はてなキーワード: 家長とは
右上に行くほど落ち着いていて、左下に行くほど個性的、っていうイメージ。
清楚 | ||||||
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鈴谷アキ | シスター・クレア | ベルモンド・バンデラス | ||||
鈴木勝 | ルイス・キャミー | 小野町春香 | 桜凛月 | モイラ | ||
レヴィ・エリファ | エリー・コニファー | 来栖夏芽 | 愛園愛美 | ニュイ・ソシエール | ||
物述有栖 | 雪城眞尋 | 先斗寧 | 戌亥とこ | 舞元啓介 | ||
天宮こころ | 葉加瀬冬雪 | アクシア・クローネ | フレン・E・ルスタリオ | ドーラ | ||
家長むぎ | 西園チグサ | レイン・パターソン | イブラヒム | 社築 | ||
森中花咲 | アルス・アルマル | 瀬戸美夜子 | 竜胆尊 | 夢追翔 | ||
天ヶ瀬むゆ | 朝日南アカネ | 長尾景 | 白雪巴 | |||
安土桃 | 鷹宮リオン | 健屋花那 | 夜見れな | 神田笑一 | ||
夢月ロア | ラトナ・プティ | 緑仙 | 叶 | 加賀美ハヤト | ||
魔使マオ | 奈羅花 | 飛鳥ひな | 渋谷ハジメ | 早瀬走 | ||
ガキ | 椎名唯華 | 星川サラ | リゼ・ヘルエスタ | 静凛 | 黛灰 | 大人 |
笹木咲 | 海妹四葉 | 甲斐田晴 | ローレン・イロアス | オリバー・エバンス | ||
えま★おうがすと | 東堂コハク | 葛葉 | 夕陽リリ | 弦月藤士郎 | ||
宇志海いちご | 空星きらめ | 三枝明那 | 春崎エアル | シェリン・バーガンディ | ||
勇気ちひろ | 卯月コウ | 山神カルタ | 黒井しば | レオス・ヴィンセント | ||
町田ちま | 本間ひまわり | アンジュ・カトリーナ | える | ジョー・力一 | ||
北小路ヒスイ | でびでび・でびる | エクス・アルビオ | 伏見ガク | |||
周央サンゴ | 語部紡 | フミ | 成瀬鳴 | |||
魔界ノりりむ | 赤羽葉子 | 樋口楓 | 不破湊 | グウェル・オス・ガール | ||
矢車りね | ましろ | 壱百満天原サロメ | 剣持刀也 | 花畑チャイカ | ||
葉山舞鈴 | 相羽ういは | 雨森小夜 | ギルザレンIII世 | 郡道美玲 | ||
文野環 | 月ノ美兎 | 轟京子 | 鈴鹿詩子 | |||
狂気 |
「日本の政治が正しく運用される」がゴールじゃなくて「自民党に入れさせない」がゴールになってんだよな結局。
そうじゃねえだろ。
たとえ自民党がある日突然まるっと左翼政党に生まれ変わっても、はてサは変わらず「自民党に入れるのは父親の尻穴に挿入するようなものであり歪んだ家長制度の延長線」とでも宣い続けるだろう。
結局さ、信念も思考力もないやつが政治にかぶれると、プロパガンダを言うことそのものが目的になるんだわ。
パチンカスが稼ぐためでも大当たりを見るためでもなく、パチンコのレバーをただただ握り続けていることそのものに人生の意味を見出すように
殺してしまったら上から下まで総スカンやで。天皇自体に権威があった (古来からの儀式とかの継承者) からというのはそうだけど、洋の東西を問わず権力掌握のために主君殺すってなかなかない気が...「主君すら簡単に殺す奴が他の勢力ならもっと簡単に潰しに来る」みたいに思わるので相当な根回しが必要やと思う。
臣下に殺されたっていうので思いつくのは三国魏の高貴郷公やけど、これは高貴郷公自らが兵を率いて司馬昭を始末しに行って逆襲されて殺されたから 、後白河が直接平家にぶつかれば殺されるかも?高貴郷公の件は名ばかり皇帝に落ちぶれた東晋の皇帝がこのことを知ったときにそら(皇帝殺して皇帝になったら)そう(権威なんてなくなって名ばかりになる)よ...orz ってなってたので、主君殺すってなかなかできないんちゃうか。
あと、後白河と平家が決定的にこじれたのって鹿ケ谷の陰謀のさらに後の重盛の死後処理で後白河がやらかしたからで、その先は後白河がいようがいまいが戦乱になってたんちゃうか?源平合戦に火をつけたのは後白河じゃなくて八条院周辺だし。後白河にしても平家にしても自分ところの利益だけを場当たり的に追及するところがあって、それがgdgdの源泉だと思う。
なんで天皇がここまで尊くなったかは不明なんだけどやる夫スレでよければ やる夫が大海皇子になるそうです というのを読むといいかも。長いけど。この作者の前作が やる夫が鎌倉幕府の成立を見るそうです でちょうどこの時代やな。こっちも長いけど。
以仁王のことか?そりゃ天皇でもなければ自分で反乱起こして戦場に出ちゃったからね。後白河も後鳥羽も戦場に兵を率いて出てはいないのに注意。どちらも合戦は部下に戦わせて自分のところまで敵が来たら素直に従っている (法住寺合戦、承久の乱等)。ここで抵抗したらなにかのはずみで殺されていても不思議ではない、が天皇とはそういうものではない。また当然ながら尊さにも位があって 天皇・上皇 >> 皇太子 >> 親王 >> ただの王 で、天皇家に連なっていても親王宣下されなきゃたいしてえらくはないで。
このころの上皇とか法皇とかは事実上の最高権力者やで。平安中期は摂関家が自分の甥である天皇の後見をすることで権力を握ったが、平安後期では天皇の直系尊属である上皇、法皇が天皇家の家父長権でもって天皇の後見をすることで権力を握った。最高の権門である天皇家の家長として荘園も集積しているので財産も持っている。まあ後白河は中継ぎって見られてたから前任の白河とか鳥羽とかみたいな盤石の権力ってないけど。ついでに父の鳥羽から財産を受け継いでないし。
頼朝は蔵人を務めていた上西門院(統子内親王・後白河の姉にして准母)と母親の実家である熱田大神宮家が助命に動いて助命されたんやで。これらの貴人達の反対を押し切って殺すのは政治コストが高すぎる。そもそも平治の乱時点での清盛は財力武力はあっても正四位大宰大弐にすぎないわけで政権の中枢にいたわけでもないし、反乱鎮圧の立役者ではあっても処刑にどこまで関与できたというと疑問な気がする。平家政権ができあがるのはこのあと後白河法皇と二条天皇の間を上手に泳ぎ回った(平時の乱もその上手に泳ぎ回ったの一部だが)上で1165ごろに二条天皇と政界の大物複数名が相次いで死んだ結果なので、このときの清盛に平家政権全盛期の公卿殿上人数多という未来を言っても信じなかったんではないか?
そもそも天皇家は神道の権威だろうに、後白河法皇は何で出家してるんだろう。
昔は仏教と神道密着してたのか?神の子孫の天皇家がバンバン出家していた頃って、どんな宗教観なんだろう。
仏が神より高い位置にいたとか?
日本古来の伝統がたった150年ほどで忘れさられるとは嘆かわしい。明治政府のなんと罪深いことよ。仏教は日本に受け入れられる際に神道を取り込んでこのころには不可分になってるで。そのあたりの理屈をつけたのが本地垂迹説やな。出家すると神道の儀式を主催するのは不適切という概念はあったらしいので、神道の儀式は現役の天皇にまかせて退位したら出家して仏教の儀式に専念する、というのはありかもしれない。神道も仏教もどちらも国を護るには重要やしな。
アニプレックス(SONY)がパブリッシャーのツイステッドワンダーランド(Disneyタイトル)をやってると
日本において教育など社会選別以上の価値は持たないとよく理解できる
あからさまな有色人種に配慮が欠けたキャスティングや差別的な言動とか
増田やブクマカには知的ボーダーのやつが多いからなのかやたら知識とか学歴とか拘るヤツいるけど
つかシナリオ書いてるヤツが極端なバカでもツイステッドワンダーランドのデベロッパーの会社NRI出身者が立ち上げてるんですよね
NRI出身なんで当然高学歴ですし海外研修とかもある。それで出来上がったのこれだから
アインシュタイン書ききれないクズ伝説 (ほかにも盛り沢山)
後世に名を残す偉大なエンジニアだけど、どうしようもない人の例
イアン・マードック(Ian Murdoc)
5:13pm: 俺は今夜自殺する…話すことがたくさんあるんだ、介入はしないでくれ、彼らに一緒に死んで欲しいとは思わないでくれ
5:14pm: 後でブログを見て欲しい http://ianmurdock.com
5:17pm: https://t.co/I1CSCJErWf
5:20pm: 後でブログにもっと書く予定だ。でも隣の家をノックしただけで警察に殴られたんだ…彼らは俺を病院送りにした
5:20pm: その後も何回も殴られた
5:21pm: 「警察に暴力をふるった」事への保釈金は$25,000だった
5:22pm: 後でもっと詳しく書く。警察にはいまだにカメラが無かった。これを止めるために私はちょっとだけ地位を利用するつもりだ。
(※警察が好き勝手に殴るためにカメラを置かないのはよくあるらしい)
5:23pm: 「俺たちは警察だ。俺たちはいつでも勝つんだよ」
5:25pm: 私のキャリアは終わってしまった。もうすぐ逝こうと思う。
5:27pm: 私はある程度成功したビジネスマンでニガーではない、自殺は注目されるかもしれない
5:30pm: 今日はまだ自殺しない。まずはこれをすべて書き上げ、警察の蛮行を自由の国に知らしめる
5:34pm: 誰かが私のところへ警察に何をされたのか聞きに来てくれたらとても嬉しい
5:35pm: 彼らは私を二回殴ってバッテリー代として$25000を課した
5:36pm: 病院に行かなければいけない
5:36pm: 彼らは家までついてきた
5:36pm: そして彼らは私を家の外に引きずり出して更に殴った
5:37pm: 私は意見を変えなければならなかった
5:37pm: 彼らはそこから家まで追ってきたんだ
5:38pm: 私はカメラは無いのかと訪ねた
5:38pm: 答えはnoだった
5:45pm: 警察に抵抗して出来たアザの写真を上げようか?
5:45pm: 小便で床に文字を書く事以外何も教えずに独房に押し込めるのはどこだ?
5:48pm: 私の経験を書き上げることで警察の虐待を防ぐことになり再び同じことを聞かなくなるといいのだが
6:00pm: @jacksormwriterは私に死んで欲しがっている
6:06pm: ブログに私のケースを書こう…誰かがhacker newsとかに投稿してくれたら感謝する
6:31pm: (1/2) 私の残りの人生は警察の職権乱用と戦うことに費やす…俺は白人で去年は一億四千万稼いだんだ
6:33pm: (2/2) 彼らは無教養で、自分のための力にしか興味が無い。助けになってくれる人は連絡をくれ imurdock@imurdock.com -ian
6:41pm: 警察は無教養で邪悪でサディスティックだ。奴らを信じるな。
6:42pm: 残りの人生は警察と闘う…奴らは友達ではない、決して信じるな。
6:49pm: 友に聞いている、なんだって賢い教育を受けた奴が警察になんかなるんだ
7:03pm: 「俺たちは警察だ, 俺達がやりたいことはなんでも出来る」
7:08pm: これは女性警察官が私のパンツを下ろした後の事だった…もしあなたがレイプされた女性でなければこれはレイプとは思われないかもしれないが。
7:12pm: 俺は白人だ。たくさん稼いでたくさん税金を払った。でも彼らの虐待は同じくやってくる。一線を超えるな!!
警察とトラブルになった理由:隣の家にレイプ目的で侵入と通報された模様
ちなみに騒ぎを起こしたのは三度目で
二度目(2015年8月頃)も同じく酔って、その時は別の家の庭に半裸で侵入し、
三度目で、しかも裁判所命令に従ってもいないようだったので、警察も マークしていたらしい
またそのフォロワーが12月始めに自宅に行った際、弁護士とも口論していた、と
「戸籍制度」が運用されているのは実質的にはもう日本だけになっている。
個人を中心に登録する住民登録に続きがらをくっつけておけば行政的には十分で、戸 (世帯) を単位とする合理的理由はない。
現時点の制度においては
しかし、これらの問題は戸を単位とすることとは関係ないので戸籍制度を残したまま制度を変えることは可能だし、むしろ戸籍制度は多様な家族の有り方を肯定するものではないかと思うのだ。
たとえば同性婚が認められないと様々な手続きで異性婚よりも不利に働くなどといったことはあるし、多様な結婚を認めるのであれば多重婚が認められないというのは不平等だろう。
どんなに親しい友人と一緒にくらしていてもそれはルームシェアにすぎず家族にはなれない。
しかし、個々の関係性と関係なく本人たちの同意のもとで「戸」に迎え入れれば家族になれるとしたらどうだろう。
いやさ、まだまだ燃えてるフェミニスト議連だけど、そのフェミニスト議連を擁護するつもりか知らんが
フェミニスト議連に「権力」はないから無問題理論展開してる人いるじゃん
権力とは端的に言えば法的な強制力のこと。こんな当たり前の話すらカルト化したオタクには通じずに、権力権力と大騒ぎして権力の手先になってる。コメディだとしても極めて悲惨。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4708588008160812322/comment/RRD
まず根本から絶望的に間違ってるのは議員=権力、という部分。国語辞典の通り、権力関係とは法的優越性に基づく支配と服従の関係。例の議連にはそれがない。市外の野党議員が警察を支配してるとか爆笑もんの話。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4708333555390434370/comment/RRD
法的根拠がないと権力じゃないって初めて聞いた…どこの定義だろう…でもさ、その理屈だとフェミニズムの否定にならん?
だってよ、法的根拠がない社会規範や私生活にまで及ぶ、男女の権力関係とか家長制度の権力を批判してきたのがフェミニズムじゃねえの
こうしてラディカル・フェミニズムが理論的に構築され、これまで「女の幸せ」と思い込まされていた主婦的生活における権力関係を、次々に暴いていくのです
ミレットによれば、生まれながらにして有利な位置に置かれた男性が、不利な位置に置かれた女性を支配する仕組みこそが「性の政治」です。それは私たちが個人的に日々従う「男らしさ」や「女らしさ」という文化にまでイデオロギーとして深くいきわたり、男性に権力を握らせるシステムなのです。
このリンク先でもさあ「権力」って単語がゴロゴロ出てくるけど、これ全部間違ってるの?
男女の権力関係?家長制度の権力?それって法的根拠あるの?ないよね?じゃあ権力じゃありませーん!変な言いがかりしないでくださーい!ってフェミニストに対して言うの?
望んだ結論に分かりやすく誘導されると理路に見えるという。ゆっくりとは?とか、法学をさしおいて「俺たちは定義のプロだ!」とか、お理工さんのオタクにしか通じないもので、これは理路ではなくてノリだよな。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4708562230828801250/comment/RRD
善悪の基準を法律に求め、その法律を教わらなければ善悪の判断ができない衆は、法律が禁じなければなんでもやるだろうし、法律がやれっていったら人殺しだってやれる衆だよ。マジ怖い。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4708474378304495010/comment/RRD
なんかさぁ、この辺りの言葉が自分に返ってくるブーメランになってない?善悪の基準を法律に求める「定義のプロ」を気取ってない?
「命には優劣がある」
「自分がいつホームレスになるかもしれないのだから、そんなことを言うべきではない」
──はぁ。
「命は平等に尊いもの。価値があるかどうかで決めることではない」
──そうかい。
「人間は弱い者を守り、人権を、法律を、福祉を発展させることで繁栄する生存戦略を選んだのだから、見当違い」
──ふぅん。
しかし。
あなたがいつか上司になるかもしれないのに、上司の陰口を言ったことはないのか? クレーム電話の陰口は? お役所の受付の陰口は? あなたがいつか誰かにとっての陰口の対象になるのなら、陰口をしないのか?
命の価値が同じなら、自分の愛娘と無縁のホームレスも同じ価値か? どちらかしか救えないのなら、娘が助かって欲しいと祈るのでは?
日本が家長制度を導入していたら政略結婚や男女不平等が正しいのか? それを嫌って現在の日本にシフトしたのでは? ならば現在の法体制を疑うことが悪にならないはすだろう?
まるで話にならない。
私は年間、数百冊の書籍を読み、誰よりも勉強している自負がある。
だからこそ、システマチックな物言いだけれども、間違っているとは思わない。
──私は、個人として、陰口を言うこともある。
──私は、個人として、生存戦略よりも個人の自由や整合性を選びたい。
「社会的影響力のある者が公の場で個人の感想を言ってはならないと主張するその根拠は?」
「普段見てもいないYouTubeチャンネルの内容にまで立ち入って、怒りたいだけ怒り、自分の主張を押し付ける行為は正しいのか?」
「私が自殺をしたら、あなた方が私をいじめ殺したことになるが、あなた方の大好きな『命の価値が平等』という主張はどこに行ったのか?」
例えば「子どもが真似してホームレスを軽視するかもしれない」というけれど、それは「模倣犯になるかもしれないから」とニュース番組を一切見せないのと同じでは?
あなた方の子どもが、あなた方の主張する善悪の区別がつかないのなら、「歴史の真似をするかもしれない」といって戦争を教えないのか? すべてを教えて個人に取捨選択させるのが教育なのでは?
私の動画のコメント欄に呪詛を吐き出すのが正しい行為か? それを堂々と子どもに見せられるのか? 「将来子どもが何かしでかすかも」という不確定な要素よりも、他人に呪詛を吐く姿をこそ子どもに見せてはならないのでは?
もしかすると、多少の表現の不備はあったのかもしれない(否、あったとすればそれは受け取る側の浅学さ、浅薄さであるとも思う)。けれども、私が間違っているとは思えない。仮に誤っていると主張するのであれば、客観的かつ信頼性に足る根拠を示してほしい。私はいつでも謝罪し、反省し、訂正し、その正しさを誠実な態度で以て最大限に広く周知することを誓う。
勘違いされがちだが、私は基本的に論破されたがりなのだ。普段から道に外れたセンセーショナルなことを言っている自覚はあるけれども、それは新たな論理で正してほしいことの裏返しだ。それは、強がりや掌返しではなく、心の奥からそう思う。
けれども、その正しい根拠を募っても、いつまで経っても出てこない。だから私は怒っているのかもしれない。
「私のような厄介な人間に、正しさを説いてくれ!」と。
「私程度の小悪党が駄々をこねている間に、本当の悪党に対抗する武器を見つけろ!」と。
「正しさを曖昧にして二千年以上も生きてるんじゃない!」と。
そう言葉にすると、ふつふつと怒りが沸く。たかが日本のような小さな国で、数百万人の支持者を持っている程度の小悪党の暴走すら止められないのは、あなた方人類の怠慢であると──心底、怒っている。
私を否定できないのであれば、現時点において私が正しいことになる。
否、正しいかどうかはわからないが、しかし間違っていないことになる。
もし「正解」という道があるとしたら、私はその縁に立っているだけなのだ。危うい縁に。
けれども、違反でなければ過ちではない──。
◇
……と。
私は、思考を切るためにスマートフォンの画面をオフにする。今日は考えることが多い。浅い割に多いのだ。批判ってものは。
スマートフォンを手に乗せたまま信号が緑になるのを待つ。手のひらの中で今も生まれているだろう主張の嵐を持て余しながら、ほんの僅か、足元のコンクリートブロックが割れているのを感じ、身体を一歩前に進ませる。爪先が少し、車道を踏んだ。
と、深夜の街に相応しくないスピードの車が近づいてきた。物騒だなぁ、と思いつつも、スマートフォンの裏面を何の気なしに眇めていると、
身体に強い衝撃が走った。
衝撃が先か、轟音が先かはわからない。視界が宙を舞い、まるで目ヤニだらけの朝のようにぼやけたからだ。
続いて、痛み。
大きな銅鑼を打ったかのような、押して引いての波紋が身体中を暴れている。その振幅は自分の身体を越えているように錯覚するほどで、立ち上がることはできない。否、仮に足を踏ん張っても立つことは不可能だろう。なぜなら、膝下がひしゃげて見当違いの方向を向いているからだ。
次に、不快さ。
胃の内容物がまるでネズミになったかのように這いずり回る──実際には胃の方が動いているのだろうが、しかし這い上がってくる吐瀉物は鉄臭く、“血の通った何か”を飲み込んだ報いとばかりに喉を押し広げ、ほとんど無抵抗に半固形の何かが口や鼻から垂れる。
さらに、熱さ。
命の素がどんどん外に溢れるような、そんな感覚。身体の芯は生きる手だてを探してやけに熱っぽく、しかし手足は凍えるほど冷たい。小さな穴の開いた水風船をただ見ているだけしかできないような、取り返しのつかなさと焦燥感。何かを決定的に失う瞬間というのを久々に味わう──忘れていたのかもしれない。あるいは見ない振りを。もしくは「自分は失わない」と高をくくっていたのかもしれない。
私は、急速に死に向かっていた。
ぼやけた視界から判断できる限り、交通事故──らしい。私を轢いたと思しき自動車は、「ガードレールに刺さっている」と表現するしかないほどに大袈裟に半壊ならぬ七割ほど破壊されている。
──なお、今の私に知る由はないが、この自動車の運転手は病院へと急いでいた。
というのも、彼の愛娘が突然大量の吐血をしたため、一も二もなく最高の速度で病院へと向かっていたのだった。
皮肉なことに。
運転手は、彼の大切な命を優先したのだ。彼の咄嗟の行動に間違いはなかった。
私は助けを呼ぼうとするも、体力的な問題なのか、あるいはどこか発声に関わる器官が深刻なダメージを受けているからか、大きな声が出ない。口腔内から聞こえる「ヒュー」という音がやけに空々しい。
頭を打っていないことが幸いして意識はあるけれども、しかし長く保たないことは確かである。否、どんな仮定の話をしようとも、命を失ったことはないから“失ってみるまでわからない”──。
そんな“悠長なこと”を考えていると、ふと視界の端で動くものが見えた。それはのっそりと立ち上がり、「く」の字に曲がっていたり、すっくと立ち上がったりしている。何かを引きずる者もいる。
元々いたのか、騒ぎを聞きつけたのかはわからないが、どうやら人間のようだ。ああ、助けてくれ──!
そう口元を歪ませると、どうやら仲間同士で話し合いをしている様子だった。冷えは身体中に広がり、今にも意識を失ってしまいそうだ。早く、早く救急車を!
どのくらい経っただろうか。実際には数十秒くらいなのだろうが、その時間は誇張なく一時間に感じる。身体の中から聞こえる「ぎっぎっ」という音が何に起因するかもわからない。車が焼けているのか、瞳孔の機能が低下しているのか、まぶしくて人間たちの姿が見えない。
轟音で痺れた耳が復活した頃、声が聞こえた。
「俺らのねぐらにさ、仏さんが転がってたら良くないよな」
「な」
「他に行くアテもないし」
会話からするに、ここに住んでいる住民──ねぐら? つまりここら辺に住んでいる──ホームレスの……集団?
「仏さんには悪いけどなァ」
「な」
「すまんなぁ。でも俺らも優先するモンがあるんだぁ」
「手は合わせておこうか」
「だなぁ」
「成仏しておくれな」
な! 待て! 待ってくれ! 私はまだ生きている! ただ、声が出なくて、ア、まぶしくて、身体が、動か……なくて、そん、な死体に向けるよう、な、目を、そんな真似を、命を命とも思わない真似を、なぜできるんだ! ア、ア…考え直してくれ! 今すぐ!
くぐもったガサガサという音が聞こえる。普段寒さを避けるためのブルーシートか何かだろうか。数人の男たちが私の身体を包み始めた。
男たちの声は続く。
「口から血の泡が出てるな」
「そっか、お医者さんかぁ。……人生、何があるかわからないね」
いしゃ………? まって……。
「気のせいだろ! 見るなよ! 目を合わすと取り憑かれるって話だぞ」
そんなの……“えびでんす”が……ない……よたばなし……で……。
「じゃあ、せーので」
「うん」
「川に流すなんて、罰が当たるかもしんねぇけどさ」
「ま、許してくれなんて言わねぇよ。俺たちの“個人的な事情”だしなぁ」
「……」
「かもなぁ」
「だからさ」
「俺たちは……。
いや、誰もがみんな、間違ってないのさ。
きっとな」
(了)