたりすることが多いという証拠もある。したがって、トランスであると自認する人の一部(すべて、あるいは大多数ではないことは確かだが)が、アイデンティティの混乱というより広範な問題を抱えている懸念もあるにはある。

本書を読んでいて、私はいくらか批判的にならざるを得ない点があった。その主なものは、シュライアー科学への関心が、時として表面的であるという懸念であった。もちろん、これは本書に限ったことではないが、このようなセンセーショナルトピックでは、科学議論のいくつかにもっと精妙な検証要求される。シュライアーは、この分野の学者たちのデータ意見掲載し、リサ・リットマンの「急速発症性別違和」*2と呼ばれる物議を醸した研究過去にはこの研究自体議論対象となったが、研究の是非はともかく、科学的には嘆かわしいものであった)など、重要な(しかし是非の多い)研究をいくつか取り上げている。

ジェンダーアイデンティティ生物学的なものに基づいているという考えを、それを示唆する証拠豊富にあるにもかかわらず、シュライアーが平気で否定するのには呆れた。ある時、シュライアーはこう書いている。「XX染色体刻印された女の子の脳が男の子の体に宿るというのは、生物学的にナンセンスだ」。染色体とは関係なく、子宮内でのアンドロゲン暴露視床下部の発達に影響を与え、性自認に影響を与える可能性はある。そのことを理解していないこの見解に、私は顔面蒼白になった。

もちろん、この見解シュライアー創作とは言い難く、第二波フェミニズムにまでさかのぼる〈ジェンダークリティカル〉なフェミニスト一般的に、この非常に論争的な議論においてトランス活動家対立する側)を反映している。実際、この論争で興味深いことのひとつは、伝統的な右派左派対立というのではなく、左派標榜する2つのグループの間の感情的蔑視がしばしば反映されていることだ。

シュライアーはまた、インターネット時間を費やしすぎることが少女たちにトランスであるという認識を抱かせる原因になっている、という考え方に奇妙なほど執着している。彼女は、ソーシャルメディア精神衛生にどのような影響を与えるかについて、ジャン・マリー・トゥエンジ*3の研究を引き合いに出すが、トゥエンジの主張の多くがかなり徹底的に否定されていることを読者に知らせない。彼女がこの種のモラルパニックにしばしば戻るのは気が散るし、急速に発症する性別違和という概念自体モラルパニックなのではないかと思わせられた。

とはいえ彼女論文を完全に否定する気にはなれない。実際のところ、トランスであると自認する女子割合が本当に増えているのか、あるいは増えていないのかについて、きちんとしたデータ存在しないようだ。私の交友関係でも、伝聞的に、このようなことを耳にする機会が少しずつ増えてきているが、伝聞は証拠ではないし、もっと確かなデータ必要されている。

境界性パーソナリティ障害に加えて、性別違和自閉症スペクトラム思春期女の子に多いという研究がある。この意味で、青少年公言する性自認を、それ以上の診断的評価なしに医学的移行への動きとして受け入れるという肯定的アプローチには、明らかなリスクがある。これが、医学的移行に対するこのアプローチ懐疑的最近英国裁判所判決の背景にある理由のようである

私たちは、どのような青少年医療移行への迅速な移行から最も恩恵を受けるか、またどのような青少年がさまざまな介入からより多くの恩恵を受けるかについて、より良いデータ必要である。いずれも、トランスジェンダー権利福祉、そして彼らに課せられた敬意を損なう必要はない。学者には、急速に発症する性別違和実在するかどうかを研究する余地必要である。私は、査読科学再現性と訂正がこの問題を解明すると確信しているが、ツイッターの怒りに応じる形での科学検閲問題を混乱させるだけだろう。

結論として、ここには検討すべき有効アイデアがいくつかあると思う。しかし、特にアイデンティティポリティクスが激化している時代には、データの複雑さや困難な状況のニュアンス考慮する意欲と、より多くの情報必要であることを認める知的謙虚さを持った、より多くのデータに基づいた研究必要である

私は本書のどのような部分が論議を巻き起こしているか理解するためだけなく。本書に反対する立場から検閲しようと努力する向きにも一読を薦めたい。しかし、科学について慎重かつ忠実な本を期待していたのであれば、この本がそうでないことは確かであり、その点で、本書がトランスコミュニティで集めた否定的な反応はまったく理解できる。将来、質の高い、事前登録された、オープンサイエンスインターネット検閲努力から解放された科学的な取り組みが行われ、この複雑な問題をより明確に理解できるようになることを願うばかりだ。

*1……本書に対する販売反対運動が巻き起こったのは日本だけではない。

Amazonは同書のジェンダーの取り扱いに対するスタンスへの懸念から有料広告キャンペーンを打ち切ったものの、販売自体は行ったため、ヘイトに反対する従業員グループから販売中止の要請を受けた。結局Amazon社は「Amazonコンテンツポリシーには違反していない」として、販売継続し、その態度に失望した一部従業員Amazonを辞めた。

また、大手量販店ターゲットではやはり論争を受けてオンラインでの販売を中止したが、翌日に再開し、三ヶ月後に再度中止した。

ここで興味深いのは、販売反対運動出版社に対してではなく、販売プラットフォームに対してなされたことだ。日本でもヘイト本を扱っている書店に対する苦言などはたまに見られるが、反対活動によって販路を閉ざし実質上の販売中止させようという動きはあまりない。アメリカではAmazon書籍販売について(日本より普及している電子版を含め)かなり独占的な勢力を占めていることなども関係しているように思われる。カナダでは図書館に対しても貸出の中止を求める請願が出されたという。

ちなみに出版であるRegnery Publishingは保守系の老舗で、過去にはインテリジェント・デザイン説を擁護する書籍などを出し、そのたびに批判を受けてきた。『あの子トランスジェンダーになった』で「エモやアニメ無神論共産主義ゲイ」などが批判的な文脈で持ち出されるのもこうした文脈に沿っている。

*2……本書がサポートしている rapid-onset gender dysphoria (ROGD、急速発症性別違和)はリサ・リットマンによって2018年提唱された概念であるが、臨床的・科学的な証拠が不十分であるとして医学的診断としては認められていない。

*3……アメリカ心理学者。2017年に iGen という本で若年世代ナルシシズムインターネット関係を書いた。が、同書は多くの批判を受けた。

トランス批判を抑圧することがなぜミソジニーなのかバカにでもわかるよう説明するよ

TRAに混じってトランスという盾を使って女性を叩きたいミソジニー男が多数存在するというのがまず1つ。

彼らはトランスいか女性の脅威となるかこちらがどれだけ訴えてもそれを無視し続けることによって自らのミソジニー正当化している。

そして結論をはっきりさせておくよ。女性には「差別する権利」が本来存在する。そしてそれが家父長制社会によって抑圧されているのだ。

女性は男たちがオナニーしながら夢想するような心の綺麗な美しい存在ではない。そんなもの否定するのがフェミニズムだ。

ホモソーシャル構成員たちは伝統的な「娼婦従順な妻」の枠に閉じ込めて「女性はそんな汚いことをしちゃやだやだ!」と駄々をこねているだけなのだ

女性にとっては、MtFトランスジェンダーという生き物の実存のもの、やつらが息をして日々女性安心できる領域侵犯しようとしていること自体女性差別なのだ

単に安心できる領域侵犯しようとしているというからダメだということにとどまらない。繰り返すが「トランスジェンダーという実存」そのもの女性性への侵犯であり加害だ。

英語圏フェミニズムでは”Sex is Binary"というスローガンがある。性分化疾患などの病気を抱えている方々でも彼ら彼女らは最初からはっきりとした性自認を持っていることは常識だ。

トランスジェンダリズムの名のもとに跋扈する変態たちはその原則違反してエゴを膨らませたモンスターなのだ

生物学あなたのご機嫌をとらない。女性領域は高貴で神聖ものであり、何人たりともそれを犯してはならない。

私達は、その尊厳を守る限りにおいて、私達の神聖女性性を侵犯する獣を「差別する」権利がある。

ミソジニー社会では、差別するのは男の特権、女たちは男に仕えるか、聖人のように振る舞ってろという規範に縛られていた。これこそ家父長制の呪いだ。

もっとぶっちゃけて言っちゃうけど、私達は「マイノリティ」の中ではパワフルな存在だ。私達に聖人であれと要求するような規範などこの世にない。

どんなフェミニズムテキストにも「どんな卑しい臭い生き物でも差別しちゃだめだよ!」などと書かれてない。

フェミニズムは抑圧された女性たちのための権利運動だ。汚い化け物に気を使ってやる必要もないし、そいつらのママでもなんでもない。

そしてなによりも女性にも言論の自由があることを忘れた?表現の自由言論の自由アニメ絵自慰行為をしながら死んでいく男たちの特権ではないんだけど。

日本国憲法を守る気があるなら、女性たちの、異物を排斥する権利を守れ。

TRAや、それに追従するミソジニーオスたちの言いなりになんてならない。

anond:20231206122104

ゆうて、『頭が悪くても日本日常生活で何も困らない、なんなら日本の平均以上貰うの余裕で可能』、

たとえ頭が悪い障害ニュアンス(知的障害等)も含むものだったとしても、

作業所ではなくフツーに正規雇用で働いて暮らしてる。なんなら障害無自覚なこともある』って言っても、増田は納得せんじゃん?

 

根本的な原因は、増田が親から無条件でありのまま肯定してもらえなかった、親から条件付きの愛情しか与えられられなかったことだと思うけど、

そもそも自我自由意志なんてもの科学的根拠がないもの*1から自分自己肯定しちゃっていいって言っても、それも出来ないっていうじゃん?

 

素直にプロやお医者さんの手助け受けた方がええと思うよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1 

多くの神経科学者や哲学者は、生物学や神経学進歩を踏まえつつ、

自由意志が完全に自律的絶対的存在するという考えは非常に疑わしいと一般的には考えてる

これは、脳の活動遺伝子などの要因が個体の行動や意思決定に影響を与えるという科学的な研究結果に基づくものなんだね

つか、古典物理的な視点でも唯物論視点でも自由意志存在できない

 

あと、Natureにも発表されてたけど、

食用として解体された豚に特定の処理することで脳や内臓の反応が戻るので(OrganEx:2022年実験、BrainEx:2019年実験)、

必要であれば自由意志、なんなら生命定義自体かえるべきだと思うよ

つか、生命と非生命には本質的な違いは無いしね。日本生物物理学会の見解でもこうやで?

生命システムは複雑ではありますが、非生命物質と同じ、通常の物質系(原子分子イオンなど)からできています。したがって材料的には生命と非生命物質本質的違いはありません』

そもそも無機物にも自己組織化という概念がありますし、巨大ウイルスには“免疫”の仕組みがあり、自己と非自己認識があることが分かってるやんけ

必要であれば自由意志、なんなら生命定義自体かえるべきだと思うよ(二度目)

2023-12-05

anond:20231205184833

弱者男性とは

に該当する者だよ。認定弱者ならそっちで活動できるし支援も受けられるからね。

弱者男性語源キモくて金のないおっさん」は

無冠ゆえ弱者と見做されず、男性であるというだけで強者扱いされてしまう人々を指している

2023-12-04

増田ってみる

増田の仕方を調べてみた。

増田なので、普段書けないことを書いてみる。ポリコレ何クソ。

男女って区分けがむずかしい。

オスとメスがいる、生物学的な話。

子どもを産める性別、産めない性別がいる。

筋肉質になりやす性別となりにくい性別がいる。

髭が濃くなりやす性別がいる。

禿げやす性別が居る。

胸がデカくなること多い性別がいる。

チン子がついてる性別が居る。ついてない性別がいる。

オスとメスがいる、生物学的な話。

男と女という精神性の違うせ

リーダーシップを発揮し力強く生きる性別が居る。

家庭に入り、子育てをする性別が居る。

弱々しく愛を好む性別が居る。

社会活動して、喧嘩っぱやくて。偉くなりたがる性別がいる。精神的な話。

本来目的は、各々が無難タスクをこなすための、役割分担だったんだろうな。

女は家に篭って家を守れ!

そのかわり、家の中については、やりたいようにやって良いよ。

男は外に出て、稼いでこい。

稼いでる人って偉そうに見えるだろ。満足だろ?

から、男は家の中のことについて、女に口出すなよ!

男は稼いできてるんだこら、女は男を持ち上げておけ!

単なる、お互いが無難に済ますための役割テリトリーの分担だったのでは?

勿論、男性的な女性もいる。

女性的な男性もいる。

これは、心の問題

性別遺伝子とかDNAの話。

男性的な性格女性的な性格、これは心の話。

心の話と生物学的な話を混ぜこぜにしたかおかしくなるんだよね

anond:20231204144836

人間って理性があるから知的欲求だけで生きていけると思ってた、なんで生物学欲求にここまで振り回されないといけない?

2023-12-02

トランス思想全否定憲法学者さまやで

https://twitter.com/ishizakipampam/status/1730228991905137088

トランスジェンダー思想批判ですが、医師新生児性別を「決めている」のではなく生物学的・医学的知見に基づいて「見定めている」だけ、社会新生児性別を「割り振っている」のではなく「認識し、管理している」だけ。

社会性別を作り出すかのような妄想はもう終わりにしよう。

おいおい、ついに憲法学者ぶっちゃけちまった

ところがトランスアライの皆さん、女性相手なら叩きに群がってくるのに、男性学者だと静かなもんだ

やっぱトランスミソジニーが根っこにあるんやろうなー

2023-11-26

anond:20231126115335

多分、18世紀半ばだな。

ドラゴンユニコーンなどは、1世紀に書かれた大プリニウスの『博物誌』に記載があり、これは15世紀活版印刷技術によってヨーロッパ知識人の間に広く読まれたが、

18世紀半ばにフランス編纂された百科全書などには記載がない。

18世紀半ばは、くしくも博物学が発展してカールリンネによる分類学など近代的な生物学があらわれた時代でもある。

おそらく、「いるかどうかわからん」扱いだった動物は、大航海時代科学の発展によって「いるっつーなら伝聞じゃなくて証拠持ってこいや」という試練を受けて「実物がある」と「実物が無い(判断保留)」に分かれ、

とりあえずいると分かっているもの対象生物学上の分類研究系統的に行われるようになっていった結果、いつまで経っても実物が出て来ないから「まだ見つかってないようなモンを大昔の人達が見つけてたわきゃない。こりゃもういないだろう」という扱いになったのだろう。

anond:20231126115017

生物学上の性別(例えば染色体女性XXと男性XY)が変更できないのが事実だとしても、

法律上性別(例えば戸籍性別)は人間が作った人工的な物に過ぎないので人間の都合(立法裁判判決)で変更できる。

トランス女性生物学上の性別男性のままだが、法律上性別女性に変わったということだ。

女子トイレや女湯もまた人間が作った人工的な区別に過ぎないので、そこに誰が入れるのかは人間の都合で決まる。

日本で具体的にどうなるかは今後の立法裁判次第だが、もし女子トイレや女湯に入れるのは「法律上女性」と決まれトランス女性も入れるようになる。

人類ノンバイナリ理論

先日、anond:20231119130355 を書いた。

この記事では「心の性別」は固定概念由来だと書いているが今回はそれを更に掘り下げようと思う。

近年、「(特定性別)らしさ」から解放される社会が目指されているが、その中で頻繁に使われる言葉の一つに「心の性別」がある。これは、LGBT関連の文脈で生まれ、個々の性自認に対して理解を深めるために使われることが多い。しかし、この言葉にもまた、固定概念が含まれていると感じている。

前回の記事では、「心の性別」が「(特定性別)らしさ」から来ているという立場を掲げ、男女の固定観念から派生していると主張した。これにより、「心の性別」が新たなラベルを作るだけでなく、本質的問題対処する上で不十分であるという考え方を示唆した。

新たな視点: 「心の性別」の非存在

この考えを更に深めると、私は「心の性別」の非存在論に辿り着く。言い換えれば、生物学的な性は存在するが、心理的な性は存在しないという立場だ。最終的な主張は、「すべての人は生物学的な性を持つが、心の性別存在せず、今ある言葉で言い換えると「ノンバイナリー」である」というものだ。

「心の性別」が存在しないとする立場は、性に対する既存の二分法に疑問を投げかけ、個々の人間多様性をより包括的理解しようとするものである生物学的な性は体の構造から明確に定義されるが、心理的な性は人それぞれ異なり、一様に分類されるべきでないとの考え方だ。

「ノンバイナリー」の視点: 個性本質

この立場では、「ノンバイナリー」が適切な言葉であると考える。心の性別存在しないとすれば、男性または女性に拘束されず、各人が単一性別に縛られない存在であると捉えるべきだ。最終的に、心の性別個性の表れであり、その本質は一人一人異なるものであると断言できる。

この立場は、性に関する社会的な期待にとらわれず、個々の人間をより包括的理解するための新たな視点提供している。性に固定されない多様なアイデンティティ尊重され、受け入れられる社会の構築が求められていると言えるだろう。

2023-11-25

anond:20231124231203

「①正しいフェミニスト」と「②間違っているフェミニスト」を区別して、「①正しいフェミニスト」には賛成して「②間違っているフェミニスト」には引き続き反対すれば良いのではないでしょうか?

①正しいフェミニスト

実在女性への誹謗中傷蔑視(見下し)に反対する

・同一労働をしている男女間の賃金格差のような制度的な女性差別の解消を目指す

性犯罪の防止や被害者の救済を求める(ジャニーズ問題のようなケースを考えれば男性にも利益がある)

②間違っているフェミニスト

フィクション創作を十分な証拠無しに有害として、自由権とのバランスの欠けた規制を求める(男性向けの萌えエロだけでなく、女性向けのBLやTLにも延焼している問題である

・「男体持ち」などと生物学男性を一律に危険視してトランス女性排除する

・万人の平等や公平の実現よりも、被害者意識や復讐願望の発散が目的になっており、「敵」への攻撃に終始していて、多様な他者共存するための建設的な意見を出さない(どんな主義主張も陥る可能性がありますが)

私の「①正しいフェミニスト」と「②間違っているフェミニスト」の区別はこんなところですが、あなたには違う基準があるかも知れませんね。

2023-11-24

エリート主義を信じる一部リベラル派が、理解出来ない

エリート連中なんざ、権力とベッタリイコールの屑共だろ。

奴等エリート以外を使い捨ての道具と考えてる差別主義者だぞ。

老人差別成田外国人差別役人自民党議員を見てみろよ、あいつら高学歴ボンボンばっかりだろ。

科学者だって、反対を無視して原発汚染水擁護をし、

生物学遺伝学を理由に「性差がある」と嘘を広めジェンダー平等否定する。

支配者層=権力=エリート層。人権派の敵だよ。基本は。

社会学者や人文系知識人特異点なだけ。

2023-11-20

anond:20231119203644

発達障害」という概念は未解明のゴミ箱医者が言うように

診断基準のものが大幅に改正され続け、診断が乱発されたせいで

自分(自分の子)は発達障害だとする人の実態

軽度知的障害者・何者かになりたい低スペ健常者・ホルモンバランスが崩れ自我意識おかしくなる10代・うつ病になった毒親虐待問題当事者などであることがものすごく多い

生物学指標がないのに科学っぽく扱うことに疑問を抱かない層がハマって

弱者利権として使われるケースが多いことから、実際クズから差別されても仕方ない人々という共通認識もできてしまった

 

当事者は薬と免罪符気持ちよくなってるけど

アヘンまみれの国は他国に喰われる運命なんだな

anond:20231120121446

批判っつーかそもそも雄の気を引くためにデカパイデカ尻になるのが正解ってのが生物学見地なんでしょ

雄も雌も生物学的に正しいことしてるのに批判するって精神そもそもおかしいのでは?

2023-11-19

ウクライナ非国民に厳正なる罰を

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-67447774

ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから徴兵対象の成人男性2万人以上が不正国外逃亡していることが判明した。

国外逃亡中に捕らえられた男性も2万3千人にのぼる。

自国侵略を受けてから国外逃亡は許されることではない。

生物学的な女性子供積極的国外に逃がすべきだが、戦力となる男性だけは認めてはいけない。

記事中では、95%の国民は協力的とあるが、5%の非国民という数字が善良で正しい国民へ与える影響を軽視するべきではない。

周辺国ウクライナから不正に逃亡した男性強制送還すべきだ。

自国先祖が遺してくれた豊かな果実を貪るだけ貪り、危機に貧して武器を取らないというのは最早男(人)ではない。

こういった卑劣漢には強い罰が必要であるし、周辺国断固として許さない強い姿勢を見せる必要がある。

信賞必罰は戦時下こそ厳正に執り行わなければならない。

少なくとも戦争終結後、周辺国はこの卑劣漢達を強制送還すべきだ。(帰国し手痛い処罰を受けると判明していても。)

残って戦った人達は決してコイツらを許さないだろう。危機に貧して逃亡する卑怯者は敵よりも悪だ。

久々に胸糞悪い記事を読んだ。最悪の気分だ。

2023-11-18

イギリス労働党も「女性とは成人の身体女性のことである」と認める

https://www.thetimes.co.uk/article/keir-starmer-woman-adult-female-trans-gender-identity-policy-labour-2023-bj6mdx8zf

Sir Keir Starmer has said that “a woman is an adult femaleas he hardened his stance on gender.

The Labour leader insisted that biological women needed single-sex spaces and ruled out introducing self-identification for changing gender.

 

キアー・スターマー党首は、「女性とは成人の身体女性のことである」と述べ、ジェンダーに対する姿勢を硬化させた。

労働党党首は、生物学的な女性には男女別のスペースが必要だと主張し、性別を変更するための自認の導入を否定した。

 

ちなみにfemaleとは生物学的な女性に対して使う言葉ね。

https://www.editage.jp/insights/when-to-use-woman-and-female-in-scientific-writing

生物学的相違に関わる場合か、生物学的相違が保護される必要がある場合だけ、female を使います

たとえば、"in female secondary sexual characteristics"(女性における第二次性徴)、"female preferences that govern the choice of a mate"(配偶者選択支配する、女性側の好み)、 "calories required by nursing females"(授乳中の女性必要とするカロリー)のように使います

2023-11-17

anond:20231116151026

とはいえあれって異能というよりただの細胞突然変異の延長というか科学現象から科学もとい生物学ないし医学法則普通に適用されるとすれば細胞が癌化してでも再生し続けるので死ねないみたいな生き地獄になりそう

anond:20231117093429

トランス擁護労働党と同じ見解やん

https://www.thetimes.co.uk/article/keir-starmer-woman-adult-female-trans-gender-identity-policy-labour-2023-bj6mdx8zf

Sir Keir Starmer has said that “a woman is an adult femaleas he hardened his stance on gender.

The Labour leader insisted that biological women needed single-sex spaces and ruled out introducing self-identification for changing gender.

キアー・スターマー党首は、「女性とは身体女性のことである」と述べ、ジェンダーに対する姿勢を硬化させた。

労働党党首は、生物学的な女性には男女別のスペースが必要だと主張し、性別を変更するための自認の導入を否定した。

2023-11-16

anond:20231116160539

多くの神経科学者や哲学者は、生物学や神経学進歩を踏まえつつ、

自由意志が完全に自律的絶対的存在するという考えは非常に疑わしいと一般的には考えてる

これは、脳の活動遺伝子などの要因が個体の行動や意思決定に影響を与えるという科学的な研究結果に基づくものなんだね

つか、古典物理的な視点でも唯物論視点でも自由意志存在できない

 

あと、Natureにも発表されてたけど、

食用として解体された豚に特定の処理することで脳や内臓の反応が戻るので(OrganEx:2022年実験、BrainEx:2019年実験)、

必要であれば自由意志、なんなら生命定義自体かえるべきだと思うよ

つか、生命と非生命には本質的な違いは無いしね。日本生物物理学会の見解でもこうやで?

生命システムは複雑ではありますが、非生命物質と同じ、通常の物質系(原子分子イオンなど)からできています。したがって材料的には生命と非生命物質本質的違いはありません』

そもそも無機物にも自己組織化という概念がありますし、巨大ウイルスには“免疫”の仕組みがあり、自己と非自己認識があることが分かってるやんけ

必要であれば自由意志、なんなら生命定義自体かえるべきだと思うよ(二度目)

2023-11-15

anond:20231115175625

せやで

「あてがえ」論者の視界に入ってないような生物学的女とな

2023-11-14

anond:20190110112929

シンプルにこれ。

少なくとも裁判所はこういう人権平等原則判決を下す。

もし「生物学女性」だけが女性スペースを使えるという法律を新しく作ったとしてもトランス女性が訴えたら違憲という判決が出る可能性が高い。

「女って言い張って女湯に入りたい男」はマイノリティではない。超王道性癖

なんでそういうモンスターマイノリティにぶちこんでくるのか。

妄想上の「女って言い張って女湯に入りたい男」は、結局欲望の持ち主(主体)は男であって、別にマイノリティじゃないんだよね。

で、絶望するのは、そういう変態LGBTの違いをわかってない人間が多すぎること。

やっぱりマイノリティ(数が少ない)だからだろうか、「マジで知らないんだな」と思うことが多すぎる。

ちょっとでも接したことがあればあの人達がどういう気持ち謙虚に肩身狭く怯えながら生きてるかわかるよね、兄弟くらいの距離感の人ならご存知だろうが。

トランスとよく接して、自分もL(GID)な当事者としては

まれから自覚してる性別と、客観的に扱われる性別ギャップに苦しんでるからこそ

周りをざわつかせないようにパス度をあげるのに彼らは人生費やしてるなと思うし

指摘されたまだ自分には早かったんだと恥じるか退散する。

開き直るなんてしない。

「周りにどう思われても女湯に入りたい」な時点で、それは「周りに女性と思われたい」より「女湯入りたい」が先にくる、欲望優先の人間

同一性障害”というのは「周りにどう思われてるか」に苦しむところからはじまるから。周りの目なんてどうでもいい^^女湯はいりたい^^といえるならそれは”障害”ではない。

障害物など簡単に乗り越えて個性に着地してる。

あと単に男に厳しいよね、逆はいいんかいってよく思うよ。ていうか気付いてないんだよな。

自分は、心は男だけど「巨乳」「丸顔」「低身長」「ボーイッシュ一切似合わない」という身体の悪条件で、見た目を男扱いされるのは諦めたGID

毎日メイクをし、ロングの髪を巻き、体型にあった服を着ている。理由は「ぎょっとされないため」。

GIDとは「生物学的には完全に正常であり、しか自分の肉体がどちらの性(女性)に所属しているかをはっきり認知していながら、その反面で、人格的には自分が別の性(男性)に属していると確信している状態」、これ。上戸彩金八先生で演じたやつ。

もちろん普通に女湯入ってるよ。で、それはいいんだからおもしろいよね。

まあこっちも彼女以外の女体なんて美術デッサンと同じで、壁画に裸婦描いてあるなとしか思わないけど。


公共の場トラブルを起こしたくない」は性別の自認よりはるかに先に来ますよ。そいつがまともなら。

特殊馬鹿を指さして「見つけた」と勘違いして、「それみたことか」で盛り上がるのはやめてほしい。

私の努力のお陰で、私が男だと感じないですんで、平和に過ごしてるだけだよ、あんたら

自分平和を支えてる人間が、アイデンティティすりつぶして見えなくなるための見えない努力ノーカンで、たまに馬鹿や下手くそが出てたまたま気づくと大騒ぎっていうこの…

99人が隠れる努力を徹底して成功してるなかで、1人のアホを見つけたからって、99人を「認めるべきじゃない」っていうの

めちゃくちゃ理不尽だよ

から隣りに住んでほしくないとかい政治家が出るんだよね、もういるっつーの

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