はてなキーワード: 法令とは
というタイトルに対する答えではなく、門外漢の自分がどう考えるかというのを吐き出してみたい。
私自身の前提知識としては、世界史の小話的に、東インド会社によって茶の中国からイギリスへの輸出が確立する中で、ウーロン茶よりもさらに「発酵」をさせたお茶が人気となり、それが紅茶の起源となったというものがあった。そのため、茶が発酵の程度によって分類されるというのは誤りという情報を見て、①そもそも自分の知っていた小話が間違っていた、②根拠となっているISOの分類はあくまでも統一規格として分類上の正確性を必要としているだけ、という2通りの可能性が思い浮かんだ。
そこで、ざっとwebを検索する限り、比較的信頼度が高いサイトでも少なくとも日本語情報では発酵程度を分類の指標にしているものが多くみられた(サントリーなどの大企業サイトや農水省のコラム、JASの紅茶飲料の分類など)。他方で、ISO以外に紅茶の分類を発酵程度で行うことを否定する公的な情報はパッとは見当たらず、この時点で、少なくとも、日本国内においてそのような分類で考えることで法令等に違反することはなさそうだという考えに至った。紅茶の起源の小話については、定説はなさそうだが、概ね自分の認識と同じような話が多くみられ、これを積極的に否定するような話はなさそうというところでいったん腑に落ちた。
もちろん、国際規格での定義がある以上、それに反しかねない情報に問題がないとは言わないし、実際にかなり発酵の程度が弱いものであっても紅茶とする例がある以上、日常用語としても完全発酵茶=紅茶とするのは問題を含んだ用語法ではあるだろう。もとになったサイトでは、「発酵させるか、途中まで発酵させるか、しっかり発酵させるか『のみ』が異なります。」としていて、さすがに修正が必要になる記載だろうとは思われる。しかしながら、これをデマの拡散とまで断ずるかのような反応もあり、その点は、どこまで意識してそのような強い反応をしているのかが気になるところではあった。そもそも、紅茶という言葉は定義が先にあったわけではなく、歴史の中で使われてきた言葉を現状に合わせて分類することで定義づけられたに過ぎない。日常生活において、完全発酵茶=紅茶と理解していて困る場面がそうあるとは思えず、むしろ、世界史のダイナミズムを感じる一つのエピソードにも繋がるものである。どういう意味で、なぜ誤りであるのかということまで含めた理解が大切で、ISOという根拠を示されただけでそれ以外を全否定するという姿勢も、やや極端に過ぎるもののように思われた。
気がするレベルで発言するまえにネットでいいから少しは調べろといいたいが
今はXもグーグルもAIにそまってしまって「アミラーゼは胃で消化しやすく」などとかいてしまい中学生の宿題の手伝いにすらならないので
内閣府の知的財産戦略総合本部みたいなやつの委員会の議事録を直近1年くらい
これだけよめばまあいいんじゃない
あと人力検索サイトはてなでもこういう質問ができるからよろしくな
容器に注意を促す記載の有無によって変わる
法令にて誤飲を防止するための表示は義務とされているため、市販パッケージには誤飲防止の規定通りの記載があるものとする。
この場合、企業に対しては表示責任を果たしている事から責任は無い物となる。
事案の具体的な状況を述べよ
※1 近い場所で「多(略)付自転車、(略)及び軽車両は、直進(右折しようとして右折する地点まで直進し、その地点において右折することを含む。青色の灯火の矢印の項を除き、以下この条において同じ。)をし、又は左折することができること。」と、「右折」語が非常に狭い意味で使われていることがわかるため
【毎日新聞】
https://mainichi.jp/maisho/articles/20240302/kei/00s/00s/011000c
この自民党の裏金問題って、昔は暗黙の了解だったものが、時代を経て許されなくなってしまった、ということだと思う。
自民党で政治資金パーティーを開いていた人たちも、今の時代に許されなくなったことは理解してたかもしれないが、それでも慣例に従ってやり続けてしまった。そしてついにバレてしまい、こんな事態になってる。
ほかにも、こういうのがあるのだろうか。あなたが感じている例があれば是非教えていただきたい。
つまり、昔だったら許されていたけれど、現代社会でマズい行いであり、告発されたら袋叩きにあってしまうような案件だ。
別に、今だったら許されてるけど、未来ではいつか許されなくなるという話でもいい。
個人的に思いついたのはこんなところか。3つある。
(経歴調査)
結婚とか就職に際して、お金に余裕がある人や企業は、興信所とか使って相手の素性や家族関係とか調べたりする。今も許されなくなってきてるけど、将来はもっと許されなくなる気がする。興信所自体が規制されるとか。
ポリコレ活動にもみられるように、差別絶対許さんというか、人間一人当たりの価値(=人権)が時代を経てどんどん上がってきている。
今の時代だと、職場の皆が納得できるだけの理由があれば、職場とかでキレたり怒鳴ったりしてもセーフだと思う。例えば、どうしようもない社員、特に性格とか救いようのない奴に対しては、キレたり怒鳴ったりしても許される風潮が残ってる。
シロクマ先生の予測が正しければ、数十年後はカッとなってしまうだけで、会社員とか公務員でも社会から追い出されてしまう可能性がある。今だって、国会議員とか明石市長とかがブチ切れたりしてるのがリークされて、職を追われたりしてる。それが一般社会の人にも波及するのではと感じている。
(仕手筋)
この人たちは、明らかに相場操縦とかネット掲示板で特定株式の風説の流布をしてるけど逮捕されない。今だと、東京証券取引所が逮捕するグループとしないグループを、何らかの基準で選別してると思われる。もしくは偉い人が事前に仕手行為を東証に届け出ているのかもしれない。
ただ、何十年とか後になると、こういう問題が公になって騒動に発展する予感がする。先日SBI証券が、IPOとか新規上場株の関係で、太客に対して便宜を図っていたのがバレて行政処分を受けていたけど、今の時代は昔に比べて法令順守になってきてると感じる。
生成AIに関わる話題でプラットフォーマー各社のAI開発やユーザーデータ売渡の話題が絶えない
そんな中、インターネットに入り浸っているなら聞いているであろうDMCA申請や開示請求の話題に触れることがあり、ふと思った
「インターネットで事業やるとき、通報窓口って利益出ないよな……」
法令による定めだったりユーザー各人の個人情報やデータを扱う上での信頼性を確保するのに、各種通報窓口を設けることになって久しいけど、あれはコンプラとかガバナンス以上に何をもたらすものなんだ?という問いに答えるのが難しい
人置いても利益が出ないからって大部分を自動処理しようとしている現在の運用で(自分の肌感覚として)非難轟々になってる状況で「人運用にしてみよう」とは判断しづらい
サービス運用のメンタリティとしても、また出資側としても「責任を負う部分は少ないほどよい」という考えになるのはそうかもしれない
1.本サービスに関する知的財産権(ユーザーコンテンツを除きます。)は、すべて当社又
は当社に利用を許諾している者に帰属しており、本利用契約の締結又は本サービスの
利用許諾は、本サービスに関する知的財産権の使用許諾を意味するものではありませ
ん。
3.ユーザーコンテンツにかかる知的財産権は、ユーザー又はユーザーに利用を許諾してい
る者に帰属し留保され、ユーザーの入力行為によって当社に移転するものではありま
せん。ただし、当社は、当該ユーザーに本サービスを提供する目的及び本サービスを
改善する目的の範囲内で、ユーザーコンテンツを無償で利用することができるものと
します。
7. 当社は、ユーザーコンテンツの内容が本規約又は法令等に違反し又は違反するおそれが
第6条 (禁止事項)
ユーザーは、本サービスの利用に関して、以下に定める行為を行ってはなりません。
(8)以下に該当し又は該当すると当社が判断する情報を、当社又は他のユーザーに送信
する行為
何度も書かんでいいぞ
■これまで2社のブラック企業を経験したんだが共通点が物凄く多くて驚いた(再掲)
そうと知らず有名大学出て入ってしまう新卒が不憫すぎる。言っとくけど、君らの同級生の多くがうちの会社と比較にならないくらいまともな環境で、うちの会社じゃほぼお目にかかれないくらい道徳的にまともな人達に囲まれて働いてるからな。)
ブラックな面に関しては、ネット上ですっかり広まってるような「ブラック企業あるある」では全然挙がらないようなものがかなり多かったのに、俺が経験した2社では色んな点で被ってたから本当に不思議だった。
鬱病休職者が出た時に「うわぁマジかあ……あいつ遂に障害者になっちゃったのかあ!!!」と顔を覆う同僚がいた点。
鬱病休職者が復帰した後、女性社員の一部が『挨拶されたこと』、『(仕事にまつわる)内線がかかってきたこと』を涙を流さんばかりに怖がって周りの同僚たちに慰められているという光景。
社内の常識的にメンタル休職=人の形をしたバケモノの誕生だった。
〇セクハラ
セクハラはブラックあるあるなんだろうけど、具体的な手口まで全く同じセクハラがいくつかあった。
同期飲みのときに、男性陣がニヤニヤしながら大人しいタイプの女同期に遠回しのセクハラ言動を投げかけてチキンレースする遊び。
ターゲットの女同期に対して白子ポン酢をさりげなく食べるよう勧めてその子が実際に口に入れるやいなや一人の男が「アッ‼あっ…ああ……」と射精っぽい声を挙げて他の男性陣が爆笑する、
「あの、ちょっといいですか?〇〇(AVメーカーや有名なAVのシリーズ)って知ってますか?」と他意のない風に問いかけてニヤニヤする、
これら二つのセクハラ手口まで被ってたのを見て自分がデジャブを起こしたのかと衝撃を受けた(もしかしてこれSNSとかで流行ってたのか?)。
言うまでもなく上司から若手女性社員に対するボディタッチとか、えぐいセクハラLINEとか、上司が女性社員たちだけを飲みに誘ってホステス扱いするとかもあった。
〇パワハラ
ポンコツ社員をみんなの前で立たせながら、あるいは別室に移動して1~2時間大説教。
大説教の最中はまるでその場で何事も起こっていないかのように完全に黙り込んで仕事を続けていた周りのみんなが、上司とポンコツ社員が離席したタイミングで爆発したように湧き上がって『ヤベえぞ!!ヤベえぞ!!(笑)』と最高に楽しそうに盛り上がる点、
パワハラといえばあの人!みたいな社員がたくさんいて、彼らが他の社員から顰蹙を買うということはなく、むしろパワハラ被害とは無縁でいられている社員たちが皆「あの人俺にはすげえ優しいんだよな」と誇っている点、
『おめえぶっ殺すぞ!!』とか『てめえの親ここに呼んで来いよおおおおお!!!』とか一発アウトを通り越してるような異常言動が出た時は周りが完全に同じタイミングで「ガーッハッハッハハハwww」と大爆笑することで冗談の体を守り通そうと忖度する点、
これらは共通してた。
とか
「あいつはこうこうこういうミスして何やってももう怒鳴られるようになったんだぞ(笑)」
とかレクチャーして心を掴もうとする連中がたくさんいる。
〇会議
発言を求められた社員が頓珍漢なことを言うというか、10文字くらい発声したタイミングで揚げ足取ったりツッコミ入れたりして発言を完遂させない。
例えば
社員「それに関してですg」
上司「いや、それってなんだよ(笑)どれ?これのこと?これはボールペンだよ?そんなこと聞いてませんよ?(笑)それともこれ?これは手帳ですよ?(笑)」
とかマジでこんな感じ。
凄い強引に笑い物にする。で、周りの社員が「ガーッハッハッハハハwwwwww」と大爆笑して和気あいあい風を演出するまでがワンセット。
(ていうか、全く同じタイミングでそこにいる皆が一斉に大爆笑し始めるのって某巨大新興宗教団体もそうだけど、 あれってマジでなんなんだろ)
嘱託社員に対して「おめえ今日も座りにきたの?」とか「あんた何言ってんのかわかんねえよ」とか課長や次長が率先して喧嘩売りに行ってた。
『パワハラモンスターみたいな先輩社員や上司にどれだけ好かれているか』
が今後の出世のバロメーターになるみたいな地獄みたいな認識が共有されていたので、なるべく目立つようにフロア中に響き渡るような大声出して自分の親と同じくらいの年齢の嘱託社員をめちゃくちゃに罵倒して侮辱するキレ芸に走る奴が何人かいた(恐ろしいことに、こういうことやる若手や中堅が本当に出世していってた。まあ基本的に年功序列だから誤差みたいな違いだけど)。
ウソみたいだけど、これまであげた様々なブラック面、かなり具体性があるのにもかかわらずどっちのブラック企業でも共通している点だった。
2社目に入ってしばらくは「また同じような会社を引き当ててしまうなんて俺はなんて運がないんだ」と愕然としたけど、やがて「こんな都合よく似通うものなのか?これって本当に偶然なのか?」と疑うようになった。
つまり、遺伝子と形質の関係のように、会社を近似のブラック環境たらしめる何かがあるんじゃないかと思うようになったのだ。
それがなんなのか探り当てることはできていないのだが、何かヒントになるものが潜んでいるかもしれないので2社間の細かい共通点を列挙していこうと思う。
こんなブラック企業はごめんだ、絶対に人生で関わり合いたくないという人の参考になれば幸いだ。
・平均年齢45歳(毎年多少の変動はあるけどまあこのくらいだった)
・平均年収800万弱
職場公認のサンドバッグみたいな立場の人だと年収700万で頭打ち。順調に出世すれば50歳くらいで年収950~1000万くらい。
平時だと8時出勤20時退社がデフォで繁忙期だと23時退社。年1回特定の短期間だけ27時退社がデフォになる人はいた。残業代は月30時間までつく。
あくまで平均なので、かなりレベルが低い大学の出身者も結構いた。一方で上振れはあまりなくて早慶以上出身者は少なかった。
・女性社員がナチュラルセクハラ以外ではめちゃくちゃ大事にされている
どんなパワハラ怪物も女性社員には猫なで声でめちゃくちゃ優しく接していたし、産休育休取得は余裕だし、定時退社がデフォだった。
だから寿退社する人はそんないなくて、30~40代(10~20年選手)の女性社員がめちゃくちゃ多い。
(ゆえに女性社員の多くはパワハラ上司がどんなに暴れていようとビビッていなかった。「〇〇ちゃんまた大暴れしてたね~(笑)」とかキャラ化して人間模様を楽しんでる感すらあった)
無論、早出の部分には残業代はつかないし、恐ろしくてつくかどうかを尋ねたことすらない。
多分、実際に訊いたとしたら訊いたという行動自体が罪になって一気に社内カースト最下位になったと思う。
・社員の大半が既婚者
・離職率がめちゃくちゃ低い(平均勤続年数20年軽く超えてた)
・今後50年はまあ潰れない
・「うちの会社ほど悪い人がいない会社はなかなかない」と言い合っている
・「社名 ブラック」とか「社名 パワハラ」とかでググっても全然醜聞が出てこない
・髪型とか身に付けている小物とかを工夫して、外見を意図的に昭和っぽいヤクザに寄せてきてる役職者がポツポツいた。
でも学生時代本当に本職顔負けの武勇伝に溢れてた人が中央法とかに行ってお行儀よく新卒で固い会社に就職して~、みたいな人生行路を歩むはずがないのでゴッコなんだろう。
となると40代、50代にもなってまだ精神性が中高生並みということになってしまう。
【追記】
しかも給料は悪くない会社みたいだから、下手したらこの手のセクハラ・パワハラしている人が、社会的に立派な肩書きを持っていることになって、許容されていると思っちゃうわけだから。
天下に轟く大企業!!とかでは全くないけど、親なんかは「(手堅い、安心という意味で)いい会社に受かったねえ」と安心するし、住宅ローンの審査は超余裕で通るし。
それだけに、中に入ってから異常性が炸裂している様をありありと見せつけられて大ショックだった。あとそこに関して自浄作用が全く働いてなかったのも絶望的だった。
付け加えておくと、社員が100%異常者ってわけじゃ決してなくて、(あくまで俺基準だと)40%くらいまともな範疇に入るような人だった。それこそ人格的に優れていて仕事もできて~みたいな聖人みたいな人は2%くらいいた。
ただ40%くらいいる”まとも”な社員たちも、パワハラには加担しないまでも、目の前で繰り広げられるパワハラを苦笑いで見守り、ひと段落ついた頃にパワハラ加害者に対して「ずいぶん怒ってたね~(笑)」とか調子は合わせるし、まあ傍観者のスタンスでいた。
聖人みたいな人はというと、異常社員もパワハラ被害者もイジメ被害者も分け隔てなく慈しんでいて、全員で仲良くやりたいみたいなタイプだから、パワハラの最中は悲しそうにしていて、終わったあとはタイミング見計らって被害者のとこいって慰める程度にとどまっていた。
従って、自浄作用は働きようがなかった。
で、残り60%の「普通じゃない人」はさぞかしキチガイ極まってると思われるだろう。
確かに彼ら彼女らは間近で行われているパワハラを完全に余興のように楽しんでいたし、時に「あいつ(パワハラ被害者)朝眠い眠い言ってましたよ?ここは一発指導したほうがいいんじゃないっすか?(笑)」とか上司を煽ってパワハラ誘因するときすらあったし(上司のほうも「ほんと~?(笑)じゃあやっとかないとね(笑)」とか冗談めかしてにこやかに返していたのを見るに、マジで当事者はエンタメとして楽しんでたんだと思う)。
ただ、彼らはどっからどう見ても外形的にはまともの中のまともだった。
30歳過ぎても高校や大学時代の仲良しグループたちとBBQ行ったり、家族ぐるみで川に遊びに行ったり、完成した新居に呼んだり呼ばれたり~みたいな、キチガイでは到底築きえないような人間関係の輪を彼らは持ってたし、加えて彼らの多くは良き家庭人・良き父親であった。
マジモンのキチガイや性悪でも友達は作れるけど社会に出ると同時にフェードアウトされるのが普通だと思うし、30歳過ぎてまで家族ぐるみの友人付き合い維持できるなんて人格破綻者ではないことの証明だと思う。
じゃあ、なんで彼らが会社では異常者や異常空間形成の共犯者に化けてしまうのか不思議なところだが、俺は彼らの社会性の高さが原因じゃないかと疑ってる。
武士がお家を守ることにアイデンティティを抱いていたように、彼らは習性として自分が属するコミュニティの様態や安定性を維持することに全力を注ぎ(告発や改革などもってのほか)、結果として”会社共同体ではキチガイなのに非利益共同体では良き隣人”という矛盾を孕むことになったんじゃないかと。
となると、会社という”器”それ自体がキチガイ性や異常性でもって均衡が保たれてるのかって話になるけど、もしかしたらそういうオカルトじみた現象ってあるのかもしれない。
おかしい。
傍目には高望みと思われるような所ばかり受けているんだろうが、そういったと所に入れないなら転職なんてする意味がない。俺にとっては。
転職は2種類、正確には3種類あると思う。
最悪の沈みゆく船から脱出するパターン、それが最近沈み始めたパターンと最初から沈んでいたのに間違えて乗り込んでしまったパターンで2種類。
そして、今乗っている船はこれからも順調に進めそうだが、隣の芝生の青さに目を焼かれ、真赤な薔薇の中へと飛び込むパターン。俺はこっちだ。
正直今の会社がそこまで最悪じゃないのは分かってる。
まあ残業代が100%出てない月があるとか、コンプラ意識ごっこでどんどん仕事がしにくくなったりと駄目な所はあるんだが、それでも辞めてマックでバイトするのと比較したら倍以上の給料を貰えてる。
でも俺はもっと上を目指したいんだ。
給料的な意味もあるが、同僚というか、社風というか、そういいう所で胸を張って「俺は素晴らしい職場の仲間です」と思って暮らしたい。
そこそこの給料が出てるんだからまあしょうがないだろうと考えながらしがみついて、その実は毎日のように今やってる仕事の酷さに愚痴ってるままであと30年働くってのは嫌だったんだ。
でもまあ、俺自身がこの職場に相応なスペックだったんだろうな。
エンゼルバンクっていう超うさんくせえ転職漫画で「やりがい・給料・待遇を全部足した数値は変えられずバランスだけが変化させられる」と書いてあったが本当にそうだと思う。
元いた職場で搾取されていたとか、完全に法令をぶち破ってたとか、パワハラクソ野郎が社長の友達だからって野放しだったとか、そういう職場からの脱出のときだけ転職は大成功になるんだろう。
俺と会社の関係は正直五分五分持ちつ持たれつつ食い合いつつだ。
つまり、俺が今の状況を変えようとしたら何かを犠牲にする必要がある。
やりがいぐらいだったら無償で交換できそうに見えて、実際には俺みたいな凡人がやりたがる仕事は他の凡人もやりたがり、その中には給料が低くても我慢するってダンピングを仕掛ける奴らがいたりするので普通にやったらそいつらが採用される。
疲れた。
もう転職はやめにしようと思ってる。
疲れるだけだた。
転職してわかったことは「俺程度の人間はこの程度の会社で骨を埋めるのがお似合いだ」ってことだ。
今いる職場の良さを改めて感じたなんて話じゃねえ。
敗北だよ。
これなら最初から転職なんてしないで「本気出したら俺は何にだってなれたんだ」と信じてたほうがマシだった気がする。
だってその道を選んでたら少なくとも転職なんてして時間を無駄にしてる間に映画の50本ぐらいは見れただろうからな。
勿体ねえ人生の使い方をしたわ。
世の中のことに関心があるのは良いことだよ。
でも、それを口に出す前に一回立ち止まって、あなたが「こうすればいいじゃん」と考えたことが、憲法の保障する誰かの自由を侵してないか考える癖をつけよう。
憲法が定めた自由の範囲を踏み越えるようなことを主張したって、「日本では憲法がそれを許してませんが?」で一蹴されてしまうよ。
日本には立派な憲法と、その憲法を土台にした法令があり、それらには有効範囲がある。
あなたの主張は常にそれらに抵触する可能性があるのだから、「僕が今言おうとしていることは、憲法が許しているかな?」と常に自問しよう。
「そんな意見を言わせておくな!」(言論の自由を侵してないかな…)
「AV女優なんかやめろ!」(職業選択の自由を侵してないかな…)
記事URL:https://note.com/hik0107/n/n97a446e0aa5e
読んだ感想と所感を箇条書き
・非正規雇用を推進した国、および違法労働をさせまくったブラック企業は戦犯
・みんな経済的に厳しいから、結婚に対する周囲の圧力が低減した
・しかし悪いことばかりでなく、現実が明らかになったことは良いこと。
・企業には労働関連法令の遵守徹底させること。守れない企業は廃業して退場が必須。
・右から左に労働者を流してピンハネするだけの派遣元企業は縮小すべき
・政府は子育て支援は継続しつつ、結婚支援へも力をいれること。
・しかし、国が配偶者をあてがうような施策も、この時代にそぐわないので配慮が必要。
・個人的には、企業をより締め付けることが必要。具体的には労基の人員増および権限強化。
・それと労働関連法令の罰則強化および法人税の増税。非正規雇用率の低減化。
・特に大企業は国際競争力があるため、内需が減っても外貨を稼ぎに行くようになるだけ。
まとめ
かなり経済対策寄りに対策を挙げたが、個人の結婚意欲が昔とあまり変わらない以上、少子化は個人の意識低下などに責めるべきではないと判断。