「エルフ」を含む日記 RSS

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2021-03-23

好きな漫画をご紹介しま

推しの子

  現代転生もの芸能界アイドルの話。サスペンスっぽさもある。話が面白い

「俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違い世界最強は冒険者の夢をみる~」

  無自覚無双主人公のなろうコミカライズ無自覚の中でも嫌な感じがないので好き。

2.5次元の誘惑」

  コスプレ青春もの。絵がエロかわいい。展開が熱い。好き。

日本へようこそエルフさん。」

  ほのぼのラブコメ異世界もの。絵が丁寧で好き。つらくならないので好き。

陛下、心の声がだだ漏れです!」

  おっかない陛下の心のデレが皇妃にだけ聞こえるラブコメ。絵が好き。つらくならない。

「よくわからないけれど異世界に転生していたようです」

  異世界転生もの。女主人公ちょいエロ。絵が好き。つらくならない。

「杖と剣のウィストリア」

  魔法>剣の世界魔法が使えない主人公が剣でのし上がる(これから)話。今後の展開に期待している。

美少女になったけど、ネトゲ廃人やってます。」

  美少女なっちゃってネトゲする話。錬金術とか調合とかの話が好き。

解雇された暗黒兵士(30代)のスローセカンドライフ

  無自覚無双主人公の話。エロコメ寄り。おっさん無自覚は好き。

死ぬほど君の処女が欲しい」

  タイムリープものタイトル気持ち悪い。読まず嫌いはよくない。話が好き。ミカさん好き。絵は好みが分かれる。

シャングリラフロンティアクソゲーハンター神ゲーに挑まんとす~」

  VRMMO話。主人公ゲームプレイスキルを駆使して話進める。勢いがあって絵が丁寧で好き。

「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

  転生なろうものコミカライズ。絵がすごく好き。主人公強すぎて良い。

「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~」

  鑑定スキルで優秀な仲間集める話。ゲームっぽくて好き。つらくない。

難攻不落魔王城へようこそ ~デバフ不要勇者パーティーを追い出された黒魔導士魔王軍の最高幹部に迎えられる~」

  優秀な奴がクビから始まる系の話。つらくない。優しくてよい。

「そうだ、売国しよう〜天才王子赤字国家再生術〜」

  やる気ない系の優秀な王子が結果出す話。政治外交がよい。絵が好き。

「我が驍勇にふるえよ天地 ―アレクシス帝国興隆記―」

  戦記物。没落、汚名を被るところか上がってく話。熱い。好き。読んでてつらいときはある。

ホリミヤ

  ラブコメ。すごく好き。絵がいい。何も考えなくてよい。

「素材採集家の異世界旅行記

  異世界転生もの。鑑定スキル採集とか好き。絵が良い。つらくない。

2021-03-21

魔王を倒して50年。かつての仲間の弟子と旅に出ました。最強エルフスローライフ

「葬送のフリーレン」ってストーリー的にはなろう的な俺TUEEEエッセンスが満載なのに、案外それを言及してる人も少ないし、実際に読んでみるとなろうの印象は弱い。

ストーリー全く一緒した、なろう版フリーレンとか出てくれないかな。

2021-03-13

ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブルことなんだけど、

チルチャックがハーフフット種族名のことを語る漫画があるじゃないですか。

あれの意味がわからないという人のための解説です。

わかっている人はスキップしてね。

 

もともとチルチャックみたいなハーフフットとかハーフリングとか呼ばれる、

背が低くてすばしこくて手先が器用でという種族元ネタトールキンホビットなんです。

から本当はあういう種族総称ホビットになるはずなのです。

 

ところがトールキン著作権利を管理しているトールキン財団みたいなところが割と権利関係にはうるさいところで、

昔、テーブルトークロールプレイングゲーム元祖であるD&Dホビットという種族名を使ったところを、勝手に使うな!と物言いがついたのです。

そこから、色々と派生して、どうもホビットという種族名を使うのは駄目らしいということになってホビットという統一名称は使われない世界線となったのです。

雰囲気としてはディズニーとか任天堂著作に対してのネタみたいな感じ。

 

付け加えると、エルフとかドワーフトールキン著作から生み出されたと言っても過言ではないのですが、

エルフドワーフは元々の単語として存在していたものトールキン創作ではないので物言いをつけることが出来なかったので普通に使われて現在に至るわけです。

 

場合によってはホビットという名称エルフドワーフみたいにもっとメジャーになっていたこともあり得るのですが、

もしそうなっていたらホビットいうイメージも今の我々が感じるイメージとずいぶんと違うものになっていたかもしれません。

そういう意味ではトールキン財団判断賢明だったと言えるかもしれないけれど、そうでもなかった可能性もある。

2021-03-11

ピッコマ無料で読める漫画アプリ絶対さない。

旦那が家にいる時間仕事終わった瞬間漫画を読む。

空いた時間、何もしないで漫画を読む。

休日ほとんど炬燵でピッコマを読む。

しかけてもマンガ読んでて聞いてない。

出かけるよっていっても、適当に返事返して

いつ出かけたのと言ってくる。

ピッコマでその日読めるのが無くなったら、

違うアプリでずっと漫画漫画漫画

異世界転生とかどうでもいい、知らない、エルフとかどうでもいい。

コロナニュース見たくないと言ってみている漫画

なんも関係ない。小さい子からいろんな女の人をハーレムにしたり俺スゲーっていう漫画読んで

愛人が~と口走る男。ぶち殺したい。ランスロットって名前になりたいふざけんなよ

少年漫画になにを求めてんだ?いまリュークが!どうでもいい。

努力友情勝利みたいなのもどうでもいい。コロナ漫画が大嫌いになった。

2021-03-09

anond:20210309073234

実は1000歳のエルフでしたとか、そんな屁理屈どうでもいいわ。

ロリコン場合は、ロリコンのまま無残に犯したいって感じが多いだろ

ロリショタへの行為現実に置き換え、痛さを比較しても

ショタコン<<<<<<<<<ロリコン

だな。

考えてみろよ。

粗末なチンであっても、ロリは痛い。小指でさえ痛いだろう。

そもそも濡れるかどうかってとこだな。

ショタ場合は、突っ込まれるのを考えなければ基本的に痛くはない。

突っ込む立場なら、ガバガバに入れるんだろうから痛くはないだろう。

これをもしロリコンショタコン現実にしたとする。

ロリのほうがもちろん可哀そうだよな。

どうしてショタコン漫画には誰も攻撃しないのか

例えば、成人男性小学生くらいの女の子とやらかすいわゆるロリコン漫画(設定的にどう考えてもペドフィリアという病気でありロリコンというのは不適切だと思うけど)、というのは多くの攻撃を受けている。

これはわかる、世間的に倫理上どう考えても問題がある内容のものをそこかしこで売るな、きちんと区分けして売れ、ついでにそういうの買ってるあなた病気や深刻な認知の歪みを抱えているかもしれませんよと啓蒙活動もしたほうが良い。実は1000歳のエルフでしたとか、そんな屁理屈どうでもいいわ。年齢ばかりを問題視するからそういう逃げを打たれるんだよ。よく考えろよこの辺の反対運動しているやつ。

一方で、成人女性小学生くらいの男の子とやらかすいわゆるショタコン漫画こちらもどう考えても病気範疇だがこの構図の病名は知らない)はあまり攻撃を受けているように見えない。これは一体なんでだろうと思うことがよくある。

1.男児性的行為をすることは別に誰も問題とは思わない

これって結構怖いジェンダーギャップだと思うんだよな。某掲示板でもこういう事件に対しては「ごほうび」とかそんな反応するやついるけど、どう考えてもおかしい、問題として取り扱われるべき。何ならロリコン漫画と同様のゾーニング販売されるべきだし、こちらに関してもロリコン漫画と同様の啓蒙活動はされるべき。

2.こういう感じの差分差別だと認識されていない

ロリコン漫画は許さないというのはよく見かけるが、ショタコン漫画は許さないという声は全く聞かれない。よく考えてほしいんだが、ロリコンはだめでショタコンは良いとか、どう考えても性差別だ。女の子は心に深い傷を負う?男の子だって深い傷を負うわ。

児童である以上は性別にかかわらずこの辺きちんと守られなくてはならない。

大人男性女児暴行を働くのは犯罪だが、男児と致すのは無罪?いや有罪だろ。法律としてはこの辺区別していないはずだ。だけど社会的に「どうでも良い」という感じの隙間にこの構図を落とし込んだら、これまで女児に向かっていた異常者の目線男児に向くだろう。そうなるまでこの問題温存しておくつもりか?次の社会問題選択肢の一つか?

というふうに考えたので書いてみました。

2021-03-01

必読書コピペマジレスしてみる・自分オススメ41冊編(2)

戻る→anond:20210301080105

倉橋由美子聖少女

まり男性女性がとは言いたくないのだが、女性作家の描く知的早熟少年たちというのは、エルサ・モランテの「アルトゥーロの島」なんかでもそうなんだが、男性が描くときはまた違った魅力を発する。サリンジャー知的論理的自分を追い詰める子供たちとはまた別の硬さがあってよい。新城カズマサマータイムトラベラー」の高度に知的でありながら情緒は年相応な少年少女もいい。

さておき、これは近親相姦お話なのだが、印象に残っている描写は次の通り。主人公たちの仲間に大食漢の男がいて、しばしば生肉弁当の代わりに食らっている。回りの女子生徒たちも面白がって彼に餌付け(?)していたのだが、ある女子生徒がブルマーを入れていた袋の中に隠していたウサギを、生きたままで彼に与えた。血まみれで凄惨な場面でありながらも、大食漢は実においしそうに平らげていた。

例の文学少女から薦められて読んだことでも思い出深い一篇。

ミラン・クンデラ存在の耐えられない軽さ」

頭が良くてモテる男が主人公なのでいけ好かないモテること、たくさんセックスすることこそが人生の目的になっているような奴は理解できない。なんか知らないやつにいきなり人の部屋をのぞきまれ、「お前の人生にはエロスが足りない!」と叫んで出ていかれるような気分がする。しかし、これもまた祖国を追われた人間が、知性と皮肉現実適応しようとした姿なのかもしれないのだ。

それと、この本で感謝しているのは、さまざまな政治的活動に対して感じていた居心地の悪さを、「キッチュ」をはじめとしたさまざまな言葉言語化してくれたことだ。ポリコレを正しいと信じているのに、そこにあるどうにも解消できない居心地の悪さが気になる人が読むといいんじゃないかな。

あとは頭が良すぎて、多くの人が無視したり忘れていたりしていることが見えてしまい、幸せになれない著者みたいなタイプが読むと幸せになれそう。イワンカラマーゾフとか御冷ミァハみたいに、頭が良すぎて不幸になるというか、自分の知性をどこか持て余してしまタイプキャラクターが好きだ。

メアリーシェリーフランケンシュタイン

死体から作られた怪物がただただかわいそう。容貌醜悪なだけで化け物として追われ、創造主からも拒絶された彼の孤独を考えるだけで悲しくなる。まったく同じ理由で「オペラ座の怪人」も好きだ。どちらも間違いなく殺人者ではあるのだけれども、容姿馬鹿にされたことがあるのなら共感せずにはいられないだろう。関係ないけど、オペラ座の怪人ヒロインから振られたことを受け入れられたのって、やっぱり正面から振ってもらったからだよな、と思う。音信不通フェードアウトされたら怨念はなかなか成仏しない。

それと、これはSF的な感覚かもしれないが、人間離れした(時としてグロテスクな)姿を持つ存在が、非常に知的であるというシチュエーションがとても好きで、その理由から後述の「時間からの影」や「狂気山脈にて」も愛好している。

ロード・ダンセイニ「ぺガーナの神々」

架空神話ショートショート形式で述べられていく。ただそれだけなのにこんなに魅力的なのはなぜだろう。彼の作品基本的に短く、しょうもないオチ作品も割とあるのだけれども、時に偉大で時に卑小な神々の物語は、壮大な架空世界に連れて行ってくれるし、すぐ隣に隠れているかもしれない小さな妖精魔法も見せてくれる。

テッド・チャン「息吹」

あなたの人生の物語」とどっちにするかやっぱり迷った。映画メッセージ」の原作が入ってるし、増田で盛り上がってるルッキズムテーマ作品だってある。だが、寡作な人なのでこの2冊しか出していないし、片方が気に入ったらきっともう片方も読みたくなる。

表題作は、意識を持ったロボットのような存在がいる宇宙お話なのだけれども、そのロボット自分の脳をのぞき込んでその複雑な仕組みに心を打たれる。そして、世界を観察することで、何万年も経てばこの世界は滅んでしまうことを悟る。人間とは全く似ても似つかないロボットたちだが、やっていることは人間サイエンス、真理の追求という営みと本質的には同じだ。何かを知ろうとする営為の尊さについて語っている。得られた知恵で、自分たちも世界もいつかは終わってしまうと知ることになろうとも、知識を求める崇高さは変わらないのだ。

イワンセルゲーヴィチ・ツルゲーネフ「初恋」

学生時代自分女性に冷たくされる文学が好きだった。からかわれたりもてあそばされたり馬鹿にされたりする作品のほうが好きだ。そのほうがリアリティがあったから。寝取られ文学が好きなのもそれが理由だし、谷崎潤一郎作品も同様の理由で好きだ。

自分馬鹿にしていた少女が突然しおらしくなり、自分に近づいてくる。いったいどうしたことか、と思って期待しながら読んで、絶望に叩き落されるがいい。

イサク・ディネセン「アフリカの日々」

ライ麦畑」でホールデン少年が感動した本。アフリカ植民地で暮らす女性視点からその生活を書いている。友人のイギリス人が亡くなったとき、まるで故郷をしのぶかのように墓が深い霧に包まれたシーンがとても美しい。

個人的には、当時の基準からすればアフリカの人々に対して丁寧に接しており、評価も概して公平であるように感じた。ところどころ「有色人種特有の」といった表現があったり、アフリカ前近代社会とみなしたり、古い進歩史観は見られるし、植民地支配者側から視点批判的に読まなければならないが、色眼鏡比較的少ない観点に心を動かされてしまったのは事実だ。

植民地時代アフリカって、宗主国以外の人もたくさんいたこともわかって面白い。当時は英領東アフリカだが、そこにはスウェーデン人もいればノルウェー人もいる。古くから貿易相手としてのインド人だっている。独立後、彼らは日本人満州朝鮮半島台湾などから引き揚げたように、撤退したのだろう。植民地について理解するためにもおすすめ

J・R・R・トールキン指輪物語

はまった。十代の頃にとにかくどっぷりとはまった。今でも表紙のエルフ文字を使って誰にも読まれたくないことをメモするレベルではまった。

かに話の展開は遅い。重厚に過ぎる。設定を語るためのページも多い。しかし、この長大小説を読むことで、開始数ページで読者をひきつけなければならない現代小説からは得られない、長い旅をしたという実感を得られるのは確かだ。小説家には良き編集者の助言は必要だが、今のように急ぐ必要のなかった時代もあったことは忘れたくない。

中島敦「狼疾記」

李陵」や「弟子」や「山月記」じゃなくてなんでこれなのか、という声もするのだけれど、自意識過剰文学少年の思っていることをすべて言語化してくれているので推さずにはいられなかった。十代の頃の感受性は、何よりもこうしたものを求めていた。親の本棚にこれが積んであったのは幸運だった。

これは「三造もの」と呼ばれる中島敦私小説的の一つであり、世界の滅亡や文明無意味さに対する形而上学的な恐れや不安意識の片隅にある人間なら確実に刺さる内容だ。最後説教パートもさほどうっとうしくない。なぜなら、きっと文学少年文学少女たちは、その言葉無意識のうちに自分に投げかけてきたからだ。

ウラジーミル・ナボコフロリータ

膨大な知識と華麗な文体を背景にして、あらゆる性的な乱行を正当化してしまうのがナボコフ作品の一つの特徴である。語り手ハンバート・ハンバートは十代前半の少女を性の対象とする中年だ。自分初恋の思い出がどうこうとか述べているが、それだって言い訳だ。

しかし、この作品はただの小児性愛者の物語ではない点が油断ならない。少女ロリータはただ性的搾取されるだけの存在ではなく、自ら性の冒険に乗り出す。清純で清楚な少女という幻想は、最初からハンバート夢想の中にしか存在しない。ハンバートにはロリータ内面や考えなど最初から見えていなかったし、見ようともしてこなかった。

ただのスキャンダラスな本ではない。これは一人の身勝手男性心理の解剖である

新美南吉「屁」

ごんぎつね」の作者として知られるが、こんなふざけたタイトルの話も書いている。しかし、これは「自分は常に正しい、正しく道徳的であらねばならない」としてきた子供挫折を描いた小説であり、この社会弱者にあらゆる責任を擦り付けている様子を全く卑近話題から告発した話なのだ自分がした屁の責任かぶらされた、いつも屁をこいている少年への同情と軽蔑は、僕らの弱者への姿勢のものじゃなかろうか。

短いし、青空文庫で読めるのでオススメ

https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/3040_47823.html

仁木稔「グアルディア」

遺伝学の発展が少し早かったパラレルワールド未来舞台にした愛憎劇であり、変身ヒーローものでもある。ただのSFと違うのは、さまざまな文化が変容を受け、再解釈を受けて受容されることまでもプロットの一部として組み込んでいるところだ。さらには疑似科学陰謀論社会関係も描いている。今、読まれてほしい作家の一人だ。

仁木稔作品は僕の好み、ストライクど真ん中なんだけど、世界史や文化史、自然科学物語論の素養がないと(かじるレベルでいい)作者の構想を味わい尽くすのが難しいので、滅茶苦茶売れる作品にはならなそうだというのは認めざるを得ない。現に舞台ラテンアメリカ日本人になじみが薄いし、シリーズの別の作品中央アジアだ。それでも、伊藤計劃と並んで、社会学なんてつまらないって誤解を解いてくれた大きな恩がある作家だ。早くこのシリーズ最新刊が出ないか、今か今かと待っている。

イザベラ・バードイザベラ・バード日本紀行」

明治一年日本都市から農村を実際に歩いて見聞した手記である。率直に衛生状態の悪さやはびこる迷信批判している箇所はあるものの、その率直さが当時の日本がどんなだったか身びいきなしに教えてくれる。現代日本人が近隣の、例えば東南アジア諸国を見聞して不満がる、偽ブランドの横行や衛生状態の悪さ、家畜との同居や騒々しさなどが明治日本ではごく普通だったってことは知っておいていいと思う。

著者は北海道にも足を延ばした。アイヌ民族について日本人よりも好意的に描いている場面もある。しかし、当時の西欧人の感覚でよくわからないのだが、「粗野な外見だけどとても優しい目をしている」と褒めた民族のことを、別のところでは「将来の可能性を閉ざされ民族である」と書く点だ。もしかして、かつての人々が持っていた、文明と野蛮の間にある壁・差異イメージは、僕らが直観するよりもはるかに深刻な差別意識内包した、強固な偏見に根差しものだったのかもしれない。単純な軽蔑どころではない、もっとひどい無理解に基づいた恐ろしい何か。同じように、キリスト教によってこそ日本の悪習は絶えるという発想がどこから来たのか。そういうことを考える意味でもおススメしたい。

ハン・ガン菜食主義者」。

とても面白かった。父の暴力を遠因として、あらゆる動物的なもの嫌悪するようになった妹と、ただやり過ごすことで生きてきた姉を軸に描かれた三連作。壊れた夫婦描写に優れる。

妹は最後には精神を完全に病んで、何も食べられなくなるのだけれども、彼女が持つ植物になりたいという妄念が、本当に精神病の患者さんを観察したんじゃないかってくらい、細部にリアリティがある。

姉はおとなしいのだが、自分はただ忍従し、やり過ごしてきただけで、自分人生を全く生きていなかったのだと、夫の裏切りによってやっと気づく。夫は夫で、そのおとなしい妻に対して息苦しさを感じている。他の家庭のように、怒鳴り散らしてくれたらどれほど楽か、と嘆くのだ。

韓国ってよく叩かれているけど、日本と同じように家族のしがらみとかとかで苦しむ描写が多いので、意外とわかりやすい気がする。

進む→anond:20210301080225

2021-02-28

anond:20210228034845

単行本派だけどもう回収済みみたいなものじゃん

純粋エルフだとしたらエルフだけの学校にいくのがふつうからファリン最初から出会えてないよねっていう話でしょ

奇食マンやファリン夢魔との出会いでトラウマ明確化しそれを克服するという目標ができたのであってそれは血統だけによるものじゃないのでは

anond:20210228033309

別にあら探しでなくて考察してるだけ。

 

伏線というのは、これから物語の展開にハーフエルフであるという設定が活きるということ。

 

説得力を持たせるための設定というのは、マルシルの「人生目標」が純粋エルフであれば、

そのような目標を抱かないのではないか

もしくは多種族ペット感覚で捉えているだけという印象を与えかねないのではないだろうか?

ということに対しての対処としての設定なのだろうか?という考察

 

設定された時期に対しての興味は特に無い。

でも、おそらくは初期設定として単純にエルフとしてしまったのだけれど、

マルシルというキャラクターを掘り下げているうちにエルフだと合理性を保てないか

ハーフエルフということになったのだろうな、と想像しているのだけれど、

でもひょっとしたら伏線なのかもな?とか考えていたところにダンジョン飯話題が出ていたので思わず書いてしまっただけです。

 

あと、書き忘れたのだけど、横です。

元々の増田を書いた人とは別人です。

anond:20210228031155

マルシルがハーフエルフという突然追加されたかのような設定は伏線なのだろうか。

それともマルシルの「人生目標」がエルフという設定だと説得力が出ないかなのだろうか。

2021-02-26

転スラ見てるやつはもれなく、「蜘蛛ですが、なにか?」も見ろ

今季アニメは豊作だ。  

  

最近アニメをあまりみていなかった自分も転スラ、無職転生、Reゼロ、5等分の花嫁、進撃、呪術回戦 etc..  

かなりのアニメをみている気がする。   

というのもコロナで各社が力を入れている作品が延期につぐ延期、万を辞して放送開始となったというわけである面白いアニメが怒涛のように始まった。  

  

そんな豊作な今季、暇な時間も取れたのでアニメ漁りを始めた自分は一つの作品に注目した。

    

蜘蛛ですが、なにか?

  

今時よくあるいかにもラノベっぽいタイトルまぁなんとなくdアニメストアランキングに入ったからみただけなのだが、  

1話をみた後の感想は、「まぁよくある異世界転生ものかー」という感じ。

タイトルで切っている人もたくさんいるだろう。

ただ、無料で全話漫画が読めると知り、あれよあれよと読み進めこちらでどハマり。  

https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000013/  

  

原作を全巻買って徹夜して読み進めてしまった。

是非ともアニメの2期を所望している。ということで布教しようと思う。

  

自分が紹介する上で比較するのが転生したらスライムだった件

今季異世界転生系アニメ覇権アニメ。ちらの作品も1期の時にハマって原作小説を全巻購入してしまった。

どちらも異世界転生系、かつモンスターに転生するという似たようなストーリー構成なので比較やすい。

  

どちらも原作まで追ったが、

正直転スラよりも蜘蛛ですが?の方が面白い

  

ただアニメの人気度はかなり差があるように思える。それが納得いかないので、どの辺が蜘蛛の方が面白いのかを説明しようと思う。

  

あくまでも個人の感想なのであしからず

また多少のネタバレは含みます

  

転スラは主人公視点のみ、蜘蛛群像劇

転スラでも、蜘蛛世界でも異世界転生者は複数人存在する。

転スラは転生者の中でもスライムになった主人公スキルを覚え、仲間を集め国を作るという物語

その中で敵や味方として、「転生者」が出てくる。こいつらが大体チート能力を持っているので、戦闘は目が離せない。

  

それに対して、蜘蛛高校の1クラスが一度に転生するという形で転生者が誕生する。大体30人弱。

主人公蜘蛛魔物になってしまったのに対し、大体の転生者は人間に転生することができる。

ポイント主人公魔物としての生活と、人間生活が対比として描かれる。

  

要するにダブル主人公なのである

  

この構成原作を通してずっと一貫しており、視点によって全然違うドラマ存在する。どちらも転生者であるが、生まれ育った環境や前提知識により価値観が全く異なってくる。

そして大体こういう群像劇面白いのは二つの視点主人公が会う時。それは正直かなり後の話なので、今季ではアニメでは描かれることがないかもしれないが...

  

主人公チート

転スラのリムルは正直チートである。強すぎて正直「あーハイハイ、まぁ勝ちますよねー」となる。味方も再現なくどんどん強くなる。

まぁそれが面白いという部分もあるのだが、原作を読んでいると正直飽きてしまう。

  

一方蜘蛛の方はいつも結構ギリギリ、対戦のスリル感が味わえる。

特に前半の蜘蛛ダンジョンの中で探検するという部分は本当にいつ死んでもわからないという感がワクワク感を与える。

  

世界構造伏線回収力

ここが最も転スラと蜘蛛の違いなのだが、

  

ストーリーの複雑さが段違いである。

  

要するによくできている

  

これは最大のネタバレになるので詳しくは言わないが、転スラの世界構造はよく言えば単純である

どちらかというとキャラの成長とバトルに重点をおいたストリー構成になっている。

まぁ面白いのではあるが

  

蜘蛛の方はいろいろなこと話が作り込まれていて、何事にも理由がある。

転生した理由世界構造、なぜ魔物存在するのか、なぜ魔人と争うのか、なぜ主人公蜘蛛として転生してしまったのか。エルフ存在

その伏線回収がとにかく面白い原作の最終巻はかなりラストスパートで大体の伏線は回収されているので気になったら読んで欲しい。

  

まとめ

転スラを面白くないみたいな書き方をしてしまったが、別にそんなことはない。

転スラは面白い。ただ蜘蛛ですが、の方が過小評価されてしまっているのが、悲しい。

  

ちなみに蜘蛛は2クール連続放送らしい。

制作会社では期待されているアニメなのに過小評価されている。

今後の話もみれるように是非ともアニメ漫画をみて欲しい。

  

  

2021-02-24

マルシルがハーフエルフって設定最新刊以前に出てたっけ?

はぐれエルフのことをターフって呼んでそう。

だいたいオークか人間との混血なの。

2021-02-22

anond:20210221191039

エルフとか妖怪とかの人外との恋愛とか憧れた時期あったけど、ロボットはきついかな。何か生き物じゃないと怖い。そもそも生き物って何だよって話だけど

anond:20210221191039

エルフとか妖怪とかの人外との恋愛とか憧れた時期あったけど、ロボットはきついかな。何か生き物じゃないと怖い。そもそも生き物って何だよって話だけど

2021-02-20

anond:20210220141650

子供が成人してるのでおっさんずラブ(ただし見た目はショタ)ができる

中身はわりとがちヘテロっぽいけどそんなものいまどきの読者には障害にはならない

すでに作内でサキュバス昆虫)にヤられているのであともうひとひねりすればインキュバスもいけるハズ

チェンジリング回のエルフ化もすごくよかった

さあ・・あとはわかるな?クリスタをまずダウンロードしろ

2021-02-09

[]ドラゴンズクラウン vita

★★☆☆☆2/5

20時間ノーマル一周クリア

選択キャラファイター

やりこみは未プレイ強制難易度upで敵が固くなって、ラスボス倒せる強さだったのにまたゼロから鍛え直しと同レベルなのはやる気起きない)

最初アマゾンガチムチ女)でいきたかったけどすげー操作しにくかったから2時間エルフに変えた

エルフ操作やすくて遠近両方攻撃方法あるからいいなと思って9時間くらいプレイしたけど、ソロは無理で魔法使いNPCのおかげで進めてる感じだった

こりゃ後々いかんなと思って最終的にファイターに変えた

ファイターだとソロゴリ押しできるし操作もしやすくていい


よかったところ

魅力的なグラフィックキャラクター、料理ハクスラ要素


悪かったところ

グラフィックが緻密だけどエフェクトシマシだから画面がすっげえ見にくい

ソロプレイしてるときはいいけど、NPC特に魔法使いメンバーにつれてくともう駄目

画面が魔法エフェクト全然見えなくなる

ファイナルファイト魔法とかないからよかったのかなと思ったけど、キングオブドラゴンでもこんなプレイしにくさ感じなかったから単純にヴァニラウェアの開発力不足だろう

ベルトスクロールアクションとしての出来が全然駄目

ステージ数も少ないし、思ったアクションが出せないストレスがかなりある

緊急回避直後に攻撃したら、右向いてるつもりなのに左向いてて攻撃できなかったとか

ちょっと上に移動して攻撃したいだけなのに無駄な対空攻撃だしてしまうとか

オーディンスフィアとか朧村正みたいな横スクロールだけと違って、

縦軸の移動もあるのに、上下入力攻撃ボタンで対空攻撃スライディング出すコマンドになってるとか頭おかし

ザコが予備動作なしでサバ折りしてきてかなり食らうとか、

ボスも予備動作なしで広範囲威力攻撃連発してくるとかバランスおかし

それをさらっと回避したり防御できるならそれはそれでいいんだけど上述の通り思い通りに操作するのが難しいクソゲー

あとステージ攻略中にタッチ操作強制するのもクソ

宝箱とかドアとかキャラ接触したり攻撃ボタンで拾う・開けるでいいやん・・・

なんでこんな仕様にしたの

据え置きのPS4とかだと右アナログスティックカーソル合わせるとかめんどくさすぎて考えたくないわ

vitaタッチ操作めっちゃ生きた

素材はいいかキャラデザだけ提供してカプコンで作り直してほしいわ

ps4の据え置き買っちゃったけど売ろう

2021-02-08

anond:20210208162226

指輪物語は旅の描写が細かったですよね。

情景もそうだし、登場人物が旅をするにつれての心の動きも描写されてるから

感情移入してしまって本当の旅とはこんなにしんどいものなのだなと子供の時の私も思っていました。

 

とくに印象に残ってるのが食に関することです。

レンバスというエルフ焼き菓子のような行動食があって、

一枚食べるだけでお腹が満たされて元気も出るし味もいいという魔法のような食べ物なのだけれど、

毎日毎日そればかりを食べているから完全に嫌気が差ししまって、

ああ無理もう無理、これは無理、見たくもないとなっているのが、

ものすごくリアルでしたね。

 

こういう細かな描写の積み重ねがあるからこそ、トールキン作品はその世界に引き込まれしまうのでしょうね。

2021-01-31

anond:20210131172226

定番」になったか世代を越えて続くやろうな。

ロードス島戦記なんてオッサンたちの青春という認識のワイやがエルフイメージトンガリ耳や。

anond:20210131160849

そういう架空生物説明無しで通じるものとしてお出しされるのは、少年時代スクエニやらのRPGに熱中した団塊Jr世代が今もコンテンツに金を落としてるからじゃないですかね

世代交代したらエルフルシファーも設定説明が必要になるかもしれない

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