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はてなキーワード: 科学論とは

2021-03-27

anond:20210326191647

HP見てみたけど

厚生労働省は、自粛必要性について、その科学的根拠を示すべきである。 また、新型コロナウイルス存在を示す根拠となる科学論文を示すべきである

うん、(逆方向も含めて)こういうこと言う人間って多いよね。原発なんかもそうだけど。

根拠というのは判断材料であって、最終的に自粛を決めるのはあくまで「判断」何があれば自粛~というわけではない。

国によっては、バタバタ人が死んでいっても自粛をしないという判断もありうるだろう。それはあくまでそういう判断をしたというだけであって科学無視しているわけではない。

どこまでが科学でわかり、どこから科学でわからないのかという境界がわかってない。

2021-02-24

anond:20210223024907

男女差に関する科学論文を読むときに気をつけないといけないのは、科学論文の内容や評価思想が関わってひまっている、という点です。

 

かつては男が優れてる的な論文がやたら前に出がちだった。

いまはポリコレ的・フェミニズム的にに都合の悪い科学事実無視されがち。

引用数や科学ニュースの紹介もアテにならん。

2021-02-12

anond:20210212103039

ガラパゴス島に新種のカメがいました!って論文は立派な生物科学論文だけど、平行世界に行けないし再現性はないよな。何度ガラパゴス島に行ってもカメがいることしか確認できない。

anond:20210212091221

横だけど、情報系の人って学科発表ばっかりしてるイメージがあるけど、あれって科学論文なのか?

anond:20210212084814

うん、そして再現性がある要素もどこにもない

科学論文に必要なのはそこ

遺伝アルゴリズムエッチ画像のやつ、論文になるとか言ってるアホなブクマーいるけど科学論文のこと言ってんのか?

うまーく書けばどっかでアクセプトしてもらえるかもしれんけど、作者がやりたがらないだろうなw

再現性チェックに晒されるから

2021-01-25

科学すべからく可能性のレベルしか結論を出せない

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210125/k10012831381000.html

このブコメGoToが新型コロナウィルス感染拡大に寄与したのはまだ可能性の域を出てない、って言ってる人がいるけど、

それは科学という推論の積み重ねによるパラダイムでは100%正しい結論を導くことができない、という当たり前の前提条件を理解していない

なので科学論文でよく見る「という可能性がある」とか「ということが示唆された」という文言事実であるしお決まりなのだ

論文書いた当事者たちは間違いなく「GoTo寄与した」って考えてるよ

2020-10-12

日本学術会議は正確には「日本科学評議会

日本学術会議の話でほとんど議論に上がってないけど、日本学術会議英語名は"Science Council of Japan"。

日本語では「学術」になっているけど、英語では、はっきりとScience(科学)と書いてある。

Councilというのは、日本語では普通は「評議会」と訳される。スターウォーズシリーズジェダイ評議会英語だと"Jedi Council"だ。

日本語名称がなぜ「日本学術会議」になったのか知らないが、英語名から適切に訳すなら、「日本科学評議会」と訳すのが適当だろう。少なくとも、海外からはそう見えている。

からNatureとかScienceとかの一流科学論文誌が、こぞって「菅首相 v.s. 日本科学評議会」を記事にして「日本科学をつぶすのか!」と批判しているわけだ。

日本学術会議役割とか今回の菅総理の任命拒否に対する意見はともかく、海外からどう見えるかという情報は正確に把握しておいた方がいいと思う。

2020-08-13

anond:20200812172303

ほめてくれてありがとう

ただ自分鬱屈とした内面を開放したくて書いたただの自分語りなので、文学的批評されると恥ずかしい限りです。増田では普通じゃない文体なのは承知していますが…。

科学論文ですら教授文章が硬すぎると言われます。どうにかなるといいんですけど。

2020-06-16

にわかには信じられない。この分野全然知らないけど、2年前に創刊したばかりの雑誌掲載って信用できるの?

https://b.hatena.ne.jp/entry/4687159393311814082/comment/monopole

これ権威主義なのか、科学論文の出版プロセス理解してないのかどっちなんだろ

2020-06-10

https://lpixel.net/news/press-release/2020/10039/

2020/06/10

プレスリリース

当社元取締役逮捕について

2020年6月9日、当社元取締役業務上横領の容疑で逮捕されました。

このような事態に至ったことを大変重く受け止め、関係の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、まずは深くお詫び申し上げます

当社は、元取締役による不正行為が発覚後、直ちに捜査当局相談の上で刑事告訴を行い、全面的捜査協力してまいりました。一日も早い信頼回復に向けて、引き続き、管理体制の強化や法令順守の徹底に努めてまいります

1. 不正行為概要

1.1

当社元取締役(2019年12月27日付で解任)が、2017年4月から2019年1月まで、会社資金を元取締役個人名義銀行預金口座に多数回にわたって振込送金し、横領していました。被害額は、約33億5000万円となっております。ただし、そのうち約5億9500万円については、横領行為の発覚前に元取締役が当社口座に返還しております

1.2

横領行為の発覚を免れるため、元取締役は該当する振込送金が記帳された当社銀行預金口座の預金通帳写しを改ざんしていました。

1.3

社内調査において任意提出された元取締役個人預金口座通帳(写し)の一部及びFX取引(外国為替証拠金取引)の取引残高報告書により、主な費消先がFX取引であることを確認しております

2. 当社の対応

2.1 警察対応

2019年12月20日警視庁本富士警察署への相談を開始し、2020年1月20日、刑事告訴状が受理されております

2.2 民事対応

2020年5月27日、本件により当社が被った損害について、元取締役に対し、賠償請求訴訟を提起いたしました。

2.3 特別調査委員会による調査

2020年1月17日、以下3名の社外有資格者による特別調査委員会を設置し、2020年2月末までに、本調査委による本件の事実関係及び損害額の解明、原因分析、再発防止提言を受けております

委員長 上柳 敏郎 弁護士

委員 飛松 純一 弁護士

委員 髙木 明  公認会計士

3. 再発防止に向けて

特別調査委員会による提言を受け、経営陣はもとより会社全体として、コーポレート・ガバナンス及び内部統制体制を構築するとともに、コンプライアンスに対する意識を高め、徹底してまいります特に業務権限の集中、預金及び印章管理体制、内部及び外部監査実施状況等を踏まえ、以下に取り組んでおります

3.1 社内管理体制見直し

経理規程や印章管理規程を策定し、業務権限が集中しないよう実務者と管理者の職務分掌見直しをいたしました。また、2020年3月1日付で内部監査室を設置し、定められた手続き通りに業務が行われているか業務監査実施しております

3.2 監査体制の強化

新たに常勤監査役1名を増員し経営監視体制の強化を図るとともに、当社の会計処理計算書類作成が適切に実施されているかについて、前期決算より会計監査法人財務調査を依頼しております

4. 今後の経営について

4.1 経営管理体制の強化

経営執行体制の強化に向け、代表取締役を2名体制といたしました。

役員体制(5月29日付)

鎌田 富久   代表取締役 (3月31日付、取締役より昇格)

島原 佑基   代表取締役

沼田 朋子   社外取締役

田中 利幸   常勤監査役 (新任)

髙木 明    非常勤監査役 (3月31日付、新任)

4.2 資金調達の実施

2020年5月、当社はCYBERDYNE株式会社ほかを引受先とする第三者割当増資及び新株予約権付社債の発行により、総額約10億円の資金調達を実施しました。今回の資金調達によって、これまで当社が取り組んできたAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」、研究者対象としたAI活用したクラウド画像解析プラットフォーム「IMACEL(イマセル)」、科学論文の不正画像自動検出システム 「ImaChek(イマチェック)」の各事業推し進め、ライフサイエンス画像情報処理技術の両方に強みを持つ我々にしかできない挑戦を続けることで社会に貢献してまいります

▼参加事業会社

CYBERDYNE株式会社

▼参加ベンチャーキャピタル

株式会社ジャフコ

・TomyK Ltd.

以上

【エルピクセル株式会社 会社概要

会社名:エルピクセル 株式会社

所在地東京都千代田区大手町 1-6-1 大手町ビル 6F

代表者代表取締役 鎌田 富久島原 佑基

設立年月日:2014年3月

従業員数:54名(正社員2020年6月1日時点)

資本金:2,775,010,330円(準備金 含む)

業務内容:研究及び研究者支援事業インターネット関連事業ソフトウェア企画,研究,設計,開発製造及び販売/前各号に付帯又は関連する一切の事業

加盟団体日本画医療システム工業会(JIRA)

資格等:医療機器製造業(登録番号 13BZ201223)/第二種医療機器製造販売業(許可番号 13B2X10317)

【お問い合わせ】

エルピクセル株式会社 コーポレート本部

TEL:03-6259-1713 FAX:050-3737-7496 E-mailpr@lpixel.net

2020-02-20

anond:20200220024957

信じることのできない科学論文なんか読んでも意味がないよ

信憑性があるから読むのだ

2020-02-05

anond:20200205163357

それも元記事がそうだっただけで一般的にかならず殺人数以外指針にならないといわれているのではないからな。

普通にほかの犯罪統計エビデンスとして使用している社会学論文だっていくらでもあるぞ。

他の犯罪統計エビデンスとしてる科学論文を例に出して反論してるブクマカに噛み付いてたか

本来殺人になるはずだったもの自殺に加算されてるって反論には、実際そういう事例がどれくらいあるのか、統計として覆るくらいなのかは気になるって皮肉を言いながらも、実際に統計的にどうかという話には頭から否定してないよね。

あの記事治安の良さは殺人数だといった。そしてブクマカはそれには懐疑的だった。それに対して何をそんなにブチギレてんだ?

懐疑的】だったブクマカ体感治安かいう全く当てにならない指標にもならない物を出す(しかも「海外のどこに住んでたときと比べて」などの比較すら無い)か暗数とか言い出す陰謀ガイジばっかりだったろw

馬鹿の懐疑ってのは「馬鹿からわかんないから違うと思う」って馬鹿丸出しなんだからそこは批判されるべきだろ、馬鹿を甘やかすな。

てか統計って統計することが目的じゃないからな。そんな統計学だったら必要ない。算数でもしてろよ。

なーんかあの「日本安全だと困る人がいるのはなんでだ!」ってヒスってる奴見てると手段統計結果)の目的化を感じて気持ち悪いんだよな。

日本治安がいいことを認めたくない人々」の元増田統計ツールとして使って手段目的化なんかしてないのは批判の内容が統計無理解に集まってることから明確だよね。

君が「手段統計結果)の目的化を感じて気持ち悪い」のは君の目的日本犯罪率が低いことを否定したい)に対して彼の手段統計)が覆し難いからじゃないか

2019-12-13

anond:20191213075114

科学論文でやるような普遍的事実に関する議論をするには文字数が少なすぎるし、何が共通利益かを探るような議論をするにはマウントを取りたいだけの第三者邪魔すぎる。

不特定多数人間とやるような意思決定を伴わない議論は賢いことをした気になれるだけの言論ポルノしかない。

2019-10-14

治水について

追記

とても勉強になるまとめをみつけたのでお知らせしたい。

岐阜大の先生が今回の災害を振り返っている。

どういうわけかうまくリンクを貼れないが、ここ→ www.green.gifu-u.ac.jp/~bhdlab/?p=1391

以下、増田駄文。大変不勉強で、特定の方々をディスったりして申し訳なかった。こんなものをみる無駄時間節約してほしい。

ーーーーー

台風19号治水の大切さについていろいろと考えさせられた。

実は、恥ずかしながら、治水ことなど今まではっきり考えたことはなかった。

休日で暇だったのが幸いして文献を読みまくることができた。

一部、ツイッターなどでは事実上運転を開始した八ッ場ダムが2日間で満水にしたこと

利根川洪水を防いだのではないか話題になっている。

何が税金の無駄だ…台風19号 「八ッ場ダム」賞賛の声が相次いでいる – ジャストニュース

ガンダムになぞらえるなど、まるでヒーローのような扱いだ。へー、ダムってすごいんだな、と思った。

それに対して、冷静な反論も多く見られた。いわれてみれば、

利根川水系の治水対策は、八ッ場ダムけが頼みの綱だったわけではないし、むしろ未完成現在では既存利根川流域の治水計画範囲外のはずだ。

台風接近中、いろいろ文献を読んでみた。日本治水というのは、思ったより興味深いものだった。

数々のツイッターが注意しているように、今回の台風19号八ッ場ダム治水効果技術的な検証を待ってから、というのはその通りだと思う。満水したからといって大騒ぎするのは早計。

一見すると冷静っぽいけど、乱暴反論もあった。

Spica on Twitter: "そもそも論として、八ッ場ダムは利根川水系全体のダム貯水量の何%を占めるのか、八ッ場ダムの貯水量を利根川の流域面積で割るといくつになのか(=防いだ水面上昇量)、という定量的な視点なしに「八ッ場ダムが利根川を救った!」という単純な物語に収束していくのが危険で滑稽 https://t.co/IGUM0RUJCc"

とかね。

百歩譲って、流域全体に均一に雨が降るという前提なら成り立つんかね??定量的って、、、、全く。

そのなかでも、ちょっと気になったのは、以前より長い間、八ッ場ダム反対運動をしてきていると思しき人たちのツイッターブログの書きぶり。

あしたの会とかそんなやつ。以下、「彼ら」。

ひとことでいうと、彼ら、存在しない夢の総合治水像ですべての物事を語っている印象だ。しか上記ツイッターと同レベル科学を装っているから始末にわるい。

具体的にもっと違和感を覚えたのは、堤防管理では越水耐性を強化すべきとしている点。

堤防で水際の越水対策をきちんとやっていればダムなど必要ないというわけだ。

一方、国交省は、堤防の耐越水技術確立されていないとして、導入にすら消極的だ。

それに対して、彼らは、いやそれはダム偏重治水だケシカラン!安価で確実なものができるはずだ!ダム派の陰謀だ!と主張。

おおむね、こんな感じ。

応答する論理がぶっ飛んでしまって、彼らは自分だけ左翼っぽい政治闘争のレールに勝手に乗っかってしゃべっていて、

話がかみ合わなくなっている印象だ。

ダム反対派ってこういう感じなのか、、と実感した。今後はそっ閉じかな、と。

少し時間をさかのぼって、昨日の未明のことを話す。読売新聞が、「利根川決壊の恐れ」とのニュース報道した。

国土交通省関東地方整備局によると、埼玉県久喜市栗橋利根川で氾濫危険水位を超え、13日午前3時以降、同県加須市利根川渡良瀬川の合流点で越水し、堤防決壊する恐れもあるという。このため、両市は防災行政無線などで近隣住民避難を呼びかけている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20191013-OYT1T50008/?fbclid=IwAR3Qx2agzmJXMNhcbSqHfv0ikhreIMAzdALb9YHpsKiUg-hJL24qPzcWqgM

すでに、昨日の時点で、いろいろ文献をあさってて、関東平野治水ちょっとは詳しくなった気になっていたころだった。

決壊すれば、近隣住民避難どころの話ではなく、下流域の春日部市から江戸川区に至るまで広範囲に水没し、カスリーン台風の二の舞になる恐れがある、ということがとっさに分かった。

水位情報確認すると、確かに栗橋観測地点において、氾濫危険水位を超えてじわじわ水位上昇中だった。堤頂から2mくらい下まで水位が来ており、台風強風によるうねり考慮すると、越水が気が気でない状況。

そこで同地点の洪水対策をググってみたら、彼らのウェブサイトがヒットした。

NHKが報道した利根川の決壊を想定した浸水のシミュレーション | 八ッ場(やんば)あしたの会

彼らは、2017年当時、NHK報道した利根川決壊を想定した浸水シミュレーション批判し、次のように主張する。

今回のシミュレーションは、利根川栗橋付近埼玉県久喜市)の決壊で溢れた洪水が、中川農業用水の排水河川)を通して東京都内まで短時間で到達するとしたものです。利根川の氾濫洪水が流下するバイパス中川がなることはあり得ることだとは思いますが、そもそも利根川栗橋付近堤防決壊する危険性がどの程度あるかが問題です。

 栗橋付近から上流の利根川中流右岸および江戸川上流部右岸では、土地を買収して堤防の裾を大きく拡げる首都圏氾濫区域堤防強化対策事業国交省関東地方整備局によって進められています

へー、そうなんだ!やるじゃん、国交省!と安心したのが、彼らの主張を見た最初だった。

ところが、このページの締めくくりに書いてあった文章違和感を覚えた。次のように彼らは締めている。

この事業は浸透に対する堤防安全性を確保することを目的とし、国交省は超過洪水対策ではないとしていますが、これだけの堤防強化が行われれば、決壊する危険性がほとんどなくなることは明らかです。その点で、今回のシミュレーションは前提が現実と遊離した仮想計算といえます

 NHK報道は、利根川栗橋付近で行われてきた首都圏氾濫区域堤防強化対策事業堤防の現況などには触れませんでした。洪水への備えは必要ですが、利根川決壊の恐怖を必要以上に強調する報道は、果たして防災の役に立つのでしょうか。

まず第一に引っ掛かったのは、国交省が同地点で実施した堤防強化事業を"超過洪水対策”ではない、としている点。

超過洪水対策?なんのことを指しているのかわからなかったので、検索してみたら、例の耐越水堤防をめぐるダム反対派と国交省のやり取りがヒットしたというわけだ。

次に疑問を持ったのは、

「これだけの堤防強化が行われれば、決壊する危険性がほとんどなくなることは明らか」

結論づけていることだ。国交省が超過洪水対策じゃないっていってるじゃん??根拠がわからない。

しかも、この記事を読んだのは、国交省がまさに台風19号により栗橋付近での決壊の恐れを警告したニュースをみているときだ。

まり、彼らは国交省堤防強化事業について、越水対策下駄勝手に履かせて、その効果を信じているが、国交省は昨日時点で、すでに堤防強化された箇所において、なおも越水危険を警告した、という構図。

現実と遊離しているのは一体どちらなのか??

さらに、たった今気が付いたのだけど、

http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/tonejo00552.html

によれば、栗橋付近工事、まだ終わってないか、ほぼ終わったばかりじゃねーか!

2017年に終わってるとか嘘じゃねーか、騙されたぜ。

もうひとつ違和感が残った彼らの主張に、カスリーン台風評価がある。

カスリーン台風襲来時、たまたま運よく吾妻川流域の降雨が少なかったというのが俺の理解だ。

それに対して彼らは、国交省カスリーン台風同程度の台風が来たら被害が大きくなるというが、それは妄想だ、カスリーン台風時でも吾妻川流域は持ちこたえたんだよ、と主張。おおまかにいうと。

これもさっきのツイッターと似て、彼らのお花畑では、流域全体に常に均一に雨が降ってんだろう。

https://yamba-net.org/37932/

これ、朝日新聞朝日新聞で悪い。かみ合うはずがない。

それにしても、彼らは、なぜ、それほどまでに堤防事業を全力で信頼しているのか。その答えは、彼らの思い描く理想総合治水像にあった。詳細は彼らのサイト

大まかにいうと、ダムに過度に依存せず河川改修やソフト対策を中心とした総合治水モデル。へー、脱ダムの主張ってこんな感じなんだと感心。

かに、流域によっては、河川改修の方が費用は少ないという試算を出せる場合もあるだろう。雨水対策や遊水地効果を狙って水を河道から逃がす発想も大切だ。

従来の治水思想は、「貯めて、流す」という言葉表現されるように、「水を河道に封じ込めて人間流量コントロールする」というもの

近年は、彼らになびいたわけではないだろうけれど、ダムを大きな治水の柱としつつも、特に首都圏では雨水対策はかなり充実してきているように思える。

しかし、問題は、近年の気象現象の変化によって増大する大規模水害。この発想でどこまでいけるのか?

一体、どこまでのハザードを国や広域自治体(県)が想定すべきかどうかにも関わってくる。

財政的な現実性を踏まえれば、100年確率検討するよりも、50年、30年確率検討したほうが安価だ。

人命を守ることを優先し、床上浸水は阻むが、場合によっては、床下浸水我慢してもらうといった発想だ。

例えば、2010年に当時の橋下大阪府知事が決定した槙尾川ダム建設中止はそうした費用効果分析に基づいている。

流域を個別にみていけば、最適解はそれぞれ異なるだろう。

比較的規模の小さな流域では、高いコストダムを作って「貯める」中心の治水を行うよりも、むしろ頻度の高い少々の洪水には我慢してもらう、という発想はありうるかもしれない。

なんでもかんでも山河コンクリートで固める時代は確かに終わったと思う。

からこそ土砂災害防止法2001年制定され、避難などのソフト対策へのシフトも謳われた(土砂災害ちょっとジャンルだが)。

しかし、政治的意思決定は、自治体財政的なインセンティブに左右されてしま可能性もあるかもしれない、というのが当時の橋下府政に関する文献をみた印象だった。

そうすると、広域自治体によっては、経済的安価なよりコンパクト治水事業が知らず知らずに選択されかねない。

住民の目からすれば「ちょっと床下浸水くらい我慢してね、あとは自助だよ、自助、逃げろ走れ、だよ」と広域自治体から言われ、

基礎自治体からは、市町村合併して公務員縮小してるところなんで、避難体制整備まで人回せません。。みたいな、ね。

正直、日本中山間地域含む地方は、そんな風に途上国化してもやむを得ない状況だと思っている。

しかし、首都圏洪水から守るという発想は正直、次元が違うというのが、ここ二日間、暇に任せて学んだ印象だ。

総合治水の在り方は、守るべき価値の大きさとのバランスだと思う。栗橋付近決壊で、東京ダウンタウン住民数百万人に、一斉に逃げろ、みたいな構図は、正直ありえない、あってはならない。

国のシナリオでは100兆円34兆円(*訂正)をこえる被害想定も算出されている。

百歩譲って、首都圏を守るための治水事業においても、脱ダムして、河川改修を中心とした対策シフトすべきだ、としても

彼らのように、現実にありもしない堤防越水対策などを謳って独自の想定シナリオ提案し、脱ダム必要性を訴えるのは、行政サイドからは話がズレているとしか思われず、空回りするだけだろうと思われた。

河川改修の重要性、これに異論があるわけではない。例えば新潟三条流れる五十嵐川とか、拡幅工事がなかったら終わってたわけだし。だけどダム否定する論理にはならない。

しかし、議論するなら説得力は相当に必要だ。相手にされなかったときに、やっぱりダム利権が絡んでいるからだ!と政治闘争路線に走るのも彼らのお決まりコースなのが残念なところ。

ドラえもんの道具を謳いたいなら、それは科学論文証明してもらわないと。

科学技術的な論文勝負してもらいたい話を政治の話にすり替えるのは卑怯だし、見苦しい。

そんなことを思いながら、貴重な休日が終盤に差し掛かりつつある。。

+++++

追記その1訂正

首都圏大規模水害の被害想定は34兆円が正解。土木学会が取りまとめた高潮被害混同してました。。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E5%9C%8F%E6%B0%BE%E6%BF%AB%E5%8C%BA%E5%9F%9F%E5%A0%A4%E9%98%B2%E5%BC%B7%E5%8C%96%E5%AF%BE%E7%AD%96

http://committees.jsce.or.jp/chair/system/files/%E4%BB%98%E9%8C%B23_%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E5%88%86%E7%A7%91%E4%BC%9A%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8.pdf

追記その2

長くなりすぎるので割愛したけど、調べている途中で見つけた新潟県及び三条市の過去15年年にわたる五十嵐川治水の取り組み、見附市刈谷田川田んぼダムソフトハード絶妙な組み合わせ。素晴らしいものがあると思った。

市町村合併云々のくだりは倉敷市真備町の事例を参考にした。雨水対策は、中堅都市では岡崎市住民参加型の取り組みも興味深く拝見した。

本来このような話を本文で書くべきだったのかもしれないがあしからず

追記その3

「彼ら」含めた原告団最高裁まで争って敗訴決定したのは2015年こと。住民の疑問点は一顧だにされなかったと憤慨されている記事もある。しかし、そのあとにも引き続き、いろいろと従前の主張を繰り返しご発言なさってるという状況は留意しておいてもいいことだと思ってる。治水の話かと思いきや、左翼レッテル張りの記事に見える(個人の感想です - fn7のコメント / はてなブックマークに対するコメントとして。→ええ、そうだよ、思いっきりディスってるよ。

負けたなら黙れっていってるわけじゃないが、高裁判決に対してろくに反論もしてない時点で、キャッチボールになってないんだよ。そういうもの無視して同じ主張を繰り返すくらいなら、主戦場を変えたら?って思う。

2019-09-15

30才なのに、何も無い

国家資格をとって、一生くいっぱぐれない。

というか、そもそも、親がそこそこ金持ちなので、一生働かなくてもいい。

好きなことを勉強するのが趣味で、数学とか物理勉強していて、最先端科学論文も読んでる。

研究も少ししていたことがある。論文を筆頭著者で書いたことはないが、共著で少しそれっぽい雑用したことある。

  

しかし、自分で何か生み出すことは無い。

例えば、まとめサイトは作ったことがある、小説を作ったり、簡単ゲームや、アドベンチャーゲームを作ったことはある。

しかし、価値がある創造したことがない。起業したことがない。

絵を書いたりして知ってる知識教育したいな〜とか思ったりするが、それもできていない。

本業修行があったり。と言い訳してるが、多分、才能がないのかなあ。

  

なんか、YouTubeで、普通に30才以下で、いい感じのビジネスしてる人が出ていた。

カッケーなあ。って思った。

自分は、労働者としてしか社会に貢献できていない。

親はまあ、一応、開業しているけど。それを継ぐって感じなのかなあ僕の人生は。

  

なんか、プロダクトを作れてないんだよなあ。

クリストッフェル記号計算するサイトとか、なんだろ、新しい事を生み出せていないんだよなあ。

ユーザー参加型のコミュニティーサイトってrailsとか勉強すればできるのかなあ。

機械学習も、ちょっと手を出したけど、いまいち

IOTちょっと作ってみたけど、ハッキングに弱いって聞いて、プロダクト化は厳しいかーと萎えた。

  

本当に、なんもできないなあ。

他人とやると、だいたいイジメられる発達っぽい感じだからダメやし。

  

ハァ〜あ。

本業の専門知識を生かして、なんかプロダクト作れたりしないかなーとか思ってる。

そういう系のサークルみたいなやつには入ってるけど、どうも微妙っぽいな。僕は、一人でプロダクトを作ったりするのが向いてるらしく、他人と合わせて何かやるのが厳しいっぽい。

  

すげえショボい奴でもいいから、新しい何かを作りたいんだけど、実績ゼロ

あ〜。こうやって、お酒に酔って、増田にぶちまけるしかできないのかあ。弱者

何をしていいかすらわからない。

勉強だけやっててもなあ。

2019-07-11

小学校から義務教育放棄する影響

有給消化のために休みとれたんで久々にネットみまくった、そんでおもったこかいた。

文章うまくないすまん。

義務教育放棄して不登校してドヤってるあの子

英語勉強もできないんだろうなあ 英語しゃべれなくてもここ日本だしwwと思ってそうだけど中学程度の英語力ないとできないことは多いのにな

わかんないことあったらぐぐればいい、計算電卓でいいじゃんって発想に彼はなっているけどそれが理解できないのは私が義務教育を受けたありがたみをしってるからなのか・・・

かなりびっくりしてるんだよ あの子の状況に。

義務教育を終えた年齢になると義務教育はうけれないだろ。個人的勉強に開眼し、いつか学べるようになるといいけど、そういうのがとてもあの子の今の状況から期待できそうにない。

みんなが受けてた教育ってさ結構重要だと思うんだよな

教師はどこでもいてるけどさ、文字の読み書き、生活習慣、人と会話するってこと、道徳時間集会で聞かされる話、いじめ理不尽さとかいろいろ考える機会がいっぱい義務教育にはあるんだよ

経験するのとしないのでは雲泥の差。

自分は某宇宙飛行士小学校の時に、集会ゲストで来てくれてその時聞いた話にすごく感動したんだ。

そして今、理系のそれ関係部品製造にまつわる仕事(ほそぼそしてるとこだし、もちろん自分宇宙飛行士にはなれなかったけどね)についてる。

やっぱり子供のころの夢みた世界の片隅でもいいから関わっていたくておっかけてる。

私は賢くはなかったので完全な夢を実現なんてできなかったけど、憧れを与えてくれるイベント子供のころにあったんだよな。小学校中学校ってそんなきっかけに満ち溢れてるんだと思うんだよ・・・

親が教育熱心で家庭で学校行かなくていいレベル教育を与えれるんなら行かんでもいいけどあの親ってお察しのアレだろ。

期待できそうにない。

電卓ツールの一つにすぎなくてわからないものを追求する思考過程を構築するのって楽しいのになあ。

電卓なかったらかけざんもひきざんもどうすんだろう

災害電気文明なくなったらまずネットつながらなくなって、食糧調達する数とか人数分とかどうすんだろう。

一日何個食べれば1か月で何個なくなるとかも地面に書いて計算できないってなるだろ

仮定の話にすぎないけどね。

100個あったりんご避難住民10人で分けあう、でも数日後に途中からまた避難者ふえたから再計算する。そのとき電卓が手元にない。予測できない。計算できない。文字書けない。メモを残して連絡する手段を使えない。

避難者の残したメモ漢字が読めない。

きりがないんだよなこういう仮定

からそもそもネットだけですべてすますの無理だよ

誰かが書いた言ったもん勝ちのような内容が訂正も検証もされないままのっていたらそれを信じ込むリスクあったりとかは?。なんて言っても届くわけないよね

ググればいいっていうのもネット情報がすべて信頼できてネットの内容が絶対真実って前提なのだろうか

大学行ってた時、ネット情報がすべてではない、ネット万能だと思うなって言ってた教授いたけどあの気持ちわかるわ

うちのパソコン使えない高卒の親、ネット万能って思いこんでるし。あんなかんじなんだろうか。

科学論文とか審査されて掲載されてるデータベースはまあ調べまくっていいとは思うがなんでもかんでもネットっていうのもなあ

すまんーくだらんこと書いたわ

2019-04-02

anond:20190402091212

まあそういう話はあるよね……。まだファイナルアンサーは出てないのだろうけど。

フェミニズムは男を倒している暇あったらもっと最新の生物学つきつめないとますます立場悪くなると思う。いまだに70年代フェミ古典に書いてあって、書いた本人も間違いをみとめたような、古い科学論拠持ち出す人ばかりなんだよね。

2018-12-26

anond:20181226114504

モギーはアカデミック活動ではまったくオカルトじゃないけど?

オカルトというならどの科学論文がオカルトなのか教えてほしい。

2018-01-05

権威主義がなくならないのは何を言ったかより誰が(何が)言ったかの方が重要から

誰が、というと人間組織限定されてしまうが、科学とか宗教とか観念的なものも含めて、

主体になるものによって発言や主張の正当性が与えられる。

未来のことは本来からないのにも関わらず、科学的な予測天気予報のことを信用するのはなぜか。

論理的に正しいからとかではない。いやそれももちろんあるが、一番重要なことは、

信頼に足る実績があるからだ。

一々世間に影響を与える全ての科学論文を事細かに検証してる人などほぼ0人だろう。

にも関わらずそういった理論データをもとに巨万の富や多くの人材が動かされるのは、

そこに実績に対する信頼があるからだ。

あの人が、あの専門家が、あの組織が、あの理論が、あの国が、あの科学が、あの宗教が言ってるなら、

きっと今度も正しいだろう。

自分では確かめてないが、あの人が合ってたというなら合っているのだろう。

それが信頼というものであり、

これを全てに対して無くして一から疑う人間パラノイアだ。

2017-12-31

ていうか「糖質制限」って健康的だったのか

炭水化物は体に悪い?脂質をたくさん摂るほど健康に良い?:2017年世界一に選ばれた科学論文を解説 - Unboundedly

http://krsk-phs.hatenablog.com/entry/pure_criticism

 

てっきり糖質=“米・パンなどの主食”を制限することで効率的に大幅なカロリーダウンを図れるダイエット一種だと思ってたわ

2017-04-25

子供向けの国際テストでちょびっと順位が下がった→大慌てで教育方針を180度転換

科学論文が大幅に減っている→大学を骨抜きにしてもっと予算を減らしましょうねー

なぜなのか

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