はてなキーワード: 情報機器とは
神奈川県の情報機器は元をただせば、富士通の子会社からのリース品からで、そこから流出した模様。
HDDの引き取りをしているブロードリンク社の社員が、引き取ったHDDを横流ししたことが原因の模様。
だから、神奈川県の情報流出はまだ一合目。こういうずさんなことをしていたということが世界中に知れ渡った。日本の中古HDD市場には大量のやばいデータが転がっているということも知れ渡った。
おそらく数か月規模でどこどこの官庁、どこどこの大企業からの情報が公開されました!というのがあふれかえると思う。
ひょっとしたら、何かの拍子に桜を見る会や、森友のサーバーのHDDから出た情報が出てくるかもしれない。
むろん、何か特ダネを狙うような人物や詐欺師が中古HDD市場を狙いまくるだろうな。
、、、、、、、、、、、立法して、中古HDD売買禁止令、現在の中古HDDは、どこか官庁が集めて、物理的に破壊するぐらいしか収束させる方法思いつかない。
ブロードリンク社も、神奈川の一件の損害賠償だけで会社吹っ飛ぶ規模だと思うし、しばらくしたらほかの流出案件も出てくるだろうし、オーバーキルもいいところだろうなぁ、、、、、。
そろそろ令和ということで平成を振り返る投稿が増えていますね。というわけで僕も真似して振り返ってみた。
平成になって生まれたサービス、その他で僕たちの暮らしはどう変化したのだろうか。
なおSNSや動画サイト等のネット上のサービスやパソコン、スマホ、テレビゲームをはじめとするデバイスはあえて除外した。
・カラオケ
92年頃からブームが始まり、音楽を聴くものから歌うものへと認識を変えた。学校帰りにカラオケ、飲みの2次会でカラオケ、
デートでカラオケ、時間ができたら1人カラオケと完全に娯楽の一つとして浸透したのではないか。
開園自体は1983年。平成史に入れていいものか迷ったが、ディズニーが磐石の地位を築き始めたのは平成に入ってからなので入れることにした。
ちょっと日常から抜け出したいとき真っ先にディズニーが思い浮かぶのは凄いことである。
ここまで不特定多数を惹きつける非日常的空間は昭和には存在しなかったのではないだろうか。
2018年の来場者数はなんと32,558,000人。令和でもしばらく王座は揺るぎなさそうだ。
電子マネーはいまいち広まりきってないなと思っていたら交通系ICカードがあった。
券売機の前で目的地までの料金を調べている姿はもはや過去の遺物だろう。
友人のJR職員談だが、「切符落としたんだけどどうすればいい?」という乗客に遭遇するのはもはや年に数件のようだ。
・サッカー
1つのスポーツが国に浸透するまでには大変な期間を要する。そんな中、キャプテン翼人気を土壌とし、93年Jリーグ開幕、98年W杯フランス大会初出場、02年日韓W杯開催と
4年毎に一般層の興味を引き付けるイベントがあったとはいえ驚くほど急速に日本に広まったのではないだろうか。
なお中学では2013年に、高校では2016年にサッカー部員の数が野球部員の数を上回るという現象が起きている。
飲酒運転の罰則自体は昭和からあったが、それが大幅に強化されたのは2002年のこと。2007、2009年にはさらに強化されている。
お酒を飲んで車を運転したら危ないという今となっては当たり前すぎることだが、昭和では酔ってフラフラの人たちが当然のように運転していた。
恐ろしいことである。
・ネットカフェ
漫画喫茶にパソコンを導入するという形で2001年頃から普及し始めた。初めは純粋に漫画、ネットを楽しむ層や外出先でネットに接続しなくてはいけない人たちに利用されていたが、
近年はネットカフェ難民といわれる日雇い労働者の住居として機能し、家を借りられない人たちでもとりあえず雨風をしのげる待機所としての機能も果たしている。
髪なんて適当に短くしてもらえればそれで十分、という人たちの救世主的存在。ファッションに興味が無い人がいるのだから髪型にも興味が無い人がいて当然なのだが、
文化史なんて意気込んで思いつくままに書き始めたはいいがなんと7項目で終わってしまった。中途半端極まりないが令和に突入する前にとりあえず投稿したかったので仕方ない。
いつか100項目くらいの完全版を作りたいと思う。
ネットや情報機器が今後どんどん発展に向かうのは容易に想像がつくが、それとは違う方面で令和の生活にどんな変化が起こるのか楽しみだ。
ネーミングについて。
電気、電子、電動、電磁あたり、きちんと使い分けされてない感がある。
なんかノリで決めている感がある。
さほど電子要素はなさそうだが……。
もしかすると電磁波は一部の人々に嫌われていたから、避けたのかもしれない。
シェーバーは「電動シェーバー」と「電気シェーバー」のどちらなのか?
ためしにブラウンの公式サイトを見てみたがサイト内にが両方ある?
どっちだ?
銃については使い分けされてる感がある。
銃のパターンでまとめるとこんな感じか?
これが電動の歌姫だったら家電量販店に売ってそうなイメージになる。
スーパー戦隊シリーズなら電子戦隊や電磁戦隊、超電子、ほかに電撃隊や電撃戦隊がある。
電動戦隊とかあっても、なんか弱そうな気がする。
ネーミングとして「超電子」や「超電磁」のような「超」がつくバリエーションがあるようだ。
こうしてみると電気自動車はなんかネーミング失敗っぽさがある。
「超電磁自動車」とぐらい言っておけばよかった!
空き巣で起こった体験談、そこから感じたこと、そして空き巣に万が一あった時の参考になればと思い、当エントリーを書くことにした。
そこからパスポート・通帳・印鑑などもないことを確認し、警察に通報。
電話からおおよそ1時間して刑事や警察官が来て、聴取や指紋確認などが実施された。
被害届を出し、パスポート等の再発行手続きをしているうち1か月ほど経ち、犯人が逮捕されたため、押収品に私物がないか確認して欲しいと連絡があった。
そのあと、幾度か警察署に行ったのち、被害品の約8割程度が戻ってきた。
まず、平成29年の東京都における空き巣(侵入窃盗と呼ばれるらしい)は、
東京都における世帯数は平成27年時点で6,692,089世帯だそうだから、
ソース:
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/akisu/ppiking.html
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2016/02/60q2q100.htm
「運がなかった」「被害品が戻ってきたならまだよかったじゃない」といえばそれまでなのだが、
被害を未然に防げること、事後対応にはもっと改善の余地があるのではないかと考えている。
犯罪手法はというと、犯人はテレビで放送された犯罪ドキュメントを見て、
「これなら自分もできるのでは」と考え、犯行におよんだというのだ。
報道内容の偏りや番組制作環境が過去にないほど厳しい昨今だが、
少なくとも模倣可能性がある犯罪報道については制作サイドには特に気をつけて欲しいと感じた。
該当する放送局や番組名については知ることができなかったので、
もしこのエントリーが報道関係者の目に触れるようであれば、十分留意されたいと切に願っている。
(更なる被害を防ぐため手法についての記載は控えますが、筆者も実現可能な方法です)
■逮捕
犯人逮捕は職務質問からの任意同行のうえ自供ということだった。
ネット上では冗談や迷惑な意味もないまぜになって言及されることが多いものの、
■被害品
が、逮捕は私への被害犯行日から間もなかったため、知らせを聞いた私はほぼ全ての被害品が戻るのだろうと思っていた。
しかしながら押収品を確認の案内は、逮捕から1-2か月程度経過していた。
そしてなんと驚いたことに確認した際の証拠品は、私の被害品は一切なかった。
あまりにも何もないので、犯人は私の住居に侵入した者とは同一ではないのではと疑ったほどであった。
そこで、「逮捕されたのは私の住居に入ってすぐであれば、押収品はある程度はまだ犯人が持っているのでは」と意見した。
被害日から日数も経っていたし、被害品の代用品をあらかた揃え終えていたので、
今更、、という気もしないでもなかったのだが、はたしてそこには私の被害品が相当数出てきていたのである。
「〇〇さん(私)のお話をうけてもう一度調べなおしたら出てきたんですよ」とのことである。
この点については本当に呆れてものも言えないという気持ちになった。
同様のケースなどいくらでもあるだろうに、私が何も言わなければ再捜索もなく、被害品は全て回収されなかったのだろうか。
そして時期も非常に遅い。
パスポートも通帳も印鑑も全て作り直しており、こちらは保険等に該当しないので、自腹である。
(なお、犯人への賠償請求に関しては、本人支払い能力不全を理由に請求を控えるよう、私へ促す言葉があった。弁護士費用や手間と見合わないと感じたため、私も訴訟へは踏み出さなかった)
前述したが被害品には私のPCも含まれていたのだが、これが最もやっかいだった。
というのも、PCからgmailアカウントに侵入されてしまいパスワード変更をかけられてしまった。
そのため、一切のウェブサービスの界隈についてアカウント情報を変えることになった。
自宅外に持ち出すこともほとんどなかったのでロックなどはしていなかったのだが、このことは大変悔やんだ。
恐ろしかったのは、PCにLINEアプリをインストールしており、犯行日翌日スマートフォンのLINEアプリ上で、
LINEの機能上、アプリ上で使用するスマートフォン以外の端末のアクセスを一切許可しないメニューがあったので、即時対応し、
知人・友人に迷惑もかかることがなかったのは幸いだったかと思う。
余談だがLINEに対しても、PCログイン時におけるwifi等の通信環境のリクエストをしたが、警察への開示も難しいとのことであった。
これが可能なら、犯人が自宅でPCを開いていれば逮捕への手がかりになるのではないかと思う。
話をもう少し続けると、iCloudもgmailアカウントで作成していたため、現在はiCloudのサービスを利用できていない。
なぜならiCloudのアカウント情報の変更は、既存アカウントに対して認証確認があり、新アカウント情報に移行するからだ。
旧gmailパスワードが分からず、今こそ最も欲しい「iPhone・macを探す」機能が使えないのは非常に辛い。
Appleサポートに、空き巣の経緯も含めて対応をリクエストしたが、サービス設計上対応できないとのことだった。
■保険
入居していた住宅では火災保険への加入が必須だったのだが、そこに問い合わせたところ、
空き巣に限らず、盗難被害にあった際には一度加入している保険会社に相談してみるのも良いかもしれない。
被害品のなかにはPC以外にも高額なものがあったので助かった。
しかしながら、被害届を警察に提出する際に申告内容に含めている必要性があったので、その点は留意されたい。
以上が、私が空き巣入られたことにおける簡単な顛末と雑感である。
ことにPC被害については、屋外でのPC・スマートフォン・タブレット等の盗難・紛失についても示唆深い内容になっているのではないかと思う。
そういった時も含め、本エントリーが役立つことを期待したい。
また、空き巣は金銭的な被害だけでなく、時間・精神ともにかなり負担が大きいことも認知していただけると幸いだ。
万が一周囲に被害にあった方がいれば、一助を差し伸べて頂きたい。
少しでも多くの人が辛い思いをしないよう、有効活用していただけると幸いである。
・犯罪、事件を取り上げ、かつ犯罪手法を取り上げる際には、模倣可能性が高くないか十分に留意して報道いただきたい
・国民から鬱陶しいという意見が多くあろうが、職務質問の有用性を理解できたのでこれからも地道に続けていただきたい
・犯罪押収品は全て網羅されているか、十二分に被害者に確認を取りながらすすめていただきたい
・PC/スマートフォン/タブレットの被害に関しては捜査の簡略化を目標に、通信会社と連携して被害品の通信場所の特定ができるようにしていただきたい
■保険
まずは、外の世界から隔離した場所を造り、そこへ人間達を住まわせます。
飲むだけで空腹が満たされ、若さを保ち、健康でいられる”湖”をつくりました。
その水は、人間だけでなく、植物を潤し、空気もきれいにします。
身体にかけるだけで、汚れが取れ、傷が治り、とても良い香りに包まれます。
しかし、何ヶ月か過ぎると、人間達は不満を持つようになりました。
神様は、人間から男女の種別を無くし、その原因を取り除きます。
そして子孫を残せない代わりに、永遠の命を与えました。
調べてみると、綺麗な者が醜い者を虐げていました。
https://anond.hatelabo.jp/20171022210553
少し追記する
人間の英知とは、自身で出来ることの増加ではなく、環境を変えることへの志向から生まれた
例はいくらでもある
利便性と効率の追求によって、職人は消え、仕事は消え、人は人と仕事をしなくなる
人は欲求阻止体験を抱え込むことから解放されつつある。しかし苦悩場面を体験しないで済むということは当然その時発動される自我の防衛・工夫などの鍛錬をしないことに通じる。
人は言葉を使って考えることで世界を内的に再構成すると言われるが、欲求満足や快感が保証される社会では、個人はそうした作業負担を免れる。人格はその構成を拡散させたままでも生存できる方向に向かっており、人は欲求とその満足というパターンを得ているうちは良いが、そうでない時には著しく脆弱な反応を見せる、「考えない」存在になっていくことが懸念されるのである。
事実、対人関係だけはこうした欲求一満足という即物性を欠いている(人をモノ化した際には成立するが)。
現代人に残された難物がコフートの言うように周囲の人間との関係性に悩むことであるかもしれず、またそれも情報機器の助けによって容易に自己完結的な引きこもりへの道が用意されていると言えよう。
この「人をモノ化した際には成立する」というのが、今の日本で行われつつあるのではないだろうか
「現代のオタクは少女をどこまで「破壊」すれば安心するのだろうか」で書いたように
キャラクターとはそもそも、人間性を破壊しモノ化した対象を指す
また、現代における現実の人間関係がそもそも、葛藤回避的である印象もある
お互いに不快な思いをさせないよう、生ぬるい表面的な関係とやり取りに終始する傾向にあるのではないだろうか
その反動としての「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」や「とらドラ!」の存在が持て囃される一方で
彼らの世界には葛藤はなく、それを表現した作品への希求はなく、ただただ苦痛な体験をアニメ媒体を通して追体験させられているように感じられるのではないだろうか
そこにきて「Re:ゼロから始める異世界生活」において主人公が陥るような自己肥大と自己嫌悪といった葛藤に直面化させられると
「主人公が気持ち悪い」「かっこ悪い、見てて苦痛」という感想しか持ちにくく、自分と相対化してみることができなくなる
ネットにおいて「自分がその段階を通過していないから、スバルに対して"ああ、自分もこういう時期あったな"とみることができない」という指摘がしばしばみられるが
ときに私たちはゲスい増田や突発的に降り立つ増田文学、ウンコがもれただの世の歪みを文字に乗せたりブクマで己の主張や切り口を見せびらかして楽しんでいる。
その時、私たちが想定している見せびらかし対象は知らずのうちに同年代や近しい階層になっているし、それははてなという集団にとって暗黙のうちに当然のこととなっているように思う。
ところが最近、どうやら多感な時期を過ごす若年層もそれなりの数でこの場を見ているのでは?と感じることが続いた。
でも何も不思議なことではないよね、別にはてな界隈は選民的なサロンではないし、最近は幼稚園児ですら情報機器に対して凄まじい適応を見せるのだから、10代後半の人たちが色々な知見のひとつとしてこんな所をチェックしていても、何もおかしくはない。
だからといって、はてな界隈の人たちが何か己を律する必要はもちろん無い。むしろ彼らは大人達の本音がもしかしたらこんなものなのかもしれないと楽しんでいるのだろうと思う。
ただ、彼らがここの何かに僅かな希望を持ち、彼らの拙い思いを投げかけてくることも増えてくるのではないかと思う。
私の知る限り、そういう時のはてな民は総じてあたたかい。それは素晴らしいことだと素直に思う。だからこそ、今まで場違いでは?と躊躇しているそこのあなた、若者よ、こんな所でいいなら何でも吐き出せ。
ゴミクズのようなレスポンスもあるかもしれない。それがあなたを傷つけたなら、こんな無責任な日記を書いている私のせいだし、私のせいだがこんな場なので責任は取らないwww
でも、あなたにとって役に立ったり支えになったりするレスポンスも、ウンコみたいなレスボンス以上にあるのではないかな、と思う。
多少いびつな特性の人口が多いのかもしれないが、どのような集団であれ、未来は若者のものだ。ガキから老害まで全てのはてなーに幸多からんことを。
追記
そうかーうごメモ残党かーそうなのかもね。
出自が何にせよ、彼らを大切に思うのはご指摘どおり、おとうさん増田だからです。うちの子も他所の子も、みんな輝いて見えるので、いちおっさんとしては楽しみで仕方ない。
18世紀にイギリスは世界の工場として世界の綿織物のほとんどを作ったけど戻ってきてないよ!
19世紀にアメリカは製鉄所たくさんあって鉄鋼業が盛んだったけど、いまはほとんどないよ!
1930年頃に日本は世界一のシルクの産地だったけどいまのシェアは1%切ってるよ!
1980年台に日本はブラウン管TVやビデオデッキを世界中で売ったけど、いまはほとんどないよ!
1990年台もかろうじてAV機器や小型情報機器で強みはあったけど、もう誰も買ってくれないよ!
1999年に日産はルノーに買われてゴーンがいろいろ改革したけど、もはやフランスの会社だよ!
2016年にシャープは台湾メーカーになって液晶の技術は海外に渡ったよ!
2017年に東芝は140年の歴史に幕を下ろしつつ、メモリ部門は海外に売り渡しそうだよ!
欧米から日本そしてアジア次はアフリカというように、きっとこれは自然の流れだよ!
イギリスもアメリカもモノづくりはやってないけど他のことでお金儲けしてるよ!
資源もなにもない国だけど、手放したんだから忘れるしかないよ!
一般財団法人 VCCI協会(ブイシーシーアイきょうかい)は、コンピュータなどの情報機器から発生する電磁妨害波の自主規制を行う、日本の業界団体である。
スコアは本来おそらく15点刻み.15, 30, 45, 60.
45だと英語で3音節になりリズムが悪いので40になったらしい.
0 love について.
もともとは 0 を卵とみなして l'oeuf (フランス語) と呼んだらしい.
それが英語化したときに lost in translationした.
年間グランドスラムとは、年内に4大大会を全て制覇する事である.
4大大会において 4連勝および4連勝以上を挙げたものの、2年間に跨るが故に“年間”グランドスラムとは見なされない連勝記録が存在している。これをノン・カレンダー・イヤー・グランドスラム(Non-calendar Year Glandslam)という。
私は大昔に美術大学グラフィックデザイン科を卒業し、デジタル以前から現在まで、デザインで飯を食ってきたが、
いつの時代でもデザイナーというのは(就業人口の少なさという意味で)マイナーなので、
一般からは業務の実際を知られていないなあと思う。
オリンピックのエンブレム問題から派生した諸問題に、周囲のデザイナー界隈は今、みんなウンザリしている。
そんな中で、とある記事のブコメに典型的な「普通の人」の意見を見つけ、
ああ、残念だなあと思った。
曰く、「デザインという感性の世界の作品に、コンペで優劣を付けることが可能か?」
私の答えは「はい。優劣の評価は可能です。点数を付けることだってできます。
ただし、一定の得点を越えると”感性”の差ではなく、一種の”政治的判断”で得点が変わります。」となる。
デザイン=感性みたいなふわっとした物言いに、とても違和感がある。
「感性」とは置き換えればカッコイイ・美しい・訴求力があるものの選択能力だが、
商業デザインのプロは、それらを理論化・数値化・データ化して考えるものなんだ。
上記のブコメのような質問は、プロフェッショナル否定論につながる。
デザインを構築する要素の大部分は、実は厳密な理論や、歴史から学んだハック、
わりと理系寄りな教養とトレーニングの積み重ねがないとプロになれない。
また、そうでなければ、安定した職業として成り立たない。
例えば、話題の多摩美術大学の、2014年度履修科目の中から『共通基礎教育科目』を見てみるといい。
絵ばっかり描いているわけじゃないのだ。
一部抜き出すと、
心理学/芸術心理学/造形心理学/歴史学/日本文化史論/文学/美学概論/美学/考古学/文化人類学/民俗学/芸術と科学/図学/日本美術史概論/東洋美術史概論/西洋美術史概論/宗教学/人間工学/色彩論/芸術材料学/近代デザイン史/染織史/文様史/写真論/社会心理学/マスコミ心理学/映像メディア論/情報論/情報工学演習(コンピュータ基礎、情報機器の操作、3DCG)/総合講座デザイン論/現代工芸論/服飾文化論
基礎学問を学んだ上で、自分の手を動かして作品を作る実践授業を受ける。
(特に「造形心理学」「色彩論」あたりは、自分が学んだ頃よりずっと進化している学問分野だろう。)
すると、おのずと他人の作品を見て、「こういう背景をふまえて、こういう意図で作ったな」という
「プロなら分かる」って、どこの分野でも同じだろう。
プログラマならコードを見ればわかる。八百屋なら野菜を見ればわかる。
でも「何をどうわかってるか」を他人に伝えるには、膨大な説明が必要になる。
しかもいざ説明しようとすると「長い、3行で」となって聞いてくれない。
多くのデザイン関係者が今でも「オリンピックのエンブレムは盗作に当たらない」と断じているのは
まさに上記のような、職業人としての訓練の結果(及び法的手続きの結果)だが、