はてなキーワード: nmrとは
NMRをエネマと呼んではならない
今更だがぐぐってNMRパイプテクターなる詐欺的商品が繰り出してきた純粋に熱力学的には否定しようのない「エントロピーを高めた黒体焼結体が徐々にエントロピーを下げる過程でエネルギーが出るのでエネルギー保存則は破ってない」に難癖つけてる低能が多かったのに再度驚愕した。この人たちds=d'q/Tって第二法則と同時に習う公式知らないのかしら。最近は「エントロピーを高め(のままに止め置い)た二水化酸素が(残念ながらnmr(ry)は違って)一気にエントロピーを下げる過程でエネルギーが出てくる」のを楽しむ(恐らくその結果は楽しんでない、でてきたエネルギーのせいで思ったより冷たくないから)自販機すらあるというのに(昔は自宅で失敗すると悲惨な結末が待っていたもんだ。っていうほどでもないか)
しにたい
もう退学したいし内定も辞退したっていいしもう何もしたくない
(化学系は合成した新規化合物の各種データを卒業前に揃える必要がある。きれいな1H NMRを測定するのが化合物によっては鬼門でちっとも終わらない)
もう頑張りたくない
今日休日出勤して回収したデータは、13CはOKだけど1Hは溶媒が飛んでいないからもう一回かな
ずっと鬱で、正直11月くらいからずっと鬱で、抗うつ剤エビリファイも毎日飲んでいるんだけど、本当に毎日がしんどい。最近薬が効いている気がしない。毎日泣いている。
もう飛び降りてよくない?
修論発表も無事終わって、修士論文もあとは細かい修正だけで(まあ面倒くさいんだけど)、あとはちっとも終わっていない化合物データ収集だけで、
ここ2ヶ月で30個近く集めた。きれいになっていないやつも数個あるけど。
そんなにハイペースにしゃかりきにやったわけではないけどさ、鬱な中よくやったとは思うんだわ。私としては鬱な中修論も書きながらそれなりに頑張ってデータを集めたつもりなわけ。
それでいらんと思っていたデータが18個プラスされてさ、しかも「なんで集めていないんですか(意訳)」みたいなことを言われるしさ、もういやだ
もう頑張りたくない
先生は別に間違ったことは言っていなくて、仕事ができずトロくさい癖に文句しか言わない私が悪いということは
もう退学したい
もう修論発表も終わって修論もほぼ書いて、十分じゃない?もう十分だよ。
もう疲れたよ。
ぎりぎりの綱渡りで低空飛行でここ半年生きてきたんだよ。もういやだ。投げ出したい。
退学したい
助けて
もういやだ
もう研究なんかしたくない
たった2ヶ月しかやっていないけどもう心が折れている。無理。
結果に一喜一憂してしまうタイプの私はそもそも研究に向いていないんだ。
それでも研究を進めるのはさ、プログレスレポートが分厚くなるということをモチベーションに頑張れるしさ、うまくいかなくても、うまくいかなかったという結果が得られるから、それは面白いんですよ。
化合物データ収集って本当に不毛な作業で、本当にしんどい。うまくいかないし
一発で1H NMR取れるような化合物はしんどくないんだよなぁ。やってもやってもきれいにならなかったり溶媒が残ったりする化合物がしんどい。
でもまあみんなやってきている訳でなぁ
私はラボの腐ったミカンだしなぁ。いなくなった方がラボのためではないか。
もういやだ
いやだ
なにもしたくない
しにたい
ああ死にたい
もういやだ
しにたい
しにたい
なにもしたくない
寒いよこの部屋
さむい
しにたいしにたい
もういやだ
孤独だ
頑張りたくない
もう無理
ああああ本当にしんどい
どうして
しにたい
本当にしにたい
死にたくて仕方ない
逃げ出したい
おなかすいた
コンビニ行こ
ああさむい
なにもしたくない
正確に言うと化合物データ収集が終わらないからもうやだ退学したい
専門用語ゴリゴリに使って、事情もあんまり説明せずに書くね。有機合成専攻だよ。愚痴だよ。
身バレしないよね。大丈夫だよね。きっと日本に自分と同じような人は今現在沢山いるよね
修士論文本文自体は大体書いた。冬休みは会社の研修用のビデオ視聴と勉強で潰れたので(この愚痴も後述したい)、1月末から2月前半にかけての2-3週間で、毎日朝2時間早く来て修論を書いて、土日にも一日中書いて、コアタイム中も化合物データをゆっくり集めつつ16-20時くらいは「ごめんなさい」と思いながらひたすら修論を書いて、ようやっと大体仕上がった。本文約100ページ、実験項約60ページ、NMR約30ページ。
あとは抜けているところの修正と体裁を整えるだけだ。まあ自分はそういうの苦手なので心配なのだけど。
修論発表は来週だが、まあ問題ないだろう。もう修論発表対策はほぼしないと決めた。前日にもう一回暗唱とレーザーポインターの練習をすれば十分だろう。前日の17時から2-3時間練習の時間を取れば十分かな。
修士論文には、本文のほかに化合物データを添付する必要がある。私のテーマはうまくいってしまったから、学術論文用にきれいなNMRデータやその他分析データを用意する必要がある。(うまくいかなかったテーマで研究室内部データ用だと適当な化合物データで許される)これが全然終わらない(本愚痴の趣旨)。
うまくいったテーマのだけでも、数えたら30個くらい化合物データがあって、私化合物データなんて集めた経験が無い中、急に12月くらいから「論文用にデータを集めてください」と言われ、普通に研究も進めながらデータ収集を行い、1月末にもう3つくらい新しい化合物を作って、先生はもっと進めろとおっしゃったが、いやいや無理ですと心の中で反発してこっそり研究の進捗自体は終わらせた。
化合物データ収集って思ったよりうまくいかないし、こんな後始末みたいなのでうまくいかないと徒労感がすごいし、私研究向いてないっすわ、改めて思う。もしこの作業を研究室入ってすぐのB4の時にひたすらやらされたら病むわ。研究の楽しさを知らずに病んでしまう。
化合物データの何がしんどいって、本当にきれいにしなくちゃいけないんですね。溶媒含む不純物が3%以下が目安と言われております。化合物によってはこれが非常に難しい。特に
・量が少ない
最後の方のステップで、量が10mg未満とかしかないやつ。特にNMRチューブや溶媒のコンタミ(混入)を受けやすいのが本当にしんどい。
・溶解性が悪い
溶解性が悪いと必然的に少しの量しかとかせないので、上記と同じ問題が発生する。あとこういうのは大体溶けないから精製もしんどい。
溶媒が飛ばない
・金属錯体
精製がしんどい。あと往々にして溶解性が悪い。
この辺がめちゃくちゃしんどい。
私あといくつデータを集めなければならないんだ?
・溶媒が飛ばない大事な最終生成物(アモルファス)が3つ。正直NMR溶媒のコンタミだと思っている。
これが本当に病む原因。もう無理。やりたくない。もうやだ。もうやだ。やむ。投げ出したい。
正直溶媒を飛ばせばOKで諦めて提出しようかな。そうすれば終わりが見える。
・精製しなければならない大事な最終生成物(アモルファス)が一つ。カラムしてGPCして、丸一日あれば終わるだろう。
・精製しなければならないその他化合物が2つ。一つは今日精製していて、もう一つもいつかやらねば。
・合成しなければならないのが1つ。不安定なのできれいなデータが取れるか非常に心配な化合物。
・あとなんだかきれいに合成できなくなってどうしようか困っている金属錯体が一つ。これほんまどうしよ。クロロホルムでろ過してみるか、、、
こんなもんか?目標2月中、最悪3/12、本当に最悪3月中に揃えればいい。終わるかな、、、
べらべら語った。
今日はせっせと休日出勤してovernightでカーボンを取って、これが思いっきり溶媒が入っていてやり直しだということが分かって激激なえなえで
あと一つ精製してもう疲れたから帰る。3時には帰る。そして寝る。
お昼にはマックを食べる。ずっと食べたかったポテトLサイズで買ってやる
疲れた。単純に忙しいのと、プレッシャーと、プレッシャーとにつかれた。
困難で社会人なんてやっていけるのだろうか。
修論が終わらないよ
書いても書いても終わらないよ
今週中にとりあえず通しで書いて草稿の草稿くらいは書き上げたいよ。
これ本当に卒業できんのか
コアタイム中に堂々と修論を書くことを自分に許そうと思う。いや、心の中で教授に謝りながらこそこそと書くけれど。
教授はコアタイム中にデスクワークをすることをあまりよしとしないのだ。そんな暇があるなら実験して欲しい人なのだ。まあ研究なんて手を動かしてなんぼですからね、教授の主張も分かるのだ。
教授は卒業ギリギリまで研究を進めさせたがる人だけれど、いやいやいまの段階でほぼ書き上がっているような優秀な人はともかく私は修論を書かないと卒業ができません。
ちょうど原料も輸入品で来ないし、切りもいいし、私はもう研究を進めるつもりがありません。もう何を言われても知るか。化合物データと修士論文の方が大事じゃ。
ああああ書いても書いても修論が終わらないよぉー終わらない丸だよぉ
どうせ大した結果が出なかった実験の実験項とNMRデータをちまちま書くのはモチベーション上がらんですねぇ。まあやりますけど。
ああ終わらない。しかし終わりが無いわけではない。見えていない訳ではない。あと3週間でどうにか書き上げなくては。
(投稿しようとしたら全然できなくて泣いた、リンク数でスパムフィルターって単純すぎるルールベースすぎませんか!)
水素水とかクレベリンとかNMRパイプテクターとか、いかにもエセ科学っぽいやつら、なんとなくエセ科学って判断してm9(^Д^)してる人が自分含めほとんどだと思うんだよ。結局「twitterで皆が言ってたから」レベルで、エセ科学/陰謀論信じる人と大差ないんじゃないかと思って、まずはクレベリンについて調べてみた。
調べたと言っても日本語の論文やらWebサイトを探しただけ、個人で実験するとか無理だし、僕は化学専攻だったわけじゃないし、英語苦手だし。
「こんな論文or調査があるよ」とか「いや、それはお前が完全に読み間違えてる」とかあれば指摘してくれると嬉しい。
公式サイト ttps://www.seirogan.co.jp/cleverin/
初っ端からtwitter引っ張ってきてたり、他のニュースへのリンク貼ってあったりして、既に怪しいキュレーションサイト感が漂っていて期待できる。
よく見る「空間除菌」をする「クレベリン」と、液体でアルコールや次亜塩素酸水のように使う「クレベ&アンド」ってやつがあるらしい。アンド被ってんじゃん、クレベアンドアンドじゃん。
今回は「クレベリン」のほうだけ。
クレベリンのページ ttps://www.seirogan.co.jp/cleverin/cleverin/
特許取っているらしい。
特許は効果を保証するものじゃないってどっかで読んだな、特許の方の深堀りはしない。
「ウイルス除去・除菌の仕組み」のページ ttps://www.seirogan.co.jp/cleverin/cleverin/mechanism.html
深堀りしようかと思ったけど化学よくわからん。高校の時化学取ってないんだよね、ウソ取ってたかも、授業中モンハンしてたわごめん。
googleで検索かけた感じTOP5にwikipediaとか大幸薬品のサイトとか社団法人日本二酸化塩素工業会のサイトが出てくる。「社団法人日本二酸化塩素工業会」って大幸役品も正会員じゃん。てか大幸薬品の社長がこの会の会長じゃん。
「よくわかる二酸化塩素のはなし」のページ ttps://www.seirogan.co.jp/clo2/index.html
ウイルス除去
二酸化塩素ガス(室内濃度0.01ppm)を放出させた25m3(6畳相当)試験チャンバーに、ウイルスの一種を浮遊させた後攪拌し、180分後に空気中の浮遊ウイルスを捕集し、生存ウイルス数を測定しました。二酸化塩素ガスを放出しない条件(自然減衰、攪拌ファンのみ)で同様に測定した生存ウイルス数を100%とした時のウイルス生存率を求めました。
二酸化塩素ガス(室内濃度0.01ppm)を放出させた25m3(6畳相当)試験チャンバーに、細菌の一種を浮遊させた後攪拌し、120分後に空気中の浮遊菌を捕集し、生存菌数を測定しました。二酸化塩素ガスを放出しない条件(自然減衰、攪拌ファンのみ)で同様に測定した生存菌数を100%とした時の細菌生存率を求めました。
日本防菌防黴学会 第41回年次大会発表 研究発表プログラム ttps://www.saaaj.jp/conference/41th_pdf/conference_41th_14.pdf
低濃度二酸化塩素ガスの25 m3閉鎖空間における浮遊細菌と浮遊ウイルスに対する低減効果
(大幸薬品(株))
論文て末尾の人が一番えらいんだよ、知ってた?
学生のころ「自分」「教授」「助教」って順番で書いちゃって怒られたの思い出したよ。
ググって発見 ttps://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201502212674917241
JDreamⅢとかアクセスできないし、169Pも読んでらんないしどうしよ・・・
と思ったらなんか要約っぽいページ発見。
「二酸化塩素ガス室内濃度指針値(0.01ppm)での菌・ウイルスの低減を確認。大幸薬品、第41回 日本防菌防黴学会年次大会にて発表」 ttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000004917.html
[方法] 試験チャンバー25立方メートルを閉鎖空間とし、外部から二酸化塩素ガス発生装置を用いて発生させた二酸化塩素ガスを放出させ、撹拌ファンにて室内空気を循環させたところに、黄色ブドウ球菌懸濁液または大腸菌ファージφX174懸濁液を噴霧し浮遊させ、所定の時間後に浮遊細菌または浮遊ウイルスを捕集した。対照実験として二酸化塩素ガス発生装置を作動しない状態で同様の操作を行い、浮遊細菌と浮遊ウイルス数の自然減衰を測定した。
[結果] 0.01ppmの二酸化塩素ガスが室内空気中にある場合、浮遊黄色ブドウ球菌は120分後に99.8%、180分後に99.95%低減することが分かった。また、浮遊大腸菌ファージφX174は、180分後に99.2%低減することが分かった。
黄色ブドウ球菌ははたらく細胞で見たな、大腸菌ファージなんとかは初耳。
というか正直どっちもわからんわ。とりあえず「この2つで試験したこと」「25m3で試験したこと」「0.01ppmの濃度だったこと」「(この要約からだと)換気状況不明」「(この要約からだと)室温湿度不明」ということだけ覚えとく。
ppmって何?
二酸化塩素による除菌をうたった商品-部屋等で使う据置タイプについて- ttp://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20101111_1.html
詳細pdf ttp://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20101111_1.pdf
あくまで「二酸化塩素が出てるか」という調査で、「二酸化塩素に空間中のウィルス・最近を除菌する効果があるか」という点には触れていない。
とてもちゃんと書いてある。
ちゃんと一部引用するのも大変だったので僕の主観で要約しちゃう。
気になる人はPDF参照。
ACGIH(アメリカ合衆国産業衛生専門官会議)の基準を引っ張り出している。日本に基準ないのかな?
TWA 0.1ppm (Time Weighted Average:毎日浴びてもほとんどの労働者に悪影響が見られないような~~~時間加重平均値)
STEL 0.3ppm (Short Term Exposure Limit: この値を超えて浴びてはならない15分間の時間加重平均値)
No.7がクレベリン、6畳でも1日後0.07ppm、5日後0.04ppmなので出てることは出てる。
この図に限らず、他の製品がヤバすぎてクレベリンがまともに見える。
見つからんかった。
厚生労働省とかコロナへの対応とかWebページ出してるけど二酸化塩素については全く触れてないのな。
あんま見つからんかった。というかググっても怪しいサイトが引っかかりすぎて悲しい。
ttps://ci.nii.ac.jp/search?q=%E4%BA%8C%E9%85%B8%E5%8C%96%E5%A1%A9%E7%B4%A0%E3%80%80%28%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+OR+%E7%B4%B0%E8%8F%8C+OR+%E9%99%A4%E8%8F%8C+OR+%E6%AE%BA%E8%8F%8C%29&range=0&nrid=&count=20&sortorder=1&type=1
CiNiiシャットダウンするみたいな話何年か前あったけどどうなったんだアレ。
いかにも空間除菌っぽいやつを探す。有料っぽいの多くて残念だけどいくつかは読めた。ありがとうJ-STAGE。
大幸薬品が出しているやつと西村秀一 氏(国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター)が出している論文が目を引く。
ウイルス不活化効果を標榜する二酸化塩素ガス放散製剤の実用性の有無の検証―冬季室内相当の温湿度での空中浮遊インフルエンザウイルスの不活化について―
ttps://www.jstage.jst.go.jp/article/jsei/31/5/31_16-020/_pdf/-char/ja
二酸化塩素ガス放散製剤のインフルエンザウイルス不活化および黄色ブドウ球菌殺菌能の検証―低湿度環境表面での検討―
ttps://www.jstage.jst.go.jp/article/jsei/32/3/32_131/_pdf/-char/ja
低濃度二酸化塩素による空中浮遊インフルエンザウイルスの制御―ウイルス失活効果の湿度依存性―
ttp://www.kankyokansen.org/journal/full/03205/032050243.pdf
ここまでで気が付かなかったけど大幸薬品は結構英語論文もだしてるっぽい、疲れたし英語苦手だから今回はそこまで追わない。ゆるして。
(西村氏には申し訳ないが)疲れてきたので僕の独断で主張をピックアップして要約。引用ですらない。気になる人はpdf
この要約だけだとわかんないけど、pdf中で西村氏クソ煽ってて笑った。
大幸薬品と西村氏の実験でそれぞれ違う結果がでてるっぽくて、どっちを信じるとかはよくわからんけど、再現状況不明 + 違う結果が出る時点で積極的にクレベリンを採用する理由はないよなぁと思ったり。僕はバイアスかかりまくりなので西村氏pushだけど。
というか論文少なくね?僕の探し方が悪いだけ?
まぁ健康被害にはならなそうなんで目くじら立てるほどじゃないかな。こういう根拠が怪しいやつが蔓延るのは将来を考えるととても悲しいが。最近陰謀論もよく見るしね。
でもこういうのに身近な人がハマったら悲しいよなぁ。
頭ごなしに証拠突きつけて否定しても駄目なんだってさ、ビハインド・ザ・カーブでみた。オススメだよ。
地球平面説を信じる人は勉強が足りないわけじゃないんだってさ、下手したら僕らより頭いいみたいよ。
ただググって文字起こすだけでも数時間よ数時間、怪しいのに反論するのもタダじゃないね、疲れた。ググって文字起こしただけとはいえ頑張って書いたので色んな人の目に触れると嬉しいな。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 90 | 18479 | 205.3 | 77 |
01 | 56 | 8255 | 147.4 | 59.5 |
02 | 20 | 2664 | 133.2 | 97.5 |
03 | 9 | 885 | 98.3 | 64 |
04 | 13 | 4427 | 340.5 | 84 |
05 | 9 | 4196 | 466.2 | 330 |
06 | 18 | 1274 | 70.8 | 28.5 |
07 | 46 | 2883 | 62.7 | 27.5 |
08 | 88 | 8209 | 93.3 | 48.5 |
09 | 123 | 17080 | 138.9 | 45 |
10 | 232 | 16718 | 72.1 | 36.5 |
11 | 197 | 18937 | 96.1 | 45 |
12 | 338 | 21933 | 64.9 | 33 |
13 | 297 | 22267 | 75.0 | 28 |
14 | 150 | 13147 | 87.6 | 34 |
15 | 180 | 12017 | 66.8 | 25.5 |
16 | 168 | 24648 | 146.7 | 36.5 |
17 | 126 | 13581 | 107.8 | 41 |
18 | 164 | 14250 | 86.9 | 38 |
19 | 87 | 7641 | 87.8 | 42 |
20 | 147 | 17658 | 120.1 | 53 |
21 | 158 | 19121 | 121.0 | 41 |
22 | 135 | 13636 | 101.0 | 48 |
23 | 187 | 14580 | 78.0 | 35 |
1日 | 3038 | 298486 | 98.3 | 38 |
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6758246(4884)
はいー、そうだと思いますー、なにせ現職ですからー。>大学生の初心者
特に工学部の化学・生化系だとどう使うか、という方向にしか興味を抱かない人が多いし、ハミルトニアンとか出すと目が死にます。
有機化学や生化学専門じゃないからブラウザバックしなかったぞ!!!!!!!固体NMRで掴みどころのない非晶質(ガラスとか)の構造がある程度わかったりするという使い方もあるぞ!!!!!!!ワクワクするなぁ!!!!!!!
酸素が重いから回転が遅い、というのは違うからね。酸素より重いランタンのほうが酸素より速いからね。回るのは原子核じゃなくて核スピンだからねホントはね。わかりにくいから原子核って書いたんだと思うけど一応ね。核スピンは、そうねぇ、小さな磁石だと思ってくれてもそんなに間違った理解ではないよ。
で、NMRの原理のところだけど、現代でラジオ波の吸収を使って調べることはほとんどないんじゃないかな。連続波(continuous wave; CW)法で検出にQメータ使っている人なんてほとんどいないでしょ。いまは(といってもだいぶ昔からだけど)パルス法が主流で、これは強く短いラジオ波パルスを照射することで広帯域の核スピンを励起して一度に信号を取るとても効率の良い方法だよ。
え、それって吸収を調べているんじゃね?って思うかもしれないけど、ちょっと違うのね。本質は、核スピンが集合してできた巨大な磁石(巨視的磁化とよんでます)なのね。この巨視的磁化はコイルの中に置かれています。
この巨視的磁化は超伝導磁石の作る強磁場の方向に通常は向いているんだけど、コイルによりラジオ波パルスを照射されるとパタンと倒れるのね。これが励起状態です。
で、励起されたらまた強磁場の方向に向こうとするんだけど、このとき元増田が書いてくれたように、置かれた環境や結合に依って違う回転スピードでぐるぐる回りながら戻っていくのね。
この回っている巨視的磁化の周りにはコイルがあって、コイルの中で磁石が動くとどうなるかというと、ファラデーの電磁誘導の法則ってのを覚えている人がいると思うんだけど、電圧が発生して電流が流れるのね。で、この誘導された電流は巨視的磁化の周波数の交流で、こいつを検出器で検出しているというわけ。
この巨視的磁化ってのが本質だと書いたけど、ホントのホントはスピンが揃っていること……コヒーレンスなのね。コヒーレンスって可干渉性とか訳されたりするけど、この時間的にも空間的にも揃っていて、しかもその持続時間が非常に長いことがNMRを他の測定法とは一線を画す面白い測定法にしているよ。
たとえば、炭素の巨視的磁化と水素の巨視的磁化が干渉して結合状態が分かったりするよ。あと、人間が作るラジオはパルスもかなり干渉性の高い電波で、このラジオ波パルスの打つタイミングや長さや強度や打つ方向を工夫すると、巨視的磁化を操ることができて、欲しい情報だけを引き出すことができたりするよ。こういう一連のパルスをパルスシーケンス(パルスプログラム)と呼んでいるんだけど、このパルスシーケンスを開発している人達もいるよ。ほんとにプログラムするようにできたりするよ。そのためには量子力学、特に密度行列の時間発展を計算できる必要があるよ。
あとは量子コンピューターにも使われようとしたこともあるよ。こともある、とか書くと怒られるかもだけど。IBMが核スピンを使って初めて量子コンピューターを実証したよ。でも今の主流ではないよ。
超伝導磁石に関しては、強い磁場を生み出すことも重要だけど、空間的・時間的に均一であることも重要だよ。NMRって特に溶液NMRだと10^-9の精度での磁場の均一性が求められるよ。時間で変動しても、場所で違っても信号がなまってしまって困るのね。
そうそう、超伝導は理学系が多くて、超電導は工学系が多く表記に使っているよ。どうでもいい豆知識だね。
で、いま世界最強の溶液NMRにも使える超伝導磁石(と電磁石のハイブリッド)はアメリカはフロリダ州タラハシーにある45 Tマグネットだよ(https://nationalmaglab.org/magnet-development/magnet-science-technology)。水素の共鳴周波数でいうと、ええと、1.9 GHzで、もはやラジオ波じゃなくてマイクロ波だね。
NMRの弱点は、感度がめちゃくちゃ悪いことだよ。質量分析とかタンパク質ちょびっとでいいけど、NMRだと必要量が桁で変わるよ。タンパク質とか作るのめっちゃ大変だから、そのへんはNMRの泣き所だよ。感度向上は古くて新しいNMRの研究テーマだよ。今はいろいろな方法があってね……(以下略)。
イエーーーーーーーーーーイ!!!!NMRの用途や原理知ってるか~~~~~???!!!??
NMRは化学分析に使う分析装置だ!化学、特に有機化学や生化学の研究をしたことがある人はよく知っていると思う!そういう人は野暮なツッコミを入れ始める前に好きな有機溶媒を書いてブラウザバックだ!DMSOか?THFか?DMFか?DHMOか?書け!
NMRって知ってるだろうか!知ってるヤツは皆ブラウザバックしたはずだから君はNMRを知らないはずだ!それでも名前くらいは聞いたことがあるかもしれない!無いかもしれない!でも日本で生きていたら必ず恩恵に預かっているぞ!
みんな大好き、排水管の赤錆を防止するNMRなんちゃら・・・まあ詳しくは触れないが、あれもNMRの原理を応用したと主張している装置だ!!効果があるかどうかは今はいいだろう!
ヘリウム不足が深刻で研究者が困っているというニュースを聞いたことがあるかもしれない!何?今日聞いた?オラもだ!ヘリウムはいろいろな実験や産業に使われているけど、中でもNMR装置に多く使われている!NMRの中には超電導磁石が入っているから、磁石を極低温に冷やさないといけない!そのためにヘリウムが必要なんだ!
君がいい年こいてるなら、病院のMRIで体の輪切り写真を撮られたことがあるかもしれない!あれだってNMRの原理を応用したものだ!
NMR装置の原理や用途を知っていれば生活の役に立つ・・・ことは無いが、ニュースを読み解く上で知ってるとすこしは役に立つだろう!それに化学物質の分析がどうやって行われているか知ることはとても意義のあることだ!電子顕微鏡でパシャっと撮影すれば分子の分析ができると思っている人もいるかもしれないが、大きな間違いだ!有機化合物は基本的にはそういう分析方法はできない!
たとえばバファリンを作ってる会社がいろいろな薬品を混ぜてバファリンを合成したとしよう!でも合成した物質がバファリンかどうかを確かめるためにはどうしたらいいだろうか?実は手順を間違えて毒ができているかも知れないから舐めて確かめるわけにはいかない!そこで登場するのがNMR装置だ!でも、そんなのはNMRの用途の一つに過ぎない!NMRはなんでもできる!NMRは科学の進歩に欠かせない装置だ!そういう凄い装置があることだけでも覚えてほしい!
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有機化学の研究をやっている研究室や製薬の研究所では、NMRを使って分子の形を調べるということをよくやっている!分子の形を調べるというのが主な用途なんだけど、それ以外にもいろいろなことに使える!じゃあNMRというのはどういう原理で分子の形やその他諸々を調べることができるんだろうか?!
NMRとは、本質的には原子核の回転スピードを測定する装置だ!意味がわからないだろうか?原子にはコアの部分があって、それを原子核と呼ぶ!そして原子核の周りを電子という粒子がグルグル回っているんだ!地球の周りを月がまわってるような感じだな!何?「電子は別にグルグル回ってるわけじゃない?」君!なんでまだ読んでいるんだ!まあ今回は許そう!
とにかく、原子というのはコアの部分である原子核と、その周りを回っている電子で構成されている!そこで原子核に磁力を与えると、原子核はグルグル回り始めるんだ!!!それもただの回転じゃあないッ!歳差運動と呼ばれる回転をしている!歳差運動とは、回転しているコマが力尽きる寸前にフラフラと揺れるようなあの回転運動のことだ!すり鉢で胡麻をするときに棒の真ん中あたりを左手で持って、右手で棒の先端をくるくる回すだろう!あの運動にも似ている!とにかく少し特殊な回転をしているんだ!その回転の速度を測定するのがNMR装置だ!
回転の速度は①原子の種類 ②装置の磁力の強さ ③原子の結合や周辺の状況 で変わってくる!②と③が同じでも水素と酸素なら回転の速さが違う!酸素のほうが原子核が重いから遅いんだ!①と③が同じでも②でまた変わってくる!磁力が強ければ強いほど原子は早く回転するぞ!原子が早く回転すると、③の影響がはっきりわかるから便利なんだ!一般的にNMR装置は磁力が強ければ強いほど高性能だし値段も高くなる!③は重要だ!一般的にはNMR装置は③を知るための装置だ!結合の方式や周囲の状況で回転スピードが変わってくるから、逆に回転スピードから結合や周囲の状況がわかる!だから分子の形がわかるんだ!!
原子核の回転スピードを測定するといっても直接見るわけにはいかない!だからラジオ波と呼ばれる周波数の電磁波を使って回転スピードを調べる!ラジオ波はラジオ放送に使われる電磁波だ!
そもそもNMRとは何の略だろうか?言ってみろ!言えないか?NMRとはNuclear Magnetic Resonanceの略だ!Nuclearは核つまり原子核、Magneticは磁気、Resonanceは共鳴だ!日本語だと核磁気共鳴なんて呼ばれるな!核磁気共鳴現象を調べる装置、それがNMR装置だ!では核磁気共鳴とはなんだろうか?核磁気共鳴とは、回転している原子核が、その回転スピードと同じ周波数のラジオ波を吸収したり放出したりする現象のことだ!よくわからないだろうか?
ラジオ波にはいろいろな周波数のものがある!電波(電磁波)が波だということは知っているだろう!電波の周波数というのは、波が1秒間に何回押し寄せるか、という数字だ!たとえば600MHzのラジオ波は、1秒間に6億回も波が押し寄せていることになる!ちなみにBluetoothや電子レンジが出す電波は1秒で24億回、青い光は1秒で500兆回くらいの波が押し寄せている!まあそれはどうでもいい!1秒間に6億回転している原子核に、1秒間で6億回波が押し寄せる電磁波をあてると、原子核はその周波数の電磁波を吸収したり放出したりするんだ!
イメージできるだろうか?君はそれでも人の親か?人の親なら想像してほしい!人の親じゃなくても想像してくれ!君はブランコの横に立っている!そして子供が乗っているブランコが5秒に1回、前に向かって自分の横を通り過ぎるとする!ブランコが真横に来た瞬間に、つまり5秒に1回だけ絶妙なタイミングで子供の背中を押してやれば、ブランコは手の力を吸収して勢いを増すだろう!でも5秒に1回だけじゃなく、3秒に1回とか変なタイミングで押してしまうとブランコの勢いは増さない!それと同じで、1秒で6億回回転する原子核は、1秒で6億回押し寄せるラジオ波のみを吸収する!1秒で6億1回押し寄せるラジオ波、6億2回押し寄せるラジオ波、6億3回押し寄せるラジオ波・・・といろいろな周波数のラジオ波を当ててやって、どれが吸収されたか見てやれば、測定したサンプルの原子核がどのくらいのスピードで回転しているかがわかる!これがNMRの原理だ!
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NMRが原子核の回転スピードを調べる装置であることはよくわかったはずだ!わかったよな?!じゃあ回転スピードから何がわかるだろうか?回転スピードからは本当にいろいろな情報がわかる!!わかりすぎて逆によくわからないくらいだ!とりあえず一つだけ紹介しておこう!NMRでわかるのは、原子核の周りをどのくらいの数の電子が回っているか?ということだ!
NMRで得られるのは一つのグラフだ!「NMR スペクトル」で画像検索すればNMRで得られるグラフが出てくるぞ!縦軸と横軸があって、グラフの中に線がたくさん描かれているグラフが出てきただろうか?!横軸は回転スピードを表している!横軸の数字が高いほど原子核の回転が速いことを表している!グラフのあるところに線があったら、そのスピードで回転している原子核があるということだ!そして線がグラフの左側にあることは、その線に対応する原子核の回転が速いことを表している!左の方に出てくる線の原子核は回転が速くて、右の方に出てくる原子核は回転が遅いことを示している!縦軸は難しいんだけど、超めちゃくちゃざっくりと言えば原子の個数を表している!
原子核の回転が速いということは何を表しているだろうか?実は原子核の回転スピードは、原子核の周りを飛んでいる電子の数で決まる!原子核の周りを飛んでいる電子が少なければ少ないほど、その原子核は回転が速くなる!つまり、グラフの左のほうに線が出現する!
さらに原子核の周り飛んでいる電子の数は、その原子が結合している原子の種類で大体決まる!例えば酸素に結合している原子は、酸素に電子を奪われている!だから電子が少ない!だから回転が速い!だからグラフの左側に出てくる!このことから、もし謎の物質を発見したとして、そいつをNMR測定にかけた結果グラフの左側に線が出てきたら、その物質には酸素が含まれている可能性が高いということになる!
以上がNMRの原理だ!①NMRはラジオ波を使って原子核の回転スピードを測定する装置だ!②NMR測定を行うとグラフが出てくる!グラフの左側に線があれば回転スピードが速い!③回転スピードが速いということは電子が少ないということを表す!④電子が少ないということは酸素みたいな電子を奪う性質の原子が含まれている物質である可能性が高い!
ということだ!もちろんNMRでわかるのはこれだけじゃない!もっといろいろな情報がわかる!だから新しい物質を作ったり発見したりしたとき、多くの化学者はとりあえず物質をNMR装置で分析してみて、どんな物質なのかを調べる!
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NMRは本当にいろいろな分析ができる!原理はさっき言った通りだけど、そこから本当にいろいろな現象のことがわかる!すべての現象を説明するのはかなり困難だから、ここではNMRで何を知ることができるのかだけを列挙していく!
①物質の濃度を調べることができる!
・・・グラフから物質の濃度がわかる!たとえば酒をNMR装置で分析すれば、アルコールが何%、糖分が何%含まれているのか大体わかる!
②物質のカタチを調べることができる!
・・・新しい物質を発見したら、それがどんなカタチなのかを調べる必要がある!正確な構造を論文に乗せないといけないし、カタチがわからないと性質もわからないからな!だからNMR装置でカタチを調べるんだ!
・・・多次元NMRと呼ばれる手法を使えば、タンパク質の立体的なカタチを調べることができる!タンパク質のカタチがわかれば、病気の原因になっているタンパク質に効く薬を設計したいときなんかに役に立つ!NMRは製薬や生物学の分野で大いに役に立っているぞ!
④物質の動き方がわかる!
物質の化学反応がどういう仕組で起こっているのか、液体の中で物質がどう動くのか、といった物質の動き方がわかるぞ!
ざっくりこんな感じだ!オラが知らなかったり、あえて書いていなかったりするだけで本当はもっとあるぞ!
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病院にMRIというのがあるだろう!あれだってNMRの親戚だ!NMRはNuclear Magnetic Resonance(核磁気共鳴法)だけど、MRIはMagnetic Resonance Imagingだ!日本語だと磁気共鳴画像法と言うな!Nuclear(核)というのは核爆弾とか放射線のイメージが強くて患者を怖がらせてしまうから、医療の世界だとNuclear(核)という言葉は使わないみたいだ!でも仕組みとしてはNMRもMRIもほとんど一緒だ!もちろんNMRもMRIも放射線は出ない!
MRIは、NMR測定を体のいろいろな部分で行って、その結果を二次元的な画像にする手法だ!オラはMRIのことはそんなに知らないけど、お医者さんはその画像から体のどこに腫瘍があるとか、そんなのを判断しているらしいぞ!超すごいな!
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ちなみにNMRの性能はほとんど磁石の強さで決まる!同じ物質なら、磁石が強ければ強いほど、原子核を速く回転させることができるぞ!磁石が強いNMRを使えばそれだけ情報量も増えるんだ!だからほとんどのNMRには超電導磁石が入っていて、だから液体ヘリウムで磁石を冷やすんだ!NMRを使う研究者にとってヘリウム不足は死活問題だ!NMRが使えないとマジで何も研究ができなくなる人もかなりいると思うぞ!もっとヘリウムが安く安定して買えるようになるといいな!より高温でも超伝導になる磁石があるともっといいな!みんなそれぞれ得意な研究や開発をがんばってくれ!磁石の強さはNMRの場合はHzで表すぞ!テトラメチルシランという物質があって、こいつの原子核を1秒間で1億回回転させることができる装置のことを100MHzと表す!5億回なら500MHz、10億回なら1000MHzだな!NMRは数千万円はするし、維持費もヤバいから大学や研究所に1つか2つあれば良いほうだ!たいていの場合400MHzから600MHzくらいのNMRを使っている!ほとんどの用途ならこれで十分だぞ!世界で一番いいNMRが1020MHzらしい!ジャンジャン稼いでジャンジャン良いNMRを買いたいものだな!分子のカタチや状態を分析する方法は他にもいろいろある!とても奥が深い世界だぞ!
俺は表現の自由戦士だけど、健康や命に関する情報発信にはある程度の規制が必要じゃないかって考えるようになった。
例えば、反ワクチン。ちゃんとしたエビデンスがあれば別だけど、なんの根拠もなくただ不安を煽るだけの情報発信はなんらかの犯罪にならんのか。感染症だと他の人間が迷惑する。
例えば、健康食品。紅茶でインフルエンザ防げるとか、コラーゲンが健康にいいとか、効果が判別できないものを健康にいいみたいなふうに喧伝するのは、薬事法や景表法にひっかからんのか?
例えば、NMRパイプテクター。あれ効果あんのか。消費者庁とかNITEとかがチェックせんのか。効果無かったら普通に詐欺やないか。
http://www.geocities.jp/gimni300/2018fraud/
先日注目を集めた「NMR更生機」なるものが2018年3月15日付の北海道新聞朝刊にて新技術として紹介されていた
記事によると「JRタワービル」や「新千歳空港ターミナルビル」をはじめ、道内では約620の施設に導入されているようだ
私はこういった技術には明るくないので真偽は判断できないが、ネットの情報を見る限り、疑惑に対しメーカー側が真摯に対応する気がなさそうだと感じた
これだけの施設に導入されていて問題が起こっていないのだから、効果はあるのかもしれない
しかし科学的根拠が不十分であるとの指摘に対しまともな回答をしていないことも事実である
実際に効果があったとしても、この態度では残念ながら疑惑を深めてしまうばかりである
効果があるのならばメーカーと消費者双方の利益になることは間違いないので、メーカーには丁寧な対応を期待したい
なお、記事ではあくまでメーカー側がこう言ってますよといった体で書かれているが、新聞という媒体である以上、北海道新聞にも記事の内容には責任を持ってもらいたい
「マンション 上手に修繕 新技術で頻度も抑制」北海道新聞WEB版
トンコツラーメンの例が分かりやすかったので、ついお腹が空いてやりました。
そんなことよりおうどんたべたい
http://anond.hatelabo.jp/20140314233406
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Introduction
トンコツラーメンは多くの日本人に親しまれ、日本国内だけで毎年75億食が消費されている(厚生労働省2010年統計)。すでに過去の研究によって、日本では種々のトンコツラーメンが作られている(Reviewed by Ohkuma et al. 1999)。従来、最も至高とされるつけあわせは高菜とされ、よく高菜が入れられている(Reviewed by Ohkuma et al. 1999)。ただし、そこにホウレンソウを入れた人はいない(Reviewed by Ohkuma et al. 1999)。
早稲田大学・超先進理工学部・ラーメン学科・トンコツラーメン学研究室(以下 当研究室)では、トンコツラーメンに合う至高の葉野菜の解明に向けて、市販の主要な葉野菜を研究材料に探索が行われてきた。高菜に加え、すでに当研究室では、チンゲン菜(加藤 卒業論文 2008・修士論文2010)・キャベツ(佐藤 卒業論文2009)・タンポポ(内藤 卒業論文2010)・トリカブト(武藤 未公開)の研究があり、詳細な検討が行われている。
ホウレンソウは、高菜および他の葉野菜と比べ、鉄分やマグネシウムなどの栄養素に優れる(Noyori et al. 2002)。また、流通量は2012年に国内で5億トンに及び、葉野菜の中で上位10位に入り、手に入れやすい(農林水産省2013年統計)。ホウレンソウは有用な葉野菜であると言える。もし、トンコツラーメンにホウレンソウが至高の組み合わせであれば、新たなブレークスルーになると考えられる。そこで私はホウレンソウをいれた。
当研究室での先行研究(加藤 2008, 佐藤2009, 加藤2010, 内藤2010, 武藤 未公開)にならい、トンコツラーメンとの組み合わせ作用を定量評価するため、GC/MSならびにNMRによる成分分析を行った。従来の方法に加えて、ホウレンソウの材料特性にあわせた評価が必要であると考えられたため、味噌ラーメン学分野で急速に発展を遂げている海原-山岡の方法(Kaibara and Yamaoka 2013)を改良し、トンコツラーメン学研究に適用できる新たな官能評価法を開発した。本論文では、これについても述べる。
Ohkuma et al. (1999) Tonkotsu ra-men ha oishi desuyo. Nature Reviews Nutritional Research vol. 3 p.72
Noyori et al. (2002) Motto horenso tabero. Cell Vegetables Cell vol. 7, p. 64
Kaibara and Yamaoka (2013) Proceeding of Miso ra-men. Oishinbo vol. 1, p. 1
佐藤 (2009) トンコツラーメンにつけあわせたキャベツのもたらす作用の定量評価
武藤 (未公開) トリカブトを用いた挑戦的トンコツラーメンの新規開発
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先輩の卒論や修論は積極的に参考にすべき(例えばOhkuma論文は研究室で代々引用されているでしょう)。
しかし、おおかた貼子さんのアレは、このくらいの最低限の様式さえ、守れていない(もちろんそういう人はほかにもいるかも)。
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追記