はてなキーワード: クイズ番組とは
流行に乗る。
名探偵コナンに追い付くために読んでいたほうがいいエピソードは既にいろんな所でまとまっているし、10エピソードどころではおさまらない。
なので読んでほしい回を下記に書く。(傑作集とでも言うべきか)
というのもコナンの人気エピソード投票はよくしているのだが、どうしてもキャラクターが活躍する回とか、話が大きく動いて流れが変わる回とか、幼少期のアニメ視聴者が絵的インパクトのみで記憶に残ってるとか、妙にネットでこすられた回がピックアップされてしまうのだ。
今回はそういうの無しで行きたいと思う。
順不同だ。あと見るなら原作をおすすめする。アニメは原作からちょっといじってるし、漫画の絵が良いんだよコナンは。
行方不明の推理小説家を探すというもの。鍵は作家が残した原稿にある暗号ミステリーである。この暗号を解くまでのコナンが良い。あまり知られていない蝶ネクタイ型変声機の弱点も知れる。推理小説好きは好き。
原作で読んでほしいと先に書いたが、これはトリックと漫画ならではの構図の絵が美しいのが特徴だ。
雪山山荘、燃えさかる吊り橋、何も起きないわけがないと知ったあの頃を思い出す。
これは初期作品でなかなかにインパクトが強い絵面が楽しめる事件だが、これがあるから名探偵コナンは国民的になれたのではないかと感じる。こんなん誰が思いつくねん、という事件。
この辺は入れとかないと誰かに刺されるかなと思った。コナンの設定を生かした事件で本当に唯一無二だと思うが、その中でも特に驚きが強く展開が読めないので面白い。
まぁこれはなんというか来年の映画のために見とけよってかんじではあるのだが、好評だったからメインに長野県警が選ばれたわけで、それは大事なことだろう?
コナンで唐突にくるグロ回が好きなのだが、長野県警が出ると大体グロいので良い。コナンのグロなら平気~って人もこの回はヒェッとなるかも。多分作中ベスト3に入るグロさ。
まぁこれもなんというか来年の映画のために見とけよってかんじでは(以下同文)
97巻ともなると人物相関図がややこしくなるが、かなり緊張感があったのでそういう楽しみ方もできるし、出てくる暗号もコナンを読んでいればいるほどミスリード的なお遊びがあり、ほどよい難易度だった。ぜひ一旦解読してみてから進んでほしい。
地味な話ながら地味にファン人気があるエピソード。地味なファンに人気があるエピソードとも言おうか。地味に面白くて地味に残るものがあるシンプルで良い回だ。結構悲しい話。
42巻に収録された6話構成のエピソード、だがベルモット編の終結とも言えるのでそこまでの流れを見ている方が良い。
とにかくここまでの流れの完成度が高く、すべてがうまく行っている。ある種の名探偵コナン一部完結といった感じもあり、おそらくここまでを読み込めば名探偵コナンのラストが予想できるのではないか…といった考察もある。もちろん80巻以降毎回のように重要情報を出すようになったので全巻読まないといけない仕組みなのだが…。
正直この事件が入っていない人気投票系のエピソードランキングは信用していない。これは必ず入っておくべき、と思う二元厄介オタク。
一回読んだだけだと理解できず、何度も見返して「なるほど」となったので印象深い。謎一つ一つはクイズ番組であるようなものなのだが、それを事件に繋げて複雑化していくのでなかなか読めない。
あ、これも長野県警出てるから来年の映画のために…いや、これは読まなくていい。
大体このエピソードをライト層におすすめしてくるファンとは関わらない方が良い。
でもこの場はそういうのを書いていい場所だと聞いたので。
お札を見せるやつねって言ったら覚えてる人多いかな。
毒と幻のデザインと同じくコナンと平次の共闘と言っても、上の話と違ってこれをおすすめしてくるコナンファンはとても優しい。大事にした方が良いと思う。このエピソードは完成度が高く、映画を見たかのような満足度がある。
1000話超えてるのであれが入ってないとかこれが入ってないとかあると思うけど、まあそういうのは各自おすすめしてください。
子供三人。運動会の予備日。特別に予定はないから、子供と遊んだ。(小学生2人姉弟、幼稚園1人弟)
妻は片付け(前週も運動会)に集中するとのことなので、子供の相手をすることにした。
8:30朝食は昨日買ったパン。皆で食べる。
まずは昼ご飯に何を食べたいのか聞き取り。結果、チャーハンとのこと。(外食の方が楽だったが、チャーハンがよいと決まった)
9:00 子供のおもちゃなどをリビングから片付け。午後はテレビで野球を見たいので、部屋で見ながら遊べるように片付けた。
10:30 炊飯器に3合セットし、公園へ。長男とキャッチボールをして、長女と次男はサッカーと縄跳び。最後にみなで野球。次男の投げるフォームが元気いっぱい。
12:15 昼食。妻も含め5人で3合完食。
14:00 野球が始まったのでアイスコーヒーを飲みながら観戦。長女が作りかけのラジコンの続きをしたいと言うことで、テレビ(大)を見ながら組み立て。タミヤBBXは小学生には難しい。それでも、長女は次男と部品探しで楽しそう。
長男は野球を見ながらテレビ(小)でパワプロ。王と小笠原と落合は誰がすごかったかと聞かれたので、どれもすごいが、パパは原が好きだったと答えた。妻にはどちらかの実況を消して欲しいと言われたので、長男は音を消した。どうやら、現実の野球も気になるらしい。
16:00 長女が、昨日夜、Switchでカラオケ一日分チケットを買ったから、やりたいとのこと。ラジコンは一段落したので、テレビ(大)はカラオケになった。テレビ(小)で野球継続。日ハムが逆転した。清宮はスマートになってよかったね。エスコンはテレビで見ると選手が大きく見える。角中にどうして代打が出たのだろう。
18:00 夕食はとんかつ屋の弁当が食べたいという妻の進言により、注文。明日の朝食のパンを買いながら、とんかつ屋に取りに行く。大人はヒレ、子供はロース。ロースよりヒレが好きなのではなく、ロースを食べたいのに、ふた口目から後悔するからだ。消極的かつ最善の選択ができるのが大人だと思う。5人で8000円ほど。どこにも出かけてないので余裕余裕。
20:00 しっかり食べて、クイズ番組を見る。志らくは間が悪い。師匠の談志は間で勝負する落語家じゃなかったから、仕方ないか。志らくの弟子が多いと聞いて、驚いた。落語の新人もドラフトで選ばれるのか?
21:00 ニュースを見ながら子供の就寝の準備。政治が若者に近づいていないっていってた演説聞くのが趣味という女性モデルがでてたけど、それは今に始まったことではないよ。みんな、年を取ってから、自分がうまくいかなかったことを世の中のせいにするようになって、ようやく政治に意見したくなるんだよ。でも、9時のニュースを見る層は、そこそこの投票率になると思うよ。そもそも、他人が投票に行かない方が、自分の一票の価値が上がるんだから。
あいつら
とんでもなく頭良くてどんな大企業にでも入れるだろうに
クイズ愛だけで儲かるかもわからんYoutuber街道突っ走ってあそこまで大きくなった集団なんだよ
今はその賭けたリスクに見合った結果が出始めてる頃なわけ、邪魔すんなよ
東大卒だろうがYoutuberで成功するのって難しいんだぞ?
お前東大出たあとにで好きな趣味みたいなコンテンツを発信するYoutuberをマンションの一室でできるか?俺は無理だよ
もちろん、クイズ番組が一時ブームになったおかげで伸びたっていうラッキーもあったけど(QKのお陰でブームになった側面もあるけど)
あのさ、あれだけテレビの露出あってあの人数で裏方抱えて、いうてまだ登録者数230万とかなんだよ?
ぶっちゃけまだ少ない、ようやく軌道に乗ってきたみたいなところだと思うし、まだ伸びる余地はある
そんなときに他のことなんかやってられねーだろ、エンタメに振り切る以外の正解はないよ
そっとしとけよ
QKが偉いのは、例え省庁案件でもGoogle案件でもJR案件でも、動画の尺のほとんどがエンタメなところだよ
行ってしまえば素人VS芸能人のクイズ対決って構図でしかないんだけど、東大ってわかりやすいインテリの素人を用意することで芸能人が芸能人が大衆の代弁者になって「東大在学生という少数エリートの壁と戦う芸能人」って構図になるんだよな。
番組としての面白さを芸能人側が確保しつつ東大王たちのインテリぶりに驚愕できる、長寿番組になっても学生だから定期的な卒業があって「テレビ慣れした素人、面白くない芸能人」になるリスクも避けれる、というメリットもあって、東大生って所に目を付けた番組企画者はほんとすごいと思う
(同じように素人と芸能人の使い方がうまい番組だよなと思ってたクイズ番組にクイズ99人の壁がある。あくまでも99対1って構図は崩さす、スペシャルマッチという形で芸能人を回答者に出して取れ高確保、素人側はメインの成績には影響せず芸能人をブロックすることでボーナスが貰えるゲームのボーナス面的な扱いをしてるの。ただこっちは99人集めるという所にむずかしさがあってやらかしたって考えると、エリートたって100人以上いてクイズプレイヤーやクイズ研究会なんかもある東大に目を付けた東大王はやっぱすごいとおもう
世界一売れてるゲームであるマインクラフトの公式が開催しているイベントに、マイクラバーサスというものがある。第5回まで開催された現在、これの必勝法が定まってしまったので、書き記しておく。
マイクラバーサスは、ヒカキンやVtuberなどの有名な実況者配信者を20人呼び、5人×4チームに分かれて特別に作られたマップの中で制限時間以内に最もポイントを稼いだチームが勝ちとなる。
ポイントは、採掘した鉱石を納品すること、相手プレイヤーを倒すこと、敵Mobを倒すこと、このいずれかで得ることができる。
ポイントの割り振りやマップやその他特別な要素は変動するが、基本的なルールは変わらない。
世界一売れてるゲームということは世界一キッズの多いゲームでもあるので、軽く荒れてしまうこともある。
皆勤参加者のひとりにはマイクラ専門youtuberであるドズル社のメンバーおんりーがいるのだが、そのプレイスキルの高さにより無双し、他の参加者のファンからはヘイトを買い、殿堂入りという名の出禁にしろとの声が上がるような事態となっていた。それをうけてなのか第4回と第5回はナーフが入り、MVP装備と称して特別な防具が配られ、防御力を上げられない縛りがついていた。
その第5回目が8月31日に開催されていたが、攻略法が定まってしまった。第4回でも前述のおんりーがいるチームが優勝したのだが、そのときと同様の戦略をとり、今回もまた優勝した。
その戦略とは、「ゲーム開始から60分経過すると開放されるエンドで最速で1匹目のエンダードラゴンを倒し、得た経験値を消費してツルハシに幸運IIIのエンチャントを付与してダイヤモンドを効率よく採掘する」である。
何回か復活するエンダードラゴンは倒すごとに3000ポイントを得られるが、最初の一体を倒したときに限り大量の経験値を落とす。この経験値を消費することにより、レベルの高いエンチャントを付与することができる。その結果、1個200ポイントのダイヤモンドを1ブロックから2〜3個回収できるようになる。これでゲームの勝敗が決してしまう。
第4回からのリピーターはおんりー以外にもいたため、他のチームもエンチャントを付与する作戦に出ていた。しかしそちらは二位と三位となった。一匹目のエンダードラゴンを倒さないことには経験値が足りないため、レベルの高い強力なエンチャントを量産することができなかったのだ。なお細かいことを言うと、エンチャント以外にも、鉱石の掘り方や地面の下り方などのプレイスキルの差も出てはいた。出てはいたが、大した変数ではない。
制限時間3時間のうち、1時間が経過するとエンドが開放される。エンドにいるエンダードラゴンを倒すと大量の経験値を得て、強力なエンチャントを量産することができ、ダイヤモンドを他チームの数倍の効率で入手することができ、優勝が決まる。結果から語れば180分中の60分の時点で勝敗が決まるし、そのあとは画的にもひたすらブロックを掘削する作業的なシーンが長く続いてしまうゲームということになる。これではさすがにつまらない。
なので次回が開催される頃にはさらにルール改訂が入るとは思う。
・プレイヤーはRTA日本一クラスのガチ勢からエンジョイ勢Vtuberまでピンキリ
・チームは「界隈」事に固まってるため実力差はデカめ
・3時間という長丁場
という環境下で見世物として最後までうまく成立するルールを作る、この難しい問題をどう対処するのか、次回のマイクラバーサスが楽しみである。
余談だが、「見世物として最終盤に勝敗を決する盛り上がりが来てほしいが、前半戦が茶番にもならないでほしい」問題をどう処理するかの一例は、TBSのクイズ番組「東大王」にあった。「最終ブロックの東大生チームVS芸能人チームの早押しクイズで全体の勝敗が決まるが、それまでのブロックでの勝利点の分だけポイントが加算済みで始まる」というシステムになっていた。ブロックごとに区切りがある形式でないと採用できないが、これはうまい解決策だったと思う。
クイズ番組に出て来た賽子の読み方が解らなかった。
賽銭の賽と子でなんて読むんだろ、さいす?
答えはさいころ。
そう言えば賽は投げられたとか言うな。
でも賽銭、賽の河原、賽する、等々宗教的な使われ方の多い賽の中で、賽子はとても浮いている気がする。
漢字の意味を調べても、賽、神にむくいること、さいころ、と意味がちぐはぐに感じられる。
そこで調べてみたらさいころは元々投げた結果で吉凶を占う神事に使われていたらしい。
原始的な賽子では生け贄の動物のくるぶしの骨で作られていた物もあったとか。
宗教にぐっと近づいた。
賽ノ神、塞ノ神などと道祖神や、正月開けの焚き火行事を呼ぶ地域もあるらしい。西日本で言うところのどんど焼だ。
https://www.kanko-kubiki.jp/season/winter/sainokami/
このページによると名前の由来は
邪霊の侵入を防ぐ神→さえぎる神→さえの神→サイノカミ(賽の神)
遮=賽はなんだかとてもしっくりきた。
言われてみれば賽の河原はあの世とこの世を遮っている場所なので同じ由来かも知れない。
神も悪い物を遮ってくれるのと同時に、我々と神の間も遮られている。
さいころも成功と失敗の間をさえぎっていると言えるかも知れない。
しっくり来たのでこの辺で考えるのをやめた。
ルールとかのすり合わせとかは必要だが、こんなマニュアルレベルで細かくすり合わせないといけない関係ってわりと破綻は目に見えてた感がある。
嘘っぽさは感じるが話としては面白い
私と元恋人は9年かけて、いろんなことをすり合わせてきたんですよ。顔を合わせた時の挨拶、電話の第一声、好きな食べ物嫌いな食べ物、今晩何を食べるか、晩酌のお酒の量、氷をどれだけ作っておくか、外食の頻度、コーヒーに砂糖をどれだけ入れるか、みそ汁は赤みそか白みそか、ご飯は硬めかやわらかめか、野菜をどれだけ食べるか、歩くスピード、どんなシチュエーションで手をつなぐか、目覚まし時計のアラームの時間と音量、相手が喜ぶプレゼントは何か、誕生日の予算をいくらにするか、食器の洗い方、タオルを洗う頻度、風呂掃除をいつ行うか、掃除機は毎週何曜日にかけるのか、穴の開いた靴下を履き続けるのか、ごみを捨てるのは袋が一杯になった段階なのか収集日ごとなのか、シンクを洗うスポンジと食器を洗うスポンジは分けるのか、エアコンの温度を何度に設定するのか、歯ブラシの予備は硬めかやわらかめか、トイレットペーパーはシングルかダブルか、片方が出かけるときにキスするかしないか、コンドームを買うのはどちらか、生理の時はどうするか、映画館ではどの席に座るか、アニメを見るかドラマを見るか、クイズ番組を見ていて「あ、わかった」と言うべきか否か、二人で楽しめるYoutuberは誰か、互いのSNSのアカウントは教えるか教えないか、常夜灯を灯すか灯さないか、カーテンは何時に閉めるか、どこのドラッグストアのポイントをためるか、喧嘩したときはどちらから謝るか、ベランダをどこまで綺麗にするか、相手に何を求め自分は何を譲歩するか……。
おじさん楽しみです
「めちゃ美人」と話題のメダリスト、“無職”だった2年前 クイズ番組で「本当に助かりました」
https://news.yahoo.co.jp/articles/be03bb70f0bbd8ec5242710ff3983cd7c916b926
シダマツ志田千陽、「オタク全開」のリアクションが「めっちゃ可愛い」 “推し”との対面シーンが話題
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c23c2768699bcc222da49260c26cf3b2117a000
※タイトルの通り、恋人と別れたばかりの弱った人間が辛い時間を塗りつぶす目的で書いた文章ですので、ふとした拍子に読んでるあなたの自尊心を傷つけたりすることはありません。「こいつに比べたら私はまだましだなあ」とか「世の中には私より弱っている人間が星の数ほどいるなあ」みたいな、ある種の優越感をこの段階で持ったうえで読んでもらえれば、私はぺろぺろと自分の傷を美味しく舐めることができると思います。
9年付き合った恋人と別れました。なっが!
別れた原因は性格の不一致です。気付くのおっそ!
まあ付き合い始めるのも、付き合い続けるのも、そして別れることも大した理由なんてないですね、いま改めて思います。お互い何となく好きになって、何となく一緒にいて、何となく一緒にいたくなくなったってだけの話だと思います。これが結婚してたらまた違うロジックが働いていたと思うけど、夫婦じゃなくて恋人で良かったなと思います。その選択に関してはお互い後悔してません。
で、まあそんなことはどうでも良くて、一番言いたいのは「邪魔くさい」。これです。すごくすごく邪魔くさい。
何が邪魔くさいかって、私と元恋人は9年かけて、いろんなことをすり合わせてきたんですよ。顔を合わせた時の挨拶、電話の第一声、好きな食べ物嫌いな食べ物、今晩何を食べるか、晩酌のお酒の量、氷をどれだけ作っておくか、外食の頻度、コーヒーに砂糖をどれだけ入れるか、みそ汁は赤みそか白みそか、ご飯は硬めかやわらかめか、野菜をどれだけ食べるか、歩くスピード、どんなシチュエーションで手をつなぐか、目覚まし時計のアラームの時間と音量、相手が喜ぶプレゼントは何か、誕生日の予算をいくらにするか、食器の洗い方、タオルを洗う頻度、風呂掃除をいつ行うか、掃除機は毎週何曜日にかけるのか、穴の開いた靴下を履き続けるのか、ごみを捨てるのは袋が一杯になった段階なのか収集日ごとなのか、シンクを洗うスポンジと食器を洗うスポンジは分けるのか、エアコンの温度を何度に設定するのか、歯ブラシの予備は硬めかやわらかめか、トイレットペーパーはシングルかダブルか、片方が出かけるときにキスするかしないか、コンドームを買うのはどちらか、生理の時はどうするか、映画館ではどの席に座るか、アニメを見るかドラマを見るか、クイズ番組を見ていて「あ、わかった」と言うべきか否か、二人で楽しめるYoutuberは誰か、互いのSNSのアカウントは教えるか教えないか、常夜灯を灯すか灯さないか、カーテンは何時に閉めるか、どこのドラッグストアのポイントをためるか、喧嘩したときはどちらから謝るか、ベランダをどこまで綺麗にするか、相手に何を求め自分は何を譲歩するか……。
ぜんぶ、ぜんぶ、ぜんぶ、パー。
9年かけて作ってきたルール、決まり、阿吽の呼吸がぜ―――――――んぶ、何の意味も持たなくなってしまった。これが、すごくすごく邪魔くさい。また誰かとゼロからかぁ、と思うと吐きそうになってくる。
それにしてもよくもまあここまで羅列できたな私。本当はこの10倍、いや100倍くらいはありそう。長い時間かけて話し合ったり喧嘩したりしながら二人で作ってきた社会がなくなっちゃったよ。
あーあ、しんど。
普段は電車移動がメインなんだけど、今回は珍しくバスを利用することに。
駅前のバス乗り場に立ち、どのバスに乗ればいいのか戸惑いつつ、目的地へ向かうバスに乗り込んだ。
走り出すとバスの中は意外と快適で、座席に座ってスマホいじりながら、窓の外の景色をぼんやり眺めていた。
しばらくすると、車内アナウンスが流れ始めた。
「次は~」とだけアナウンスされたとき。停留所の名前がアナウンスされる前のことだった。
「っておぃいいいいい!!早押しクイズかよぉおお!」
まるでクイズ番組のボタンを押すみたいな早さ。だって停留所の名前がアナウンスされる前だよ?
郊外のバスって、そんなに降車ボタンを押すタイミング早いの!!?
その後も観察していると、乗客全員降車ボタンを押すタイミングが異様に早い。まだ停留所のアナウンスが始まる前に「ピンポーン!」トマリマスとなっている。
まるで全員がバスの運行ルートを完全に把握していて、次の停留所を完全に予測しているかのようだ。
「ちょ、ちょっと待ってぇええええ!!お前ら全員玄人かよぉおおおおおお!!!」って再び心の中で総ツッコミ。バスの停留所に関する知識がどれだけ深いんだよ。
バスが次の停留所に近づくたびに、アナウンスが流れ、停留所の前に必ず「ピンポーン!」。私も負けじと、自分が降車する場所まで来たら停車ボタンを押そうと思っていた。
だが、私が降車する停留所もその名前がアナウンスされる前、アナウンスが「次は~」の時点で既にボタンは押されており、あまりに早くてビビったほどだ。結局、私の出番は来なかった。
昔のクイズ番組の話どこだよ
昔のクイズ番組は、インテリやオタクのお遊びという感覚があった。
元々のオタク、元々の勉強マニアが、ちょっとした奇人変人パフォーマンスとして、何の準備もせずにやるからこそクイズは面白い。
クイズのためだけにクイズをやってるような連中を真面目に凄いもののように演出されたら、逆に引く。
特にオタクなキャラクターで売ってるわけでもなく、学歴もそれなりで、ただクイズのためだけにクイズを必死にやってる。
それを馬鹿馬鹿しい熱意として一歩引いて見せてるならともかく、そこからまるで識者みたいにニュースコメントなんかまでさせ出すテレビ。
クイズはクイズ。勉強とは違う。本当の知性とは違う。そんな「キャラづけ」を学識と混同させるなよと。
東大のクイズ研究部が活発なこと自体は悪いことじゃない。それこそインテリの遊びだ。
でも、ああいう番組が人気レギュラーにまでなると、まるで東大という学歴の最終ゴールが「テレビでクイズタレントをやること」みたいに見えてくる。
テレビを見る子供にそんなイメージを植え付けて欲しくない。学歴や知識は「映え」のために手に入れるものじゃない。
日本人が政治、経済、科学、文化に無関心になり、反知性と言われる風潮がある中で、クイズ番組や、クイズにのみ絡めた学識礼賛が人気となるのは、逆説的なようにも見えるがある意味順当なのだろう。
現代の日本に足りないのは「知性に対する真剣さ」。知性が現実に及ぼす影響というものを認識する誠実さだ。
娯楽化された「知識」は厳密さを要求しない。さっきの「Qさま」でも今さら「聖徳太子」が偉人として紹介されていたが、いつまでもアップデートされない知識を「そういうものだから」とクイズにし続けることは、知識の更新を妨げる障害にもなる。
勉学を通して身につけるべき本当の知性は、現実の問題に適用できてこそ初めて意味のあるものだ。
テレビやYouTube、SNSでそれっぽく見えれば良いというだけの価値観では、目立つ陰謀論との差も大してつかないだろう。
そういう次元でしか「知識」の価値も感じられないような社会では、「学歴」だけが華々しく追い求められても、相反するように反知性度が高まるとしか言いようがない。真面目ぶった不真面目な世の中だ。
うーん、例えばこう、
先日にクイズ番組を観ていたら、ミスをした人を糾弾するよくある演出に抗議をする人がいて、でもその後で今度はそれを遠回しに真似して揶揄して笑いを取るようなことをしてたわけよ。そしてみんな笑った。
俺は不愉快だと思ったし、それを日常的に認めるべきではないと思ったけど、でもどうしたらいいかわかんねえな。俺も言うほど良い人間じゃないし。それは置いとくとしても。
bpoに言ったとして、この程度のことで何言ってんだってなりそうだし……
まあ、なんだ、こういう悪意ある行動は抑制するべきだという風潮にできればしたいけど、ちょっと難しいよねと。
彼女は蒲公英の色の白いドレスを着ていて、余所行きの服のように思われた。
彼女の前にはガスコンロがあり、横から覗くと圧力鍋が火にかけられている。
おかえりなさい。
そういって妻は振り返り、ピカピカのキッチンは大理石のように輝いていて、汚れひとつないように見える。
ただいま、と俺は返事し、妻のその後を待った。
だが妻は微動だにしない。
スマイルを浮かべたまま身動ぎせず、じっと、たおやかに表情を維持し続けていた。
俺は動揺した。奥ではシュコシュコと圧力鍋が空気の音を立てている。
強火。妻に火を止める素振りはない。
怒りのメタファー。
それが分かったところで何になる!?
思い当たる節はない。
やがてシュコシュコ音は間隔を狭め、クイズ番組の秒針の如く俺を足早に切羽める。
このままだと圧力鍋は爆発するだろう。
じんわりと、粘り気のある背汗がワイシャツの内にそそり、俺は下痢でトイレにこもった時のように神に祈った。
助けてくれ!!
額のダムから眉が決壊しそうになったとき、俺はポケットからハンカチを取り出そうとした。
…あれ?
そのときポケットの中から出てきたのは結婚指輪で、妻の左手を見るとそこにあるはずのものが見当たらなかった。
俺はアーリング・ハーランドばりの膝スライディングを披露して妻の足先に赴くと片膝を立て「僕と結婚してください!」と叫ぶように言い、妻に指輪を差し出した。
いい大人になってから反抗期が来て、今年の年初から家族(・親戚全員)と一言も話したくないという状態が続いている。
両親は私を育ててくれた。教育にお金をかけてくれた。でも、恨んでいることがいくつかある。まとまりがないが、自分が嫌だったことを書いていく。
東大に入れなくてごめんなさい。実際私は勉強の仕方が適当かもしれない。でも私、東大を目指すなんて1度も言ってない。それに10歳そこそこの子供にそんな呪いをかけないでほしかった。
「親戚の言う通り、東大にはやっぱり入れなかったね。」
お父さん、お母さん、東大に入れなくてごめんなさい。でも、そもそも私は東大を受験すらしていない。それに親戚も両親も誰も東大なんて出ていない。自分が東大に入れていないのに、なぜ子供は東大に入れると思うんだろう。
祖父母には慶應こそが素晴らしい大学だと子供の頃から言われていた。祖父母は慶應卒の芸能人のことはすごく応援している。特に幼稚舎から慶應の人のことは無条件に評価している。
おばあちゃん、慶應に入れなくてごめんなさい。でも、うちには慶應の医学部に行くお金はないよね?
私の両親はいつも学歴の話ばかりする。年がら年中夕飯のときに東大合格者数の話が話題に出る。名門中学の情報にも詳しい。
「あなたの高校、3年前と比べて偏差値が2上がって、○○高校より高くなったわよ。」
両親が顔も見たことのない友達の進学先を何度も何度も聞かれる。「分からない」と言うと「仲いいんだから、分からないなんてことないでしょう。」と言われる。本当に分からないのに。
「○○くんは△△銀行に内定したらしいわ。」「○○ちゃんは××製薬に内定したの?すごいじゃない。」
お父さん、お母さん、ごめんなさい。私はお父さんとお母さんが望むような大学には入れなかった。キラキラした就職をすることもできない。
母に言われた。
「○○ちゃんは地元の公立高校から塾なしで慶応大学らしいわよ。コスパがいい人っているのね・・・。それに引き換え、うちは。これだけお金をかけてMARCHだったら目も当てられない。」
お母さん、コスパの悪い子供でごめんなさい。でも、私は子どもの時気づいたら学習塾に入っていた。中学校のときも、私は数学の塾には行かなくていいと主張していた。私がコストをかけるよう頼んだわけではない。思わず腹が立って言ってしまった。
「お母さん、コスパがいい子供っていうのは遺伝子がいいんだよ。結局遺伝子の差じゃないの?」
私は両親より学歴は劣っていない。コスパは悪いかもしれないけれど、ジェネパはそんなに悪くない。
ようやく歩けるようになった頃から公文式を始めて、毎日プリントを5枚解いた。それでも両親に言われた。
「○○ちゃんは1日10枚プリントを解くらしい。もうXXレベルなんだって。」
公文式に加えて、小学校低学年のときから両親が買ってきた「トップクラス問題集」など高難易度の問題集を解き始めた。週末に時々テストも受けた。
週末は泣きながら問題集を解いていた記憶がある。映画に連れて行ってもらったある日、両親の想像していたよりも学習の進捗が悪かったようで、めちゃくちゃ怒られて泣いた。
小学生の頃は両親によく叩かれたり蹴られたりしていた。
鍵をなくした等仕方がない理由のときもある。でも、お母さんも鍵をなくして、家の鍵をすべて交換していた記憶があるけれども。
私は挨拶をしたのに、親がそれを見ていなくて挨拶をしていないと思い込んで「挨拶をしろ」とめちゃくちゃ叩かれたとか
工作教室で「AかBを作る」という指示で、私以外みんなBを作っていた中で私だけAを作っていたら「人の話を聞け」とめちゃくちゃ怒鳴られて叩かれたとか
中学受験のときのことは思い出したくない。小6の夏休みは1日中毎日家でも塾でも怒鳴られ続けて本当に辛かった。親が机を叩きながら怒鳴っているのに対して「ここのところ毎日こんな感じね」と離人症のような状態で思っていた。怒った親が机にバンバン叩きつけたせいでベコベコになった過去問で勉強するのは辛かった。
結局、1番難しい学校には入れなかった。お母さん、立体図形が分からなくてごめんなさい。
中学2年生の8月下旬に夏休みの宿題をやっていないことがバレてめちゃくちゃ殴られて蹴られたのが最後の「教育虐待ぎみ」エピソードである。
夏休みも残り2週間以上あったし、なぜそんなに怒られないといけないのか私には分からなかった。深夜にお父さんに部屋の隅まで追いかけられて顔を何発も叩かれたり殴られたりして、お腹も何度も蹴られた。
正直なところ、初潮が来るか来ないかという頃の子供のお腹を「宿題をしていない」という理由で何発も何発も蹴るのは、人間としておかしいのではないかと私は感じた。
お母さんも止めなかった。
お母さんはお父さんのことを「優しい」と言ったが、私には理解不能だった。気分にムラがあり「機嫌が良いときがある」というのが適切な表現である。
「お前はダメ人間だ」「中学校をやめさせるぞ」「お父さんはあなたのスポンサーなんだから言うことを聞きなさい」
いろいろ言われた気がする。せっかく中学受験をがんばって入った学校をやめさせられたくなかったから、そこからすぐに表面上は宿題を終わらせた気がする。
観察の課題があって、都会育ちの私は苔なんてどこに生えているのか分からなかったから、適当な苔の絵を描いて提出した。あとからネットで検索したら苔のすがたは私が描いたものとは全然違っていた。
その後、殴られたり蹴られたりすることはほとんどなかったけれども、最後まで両親は私が勉強以外のことをするのを嫌がった。私の勉強以外の側面には興味がないようだった。もし勉強が得意でなかったら両親の私への愛情はゼロだっただろう。私は両親にとって勉強以外価値のない人間なのに、中途半端な学歴でごめんなさい。
大人になってから、教育虐待をされた子供が親を殺した滋賀と佐賀の事件の話を両親にした。
「うちはそんなことがなくて、優しい両親で良かったね。」と言われた。自覚がないのかと愕然とした。
「私は自分の子供に中学受験をさせたくない。」と言った。「私たちがあなたに勉強を強いたっていうの!」と怒って、私のいないところで泣いていたらしい。
私の両親はおまけに過干渉だった。スキンケアをしたり髪を整えたりすると「色気づきやがって」と言われた。だから、今でもおしゃれができない。
親の目の前では自分の好きな娯楽いっさいを楽しむことができなかった。親の好きなワイドショーやらクイズ番組やらを見るだけの休日。
高校の初めまでは定期的に必ずケータイチェックがあり、親にLINEの友人1人1人を指さして「これは誰だ」と聞かれた。様々な閲覧履歴やファイルもすべて見られた。年賀状もすべて検閲されていた。
高校生まで私はほとんど自分の使えるお金がなく、バイトも禁止されていたので、スタバにいる高校生が理解できなかった。電車に乗る距離を徒歩で移動することでなんとかお金を浮かせてブックオフの100円の本を買ったりコンビニコーヒーを買ったりするのが楽しみだった。
未だに実家に帰ると誰とどこに行って何時に帰るかを報告しなければならない。
でも、お父さん、お母さん、そこまで干渉したのに、私は小5からFC2を見て、中2から金融商品を買っていた。意味なかったですね。
両親は私のことを育ててくれて、話していて楽しかったこともあった。教育にもたくさんお金をかけてくれた。
両親にはこれまでの人生で様々な苦労があったことも分かっている。苦労が多かったから子供への愛情の注ぎ方が分からなかったのかもしれない。それでも頑張って育ててくれたことは伝わっている。
でも、今は距離をおきたい。
今年の年初、親が能登半島地震の被災者に差別的な発言をしたときに、もう私の心は限界を迎えてしまった。これ以上、親の言うことは一切聞くことができない。理想の子供を演じることはできないし、親孝行もできない。今の私には親の価値観が歪んでいるように感じられる。歪んだ価値観が自分に伝播するのが怖いので、親とはもう一言も話したくない。お父さん、お母さん、親不孝な子供でごめんなさい。