はてなキーワード: ユーチューバーとは
三歳児にユーチューバーを見せる親がいるんだ。
今だったらユーチューバーがそういうことやりそうだわ。
今のなんとかとかなんとかいう人とか、やってることはプロレタリアートを煽りながらカネのために生きてるような人達、微妙にブルジョアジーの域に達していない人達、もしくはブルジョアジーの域から脱落した人達のことを、ニューブルジョアジーと呼ぶのかなー。どうかなー。
対極にいるのはバーチャルじゃないユーチューバーみたいなの。たぶんこれニュープロレタリアート。声だけでかい。インフルエンサーという部分が上の人らとの唯一の共通点か。でも所詮プロレタリアートなのでバーチャルなんとかに置き換えられる。世知辛いね。
あ、宇宙目指してるような人とかはもうブルジョアジーの域ね。昔ブルジョアジーの域だったけど今ニューブルジョアジーになってるひともいるな。捕まった人とか。
ブルジョアジー/ニューブルジョアジー/ニュープロレタリアート/プロレタリアート みたいな、なんだ、一億総中流の続きじゃん。
キラッとプリチャンへのヘイトが爆発しそうなのでここにぶつけさせてください。もう無理。殴り書きです。プリチャンが好きな人は見ないでください。
ミラクルキラッツにどんどんヘイトを溜めてしまうのが本当に嫌だ。
ミラクルキラッツのどこに実力や才能や努力の跡があるのか、壁を乗り越えたのかみたいなのが全くないままトッププリチャンアイドルなりそうなのが怖い。
プリパラもプリリズも、プリズムスターやアイドルたちはあんなに練習してて才能があってもさらにそれを磨いて困難にぶつかって乗り越えてそれをパフォーマンスに昇華させてる。練習描写もない、困難にぶつかってもないキラッツのパフォーマンスに感動を覚えることができない。
全くそう言った積み重ねがない上にえもちゃんはカメラの前で平気で相手を煽るような配信者としての意識に欠ける子なのにデビューしてそのまま紆余曲折もなくトッププリチャンアイドルになりそうなのが本当に嫌だ。
個人的な感覚だけどえ、こんなことやっちゃあかんやろ!ってキラッツがやっても全然お咎めなしなのがヘイトに火を注ぐ(パーティー回でマナー講座やっといてのアレとか)。おしゃまトリックスは不正をしたらちゃんと失格になってるのになんでキラッツには誰も言わないんだ。
メルスタはあんなが暴走してもさらめるが抑えてくれるしダメだよ、って注意してくれる。そしてあんなも何だかんだプリチャンアイドルとしての努力は惜しまないしプロ意識がすごいのに、キラッツはえもちゃんの暴走はスルーだし3人揃ってプロ意識の前に配信者としそれどうなの?って感じるところがあるのが本当に無理。
そんなメルスタがプロ意識もなければチームとしての積み重ねもない、3人のチームの絆も感じられないキラッツのライバルポジなのが、は??????って感じ。デビューしたばかりのキラッツがいきなり対等なツラしてしかも絶対ストーリーの進行上メルティックスターに勝つって透けて見えるのが最高〜に地雷です!!!!!メルスタはキラッツの引き立て役じゃねえ!!!!
ウインタースペシャル大会の再予選のクイズ大会、やる意味あった?そもそもユーチューバーみたいな番組配信をやるプリチャンでなんでバラエティ番組みたいなことをやってるの?
キラッツはほとんどりんかちゃんがクイズを答えてるし。そしてえもちゃんは邪魔しかしてないのを二人はスルー、無視を決め込んで引きずってるし。チームの結束力とか、そういうのを見て競うべきじゃない?そんなんでどうしてトッププリチャンアイドルに相応しいのはどのチーム、って決められるの?
そしてクイズ女王が勝ち上がってデザイナーズ7の質問への回答にトッププリチャンアイドルは栄光のゴールです、って答えて落とされて。プリパラでもプリリズでも神アイドルやプリズムクイーンを目指してやってきたのにプリチャンはその答えではだめならさらにすごい回答があるんだろうと思って。
でもキラッツの回答はトッププリチャンアイドルのことはわからない、でもやってみなくちゃわからないからなってみたい!って…確かにニュアンスは変わるけど…そんな答えしか用意してないのになんでキラッツは合格なの???
いや、百歩譲ってキラッツの回答は合格だとしても、棚ぼた的にキラッツに回答権が移るのがわからない。なんでキラッツはクイズに負けたのに成り行きで回答してしかもキラッツの決勝進出が決まるの???キラッツ何もしてないじゃん。ただデザイナーズ7の質問に対して答えただけじゃん。そしてその回答権すら勝ち取ってないじゃん。その質問が重要なら再予選で脱落したチームにも同じ質問してよ。全員に同じ質問をして、その上でキラッツの答えが一番ふさわしい、ならともかく。おおよそアイドルを評価するのにふさわしくない項目で争われるは都合よくキラッツが回答するわ、ぜーんぶキラッツが決勝進出するために制作陣が逆算してるのが透けて見える。だから運アイドル、コネアイドルって言われるんだよ!
ウインタースペシャル、最初から最後まで訳の分からさとヘイト溜めることしかなかった…不正したおしゃまもトイレ掃除で済んでたり自分たちが不正を行ったことに反省どころかメルスタを逆恨みしてるし。
あとキラッツはいい加減えもちゃんが相手を煽るようなことをしたらダメだよとか注意して。スルーして無視無関心で今日も頑張ろうね!とかどんだけチームの絆が薄っぺらいの。あかんことしてたら注意し合うのも友達でしょ。それもないの?カメラが回ってるんだよ。カメラが回っててその煽りしてて放置する?そしてそれが炎上しない世界?どうなってんのキラ宿の世界。
そしてアニメ制作陣、何より子供が見てるアニメなんだよ。実際にプリチャン見た子供が動画配信したときにえもちゃんみたいな煽りを真似したらどうするの。自分の子供がそんな真似したら嫌だわ子供に見せたくないわ。
りんかちゃん、すごくプリチャンに詳しくて二人の行動にダメ出しするくせに、えもちゃんのそういうところはキラッツのイメージダウンに繋がるからNGよ!って言わないのもすっごく違和感だわ。
プリチャン、曲単体はいいと思うしコーデもかわいいし、プリティーライブのプリチャンチームのパフォーマンスが本当にすごくて応援したいと思ってるのにアニメスタッフのプリチャンのキャラの描き方、そしてストーリーの進行がことごとく自分の地雷を踏み抜いててつらい。しんどい。
監督のインタビューを読んでもさらに地雷を踏み抜かれるばかり。
いつかプリパラの亡霊をやめなきゃって思ってたのにとうとう亡霊のまま年を越しそうだよ。どうするの。どうしたらプリチャンを愛せるの。
愛憎は紙一重だっていうけどどうしたらこの憎しみをプリチャンへの愛に変えることができますか。
どなたかプリチャンのここはこういうポジティブな解釈ができるんじゃないか、みたいなのを授けてください…お願い…楽しいプリチャンライフを送りたい…
そこに妻として私も登場している。しかしそれが嫌で嫌でたまらない。
旦那の漫画は毎回バズっていて、Twitter経由で仕事も増えて収入も増えた。そこは良いことだとは思う。
でも、漫画の中の私は脚色されすぎていてもはや私ではないのだ。
「世間に対してハッキリバッサリと物言いをして旦那同様、聡明で物事を深く様々な視点で見つめている」
というキャラになっているのだが、別に私はそんなキャラじゃない。
漫画の中で、旦那の考えを補強するための都合のいいキャラになっているにすぎない。
「~についてどう思う?」
と聞かれると、このやりとりをネタにするんだろうな…というのが透けて見えて嫌になる。
また、言ってもないことを描かれることがどんどん増えてきて最近ではほぼフィクションになっている。
「私を漫画に出すのをやめてほしいんだけど。こんなキャラじゃないし、こんなことも言ってない」
と一度言ったことがあるのだが、
「そうは言ってもこれがウケてるんだし、利益も出るんだし、キャラクターとしても人気出てるよ。どんな漫画だって脚色はあるんだから認めてほしい」
と言われてしまった。
本屋に売っているコミックエッセイも、ネットでの漫画にも、インスタ映えライフを載せる主婦にも、ユーチューバーにも多かれ少なかれ嘘があるはずだ。
でも私は嘘が嫌でしょうがない。嘘をついてまで得るお金や称賛に価値はあるのだろうか。何だか最近わけがわからなくなってきた。
あと、漫画の中でかっこいい自分を演出したいのはわかるが、漫画に見えないところもしっかりしろよ!と思う。
口が臭いんだからしっかり歯磨きして歯医者に行けよ、とかトイレで座りションしないなら掃除しろよ、とか
くしゃみがうるさすぎて周囲に迷惑かけてることに気付け、とか。
そういう、漫画にはいちいち描かない積み重ねが人間を形成していくと思うので、かっこいい部分だけ見せてそれが自分のすべてだと思っているところにも嫌気がさしてきた。
きっと旦那にとってはそういう日常はつまらないもので、ネット上で人気のある自分に価値があるのだろう。私も嘘をついてまで楽しくなるような何かを探すべきなんだろうか。
というか私のほうがおかしいのだろうか。
小学1年の息子を持つ増田だが、今年もクリスマスの季節がやってきた。
去年までと同じように、息子に
「サンタにお願いごとの手紙を書かなきゃねー」と軽口を叩くと、だんまりして、どうも様子がおかしい。
どうしたどうしたと聞くも、何でもないとの暗い返事。
これまではキャッキャッ、ワクワクテカテカしていただけに、
おや、これはもしや、と思いつつも、核心には触れられないので、様子を伺うと、おずおずと
あっちゃー、お父さんまいっちんぐ。
と思いつつも、平静を装い、
そんなはずはない。去年だって英語の手紙(MY自筆)が届いたじゃないか、
お父さんにもプレゼントが届いたじゃないか(アリバイ作り)と弁解するも、消えぬ白い視線。
ああ、小学校のクソガキども。お前らの誰がウチの子のサンタ童貞を奪ったのか。
それからしばらくは、サンタ冷戦状態。誰がサンタだ?と疑心暗鬼の静かな心理戦が繰り広げられる。
下に4歳の息子がいるが、一緒になって、サンタサンタ、キャッキャッフフフとはしゃいでいると、感じる上の子の白い視線。
https://www.youtube.com/watch?v=fCUb1sARa1s
コイツだ!と思ってすぐに上の子と一緒に見る。すると目がテカテカと在りし日の輝きを取り戻す。
サンタはいるのか、そうなのかと。youtubeは絶対だもんな(ユーチューバー好き)と。
(ちなみに、サンタ一人で世界を周れるのかな?と割と現実的な質問を受けるも、「サンタ株式会社はワールドワイドだから」との回答で事なきを得る)
ラジオ「Session-22」書き起こし。https://www.tbsradio.jp/319359
"大学生のデート経験率は過去最低" 草食化とも報道された「青少年の性行動全国調査」その結果から読み取れる本当に大事な事とは?
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荻上:
後半、性教育の方にちょっと話を広げていきたいと思うんですが、今回性教育についてはそもそもどんな調査が行われていて、どんな分析結果が出たんでしょうか?
永田:
まず、どういうことを学習したのか、ということについて質問をしていくというのが継続になってます。
HIV、エイズですねーー先週末イベントでもあったようなーーあるいは妊娠の仕組みとか避妊の方法、性感染症とかいろんな項目に関して、継続的に学校で学習したかどうかというのを聞いて、それがどれぐらい学習した経験を持っているっていう風に回答するのかなというのを見るというのが、まぁ大きいところです。
あとこの調査でちょっと面白いのはクイズをですね、出すんですよ。
教育ってわけじゃないんですけど、性行動に関わるような……例えば「精液が溜まりすぎると体に悪い影響がある」正しい?間違ってる?とかそういうのを7問ぐらい出して、どれぐらい正しい知識を持ってるのかクイズ形式で訊いているって言うのも、ちょっと特徴的なところかなとは思います。
荻上:
アメリカとかでは、偏見浸透率調査みたいなもので、例えば進化論はないと思ってるとか、ワクチンは効かないとか、あえて間違った知識がどの程度広がってるのかみたいなものを調査するってのいうようなことをやったりしてますけれども、今みたいなクイズもとても重要ですよね。
永田:
そうなんですよね。
偏見の度合いというか、どういう風なところに今みんなが引っかかってるのかっていうのが割と分かるというのが面白いとこだなとは思いますね。
荻上:
分かった上で言ってるんだけど、それが結局騙されてしまうということになることもあったりしますし、今言った例えば「体に悪いからマスターベーションしてます」って言ったりすると、ダイレクトに体に悪いわけじゃないよって言われてしまうと言い訳が一個無くなっちゃうんじゃないか、と。
でもまぁ、メンタルには良かったりしますから、どうぞどうぞしてください、ということだと思うんですが、今言ったようなクイズを出しながら色々調査をすると、どうでしょう、推移、変化を感じ取れるような所ってどんなところにありますか?
永田:
そうですね、「既習率」という風に言いますが、どういうことを勉強した経験がありますかっていうことですね。
荻上:
既に学んだ経験率っていうことですね。
永田:
そうです。
学校で以下のようなことについて勉強した経験がありますか、というのを聞いたと。
それを2005年から2017年、今回調査にかけて3回推移を見てるんですけれども、基本的にHIV、エイズ、それから体の仕組み、それから性感染症のあたりは8割バッターぐらいで、まあまあ既習率高いですね。
荻上:
バッターとしては凄すぎますけど(笑)8割くらいということですね。
永田:
それはやっぱり、保健体育の内容なんですよ。
保健体育って試験もありますし、割と1年生くらいの段階で結構しっかり勉強させるところではあるので「学習した経験があります」という風に答えるのが多いというのはありますが、それに加えて学校で勉強したことを折に触れて、例えばニュースとかいろんなとこで触れる機会があると定着しますよね。
ですから、学校での教育ってもちろん大事なんですけども、それに加えての啓発活動とか色々な情報提供ってとっても大事で、だって一回学校で勉強しても忘れるじゃないですか、歴史とか日本史とか忘れますよね(笑)。
荻上:
永田:
荻上:
永田:
南部:
つながっていきますよね。
荻上:
その指摘は歴史学の人たちから「ドラマです!」というのもあるかと思いますが(笑)。
永田:
ごめんなさいごめんなさい(笑)。
荻上:
ただ教科書でちゃんと学んだ上で、あるいは学校で学んだ上で、テレビであえて、じゃないけれども、間違った情報に触れたときに、違う仕方で表現しているな、という風に学べるのか、それともそうしたものから触れてしまって、そう学習してしまうのかは、差が出てくるじゃないですか。
永田:
おっしゃるとおり。
荻上:
これは既習率、つまり、性教育などで学んだ人とそうでない人とで、その後の行動や知識の正答率というものは変わるんですか?
永田:
変わりますね。
正答率が高い人というか、もうちょっとちゃんと分析的に言うと、学習経験が多い人と少ない人ですね。
よりたくさんの項目を勉強しているという人と、必要最低限というかみんなが学習している程度の内容で止まっている人っていうので比べてみると、よりいろんな項目を勉強している人の方がクイズの点数は高いです。
もうちょっと言うと、これ今回の調査の分析では出てないんですけど、前回調査の分析の結果としては、情報源が学校である子っていうのはーー情報源って色々ありますよね?雑誌とかね、ビデオとかねーーそういう子と比べるとやっぱり正答率が高いというのはあります。
荻上:
たとえばリスク行動であるとか、自尊、自己認識であるとか、他のものに対する影響っていうところまでの分析というのはどうなのでしょうか?
永田:
えっとね、自尊感と性教育っていうところはちょっと難しいんですが、もうちょっとなんですけれども、ただ性に対するイメージはやっぱり違いますよね。
つまり性に対して、明るい、とか、楽しい、とか、そういうポジティブなーーまぁ項目いろいろあるんですけどーー今いったような事に関しては、たくさん学習している、いろんな角度から性について学習している経験を持っている人の方が、イメージがポジティブっていうことがあります。
荻上:
それからあの、冒頭でも少し紹介させてもらったんですけれども、あの最初のセックスでコンドームをつけてする人としない人とでは、その後もつけてするかしないかが変わるという話……
永田:
あれ面白いですよね。
それも前回調査の分析なんですが、それは多分今回もそんなに変わってないんじゃないかなというふうに思います。
その具体的な避妊、今とりあえずコンドームの使用なんですけれども、コンドームの使用に関して、まず初交でコンドームを使用していた人っていうのはその後の性交においてもコンドーム使用する傾向があると。
その初交の時にコンドーム使用するかどうかっていうのは「相手のことが好きだったから」ていう風な動機で性交、初交に至った人っていうのは割と避妊もしっかりするっていうことは、そういう道筋があるかなっていうのは分かっているところで見えてきているところですよね。
荻上:
この間の変化としては「セクシュアル・マイノリティについて学びました」という人が6年間で倍増近くしてるということは結構これは重要な変化であると同時に、ただ男女差で見るとマスターベーションについては、男性が5割近く毎回調査で学んだことがあるよって人が多い(注:5割程度「いる」か?)んですけれども、女性の方が2割ぐらいだという事で、こうしたそのジェンダーギャップがでるような項目っていうのも色々ありますよね。
永田:
ありますね。
あともう一つがやっぱりあのクイズの結果もそうなんですが、自分が直接関わるようなこと、つまり女性の場合だったら月経に関する項目なんかは既習率も、学習してその後覚えてるって言うことで既習率も高くなるしクイズの正答率も高くなる。
男性の場合だったら、マスターベーションであるだとか、あるいは精液、精通に関するようなクイズはやっぱり正答率が高くなるというとこでちょっとジェンダーギャップっていうのはあって、私これはちょっと乗り越えたいとこだなと思いますよね。
だってほら、自分のことはわかるけど相手ーー異性愛で想定するとーー相手のことってやっぱりわからないっていうのがあるので、男性は女性のこと、女性は男性のことをもう少ししっかり学習できるようになるといいなぁとは思いますが、まあそういう課題は見えてきますよね、数字の上での。
荻上:
昔は男女別学で、保健体育の時は教室を分けてみたいな仕方で、生理は女性だけが学ぶと。
でも例えば、上司部下の関係で、部下が女性、上司が男性で、生理休暇について無理解だったり、あるいは上司が女性、部下が男性で、上司が体調悪そうにしてることを「なんだよ女は」みたいな形でざっくりと大雑把に暴力的に回収してしまうみたいな、そうしたことがないように、生理とは何なのか、周期とは何なのか、PMS みたいな苦しみは何なのか、とか、当事者のことを知る、っていうことは理解をするためにはまず一歩にはなりますよね。
永田:
そうなんですよね。
あの、今となっては保健体育もテストが共通なので、男女によって既習の内容がもう大きく違うっていうことはだいぶ解消されてるとは思うんですけども、結局学習してもその後定着しなければあまり既習率の数字としてはね返ってこないので、日頃からどういう情報に触れていくかとか、相手のことを知るような努力するとか、そういうところに関わってくるかなとは思いますよね。
荻上:
他にも色々性に関した課題が沢山あるわけですけれども、今日永田さんが「ここが面白い」って言ってくださったポイントっていうのは、要はそこに政策的社会的課題がより濃縮されてるポイントだということになるわけじゃないですか。
そうしたことを踏まえて、これからこの調査を活かした上で、どんな性に関する教育であるとか、発信が必要だという風にお感じになりますか?
永田:
私が思うのは、やっぱり日頃から情報に接するチャンネルを増やすっていうことかなとは思います。
例えばあの圧倒的に多いのは、性に興味がある子はインターネットで調べるんですよ。
その時にどういう風な情報にアクセスできるのかっていうのって結構微妙な問題だなあというふうに思いますよね。
荻上:
思います。
例えばあの YouTube とか子供の重要な情報源になってますけれども、そこで「セクハラ」とかで検索すると、例えばその”芸人の何々が何々にハラスメントしたあの瞬間”みたいなものが違法アップロードされる、お笑いの番組とかで。
あるいはユーチューバーがドッキリと称して誰々にセクハラしてみた結果とか、妹にセクハラした結果、みたいな仕方で出てきて、セクハラを受けた場合、何がセクハラであるのかとかその時の相談先はとか、そうしたものが YouTube だけじゃなくて Google 検索とか諸々出てこないんですよ。
それを変えるための活動とかも今、してはいるんですけれども、そうした点もやっぱり重要ではありますね。
永田:
だと思いますね。
やっぱり教育が果たせる機能ってかなりあるとは思うんですけれども、どうしてもあの教育である以上は一定の基準とか評価の基準みたいなものを持たないといけないので、ともするとパターナリズムに陥りがちなんですよ。
荻上:
こうしろ、とか、こうあるべき、とか。
永田:
それはまぁちょっとそういう風な方向ばかりになってしまうのは、やはり望ましくないと。もちろん教育は教育で一つの大事なチャンネルなんですけども、情報をいろんなところから提供していくことで、より自分にしっくり来る情報に自分たちが主体的に接することができて選ぶことができていく、っていうのが望ましいっていう風なことではあの一番大事かなぁ、ていう風に思いますよね。
荻上:
こうしたその結果が出た時に、メディアで報じる際「こうなってます」だけじゃなくて、これをきっかけに、たとえばもうお昼の番組でもいいんでーー多分結構間違ってると思うんです、皆さんの知識って。土曜日にあったイベントでもコンドームの開け方付け方……。
永田:
ああ、あれねー。
荻上:
あれだけでも正しく使える人の方がむしろ少ないという現状があるということがわかった。包茎の人とそうじゃない人で付け方のポイントが変わるとか、そういったこと知らない人多かったりするじゃないですか。
そういったような事を細かく、そのちゃんとチャンネルを含めて発信していくために、データを活用しながらいろんな現場と繋がっていきたいですよね。
永田:
そうなんですよね。
単に興味本位でいくんじゃなくて、こういう状況だからプラスでこういう情報が必要なんだ、って考えていくってことですよね。
南部:
今夜は社会学者の永田夏来さんをお迎えしてお送りしました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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ラジオ「Session-22」書き起こし。https://www.tbsradio.jp/319359
"大学生のデート経験率は過去最低" 草食化とも報道された「青少年の性行動全国調査」その結果から読み取れる本当に大事な事とは?
自分のブログにでも書こうかなと思ったけど、だいたい https://www.metacritic.com/pictures/oscar-best-picture-contenders-for-2019?ref=hp からのパクリだしそんなに力いれて調べてないので増田に放流します。
本命は『スター誕生』、『BlacKkKlansman』、『グリーンブック』あたりか。ノミネーションだけなら『ファースト・マン』や『女王陛下のお気に入り』も。
今年のカンヌで『万引き家族』の次点でグランプリを獲得した、黒人映画永遠のトップランナーの最新作。
黒人なのにKKKにもぐりこんでしまった潜入捜査官の実話を描く。
スパイク・リー監督作のなかでは『ドゥ・ザ・ライトシング』や『マルコムX』をも凌ぐ評価を獲得している(そして興行的にもここ十年で自己最高)。
公開時期が夏季であることと、ややコメディよりのタッチがノミネーションに不利に働くかもしれないが、トランプ政権下において「ブラック・リブス・マター」運動はまだまだ意気軒昂。「黒人映画」枠競争を勝ち抜くポテンシャルは十分だ。
ブラックパンサー(ライアン・クーグラー監督)
解説は不要だろう。今年米国内で最高興収をあげた作品にして、マーベル映画史上でも最も支持された傑作ヒーロー映画。
アメリカ国内外の黒人問題や歴史的視点にめくばせしてオスカー好みの社会性もばっちり備えているものの、やはり「アメコミ映画」のレッテルがネック。
まだまだ白人・男性・おじいちゃんが大勢を占めるオスカー会員にあっては弱い。ギリギリノミネーションがあるかどうか、といったポジションだろう。
余談だが一時期新設されそうだった「ポピュラー映画賞」部門はブラックパンサーを受賞させるために作られるのだという噂だった。裏返せば、作品賞本選に選ばれる格ではない、と会員からみなされているのだろう。
Can You Ever Forgive Me?(マリエル・ヘラー監督)
落ち目のライターが有名人の手紙や文章を捏造して高値で売る詐欺に手を出し、それが嵩じて博物館から実物を盗みだそうと企む実録犯罪コメディ。
日本ではあまり知られていないけれど主演のメリッサ・マッカーシーはアメリカで今いちばんアツいコメディアンのひとり。
夫のポール・フェイグと組んで『ブライズメイズ』、『SPY』、『ゴースト・バスターズ(リメイク版)』などの陽性の笑いでヒット作を飛ばしてきた。
そんなマッカーシーが一転してシリアスでブラックなコメディに挑戦し、見事大成功。本年度の主演女優賞ノミネートが確実されている。
演出したヘラー監督の手腕も高く評価されており、初の監督賞ノミネート、さらには作品賞も夢ではない。
とある気難しい現代っ子少女の中学生活最後の一週間を描いた青春コメディ。
中学生版『レディ・バード』にもたとえられる(中二病的な意味で)痛々しくも切ない、みずみずしくもどんよりとしたフレッシュなローティーンライフの描写が広範な支持を集めている。
監督は若干28歳のコメディアンで、なんとユーチューバー出身。アメリカ映画界における新世代の台頭を予感させる一本。すでに数多くの映画祭や映画賞にピックアップされている
オスカーはコメディを敬遠する一方で、サプライズ的なインディー作品を好む傾向にあるが、はたしてこの作品の出目は吉とでるか凶と出るか。最悪でも脚本賞ノミネートは固いか。
『ロブスター』、『聖なる鹿殺し』と強烈かつキテレツな作風で知られるランティモス監督最新作にして初の時代劇。
アン女王を演じるオリヴィア・コールマンを巡る二人の家臣(レイチェル・ワイツとエマ・ストーン)のバトルを描く百合時代劇……たぶん百合だとおもう。
すでに巨匠の地位を確立したランティモス監督の過去作のなかでも群を抜いて評価が高く、今年のベネツィア国際映画祭でも第二位にあたる審査員賞を勝ち取った。オスカー前哨戦となる各種賞レースにももちろん名前を連ねている。
今年の本命作のひとつとも目されるが、ランティモス特有の変態さ加減が(今回は脚本までは書いてないとはいえ)どこまでお上品なオスカー会員たちに受け入れられるか……。
『ラ・ラ・ランド』で幻の作品賞受賞というなんともかわいそうな結果に終わった(それでも本人は史上最年少で監督賞を獲っているが)デイミアン・チャゼルとライアン・ゴズリング。
そんな彼らのリベンジマッチが実録宇宙開発物語『ファースト・マン』だ。人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング船長にスポットライトを当て、彼の視点からドラマを描く。
企画段階から作品賞ノミネートは当然、という空気のなかでプレッシャーを跳ねのけて見事高評価を集めた。ノミネーションはほぼ確実といっていいのではないだろうか。反面、今度こそ受賞なるかというと、今ひとつパンチがきいてないようで不安が残る。
オスカー前哨戦の最も重要とされるトロント国際映画祭で観客賞に輝いた作品。ここ十年で同賞を得た作品でオスカー本選にノミネートされなかった例はたった一回しかないのだ。
黒人差別が法的に是認されていた時代のアメリカで、自分もちょっとレイシスト入っている用心棒の白人男が南部へコンサートを開きに来た黒人ピアニストを送迎する仕事を命じられる。最初は「黒人のくせに上等なスーツを着てお上品にピアノなんぞひきやがって……」と反感を抱く用心棒だったが、行く先々で差別待遇を受けるピアニストに対してだんだんシンパシーが湧いてきて……という内容。
ほろ苦くもユーモアとメッセージ性に満ちた内容はまさしくオスカー好み。「分断されたアメリカ」というテーマのタイムリーさもある。ちなみに監督は『メリーに首ったけ』などのロマコメで知られるファレリー兄弟の兄。このところは過去のヒットコメディのリメイクなどで仕事に恵まれなかったが、もともと潜在的に持っていた社会派なセンスが一挙に花開いた。
If Beale Street Could Talk(バリー・ジェンキンス監督)
『ムーンライト』で一昨年の作品賞を獲得したジェンキンスの最新長編。今度こそはチャゼルにかっさらわれた監督賞もいただいて完全制覇を目論む。
原作は今年日本でもドキュメンタリー映画『私はあなたのニグロではない』が公開された、黒人小説家ジェームズ・ボールドウィンによる短篇。濡れ衣をきせられて収監された夫を助け出すために奮闘する若き妊婦のお話。
テーマの重厚さも話題性も十分だが、公開が当初予定していた11月から12月にのびたことが若干きがかり。クリスマス狙いのブロックバスター大作のなかで埋もれてしまう恐れがある。
Mary Queen of Scots(ジョージィ・ルーク監督)
互いにイングランド王位をかけてあらそったスコットランド女王メアリーとイングランド女王エリザベス一世を、それぞれシアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビーという旬な女優が演じる。
脚本を担当したのは『ハウス・オブ・カード』や『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』などの現代政治劇の名手、ボー・ウィリモン。
いずれもオスカーノミネーション歴を有した名前ぞろいでクオリティも保証されている。同じくイギリスを舞台にした時代劇である『女王陛下のお気に入り』がライバルか。
ROMA(アルフォンソ・キュアロン監督)
世界的に見れば今年最も評価の高い映画といっても過言ではない。ベネツィア国際映画祭の最高賞。
1970年のメキシコ・シティで家政婦として働く女性とその一家のドラマをモノクロで撮る。
評価の高さと『ゼロ・グラビティ』でオスカーを獲ったキュアロンの知名度があれば当然作品賞も……となりそうなものだが、障害は多い。
まずスペイン語映画であること。長いオスカーの歴史のなかでこれまで十作品の外国語映画が作品賞にノミネートされてきたが、受賞にいたったものは一つとしてない。
次に Netflix 映画であること。カンヌみたいに公に締め出すことはしないにしても、アカデミー会員のなかでも動画配信サービス勢に対する反感は根強い。一昨年の『最後の追跡』やドキュメンタリー作品を例外として、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』『マッドバウンド』といった作品たちもその年最高クラスの称賛を受けながらもオスカーノミネートには至らなかった。
いちおうネトフリも『ROMA』については配信に先駆けて劇場公開を行うなどの「オスカー対策」をやっているが、はたしてどうなることやら。
ちなみに Netflix でも来月に配信される。驚くべき時代になったものだ。
アリ― スター誕生(ブラッドリー・クーパー監督)
ショービズ映画の古典のリメイク。この八十年で三回目の映画化です。
本年度大本命に数えられる一本。批評家・観客からの圧倒的な支持率もさることながら、商業面でも大ヒット(現時点で世界興収三億ドルを突破)を飛ばした。主演のブラッドリー・クーパーとレディ・ガガの演技もさることながら、これがイーストウッド降板を受けての初監督となったブラッドリー・クーパーの演出にも嬉しい驚きが満ちているとかなんとか。
だが、一昨年の『ラ・ラ・ランド』、昨年の『スリー・ビルボード』と「早すぎる大本命」はかならずバックラッシュに晒されるのがオスカーという場。12月以降に猛然と差してくるであろう後続期待作たちを振り切れるかどうか。
Widows(スティーブ・マックイーン監督)
2013年にアカデミー作品賞を獲得した『それでも夜はあける』のスティーブ・マックイーン最新作。オスカー獲得後の第一作でもある。
シカゴでヘマをやらかして死んでしまった強盗たちの四人の未亡人(ヴィオラ・デイヴィス、エリザベス・デビッキ、ミシェル・ロドリゲス、シンシア・エリヴォ)が亡夫の後を継ぎ女だけの強盗団を結成するちょっと変わった犯罪映画。
マックイーンとヴィオラ・デイヴィスというアカデミー賞受賞コンビで鉄板の出来。
そのパワーでジャンルムービーを嫌うオスカーでノミネーションを勝ち取れるかが見どころだ。
Boy Erased(ジョエル・エドガートン監督)
厳格なキリスト教である両親のもとで育ったゲイの少年(ルーカス・ヘッジス)が教会の同性愛矯正プログラム(いわゆるコンバージョン・セラピー)に放り込まれ、セラピストとバトルする青春ドラマ。
近年では『ダラス・バイヤーズ・クラブ』のジャレド・レトがそうだったように、LGBTものは俳優にとってオスカー像への近道だ(スカーレット・ヨハンソンみたいに非LGBTの俳優がLGBTの役を演じることに倫理的な非難が高まりつつあるにしても)。
批評家筋からの評価的には作品賞には届かないかもしれないが、演技賞ではノミネートが有望視されている。
トランプ政権下でLGBTに対する抑圧が増しつつあるだけに、時事性も捉えているかもしれない。
GWブッシュ政権下で「史上最悪の副大統領」とも呼ばれたディック・チェイニー元副大統領をクリスチャン・ベールが激太り(何度目だ)+ハゲという負の肉体改造で演じたブラックコメディ政治劇。
他にも妻リン・チェイニー役にエイミー・アダムス、ラムズフェルド国防長官役にスティーヴ・カレル、GWブッシュ役にサム・ロックウェルなどアカデミー賞級の芸達者がずらりと並んでいる。
題材としてはなかなかトリッキーだがマッケイ監督の前作『マネー・ショート』がそうだったように、ツボにはまれば一挙にアカデミー賞ノミネートまで行ける。
同じく政治ネタでライバルだった『フロント・ランナー』(ジェイソン・ライトマン監督)の評判がいまひとつ芳しくないのも本作にとっては好材料。
The Old Man and the Gun Now(デイヴィッド・ロウリー監督)
名優にして名監督ロバート・レッドフォードの引退作。15才で逮捕されたときから人生を通じて強盗を繰り返してきた70才の犯罪者(レッドフォード)と彼を追う刑事(ケイシー・アフレック)、そして彼に惹かれていく女性(シシー・スペイセク)を描く実話犯罪コメディ。
作品賞ノミネートは微妙なところだが、レッドフォードはまず間違いなく主演男優賞候補入りするだろう。
ちなみにデイヴィッド・ロウリーの前作であるゴースト・ラブストーリー『A GHOST STORY』は今日から封切り。観に行け。
一方で、実話犯罪・老人・名監督にして名俳優と共通する要素の多い作品としてクリント・イーストウッド監督の『The Mule』にも注目しておきたい。こちらは80才の麻薬の運び屋をイーストウッドが演じる。映画祭などでもまだ未公開なため、どう転ぶかはまだわからないが、近年のイーストウッド作品に対するアメリカ人の冷め方からすると賞レース的な意味での期待はあまりできなさそう。
その他有望そうな作品
『シカゴ』でアカデミー賞作品賞をさらったミュージカルの名手ロブ・マーシャルがディズニーの伝説的名作の続編を制作。
エミリー・ブラント、ベン・ウィショー、こりん・ファース、ジュリー・ウォルターズといった英国の名優たちでがっちり固めつつ、リン=マニュエル・ミランダやメリル・ストリープといったミュージカルで定評のある俳優陣をフィーチャーし、万全の Permalink | 記事への反応(3) | 16:07