「意匠法」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 意匠法とは

2024-09-19

実際、特許権で叩くしかなかったんだと思うよ

anond:20240919122024

でも、理由としては「意匠権著作権は、そういう(増田達が考えるような)権利じゃないから」というのが正しいと思う。

両方とも、キャラシステムを真似されたゲーム差し止められるような性質権利ではない。

 

意匠権

意匠法保護対象は「物品の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合であって、視覚を通じて美感を起こさせるもの

まり産業製造可能な)リアルの物品のデザインに対して主張できる権利だ。

ゲーム分野の場合キャラグッズが最も近しい事例になるだろう。

 

意匠の出願の際は図面を提出して、「こういうデザインである○○(例えばキーホルダーカップ家具…)に対して意匠権を出願します」という書類も一緒に提出する。

必ず何かのリアル物品のデザインに対して権利を取得するのが意匠権なので、そもそもゲーム内のパクリキャラクターを叩きに行ける性質権利ではない。

 

著作権

著作権保護対象は「著作物」=「文芸学術音楽美術などのように思想または感情創作物表現したもの

まり創作アイデアを具体的な創作物に落とし込んで初めて保護対象になり、アイデア自体保護されない

 

そのためボールらしきものをぶつけてモンスター捕獲する」というアイデアをパクられたとしても、それは著作権法の保護対象ではない。

アイデア自体保護対象とすると、そのアイデアに該当するありとあらゆるあらゆる表現差し止めになりうるため、自由表現活動を阻害するから

モーションをそのまま真似したとか、キャラクターが丸コピとか、何かしらの表現上の類似性がないと厳しいだろう。

そして類似性はとてもロジカル判断されるので、「ただ似てると思った」だけでは厳しい。

 

また、キャラクターの表現著作物として認められるものの、個別キャラクターをいくら差し止めたところで、元のゲーム差し止められなければキリがないのは想像に易い。

ソフト売り切りだった時代ならともかく、Steam時代は当該キャラクターを削除したアップデートを行えば、それで終わりだ。

 

ーーーーーーーーー

まり、「パルワールドポケモンっぽいデザインで気に入らないし意匠権では戦えなさそうだから特許で殴った」訳ではなく、

そもそも意匠権ってそういう権利じゃないんで・・・」って訳だ。

2022-10-09

anond:20221009215613

赤十字商標登録さえできないレベルの国際標章だけどね。

商標法とか意匠法とかしらないのあぶないよ。

キメツグッズを輸入した中国人がどういう法律でつかまってるのかわかってないってことじゃん。

2020-06-01

anond:20200601202254

増田として訂正するなら今すぐ先の書き込み自力で訂正していいんやで

日本国民として意匠法を訂正するなら国会議員になれやで

2018-08-17

SmartNewsになりたいGunosy

8月14日Gunosyのクーポンタブリリースされた。いうまでもなくSmartNewsのクーポンチャンネルに触発されてのことだろう。デザインはもとより、ラインナップもマネのものといえる作りになっている。ニュース毎日触れてもらうきっかけづくりという点で、偶然同じ方向に向かう可能性があることは理解できる。しかし見た目だけを似せても、そこに込められた想いまではコピーできない、と元社員さんらしき方から指摘されている。

過去を振り返ってみても、GunosySmartNewsマネをしてきた節がある。アプリの作りはいうまでもなく、例えばSmartNews媒体から記事提供を受けるためのフォーマットであるSmartFormatGunosyは同様のフォーマットとしてGunosyFeedを用意しているが、仕様はSmartFormatの丸写しといえるレベルになっている。当然、SmartFormatの方が歴史が古い。RSSAtomというオープン仕様拡張したものなので似たものになるのはある種仕方ないといえなくもないが、ドキュメントの作りまで似るのは果たして必然といえるのだろうか。Gunosyでは「SmartFormatがあればそれを貰えれば大丈夫ですよ〜」と媒体に依頼することすらあるそうだ。

法務的には著作権法意匠法不正競争防止法で争う可能性も脳裏によぎるが、SmartNews法務は温厚な人のようで、そういうことはこれまでしてきていないようだ。まあ実際訴訟をして勝てたとしても得られる実利が少ない面はあるし、釣りゲームで争ったGREEDeNAのような泥沼は避けたいという判断が働いてもおかしくはない。

しかし、もし当事者ならば確実に怒るのが、社是までコピーされていること。SmartNewsは「世界中の良質な情報必要な人に送り届ける」。Gunosyは「情報世界中の人に最適に届ける」。当然、SmartNewsの方が制定が古い。よくもまあ恥ずかしげもなくこういうことができるなと感心する反面、Gunosy社是という根本からして「SmartNewsになりたい」と思っていることが端的にわかるのだ。そしてこれは今後も続くのだろう。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん