少年ジャンプ+に載っている藤本タツキ氏の漫画「ルックバック」が以下のように修正されている
修正前
111ページ目
「オマエだろ馬鹿にしてんのか?あ?」
「さっきからウッセーんだよ!!ずっと!!なア!!」
男はこの時も被害妄想により自分を罵倒する声が聞こえていたと供述
「うるせええええええ」
113ページ目
「オイ」「ほらア!!」「ちげーよ!!俺のだろ!?」
「元々オレのをパクったんだっただろ!?」
「ほらな!!お前じゃん やっぱなあ!?」
修正後
111ページ目
「なああああああああ」
113ページ目
「オイ」「見下しっ」「見下しやがって!」
さて、この2つの描写を比べた時にどちらが統合失調症の患者に近いセリフかと考えるのならば
どちらでも無いというのが正解だろう。
それは例えば精神科医の斎藤環先生も似たような事を言うのでは無いかと思われる。
そもそもこのようなセリフでもって犯行に及ぶ事と統合失調症であるかは関係ないというのは既に何度も指摘されている筈だ。
ただ現実で京都アニメーションのスタジオに侵入して放火を行った青葉真司容疑者が修正前のような事を言っていた事と
なので「『青葉真司容疑者が犯行に及んだのが統合失調症のせいである』と考えてしまっている人達がそのような偏見を強めてしまうのでは…」
と恐れている人達にある程度配慮した修正になっているのは確かなのかもしれない。
でもこのような持って回った言い方での配慮した修正を行ったと言う事は出来ても
差別を減らす修正をしただの統合失調症の特徴を想起させる表現を修正しただのと端的に言ってしまうのは間違いだと思う。
twitterやはてなブックマークでは一見統合失調症に配慮しているという姿勢をとっている人が
そのような端的な評価をしてしまう事があるが、その端的な言い方自体が統合失調症への偏見を無くさない事へ繋がってるのを認識して欲しい。
今回の修正は単に青葉真司容疑者の特徴と離れるような修正を行ったに過ぎず
(それが漫画の意義が変わってしまったという批判はあるのかもしれない)
そういやはてなーって精神科医っていなかったっけ 何か解説とかすればいいのに
やっこさんが顔をだすような上質な問題じゃないよ 闘う意味のない小学生の学級会のような場のノリで争ってる低レベルなやつだから
そもそも増田が言ってる青葉が統合失調症だったっての否定されてんじゃないの? 統合失調症には至らない誰でもなる可能性のあるストレスによる被害妄想による犯行って決まったんじ...
社会に都合の悪いことは全部が統合失調症患者のせい
増田の代わりにはてブに返信する 『nenesan0102 うちの兄も統失なんだけど、空中に向かって突如大声で罵倒し始めるし、そっちに向かって唾を吐く。兄の部屋側にあった家の壁すごいこと...
揶揄・誹謗中傷だと認めて訂正したわけだから、ルックバックの修正は統合失調症への差別を減らす物 ステロタイプ的きめつけが差別だと周知されただけでも意味があった