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はてなキーワード: 美術とは

2024-09-24

anond:20240924190006

そうだよ

キャッチコピーは「恋がかなう駅」で恋愛成就のフォトスポットとか用意してるからカップル旅行に来た時に立ち寄ってもらえれば……っていうコンセプト、県内に有名な縁結び神社あるし

それとはまた別で鉄道むすめともコラボしてて、とは言ってもせいぜい一か所か二か所くらい?カップル邪魔にならない場所鉄道員女性イラストが描かれている程度

そのイラスト地元美術部の女の子が描いたのかなと思うような色気も何もない健全絵で、鉄道むすめアニメゲームがあるわけじゃないし大きな企画をやっているわけでもないかオタクが集まることもないんだけど

呂布カルマの乗っていた車両が偶然イラストがよく見えるめちゃくちゃいい位置に停車して

アニメコラボオタク媚びのためにエロいピンク色で飾り付けた駅と何重にも勘違いしたっぽい

anond:20240923205228

たくさんコメントを貰えていて嬉しい。みんな、ありがとう

ただ、一番衝撃だったのは

美術館で会った人だろ そうさあんた まちがいないさ

から若いころの平沢進動画にたどり着いたことだったりする。昔はあんなんだったんだなあの人。

とりあえず、皆の今度のお休みが充実したものになることを祈らせていただく

美術館見に行って「何もわからん」となるのが嫌だったから、美術史とか現代美術史、美学、著名アーティスト概要現代美術見方美術作品の売買についてとか、一通り独学してやっとある程度どんな展示を見ても一定の理解可能になったわ

勉強しないと何も分からん好き嫌い感想しか出てこない

2024-09-19

実際、特許権で叩くしかなかったんだと思うよ

anond:20240919122024

でも、理由としては「意匠権著作権は、そういう(増田達が考えるような)権利じゃないから」というのが正しいと思う。

両方とも、キャラシステムを真似されたゲーム差し止められるような性質権利ではない。

 

意匠権

意匠法保護対象は「物品の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合であって、視覚を通じて美感を起こさせるもの

まり産業製造可能な)リアルの物品のデザインに対して主張できる権利だ。

ゲーム分野の場合キャラグッズが最も近しい事例になるだろう。

 

意匠の出願の際は図面を提出して、「こういうデザインである○○(例えばキーホルダーカップ家具…)に対して意匠権を出願します」という書類も一緒に提出する。

必ず何かのリアル物品のデザインに対して権利を取得するのが意匠権なので、そもそもゲーム内のパクリキャラクターを叩きに行ける性質権利ではない。

 

著作権

著作権保護対象は「著作物」=「文芸学術音楽美術などのように思想または感情創作物表現したもの

まり創作アイデアを具体的な創作物に落とし込んで初めて保護対象になり、アイデア自体保護されない

 

そのためボールらしきものをぶつけてモンスター捕獲する」というアイデアをパクられたとしても、それは著作権法の保護対象ではない。

アイデア自体保護対象とすると、そのアイデアに該当するありとあらゆるあらゆる表現差し止めになりうるため、自由表現活動を阻害するから

モーションをそのまま真似したとか、キャラクターが丸コピとか、何かしらの表現上の類似性がないと厳しいだろう。

そして類似性はとてもロジカル判断されるので、「ただ似てると思った」だけでは厳しい。

 

また、キャラクターの表現著作物として認められるものの、個別キャラクターをいくら差し止めたところで、元のゲーム差し止められなければキリがないのは想像に易い。

ソフト売り切りだった時代ならともかく、Steam時代は当該キャラクターを削除したアップデートを行えば、それで終わりだ。

 

ーーーーーーーーー

まり、「パルワールドポケモンっぽいデザインで気に入らないし意匠権では戦えなさそうだから特許で殴った」訳ではなく、

そもそも意匠権ってそういう権利じゃないんで・・・」って訳だ。

2024-09-17

anond:20240915095626

美術だと「ファインアート」「ポップアート」「現代美術」「伝統工芸」は割と明確に棲み分けしてて、あくま表現の幅としてクロスオーバーしたりするわけだけど

音楽ってどうなってるんだろう?

いわゆるクラシック音楽って美術で言うところの「伝統工芸」なんじゃないか

PixivにUPした萌えイラストがどんなに上手でも、その人の職人としての技術は測れない、みたいな

2024-09-11

anond:20240911165912

著作権法保護されるのは著作物から

富士山とかの自然

千代田区みたいな単なる場所

は利用自由


著作権法 第46条(公開の美術著作物等の利用)

屋外にあるやつは自由に使っていいよのルールがあって

東京タワーは屋外にある建物から勝手に使っていいのよ


ただし46条にも例外があって例えば4号の「専ら美術著作物の複製物の販売目的として…」とあるように

建物じゃなくて銅像などの美術品の場合イラストかにして金儲けしようとしてると著作権法違反になるよ

聖地が〇〇銅像前とかだとやばめね

ただ、著作権法には保護期間があってそれを過ぎると自由につかっていいのよ?

例えばハチ公銅像はキレてたはずだから多分大丈夫じゃないかしらん?

あと、46条は「屋外」の展示であって「屋内」は対象外ナノ。だから意見が分かれてて裁判してみないと分からないけれど、でかい駅の中とかにあるやつだとビミョーね


 



著作権」にこだわらなければ

知的財産権には

著作権

特許権

意匠権

回路配置利用権

etc.

があって

例えばロゴかに東京タワーのシルエットをあしらったりする場合商標権侵害しないように利用料を払うなりの許諾が必要になる場合があるわ

でも、商標には役務てのがあって申請した区分しか保護されないの

例えばビール区分のみ申請してたときウイスキー勝手名前を使うのはokなの

あと、商標権保護されるのは商品混同されないとか、顧客誘引力とかで

それらが伴わない作品内で名前を出す程度だと問題ないわ

後は、パブリシティー権てのもあるわ

有名人写真とか使うときに金払えよのあれね

基本的にモノにはパブリシティー権は認められないんだけれど

宗教場合宗教人格権てのがあって、

作品内での 宗教施設の扱い方に対して宗教人格権侵害が認めらる場合もあるわ

2024-09-06

幼稚園実習で失敗した話

昔の話

3歳児クラスで実習してた。

遠足仏像仏教関係美術品を見に行った。

子供らは「つまんない」「よくわかんない」と言ってた。

私も正直面白さが分からなかった。

遠足の帰りに子供らと当時放送されていた子供向けアニメの話で盛り上がった。

それを実習記録に書いたら先生に激昂された。

「なんのための遠足だと思っているんだ、遊びじゃない、ふざけるな!!仏様のお顔が穏やかだったねとか遠足に関わる話をしろ!!!ふざけてるのか、本当に常識がない!!!本気で先生になる気があるのか!!信じられない!!!

当然実習は不合格だった。後に別の園で実習やり直したけど私には絶対先生なんて出来ないと再確認たか就職全然関係ない方面に行った。

子供気持ちに寄り添うっていうのを理解できない奴がやるもんじゃないよなって思った。

でも、あの遠足は本当につまんなかった。

エリック・カール展とかレオ・レオニ展とかの方が楽しかっただろうな。

無職貯金が尽きそうなのでそろそろ転売屋デヴューしようかと考えてる。

金持ちの人々が高級車や美術品でやってることを規模縮小してやればいいんだな。

2024-09-03

anond:20240903144850

しかエスパー魔美のお母さんは新聞社勤めのバリキャリ、お父さんは売れない画家と思いきや高校美術教師から安定収入パワーカップルといえなくもない。

ただこれって魔美が中学生でほったらかしても平気な年齢だから成立してる設定な気もする。

勇気がなくて告白できなくて5年以上友だちの人がいます

と言っても青春とは程遠く……

私は35で相手もっと上で、お互いに音楽美術趣味が合って、月2、3回の土日でどこかに遊びに行ったりライブに行ったりする仲です。

お互いの年齢を考えると、迂闊に一人の時間を侵すわけにはいかないとか、相手の親の病気のこととか、付き合うとして今さら何をするのか、これまでと何が変わるのか、みたいなことがめぐって、お付き合いしましょうと言い出せません。

なにより、穏やかで知的で高尚な趣味を持っているところに惹かれたこともあり、これから人生自分のような俗物が隣りにいることが許されるのか、とか考えたりします。

  

好きな人物像だからこそ、自分がそぐわないと思う。

でも、受け入れるかどうかは別にして、相手は「ありがとう、そんなこと気にしないのに」と言ってくれるんだろうなと夢想したりもします。

  

次に遊ぶときに言えるといいのにな。いやウブな10代かよ。

2024-09-02

時間かけて作った◯◯を◯分で食べる◯◯

1ヶ月かけて作ったドミノを1時間で倒す企画

3年かけて作ったゲームを1日でプレイするプレイヤー

1時間かけて登った山を5分で降りるスキーヤー

1時間並んで乗ったジェットコースター3分で終わる遊園地

2時間並んでたどり着いたアイドル10秒だけ握手するオタク

400年かけて守り抜いた美術品をうっかりで壊す客

30年かけてコツコツ貯めた貯金を5分で溶かすトレーダー

サモトラケのニケ現象 想像力と言う魔力

サモトラケのニケと言う彫像を知っているだろうか?

翼が映えた勝利の女神、ニケを象った像だ。

この像の大きな特徴として、頭部と両腕が失わていることが挙げられる。

この説明を聞いて、頭部と両腕が失われている美術品なんて欠陥ではないか?と思った人も多いはずだ。

私はそうは思わない、逆にこの欠損が無かったらニケは今程有名ではなかっただろう。

何故なら欠損こそが見た者の想像力を掻き立て、頭の中で自分理想のニケを作り出す力があるのだ。

まりニケと言う彫像は単体では完成せず、観測者の脳内で補完されることによって完成するのだ。 

序論はここまでにして本題に入るとしよう。

「欠損した女神彫像想像力で補完され、完成する」なんて言うと如何にも非日常的に響くかもしれないが、我々はこれを日常的に行っているのだ。

切れてしまった人間関係死別した人間、2度と戻らない楽しかったあの思い出

これらの続きを思い浮かべたことはあるだろうか?

サモトラケのニケの欠損も、今挙げたこれらの思い出も不可逆でこの世界から失われたからこそ想像余地があり、途方もなく美しいのだ。

想像力は、自分の中の世界だけなら不可能を可能にしてしまう魔力がある。

どうか、この力と上手く向き合い、付き合ってほしい。

2024-08-31

anond:20240831220523

実際に現代でも急進レフトが美術品は資本家文化だとか環境破壊権化だの言って美術品にトマトスープぶちまけてるから

anond:20240831220223

工業品とか農産物水産物実体資源に制約されるのに対して

芸術ほとんど原料なしで莫大な金回りを生み出すから資本主義芸術美術大好きだよね

anond:20240831140202

ほんとそう

公的組織税金を元手に大金を積むから美術品が高くなるし維持費も大変になる

美術好きな奴らだけで買っていればいい

うちの地域市民ミュージカルこそないがそれでも地域としていろんな行事がある

9月から

グルメラリー

スマホ教室

・フォト講座

・朝市

オートキャンプ体験

生ゴミ発酵肥料作り体験

フリマ

渡り鳥の観察会

・朝ヨガ

ナイトヨガ

スポーツカーバル

・中高齢者向けフィットネス体験

考古学ミーティング

市民美術展覧会

子供向け絵本読み聞かせ

子供ジュニア向けの天文星座観察

茶道体験

などなど。

お知らせは広報として月に一度ポストに入ってくる

もちろん行政広報目的なので上記はおまけで本筋は行政活動の報告だ

しかしこんなに色々なことを地域でやってて住んでて恵まれてるなぁと思った

2024-08-30

アニメ版ラーメン赤猫のここがダメ

基本的には毎週楽しみにしているアニメではあるが、観ていてどうしても受け入れ難い箇所がいくつかあるのでここに書き捨てていく。

OP

これがドアサやニチアサ夕方Eテレだったら全然アリのように思えるあたりTPOパッケージ問題な気もするが、不思議な事にドアサでもニチアサでも夕方Eテレでもないアニメであの小学生一生懸命書きましたみたいな歌を聴かされるのは結構しんどい

当該アーティストの他の曲も聴いてみたところ割とそういう芸風のようなので、発注側としてもこれがやりたかったということなのだろうか。

3DCG(背景・キャラ

アニメ業界はどうか知らないが、自分の所ではディレクターが下っ端根性から抜け出せていなかったりすると、「ダメなら上流(この場合プロデューサースポンサーだろうか)が何か言ってくるだろうし…」と甘え散らかしてデザイナーが叩き台のつもりで出したものをチェックバック無しでそのまま通してしまうケースがある。で上流もこれといったビジョンを持っていなかったりすると、叩き台がそのまま納品されてしまったりする。

のっぺりした屋内外の壁やつるんとした地面なんかはちょっと汚しを入れれば自然に見えるようになるのは誰の目にも明らかであるが、ラーメン赤猫でもそういうことか起こっていたりするのだろうか。

あるいはゼロ年代以降のシャフトアニメに見られるようなアート寄りの背景美術を目指していた可能性も考えられるが、どちらにせよ表現中途半端で上のチェックがロクに機能していない様子が伺えてしまう。

実際はどうかは知らんが。

ちなみに止め絵でも一瞬でCGと分かってしまうあの悲惨キャラモデルに関してはディレクターがどうこう以前の問題なのでドンマイ。

毎日赤猫

これが一番ダメ

小粋なキャッチと共にオマケパートが始まるところまではいいが、場面が飛ぶ。時間が飛ぶ。急に終わる。

オチも何もないSNSの1コママンガをこれまた何のビジョンも持たずに漫然と引き伸ばしているせいでカット割りにメリハリが無く、目的を失った絵と台詞が只々垂れ流されるだけの虚無の時間になっている。

「○○の後」と言って始まるのに時系列全然○○の後じゃなかったりするのもダメ。もはや足場を作ることすら放棄している。何でそのワードで縛ろうと思ったんだ。

毎週楽しみにしているとは言ったが書いててだんだん腹立ってきたきた。

一応最後まで観るつもりではいるけど。

某有名美術Youtubeチャンネル見てて悲しくなってきちゃった。(追記

追記:予想以上に伸びて困惑していますコメントにお答えさせていただきます。>

とりとめなくいろいろ書いてしまいましたが五郎さん質問にまともに答えてくれないように見えたことなど

じつは質問云々は言いたいことの一番ではなくて(もっといえばどうでもいい)、文中にもあるとおり、

私は誰かがバカにされている姿を見るのがどうも苦手になってしまったみたいだなあって話です。

その過程で、このチャンネルの「質問者をバカにするスタイル」に対して多少批判めいた内容になってしまっただけです。

総合すると「悲しくなった」です。駄文失礼しました。

・まともに答えようとしないの件については文中に追記しました。>まともに答えてるけど

・この切り抜きチャンネル公認であり、たまたま見ただけです。本編も見ています。>切り抜き動画は常に信用するに値しない

題名何となくです。別に批判とかじゃないです。書いてあるとおり「悲しくなった」だけです。>「某」とタイトルで書いておきながら

・もちろん見ましたよー。語弊があったようなので追記しておきますね。>マグリットは少し前に同チャンネルで取り上げていたよ

別にムカついてるわけじゃないです。書いてあるとおり「悲しくなった」だけです。>増田のムカつきどころがわからん

<以下本文>

https://www.youtube.com/watch?v=0jBFi5zGuJs

1年前の切り抜き動画申し訳ないけど、たまたま山田五郎さんのYoutube動画を見てたらさ。

「”作品はすばらしいけど人間的にはクズ”という芸術家過去にたくさんいましたが、

 現在、そういった破天荒芸術家絶滅してしまったんでしょうか?」

みたいな質問五郎さんが答えてたんだけど、これが、なんというか、終始、相手を一笑に付しているというか、

ずっと相手をうっすらバカにしながら「芸術家以外にもクズはいるだろ!」とかいストローマン論法でもって

質問自体否定しつづけるわけ。

なんか、つい最近自動車運転免許のクソ問題話題になったじゃん。

そんとき「AはBである」は決して「AだけがBである」を意味しないってコメントついてたけどまさにそれ。

この質問者は「芸術家けがクズ」なんて一言も言ってないのに五郎さんはなぜかそこに執着して

ひたすら「芸術家破天荒ってのは偏見だ!」という主張を、半笑いしながら繰り返すのみ。

さいごまで、質問に対してまともに答えようとしないんだよね。

追記ブコメで指摘あったけどまったく答えてないとは言ってません。1割2割の話なんじゃないのと答えてくれてはいます言い訳すると、この質問者はおそらくそのような一般論ではなくて五郎さん個人的もっとおもしろ見解や、具体的なエピソードを挙げてほしかったんじゃないか勝手に思って、「まともに答えようとしない」と書いてしまいました。そこは訂正します」)

まあ、もともとこのチャンネルはワダさんっていう天然系キャラのお姉さんがアシスタントしててさ、

何もわからない役のその子五郎さん西洋美術史を教えるっていう体裁でやってきたチャンネルから

彼の「おまえ、そんなことも知らないのかwww」っていう相手バカにするスタイル定番というか、

最初からなんだけどさ。そのスタイル質問してきた一般視聴者にも適用しちゃってることに対して、

なんだか、ものすごく共感性羞恥バカにされバージョン)みたいな感情が湧いてくるんよ。

たとえば五郎さんはここから

「そんなイメージがあるのはこのチャンネルの影響かもしれない。なぜなら破天荒芸術家ばかり取り上げてるから

と彼なりに主張を軟化させたかと思いきや「そういった意味マグリットを取り上げないのは話すことないから」

「彼はまじめな人間だし作品も見たまんまなので」と、意味不明な論理マグリット作品を切り捨て始めるんだよね。

五郎さんくらいの人間マグリットや彼の作品おもしろおかしく語れないはずがないので(追記 実際、今年の6月にやっています

ああ、このひとは今主張してることを補強するためだけにこんなこと言っちゃうんだなあって、ものすごいガッカリしたし、

極めつけは5:15あたりにポロッと出た「だってマグリット銀行員みたいな暮らししている人なんだもん」という言葉

おいおい。とうとう馬脚を現してんじゃん!

今さっきまで芸術家に対して偏見もつなと捲し立ててたくせに

自分銀行員に対して思いっきり「まじめ」って偏見もってるんかいwww 

こんな調子で終始言ってることはめちゃくちゃで、しか質問者に対してあまりにもボロカスいうもんだから

アシスタントスタッフがひたすら質問を言い換えたりフォローしまくってるんだけど、五郎さんはぜんぜんとまらないわけ。

挙句の果ては11:08あたりで、スタッフの「芸能界なら炎上したら仕事なくなるけど芸術家ならまだいけるんですか」

という角度をかえた質問にして、思いっきり噴飯しながら「何言ってるの!?」とあざけり倒すシーン。

「そんなもんいけるだろ。作品買ってくれればいいんだから」と、またおかしなことを言い出す始末で。

あのですね。このスタッフさんは「芸術家炎上したら仕事なくなるのか」と聞いたわけですよね。

それに対して「炎上したって仕事があれば大丈夫」って。答えになってませんよね!?

それなのにアシスタントスタッフも「なるほどー」とかいって全肯定しちゃってるの。

なんかもう裸の王様みたいで、見てて悲しくなってきちゃった。。。




 

anond:20240830105103

ヘーゲルと聞いて

思想とは良否を判断することで

その点で教養はあればいいが

ちゃん判断できばどちらでも良い

人を美術館に並ばせ、美術品の価値を上げる場合美術品はより高く売りつけられるであろう

anond:20240828123801

搾取されることには敏感なくせして自分搾取する側になることに対しては極めて鈍感な連中がネットには溢れ返っているからね。

実際のところ、創業家大株主から美術品の所有は移転せずに運営主体創業家による財団法人にでもするだけで話は変わる。

貴重なコレクション散逸させずに展示しつつ赤字を垂れ流さないというだけで名目は立つし、コレクションの一部は創業家が相応の金額DICから買い取れば資産問題もある程度切り抜けられる。

そうしないのは、創業家企業に対するガバナンスを持たずに私物化する形で赤字DIC押し付けていたというのが真相だろう。

それは突き詰めて見れば株主のみならず従業員に対する搾取を行っていたということ。

搾取片棒を担ぎながら眺めるロスコ・ルームの素晴らしさを美術評論家は是非余すことなく語るべきだろう。

ちなみに美術館の従業員の大半は最低賃金レベルアルバイトらしい。

2024-08-29

anond:20240829132621

村上隆が嫌われる理由のもう一つとして、日本美術界の制度からはみ出したからってのもあって

日本美術はいかに先生」に認めてもらえるかで出世が決まる

でもこれがあまりにもガラパゴスなせいで世界で受け入れられない

その枠からはみ出して欧米ダイレクトマーケティングに行く村上隆は疎ましい存在なわけ

で、そういう「親方」が現代日本では右か左かというと・・・

anond:20240829132621

集団制作狩野派もやってたか日本美術文脈にも乗ってるとどっかで語ってたな

村上隆が何をやろうとしているのか理解して嫌いではなくなった

村上隆氏と左派論客斎藤平氏がReHacQ(高橋弘樹氏が運営するチャンネル)で対談している動画が4連続で上がっていてすべて見た。

※以下敬称略


結論から言うとこの動画村上隆が何をやろうとしているのかよくわかったので彼への嫌悪感はすべて消えた。

1動画40分近くあるので見るのは大変だと思うが興味深く見れたので余裕がある人は見てほしい。


一応言っておくとこれはあくまで私の個人的見解なのでその点には注意してほしい。

ざっくり動画の流れを説明すると斎藤幸平が布施英利と対談した際に村上隆が嫌いと悪口を言ったので、村上隆Youtube?にコメントを書きそれを見てチャンネル運営者の高橋弘樹が対談に誘ったという流れのようだ。

斎藤平氏マルキストなので拝金的に見える村上氏行為があまり好きではない

現在京都で開催中のもののけ展の展示内容を村上隆斎藤高橋、両氏に説明しつつ最後に対談という流れになっている。

そこで現代美術とは何か、芸術とはなにか、現代美術マーケットがどのようになっているのかという基礎的な内容を質疑応答形式確認していく中で村上隆がどのようなことをやってきたのか、目指しているのかという事も語られていく。

村上隆顧客forbes上位に入るような超大金持ちであるだとか、日本人想像もできないような西洋お金持ちの間でアートはある種のコミュニケーションツールとして機能しているだとか。斎藤氏や高橋氏のアート素人目線から質問として、アート大衆に開かれるべきなのでそれほどの高額でアートがやり取りされるのがどうなのかという質問などもあった。


ただ、結局動画の内容を見た上で私が理解した村上隆がやっている事というのは以下のようだ。

西洋を中心とした世界の信じられないようなハイソサエティの間で流通している概念上のアート文脈日本アニメ漫画といったオタクカルチャースタイルアートである認知させるため芸術活動をしている」ということだ。

それゆえに、彼のアートは"芸術の枠を拡張する"という典型的現代美術ということになる。

これは別の動画漫画家の山田玲司チャンネル)で言及されていたが、村上隆はもともとは典型的第一世代オタク宇宙戦艦ヤマトファンであった。そこでアニメ業界に憧れはあったが庵野秀明作品が続けざまに放映されるのを見て業界を諦めたらしい。その結果彼はアニメ以外に興味のある分野として日本画を専攻することになる。

まり根本的な動機としてアニメは素晴らしいものなので世間に認められるべきだというものがあり、それがスーパーフラットという概念アニメ漫画日本画も同じような手法を使っており、同じようなシステム体系であり、アートである」という主張に繋がることになる。

からオタクカルチャー世界に認めてもらう手段として、西洋ハイソサエティコミュニティ顧客とし、自分作品をその人たちに売るという行為につながる。

彼はしばしば「高額で売ることが重要なのではない」と言うがこのロジック理解すると容易に彼のアート発言意図がわかるようになる。つまり西洋アート文脈支配しているハイソサエティオタク系の作品アートである認知してもらうには彼らのマーケットに入り込みそれらの作品を売り込む以外に方法がないのだ。だから値段は顧客勝手に決めることになるし、高く売ることが重要ではないという事になる。目的を達成するための単なる手段に過ぎないわけだ。

またそれが彼の作品オタクカルチャー作品をパクったかのような作品群が混じる理由でもある。動画のなかでドラえもんソニックを混ぜて作った作品がある(ルックとしてはミッキーマウスに似ていたためにディズニーに買われたらしいが)

これはつまりドラえもんソニックを混ぜて作った作品美術マーケットで売れたということは大本であるドラえもんソニックアートである。という論拠になる。むしろ元ネタがある作品をあえて作ることで"漫画ゲーム作品アートである"という事になる。


"世界アートはいったい何なのかという概念を決めているのは西洋を中心とした大金持ちの上位層である"という彼の視座から見ると、日本人資本主義に組み込まれてすらいないとか、敗戦国の悲哀等という発言意図理解できる。

アートはいったい何なのかというルールを決める場に日本人存在しない。

からその世界に入り込みその概念のものを拡大して自分の好きなオタクカルチャーアートである概念を変容させる。


アニメゲーム制作者や漫画家がエンタメとして世界に売り込むことで楽しんでもらい大衆という社会階層の下からオタク世界拡散している。一方で村上隆がやっていることは世界の上位層に対してオタクカルチャーを広めオタク拡散することだ。

つまるところ上から攻めるか下から攻めるかの違いに過ぎない。

1990年代以降実際にオタクカルチャーは全世界拡散し人気を得てきた。私もアニメ漫画を楽しむ人が世界中に増えることは純粋にうれしい。直近でもご当地初音ミクに感動した人もいたはずだ。


から私は村上隆がやろうとしている事に反対しないし、もう嫌いではなくなった。



追記

幸いいくつかブコメが付いたので補足する

からこの趣旨発言はしてて、それをオタク文化収奪と見る界隈から批判されてた。ドラえもんソニックを混ぜた作品アート領域で認めさせてくれたかオタクの味方!というのはむしろ議論が後退してる気が

はっきり言うが、村上隆文化盗用だと批判されたのはオタク部族主義トライバリズム)が原因だと思うので"村上隆オタク第一世代である"という部分が広まれば相当数その批判は収まると思う。もともと知っていた人はいると思うが、今回かなりのコメントで"村上隆オタクのとしての過去の部分をここまで詳しく初めて知った"という意見が目についたので。


NHK番組集団体制というか起業して雇用者を支えながら制作しているのをみて、普通に企業家だと思ったよ。

これもクリティカルな部分で、では集団製作アニメアートではないのか?アシスタントを使っている漫画アートではないのか?

というところにロジックバックボーンとしてある。まぁ要するに高畑勲みたいに絵を描けなくて指示して作らせても別にアートだろということ


同じ文脈だとルーヴルで展覧会をやる荒木飛呂彦の方が好ましいか

トラバにも書いたけど、もともと王侯貴族のものだった芸術フランス革命ルーブル美術館の門戸を開いて大衆に開いたという文脈がある。つまり展覧会とか美術館で公開するのはあくま大衆アートを広めるのが目的であってハイソサエティアートを変容させるという事にはならない。日本人から見るとルーブル美術館は権威だというように見えるかもしれないが、あれは権威が"大衆"に啓蒙するという文脈がある。


コミックとかを芸術にするのってロイリキテンスタインがすでにやってて、その土壌がすでにあるうえでヲタク文化を単にスライドで持ってっただけに見えるから嫌われてるんでは?

コミック西洋のものであって、日本のものではない。村上が広めたいのはあくま漫画とかアニメといった和物(より狭義に言えばオタクカルチャー)。そして西洋人がアートを決めてるんだから西洋のものアートとみなされるというのは当たり前だと思う。

ただ、村上隆発言を見て分かったけど、彼の思想は明確にナショナリズム日本)やエスニシティー(アジア人)を強調してる。これは日本のものである漫画アニメを広めたいという思考で直線的に結びついている。今回の動画で弥助問題言及したのは非常にわかやすい。つまりはてなリベラル左派と相性多分悪い。

2024-08-24

ライブ美術館に行ってきた

普段まり音楽を聴かない。ライブとか聞きに行くこともない

でも、いつか行きたくなった時に好きなアーティストが死んでたり解散してたりしたら困るな、じゃぁ行ける時に行っておこう

と、何故だか急に思い立ち某シンガーソングライターライブチケットを予約していた。

 有休をとり、新幹線チケットを買い、会場に向かう・・・のではなく途中で美術館に寄り道をする。

原田マハ小説を読んだ影響で国立西洋美術館に行ってみたいと思っていた。ライブの開演は夕方だし、せっかく有給とるんだからそれぐらいやらんと勿体ないな。

上野駅に降り立ち、上野駅周辺図をみてビビる

これが東京か!盛りだくさんの文化施設の内、国立西洋美術館なんて、ほんの一角ではないか都民め良い暮らししやがって。

毒づきながら美術館に向かう。

平日なんだから空いてるだろと思っていたが、そうか夏休みか。老若男女いっぱいいた。おのれ。チケット売り場は結構並んでる。

中身もこんだけ混んでたら嫌だなぁと入館前からゲンナリする。

企画展チケット(常設展も入れる)を購入し、企画展の会場に向かう。やはり混んでいる。そして企画展の内容は残念ながら自分にはあまり興味が無いものだった。

かと言って素通りは損した気になる。写真撮影OKらしいのでいくつか撮っておく。常設展に向かう。

再度ビビる。これが500円?で企画展込みだと1700円?価格設定おかしくない?

チケット常設展だけにすればよかったかな。まぁ、その場合は「これが500円なら、企画展とやらはどんだけすごいんだ?」と気になって仕方なかっただろうから結果オーライだろう

とりあえず、松方コレクション(美術館を作った偉い奴のコレクション)とあるものを注意深く見る方針で回っていく。あとはモネ

普通に写真撮影OKで驚く。え?美術館ってそうだったっけ?でもいちいち撮影していたらキリがないので気になるものだけ撮っていく。

別に美術に造詣が深いわけでもなく、鑑賞のポイントなんてさっぱりわからない。

意外と最近買ったものが多いんだなぁとか、寄託作品写真撮影不可の作品に「貸主の度量が狭いのかな」とかしょうもないことを考えつつ見て回る。

モネルノワールデカい点描の絵が良かったです。僕にはとてもできない。感想は以上。

 美術館を後にして、時計をみる。思ったより時間が経っていない。普段であればまだまだ机に向かって仕事をしている時間だ。

ものすごく一日が長く感じる。これが美術効能なのか?すごいぜ松方。

同僚は普通に働いている時間である。若干の罪悪感を抱えつつ本日メインの目的であるライブ会場に向かう

 途中、コンビニパンなど食いつつ開場時間に会場にたどり着く。物販コーナーでCDが売っている。なんか直筆サインだかの特典があるらしい。

物を増やしたくない思いと、記念や特典は欲しいなという葛藤で割と迷った末、スルーして着席。あとでまた悩めばいいだろう。開演を待つ。

当該アーティストファン層が良くわからなかったので、ものすごく自分が浮いていたり、逆にものすごく馴染んでいたら(自分と同じオッサンばっかりだったら)

嫌だなぁと思っていたので、お客さんを見渡してみる。いろんな人がいて安心する。まぁよく考えたら平日の夜にオッサンは集まらんか。

 定刻となり、無事に開演。知ってる曲、知らない曲、色々歌ってくださる。ありがてぇ。やっぱ生で聴く歌は良いな

あとコントラバスヴァイオリンピアノの皆様がみんなカッコいい。

でも、やっぱ知ってる曲の方が楽しめるんだから漏れなくしっかり予習すべきだったなぁと少し後悔する。

あっという間に時間が流れ、最後の曲が終わる。

アーティストの皆さま退場。

拍手

拍手

拍手鳴り止まない。手拍子に代わる。

皆様再登場。アンコールに応えてくださるそうだ。この茶番必要?まぁ嬉しいけど。

結局、その後3曲くらい歌ってくれた。気前良いな。

今度こそライブは終わり、席を立つ。物販コーナーでCDを買うかもう一度迷う。

自分の隣に座っていたおねーさんが迷うそぶりもなく会場を後にするの見て、決断力に嫉妬する。

結局、買わずに会場を出て駅に向かう。

アーティスト本人がその場でサインを書いてくれる形式だったら多分買ってたと思う。

そのまま駅に向かい新幹線に乗る。車中ではついさっき生で聴いた曲をイヤホンで聞いていた。これはこれで良いな。そんな感じで帰宅

当該アーティストを好きなのは間違いないがファンを名乗る資格は無いと思っているので、これからは有資格者となるべく努力していきたい

 何が言いたいかと言うと、たまには芸術好きを気取ってみるのも面白いですよという話。

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