殺してしまったら上から下まで総スカンやで。天皇自体に権威があった (古来からの儀式とかの継承者) からというのはそうだけど、洋の東西を問わず権力掌握のために主君殺すってなかなかない気が...「主君すら簡単に殺す奴が他の勢力ならもっと簡単に潰しに来る」みたいに思わるので相当な根回しが必要やと思う。
臣下に殺されたっていうので思いつくのは三国魏の高貴郷公やけど、これは高貴郷公自らが兵を率いて司馬昭を始末しに行って逆襲されて殺されたから 、後白河が直接平家にぶつかれば殺されるかも?高貴郷公の件は名ばかり皇帝に落ちぶれた東晋の皇帝がこのことを知ったときにそら(皇帝殺して皇帝になったら)そう(権威なんてなくなって名ばかりになる)よ...orz ってなってたので、主君殺すってなかなかできないんちゃうか。
あと、後白河と平家が決定的にこじれたのって鹿ケ谷の陰謀のさらに後の重盛の死後処理で後白河がやらかしたからで、その先は後白河がいようがいまいが戦乱になってたんちゃうか?源平合戦に火をつけたのは後白河じゃなくて八条院周辺だし。後白河にしても平家にしても自分ところの利益だけを場当たり的に追及するところがあって、それがgdgdの源泉だと思う。
なんで天皇がここまで尊くなったかは不明なんだけどやる夫スレでよければ やる夫が大海皇子になるそうです というのを読むといいかも。長いけど。この作者の前作が やる夫が鎌倉幕府の成立を見るそうです でちょうどこの時代やな。こっちも長いけど。
以仁王のことか?そりゃ天皇でもなければ自分で反乱起こして戦場に出ちゃったからね。後白河も後鳥羽も戦場に兵を率いて出てはいないのに注意。どちらも合戦は部下に戦わせて自分のところまで敵が来たら素直に従っている (法住寺合戦、承久の乱等)。ここで抵抗したらなにかのはずみで殺されていても不思議ではない、が天皇とはそういうものではない。また当然ながら尊さにも位があって 天皇・上皇 >> 皇太子 >> 親王 >> ただの王 で、天皇家に連なっていても親王宣下されなきゃたいしてえらくはないで。
このころの上皇とか法皇とかは事実上の最高権力者やで。平安中期は摂関家が自分の甥である天皇の後見をすることで権力を握ったが、平安後期では天皇の直系尊属である上皇、法皇が天皇家の家父長権でもって天皇の後見をすることで権力を握った。最高の権門である天皇家の家長として荘園も集積しているので財産も持っている。まあ後白河は中継ぎって見られてたから前任の白河とか鳥羽とかみたいな盤石の権力ってないけど。ついでに父の鳥羽から財産を受け継いでないし。
頼朝は蔵人を務めていた上西門院(統子内親王・後白河の姉にして准母)と母親の実家である熱田大神宮家が助命に動いて助命されたんやで。これらの貴人達の反対を押し切って殺すのは政治コストが高すぎる。そもそも平治の乱時点での清盛は財力武力はあっても正四位大宰大弐にすぎないわけで政権の中枢にいたわけでもないし、反乱鎮圧の立役者ではあっても処刑にどこまで関与できたというと疑問な気がする。平家政権ができあがるのはこのあと後白河法皇と二条天皇の間を上手に泳ぎ回った(平時の乱もその上手に泳ぎ回ったの一部だが)上で1165ごろに二条天皇と政界の大物複数名が相次いで死んだ結果なので、このときの清盛に平家政権全盛期の公卿殿上人数多という未来を言っても信じなかったんではないか?
そもそも天皇家は神道の権威だろうに、後白河法皇は何で出家してるんだろう。
昔は仏教と神道密着してたのか?神の子孫の天皇家がバンバン出家していた頃って、どんな宗教観なんだろう。
仏が神より高い位置にいたとか?
日本古来の伝統がたった150年ほどで忘れさられるとは嘆かわしい。明治政府のなんと罪深いことよ。仏教は日本に受け入れられる際に神道を取り込んでこのころには不可分になってるで。そのあたりの理屈をつけたのが本地垂迹説やな。出家すると神道の儀式を主催するのは不適切という概念はあったらしいので、神道の儀式は現役の天皇にまかせて退位したら出家して仏教の儀式に専念する、というのはありかもしれない。神道も仏教もどちらも国を護るには重要やしな。
平家物語の海外の反応で、平家はなぜ後白河法皇を殺さないのかと言うのがあり、なんで殺さんのだろうと考えた。 天皇家が神の末裔的な宗教的な権威も持つから? でも反乱を起こした...
平家はなぜ後白河法皇を殺さないのか 殺してしまったら上から下まで総スカンやで。天皇自体に権威があった (古来からの儀式とかの継承者) からというのはそうだけど、洋の東西を...
なんでのび太はジャイアンを殺さないんだ?(道具を使って誰にも知られないように・罪にならないように)とか聞かれるとうまく説明ができないのに似てるかな 治天の君、なんて...
のび太は優しい。以上!
パパ「のび太くんは優しい男の子だよ」
歴史理解という面もあると思うけど、平家物語のアニメ内で見ると、後白河法皇への「忠義」の中身、理由が十分に描かれていないってところが疑問のポイントかもね。 もちろん天皇と...
「なんで殺さんの?」 「殺すと怨霊になるから」 終了
天皇家が「武装」していなかったからだと思う。 武装していないということは軍事的脅威にならないし、その権威や威光は利用価値があると言うことだろう。 逆に言えば、皇族が武士を...
「治天の君」という概念があってな、天皇位と別に誰が真の権力者かということがあるのよ これがwikipediaの英語版の記事があればわかりやすいんだろうけどな
江戸期以前は天皇の葬儀は仏式やぞ(明治以後が違うだけ) 天皇の菩提寺もあるぞ 泉涌寺@京都
ウィキペディアを読もう!! https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E7%99%BD%E6%B2%B3%E5%A4%A9%E7%9A%87 としか言いようがない。 あまりにもいい加減なことを書いているブクマカの皆様も含めて。 俺の知...
そういわれてみると、天皇家って江戸時代より前はふつうに仏教を信仰してるな。私はそこに何の疑問も持ったことはなかった……。明治政府以降の国家神道でいうほどは宗教の中枢に...
天皇のイメージって、時代時代で塗り替えられてると思う だからこそ永く続いているとも言える 何かを代表するものだったら、その何かが終わったら終わりだからな
天皇は国家神道の神に仕立て上げられただけで本人達は教祖として何かしたわけではないわな
その文化の人たちにとっては常識になっているお話ってのはよその人から見たらよくわからんとなるものだよねと思う。 平家というとあなたこなたというイメージがあり、調整型って感...
歴史上過去に、安倍政権のようなとんでもない外道政権が存在していたら、普通に歴史なんて書き換えられていたわけで、我々が学んできた歴史はただの捏造の歴史だったのかもしれな...
権力側が書いた史料だけで判断してるわけないやろ 歴史学舐めたらあかんで
たし🦀
+🦀
アニメの底本になった古川日出男訳読んだ程度の理解だけど(以下ネタバレもくそもないけどネタバレかもしれない) 邪魔者はどんどん殺そうという感じでは意外とないんだよな。禍根...
源氏物語は平家物語よりかなり前だけどその中でも天皇や皇族がバンバン出家している 仏でない神は仏が姿を変えたもの、みたいな書き方をされている場面もある 元々原始的な神道があ...
古事記成立より仏教伝来の方が前だよな?
コレで言ったらさ、海外に道鏡のドラマ持っていったらどんな反応するんだろ? アレも割と謎の生き物でないかい? 間男なんだからサクッと殺しても問題なさそうなのにギリギリ寸前ま...
ラスプーチンという上位互換がグローバルに有名だから無問題。
天皇に対するたわごとの99%以上が明治以後の捏造である。
天皇家の墓って京都の寺にあるんだよ
単に 豊臣滅ぼした冷たい徳川は長く続いて 頼朝生かした平家が滅びた。 東の冷たさと 西の人情
歴史から教訓を得たのが家康公とも言えるのでは?吾妻鏡が愛読書だったとかいう話もあるし。
そもそも平家物語に登場する人々の感覚自体が現代人と違い過ぎて、そこから全く分かってないやろ。 「命を惜しむな、名をこそ惜しめ(自分の命よりも名誉の方を大切にせよ)」 と...
この増田の言うように私達は歴史というものを知らなさすぎるのだと思う。 色々なコメントがこの増田に対してつけられているが、 ほとんどが(理系分野でいうところの)疑似科学のよ...
簡単に言うと日本が天皇の物だから 今の政府も天皇から委任されてるだけで支配者は天皇という建て付けになってる 民主主義なのでこの辺は無くても日本は日本国民の物という論理でも...
昔は仏教と神道密着してたのか? 「神仏習合」について勉強すると良い。 神道について研究した本もたくさんあるから、それを読めばだいたい分かる。
俺もこのアニメ見て、中学生の時以来に日本史勉強し直してる(平家のところだけだけど)。 こうやって疑問を持ちながら勉強していると、歴史って暗記するものじゃなくて理解するもの...
三国志の曹操と同じじゃないの? 彼は簒奪をしなかった。 皇帝を操って影の実力者となったわけだし。 実質的には簒奪だろうけど、あくまで自分が皇帝になったわけじゃない。 実際に...
とっかかりとして、その辺を扱ってるやる夫スレとか読んでみればいいんじゃね やる夫鎌倉幕府の作者の人が書いた「やる夫が大海皇子になるようです」もオススメ もちろんあくまでフ...
海外だってそこまでバンバン殺してなくね? ナポレオンですら流罪だよ
フランス革命殺しまくりやん
それより頼朝を殺さなかったのはなんでと疑問だった。 流すにしても伊豆は近すぎだし。 殺したりする方が厄介になる(対抗勢力が勢いづく)とかだったのかな。わからない。